JPH06282312A - シーケンスコントローラの動作プログラム転送装置 - Google Patents

シーケンスコントローラの動作プログラム転送装置

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JPH06282312A
JPH06282312A JP7228593A JP7228593A JPH06282312A JP H06282312 A JPH06282312 A JP H06282312A JP 7228593 A JP7228593 A JP 7228593A JP 7228593 A JP7228593 A JP 7228593A JP H06282312 A JPH06282312 A JP H06282312A
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Kuniyuki Niwa
邦幸 丹羽
Akira Uchida
昭 内田
Yasunori Tsuboi
泰憲 坪井
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Toyoda Koki KK
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Toyoda Koki KK
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Abstract

(57)【要約】 [目的]シーケンスコントローラ10の停止時間が最小
となるようにする。 [構成]シーケンスコントローラ10が動作中に転送指
令がなされると、動作プログラム変換手段は、ソースプ
ログラム領域242に記憶されたソースプログラムをオ
ブジェクトプログラムに変換してオブジェクトプログラ
ム記憶領域243に記憶する。そしてオブジェクトプロ
グラム転送手段はオブジェクトプログラム記憶手段にオ
ブジェクトプログラムが記憶されたときにシーケンスコ
ントローラ10に動作停止命令を送出したのち前記オブ
ジェクトプログラム記憶領域243に記憶されたオブジ
ェクトプログラムをシーケンスコトローラ10に転送す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、被制御装置に接続され
た入出力要素のオンオフ状態を制御するシーケンスコン
トローラを動作させる動作プログラムを外部装置から転
送するシーケンスコントローラの動作プログラム転送装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】シーケンスコントローラは入力されたシ
ーケンスプログラムに応じて制御対象に当たる、例えば
工作機械の各動作要素の動作を制御するものであり、工
作機械に各動作要素の動作端に取付けられたリミットス
イッチ等の入力要素の状態を検出して各動作要素を駆動
するソレノイド等の出力要素の状態を制御する。
【0003】そして、このシーケンスプログラムは一般
的に連続的に実行される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、シーケ
ンスプログラムは連続的に実行されるため、プログラム
動作中にプログラムの部分的な修正を行うと新旧のプロ
グラムが混在して動作異常を生じる可能性がある。この
ため、従来ではシケンスプログラムの修正は部分的、全
体的に係わらずプログラムの動作を一旦停止させ、修正
したプログラム(ソースプログラム)を逐次オブジェク
トプログラムに変換しながらシーケンスコントローラに
転送している。このため、シーケンスプログラムの転送
に時間がかかり、動作停止時間が長くなる問題が生じて
いた。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上述した問題を
解決するためになされたもので、外部装置から入力され
るラダー回路図で示された動作プログラムを記憶するソ
ースプログラム記憶手段と、前記シーケンスコントロー
ラにて実行可能なオブジェクト形式の動作プログラムを
記憶するオブジェクトプログラム記憶手段と、前記シー
ケンスコントローラが動作中に転送指令がされたときに
前記ソースプログラム記憶手段に記憶されたラダー回路
図で示された動作プログラムをオブジェクト形式の動作
プログラムに変換して前記オブジェクト形式の動作プロ
グラムに変換して前記オブジェクトプログラム記憶手段
に記憶する動作プログラム変換手段と、この動作プログ
ラム変換手段にてオブジェクト形式の動作プログラムが
前記オブジェクトプログラム記憶手段に記憶されたとき
に前記シーケンスコントローラに動作停止命令を送出し
たのち前記オブジェクトプログラム記憶手段に記憶され
たオブジェクト形式の動作プログラムをシーケンスコト
ローラに転送するオブジェクトプログラム転送手段を備
えたものである。
【0006】
【作用】シーケンスコントローラが動作中に転送指令が
なされると、動作プログラム変換手段は、ソースプログ
ラム記憶手段に記憶されたラダー回路図で示された動作
プログラムをオブジェクト形式の動作プログラムに変換
してオブジェクトプログラム記憶手段に記憶する。そし
てオブジェクトプログラム転送手段はオブジェクトプロ
グラム記憶手段にオブジェクト形式の動作プログラムが
記憶されたときに前記シーケンスコントローラに動作停
止命令を送出したのち前記オブジェクトプログラム記憶
手段に記憶されたオブジェクト形式の動作プログラムを
シーケンスコトローラに転送することで、動作プログラ
ムの転送によるシーケンスコントローラの動作停止時間
を最小限にする。
【0007】
【実施例】以下本発明の実施例を図面に基づいて説明す
る。第1図において10はシーケンスコントローラであ
り、このシーケンスコントローラ10は、演算装置11
(CPU)、この演算装置11の処理実行用のプログラ
ムの格納されたROM12および実行形式の動作プログ
ラム(オブジェクトプログラム)と後述する入出力要素
15のオンオフ情報を記憶するRAM13を主な構成要
件としている。
【0008】演算装置11には入出力回路14が接続さ
れており、この入出力回路14にはスイッチ、リレー等
の入出力要素15がそれぞれ固有のアドレスを付与され
て接続され、このアドレスを信号線IOAを介して指令
することで入出力要素12を特定し、この特定された入
出力要素15のオンオフ情報をIOバスIODを介して
送受信している。
【0009】前記演算装置11にはROM12、RAM
13および入出力回路14以外にインタフェース16を
介してプログラミング装置20のインタフェース21に
接続されている。このプログラミング装置20はラダー
回路図の作成、修正、表示、およびシーケンスコントロ
ーラ10の動作状態表示を行うための処理を実行する中
央処理装置22、その処理を行うためのプログラムを記
憶したROM23、RAM24およびインタフェース2
1とで構成されている。
【0010】RAM24には、ラダー回路図を記号で記
憶したラダー回路図領域241、ラダー回路に対応した
動作プログラムを記憶したソースプログラム領域24
2、シーケンスコントローラ10の実行可能な動作プロ
グラム(オブジェクトプログラム)を記憶するオブジェ
クトプログラム領域243が形成されている。そして、
このプログラミング装置20にはラダー回路や動作状態
を表示する表示装置30、ラダー回路を作成するための
入出力要素のシンボルのデータや各種のコマンドを入力
するキーボード40およびプログラミング装置20のソ
ースプログラム領域242に対するラダー回路に対応し
た動作プログラムの読出し、書き込みを行うためのフロ
ッピディスク装置50が接続されている。
【0011】以上のような構成からプログラミング装置
20を中心にして上記装置の動作について図2のフロー
チャートで説明する。シーケンスコントローラ10に起
動指令が入力されると、演算装置11はRAM13のオ
ブジェクトプログラムと入出力要素15のオンオフ情報
に基づいて入出力回路14との間で入出力要素15のオ
ンオフ動作を制御する。この状態でプログラミング装置
20にシーケンスコントローラ10へのオブジェクトプ
ログラムの転送が指令されると、図2のフローチャート
が実行される。
【0012】この図2のフローチャートのステップ10
0にて、まずシーケンスコーントローラ10が動作中で
あるかが判定される。ここでシーケンスコントローラ1
0が動作中であると判定されればステップ102に進
み、動作中でないと判定された場合にはステップ118
に進む。ステップ102に進むと、ソースプログラム記
憶領域242に記憶されたソースプログラムを1ブロッ
クづつ中央処理装置22のレジスタに読出し、ステップ
104にてソースプログラムをシーケンスコントローラ
10の実行可能な動作プログラム(オブジェクトプログ
ラム)に変換する。
【0013】そしてステップ106に進み、この変換さ
れたオブジェクトプログラムをオブジェクトプログラム
領域243に記憶してステップ108に進む。ステップ
108では、ソースプログラムの読出しが最後まで終了
したか判定され、最後まで終了したと判定されれば、ス
テップ110に進み、最後まで終了してないと判定され
れば、ステップ102に戻って上記したソースプログラ
ムの変換処理が繰返し行われる。
【0014】オブジェクトプログラムへの変換が全て完
了し、ステップ110まで処理が進むと、中央処理装置
22はシーケンスコントローラ10に対して動作の停止
要求を送出し、ステップ112でシーケンスコントロー
ラ10から応答があるまで待機する。そして、シーケン
スコントローラは、この動作の停止要求が送出されてく
ると、この時点でのプログラムエンドまで動作を完了さ
せたところで動作を停止し、プログラミング装置20に
対して動作が停止してプログラムが転送可能なことを応
答する。
【0015】プログラムの転送可能なことが応答される
と、図2のステップ114に進んで、オブジェクトプロ
グラム領域243に記憶されたオブジェクトプログラム
をシーケンスコントローラ10のRAM13に転送して
オブジェクトプログラムの更新を完了する。この転送が
完了するとステップ116に進み転送が完了したことが
シーケンスコントローラ10に送出され、シーケンスコ
ントローラは動作を再開する。これによってシーケンス
コントローラ10の動作停止時間は転送に要する時間の
みとなる。
【0016】次にステップ100にて、シーケンスコン
トローラ10が動作中でないと判定されステップ118
に進んだ場合、ステップ118ではソースプログラム記
憶領域242に記憶されたソースプログラムを1ブロッ
クづつ中央処理装置22のレジスタに読出し、ステップ
120にてオブジェクトプログラムに変換する。そし
て、このステップステップ120にて変換されたオブジ
ェクトプログラムは、直ちにステップ122にてシーケ
ンスコトローラ10のRAM13に転送され、ステップ
124にてソースプログラムのオブジェクトプログラム
への変換が全て完了するまで続けられ、処理を完了す
る。
【0017】これによって、シーケンスコントローラ1
0が動作していないときには、ソースプログラムを変換
しながら転送を行うようにして処理時間の短縮をしてい
る。なお、本実施例では本発明の転送装置をプログラミ
ング装置20に組み込んだかたちにしており、転送装置
はプログラミング装置20の中央処理装置22とRAM
24およびRAM24に記憶された図2のフローチャー
トの動作にて達成されることになる。
【0018】
【発明の効果】以上述べたように本発明においては、外
部装置から入力されるラダー回路図で示された動作プロ
グラムを記憶するソースプログラム記憶手段と、前記シ
ーケンスコントローラにて実行可能なオブジェクト形式
の動作プログラムを記憶するオブジェクトプログラム記
憶手段と、前記シーケンスコントローラが動作中に転送
指令がされたときに前記ソースプログラム記憶手段に記
憶されたラダー回路図で示された動作プログラムをオブ
ジェクト形式の動作プログラムに変換して前記オブジェ
クト形式の動作プログラムに変換して前記オブジェクト
プログラム記憶手段に記憶する動作プログラム変換手段
と、この動作プログラム変換手段にてオブジェクト形式
の動作プログラムが前記オブジェクトプログラム記憶手
段に記憶されたときに前記シーケンスコントローラに動
作停止命令を送出したのち前記オブジェクトプログラム
記憶手段に記憶されたオブジェクト形式の動作プログラ
ムをシーケンスコトローラに転送するオブジェクトプロ
グラム転送手段を備えたことにより、動作プログラムの
転送をシーケンスコントローラの最小限の時間にて行え
る利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わる実施例の全体構成図である。
【図2】中央処理装置の動作を示すフローチャートであ
る。
【符号の説明】
10 シーケンスコントローラ 20 プログラミング装置(動作プログラム転送装
置) 22 中央処理装置 24 RAM 242 ソースプログラム領域 243 オブジェクトプログラム領域

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】被制御装置に接続された入出力要素のオン
    オフ状態を制御するシーケンスコントローラを動作させ
    る動作プログラムを、外部装置から転送するシーケンス
    コントローラの動作プログラム転送装置において、前記
    外部装置から入力されるラダー回路図で示された動作プ
    ログラムを記憶するソースプログラム記憶手段と、前記
    シーケンスコントローラにて実行可能なオブジェクト形
    式の動作プログラムを記憶するオブジェクトプログラム
    記憶手段と、前記シーケンスコントローラが動作中に転
    送指令がされたときに前記ソースプログラム記憶手段に
    記憶されたラダー回路図で示された動作プログラムをオ
    ブジェクト形式の動作プログラムに変換して前記オブジ
    ェクト形式の動作プログラムに変換して前記オブジェク
    トプログラム記憶手段に記憶する動作プログラム変換手
    段と、この動作プログラム変換手段にてオブジェクト形
    式の動作プログラムが前記オブジェクトプログラム記憶
    手段に記憶されたときに前記シーケンスコントローラに
    動作停止命令を送出したのち前記オブジェクトプログラ
    ム記憶手段に記憶されたオブジェクト形式の動作プログ
    ラムをシーケンスコトローラに転送するオブジェクトプ
    ログラム転送手段を備えたことを特徴とするシーケンス
    コントローラの動作プログラム転送装置。
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