JPH0628329A - 計算機システムへの入力データ検査システム - Google Patents

計算機システムへの入力データ検査システム

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JPH0628329A
JPH0628329A JP3030140A JP3014091A JPH0628329A JP H0628329 A JPH0628329 A JP H0628329A JP 3030140 A JP3030140 A JP 3030140A JP 3014091 A JP3014091 A JP 3014091A JP H0628329 A JPH0628329 A JP H0628329A
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Japan
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JP3030140A
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Masanobu Hattori
正伸 服部
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、マルチプロッセサシステムを構成
する計算機システムへの入力データ検査システムに関
し、入出力装置から読み込んだデータの正常性の検査に
加えて、CPU又はチャネルによる隣接メモリへの不当
な干渉も同時に検査できる計算機システムへの入力デー
タ検査システムを提供することを目的としている。 【構成】 メモリ内に、出力データを格納する出力デー
タ領域と、前記入出力装置からのデータを格納する入力
データ領域と、前記出力データ格納領域からのデータを
格納する期待データ領域と、前記入力データ領域の前後
の隣接領域のデータを格納する隣接域とを設け、入力デ
ータをテストする場合において、入力データと期待デー
タを比較するデータ同志の比較に加えて、データの隣接
領域も比較するように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、マルチプロッセサシス
テムを構成する計算機システムへの入力データ検査シス
テムに関する。
【0002】
【従来の技術】複数のプロッセサがメモリを共有するマ
ルチプロッセサシステムが従来より知られている。図4
は、従来システムの構成概念図である。図において、1
は複数の(ここでは#0〜#7までの8個)CPUであ
る。2はこれらCPU1からアクセスされる複数の(こ
こでは#0〜#2までの3個)MCU(メモリ・コント
ロール・ユニット)である。
【0003】3はこれらMCU2により共通にアクセス
されるメモリである。4は前記MCU2対応に設けられ
たチャネル(CH)である。5はこれらチャネル4と接
続される入出力装置(IO)である。
【0004】このように構成されたシステムにおいて、
MCU2はチャネル4を介してメモリ3と入出力装置5
とのデータのやりとりを制御する。つまり、メモリ3の
内容を読出してチャネル4を介して入出力装置5に書き
込み、逆に入出力装置5からのデータをチャネル4を介
して内部に読み込み、メモリ3に書込む。
【0005】このようなシステムのデータの正常性を検
査するため、テストが行われる。このテストを行う場
合、メモリ3内にテストプログラム3aを設けておき、
このテストプログラム3aを走らせることにより行う。
テストの詳細は、以下の通りである。
【0006】メモリ3内に、入出力装置5からの読み込
みデータを格納する入力データ領域3bと、入出力装置
5に書き込んだデータを格納しておく期待データ領域3
cを設けておく。
【0007】データの正常性試験の場合、先ず入出力装
置5にメモリ3のデータを書込む。ここで、書き込んだ
データは期待データ領域3cに保持しておく。次に、入
出力装置5から先に書き込んだのと同じデータを読み込
み、入力データ領域3bに書込む。この状態で、期待デ
ータ領域3cには元のデータが、入力データ領域3bに
は入出力装置5を介して戻ってきたデータがそれぞれ格
納されていることになる。
【0008】若し、データの正常性が維持されていれ
ば、これら両者のデータは完全に一致する筈である。若
し、データの正常性が維持されていない場合には、これ
ら両者のデータは一致しなくなる。このようにして、デ
ータの正常性をテストすることができる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、CPU
1とチャネル4のメモリアクセスが競合する場合や、複
数のチャネル4のメモリアクセスが競合する場合には、
これらのアクセスの競合制御を行うMCU2には高負荷
がかかる。このような場合、メモリ3に正しくアクセス
できないタイミングが発生し、MCU2の誤動作が誘発
され、入力データ領域3bの前後のデータが誤って破壊
されてしまうおそれもある。
【0010】従来のデータの正常性試験システムでは、
データの比較対象が読み込み領域のみを対象としていた
ため、このような誤動作による入力データ領域の隣接域
のメモリ破壊を検出することができない。
【0011】本発明はこのような課題に鑑みてなされた
ものであって、入出力装置から読み込んだデータの正常
性の検査に加えて、CPU又はチャネルによる隣接メモ
リへの不当な干渉も同時に検査できる計算機システムへ
の入力データ検査システムを提供することを目的として
いる。
【0012】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の原理ブロ
ック図である。図4と同一のものは、同一の符号を付し
て示す。図に示すシステムは、複数のCPU1が複数の
MCU2を介して共通のメモリ3をアクセスするように
なっており、しかも各MCU2はチャネル4を介して入
出力装置5と接続された計算機システムを構成してい
る。図ではCPU1とMCU2が1個しか示されていな
いが、実際には複数のCPU1とMCU2が接続されて
いる。
【0013】図において、10は出力データを格納する
出力データ領域、11は前記入出力装置5からのデータ
を格納する入力データ領域、12は前記出力データ格納
領域10からのデータを格納する期待データ領域、13
a,13bは前記入力データ領域11の前後の隣接領域
のデータを格納する隣接域である。これら出力データ領
域10,入力データ領域11,期待データ領域12,隣
接域13a,13bはメモリ3内に設けられている。1
4a,14bはそれぞれ入力データ領域12の前後に設
けられた隣接域である。
【0014】
【作用】入力データをテストする場合において、入力デ
ータと期待データを比較するデータ同志の比較に加え
て、データの隣接領域も比較するようにする。つまり、
入力データ領域11のデータと期待データ領域のデータ
を比較すれば、データの正常性を確認することができ
る。
【0015】また、入出力装置5からデータを入力デー
タ領域11に読み込む場合に、その隣接域14a,14
bを破壊するおそれがあるので、隣接域14a,14b
のデータを期待データ領域12の前後の隣接域13a,
13bに退避しておく。そして、データ読み込み後に、
隣接域14aと13aの内容の比較及び隣接域14bと
13bの内容の比較を行うことにより、隣接域が破壊さ
れているかどうかも検出することができる。
【0016】このようにして、入出力装置5から読み込
んだデータの正常性の検査に加えて、CPU2又はチャ
ネル4による隣接メモリへの不当な干渉も同時に検査す
ることができる。
【0017】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細
に説明する。
【0018】図2は本発明の作用説明図である。図1と
同一のものは、同一の符号を付して示す。なお、以下の
シーケンスはメモリ3に内蔵のテストプログラム(図示
せず)が行う。先ず、メモリ3内の出力データ領域10
に格納されている試験データをMCU2,チャネル4を
介して入出力装置5に転送して書き込む()。次に、
出力データ領域10のデータを期待データ領域12に格
納する()。同時に、入力データ領域11の前後の隣
接域14a,14bの内容も期待データ領域12の前後
の隣接域13a,13bに退避しておく()。
【0019】隣接域14a,14bのデータを13a,
13bに退避した後、入出力装置5からのデータをチャ
ネル4,MCU2を介して読み込み、入力データ領域1
1に格納する()。このようにして、入力データ領域
11と期待データ領域12にはそれぞれのデータが保持
された状態になる。
【0020】この状態で、隣接域14a,14bと13
a,13bの内容とを比較する()。CPU2又はチ
ャネル4による隣接メモリへの不当な干渉が発生した
ら、入出力装置5からデータを入力データ領域11に格
納する時に、その隣接域14a,14bが破壊されるお
それがある。若し、これら隣接域14a,14bが破壊
されていたら、隣接域14a,14bと13a,13b
の内容とを比較することにより、データの不一致が発生
する。これにより、隣接域のデータ破壊を検出すること
ができる。次に、入力データ領域11の内容と期待デー
タ領域12の内容を比較する()。若し、両者のデー
タが一致すれば、データの正常性は確保されていること
になる。
【0021】図3は本発明の動作を示すフローチャート
である。図に示すフローはメモリ3に内蔵のテストプロ
グラムを実行することにより行われるものである。先
ず、オペレータが付属のキーボード6(図2参照)から
入出力装置5へ出力する試験データを出力データ領域1
0に作成する(S1)。キーボード6から入力される試
験データはCPU1からMCU2を介してメモリ3内の
出力データ領域10に順次格納されていく。又は、試験
データはテストプログラム中に用意される。
【0022】次に、出力ノデータ領域10のデータを入
出力命令を用いて入出力装置5に出力する(S2)。次
に、出力データ領域10の内容を期待データ領域12に
作成する(S3)。ここで、期待データは装置に依存す
るものであり、例えば磁気テープ装置やDASD等で
は、期待データは出力データと同じであるが、端末等で
は期待データと出力データとは異なる。
【0023】次に、隣接域への不当なメモリ干渉をチェ
ックするため、入力データ領域11の隣接域14a,1
4bのデータを期待データ領域12の隣接域13a,1
3bにコピー(退避)する(S4)。次に、入出力命令
を用いて、入出力装置5からデータを入力データ領域1
1に読み込む(S5)。
【0024】この状態で、入力データの検査を行うこと
になる(S6)。検査の内容は、以下のとおりである。
先ず、隣接域のデータ比較を行い、両者が一致している
かどうかチェックする(S7)。具体的には、隣接域1
4aと13aの内容の比較と、隣接域14bと13bの
内容の比較を行う。これら2組のデータの内容の少なく
とも1組に不一致があったら、不当なメモリ干渉が発生
していることになる。
【0025】これら2組のデータの内容が完全に一致し
ていたら、今度は入力域のデータ比較を行い、両者が一
致しているかどうかを比較する(S8)。ここで、両者
のデータが不一致の場合には、入出力装置5に障害が発
生していることになる。その理由は、ステップS7で隣
接域のデータ比較がOKであった場合には、チャネル4
及びMCU2のいずれの動作もOKであったことになる
からである。チャネル4及びMCU2のいずれの動作も
OKの状態で、入力データの不一致が発生した場合に
は、入出力装置5以外の異常は考えられない。
【0026】両者のデータが一致した場合には、システ
ムは全て正常動作をしていることが分かる。
【0027】
【発明の効果】以上、詳細に説明したしように、本発明
によればデータの正常性を試験するに際し、入出力装置
から読み込んだデータを書き込むデータ領域の前後の隣
接域の内容を別の領域に退避しておき、データを読み込
んだら、読み込んだデータと元のデータ(期待データ)
の比較と、入力データ領域の前後の隣接域の内容の比較
を行うことにより、入出力装置から読み込んだデータの
正常性の検査に加えて、CPU又はチャネルによる隣接
メモリへの不当な干渉も同時に検査できる計算機システ
ムへの入力データ検査システムを提供することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理ブロック図である。
【図2】本発明の作用説明図である。
【図3】本発明の動作を示すフローチャートである。
【図4】従来システムの構成概念図である。
【符号の説明】
1 CPU 2 MCU 3 メモリ 4 チャネル 5 入出力装置 10 出力データ領域 11 入力データ領域 12 期待データ領域 13a,13b 隣接域 14a,14b 隣接域

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のCPU(1)が複数のMCU
    (2)を介して共通のメモリ(3)をアクセスするよう
    になっており、しかも各MCU(2)はチャネル(4)
    を介して入出力装置(5)と接続された計算機システム
    において、 前記メモリ(3)内に、 入出力装置(5)に出力するデータを格納する出力デー
    タ領域(10)と、 前記入出力装置(5)からのデータを格納する入力デー
    タ領域(11)と、 前記出力データ領域(10)からのデータを格納する期
    待データ領域(12)と、 前記入力データ領域(11)の前後の隣接領域のデータ
    を格納する隣接域(13a),(13b)とを設け、 入力データをテストする場合において、入力データと期
    待データを比較するデータ同志の比較に加えて、データ
    の隣接領域も比較するように構成したことを特徴とする
    計算機システムへの入力データ検査システム。
JP3030140A 1991-02-25 1991-02-25 計算機システムへの入力データ検査システム Withdrawn JPH0628329A (ja)

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