JPH0628335B2 - 駆動回路 - Google Patents

駆動回路

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JPH0628335B2
JPH0628335B2 JP27676284A JP27676284A JPH0628335B2 JP H0628335 B2 JPH0628335 B2 JP H0628335B2 JP 27676284 A JP27676284 A JP 27676284A JP 27676284 A JP27676284 A JP 27676284A JP H0628335 B2 JPH0628335 B2 JP H0628335B2
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秋雄 河添
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    • H03K17/51Electronic switching or gating, i.e. not by contact-making and –breaking characterised by the components used
    • H03K17/56Electronic switching or gating, i.e. not by contact-making and –breaking characterised by the components used by the use, as active elements, of semiconductor devices
    • H03K17/567Circuits characterised by the use of more than one type of semiconductor device, e.g. BIMOS, composite devices such as IGBT
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01DMEASURING NOT SPECIALLY ADAPTED FOR A SPECIFIC VARIABLE; ARRANGEMENTS FOR MEASURING TWO OR MORE VARIABLES NOT COVERED IN A SINGLE OTHER SUBCLASS; TARIFF METERING APPARATUS; MEASURING OR TESTING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G01D15/00Component parts of recorders for measuring arrangements not specially adapted for a specific variable
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、入力段にCMOSインバータを用い、出力段
にバイポーラトランジスタからなるダーリントン回路を
用いたモノリシック集積回路で構成される駆動回路に関
するものである。
(従来の技術) 従来、このような分野の技術としては、例えば第2図に
示されるようなものがあった。以下、その構成を図を用
いて説明する。
第2図は、プリンタのサーマルヘッド等を駆動するため
の従来の駆動回路の回路図である。
この駆動回路は、入力段のCMOSインバータ1と出力
段のダーリントン回路2とを備え、モノリシック集積回
路で構成されている。
CMOSインバータ1は、ソースに電源+Vが供給され
るPチャネルMOSFET(以下、PFETという)3
と、ソースが接地されたNチャネルMOSFET(以
下、NFETという)4とにより構成され、これらPF
ET3及びNFET4のゲートには入力端子5から入力
信号VIN が与えられる。PFET3及びNFET4のド
レインは共通接続され、駆動電流制限用の電流制限抵抗
R1を介してダーリントン回路2の入力側に接続されて
いる。
ダーリントン回路2は、複数段のバイポーラトランジス
タ、例えば、ベースが電流制限抵抗R1を介してCMO
Sインバータ1の出力側に接続された初段のNPNバイ
ポーラトランジスタ(以下、初段トランジスタという)
6と、ベースが初段トランジスタ6のエミッタに接続さ
れたNPNバイポーラトランジスタ(以下、次段トラン
ジスタという)7とにより構成され、駆動出力信号VOUT
は次段トランジスタ7のコレクタに接続された出力端子
8から取出される。そして、次段トランジスタ6のベー
ス、初段用のプルダウン抵抗R2を介して接地され、次
段トランジスタ7のベースが、次段用のプルダウン抵抗
R3を介して接地されている。次段トランジスタ7のエ
ミッタは、直接接地されている。
次に、第2図に示す回路の構成要素の機能を説明する。
ダーリントン回路2は、出力端子8に接続されるサーマ
ルヘッド等の負荷を直接駆動するための回路である。電
流制限抵抗R1はCMOSインバータ1の出力が“H”
レベルの時、すなわち駆動回路がオン状態の時にPFE
T3から初段トランジスタ6へのベース電流を制御する
ためのものである。
プルダウン抵抗R2,R3はCMOSインバータ1の出
力が“L”レベルの時、すなわち駆動回路がオフ状態の
時に、ダーリントン回路2を構成するトランジスタ6,
7のベースがそれぞれ高インピーダンスになるのを防止
して、所定のインピーダンスを保つためのものである。
特に、抵抗R2は、次のような理由で設けられている。
トランジスタのベースに抵抗を接続することによって、
抵抗を接続していないときよりも、コレクタ・エミッタ
間耐圧を向上させることができる(ここで、耐圧とは、
トランジスタのオフ時において、どれくらいの電圧まで
コレクタ・エミッタ間に電流を流さずにいられるかを示
すものである)。抵抗R2およびR3は、そのために設
けられた抵抗である。
しかし、第2図の場合、トランジスタ6のベースは、抵
抗R1およびCMOSインバータ1のトランジスタ4を
介して接地されるので、抵抗R2を接続することによる
効果は余り大きなものではない。第2図の場合、問題と
なるのはトランジスタ7のベースが開放状態になること
である。したがって、トランジスタ7のベースには、抵
抗R3が接続され、該トランジスタ7のコレクタ・エミ
ッタ間耐圧を向上させている。
すなわち、従来の回路では、オフ時のノイズマージンの
向上とトランジスタ6,7の耐圧特性(例えば、外部ノ
イズの混入によるトランジスタ6,7の破壊耐圧)をB
CEO ではなくBVCER とし、これによって駆動耐圧を
向上させることと、ダーリントン回路2のオフ時の動作
のスピードアップを図るために設けた抵抗である。ここ
でBVCEO は、エミッタ接地におけるベースを開放した
ときのコレクタ・エミッタ間降服電圧であり、コレクタ
・エミッタ間の耐圧を示すものである。BVCER は、エ
ミッタ接地におけるベースに抵抗を接続したときのコレ
クタ・エミッタ間降服電圧であり、コレクタ・エミッタ
間の耐圧を示すものである。従って、プルダウン抵抗R
2,R3の抵抗値が小さければ小さい程、オフ時のノイ
ズマージンは向上し、駆動耐圧は改善され、オフ時のス
ピードアップが図れる。しかしながら、抵抗値を小さく
すると駆動時に大きな電流がプルダウン抵抗R2,R3
を介してアースに流れ、無効電流が多くなる。ここで無
効電流とは、駆動回路の駆動に寄与しない無駄な電流を
いう。
次に、上記構成の回路の動作を第3図を参照して説明す
る。
第3図は、第2図に示す回路の各部の信号波形図で、入
力信号VIN のレベルが“H”→“L”→“H”と変化し
た場合を示している。
第2図の回路において、入力端子5に与える入力信号VI
N が“H”レベルの時は、CMOSインバータ1の出力
は“L”レベルになり、従って初段及び次段トランジス
タ6,7のベースは共にOVとなる。その結果、ダーリ
ントン回路2はオフ状態であるため、出力端子8から取
出される駆動信号VOUTもオフ状態になる。
入力信号VIN が“H”レベルから“L”レベルになる
と、それに応じてCMOSインバータ1の出力は“L”
レベルから“H”レベルになる。このため、初段トラン
ジスタ6のベースには電流制限抵抗R1を介して正電位
が印加され、該トランジスタ6がオン状態になる。トラ
ンジスタ7のベース・エミッタ間電圧をVBE、トラジス
タ6のコレタ・エミッタ間電圧をVCE(SAT) とすると、
接地からみた出力端子VOUTの電位は、VBE±V
CE(SAT) になる。こうして次段トランジスタ7のベース
にはベース電流が供給されてオン状態になり、出力端子
8から取出される駆動信号VOUTがオン状態になる。
入力信号VIN が“L”レベルから“H”レベルに戻る
と、回路の状態は最初に説明した状態に復帰し、駆動信
号VOUTはオフ状態になる。
(発明が解決しようとする問題点) しかしながら、上記構成の回路では、前述のようにオン
時においてプルダウン抵抗R2,R3を介して無効電流
が流れる。特に、入力信号VIN が“H”レベルから
“L”レベルへ立ち下がる際、つまり駆動回路がオン状
態になる初期段階において、多くの無効電流が流れる。
そのため、例えばこの駆動回路をサーマルヘッドの駆動
に用いる場合には、ドット密度ミリ8ドットでB4版の
プリントでは1ヘッドあたり2048個の駆動回路が必
要になり、従って1ヘッドの無効電流も2048倍にな
り、ヘッドの低消費電力化が図れない。
そこで、無効電流を少なくするために、プルダウン抵抗
R2,R3の抵抗値を大きくすると、前述の理由からダ
ーリントン回路2を構成するトランジスタ6,7の耐圧
BVCER 特性を低下させ、駆動回路の駆動耐圧を低下さ
せてしまうという問題点があった。
本発明は、前記従来技術が持っていた問題点として、プ
ルダウン抵抗の抵抗値を小さくすると、特に駆動回路が
オン状態になる初期段階における無効電流が増加し、逆
に抵抗値を大きくすると、ダーリントン回路のトランジ
スタ耐圧を低下させてしまうという点について解決し、
低消費電力化と駆動耐圧の向上を実現できる駆動回路を
提供するものである。
(問題点を解決するための手段) 本発明は、前記問題点を解決するために、入力信号が与
えられる入力端子と、前記入力端子に接続され前記入力
信号を反転して出力するCMOSインバータと、ダーリ
ントン接続された複数段のバイポーラトランジスタを有
し、初段のバイポーラトランジスタのベースが前記CM
OSインバータの出力側に接続されたダーリントン回路
と、前記ダーリントン回路中の次段のバイポーラトラン
ジスタのコレクタまたはエミッタに接続され駆動信号を
出力する出力端子とを備え、モノリシック集積回路で構
成された駆動回路において、MOSFETを設けてい
る。
このMOSFETは、ゲートが前記入力端子に接続さ
れ、ドレインまたはソースのいずれか一方が前記ダーリ
ントン回路中の次段のバイポーラトランジスタのベース
に接続され、該ドレインまたはソースのいずれか他方が
接地されている。そして、前記次段のバイポーラトラン
ジスタのオフ状態時に該バイポーラトランジスタのベー
スを接地する構成にしている。
(作用) 本発明によれば、以上のように駆動回路を構成したの
で、例えば、入力信号が“H”レベルの時には、CMO
Sインバータ及びオン状態のMOSFETによってダー
リントン回路中の全てのバイポーラトランジスタのベー
スが接地される。そのため、外部ノイズが混入しても、
バイポーラトランジスタにおけるPN接合の破壊を防止
でき、該バイポーラトランジスタの耐圧が向上する。
この理由を、後述する実施例の第1図を例にとり、説明
する。
第1図の場合、トランジスタ6のベースは、低インピー
ダンスに接続される(CMOSインバータ1のNFET
4を介して接地される)ので、外部ノイズの混入の問題
はトランジスタ6に関してはあまりない。問題となるの
は、トランジスタ7である。
第1図の駆動回路は、例えば、サーマルヘッドを駆動す
るために並列に複数個(例えば、2048個)設けられ
る。その場合、駆動回路は隣合っているため、クロスト
ークを起こし、オフしているトランジスタ7のベースへ
ノイズが混入してしまう場合がある。第1図の回路で
は、かりに駆動回路のオフ時にクロストークによってノ
イズが混入したとしても、トランジスタ6のベース、お
よびトランジスタ7のベースはともに低インピーダンス
に接続される(NFET4および9を介して接地され
る)ため、トランジスタのBVCER 特性を低下させるこ
とがない。つまり耐圧を低下させることがない。
また、前記バイポーラトランジスタの耐圧とは、トラン
ジスタのオフ時において、コレクタ・エミッタ間に流れ
る電流を0に維持したまま、コレクタにどれだけ電圧を
与えられるかを示すものである。すなわち、耐圧が例え
ば20Vということは、トランジスタのオフ時において
出力端子VOUTに20V程度の電圧が与えられていて
も、コレクタ・エミッタ間に電流が流れないということ
である。
本発明の駆動回路では、入力信号が“H”レベルから
“L”レベルへ立ち下がると、まず、MOSFETがオ
フ状態となってダーリントン回路中の次段のバイポーラ
トランジスタのベースに、等価的に高抵抗が接続され、
その後、CMOSインバータの“H”レベル出力によっ
て該駆動回路がオン状態となり、駆動信号が出力端子か
ら出力される。そのため、駆動回路のオン状態の時、特
にその初期段階において発生する無効電流の低減化が図
れる。従って、前記問題点を除去できるのである。
(実施例) 第1図は、本発明の一実施例を示す駆動回路の回路図で
あり、従来の第2図中の要素と共通の要素には共通の符
号が付されている。
この駆動回路が第2図のものと異なる点は、次の通りで
ある。すなわち、CMOSインバータ1を構成するPF
ET3のドレインとこのCMOSインバータ1の出力側
の間には電流制限用の抵抗R4が接続されていること
と、CMOSインバータ1の出力側とダーリントン回路
2の入力側すなわち初段トランジスタ6のベースが抵抗
等を介さないで直接に接続されていることである。さら
に、初段トランジスタ6のエミッタとアース間にスイッ
チ手段であるNFET9が接続されていることと、初段
トランジスタ6にはプルダウン抵抗が接続されていない
ことである。ここで、NFET9のゲートには駆動回路
への入力信号VIN 、すなわちCMOSインバータ1への
入力が与えられている。
次に、第1図に示す回路の主要な構成要素の機能につい
て説明する。
CMOSインバータ1を構成するPFET3は、入力信
号VIN が“L”レベルの時に制限抵抗R4を介してガー
リントン回路2の初段トランジスタ6のベース電流を供
給するためのもので、制限抵抗R4はこのベース電流を
所定値に制限するためのものである。また、NFET4
は、入力信号VIN が“H”レベルの時にダーリントン回
路2に対して“L”レベルを出力し、これによって初段
トランジスタ6のベース電圧を低いインピーダンスで接
地レベルに落し、ダーリントン回路2をオフさせる。ダ
ーリントン回路2は出力端子8に接続された負荷を直接
に駆動させるためのものである。スイッチ手段としての
NFET9は、入力端子5への入力信号VIN が“H”レ
ベルの時にオン状態になり、これによってダーリントン
回路2中の次段のトランジスタ7のベース電位を接地レ
ベルに落す。そして、入力端子5への入力信号VIN が
“L”レベルの時にオフ状態になる。
次に、第1図の回路についての動作を、第4図を参照し
て説明する。
第4図は、第1図に示す回路の各部の信号波形図で、第
3図と同様に入力信号VIN のレベルが“H”→“L”→
“H”と変化した場合を示している。
第1図の回路において、入力端子5に与えられる入力信
号VIN が“H”レベルの時は、CMOSインバータ1の
出力は“L”レベルになり、かつスイッチ手段としての
NFET9がオンし、ダーリントン回路2の次段トラン
ジスタ7のベースが接地レベルになり、駆動回路がオフ
動作する。
次に、入力信号VIN が“H”レベルから“L”レベルに
立ち下がると、まず、NFETがオフし、等価的に次段
トランジスタ7のベースに高抵抗が接続され、その後、
CMOSインバータ1の出力が“H”レベルになり、ダ
ーリントン回路2の出力、すなわち駆動信号VOUTがオン
状態になる。
入力信号VIN が再び“L”レベルから“H”レベルへ立
ち上がると、回路の状態は最初に説明した状態に戻り、
駆動信号VOUTがオフ状態になる。
以上説明したように、第1図に示す回路では、従来はダ
ーリントン回路2に接続されていたプルダウン抵抗R
2、R3をCMOSインバータ1のNFET4とスイッ
チ手段としてのNFET9で置換したので、これらNF
ET4,9は入力信号VIN が“L”レベルの時、すなわ
ちダーリントン回路2がオン状態の時共にオフ状態にな
る。従って、プルダウン抵抗R2,R3による無効電流
は除去される。
特に、入力信号VIN が“H”レベルから“L”レベルへ
立ち下がる際、つまり駆動回路がオン状態になる初期段
階において、該駆動回路がオン状態になる前にNFET
9がオフするので、予め次段トランジスタ7のベースに
等価的に高抵抗を接続できる。そのため、駆動回路がオ
ン状態になる初期段階において発生する無効電流を著し
く減少させることができる。
また、NFET4は入力信号VIN が“H”レベルの時に
CMOSインバータ1が“L”レベルを出力するように
働き、ダーリントン回路2中の初段トランジスタ6のベ
ース電圧を低インピーダンスで接地レベルに落すように
しているので、回路の部品点数が少なくなるという利点
もある。
第5図は、本発明の他の実施例を示す駆動回路の回路図
であり、第1図中の要素と共通の要素には共通の符号が
付されている。
この実施例が前記実施例と異なる点は、制限抵抗R4が
除かれ、PFET3のオン抵抗に制限抵抗の機能が与え
られることである。言い換えれば、PFET3はオン抵
抗RON が所定の制限抵抗値と等しくなるよう設計されて
いることである。
次に、第5図に示す回路についての動作を説明すると、
第4図を参照して説明した第1図の回路についての動作
と同様にできる。すなわち、入力信号VIN が“H”レベ
ルの時は、スイッチ手段としてのNFET9がオンして
ダーリントン回路2の次段トランジスタ7のベースが接
地レベルになると共に、CMOSインバータ1の出力が
“L”レベルになり、駆動信号VOUTがオフ状態になる。
次に、入力信号VIN が“H”レベルから“L”レベルに
変ると、NFETがオフした後にCMOSインバータ1
の出力が“H”レベルになって駆動信号VOUTがオン状態
となる。入力信号VIN が“L”レベルから“H”レベル
に戻ると、回路の状態は最初の状態に戻り、従って駆動
信号VOUTがオフ状態に戻る。
この第5図に示す回路は、PFET3のオン抵抗RON の
値が電源電圧の値に応じて変化する欠点を持っている
が、CMOSインバータ1中に制限抵抗を別途設ける必
要がなくなり、かつPFET3が半導体チップ上で占め
る面積を小さくできるので、チップ面積を小さくでき、
従って高集積化を図れるという利点がある。
なお、上記実施例では、ダーリントン回路を2個のNP
Nトランジスタで構成したが、これに限られるものでな
く、初段をPNPトランジスタとして次段をNPNトラ
ンジスタとしてもよい。但し、このようにするとダーリ
ントン回路の導電型が逆になる。さらに、スイッチ手段
としてのFETの導電型を逆にする等、種々の変形例が
考えられる。
(発明の効果) 以上詳細に説明したように、本発明によれば、入力段の
CMOSインバータと出力段のダーリントン回路を直接
に接続し、かつダーリントン回路中の初段を除く全バイ
ポーラトランジスタのベースにMOSFETを接続し、
このMOSFETのオン・オフ制御をCMOSインバー
タへの入力信号により行うようにしている。そのため、
前記バイポーラトランジスタのオフ時には、オフ状態の
MOSFETによって非常に高い抵抗を該バイポーラト
ラジスタのベースに接続することができ、オン時には、
該MOSFETのオン抵抗を利用することで、非常に小
さい抵抗を該バイポーラトランジスタのベースに接続す
ることができる。これにより、ダーリントン回路の動作
時において無効電流が減少する。
特に、駆動回路の動作前に、入力信号によりMOSFE
Tがオフ状態となって等価的にダーリントン回路内の次
段のバイポーラトランジスタのベースに高抵抗が接続さ
れた後、該駆動回路が動作するので、該駆動回路がオン
状態になる初期段階において発生する無効電流を著しく
減少させることができる。
さらに、ダーリントン回路の非動作時において、該ダー
リントン回路を構成するバイポーラトランジスタを外部
ノイズから守ることができ、その耐圧を向上させること
ができる。従って、低消費電力化と駆動耐圧の向上を実
現できる駆動回路が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例を示す駆動回路の回路図、第2
図は従来の駆動回路の回路図、第3図は第2図に示す従
来例の動作を説明するための信号波形図、第4図は第1
図に示す実施例の回路動作を説明するための信号波形
図、第5図は本発明の他の実施例を示す駆動回路の回路
図である。 1……CMOSインバータ、2……ダーリントン回路、
3……PチャンネルMOSFET(PFET)、4,9
……NチャンネルMOSFET(NFET)、5……入
力端子、8……出力端子、R1,R4……制限抵抗、R
2,R3……プルダウン抵抗。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】入力信号が与えられる入力端子と、 前記入力端子に接続され前記入力信号を反転して出力す
    るCMOSインバータと、 ダーリントン接続された複数段のバイポーラトランジス
    タを有し、初段のバイポーラトランジスタのベースが前
    記CMOSインバータの出力側に接続されたダーリント
    ン回路と、 前記ダーリントン回路中の次段のバイポーラトランジス
    タのコレクタまたはエミッタに接続され駆動信号を出力
    する出力端子とを備え、 モノリシック集積回路で構成された駆動回路において、 ゲートが前記入力端子に接続され、ドレインまたはソー
    スのいずれか一方が前記ダーリントン回路中の次段のバ
    イポーラトランジスタのベースに接続され、該ドレイン
    またはソースのいずれか他方が接地されたMOSFET
    を設け、 前記次段のバイポーラトランジスタのオフ状態時に該バ
    イポーラトランジスタのベースを接地する構成にしたこ
    とを特徴とする駆動回路。
JP27676284A 1984-12-27 1984-12-27 駆動回路 Expired - Lifetime JPH0628335B2 (ja)

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