JPH0628339B2 - アナログ・ディジタル変換装置 - Google Patents

アナログ・ディジタル変換装置

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JPH0628339B2
JPH0628339B2 JP59035907A JP3590784A JPH0628339B2 JP H0628339 B2 JPH0628339 B2 JP H0628339B2 JP 59035907 A JP59035907 A JP 59035907A JP 3590784 A JP3590784 A JP 3590784A JP H0628339 B2 JPH0628339 B2 JP H0628339B2
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秀男 布川
悟 山口
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    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03MCODING; DECODING; CODE CONVERSION IN GENERAL
    • H03M1/00Analogue/digital conversion; Digital/analogue conversion
    • H03M1/02Reversible analogue/digital converters

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Analogue/Digital Conversion (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 本発明はアナログ入力信号をディジタル信号に変換する
ことが可能であると共にディジタル信号を変換してアナ
ログ信号として出力することが可能なDA変換モードを有
するアナログ・ディジタル変換装置に関する。
〔技術の背景〕
アナログ入力信号を対応するディジタル信号に変換する
アナログ・ディジタル(A/D)変換装置、およびディ
ジタル信号を対応するアナログ信号として出力するディ
ジタル・アナログ(D/A)変換装置は共に種々の形式
のものが知られている。これは、独立した装置として、
A/D変換装置若しくはD/A変換装置、または両者を
適宜、例えば電子計算機システムに設けて用いている。
A/D変換装置またはD/A変換装置を独立に設置する
のは、A/D変換装置とD/A変換装置とを独立に作動
させたい場合が多いこと、使用目的が異なるものを一体
化するという設計が従来採られていなかったこと、装置
構成が複雑になる等の要因に基づくものと推察され、A
/D変換機能とD/A変換機能を有する変換装置はこれ
まで無い。
ところが、システムによっては、A/D変換機能とD/
A変換機能のいずれも必要であるが、独立に動作させる
必然性に乏しく、例えば応答性がさ程要求されないよう
な場合、且つ、A/D変換装置とD/A変換装置の両者
を設けずによりシステムを小形、簡素化、ひいては安価
にしたい場合が多い。例えば比較的小規模なシステム、
例えばマイクロコンピュータ応用システム、或いは、後
述するA/D変換装置の精度等を簡便に試験する場合等
にA/D変換機能とD/A変換機能の両者を兼ね具えた
装置が要望されている。
〔発明の目的〕
本発明は、比較的簡単な回路構成および制御手法によ
り、アナログ信号をディジタル信号に変換し得ると共に
ディジタル信号をアナログ信号に変換し得るようにした
アナログ・ディジタル変換装置を提供することを目的と
する。
〔発明の構成〕
本発明の第1の形態においては、アナログ入力端子1
と、ディジタル・アナログ変換器7と、前記ディジタル
・アナログ変換器7の出力電圧と前記アナログ入力端子
1からのアナログ入力電圧とを比較する、静電容量51と
インバータ回路52の直列回路を含む比較部51〜53と、前
記インバータ回路の出力に接続され、前記比較部51〜53
の出力に応答して前記ディジタル・アナログ変換器に与
えるディジタル値を変化させる手段6と、外部から前記
ディジタル・アナログ変換器に対してディジタル値を入
力する入力手段12と、第1および第2のタイミングパル
スを交互に発生するタイミング発生器9′と、前記比較
部51〜53の入力端と前記ディジタル・アナログ変換器7
からの出力との接続点と、前記アナログ入力端子1との
間に接続され、アナログ・ディジタル変換時およびディ
ジタル・アナログ変換時または試験時に前記第1のタイ
ミングパルスに応答してオンし、アナログ・ディジタル
変換時には前記アナログ入力端子1からのアナログ入力
電圧を前記比較部51〜53へ供給し、ディジタル・アナロ
グ変換時または試験時には前記ディジタル・アナログ変
換器7の出力を前記アナログ入力端子1へ供給する第1
のスイッチ手段3と、前記タイミング発生器9′に接続
され第1または第2のタイミングパルスを選択する第3
のスイッチ手段11と、前記比較部51〜53の入力端と前記
ディジタル・アナログ変換器7の出力端の間に接続さ
れ、アナログ・ディジタル変換時には前記第1のスイッ
チ手段3がオフしている期間に前記第2のタイミングパ
ルスに応答してオンし、ディジタル・アナログ変換時ま
たは試験時には前記第1のタイミグパルスに応答してオ
ンするように、前記第3のスイッチ手段11により制御さ
れる第2のスイッチ手段4と、前記インバータ回路52の
入力端と出力端との間に並列に接続され、アナログ・デ
ィジタル変換時およびディジタル・アナログ変換時また
は試験時に前記第1のタイミングパルスに応答してオン
する前記比較部51〜53内に設けられた第4のスイッチ手
段53と、前記手段6の出力を受けアナログ・ディジタル
変換時、変換されたディジタル値を出力する出力ゲート
10とを具備することを特徴とするアナログ・ディジタル
変換装置が提供される。
本発明の第2の形態においては、アナログ入力端子1
と、ディジタル・アナログ変換器7と、前記アナログ入
力端子1からのアナログ入力電圧を保持するサンプルホ
ルダ8と、前記サンプルホルダ8の出力と前記ディジタ
ル・アナログ変換器7の出力を比較する比較器5と、前
記比較器5の出力に応答して前記ディジタル・アナログ
変換器7に与えるディジタル値を変化させる手段6と、
外部から前記ディジタル・アナログ変換器7に対してデ
ィジタル値を入力する入力手段12′と、第1および第2
のタイミングパルスを交互に発生するタイミング発生器
9′と、前記サンプルホルダ8の入力端と前記アナログ
入力端子1との間に接続され、アナログ・ディジタル変
換時およびディジタル・アナログ変換時または試験時に
は前記第1のタイミングパルスに応答してオンし、アナ
ログ・ディジタル変換時には前記アナログ入力端子1か
らのアナログ入力電圧を前記サンプルホルダ8へ供給
し、ディジタル・アナログ変換時または試験時には前記
ディジタル・アナログ変換器7の出力を前記アナログ入
力端子1へ供給する第1のスイッチ手段3と、前記タイ
ンミング発生器9′に接続され前記第1または第2のタ
イミングパルスを選択する第3のスイッチ手段11と、前
記比較器5の一方の入力端子と前記ディジタル・アナロ
グ変換器7の出力端の間に接続され、アナログ・ディジ
タル変換時には前記第1のスイッチ手段3がオフしてい
る期間に前記第2のタインミングパルスに応答してオン
し、ディジタル・アナログ変換時または試験時には前記
第1のタイミングパルスに応答してオンするように前記
第3のスイッチ手段11により制御される第2のスイッチ
手段4と、前記サンプルホルダ8の入力端と前記比較器
5の一方の入力端子との間に接続され、アナログ・ディ
ジタル変換時には開放され、ディジタル・アナログ変換
時または試験時に前記第1のタイミングパルスに応答し
てオンする、第5のスイッチ手段14により制御される第
4のスイッチ手段13と、前記手段6の出力を受けアナロ
グ・ディジタル変換時、変換されたディジタル値を出力
する出力ゲート10とを具備することを特徴とするアナロ
グ・ディジタル変換装置が提供される。
〔発明の実施例〕
以下本発明の実施例を述べるに際して、本発明のアナロ
グ・ディジタル変換装置がいかに容易に実現されるかを
明瞭にするために、従来の一例として逐次変換形のA/
D変換装置について述べる。
第1図に従来の逐次変換形A/D変換装置の回路図を示
す。第1図のA/D変換装置はアナログ入力信号が入力
される端子1,1′,…,1、アナログ入力信号の任
意の1つを選択するマルチプレクサ2、コンパレータ
5、レジスタ6およびD/Aコンバータ7を具備してい
る。またA/D変換装置は、タイミング信号発生器9お
よびA/D変換された結果を出力する出力ゲート回路10
を具備している。コンパレータ5はMOS トランジスタ
3,4、キャパシタ51、インバータ52及びMOS トランジ
スタ53が図示の如く接続されて構成されている。
第1図の図示のA/D変換装置の動作について下記に述
べる。マルチプレクサ2を介して端子1のアナログ入力
が選択されると、第2図(b)に図示の如く、タイミン
グ発生器9からの制御パルスφにより第1のスイッチ
ング素子3がターンオンされ、コンパレータ5の一方の
端子に印加される。このサンプルホールド期間T
後、タイミング発生器9から第2図(c)に図示のタイ
ミングで制御パルスφが第2のスイッチング素子4に
印加され第2のスイッチング素子4が比較期間T(第
2図(a))の間ターンオンされD/Aコンバータの出
力と入力と1回の比較動作が行われる。
レジスタ6には、D/Aから の電圧が出力されるようなディジタル値がセットされ
る。
コンパレータ5は上述のサンプルホールド値と、D/A
コンバータ7からの出力の大小比較を行う。レジスタ6
内のディジタル値は、コンパレータ5の出力に応じてMS
B からLSB へ1ビットづつ変えられ、そのたび比較動作
がなされる。このような比較が反覆され、そしてD/A
出力とアナログ入力が最も近くなった時点で、上記アナ
ログ入力信号に応じたディジタル値がレジスタ6から出
力ゲート回路10にタイミング発生器9からの所定タイミ
ング信号に応答して転送され、A/D変換された結果が
得られる。
ここで、上述のようにφとφを同一のタイミングと
しないのは、スイッチング素子3,4が同タイミングで
オンされると、D/Aコンバータ7の出力が入力端子1
へ出力されてしまうからである。
次に本発明の一実施例のアナログ・ディジタル(A/
D)変換装置について第3図を参照して述べる。
第3図の図示の変換装置は、上述した第1図の図示のA
/D変換装置に対し、変換モード切換手段としてのスイ
ッチ11(第3のスイッチ手段)およびレジスタ6を介し
てD/Aコンバータ7に所定の値を設定する設定器12が
付加されている。
第3図の図示の変換装置の動作を説明する。
先ずA/D変換装置として使用する場合は、図示しない
制御回路からの信号によりスイッチ11を第3図に図示の
実線の位置にしておく。これによりトランジスタ3のゲ
ートには第2図(b)に図示のφ(第1のタイミング
パルス)、トランジスタ4のゲートには第2図(c)に
図示のφ(第2のタイミングパルス)が印加されるか
ら、第1図に図示の場合と同様にA/D変換される。
次にD/A変換装置として使用する場合について述べ
る。先ず出力したいアナログ出力に相当するディジタル
値を設定器12に設定する。設定器12に設定された値はレ
ジスタ6を介してD/Aコンバータ7に印加され、例え
ばR−2Rラダー回路構成となっているD/Aコンバー
タ7の所望の抵抗を選択しD/Aコンバータ7から対応
するアナログ出力が出力される。
一方、マルチプレクサ2は要求された出力端子の1つ、
例えば1′を選択する。次いで、スイッチ11が第3図の
破線の位置に切換えられる。クロックφがトランジス
タ3及び4のゲートに同時に印加されると、トランジス
タ3,4がオンになり、D/Aコンバータ7の上記アナ
ログ出力がトランジスタ4,3、マルチプレクサ2を介
して端子1′に出力される。比較器5′はその比較部と
してキャパシタ51、インバータ52、MOS トランジスタ53
(第4のスイッチ手段)を具備する。
D/Aコンバータ7は、2進の設定値に対して抵抗が選
択されて選択された抵抗に相当する電圧を出力するにす
ぎないからこの動作は迅速であり、第2図に図示のφ
がオンである時間で充分である。従って、第2図に図示
の比較のための期間Tは必要としない。アナログ出力
を所定の期間継続して出力しておきたい場合は、期間T
を長くとればよい。
この出力は、外部の制御用信号として用いることができ
る。また、一般にA/D変換装置の精度を左右する要素
としてはD/Aコンバータの精度に依存することが多い
から、この出力を測定してA/D変換装置の精度評価に
用いることができる。
この実施例におけるA/D変換装置の精度の評価につい
て補足して説明する。まず、精度の重要なきめてとなる
D/Aコンバータ7の出力をA/D変換装置の外部で直
接観測できるように取り出す。このため、入力手段(設
定器)12で値を設定しておき、D/Aコンバータ7から
の出力がスイッチ4を通り、さらにスイッチ3を通っ
て、マルチプレクサによって選択されたアナログ端子
1,1′,…,1に出力される。スイッチ3とスイッ
チ4の制御信号が第2図のタイミングのままだと同時に
はオンしないので、スイッチ4の制御信号をφに切り
換えて、スイッチ3と同時にオンさせる期間(φが高
レベル期間)を設ける。φが高レベルの期間、D/A
コンバータ7の出力が外部に出力される。
尚、端子1,1′,…,1はいずれをアナログ入力用
又はアナログ出力用としても良い。
次に本発明の他の実施例としてのアナログ・ディジタル
変換装置について第4図を参照して述べる。
第4図に図示の変換装置は、上述した第1図に図示のA
/D変換装置に対し、オペレーショナルアンプ5および
サンプルホルダ8を設け、変換形態切換手段としてスイ
ッチ11(第3のスイッチ手段)、14(第5のスイッチ手
段)及びスイッチング素子13(第4のスイッチ手段)を
設け、さらにD/Aコンバータ7に所定の値を設定する
設定器12′、および出力端子1′を設けている。この実
施例では、設定器12′をレジスタ6を介さずに直接D/
Aコンバータに接続させている。
第4図に図示の変換装置の動作を説明する。
先ずA/D変換装置として使用する場合は、A/D変換
モードとして、スイッチ11を第4図に図示の実線の位置
にし、スイッチ14は開としておく。またディジタル設定
器12′の出力は零として、前述のレジスタ6からの信号
がD/Aコンバータ7に印加されるようにしておく。こ
の状態において、マルチプレクサ2により端子1に印加
されたアナログ入力を選択すれば、前述の制御信号
φ,φ(第2図(a),(b))の動作に応じて前
述の如くアナログ入力信号に応じたディジタル信号が得
られる。スイッチング素子13はオフ状態とされているか
ら、D/Aコンバータ7の出力がサンプルホールド値に
影響を与えることはない。
次にD/A変換装置として使用する場合について述べ
る。D/A変換モードにおいては、スイッチ11を破線の
状態とし、スイッチ14を閉じる。スイッチング素子3,
4,13に同じ制御信号φが印加され、この制御信号φ
のタイミングに同期してスイッチング素子3,4,13
がターンオンされる。この場合、マルチプレクサ2は出
力端子1′を選択しておく。これにより、D/Aコンバ
ータ7の出力がスイッチング素子4,13,3、マルチプ
レクサ2を介して出力端子1′に出力される経路が形成
される。この状態において、出力しようとする値を設定
器12′に設定し、設定値に相当するアナログ信号がD/
Aコンバータ7から出力され、出力端子1′に出力され
る。
すなわち、D/Aコンバータ7の出力を外部に出すため
に、スイッチ4、スイッチ13、スイッチ3、マルチプレ
クサ、アナログ端子を経路を設ける。そのためにはスイ
ッチ4,13,3を同時にオンさせる必要があるので、ス
イッチ3の制御信号はφのままとし、スイッチ13の制
御信号をφに接続し、スイッチ4の制御信号を破線側
のφに切り換える。これにより、スイッチ4,13,3
は全て同じ信号で制御されるのでφが高レベルの期間
に同時にオンし、D/Aコンバータ7の出力が外部に出
力される。
このように第4図の変換装置がA/D、またはD/Aの
いずれにも使用可能であり、D/A変換器として用いた
場合、制御出力に用いることが可能であるのは、第3図
に図示の変換装置と同様である。
上述の装置の他の用途を下記に述べる。これは、主とし
てA/D変換装置としての試験または評価を簡便にする
ためD/Aモードを有したA/D変換装置とも称せられ
るものである。
A/D変換装置として作動させる場合は、前述の通りで
あるから説明を省略する。
次にA/D変換装置としての試験または評価を行う場合
について述べる。この場合、端子1には入力信号は印加
されないものとし、スイッチ11を破線の位置にする。
評価すべき設定値を設定器12から設定しD/Aコンバー
タ7に与えると、設定値に相当するアナログ出力が得ら
れるが、この信号が制御信号φのタイミングでスイッ
チング素子4,13を介してサンプルホルダ8でサンプル
ホールドされる。
次いでスイッチ11を実線の位置に戻す。これによりA/
D変換モードで作動し、D/Aコンバータ7にクロック
パルスを与え、上記サンプルホールド値に対し一致する
ディジタル値をレジスタ6に得る。
上記説明を補足する。まず入力手段(設定器)12′でD
/Aコンバータ7にディジタル値を設定する。するとD
/Aコンバータ7から電圧が出力されるので、それをス
イッチ4、スイッチ13の経路でサンプルホルダ8に値を
記憶させる。そのためにスイッチ11を破線側のφに切
り換え、且つスイッチ14をオンさせる。するとφが高
レベルの期間にD/Aコンバータ7からの電圧がサンプ
ルホルダ8に記憶される。同時にスイッチ3もオンし、
アナログ端子1,1′,…,1を開放にしておく。次
にスイッチ14はオフさせ、スイッチ11は実線側のφ
切り換えて、サンプルホルダ8で記憶した電圧をもとに
比較動作を開始する。これ以降の動作は通常のA/D変
換の動作と同様である。
以上のように行えば、D/Aコンバータ7からはサンプ
ルホールドされた同じ条件で一定の出力がコンパレータ
5に与えられるから、コンパレータ5、レジスタ6の系
統の試験又は評価を簡便に行うことができる。
この試験又は評価は第3図に図示の変換装置においても
前述したものと同様である。
第3図及び第4図に図示の変換装置において、出力端子
1′には短時間のみアナログ出力が出力されるので、信
号を維持させる必要がある場合は、例えば積分器を外部
に設ける等の対策が望ましい。この観点からは、D/A
変換装置として用いる場合は、動作が迅速であるから、
絶対量として出力するよりもむしろ正負のインクリメン
タルな出力の形態で出力するのが望ましい。
利用上の注意についても付言したが、以上の如く、第3
図および第4図の装置はA/D変換、D/A変換のいず
れにも使用することができる。
以上の実施例においては逐次比較形のA/D変換装置を
利用したA/D,D/A相互変換装置について述べた
が、D/Aコンバータを内蔵する他のA/D変換装置、
例えばカウンタ形A/D変換装置についても上記同様、
比較的容易、且つ簡潔な回路で、A/D変換装置を、相
互変換装置にすることが可能となる。
〔発明の効果〕
以上に述べたように本発明によれば、D/Aコンバータ
を内蔵するA/D変換装置に若干の回路素子を付加し動
作形態を若干変更するのみで、アナログ入力信号をディ
ジタル信号に変換し得ると共に、ディジタル信号を変換
して相当するアナログ出力信号を出力することができ
る。
また本発明によれば、当該装置の試験を簡潔かつ短時間
で行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はD/Aコンバータを内蔵するA/D変換装置の
回路図、 第2図は第1図装置のA/D変換動作を説明するタイミ
ング図、 第3図は本発明の実施例としてのアナログ・ディジタル
変換装置の回路図、第4図は本発明の他の実施例として
のアナログ・ディジタル変換装置の回路図、である。 (符号の説明) 1……端子、2……マルチプレクサ、 3,4……スイッチング素子、 5……コンパレータ、6……レジスタ、 7……D/Aコンバータ、 8……サンプルホルダ、 9,9′……タイミング発生器、 10……出力ゲート、11……スイッチ、 12,12′……設定器、13……スイッチング素子、 14……スイッチ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 高橋 仁 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内 (56)参考文献 特開 昭57−65923(JP,A) 特開 昭54−151367(JP,A) 特開 昭58−205332(JP,A)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】アナログ入力端子(1)と、 ディジタル・アナログ変換器(7)と、 前記ディジタル・アナログ変換器(7)の出力電圧と前
    記アナログ入力端子(1)からのアナログ入力電圧とを
    比較する、静電容量(51)とインバータ回路(52)の直
    列回路を含む比較部(51〜53)と、 前記インバータ回路の出力に接続され、前記比較部(51
    〜53)の出力に応答して前記ディジタル・アナログ変換
    器に与えるディジタル値を変化させる手段(6)と、 外部から前記ディジタル・アナログ変換器に対してディ
    ジタル値を入力する入力手段(12)と、 第1および第2のタイミングパルスを交互に発生するタ
    イミング発生器(9′)と、 前記比較部(51〜53)の入力端と前記ディジタル・アナ
    ログ変換器(7)からの出力との接続点と、前記アナロ
    グ入力端子(1)との間に接続され、アナログ・ディジ
    タル変換時およびディジタル・アナログ変換時または試
    験時に前記第1のタイミングパルスに応答してオンし、
    アナログ・ディジタル変換時には前記アナログ入力端子
    (1)からのアナログ入力電圧を前記比較部(51〜53)
    へ供給し、ディジタル・アナログ変換時または試験時に
    は前記ディジタル・アナログ変換器(7)の出力を前記
    アナログ入力端子(1)へ供給する第1のスイッチ手段
    (3)と、 前記タイミング発生器(9′)に接続され第1または第
    2のタイミングパルスを選択する第3のスイッチ手段
    (11)と、 前記比較部(51〜53)の入力端と前記ディジタル・アナ
    ログ変換器(7)の出力端の間に接続され、アナログ・
    ディジタル変換時には前記第1のスイッチ手段(3)が
    オフしている期間に前記第2のタイミングパルスに応答
    してオンし、ディジタル・アナログ変換時または試験時
    には前記第1のタイミングパルスに応答してオンするよ
    うに、前記第3のスイッチ手段(11)により制御される
    第2のスイッチ手段(4)と、 前記インバータ回路(52)の入力端と出力端との間に並
    列に接続され、アナログ・ディジタル変換時およびディ
    ジタル・アナログ変換時または試験時に前記第1のタイ
    ミングパルスに応答してオンする前記比較部(51〜53)
    内に設けられた第4のスイッチ手段(53)と、 前記手段(6)の出力を受けアナログ・ディジタル変換
    時、変換されたディジタル値を出力する出力ゲート(1
    0)とを具備することを特徴とするアナログ・ディジタ
    ル変換装置。
  2. 【請求項2】アナログ入力端子(1)と、 ディジタル・アナログ変換器(7)と、 前記アナログ入力端子(1)からのアナログ入力電圧を
    保持するサンプルホルダ(8)と、 前記サンプルホルダ(8)の出力と前記ディジタル・ア
    ナログ変換器(7)の出力を比較する比較器(5)と、 前記比較器(5)の出力に応答して前記ディジタル・ア
    ナログ変換器(7)に与えるディジタル値を変化させる
    手段(6)と、 外部から前記ディジタル・アナログ変換器(7)に対し
    てディジタル値を入力する入力手段(12′)と、 第1および第2のタイミングパルスを交互に発生するタ
    イミング発生器(9′)と、 前記サンプルホルダ(8)の入力端と前記アナログ入力
    端子(1)との間に接続され、アナログ・ディジタル変
    換時およびディジタル・アナログ変換時または試験時に
    は前記第1のタイミングパルスに応答してオンし、アナ
    ログ・ディジタル変換時には前記アナログ入力端子
    (1)からのアナログ入力電圧を前記サンプルホルダ
    (8)へ供給し、ディジタル・アナログ変換時または試
    験時には前記ディジタル・アナログ変換器(7)の出力
    を前記アナログ入力端子(1)へ供給する第1のスイッ
    チ手段(3)と、 前記タイミング発生器(9′)に接続され前記第1また
    は第2のタイミングパルスを選択する第3のスイッチ手
    段(11)と、 前記比較器(5)の一方の入力端子と前記ディジタル・
    アナログ変換器(7)の出力端の間に接続され、アナロ
    グ・ディジタル変換時には前記第1のスイッチ手段
    (3)がオフしている期間に前記第2のタイミングパル
    スに応答してオンし、ディジタル・アナログ変換時また
    は試験時には前記第1のタイミングパルスに応答してオ
    ンするように前記第3のスイッチ手段(11)により制御
    される第2のスイッチ手段(4)と、 前記サンプルホルダ(8)の入力端と前記比較器(5)
    の一方の入力端子との間に接続され、アナログ・ディジ
    タル変換時には開放され、ディジタル・アナログ変換時
    または試験時に前記第1のタイミングパルスに応答して
    オンする、第5のスイッチ手段(14)により制御される
    第4のスイッチ手段(13)と、 前記手段(6)の出力を受けアナログ・ディジタル変換
    時、変換されたディジタル値を出力する出力ゲート(1
    0)とを具備することを特徴とするアナログ・ディジタ
    ル変換装置。
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