JPH0755882A - Ic試験装置 - Google Patents

Ic試験装置

Info

Publication number
JPH0755882A
JPH0755882A JP5207429A JP20742993A JPH0755882A JP H0755882 A JPH0755882 A JP H0755882A JP 5207429 A JP5207429 A JP 5207429A JP 20742993 A JP20742993 A JP 20742993A JP H0755882 A JPH0755882 A JP H0755882A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
delay line
programmable delay
comparator
driver
digital signal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5207429A
Other languages
English (en)
Inventor
Kiyoaki Koyama
清明 小山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yokogawa Electric Corp
Original Assignee
Yokogawa Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yokogawa Electric Corp filed Critical Yokogawa Electric Corp
Priority to JP5207429A priority Critical patent/JPH0755882A/ja
Publication of JPH0755882A publication Critical patent/JPH0755882A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Tests Of Electronic Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 被試験対象の試験を精度よく行うことができ
るIC試験装置を実現することを目的にする。 【構成】 本発明は、ドライバ側の第1のプログラマブ
ルディレーラインと、コンパレータ側の第2のプログラ
マブルディレーラインとによりタイミングの調整を行う
IC試験装置に改良を加えたものである。本装置は、タ
イミング校正における信号経路の遅延量と、パフォーマ
ンスボードにおける信号経路の遅延量との誤差による第
1または第2のプログラマブルディレーラインの補正値
を記憶する記憶部と、この記憶部の補正値に基づいて、
第1または第2のプログラマブルディレーラインの補正
を行う制御部と、を具備したことを特徴とする装置であ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、被試験対象の試験を精
度よく行えるIC試験装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】IC試験装置においては被試験対象(以
下DUTと略す)のICに例えば10ps(picosecond)
の時間的分解能でデジタル信号を加えたり、同様な時間
的分解能でDUTの各ピンから出力されるデジタル信号
の測定を行いDUTの機能試験を行う。このような高速
領域になると通過する電子素子、および伝送路長などに
より、デジタル信号の遅延する量が問題となる。すなわ
ち、信号発生器から同一時刻にデジタル信号を発生さ
せ、DUTの例えば1番ピン,2番ピン,3番ピンにデ
ジタル信号を加えたつもりであっても、それぞれのピン
に至るまでの伝送路長や通過する電子素子により遅延量
が異なるので、実際に3つのピンに到達するデジタル信
号の時刻は異なってしまう。同様に、DUTの複数のピ
ンから同一時刻にデジタル信号が出力されたとしても、
このデジタル信号を検出する検出回路までに、それぞれ
異なった遅延量が存在すると、DUTから異なった時刻
にデジタル信号の出力があったと誤って判断されてしま
う。従って、信号発生器からDUTに至るまでの伝送回
路により発生する遅延量の校正、および、DUTから検
出回路へ至るまでの伝送回路により発生する遅延量の校
正が必要となる。これをタイミング校正という。
【0003】そこで、従来のIC試験装置は、ドライバ
がDUTに出力するデジタル信号を遅延させるプログラ
マブルディレーラインと、DUTからコンパレータに入
力されるデジタル信号の取り込みのタイミング信号を遅
延させるプログラマブルディレーラインとを調整するこ
とで、デジタル信号のタイミング校正を行っていた。
【0004】IC試験装置の構成概略図を図3に示す。
図において、1は本体で、装置の制御を司る制御部など
が格納されている。2は本体1に接続されるテストヘッ
ドで、ドライバやコンパレータやプログラマブルディレ
ーラインなどを複数有している。3はパフォーマンスボ
ードで、テストヘッド2に接続され、ドライバやコンパ
レータをDUT4に接続する。
【0005】以上の構成のIC試験装置のタイミング校
正を行うため、パフォーマンスボード3を取り外し、ド
ライバとコンパレータを選択的に接続する校正ボードを
取り付け、タイミング校正を行う。ここで、校正ボード
は、ドライバとコンパレータとの接続による信号経路の
遅延量を、パフォーマンスボード3の信号入力部からD
UT4までの信号経路の2倍の遅延量にしている。そし
て、タイミング校正が終了したら、パフォーマンスボー
ド3を取り付けて、DUT4の測定を行う。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このような装置は以下
のような問題点があった。 校正ボードによりタイミング校正を行い、校正ボード
を取り外し、パフォーマンスボード3を取り付けて、D
UT4の試験を行う。ここで、パフォーマンスボード3
におけるドライバからDUT4あるいはDUT4からコ
ンパレータまでの信号経路の距離は同一として、校正ボ
ードは遅延量を決めている。しかし、パフォーマンスボ
ード3におけるドライバからDUT4あるいはDUT4
からコンパレータまでの信号経路の距離は、同一とは限
らない。このため、パフォーマンスボード3の信号経路
の差が遅延量の誤差となり、正確なDUT4の試験が行
えない。
【0007】例えば、校正ボードを接続して、タイミ
ング校正を行う条件を次のようにする。ドライバが0−
3Vのデジタル信号を出力して、コンパレータが入力す
るデジタル信号が1.5Vのときにデジタル信号を取り
込むタイミング信号を出力する。そして、パフォーマン
スボード3を接続して、DUT4の試験を行う条件を次
のようにする。ドライバが0−5Vのデジタル信号を出
力して、コンパレータが入力するデジタル信号が2.5
Vのときにデジタル信号を取り込むタイミング信号を出
力する。このようにすると、DUT4から出力されるデ
ジタル信号の取り込みのタイミングを信号が1.5Vの
ときにタイミング校正を行っている。しかし、DUTの
試験を行う条件は、デジタル信号が2.5Vのときにコ
ンパレータに入力されるデジタル信号を取り込む。ここ
で、デジタル信号のスルーレートは、同じであるとする
と、取り込みを行うときの電圧レベルが異なるとタイミ
ングもずれてしまい、正確なDUTの試験が行えない。
【0008】本発明の目的は、被試験対象の試験を精度
よく行うことができるIC試験装置を実現することにあ
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、ドライバが被
試験対象に出力するデジタル信号を遅延させる第1のプ
ログラマブルディレーラインと、被試験対象からコンパ
レータに入力されるデジタル信号の取り込みのタイミン
グ信号を遅延させる第2のプログラマブルディレーライ
ンとによりタイミングの調整を行うIC試験装置におい
て、タイミング校正におけるドライバとコンパレータと
の接続による信号経路の遅延量と、パフォーマンスボー
ドにおける被試験対象とドライバあるいはコンパレータ
との接続による信号経路の遅延量との誤差による前記第
1または第2のプログラマブルディレーラインの補正値
を記憶する記憶部と、この記憶部の補正値に基づいて、
前記第1または第2のプログラマブルディレーラインの
補正を行う制御部と、を具備したことを特徴とするもの
である。また、ドライバが被試験対象に出力するデジタ
ル信号を遅延させる第1のプログラマブルディレーライ
ンと、被試験対象からコンパレータに入力されるデジタ
ル信号の取り込みのタイミング信号を遅延させる第2の
プログラマブルディレーラインとによりタイミングの調
整を行うIC試験装置において、前記デジタル信号の電
圧レベルに対応する前記第1または第2のプログラマブ
ルディレーラインの補正値を記憶する記憶部と、この記
憶部の補正値に基づいて、前記第1または第2のプログ
ラマブルディレーラインの補正を行う制御部と、を具備
したことを特徴とするものである。そして、ドライバが
被試験対象に出力するデジタル信号を遅延させる第1の
プログラマブルディレーラインと、被試験対象からコン
パレータに入力されるデジタル信号の取り込みのタイミ
ング信号を遅延させる第2のプログラマブルディレーラ
インとにより、タイミングの調整を行うIC試験装置に
おいて、デジタル信号の電圧レベルに対応するデジタル
値を出力するレベル手段と、このレベル手段が出力する
デジタル値を入力し、前記ドライバあるいは前記コンパ
レータの電圧レベルとして出力するD/A変換部と、前
記レベル手段が出力するデジタル値をアドレスとし、ア
ドレスに対応する補正値に、前記第1または第2のプロ
グラマブルディレーラインの遅延量を補正するメモリ
と、を有することを特徴とするものである。
【0010】
【作用】このような本発明では、記憶部から所望の第1
または第2のプログラマブルディレーラインの補正値を
取り出して、第1または第2のプログラマブルディレー
ラインの遅延量を補正する。また、レベル手段がドライ
バあるいはコンパレータに与える電圧レベルに応じたデ
ジタル値をD/A変換部に出力する。そして、D/A変
換部は、デジタル値をドライバあるいはコンパレータの
電圧レベルとして出力する。そのデジタル値をアドレス
とする記憶部が、第1または第2のプログラマブルディ
レーラインの遅延量を補正する。
【0011】
【実施例】以下図面を用いて本発明を説明する。図1は
本発明の一実施例を示した構成図である。図3と同一の
ものは同一符号を付す。図において、6はピンエレクト
ロニクス(以下PEと略す)カードで、テストヘッドに
複数設けられている。
【0012】PEカード6において、7は第1のプログ
ラマブルディレーラインで、DUT4に出力するデジタ
ル信号を遅延させる。8はドライバで、プログラマブル
ディレーライン7が出力するデジタル信号を入力し、デ
ジタル信号に一定振幅の電圧を与えて、DUT4に出力
する。9はコンパレータで、DUT4が出力するデジタ
ル信号を入力し、一定の電圧と比較し比較結果を出力す
る。10はラッチ回路で、コンパレータ9が比較した結
果を保持する。11は第2のプログラマブルディレーラ
インで、ラッチ回路10に入力されるタイミング信号を
遅延させる。
【0013】12は校正ボードで、ドライバ8とコンパ
レータ9とを選択的に接続する。13は記憶部で、校正
ボード12におけるドライバ8とコンパレータ9との接
続による信号経路の遅延量と、パフォーマンスボード3
におけるDUT4とドライバ8あるいはコンパレータ9
との接続による信号経路の遅延量との誤差によるドライ
バ8あるいはコンパレータ9ごとのプログラマブルディ
レーライン7,11の補正値を記憶する。また、デジタ
ル信号の電圧レベルに対応するコンパレータ9ごとのプ
ログラマブルディレーライン11の補正値を記憶する。
【0014】14は制御部で、DUT4に与えるデジタ
ル信号を出力し、コンパレータ9からの信号をラッチ回
路10が保持するタイミングであるタイミング信号を出
力し、ラッチ回路10が保持する値を入力する。そし
て、プログラマブルディレーライン7,11の遅延量を
制御する。また、DUT4に出力するデジタル信号に与
える電圧をドライバ8に出力し、DUT4から出力され
るデジタル信号と比較する電圧をコンパレータ9に与え
る。記憶部13からプログラマブルディレーライン7,
11のデジタル信号の遅延時間の補正値を取り出して、
プログラマブルディレーライン7,11の補正を行う。
【0015】このような装置の動作を以下で説明する。
まず、1つのコンパレータ9を基準として、ドライバ8
のタイミング校正について述べる。ドライバ8と、コン
パレータ9とを校正ボード12により接続する。そし
て、制御部14は、記憶部13から信号経路差によるプ
ログラマブルディレーライン11の補正値を読み出し
て、プログラマブルディレーライン11を基準値から補
正値だけ遅延させる。そして、ドライバ8のタイミング
校正を行う。ここで、記憶部13のアドレスはドライバ
8ごとに割り付けられている。上記のように順次ドライ
バ8のタイミング校正を行う。
【0016】例えば、校正ボード12の信号経路の遅延
時間が6nsとする。そして、校正ボード12を取り外
して、パフォーマンスボード3を取り付けた場合におい
て、ドライバ8からDUT4までの遅延時間が4ns、
DUT4からコンパレータ9までの遅延時間は3nsと
する。このとき、校正ボード12とパフォーマンスボー
ド3との誤差は、(ドライバ8からDUT4までの遅延
時間)+(DUT4からコンパレータ9までの遅延時
間)−(校正ボード12の遅延時間)である。つまり、
4+3−6=1nsとなる。この1nsを記憶部13に
記憶させておく。そして、制御部14がこの値を取り出
し、プログラマブルディレーライン11を1ns遅らせ
る。そして、ドライバ8のタイミング調整を行う。
【0017】同様に、1つのドライバ8を基準として、
コンパレータ9のタイミング校正を行う。つまり、制御
部14が記憶部13から補正値を読み出して、プログラ
マブルディレーライン7を基準値から補正値だけ遅延さ
せる。そして、コンパレータ9のタイミング校正を行
う。ここで、記憶部13のアドレスはコンパレータ9ご
とに割り付けられている。このように、基準となる側の
プログラマブルディレーライン7,11を遅延させるこ
とにより、校正ボード12による遅延時間と、実際の信
号経路であるパフォーマンスボード3の遅延時間との誤
差をなくすので、正確なタイミング校正が行える。
【0018】次に、タイミング校正が終了し、DUT4
に出力するデジタル信号の電圧レベルを変化させる場合
について説明する。制御部14は、記憶部13からデジ
タル信号の電圧レベルに対応するプログラマブルディレ
ーライン11ごとの補正値を取り出して、プログラマブ
ルディレーライン11の遅延時間を補正する。ここで、
記憶部13のアドレスはドライバ8ごとに割り付けられ
ている。校正ボード12で校正を行う条件とパフォーマ
ンスボード3でDUT4の試験を行う条件とが異なって
も、制御部14が記憶部13よりプログラマブルディレ
ーライン11ごとの補正値を取り出して補正を行うの
で、正確な試験が行える。
【0019】その他の実施例を図2に示す。図1と同一
のものは同一符号を付す。図において、15は制御部
で、DUTに与える信号をドライバ8に出力し、DUT
からの信号をラッチ回路10が保持するタイミングであ
るタイミング信号を出力し、ラッチ回路10が保持する
値を入力する。そして、デジタル信号の電圧レベルに対
応するデジタル値を出力するレベル手段を有している。
16a〜16cはレジスタで、制御部15が出力する電
圧レベルに対応するデジタル値を保持する。そして、そ
れぞれ、ドライバ8の出力するデジタル信号の振幅の上
限値,下限値,コンパレータ9のスレッショルドレベル
に対応するデジタル値を保持する。17a〜17cはD
/A変換部で、それぞれ、レジスタ16a〜16cのデ
ジタル値を入力し、電圧レベルとして出力する。そし
て、それぞれドライバ8の出力するデジタル信号の振幅
の上限値の入力端子,下限値の入力端子,コンパレータ
9のスレッショルドレベルの入力端子に出力する。
【0020】18はメモリで、レジスタ16cが出力す
るデジタル値をアドレスとし、アドレスに対応する補正
値に、プログラマブルディレーライン11の遅延量を補
正する。
【0021】このような装置の動作を以下で説明する。
タイミング校正が終了し、タイミング校正と異なる条件
で、つまり、DUTに出力するデジタル信号の電圧レベ
ルと、コンパレータ9がDUTからのデジタル信号と比
較するスレッショルドレベルを変化させる。まず、制御
部15が電圧レベルに対応するデジタル値をレジスタ1
6a〜16cに出力する。そして、レジスタ16a〜1
6cは、デジタル値を保持し、それぞれD/A変換部1
7a〜17cに出力する。D/A変換部17a〜17c
は、デジタル値を電圧レベルにして、それぞれドライバ
8の出力するデジタル信号の振幅の上限値の入力端子,
下限値の入力端子,コンパレータ9のスレッショルドレ
ベルの入力端子に出力する。
【0022】メモリ18は、レジスタ16cの保持する
デジタル値をアドレスとし、アドレスに対応する補正値
に、プログラマブルディレーライン11の遅延量を補正
する。そして、制御部15は、プログラマブルディレー
ライン7を介して、DUTに与える信号をドライバ8に
与える。ドライバ8は、制御部15から出力されるデジ
タル信号にD/A変換部17a,bからの電圧レベルを
与えて、DUTに出力する。また、コンパレータ9は、
DUTからのデジタル信号をD/A変換部17cからの
スレッショホルドレベルと比較し、スレッショホルドレ
ベルより高いときは、ハイレベルとし、低いときはロー
レベルとして出力する。
【0023】最後に、制御部15は、プログラマブルデ
ィレーライン11を介して、タイミング信号をラッチ回
路10に出力する。ラッチ回路10は、タイミング信号
によりコンパレータ9からの信号を保持し、制御部15
に出力する。そして、制御部15は、ラッチ回路10か
らの信号によりDUTが正常に動作しているかどうか判
断する。
【0024】このように、コンパレータ9に与える電圧
レベルに対応するデジタル値のデータをメモリ18のア
ドレスとする。そして、メモリ18がアドレスに対応す
る補正値にプログラマブルディレーライン11の遅延量
を補正する。その結果、制御部15が、コンパレータ9
に与える電圧レベルに対応するデジタル値を出力する
と、自動的にプログラマブルディレーライン11の遅延
量を補正することができる。
【0025】なお、本発明はこれに限定されるものでは
なく、以下のものも含まれる。図1の実施例において、
制御部14の動作は、実施例の動作に限定されるもので
はなく、以下のような動作でもよい。タイミング校正前
にプログラマブルディレーライン7,11を補正するの
ではなく、タイミング校正後にプログラマブルディレー
ライン7,11の補正を行ってもよい。この場合、補正
するプログラマブルディレーライン7,11は、実施例
と逆の関係になる。つまり、1つのコンパレータ9を基
準として、ドライバ8をタイミング校正する場合は、ド
ライバ8側のプログラマブルディレーライン7の遅延量
を補正することとなる。
【0026】また、デジタル信号の電圧レベルを変化し
た場合、コンパレータ9側のプログラマブルディレーラ
イン11を補正する例を示したが、ドライバ8側のプロ
グラマブルディレーライン7の補正をすることも考えら
れる。つまり、電圧レベルでスルーレートが異なるとき
などである。
【0027】そして、図2の実施例において、コンパレ
ータ9側のプログラマブルディレーライン11の遅延量
を補正するだけでなく、ドライバ8側のプログラマブル
ディレーライン7の遅延量を補正するメモリ18の構成
も考えられる。また、スレッショルドレベルに対応する
デジタル値をアドレスとするだけでなく、ドライバ8の
デジタル信号の振幅の上限値あるいは下限値の電圧レベ
ルに対応するデジタル値をアドレスとするメモリ18の
構成も考えられる。デジタル値の一部または複数のデジ
タル値の一部を合成してメモリ18のアドレスとする構
成も考えられる。要するに電圧レベルに対応するデジタ
ル値をアドレスとして、アドレスに対応する補正値に、
プログラマブルディレーラインの遅延量を補正するメモ
リを有していれば、本発明に含まれる。
【0028】
【発明の効果】本発明によれば、以下のような効果があ
る。 校正ボードによる信号経路による遅延時間と、パフォ
ーマンスボードの信号経路の遅延時間との誤差を、記憶
部の補正値により第1または第2のプログラマブルディ
レーラインの補正を行うので、精度のよい被試験対象の
試験が行える。 タイミング校正を行う条件と被試験対象の試験を行う
条件とが異なっても、記憶部の補正値により第1または
第2のプログラマブルディレーラインの補正を行うの
で、精度のよい被試験対象の試験が行える。 ドライバあるいはコンパレータに与える電圧レベルに
対応するデジタル値をメモリのアドレスとする。そし
て、メモリがアドレスに対応する補正値に第1または第
2のプログラマブルディレーラインの遅延量を補正す
る。その結果、レベル手段が、ドライバあるいはコンパ
レータに与える電圧レベルに対応するデジタル値を出力
すると、自動的に第1または第2のプログラマブルディ
レーラインの遅延量を補正することができる。そのた
め、被試験対象に与えるデジタル信号の電圧レベルが変
化しても、タイミング校正が自動的に行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示した構成図である。
【図2】本発明のその他の実施例を示した構成図であ
る。
【図3】IC試験装置の構成概略図である。
【符号の説明】
3 パフォーマンスボード 4 DUT 7,11 プログラマブルディレーライン 8 ドライバ 9 コンパレータ 10 ラッチ回路 12 校正ボード 13 記憶部 14,15 制御部 16a〜16c レジスタ 17a〜17c D/A変換部 18 メモリ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ドライバが被試験対象に出力するデジタ
    ル信号を遅延させる第1のプログラマブルディレーライ
    ンと、被試験対象からコンパレータに入力されるデジタ
    ル信号の取り込みのタイミング信号を遅延させる第2の
    プログラマブルディレーラインとによりタイミングの調
    整を行うIC試験装置において、 タイミング校正におけるドライバとコンパレータとの接
    続による信号経路の遅延量と、パフォーマンスボードに
    おける被試験対象とドライバあるいはコンパレータとの
    接続による信号経路の遅延量との誤差による前記第1ま
    たは第2のプログラマブルディレーラインの補正値を記
    憶する記憶部と、 この記憶部の補正値に基づいて、前記第1または第2の
    プログラマブルディレーラインの補正を行う制御部と、
    を具備したことを特徴とするIC試験装置。
  2. 【請求項2】 ドライバが被試験対象に出力するデジタ
    ル信号を遅延させる第1のプログラマブルディレーライ
    ンと、被試験対象からコンパレータに入力されるデジタ
    ル信号の取り込みのタイミング信号を遅延させる第2の
    プログラマブルディレーラインとによりタイミングの調
    整を行うIC試験装置において、 前記デジタル信号の電圧レベルに対応する前記第1また
    は第2のプログラマブルディレーラインの補正値を記憶
    する記憶部と、 この記憶部の補正値に基づいて、前記第1または第2の
    プログラマブルディレーラインの補正を行う制御部と、
    を具備したことを特徴とするIC試験装置。
  3. 【請求項3】 ドライバが被試験対象に出力するデジタ
    ル信号を遅延させる第1のプログラマブルディレーライ
    ンと、被試験対象からコンパレータに入力されるデジタ
    ル信号の取り込みのタイミング信号を遅延させる第2の
    プログラマブルディレーラインとにより、タイミングの
    調整を行うIC試験装置において、 デジタル信号の電圧レベルに対応するデジタル値を出力
    するレベル手段と、 このレベル手段が出力するデジタル値を入力し、前記ド
    ライバあるいは前記コンパレータの電圧レベルとして出
    力するD/A変換部と、 前記レベル手段が出力するデジタル値をアドレスとし、
    アドレスに対応する補正値に、前記第1または第2のプ
    ログラマブルディレーラインの遅延量を補正するメモリ
    と、を有することを特徴とするIC試験装置。
JP5207429A 1993-08-23 1993-08-23 Ic試験装置 Pending JPH0755882A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5207429A JPH0755882A (ja) 1993-08-23 1993-08-23 Ic試験装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5207429A JPH0755882A (ja) 1993-08-23 1993-08-23 Ic試験装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0755882A true JPH0755882A (ja) 1995-03-03

Family

ID=16539614

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5207429A Pending JPH0755882A (ja) 1993-08-23 1993-08-23 Ic試験装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0755882A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPWO2008114699A1 (ja) * 2007-03-21 2010-07-01 株式会社アドバンテスト 試験装置および測定回路

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPWO2008114699A1 (ja) * 2007-03-21 2010-07-01 株式会社アドバンテスト 試験装置および測定回路

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100840800B1 (ko) 시험 장치, 위상 조정 방법, 및 메모리 제어기
KR19990082925A (ko) Ic시험장치의 스큐조정방법 및 그 방법에 사용되는 의사 디바이스
KR100868995B1 (ko) 시험 장치, 조정 장치, 조정 방법, 및 조정 프로그램을기록한 기록 매체
JP4948421B2 (ja) 試験装置、調整装置、調整方法、および、調整プログラム
US20090295404A1 (en) Test apparatus and test module
JPH0792235A (ja) 半導体装置及びその遅延時間測定方法
US7768255B2 (en) Interconnection substrate, skew measurement method, and test apparatus
US5964894A (en) IC test equipment, measurement method in the IC test equipment, and storage medium of the same
US7206985B2 (en) Method and apparatus for calibrating a test system for an integrated semiconductor circuit
US20020199141A1 (en) Calibration apparatus and method for automatic test equipment
JPH0755882A (ja) Ic試験装置
US7135880B2 (en) Test apparatus
US7733113B2 (en) Semiconductor test device
JP2009250803A (ja) 試験装置、測定装置、プログラム、試験方法、および測定方法
JP2638274B2 (ja) タイミング補正方法
JP2895930B2 (ja) Ic試験装置のタイミング校正方法
JP4320733B2 (ja) 半導体試験装置
JP5274648B2 (ja) 試験装置、キャリブレーション方法、および、プログラム
JP2007292471A (ja) 半導体試験装置
JP3611012B2 (ja) タイミング・デスキュー装置及びタイミング・デスキュー方法
US6529030B1 (en) IC testing apparatus
US6253341B1 (en) IC test system
JPH02198375A (ja) Ic試験装置
JPH102937A (ja) Ic試験装置
JPH06281704A (ja) タイミング校正装置