JPH0628068U - 窯業系外装材 - Google Patents

窯業系外装材

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Publication number
JPH0628068U
JPH0628068U JP6975092U JP6975092U JPH0628068U JP H0628068 U JPH0628068 U JP H0628068U JP 6975092 U JP6975092 U JP 6975092U JP 6975092 U JP6975092 U JP 6975092U JP H0628068 U JPH0628068 U JP H0628068U
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JP
Japan
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exterior material
ceramic
ridges
exterior
present
Prior art date
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Pending
Application number
JP6975092U
Other languages
English (en)
Inventor
泉 森田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daikin Industries Ltd
Original Assignee
Daikin Industries Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Daikin Industries Ltd filed Critical Daikin Industries Ltd
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Publication of JPH0628068U publication Critical patent/JPH0628068U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 十分な強度を有し、立体感を強調して意匠性
に優れ、シーリング工事が容易に行え、目違いが目立た
ない窯業系外装材を提供する。 【構成】 外装材本体の一対の対向する二辺に対して平
行であり、かつ、該二辺に直交する各対向二辺より適宜
幅の端部平面部(13)を設けて内側に立設された突条
(11)が、該外装材本体の表面側の適宜位置に少なく
とも一箇所以上設けられた構造を有する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、強度、意匠性及び施工性に優れる窯業系外装材に関するものである
【0002】 。
【従来の技術】
従来より、平板的な外装面に対して、簡単にしかも効果的にアクセントを与え 、意匠性を向上させる方法として、図4に示すような凹溝部分(21)を設けた 外装材(2)が一般的に用いられてきた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところが、上記外装材(2)によると凹溝部分(21)は板の厚さが薄くなり 、輸送中、施工中はもとより、施工後おいても溝部分よりクラックが生じる等の 強度上の問題点が発生する上、接続部分でのシーリング工事に関しては凹溝部分 (21)は凹凸形状のため施工に手間がかかり、さらに、凹溝部分(21)にシ ーリング材がはみ出す等、美しい仕上がり外観が望めない。
【0004】 一方、上記外装材(2)を施工する際に、形成された目地(12)にシーリン グ材等を充填して接続する場合、図5に示すように、二枚の外装材(2)がわず かにずれていても、目地(12)を中心にして凹溝部分(21)が連続的につな がらず、左右でずれていることがはっきりわかるため、いわゆる目違いが発生し 外観上見苦しい。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するために、本考案の窯業系外装材(1)は、外装材本体の 一対の対向する二辺に対して平行であり、かつ、該二辺に直交する各対向二辺よ り適宜幅の端部平面部(13)を設けて内側に立設された突条(11)が、該外 装材本体の表面側の適宜位置に少なくとも一箇所以上設けられたものである。
【0006】
【作用】
上記に示すように、本考案の窯業系外装材(1)に設けられている突条(11 )が形成する陰影により立体感が強調され、外観上のアクセントとなり意匠を向 上させるとともに、突条は凹溝と違って溝部分から破損する等強度上の弱点とは ならない。
【0007】 また、シーリング工事を行う場合、目地近傍には端部平面部(13)が設けら れており、容易にかつ美しく施工でき、さらに、端部平面部(13)が設けられ ることによって、目地部分(12)においてはシーリング材によって接続される 二枚の外装材本体(1)の突条(11)と突条(11)の間隔が広がるため、二 枚の外装材(1)が多少ずれていても目立たない。
【0008】
【実施例】
以下、本考案を図面で示した実施例に基づいて説明するが、これによって本考 案が限定されるものではない。
【0009】 図1は、本考案の一実施例にかかる窯業系外装材の概略斜視図であるが、同図 において、外装材本体(13)は突条(11)を除いた本体の厚さが12mm、 突条(11)を含めた本体の厚さが15mm、幅450mm、長さ3000mm の長方形板状に形成され、突条(11)が幅方向に約90mmピッチになるよう に5本設けられており、端部(14)から突条(11)までの端部平面部(13 )の幅が30mmである。なお、外装材本体(1)の大きさや突条(11)の大 きさ、本数、形状、位置は、本実施例に限定されるものではなく自由に選択でき るが、厚さが薄くて軽量の板が好ましいので、突条(11)を除いた本体の厚さ が厚くとも15mm程度までであることが望ましい。
【0010】 また、本実施例の窯業系外装材の材質としては、セメント珪酸カルシウム板が 用いられているが、木片セメント板、石綿スレート板、繊維強化セメント板等が 使用できる。
【0011】 接続部分のシーリング工事については標準工事の手順に従って行えば良く、以 下簡単に説明すると、被着面の汚れ、水分等を除去する。バックアップ材等 を目地へ充填する。目地の両側にマスキングテープを張る。被着面に所定の プライマーを塗布する。シーリング材を隙間なく目地に充填する。ヘラ等で 押え表面を平滑にする。マスキングテープをはがす。はみ出したシーリング 材や汚れを拭き取る。という手順で行うが、本考案の外装材本体(1)は突条( 11)を有するにもかかわらず端部平面部(13)が設けられているため、職人 の技術にほとんど左右されず上記作業はたいへんしやすく、また、シーリング材 のはみ出しもなくたいへん美しい仕上りが得られる。
【0012】 図2は、本考案の一実施例にかかる窯業系外装材の接続部分における正面概略 図であるが、同図において、端部平面部(13)の幅30mmと目地幅10mm を考えると、二枚の外装材本体の突条(11)と突条(11)の間隔が約70m mとなり、多少外装材本体(1)がずれて施工されても目違い等は目立たない。
【0013】 図5は本考案の一実施例にかかる窯業系外装材の出隅部分の概略断面図である 。同図に基づいて説明すると、出隅材(3)は長さ約3000mmの金属製出隅 材であり、外装材本体(1)を貼着する前にコーナー部分の柱(32)に取付け られた胴縁(31)に取付けられる。外装材本体(1)の端部(14)を出隅材 (3)に挿入する際に、端部平面部(13)を設けているため出隅材(3)は外 装材本体(1)に密着され、見た目もバランス良く納まり、意匠性、防水性の点 で優れており、従来より使用している出隅材をそのまま使用することができる。 その他、説明は省略するが入隅部分についてもほぼ同様な効果が得られる。
【0014】
【考案の効果】
以上のように本考案によれば、窯業系外装材に設けられている突条が形成する 陰影により立体感を強調し、外観のアクセントとなり意匠を向上させる上、強度 において十分の厚みを有した本体上に突条を設けているので、強度上の弱点とは ならずに破損し難い。また、シーリング工事を行う場合、外装材両端には端部平 面部が設けられているため、高度な技術を必要とせず容易にかつ美しく施工でき るとともに、目地部分においては、シーリング材によって接続される二枚の外装 材本体の突条と突条の間隔が広がるため、二枚の外装材が多少ずれて施工されて いても目立たない。さらに、出隅入隅部分においても、従来より用いられている 出隅材入隅材をそのまま利用でき、その時の納まりも良好で、意匠性、防水性に も優れた窯業系外装材が得られた。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例にかかる窯業系外装材の概略
斜視図
【図2】本考案の一実施例にかかる窯業系外装材の接続
部分における正面概略図
【図3】本考案の一実施例にかかる窯業系外装材の出隅
部分の概略断面図
【図4】従来例の窯業系外装材の概略斜視図
【図5】従来例の窯業系外装材の接続部分における正面
概略図
【符号の説明】
(1)…本考案の窯業系外装材本体 (2)…従来例の
窯業系外装材本体 (3)…出隅材 (11)…突条 (12)…目地 (13)…端部平
面部 (14)…端部 (21)…凹溝部
分 (31)…胴縁 (32)…柱

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外装材本体の一対の対向する二辺に平行
    であり、かつ、該二辺に直交する各対向二辺より適宜幅
    の端部平面部を設けて内側に立設された突条が、該外装
    材本体の表面側の適宜位置に少なくとも一箇所以上設け
    られたことを特徴とする窯業系外装材。
JP6975092U 1992-09-10 1992-09-10 窯業系外装材 Pending JPH0628068U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6975092U JPH0628068U (ja) 1992-09-10 1992-09-10 窯業系外装材

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6975092U JPH0628068U (ja) 1992-09-10 1992-09-10 窯業系外装材

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Publication Number Publication Date
JPH0628068U true JPH0628068U (ja) 1994-04-15

Family

ID=13411791

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6975092U Pending JPH0628068U (ja) 1992-09-10 1992-09-10 窯業系外装材

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JP (1) JPH0628068U (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012211472A (ja) * 2011-03-31 2012-11-01 Nichiha Corp 建築板
JP2016011559A (ja) * 2014-06-30 2016-01-21 旭トステム外装株式会社 外壁の隅部の構造

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5829730B2 (ja) * 1977-10-25 1983-06-24 積水化成品工業株式会社 二枚の熱可塑性樹脂の発泡シ−トからパイプを製造する方法

Patent Citations (1)

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