JPH06281704A - タイミング校正装置 - Google Patents
タイミング校正装置Info
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- JPH06281704A JPH06281704A JP5070158A JP7015893A JPH06281704A JP H06281704 A JPH06281704 A JP H06281704A JP 5070158 A JP5070158 A JP 5070158A JP 7015893 A JP7015893 A JP 7015893A JP H06281704 A JPH06281704 A JP H06281704A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 自動的にタイミング校正を行えるタイミング
校正装置を実現することを目的にする。 【構成】 本装置は、2以上のドライバと、コンパレー
タと、被試験対象が入力する信号を遅延する第1の遅延
部と、コンパレータが出力する信号をラッチするラッチ
回路と、ドライバに信号を出力し、ラッチ回路にストロ
ーブ信号を出力し、ラッチ回路の出力を入力し、第1の
遅延部の遅延量を制御し、タイミング校正を行うコント
ローラと、被試験対象までの遅延時間の2倍の遅延をさ
せるケーブルと、各ドライバからの信号を選択し、コン
パレータに選択した信号を出力するチャンネル選択回路
と、ドライバの1つからの信号を、ケーブルの一端に入
力させる第1のスイッチと、ケーブルからの出力信号を
コンパレータに出力する第2のスイッチと、を設け、チ
ャンネル選択回路で選択された信号経路の遅延時間を、
ケーブルの遅延時間に基づいて補正できるようにしたこ
とを特徴とするものである。
校正装置を実現することを目的にする。 【構成】 本装置は、2以上のドライバと、コンパレー
タと、被試験対象が入力する信号を遅延する第1の遅延
部と、コンパレータが出力する信号をラッチするラッチ
回路と、ドライバに信号を出力し、ラッチ回路にストロ
ーブ信号を出力し、ラッチ回路の出力を入力し、第1の
遅延部の遅延量を制御し、タイミング校正を行うコント
ローラと、被試験対象までの遅延時間の2倍の遅延をさ
せるケーブルと、各ドライバからの信号を選択し、コン
パレータに選択した信号を出力するチャンネル選択回路
と、ドライバの1つからの信号を、ケーブルの一端に入
力させる第1のスイッチと、ケーブルからの出力信号を
コンパレータに出力する第2のスイッチと、を設け、チ
ャンネル選択回路で選択された信号経路の遅延時間を、
ケーブルの遅延時間に基づいて補正できるようにしたこ
とを特徴とするものである。
Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、LSI試験装置のタイ
ミングを校正するタイミング校正装置に関し、自動的に
しかも正確にタイミング校正を行えるタイミング校正装
置に関するものである。
ミングを校正するタイミング校正装置に関し、自動的に
しかも正確にタイミング校正を行えるタイミング校正装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】LSI試験装置においては被試験対象
(以下DUTと略す)に例えば10ps(picosecond)の
時間的分解能でパルス信号を加えたり、同様な時間的分
解能でDUTの各ピンから出力されるパルス信号のタイ
ミング測定を行いDUTの機能試験を行う。このような
高速領域になると通過する電子素子、および伝送路長な
どにより、パルス信号の遅延する量が問題となる。すな
わち、パルス信号発生器から同一時刻にパルスを発生さ
せ、DUTの例えば1番ピン,2番ピン,3番ピンにパ
ルス信号を加えたつもりであっても、それぞれのピンに
至るまでの伝送路長や通過する電子素子により遅延量が
ことなるので、実際に3つのピンに到達するパルスの時
刻は異なってしまう。同様に、DUTの複数のピンから
同一時刻にパルス信号が出力されたとしても、このパル
ス信号を検出する検出回路までに、それぞれ異なった遅
延量が存在すると、DUTから異なった時刻にパルス出
力があったと誤って判断されてしまう。従って、パルス
信号発生器からDUTに至るまでの伝送回路により発生
する遅延量の校正、および、DUTから検出回路へ至る
までの伝送回路により発生する遅延量の校正が必要とな
る。
(以下DUTと略す)に例えば10ps(picosecond)の
時間的分解能でパルス信号を加えたり、同様な時間的分
解能でDUTの各ピンから出力されるパルス信号のタイ
ミング測定を行いDUTの機能試験を行う。このような
高速領域になると通過する電子素子、および伝送路長な
どにより、パルス信号の遅延する量が問題となる。すな
わち、パルス信号発生器から同一時刻にパルスを発生さ
せ、DUTの例えば1番ピン,2番ピン,3番ピンにパ
ルス信号を加えたつもりであっても、それぞれのピンに
至るまでの伝送路長や通過する電子素子により遅延量が
ことなるので、実際に3つのピンに到達するパルスの時
刻は異なってしまう。同様に、DUTの複数のピンから
同一時刻にパルス信号が出力されたとしても、このパル
ス信号を検出する検出回路までに、それぞれ異なった遅
延量が存在すると、DUTから異なった時刻にパルス出
力があったと誤って判断されてしまう。従って、パルス
信号発生器からDUTに至るまでの伝送回路により発生
する遅延量の校正、および、DUTから検出回路へ至る
までの伝送回路により発生する遅延量の校正が必要とな
る。
【0003】以下に従来のタイミング校正について説明
する。LSI試験装置の概略図を図3に示す。図におい
て、1はLSI試験装置の本体、2は本体1に接続され
るテストヘッドで、定電圧、定電流などを出力する出力
モジュールや電圧、電流などを測定する測定モジュール
などが格納されている。そして、3は、テストヘッド2
に接続され、DUT4に接続するパフォーマンスボード
で、テストヘッド2の各種モジュールを選択し、DUT
4に接続するリレーなどのDUTを測定するために必要
な回路を含んでいる。
する。LSI試験装置の概略図を図3に示す。図におい
て、1はLSI試験装置の本体、2は本体1に接続され
るテストヘッドで、定電圧、定電流などを出力する出力
モジュールや電圧、電流などを測定する測定モジュール
などが格納されている。そして、3は、テストヘッド2
に接続され、DUT4に接続するパフォーマンスボード
で、テストヘッド2の各種モジュールを選択し、DUT
4に接続するリレーなどのDUTを測定するために必要
な回路を含んでいる。
【0004】以上の構成のLSI試験装置のタイミング
校正を行うため、パフォーマンスボード3を外し、タイ
ミング校正を行う。図4は、従来のLSI試験装置のタ
イミング校正の説明図である。図3と同一のものは同一
符号を付す。図において、テストヘッド2は、複数のピ
ンエレクトロニクスカード20を有する。ピンエレクト
ロニクスカード20は、ドライバやコンパレータなどを
有している。21はスプリングコネクタで、ピンエレク
トロニクスカード20と接続している。そして、スプリ
ングコネクタ21は、パフォーマンスボードをテストヘ
ッド2に接続するときに用いる。5は同軸ケーブルで、
パフォーマンスボードの信号入力部からDUTまでの遅
延時間の2倍の遅延をさせる長さを有する。但し、パフ
ォーマンスボードの信号入力部からDUTまでの遅延時
間と、DUTから信号出力部までの遅延時間は同じとす
る。同軸ケーブル5の一端に1つのピンエレクトロニク
スカード20のコンパレータを基準コンパレータとして
接続し、他端に他のピンエレクトロニクスカード20の
ドライバに接続する。そして、ドライバ側のタイミング
校正を行う。次に、同軸ケーブルの他端を、他のピンエ
レクトロニクスカード20のドライバの接続に変更す
る。そして、同じくドライバ側のタイミング校正を行
う。このように、同軸ケーブルの他端の接続を次々替え
て、ドライバ側の校正を行う。同様に、コンパレータ側
の校正は、同軸ケーブルの接続を1つのドライバを基準
ドライバとし、基準ドライバと各ピンエレクトロニクス
カードのコンパレータとの接続を順次替えて、コンパレ
ータ側のタイミング校正を行う。
校正を行うため、パフォーマンスボード3を外し、タイ
ミング校正を行う。図4は、従来のLSI試験装置のタ
イミング校正の説明図である。図3と同一のものは同一
符号を付す。図において、テストヘッド2は、複数のピ
ンエレクトロニクスカード20を有する。ピンエレクト
ロニクスカード20は、ドライバやコンパレータなどを
有している。21はスプリングコネクタで、ピンエレク
トロニクスカード20と接続している。そして、スプリ
ングコネクタ21は、パフォーマンスボードをテストヘ
ッド2に接続するときに用いる。5は同軸ケーブルで、
パフォーマンスボードの信号入力部からDUTまでの遅
延時間の2倍の遅延をさせる長さを有する。但し、パフ
ォーマンスボードの信号入力部からDUTまでの遅延時
間と、DUTから信号出力部までの遅延時間は同じとす
る。同軸ケーブル5の一端に1つのピンエレクトロニク
スカード20のコンパレータを基準コンパレータとして
接続し、他端に他のピンエレクトロニクスカード20の
ドライバに接続する。そして、ドライバ側のタイミング
校正を行う。次に、同軸ケーブルの他端を、他のピンエ
レクトロニクスカード20のドライバの接続に変更す
る。そして、同じくドライバ側のタイミング校正を行
う。このように、同軸ケーブルの他端の接続を次々替え
て、ドライバ側の校正を行う。同様に、コンパレータ側
の校正は、同軸ケーブルの接続を1つのドライバを基準
ドライバとし、基準ドライバと各ピンエレクトロニクス
カードのコンパレータとの接続を順次替えて、コンパレ
ータ側のタイミング校正を行う。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このような構成の場
合、一定の遅延量の同軸ケーブルの切り換えを手動で切
り換えて、タイミング校正を行わなければならないとい
う問題点があった。
合、一定の遅延量の同軸ケーブルの切り換えを手動で切
り換えて、タイミング校正を行わなければならないとい
う問題点があった。
【0006】本発明の目的は、自動的にタイミング校正
を行えるタイミング校正装置を実現することにある。
を行えるタイミング校正装置を実現することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、被試験対象に
信号を出力する少なくとも2以上のドライバと、前記被
試験対象が出力する信号を入力する1つのコンパレータ
と、前記被試験対象が入力する信号を遅延する第1の遅
延部と、前記コンパレータが出力する信号をラッチする
ラッチ回路と、前記ドライバに信号を出力し、前記ラッ
チ回路にストローブ信号を出力し、ラッチ回路の出力を
入力し、前記第1の遅延部の遅延量を制御し、タイミン
グ校正を行うコントローラと、前記被試験対象を試験す
るときに用いる所定信号経路で発生する遅延時間に応じ
た遅延時間を有する遅延素子と、前記各ドライバからの
信号を選択し、前記コンパレータに選択した信号を出力
するチャンネル選択回路と、前記ドライバの1つからの
信号を、前記遅延素子の一端に入力させる第1のスイッ
チと、前記遅延素子からの出力信号を前記コンパレータ
に出力する第2のスイッチと、を設け、前記チャンネル
選択回路で選択された信号経路の遅延時間を、前記遅延
素子の遅延時間に基づいて補正できるようにしたことを
特徴とするものである。また、被試験対象に信号を出力
する1つのドライバと、前記被試験対象が出力する信号
を入力する少なくとも2以上のコンパレータと、前記コ
ンパレータが出力する信号をラッチするラッチ回路と、
このラッチ回路がラッチするタイミングを調整する第2
の遅延部と、前記ドライバに信号を出力し、前記ラッチ
回路にストローブ信号を出力し、ラッチ回路の出力を入
力し、前記第2の遅延部の遅延量を制御し、タイミング
校正を行うコントローラと、前記被試験対象を試験する
ときに用いる所定信号経路で発生する遅延時間に応じた
遅延時間を有する遅延素子と、前記ドライバからの信号
を前記コンパレータの1つに選択して出力するチャンネ
ル選択回路と、前記ドライバからの信号を、前記遅延素
子の一端に入力させる第1のスイッチと、前記遅延素子
からの出力信号を前記コンパレータの1つに出力する第
2のスイッチと、を設け、前記チャンネル選択回路で選
択された信号経路の遅延時間を、前記遅延素子の遅延時
間に基づいて補正できるようにしたことを特徴とするも
のである。
信号を出力する少なくとも2以上のドライバと、前記被
試験対象が出力する信号を入力する1つのコンパレータ
と、前記被試験対象が入力する信号を遅延する第1の遅
延部と、前記コンパレータが出力する信号をラッチする
ラッチ回路と、前記ドライバに信号を出力し、前記ラッ
チ回路にストローブ信号を出力し、ラッチ回路の出力を
入力し、前記第1の遅延部の遅延量を制御し、タイミン
グ校正を行うコントローラと、前記被試験対象を試験す
るときに用いる所定信号経路で発生する遅延時間に応じ
た遅延時間を有する遅延素子と、前記各ドライバからの
信号を選択し、前記コンパレータに選択した信号を出力
するチャンネル選択回路と、前記ドライバの1つからの
信号を、前記遅延素子の一端に入力させる第1のスイッ
チと、前記遅延素子からの出力信号を前記コンパレータ
に出力する第2のスイッチと、を設け、前記チャンネル
選択回路で選択された信号経路の遅延時間を、前記遅延
素子の遅延時間に基づいて補正できるようにしたことを
特徴とするものである。また、被試験対象に信号を出力
する1つのドライバと、前記被試験対象が出力する信号
を入力する少なくとも2以上のコンパレータと、前記コ
ンパレータが出力する信号をラッチするラッチ回路と、
このラッチ回路がラッチするタイミングを調整する第2
の遅延部と、前記ドライバに信号を出力し、前記ラッチ
回路にストローブ信号を出力し、ラッチ回路の出力を入
力し、前記第2の遅延部の遅延量を制御し、タイミング
校正を行うコントローラと、前記被試験対象を試験する
ときに用いる所定信号経路で発生する遅延時間に応じた
遅延時間を有する遅延素子と、前記ドライバからの信号
を前記コンパレータの1つに選択して出力するチャンネ
ル選択回路と、前記ドライバからの信号を、前記遅延素
子の一端に入力させる第1のスイッチと、前記遅延素子
からの出力信号を前記コンパレータの1つに出力する第
2のスイッチと、を設け、前記チャンネル選択回路で選
択された信号経路の遅延時間を、前記遅延素子の遅延時
間に基づいて補正できるようにしたことを特徴とするも
のである。
【0008】
【作用】このような本発明では、チャンネル選択回路に
より、ドライバとコンパレータの接続を行い、チャンネ
ル選択回路で選択された信号経路の遅延時間を、遅延素
子の遅延時間に基づいて補正する。
より、ドライバとコンパレータの接続を行い、チャンネ
ル選択回路で選択された信号経路の遅延時間を、遅延素
子の遅延時間に基づいて補正する。
【0009】
【実施例】以下図面を用いて本発明を説明する。図1は
本発明の一実施例を示した構成図である。図は、テスト
ヘッドから、LSI試験用のパフォーマンスボードを取
り外し、タイミング校正に用いるパフォーマンスボード
をテストヘッドに取り付けたものである。図において、
テストヘッドは以下で構成される。21〜2nは第1の
遅延部であるディレーラインで、DUTが入力する信号
を遅延する。31〜3nはドライバで、それぞれディレ
ーライン21〜2nが出力する信号を入力し、DUTに
信号を出力する。6はコンパレータで、DUTが出力す
る信号を入力する。7はラッチ回路で、コンパレータ6
が出力する信号をラッチする。8はディレーラインで、
ラッチ回路7が入力するストローブ信号を遅延する。
本発明の一実施例を示した構成図である。図は、テスト
ヘッドから、LSI試験用のパフォーマンスボードを取
り外し、タイミング校正に用いるパフォーマンスボード
をテストヘッドに取り付けたものである。図において、
テストヘッドは以下で構成される。21〜2nは第1の
遅延部であるディレーラインで、DUTが入力する信号
を遅延する。31〜3nはドライバで、それぞれディレ
ーライン21〜2nが出力する信号を入力し、DUTに
信号を出力する。6はコンパレータで、DUTが出力す
る信号を入力する。7はラッチ回路で、コンパレータ6
が出力する信号をラッチする。8はディレーラインで、
ラッチ回路7が入力するストローブ信号を遅延する。
【0010】テストヘッドに接続するタイミング校正に
用いるパフォーマンスボードは以下で構成される。5は
遅延素子である同軸ケーブルで、DUTまでの遅延時間
の2倍の遅延をさせる。9はチャンネル選択回路で、ド
ライバ31〜3nからの信号を選択し、コンパレータ6
に選択した信号を出力する。SW1は第1のスイッチ
で、ドライバ31からの信号を同軸ケーブル5の一端に
入力させる。SW2は第2のスイッチで、同軸ケーブル
5からの出力信号をコンパレータ6に出力する。
用いるパフォーマンスボードは以下で構成される。5は
遅延素子である同軸ケーブルで、DUTまでの遅延時間
の2倍の遅延をさせる。9はチャンネル選択回路で、ド
ライバ31〜3nからの信号を選択し、コンパレータ6
に選択した信号を出力する。SW1は第1のスイッチ
で、ドライバ31からの信号を同軸ケーブル5の一端に
入力させる。SW2は第2のスイッチで、同軸ケーブル
5からの出力信号をコンパレータ6に出力する。
【0011】テストヘッドに接続する本体の校正は以下
の構成である。10はコントローラで、ドライバ31〜
3nに信号を出力し、ラッチ回路7にストローブ信号を
出力し、ラッチ回路7の出力を入力し、ディレーライン
21〜2nとディレーライン8との遅延量を制御し、タ
イミング校正を行う。11は制御部で、スイッチSW1
を同軸ケーブル5に接続させ、スイッチSW2を同軸ケ
ーブル5に接続させる。そして、コントローラ10に信
号を出力させ、信号を取り込むタイミングをディレーラ
イン21の調整により行わす。次に、スイッチSW1を
同軸ケーブル5の接続からチャンネル選択回路9の接続
に変更し、スイッチSW2を同軸ケーブル5の接続から
チャンネル選択回路9の接続に変更する。チャンネル選
択回路9の接続をスイッチSW1が接続するドライバ3
1とスイッチSW2が接続するコンパレータ6との接続
にする。コントローラ10に信号を出力させ、信号を取
り込むタイミングをストローブ信号のタイミングを変化
させることにより行わせ、チャンネル選択回路9の遅延
量を求める。そして、ドライバ31〜3nとコンパレー
タ6の接続をチャンネル選択回路9により選択する。コ
ントローラ10に信号を出力させ、信号を取り込むタイ
ミングをディレーライン21〜2nの調整により行わ
す。最後に、コントローラ10にディレーライン21〜
2nに対してチャンネル選択回路9による遅延量の補正
を行わす。
の構成である。10はコントローラで、ドライバ31〜
3nに信号を出力し、ラッチ回路7にストローブ信号を
出力し、ラッチ回路7の出力を入力し、ディレーライン
21〜2nとディレーライン8との遅延量を制御し、タ
イミング校正を行う。11は制御部で、スイッチSW1
を同軸ケーブル5に接続させ、スイッチSW2を同軸ケ
ーブル5に接続させる。そして、コントローラ10に信
号を出力させ、信号を取り込むタイミングをディレーラ
イン21の調整により行わす。次に、スイッチSW1を
同軸ケーブル5の接続からチャンネル選択回路9の接続
に変更し、スイッチSW2を同軸ケーブル5の接続から
チャンネル選択回路9の接続に変更する。チャンネル選
択回路9の接続をスイッチSW1が接続するドライバ3
1とスイッチSW2が接続するコンパレータ6との接続
にする。コントローラ10に信号を出力させ、信号を取
り込むタイミングをストローブ信号のタイミングを変化
させることにより行わせ、チャンネル選択回路9の遅延
量を求める。そして、ドライバ31〜3nとコンパレー
タ6の接続をチャンネル選択回路9により選択する。コ
ントローラ10に信号を出力させ、信号を取り込むタイ
ミングをディレーライン21〜2nの調整により行わ
す。最後に、コントローラ10にディレーライン21〜
2nに対してチャンネル選択回路9による遅延量の補正
を行わす。
【0012】このような装置の動作を以下で説明する。
図2は図1の装置の動作を示したフローチャートであ
る。制御部11は、スイッチSW1,SW2を同軸ケー
ブル5に接続させる。そして、コントローラ10は、ド
ライバ31に信号を与え、同軸ケーブル5を介してコン
パレータ6が出力する信号を、ラッチ回路7に入力する
タイミングをディレーライン21を変化させることによ
り行う。これがタイミング校正の基準となる。次に、制
御部11は、スイッチSW1,SW2をチャンネル選択
回路9の接続に変更し、チャンネル選択回路9により、
ドライバ31とコンパレータ6とを接続する。制御部1
1の命令により、コントローラ10は、ドライバ31に
信号を出力する。そして、コントローラ10はストロー
ブ信号のタイミングを変化させて、ラッチ回路7が信号
を保持するタイミングの調整を行う。そして、制御部1
1は、ストローブ信号のタイミングの変化量を記憶す
る。この変化量がチャンネル選択回路9による遅延量で
ある。ここでは、同長パターン及び遅延量の同じリレー
を使用しているので、チャンネル選択回路9の各信号経
路における遅延量の差は無視できる。したがって、ドラ
イバ31とコンパレータ6とを接続する信号経路の遅延
量でチャンネル選択回路9の全信号経路の遅延量を代表
した。そして、制御部11はチャンネル選択回路9によ
りドライバとコンパレータ6とを接続する。コントロー
ラ10は基準タイミング時におけるストローブ信号のタ
イミングを変化させないストローブ信号を出力し、ドラ
イバ側のディレーラインを変化させ、ラッチ回路7が信
号を保持するタイミングの調整を行う。このとき、コン
パレータ6のディレーライン8は、変化させない。上記
の動作をドライバの数だけ行う。最後に、制御部11
は、記憶したストローブ信号のタイミングの変化量に相
当する遅延量に応じてコントローラ10に各ドライバ側
のディレーラインを変化させて、タイミング校正の補正
を行う。
図2は図1の装置の動作を示したフローチャートであ
る。制御部11は、スイッチSW1,SW2を同軸ケー
ブル5に接続させる。そして、コントローラ10は、ド
ライバ31に信号を与え、同軸ケーブル5を介してコン
パレータ6が出力する信号を、ラッチ回路7に入力する
タイミングをディレーライン21を変化させることによ
り行う。これがタイミング校正の基準となる。次に、制
御部11は、スイッチSW1,SW2をチャンネル選択
回路9の接続に変更し、チャンネル選択回路9により、
ドライバ31とコンパレータ6とを接続する。制御部1
1の命令により、コントローラ10は、ドライバ31に
信号を出力する。そして、コントローラ10はストロー
ブ信号のタイミングを変化させて、ラッチ回路7が信号
を保持するタイミングの調整を行う。そして、制御部1
1は、ストローブ信号のタイミングの変化量を記憶す
る。この変化量がチャンネル選択回路9による遅延量で
ある。ここでは、同長パターン及び遅延量の同じリレー
を使用しているので、チャンネル選択回路9の各信号経
路における遅延量の差は無視できる。したがって、ドラ
イバ31とコンパレータ6とを接続する信号経路の遅延
量でチャンネル選択回路9の全信号経路の遅延量を代表
した。そして、制御部11はチャンネル選択回路9によ
りドライバとコンパレータ6とを接続する。コントロー
ラ10は基準タイミング時におけるストローブ信号のタ
イミングを変化させないストローブ信号を出力し、ドラ
イバ側のディレーラインを変化させ、ラッチ回路7が信
号を保持するタイミングの調整を行う。このとき、コン
パレータ6のディレーライン8は、変化させない。上記
の動作をドライバの数だけ行う。最後に、制御部11
は、記憶したストローブ信号のタイミングの変化量に相
当する遅延量に応じてコントローラ10に各ドライバ側
のディレーラインを変化させて、タイミング校正の補正
を行う。
【0013】以上のように、同軸ケーブル5により、正
確なタイミング校正を行い、制御部11によりチャンネ
ル選択回路9を自動的に各ドライバに接続し、ドライバ
側のタイミング校正を行う。そして、チャンネル選択回
路9の遅延による誤差の補正を行うことにより、自動的
にしかも正確にタイミング校正が行える。
確なタイミング校正を行い、制御部11によりチャンネ
ル選択回路9を自動的に各ドライバに接続し、ドライバ
側のタイミング校正を行う。そして、チャンネル選択回
路9の遅延による誤差の補正を行うことにより、自動的
にしかも正確にタイミング校正が行える。
【0014】なお、本発明はこれに限定されるものでは
なく、以下のようなものも本発明に含まれる。コンパレ
ータ側のタイミング校正を行う構成、つまり、実施例の
ドライバとコンパレータの関係を逆にすることにより、
コンパレータ側のタイミング校正が行える。ここで、チ
ャンネル選択回路は、コンパレータを選択して、1つの
ドライバに接続することになる。また、制御部を以下の
ような制御を行ってもよい。図1により説明する。制御
部11は、同軸ケーブル5を介してドライバ31とコン
パレータ6とを接続する。そして、コントローラ10
は、ドライバ31に信号を与え、コンパレータ6が出力
する信号を、ラッチ回路7に入力するタイミングをディ
レーライン21を変化させることにより行う。そして、
チャンネル選択回路9を介してドライバ31とコンパレ
ータ6とを接続する。制御部11の命令により、コント
ローラ10は、ドライバ31に信号を出力し、ストロー
ブ信号のタイミングを変化させ、ラッチ回路7が信号を
保持するタイミングの調整を行う。次に、チャンネル選
択回路9を介して、各ドライバとコンパレータ6とを接
続する。そして、コントローラ10はタイミングを変化
させたときのストローブ信号を出力し、ドライバ側のデ
ィレーライン2nを変化させ、ラッチ回路7に信号が入
力されるタイミングの調整を行う。このとき、コンパレ
ータ6のディレーライン8は、変化させない。上記の動
作をドライバの数だけ行う。他に、ラッチ回路がラッチ
するタイミングを調整する構成として、第2の遅延部を
コンパレータとラッチ回路の間に設ける構成にしてもよ
い。。
なく、以下のようなものも本発明に含まれる。コンパレ
ータ側のタイミング校正を行う構成、つまり、実施例の
ドライバとコンパレータの関係を逆にすることにより、
コンパレータ側のタイミング校正が行える。ここで、チ
ャンネル選択回路は、コンパレータを選択して、1つの
ドライバに接続することになる。また、制御部を以下の
ような制御を行ってもよい。図1により説明する。制御
部11は、同軸ケーブル5を介してドライバ31とコン
パレータ6とを接続する。そして、コントローラ10
は、ドライバ31に信号を与え、コンパレータ6が出力
する信号を、ラッチ回路7に入力するタイミングをディ
レーライン21を変化させることにより行う。そして、
チャンネル選択回路9を介してドライバ31とコンパレ
ータ6とを接続する。制御部11の命令により、コント
ローラ10は、ドライバ31に信号を出力し、ストロー
ブ信号のタイミングを変化させ、ラッチ回路7が信号を
保持するタイミングの調整を行う。次に、チャンネル選
択回路9を介して、各ドライバとコンパレータ6とを接
続する。そして、コントローラ10はタイミングを変化
させたときのストローブ信号を出力し、ドライバ側のデ
ィレーライン2nを変化させ、ラッチ回路7に信号が入
力されるタイミングの調整を行う。このとき、コンパレ
ータ6のディレーライン8は、変化させない。上記の動
作をドライバの数だけ行う。他に、ラッチ回路がラッチ
するタイミングを調整する構成として、第2の遅延部を
コンパレータとラッチ回路の間に設ける構成にしてもよ
い。。
【0015】
【発明の効果】本発明によれば、チャンネル選択回路に
より、ドライバあるいはコンパレータの選択を行い、チ
ャンネル選択回路で選択された信号経路の遅延時間を、
遅延素子の遅延時間に基づいて補正するので、自動的に
しかも正確にタイミング校正を行えるという効果があ
る。
より、ドライバあるいはコンパレータの選択を行い、チ
ャンネル選択回路で選択された信号経路の遅延時間を、
遅延素子の遅延時間に基づいて補正するので、自動的に
しかも正確にタイミング校正を行えるという効果があ
る。
【図1】本発明の一実施例を示した構成図である。
【図2】図1の装置の動作を示したフローチャートであ
る。
る。
【図3】LSI試験装置の概略図である。
【図4】従来のLSI試験装置のタイミング校正の説明
図である。
図である。
5 同軸ケーブル 6 コンパレータ 7 ラッチ回路 8,21〜2n ディレーライン 9 チャンネル選択回路 10 コントローラ 11 制御部 31〜3n ドライバ SW1,SW2 スイッチ
Claims (2)
- 【請求項1】 被試験対象に信号を出力する少なくとも
2以上のドライバと、 前記被試験対象が出力する信号を入力する1つのコンパ
レータと、 前記被試験対象が入力する信号を遅延する第1の遅延部
と、 前記コンパレータが出力する信号をラッチするラッチ回
路と、 前記ドライバに信号を出力し、前記ラッチ回路にストロ
ーブ信号を出力し、ラッチ回路の出力を入力し、前記第
1の遅延部の遅延量を制御し、タイミング校正を行うコ
ントローラと、 前記被試験対象を試験するときに用いる所定信号経路で
発生する遅延時間に応じた遅延時間を有する遅延素子
と、 前記各ドライバからの信号を選択し、前記コンパレータ
に選択した信号を出力するチャンネル選択回路と、 前記ドライバの1つからの信号を、前記遅延素子の一端
に入力させる第1のスイッチと、 前記遅延素子からの出力信号を前記コンパレータに出力
する第2のスイッチと、を設け、前記チャンネル選択回
路で選択された信号経路の遅延時間を、前記遅延素子の
遅延時間に基づいて補正できるようにしたことを特徴と
するタイミング校正装置。 - 【請求項2】 被試験対象に信号を出力する1つのドラ
イバと、 前記被試験対象が出力する信号を入力する少なくとも2
以上のコンパレータと、 前記コンパレータが出力する信号をラッチするラッチ回
路と、 このラッチ回路がラッチするタイミングを調整する第2
の遅延部と、 前記ドライバに信号を出力し、前記ラッチ回路にストロ
ーブ信号を出力し、ラッチ回路の出力を入力し、前記第
2の遅延部の遅延量を制御し、タイミング校正を行うコ
ントローラと、 前記被試験対象を試験するときに用いる所定信号経路で
発生する遅延時間に応じた遅延時間を有する遅延素子
と、 前記ドライバからの信号を前記コンパレータの1つに選
択して出力するチャンネル選択回路と、 前記ドライバからの信号を、前記遅延素子の一端に入力
させる第1のスイッチと、 前記遅延素子からの出力信号を前記コンパレータの1つ
に出力する第2のスイッチと、を設け、前記チャンネル
選択回路で選択された信号経路の遅延時間を、前記遅延
素子の遅延時間に基づいて補正できるようにしたことを
特徴とするタイミング校正装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5070158A JPH06281704A (ja) | 1993-03-29 | 1993-03-29 | タイミング校正装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5070158A JPH06281704A (ja) | 1993-03-29 | 1993-03-29 | タイミング校正装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06281704A true JPH06281704A (ja) | 1994-10-07 |
Family
ID=13423483
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5070158A Pending JPH06281704A (ja) | 1993-03-29 | 1993-03-29 | タイミング校正装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06281704A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPWO2010007770A1 (ja) * | 2008-07-15 | 2012-01-05 | 株式会社アドバンテスト | 試験装置 |
-
1993
- 1993-03-29 JP JP5070158A patent/JPH06281704A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPWO2010007770A1 (ja) * | 2008-07-15 | 2012-01-05 | 株式会社アドバンテスト | 試験装置 |
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