JPH0628059Y2 - クレセントコンベアにおける湯呑み搬送装置 - Google Patents

クレセントコンベアにおける湯呑み搬送装置

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JPH0628059Y2
JPH0628059Y2 JP2345292U JP2345292U JPH0628059Y2 JP H0628059 Y2 JPH0628059 Y2 JP H0628059Y2 JP 2345292 U JP2345292 U JP 2345292U JP 2345292 U JP2345292 U JP 2345292U JP H0628059 Y2 JPH0628059 Y2 JP H0628059Y2
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JP
Japan
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crescent
conveyor
cup
drinking
tea
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JP2345292U
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JPH04112671U (ja
Inventor
信雄 徳野
Original Assignee
日本クレセント株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、商品(寿司)等と同時
に湯呑みを巡回搬送させるためのクレセントコンベアに
おける湯呑み搬送装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の湯呑み搬送装置は皆無で
あったが、産業上の利用分野において類似するものとし
て実開昭55−150075号公報記載の2連式回転食
台および実開昭58−41279号公報記載の湯茶栓、
冷水栓を備えたコンベア付飲食カウンターが知られてい
る。
【0003】前者は、クレセントチェーンコンベアを上
下2段に近接させて取付け、両クレセントチェーンコン
ベアを一定の同一速度で巡回させるようにしたものであ
る。
【0004】また、後者は、クレセントチェーンコンベ
アの外周上方にコップおよび湯呑み収納棚が設けられ、
収納棚内にクレセントチェーンコンベアの内側からコッ
プおよび湯呑みを補給するものである。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】従来は、前記の通り、
前者においては下段(外周)のクレセントチェーンコ
ンベアに湯呑みを載置させ、上段(内周)のクレセント
チェーンコンベアに商品(寿司)等を載置させて使用す
る際、上段のクレセントチェーンコンベア上の商品を客
取って食事に供する場合、上下段のクレセントチェー
ンコンベアが近接させて取付けられているため、高低差
があまりなく、下段のクレセントチェーンコンベア上の
湯呑みに、商品を取る客の手が接触し易いので、商品を
落下させる恐れがあることが問題となっていた。
【0006】また、下段のクレセントチェーンコンベア
の上方が何ら被覆されていないため、下段のクレセント
チェーンコンベア上の湯呑みに商品を取る客の手が不用
意に接触し易いので、湯呑みが転倒して損傷し易く、不
衛生であることが問題となっていた。
【0007】また、上下2段のクレセントチェーンコン
ベアが共に一定の同一速度で巡回されるため、下段のク
レセントチェーンコンベア上の湯呑みが上段の商品と同
速度で巡回搬送され、かつ上下2段のクレセントチェ
ーンコンベアに高低差があまりないので、商品を取る際
に湯呑みが商品と共に客の視界に一度に入り、目障りと
なり、商品の選定がし難いことが問題となっていた。
【0008】また、上段のクレセントチェーンコンベア
を湯呑みの搬送用として使用する場合も前記同様の欠点
があることが問題となっていた。
【0009】また、後者においては、収納棚に収納され
たコップおよび湯呑みを客が取って使用するのに伴い、
使用されたコップおよび湯呑みの数分だけ収納棚に空間
が形成される。
【0010】このため、客の使用頻度の増加に伴い、客
の面前の収納棚にはコップおよび湯呑みが収納されてい
ない状態となり、客は面前でない収納棚の別の位置に移
動してコップおよび湯呑みを取る必要が生じ、客に負担
がかかることが問題となっていた。
【0011】従って、調理人および店員が、収納棚の空
間にその都度コップおよび湯呑みを補給する必要が生
じ、調理人および店員に負担がかかることが問題となっ
ていた。
【0012】本考案は、このような欠点に鑑み、湯呑み
の巡回搬送が目障りとなることがなく、商品の選定がし
易く、客、調理人および店員の負担を激減させることが
できるクレセントコンベアにおける湯呑み搬送装置を提
供することを目的とするものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】本考案は、上方で商品を
巡回搬送させるクレセントコンベアの上方に高低差を設
け、かつクレセントコンベアより遅い速度で巡回させる
駆動機構を有する湯呑み搬送用クレセントコンベアが
配設されてなるものである。
【0014】
【作用】本考案の作用を説明する。
【0015】本考案に係るクレセントコンベアにおける
湯呑み搬送装置を使用する際、湯呑み搬送用クレセント
コンベア上に湯呑みを下向きにして載置させる。
【0016】湯呑みが載置された湯呑み搬送用クレセン
トコンベアは、商品を巡回搬送させるクレセントコンベ
アの上方に高低差を設けて配設され、かつ商品を巡回搬
送させるクレセントコンベアより遅い速度で巡回させる
駆動機構を介して、商品を巡回搬送させるクレセントコ
ンベアより遅い速度で巡回されるため、商品の搬送に対
して湯呑みの搬送がゆっくりとなるので、客が商品を選
定する際、湯呑みの搬送が目障りとなることがない。
【0017】また、湯呑み搬送用クレセントコンベア上
の湯呑みの使用に伴い、湯呑み搬送用クレセントコンベ
ア上に空間が形成されるが、湯呑み搬送用クレセントコ
ンベア上を湯呑みが常時巡回搬送されているため、他の
客が湯呑みを使用する際、湯呑み搬送用クレセントコン
ベア上の空間以外の位置を巡回搬送されてきた湯呑みを
面前で取って使用することができ、客が面前でない別の
位置まで移動して湯呑みを取る必要がなくなり、客にか
かる負担が皆無となる。
【0018】また、湯呑み搬送用クレセントコンベア上
の空間が広範囲に及んだ際にのみ調理人および店員が湯
呑みを補給すればよく、その都度補給する必要がなくな
り、調理人および店員にかかる負担が激減される。
【0019】また、客は湯呑み搬送用クレセントコンベ
ア上を巡回搬送されてきた湯呑みをカウンター上に取っ
て載置させ、食事に供する。この際、湯呑み搬送用クレ
セントコンベアは商品を巡回搬送させるクレセントコン
ベアの上方に高低差を設けて配設されているため、商品
を客がカウンター上に取って載置させる際、商品を取る
客の手が湯呑みに全く接触することがないので、商品を
落下させることがなく、かつ上方で巡回搬送される湯呑
みに不用意に手が接触することがないため、湯呑みを損
傷させることがない。
【0020】また、湯呑み搬送用クレセントコンベア上
の湯呑みを落下させても、湯呑みは商品を巡回搬送させ
るクレセントコンベアの外周のカウンター上に落下する
だけであり、湯呑み搬送用クレセントコンベアの下方に
配設された商品を巡回搬送させるクレセントコンベア上
に落下することがなく、商品を損傷させることがない。
【0021】
【実施例】本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
【0022】図1〜図4に示すように、本考案に係るク
レセントコンベアにおける湯呑み搬送装置1は以下の構
成からなるものである。
【0023】図1〜図3に示すように、本考案に係るク
レセントコンベアKは平面矩形状で、上方で商品を巡回
搬送させるものであり、外周縁にカウンターCが設けら
れている。
【0024】このクレセントコンベアKのカウンターC
と対向する内周縁の適宜個所に支柱2群が上方に向けて
立設されている。
【0025】この支柱2群を介してクレセントコンベア
Kの外周上方に高低差を設け、かつクレセントコンベア
Kより遅い速度で巡回させる駆動機構Aを有する湯呑み
搬送用クレセントコンベア3が厨房H内に突出させて
配設されている。本実施例の湯呑み搬送用クレセントコ
ンベア3はクレセントチェーン14を有するものであ
る。また、湯呑み搬送用クレセントコンベア3が厨房H
内に突出させてあるため、湯呑みYを厨房H内から湯呑
み搬送用クレセントコンベア3上に供給することができ
る。
【0026】湯呑み搬送用クレセントコンベア3の内周
縁全周に上方に向けてガイド壁16が設けられている。
本実施例のガイド壁16は基枠17と一体に設けられ、
このガイド壁16により湯呑み搬送用クレセントコンベ
ア3上を巡回搬送中の湯呑みYの転倒を防止することが
できる。
【0027】本実施例の駆動機構Aは、図4に示すよう
に、以下の構成からなるものである。
【0028】湯呑み搬送用クレセントコンベア3のクレ
セントチェーン14の各隅内方にスプロケット4が設け
られ、その中の1隅を駆動スプロケット5とし、この駆
動スプロケット5の駆動軸6の基部を減速機7と連結さ
せてある。
【0029】減速機7の回転軸8に被動プーリー9が軸
着されている。
【0030】モーター10の回転軸11に被動プーリー
12が軸着されている。
【0031】減速機7の被動プーリー9と、モーター1
0の被動プーリー12との間にVベルト13が掛装され
ている。
【0032】以上の伝動はVベルト、プーリーを介して
いるが、鎖車およびチェーンを介してもよい。
【0033】本駆動機構Aの作用を説明する。
【0034】駆動機構Aのモーター10を駆動させる
と、モーター10の被動プーリー12、Vベルト13、
減速機7の被動プーリー9を経て減速機7が所望の速度
に減速されて駆動される。
【0035】減速機7に基部を連結されたクレセントチ
ェーン14の駆動スプロケット5の駆動軸6が所望の速
度および方向に回転される。
【0036】従って、駆動スプロケット5に噛合された
クレセントチェーン14上に厨房H内から湯呑みYを載
置きせることにより、商品を巡回搬送させるクレセント
コンベアKの上方の湯呑み搬送用クレセントコンベア3
のクレセントチェーン14上を湯呑みYがゆっくりと搬
送される。
【0037】なお、図中15は自動給茶装置を示す。
【0038】本考案に係るクレセントコンベアにおける
湯呑み搬送装置1を使用する際、客は面前上方に巡回搬
送されてきた湯呑みYを取ってカウンターC上に載置さ
せ、カウンターC前方の自動給茶装置15により給茶さ
せてお茶を呑むことができる。
【0039】また、湯呑み搬送用クレセントコンベア3
のクレセントチェーン14上に湯呑みYを上向きにして
載置させ、この湯呑みYの上部に小皿(図示略)を載置
させて巡回搬送させることも可能である。
【0040】なお、本実施例において、商品を巡回搬送
させるクレセントコンベアKは平面矩形状であるが、こ
の形状は必ずしも矩形状に限定されることはない。
【0041】また、湯呑み搬送用クレセントコンベア3
は支柱2群を介してクレセントコンベアKの外周上方に
設けられているが、外周上方へ位置させる手段は支柱2
群に限定されることはない。
【0042】また、湯呑み搬送用クレセントコンベア3
はクレセントコンベアKの外周上方に配設されている
が、クレセントコンベアKの直上とすることも可能であ
る。
【0043】また、湯呑み搬送用クレセントコンベア3
は厨房H内に突出させて配設されているが、厨房H内に
突出させなくてもよい。
【0044】また、駆動機構Aは必ずしも本実施例と同
様でなくてもよい。
【0045】
【考案の効果】本考案は前記のように構成されているの
で、下記の効果を奏する。
【0046】湯呑み搬送用クレセントコンベアと商品を
巡回搬送させるクレセントコンベアとに高低差があり、
かつ商品の搬送に対して湯呑みの搬送がゆっくりとなる
ため、商品を取る際に湯呑みが商品と共に客の視界に一
度に入ることがなく、湯呑みの搬送が目障りとなること
がなく、商品の選定がし易い。
【0047】湯呑み搬送用クレセントコンベア上を湯呑
みが常時巡回搬送されるため、客が面前でない別の位置
まで移動して湯呑みを取る必要がなくなり、客にかかる
負担が皆無となる。
【0048】客が使用することにより生じる湯呑み搬送
用クレセントコンベア上の空間が広範囲に及んだ際にの
み調理人および店員が湯呑みを補給すればよく、その都
度補給する必要がなくなり、調理人および店員にかかる
負担が激減される。
【0049】湯呑み搬送用クレセントコンベアが、商品
を巡回搬送させるクレセントコンベアの上方に高低差を
設けて配設されているため、客がクレセントコンベア上
の商品を取ってカウンター上に載置させて食事に供する
際、商品を取る客の手が、上方で巡回搬送される湯呑み
に接触することがないので、商品を落下させる恐れが全
くなく、あやまって商品を落下させても、商品は湯呑み
搬送用クレセントコンベア上に落下することなく、カウ
ンター上に落下するだけであり、巡回搬送される湯呑み
の損傷が全くなく、また巡回搬送される湯呑みに商品を
取る客の手が不用意に接触ることがないので、衛生的
である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係るクレセントコンベアにおける湯呑
み搬送装置の略線平面図。
【図2】同、略線正面図。
【図3】図2のX−X線拡大断面図。
【図4】駆動機構の略線説明図。
【符号の説明】
1 クレセントコンベアにおける湯呑み搬送装置 3 湯呑み搬送用クレセントコンベア A 駆動機構 K クレセントコンベア

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上方で商品を巡回搬送させるクレセント
    コンベア(K)の上方に高低差を設け、かつクレセント
    コンベア(K)より遅い速度で巡回させる駆動機構
    (A)を有する湯呑み搬送用クレセントコンベア(3)
    、配設されてなるクレセントコンベアにおける湯呑み
    搬送装置。
JP2345292U 1992-03-19 1992-03-19 クレセントコンベアにおける湯呑み搬送装置 Expired - Lifetime JPH0628059Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP2345292U JPH0628059Y2 (ja) 1992-03-19 1992-03-19 クレセントコンベアにおける湯呑み搬送装置

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JP2345292U JPH0628059Y2 (ja) 1992-03-19 1992-03-19 クレセントコンベアにおける湯呑み搬送装置

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Publication Number Publication Date
JPH04112671U JPH04112671U (ja) 1992-09-30
JPH0628059Y2 true JPH0628059Y2 (ja) 1994-08-03

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ID=31908668

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