JPH06282544A - 印字装置 - Google Patents

印字装置

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Publication number
JPH06282544A
JPH06282544A JP5068131A JP6813193A JPH06282544A JP H06282544 A JPH06282544 A JP H06282544A JP 5068131 A JP5068131 A JP 5068131A JP 6813193 A JP6813193 A JP 6813193A JP H06282544 A JPH06282544 A JP H06282544A
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JP
Japan
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character
frame
stamp
line
characters
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JP5068131A
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English (en)
Inventor
Takashi Koshiro
孝 湖城
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Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、メッセージスタンプの印字機能と
して計算機等に搭載される印字装置において、スタンプ
枠内文字のレイアウト状態を逐一考慮する必要なく、簡
単な操作でスタンプ印字することを目的とする。 【構成】 枠データメモリ15に対し予めスタンプ枠を記
憶させると共に該枠内に納まる印字可能文字数を記憶さ
せ、キー入力部11により前記枠内印字させるべくメッセ
ージ文字列を入力しスタンプ用メモリ16に登録すると、
その登録文字数と枠内印字可能文字数とに基づき、文字
列全体の倍角変換印字が可能か、空白部分を除く文字部
分のみの倍角変換印字が可能か、全文字全角のまま印字
するかがCPU13を中心とする演算処理により判断さ
れ、その判断内容にしたがった文字サイズでROM12か
ら読出された前記メッセージ文字列対応の被印字データ
が、前記スタンプ枠と共に印字制御部18を介し印字出力
される構成とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば文字印字機能付
きの計算機において、メッセージスタンプの印字機能と
して搭載される印字装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ワードプロセッサ等の文字印字装
置を利用してメッセージスタンプの印字を行なうには、
まず、所望の形状の罫線枠を作り、この罫線枠内にメッ
セージ文字列を入力することでメッセージスタンプのデ
ータを作成し、プリンタにより印字出力を行なってい
た。
【0003】ここで、前記メッセージ文字列を入力する
際には、予め作成した枠の中に入る文字数を考慮してう
まく納まるように文字列作成を行なう必要があり、ま
た、前記枠の大きさに対しメッセージ文字数が多い場合
には、該メッセージ文字を半角文字を設定してから入力
し直す等の操作が必要である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】したがって、前記従来
の文字印字装置を利用してメッセージスタンプの作成印
字を行なうには、その作成操作が非常に面倒で不便な問
題があった。一方、プリンタ付きの電卓においても、用
途の多様化に対応するため、様々な文字印字機能の搭載
が望まれている。
【0005】本発明は前記課題に鑑みなされたもので、
枠内文字のレイアウト状態を逐一考慮する必要なく、簡
単な操作でスタンプ印字することが可能になる印字装置
を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明に係わ
る印字装置は、特定形状の枠データを記憶する枠データ
記憶手段と、前記枠データ記憶手段に記憶された枠内に
印字可能な文字数データを記憶する印字文字数記憶手段
と、前記枠データ記憶手段に記憶された枠内に印字され
る文字を入力する文字入力手段と、複数の文字印字サイ
ズを有する文字パターン発生手段と、前記文字入力手段
により入力された文字数と前記印字文字数記憶手段に記
憶された枠内印字可能な文字数とから該入力文字の印字
サイズを決定する文字印字サイズ決定手段と、この文字
印字サイズ決定手段により決定された文字印字サイズに
したがって前記文字入力手段により入力された枠内印字
文字を前記文字パターン発生手段により発生させ前記枠
データ記憶手段に記憶された枠と共に印字する印字制御
手段とを備えて構成したものである。
【0007】
【作用】つまり、前記文字入力手段により枠内印字文字
を入力すると、前記文字印字サイズ決定手段により、そ
の入力文字数と前記印字文字数記憶手段に予め記憶され
た枠内印字可能な文字数とから該入力文字の印字サイズ
が決定され、この決定印字サイズにしたがって前記文字
パターン発生手段により発生された枠内印字文字が、前
記枠データ記憶手段に予め記憶された枠と共に印字され
ることになる。
【0008】
【実施例】以下図面により本発明の一実施例について説
明する。図1は本発明の印字装置を搭載した文字印字機
能付き計算機の構成を示すブロック図である。
【0009】この文字印字機能付き計算機は、キー入力
部11における各種キーの押圧操作にしたがって、RO
M12に予め記憶されるシステムプログラムが起動さ
れ、CPU13により各部の動作が制御されるもので、
CPU13には、前記キー入力部11及びROM12の
他、ワークRAM14、枠データメモリ15、スタンプ
用メモリ16、表示部17が接続されると共に、印字制
御部18を介してインクジェットヘッドH及びヘッド移
動モータM1 及び紙送りモータM2 が接続される。
【0010】前記キー入力部11には、数値演算用のテ
ンキー,演算子キー等の他、メッセージスタンプ用文字
列を入力するための文字キー,記号キー,改行キー等が
備えられると共に、メッセージスタンプの登録モードを
設定する際に操作される「登録」キー19、前記スタン
プ用メモリ16におけるメッセージスタンプ登録エリア
L1〜L4の何れかを指定する際に操作されるメモリ指
定キー(L1)20a,(L2)20b,(L3)20
c,(L4)20d、前記枠データメモリ15に予め記
憶された4種類の枠形状を選択する際に操作される
「枠」キー21、印字モードを設定する際に操作される
「印字」キー22が備えられる。
【0011】前記ROM12には、前記キー入力部11
におけるキー入力操作に応じて起動されるシステムプロ
グラムとして、演算制御プログラムや表示制御プログラ
ム、メッセージスタンプの登録・印字制御プログラム等
が予め記憶されると共に、表示・印字用の文字フォント
が全角,倍角,半角等の各種の文字サイズに対応して記
憶される。
【0012】前記ワークRAM14には、各種演算用の
レジスタや、例えばメッセージスタンプの印字モードに
おいて、そのメッセージ文字列の文字数が書込まれるM
レジスタ23a、及びそのメッセージ文字列内の空白数
が書込まれるNレジスタ23bが備えられる。
【0013】前記枠データメモリ15には、前記メッセ
ージスタンプのスタンプ枠として用いられる4種類の異
なる形状の枠が、ビットマップデータとして予め記憶さ
れると共に、各枠データのそれぞれに対応して、その枠
内に全角印字可能な最大文字数が記憶される。図2は前
記文字印字機能付き計算機の枠データメモリ15におけ
る4種類の枠データ記憶状態を示す図である。
【0014】すなわち、枠データメモリ15には、前記
キー入力部11の「枠」キー21の操作に応じて選択さ
れる枠番「1」〜「4」に対応して、それぞれ3行のメ
ッセージ文字列が入力可能な長方形状枠24a,六角形
状枠24b,変形四角形状枠24c,楕円形状枠24d
が記憶されると共に、各枠24a〜24dそれぞれの1
行目〜3行目に対応する枠内印字最大文字数(全角)が
記憶される。
【0015】ここで、前記図2における各枠形状の破線
で示す行線は、3行のメッセージ文字列が入力可能なイ
メージを示したもので、実際のビットマップデータとし
ては存在せず、また、各行に対応する枠は、該当行内の
メッセージ文字列と共に1回のインクジェットヘッドH
の移動により1行分ずつ印刷される。
【0016】前記スタンプ用メモリ16には、前記メッ
セージスタンプの登録モードにおいて、前記枠データメ
モリ15から選択された枠番「1」〜「4」の何れか
が、前記メモリ指定キー(L1〜L4)20a〜20d
の何れかの操作に応じて指定されるメッセージスタンプ
登録エリアL1〜L4中の枠番エリア25に書込まれる
と共に、その枠番に対応するスタンプ枠内各行のメッセ
ージ文字列が1行目データエリア26a,2行目データ
エリア26b,3行目データエリア26cに書込まれ
る。
【0017】図3は前記文字印字機能付き計算機のスタ
ンプ用メモリ16における、例えば第1登録エリアL1
の枠番及びその枠番に対応するスタンプ枠内各行のメッ
セージ文字列の登録状態を示す図である。
【0018】前記表示部17には、前記キー入力部11
におけるキー入力操作に応じた数値データや文字データ
等が表示されると共に、例えばメッセージスタンプの登
録モードにおいては、「枠」キー21の操作毎に選択対
象となる枠番「1」〜「4」が切換え表示される等、メ
ッセージスタンプ登録・印字用のユーザ操作を促す操作
手順データが表示される。
【0019】前記印字制御部18は、CPU13を介し
て与えられた被印刷データを、1印刷ラインずつ縦16
dotsのインクジェットヘッドHを駆動してプリントシー
ト27に印刷させると共に、このインクジェットヘッド
Hの駆動制御に同期してヘッド移動モータM1 及び紙送
りモータM2 を回転制御するもので、プリントシート2
7には、例えば全角1文字で16dots×16dotsの文字
列データが順次印字出力されることになる。次に、上記
構成による文字印字機能付き計算機の動作について説明
する。図4は上記文字印字機能付き計算機のメッセージ
スタンプ登録処理を示すフローチャートである。
【0020】すなわち、キー入力部11における「登
録」キー19を操作すると、CPU13によりROM1
2に予め記憶されるメッセージスタンプの登録制御プロ
グラムが起動され、メッセージスタンプの登録モードに
設定される。
【0021】まず、ユーザが、キー入力部11のメモリ
指定キー(L1)20aを操作すると、これから入力す
るメッセージスタンプの登録エリアとして、スタンプ用
メモリ16のメッセージスタンプ登録エリアL1が指定
される(ステップS1)。
【0022】ここで、ユーザが、キー入力部11の
「枠」キー21を操作して表示部17に表示される枠番
「1」〜「4」を順次変化させ、例えば枠番「2」を選
択すると、枠データメモリ15(図2参照)に予め記憶
される六角形状枠24bが選択され、その枠番「2」が
上記スタンプ用メモリ16(図3参照)のスタンプ登録
エリアL1における枠番エリア25に登録される(ステ
ップS2)。
【0023】そして、前記選択されたスタンプ枠24a
内に印字したいメッセージ文字列を、その1行目〜3行
目に渡り、キー入力部11の文字キーや記号キー及び改
行キーを操作して入力すると、該改行キーの操作毎にそ
れ以前に入力された1行分のメッセージ文字列が、前記
スタンプ用メモリ16(図3参照)のスタンプ登録エリ
アL1における1行目データエリア26a〜3行目デー
タエリア26cに順次登録される(ステップS3)。
【0024】ここで、前記ステップS3において入力登
録されたメッセージ文字列は、1行目「A & B S
TORE」、2行目「THANK YOU」、3行目
「 TEL(12)3456 」とする。
【0025】この場合、上記メッセージ文字列入力時に
おける各行毎の最大入力文字数は、前記枠データメモリ
15(図2参照)の枠番「2」に対応して予め記憶され
た1行目最大文字数「13」,2行目最大文字数「1
7」,3行目最大文字数「13」に基づいて監視され、
それぞれの最大文字数を越えると、表示あるいは音声等
によりエラー報知される。
【0026】この後、上記同様のメッセージスタンプ登
録処理を、各スタンプ登録エリアL2〜L4を順次指定
して繰返すことで、合計4種類のメッセージスタンプデ
ータが前記スタンプ用メモリ16の各対応する登録エリ
アL1〜L4に登録されるようになる。図5は上記文字
印字機能付き計算機のメッセージスタンプ印字処理を示
すフローチャートである。図6は上記文字印字機能付き
計算機のメッセージスタンプ印字状態を示す図である。
【0027】すなわち、キー入力部11における「印
字」キー22を操作すると、CPU13によりROM1
2に予め記憶されるメッセージスタンプの印字制御プロ
グラムが起動され、メッセージスタンプの印字モードに
設定される。
【0028】まず、ユーザが、キー入力部11のメモリ
指定キー(L1)20aを操作すると、これから印字す
るメッセージスタンプの登録エリアとして、スタンプ用
メモリ16のメッセージスタンプ登録エリアL1が指定
される(ステップA1,A2)。
【0029】すると、前記スタンプ用メモリ16のスタ
ンプ登録エリアL1における各行エリアを指示するため
の図示しない行エリアカウンタが“0”に初期化された
後、“1”にカウントアップされ、1行目データエリア
26aに登録されているメッセージ文字列「A & B
STORE」の文字数“11”が、RAM14内のM
レジスタ23aに書込まれる(ステップA3〜A5)。
【0030】ここで、上記1行目文字数“11”を2倍
した文字数(2×M)“22”が、前記枠データメモリ
15(図2参照)の枠番「2」に対応して予め記憶され
た1行目最大文字数「13」以下に納まるか否か判断さ
れ、1行目全体の倍角変換印字が可能か否か判断される
(ステップA6)。
【0031】このステップA6において「No」、つま
り、1行目文字数“11”を2倍した文字数“22”
は、前記1行目最大文字数「13」を越えてしまい、1
行目全体の倍角変換印字は不可能と判断されると、さら
に、前記メッセージ文字列「A& B STORE」中
の空白数“3”が、RAM14内のNレジスタ23bに
書込まれる(ステップA6→A7)。
【0032】ここで、上記1行目文字数“11”を2倍
した文字数(2×M)“22”から前記空白数(N)
“3”を引いた残りの文字数“19”が、前記枠データ
メモリ15(図2参照)の枠番「2」に対応して予め記
憶された1行目最大文字数「13」以下に納まるか否か
判断され、1行目文字列の空白部を除く文字データのみ
倍角変換印字が可能か否か判断される(ステップA
8)。
【0033】このステップA8において「No」、つま
り、1行目文字数“11”を2倍した文字数“22”か
ら空白数“3”を引いた残りの文字数“19”は、前記
1行目最大文字数「13」を越えてしまい、1行目文字
列の空白部を除く文字データのみの倍角変換印字は不可
能と判断されると、全文字全角のままセンタリング処理
され、前記枠データメモリ15の枠番「2」に対応して
予め記憶された六角形状枠24bの1行目分の枠データ
と共に印字制御部18に出力され、インクジェットヘッ
ドHを介しプリントシート27に1行目対応のメッセー
ジスタンプ印字が成される(ステップA8→A9)。
【0034】この場合、前記1行目の文字数は“1
1”、1行目最大文字数は「13」であるので、全文字
全角のままセンタリング処理を行なうと、該1行目メッ
セージ文字列の左右には、それぞれ1文字分の空白が設
定されて印字されるようになる。
【0035】こうして、1行目印字が成されると、前記
行エリアカウンタが指示するスタンプ行が“3”に達し
たか否か、つまり、メッセージスタンプ全体の印字が終
了したか否か判断される(ステップA10)。
【0036】このステップA10において「No」、つ
まり、前記行エリアカウンタは“1”であり、1行目対
応のメッセージスタンプ印字が成された状態と判断され
ると、さらに、行エリアカウンタが“2”にカウントア
ップされ、2行目データエリア26bに登録されている
メッセージ文字列「THANK YOU」の文字数
“9”が、RAM14内のMレジスタ23aに書込まれ
る(ステップA10→A3〜A5)。
【0037】ここで、上記2行目文字数“9”を2倍し
た文字数(2×M)“18”が、前記枠データメモリ1
5(図2参照)の枠番「2」に対応して予め記憶された
2行目最大文字数「17」以下に納まるか否か判断さ
れ、2行目全体の倍角変換印字が可能か否か判断される
(ステップA6)。
【0038】このステップA6において「No」、つま
り、2行目文字数“9”を2倍した文字数“18”は、
前記2行目最大文字数「17」を越えてしまい、2行目
全体の倍角変換印字は不可能と判断されると、さらに、
前記メッセージ文字列「THANK YOU」中の空白
数“1”が、RAM14内のNレジスタ23bに書込ま
れる(ステップA6→A7)。
【0039】ここで、上記2行目文字数“9”を2倍し
た文字数(2×M)“18”から前記空白数(N)
“1”を引いた残りの文字数“17”が、前記枠データ
メモリ15(図2参照)の枠番「2」に対応して予め記
憶された2行目最大文字数「17」以下に納まるか否か
判断され、2行目文字列の空白部を除く文字データのみ
倍角変換印字が可能か否か判断される(ステップA
8)。
【0040】このステップA8において「Yes」、つ
まり、2行目文字数“9”を2倍した文字数“18”か
ら空白数“1”を引いた残りの文字数“17”は、前記
2行目最大文字数「17」に等しく、2行目文字列の空
白部を除く文字データのみの倍角変換印字が可能と判断
されると、前記2行目データエリア26bに登録されて
いるメッセージ文字列「THANK YOU」は、その
空白部をそのままにして倍角変換されてセンタリング処
理され、前記枠データメモリ15の枠番「2」に対応し
て予め記憶された六角形状枠24bの2行目分の枠デー
タと共に印字制御部18に出力され、インクジェットヘ
ッドHを介しプリントシート27に2行目対応のメッセ
ージスタンプ印字が成される(ステップA8→A1
1)。
【0041】こうして、2行目印字が成されると、前記
行エリアカウンタが指示するスタンプ行が“3”に達し
たか否か、つまり、メッセージスタンプ全体の印字が終
了したか否か判断される(ステップA10)。
【0042】このステップA10において「No」、つ
まり、前記行エリアカウンタは“2”であり、2行目ま
でのメッセージスタンプ印字が成された状態と判断され
ると、さらに、行エリアカウンタが“3”にカウントア
ップされ、3行目データエリア26cに登録されている
メッセージ文字列「 TEL(12)3456 」の文
字数“13”が、RAM14内のMレジスタ23aに書
込まれる(ステップA10→A3〜A5)。
【0043】ここで、上記3行目文字数“13”を2倍
した文字数(2×M)“26”が、前記枠データメモリ
15(図2参照)の枠番「2」に対応して予め記憶され
た3行目最大文字数「13」以下に納まるか否か判断さ
れ、3行目全体の倍角変換印字が可能か否か判断される
(ステップA6)。
【0044】このステップA6において「No」、つま
り、3行目文字数“13”を2倍した文字数“26”
は、前記3行目最大文字数「13」を越えてしまい、3
行目全体の倍角変換印字は不可能と判断されると、さら
に、前記メッセージ文字列「TEL(12)3456
」中の空白数“2”が、RAM14内のNレジスタ2
3bに書込まれる(ステップA6→A7)。
【0045】ここで、上記3行目文字数“13”を2倍
した文字数(2×M)“26”から前記空白数(N)
“2”を引いた残りの文字数“24”が、前記枠データ
メモリ15(図2参照)の枠番「2」に対応して予め記
憶された3行目最大文字数「13」以下に納まるか否か
判断され、3行目文字列の空白部を除く文字データのみ
倍角変換印字が可能か否か判断される(ステップA
8)。
【0046】このステップA8において「No」、つま
り、3行目文字数“13”を2倍した文字数“26”か
ら空白数“2”を引いた残りの文字数“24”は、前記
3行目最大文字数「13」を越えてしまい、3行目文字
列の空白部を除く文字データのみの倍角変換印字は不可
能と判断されると、全文字全角のままセンタリング処理
され、前記枠データメモリ15の枠番「2」に対応して
予め記憶された六角形状枠24bの3行目分の枠データ
と共に印字制御部18に出力され、インクジェットヘッ
ドHを介しプリントシート27に3行目対応のメッセー
ジスタンプ印字が成される(ステップA8→A9)。
【0047】こうして、3行目印字が成されると、前記
行エリアカウンタが指示するスタンプ行が“3”に達し
ているので、ステップA10において「Yes」、つま
り、メッセージスタンプ全体の印字が終了したと判断さ
れ、プリントシート27には、図6に示すようなメッセ
ージスタンプが印字された状態となる。
【0048】一方、前記スタンプ用メモリ16の1行目
データエリア26aに登録されているメッセージ文字列
が、例えば「STORE」である場合には、前記ステッ
プA6において「Yes」、つまり、1行目文字数
“5”を2倍した文字数“10”は、前記1行目最大文
字数「13」以下であり、1行目全体の倍角変換印字は
可能と判断されると、前記メッセージ文字列「STOR
E」は、その全体が倍角変換されてセンタリング処理さ
れ、前記1行目分の枠データと共に印字されるようにな
る(ステップA6→A12)。
【0049】したがって、上記構成の文字印字機能付き
計算機によれば、枠データメモリ15に対し、予め特定
形状のスタンプ枠データをビットマップデータで記憶さ
せると共に、その枠内に納まる印字可能文字数を記憶さ
せ、キー入力部11を操作して前記枠内に印字させるべ
くメッセージ文字列を入力しスタンプ用メモリ16の指
定エリアに登録すると、その登録文字数と前記枠データ
メモリ15に予め記憶された枠内印字可能な文字数とに
基づき、文字列全体の倍角変換印字が可能か、又は空白
部分を除く文字部分のみの倍角変換印字が可能か、又
は、全文字全角のまま印字するかが、CPU13を中心
とする演算処理により判断され、その判断内容にしたが
ったサイズ変換処理等に応じてROM12から読出され
た全角や倍角等からなる前記メッセージ文字列対応の被
印字データが、前記スタンプ枠データと共に印字制御部
18を介しプリントシート27に印字出力されるので、
スタンプ枠に対するメッセージ文字列の煩雑なレイアウ
ト作業を行なう必要なく、簡単にメッセージスタンプを
作成印字することができるようになる。
【0050】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、特定形状
の枠データを記憶する枠データ記憶手段と、前記枠デー
タ記憶手段に記憶された枠内に印字可能な文字数データ
を記憶する印字文字数記憶手段と、前記枠データ記憶手
段に記憶された枠内に印字される文字を入力する文字入
力手段と、複数の文字印字サイズを有する文字パターン
発生手段と、前記文字入力手段により入力された文字数
と前記印字文字数記憶手段に記憶された枠内印字可能な
文字数とから該入力文字の印字サイズを決定する文字印
字サイズ決定手段と、この文字印字サイズ決定手段によ
り決定された文字印字サイズにしたがって前記文字入力
手段により入力された枠内印字文字を前記文字パターン
発生手段により発生させ前記枠データ記憶手段に記憶さ
れた枠と共に印字する印字制御手段とを備えて構成した
ので、枠内文字のレイアウト状態を逐一考慮する必要な
く、簡単な操作でスタンプ印字することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の印字装置の一実施例に係わる文字印字
機能付き計算機の構成を示すブロック図。
【図2】前記文字印字機能付き計算機の枠データメモリ
における4種類の枠データ記憶状態を示す図。
【図3】前記文字印字機能付き計算機のスタンプ用メモ
リにおける枠番及びその枠番に対応するスタンプ枠内各
行のメッセージ文字列の登録状態を示す図。
【図4】上記文字印字機能付き計算機のメッセージスタ
ンプ登録処理を示すフローチャート。
【図5】上記文字印字機能付き計算機のメッセージスタ
ンプ印字処理を示すフローチャート。
【図6】上記文字印字機能付き計算機のメッセージスタ
ンプ印字状態を示す図。
【符号の説明】
11…キー入力部、12…ROM、13…CPU、14
…RAM、15…枠データメモリ、16…スタンプ用メ
モリ、17…表示部、18…印字制御部、19…「登
録」キー、20a(L1)〜20d(L4)…メモリ指
定キー、21…「枠」キー、22…「印字」キー、23
a…Mレジスタ、23b…Nレジスタ、24a〜24d
…スタンプ枠、25…枠番エリア、26a…1行目デー
タエリア、26b…2行目データエリア、26c…3行
目データエリア、27…プリントシート、H…インクジ
ェットヘッド、M1 …ヘッド移動モータ、M2 …紙送り
モータ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 特定形状の枠データを記憶する枠データ
    記憶手段と、 前記枠データ記憶手段に記憶された枠内に印字可能な文
    字数データを記憶する印字文字数記憶手段と、 前記枠データ記憶手段に記憶された枠内に印字される文
    字を入力する文字入力手段と、 複数の文字印字サイズを有する文字パターン発生手段
    と、 前記文字入力手段により入力された文字数と前記印字文
    字数記憶手段に記憶された枠内印字可能な文字数とから
    該入力文字の印字サイズを決定する文字印字サイズ決定
    手段と、 この文字印字サイズ決定手段により決定された文字印字
    サイズにしたがって前記文字入力手段により入力された
    枠内印字文字を前記文字パターン発生手段により発生さ
    せ前記枠データ記憶手段に記憶された枠と共に印字する
    印字制御手段と、を具備したことを特徴とする印字装
    置。
JP5068131A 1993-03-26 1993-03-26 印字装置 Pending JPH06282544A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007053417A (ja) * 2005-08-15 2007-03-01 Ricoh Co Ltd 画像読取装置及び画像読取装置用ドライバ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007053417A (ja) * 2005-08-15 2007-03-01 Ricoh Co Ltd 画像読取装置及び画像読取装置用ドライバ

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