JPH062785A - 遮断弁の異常判断装置 - Google Patents

遮断弁の異常判断装置

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JPH062785A
JPH062785A JP15648592A JP15648592A JPH062785A JP H062785 A JPH062785 A JP H062785A JP 15648592 A JP15648592 A JP 15648592A JP 15648592 A JP15648592 A JP 15648592A JP H062785 A JPH062785 A JP H062785A
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Koji Matsunaga
晃二 松永
Shinichi Tanaka
真一 田中
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 遮断弁17の動作異常を判断できるようにす
る。 【構成】 遮断状態の遮断弁17を開状態とすべく開ス
イッチ部19または遠隔開指令部21から開信号が出力
されると、これを受けて復帰安全確認部23は、1分間
ガス流量を監視する。この監視動作において復帰安全確
認部23がガス流量異常を検出しないとき、動作検出部
25は、その後5分以内に開スイッチ部19または遠隔
開指令部21から開信号が再度入力されると、遮断弁1
7が動作異常を起こしていると判断する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ガスの流量異常など
によりガスの流通を遮断可能な遮断弁の異常判断装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、マイクロコンピュータを内蔵し
たガスメータすなわちマイコンメータでは、図4に示す
ように、制御部1は、流量パルス検出部3によりガスの
流量異常を検出して内蔵する遮断弁5を閉じ、表示部7
に異常表示を行うとともに、通信インターフェース9を
介してガス管理会社などに異常通報し、事故を未然に防
ぐ機能を備えている。遮断弁5が閉じた後、再びガスを
使用できる状態にするためには、マイコンメータに取付
けられた復帰ボタン11により機械的に遮断弁5を開け
て、所定時間例えば2分間のガス流量監視を行うように
なっている。流量監視後、異常がなければガスの使用が
可能となり、異常があれば遮断弁5が再び閉じる。
【0003】また、電磁開閉弁を利用した遮断弁を備え
たマイコンメータでは、遮断後の開操作は、マイコンメ
ータに取付けられた開スイッチ、またはマイコンメータ
から離れた位置に設置される遠隔開スイッチを操作する
ことにより、電気的に行う。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のマイコンメータでは、閉弁状態の遮断弁が、
動作不良や信号ラインの異常などにより、正常に開にな
らない場合には、使用者は遮断弁の動作異常を把握でき
ず、このため開操作した使用者は、ガスが使用できない
理由を即座に把握できず、不便を生ずる。
【0005】そこで、この発明は、遮断弁の動作異常を
判断できるようにすることを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、この発明は、図1に示すように、ガスの流量異常に
より遮断状態となっている遮断弁を、開状態とすべく開
信号を出力する開信号出力手段19,21と、この開信
号出力手段19,21が出力する開信号の入力を受けて
第1の所定時間ガス流量を監視するガス流量監視手段2
3と、このガス流量監視手段23がガス流量異常を検出
せず、その後第2の所定時間内に前記開信号出力手段1
9,21から開信号が入力されたとき、前記遮断弁の動
作が異常であると判断する異常判断手段25とを有する
構成としてある。
【0007】
【作用】このような構成の遮断弁の異常判断装置によれ
ば、遮断状態の遮断弁17を開状態とすべく開信号を開
信号出力手段19,21が出力すると、これを受けてガ
ス流量監視手段23は、第1の所定時間ガス流量を監視
する。そして、ガス流量監視手段23がガス流量異常を
検出しないとき、異常判断手段25はその後第2の所定
時間内に開信号出力手段19,21から開信号が入力さ
れると、遮断弁17が動作異常であると判断する。
【0008】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面に基づき説明
する。
【0009】図2は、この発明の一実施例を示すマイコ
ンメータの制御ブロック図である。流量パルス検出部1
3は、オン・オフ可能なリードスイッチからなる流量発
信器であり、この流量発信器の出力するパルス信号はマ
イクロコンピュータで構成される制御部15に入力され
る。制御部15は、入力された流量パルス信号と、あら
かじめメモリに記憶してある設定値とを比較してガス流
量の異常を判断し、異常であると判断した場合には、遮
断弁17に対し閉信号を出力する。遮断弁17は、ソレ
ノイドコイルに対する通電電流の方向に応じてマイコン
メータにおけるガス入口ポートを開閉し、その状態を保
持する双方向電磁ソレノイド式の、いわゆる双方向遮断
弁である。
【0010】開スイッチ部19は、マイコンメータに取
付けられるもので、遮断弁17が閉じられた状態で、ガ
スを使用すべく遮断弁17を開とするための開信号を制
御部15に出力する。遠隔開指令部21はマイコンメー
タから離れた例えば室内に設置され、この指令信号も前
記開スイッチ部19の出力信号と同様に、開信号が制御
部15に入力される。開スイッチ部19及び遠隔開指令
部21は、開信号出力手段を構成している。
【0011】前記制御部15は、ガス流量監視手段とし
ての復帰安全確認部23と、開スイッチ部19及び遠隔
開指令部21の動作を検出する異常判断手段としての動
作検出部25とを備えている。復帰安全確認部23は、
開スイッチ部19または遠隔開指令部21からの開信号
の入力を動作検出部25を介して受けた後、流量パルス
検出部13からの流量パルス信号に対し、内蔵するタイ
マ機能により1分間の流量監視を行い、流量異常が認め
られないとき、ガス使用許可状態となるよう遮断弁17
に対し開信号を出力するとともに、動作検出部25が内
蔵するタイマを起動させる。
【0012】動作検出部25は、内蔵するタイマ機能に
より例えば5分間以内に、開スイッチ部19または遠隔
開指令部21からの開信号が入力されたとき、使用者が
ガスが使えないとして再び操作したものと判断し、表示
部27に遮断弁17が動作不良を起こしている旨を表示
するとともに、通信インタフェース29を介してガス管
理会社に遮断弁17の動作不良の通報を行う。
【0013】次に、上記のように構成された遮断弁の異
常判断装置の作用を、制御部15の制御動作を示す図3
のフローチャートに基づき説明する。
【0014】まず、流量パルス検出部13によりガス流
量を検出し(ステップ101)、流量異常があるかどう
かを判断する(ステップ103)。ここで、流量異常が
発生している場合には、遮断弁17に閉信号を出力して
遮断弁17を閉じる(ステップ105)。その後、開ス
イッチ部19または遠隔開指令部21からの開信号の入
力があるかどうかを判断し(ステップ107)、ある場
合には遮断弁17に対し開信号を出力する(ステップ1
09)。
【0015】これと同時に復帰安全確認部23により、
流量パルス検出部13からの流量パルス信号に基づき1
分間の流量監視を行う(ステップ111)。ここで流量
異常があるかどうかを判断し(ステップ113)、流量
異常がある場合にはステップ105に戻って遮断弁17
を閉じるよう閉信号を出力する。流量異常が認められな
い場合には、この状態が1分間継続したかどうかを判断
し(ステップ115)、1分間継続した場合には動作検
出部25のタイマを起動させる(ステップ117)。
【0016】次に、動作検出部25のタイマ起動後、再
び開スイッチ部19または遠隔開指令部21からの開信
号入力があったかどうかを判断する(ステップ11
9)。ここで、開信号入力がある場合には、使用者がガ
スが使えないとして開スイッチ部19または遠隔開指令
部21を再び操作したものと判断し、表示部27に遮断
弁17が動作不良を起こしている旨を表示するとともに
(ステップ121)、ガス管理会社に遮断弁17の動作
不良を通報する(ステップ123)。また、動作検出部
25の起動後、開スイッチ部19または遠隔開指令部2
1からの開信号入力がないときには、起動後5分経過し
たかどうかを判断し(ステップ125)、開信号入力が
ない状態が5分継続すれば、開スイッチ部19または遠
隔開指令部21の最初の復帰操作によってガスの使用が
可能となり、遮断弁17が正常に開弁したと判断できる
ので、動作検出部25の検出動作を停止させる(ステッ
プ127)。
【0017】このように、遮断弁17が閉じた後に、使
用者がガスを使用すべく遮断弁17の復帰動作を行う際
に正常に開状態にならない場合、つまり遮断弁17が動
作不良を起こしている場合には、その旨が表示部27に
表示されるので、使用者はガスが使用できない理由を即
座に判断でき、むやみに復帰動作を何度も繰り返し行う
ようなことはなく、また、前記動作不良は通信インタフ
ェース29を介してガス管理会社にも通報されるので、
ガス管理会社は遮断弁17の動作不良に対し早期に対応
でき、安全面でも好ましいものとなる。
【0018】
【発明の効果】以上説明してきたように、この発明によ
れば、遮断状態の遮断弁に対し開信号が入力された後、
所定時間ガス流量を監視し、この監視動作においてガス
流量異常が発生しない場合に、所定時間内に再度開信号
が入力されたとき、遮断弁が動作異常を起こしていると
判断するようにしたため、使用者は遮断弁に対する再度
の開信号入力動作により、遮断弁の動作異常を把握する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明のクレーム対応図である。
【図2】この発明の一実施例を示すマイコンメータの制
御ブロック図である。
【図3】図2の制御部による制御動作を示すフローチャ
ートである。
【図4】従来例を示すマイコンメータの制御ブロック図
である。
【符号の説明】
17 遮断弁 19 開スイッチ部(開信号出力手段) 21 遠隔開指令部(開信号出力手段) 23 復帰安全確認部(ガス流量監視手段) 25 動作検出部(異常判断手段)
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成4年10月12日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0011
【補正方法】変更
【補正内容】
【0011】前記制御部15は、ガス流量監視手段とし
ての復帰安全確認部23と、開スイッチ部19及び遠隔
開指令部21の動作を検出する異常判断手段としての動
作検出部25とを備えている。復帰安全確認部23は、
開スイッチ部19または遠隔開指令部21からの開信号
の入力を動作検出部25を介して受けた後、内蔵するタ
イマ機能により1分間の復帰安全確認を行い、この時間
中に流量パルスが入力されなかった場合、ガス使用許可
状態となるとともに、動作検出部25が内蔵するタイマ
を起動させる。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ガスの流量異常により遮断状態となって
    いる遮断弁を、開状態とすべく開信号を出力する開信号
    出力手段と、この開信号出力手段が出力する開信号の入
    力を受けて第1の所定時間ガス流量を監視するガス流量
    監視手段と、このガス流量監視手段がガス流量異常を検
    出せず、その後第2の所定時間内に前記開信号出力手段
    から開信号が入力されたとき、前記遮断弁の動作が異常
    であると判断する異常判断手段とを有することを特徴と
    する遮断弁の異常判断装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1996036853A1 (fr) * 1995-05-19 1996-11-21 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Systeme de gestion de securite de l'alimentation en gaz
JP2001295956A (ja) * 2000-04-14 2001-10-26 Matsushita Electric Ind Co Ltd ガス遮断装置
JP2006017515A (ja) * 2004-06-30 2006-01-19 Ricoh Elemex Corp ガスメータ
JP2008268091A (ja) * 2007-04-24 2008-11-06 Ricoh Elemex Corp ガスメータ

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