JPH0627825A - 分離用高圧制御装置 - Google Patents

分離用高圧制御装置

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Publication number
JPH0627825A
JPH0627825A JP20291492A JP20291492A JPH0627825A JP H0627825 A JPH0627825 A JP H0627825A JP 20291492 A JP20291492 A JP 20291492A JP 20291492 A JP20291492 A JP 20291492A JP H0627825 A JPH0627825 A JP H0627825A
Authority
JP
Japan
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separation
voltage
transfer paper
high voltage
separating
Prior art date
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Pending
Application number
JP20291492A
Other languages
English (en)
Inventor
Haruo Itakura
治男 板倉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
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Filing date
Publication date
Application filed by Konica Minolta Inc filed Critical Konica Minolta Inc
Priority to JP20291492A priority Critical patent/JPH0627825A/ja
Publication of JPH0627825A publication Critical patent/JPH0627825A/ja
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  • Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)
  • Control Of Voltage And Current In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 転写紙の紙質、コピー条件、環境条件に対し
信頼性の高い分離性能を維持することができる分離用高
圧制御装置を提供する。 【請求項1】 分離用高圧制御装置は、感光体2から転
写紙を分離するための分離用電極12と、この分離用電
極12に高圧を印加する分離用高圧電源52とを備え、
分離用高圧電源52に、感光体2より転写紙14を分離
するための電圧を出力する出力トランス520と、この
出力トランス520の二次側に接続した直流バイアス値
を可変可能とする補正回路540とを有している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、複写機等の画像形成
装置に用いられる分離用高圧制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】複写機等の画像形成装置では、光学系で
感光体上に露光された画像を現像してトナー像を形成
し、この感光体上のトナー像を転写用電極と分離用電極
で転写紙に転写し、さらに加熱・加圧して転写紙にトナ
ー像を定着するものがある。この感光体から転写紙を分
離させる分離用電極には、例えば感光体のドラムの曲率
が大きいものでは交流高圧を印加し、ドラムの曲率が小
さいものでは直流高圧を印加するものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、感光体から
転写紙を分離するための分離用電極に交流高圧を印加す
るものでは、図5に破線で示すような交流電圧を印加す
ると、実線で示すような放電電流が得られる。この印加
電圧Vがプラス側とマイナス側が同じ電圧であっても、
放電電流Iはマイナス側が放電し易いため、プラス側よ
りマイナス側が大きくなる傾向にある。この放電電流I
は、交流成分電流I(ac)と、直流成分電流I(d
c)の和で表わされ、この高圧出力特性を図6に示す。
図6では、放電電流Iがプラス側よりマイナス側が大き
くなる傾向にあるため、放電電流Iによる高圧出力特性
が実使用範囲Aよりマイナス側へ外れており、実使用範
囲Aに対応することができない。特に、分離するための
印加電圧を交流で行う際、直流成分の補正は転写紙の紙
質、コピー条件、環境条件に対し信頼性の高い分離性能
を維持するための重要なファクターである。
【0004】この発明は、前記の課題に鑑みてなされた
もので、転写紙の紙質、コピー条件、環境条件に対し信
頼性の高い分離性能を維持することができる分離用高圧
制御装置を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、この発明は、感光体から転写紙を分離するための分
離用電極と、この分離用電極に高圧を印加する分離用高
圧電源とを備える分離用高圧制御装置において、前記分
離用高圧電源に、前記感光体より転写紙を分離するため
の電圧を出力する出力トランスと、この出力トランスの
二次側に接続した直流バイアス値を可変可能とする補正
回路とを有することを特徴としている。
【0006】
【作用】この発明では、分離用高圧電源に備えた出力ト
ランスで、感光体より転写紙を分離するための電圧を出
力し、この出力トランスの二次側に接続した補正回路で
直流バイアス値を可変して、出力の直流成分の補正を行
ない、転写紙の紙質、コピー条件、環境条件に対し信頼
性の高い分離性能を維持する。
【0007】
【実施例】以下、この発明の分離用高圧制御装置の一実
施例を添付図面に基づき説明する。図1は分離用高圧制
御装置を備える画像形成装置の概略構成図である。
【0008】この画像形成装置の装置本体1には感光体
2が矢印方向に回転可能に設けられ、装置本体1の上部
には原稿ガラス3が取り付けられている。この原稿ガラ
ス3の下方位置には光源4、ミラー5,6,7、レンズ
8等から構成される光学系が配置され、この光学系で原
稿ガラス3上にセットされる原稿の画像を感光体2上に
露光する。この光学系の光源4及びミラー5は、露光時
に連動して往復動作し、レンズ8及びミラー6は変倍時
に連動して移動する。
【0009】感光体2の周囲には、帯電用電極9、現像
ユニット10、転写用電極11、分離用電極12、クリ
ーニングユニット13が配置され、光学系で感光体2上
に露光された画像を現像して、転写紙14に転写して記
録される。転写紙14は複数の給紙段、即ち上部より第
一給紙段15、第二給紙段16、第三給紙段17、第四
給紙段18にそれぞれ収容されている。各給紙段15〜
18の転写紙14の上面には、それぞれ給紙ローラ19
〜22が配置され、それぞれが連結する図示しない給紙
駆動モータの回転により転写紙14を間欠的に送り出
す。各給紙ローラ19〜22には重送防止ローラ23〜
26が併設されており、転写紙14を1枚づつ次工程に
送り出している。
【0010】各段より送り出される転写紙14はそれぞ
れ搬送ローラ27〜30に挿入される。これらの搬送ロ
ーラ27〜30は直列に配設されており、転写紙14を
次の搬送ローラに送り込んでいる。 最上部の搬送ロー
ラ27から送り出される転写紙14は、転写処理部の直
前に配置されるレジストローラ31に挿入される。この
レジストローラ31は転写紙14を突き当てて停止さ
せ、転写紙14の先端を進行方向に直角な方向に整位
し、レジストセンサ32で後端の転写紙14の搬送を停
止し、整位された転写紙14は、一定時間経過後に転写
処理部の転写領域に送り出す。転写紙14は転写処理部
を構成する感光体2、転写用電極11、分離用電極12
を通過してトナー像を担持し、分離爪33を経て搬送ユ
ニット34に上載され、定着ユニット35に送り込まれ
る。分離爪33の後段には巻付検知センサ36が設けら
れ、巻付検知センサ36で転写紙14の巻き付きが監視
される。また、定着ユニット35内では転写紙14が加
熱・加圧され、この転写紙14にトナー像を定着し、図
示しない排紙トレイに送られる。
【0011】図2は分離用高圧制御装置のブロック図、
図3は分離用高圧電源の構成図、図4は高圧出力特性を
示す図である。感光体2の上方に配置された帯電用電極
9には、帯電用高圧電源50が接続され、感光体2の下
方に配置された転写用電極11には転写用高圧電源51
が接続されている。また、転写用電極11に近接して配
置された分離用電極12には分離用高圧電源52が接続
されている。このそれぞれの帯電用高圧電源50、転写
用高圧電源51及び分離用高圧電源52は制御部53か
らの指令で駆動され、帯電用高圧電源50には帯電電流
値指令が、転写用高圧電源51には転写電流値指令が、
分離用高圧電源52には交流成分分離電流指令と、直流
成分分離電流指令が出力される。
【0012】この分離用高圧電源52は、図3のように
構成されている。即ち、分離用高圧電源52には、出力
トランス520、インバータ530及び補正回路540
を有している。この出力トランス520は感光体2より
転写紙14を分離するための交流電圧を出力し、この出
力トランス520の一次側に接続されたインバータ53
0は制御信号によって一次側電圧が制御される。出力ト
ランス520の二次側には、補正回路540が接続され
ている。
【0013】この補正回路540の結合コンデンサCが
出力トランス520の二次側に接続され、この結合コン
デンサCと並列にトランジスタTrと電源−Vccの直
列回路が接続されている。このトランジスタTrのベー
スにはオペアンプOPの出力端子が接続され、このオペ
アンプOPの反転入力端子は、結合コンデンサCのアー
ス側と、トランジスタTrのエミッタ側に接続した抵抗
R1と抵抗R2との間に接続され、非反転入力端子は可
変抵抗R3に接続されている。この可変抵抗R3の一端
には電源+V refが接続され、他端には電源−V re
fが接続され、この可変抵抗R3によってオペアンプO
Pの非反転入力端子に基準電圧が設定される。この可変
抵抗R3を電源+V ref側、または、電源−V ref
側へ移動することで、オペアンプOPの非反転入力端子
の基準電圧を変化させることができる。このようにし
て、可変抵抗R3によってオペアンプOPの非反転入力
端子に基準電圧が設定され、このオペアンプOPは差動
増幅回路を構成し、負帰還がかけられている。このた
め、オペアンプOPは、帰還されるてくる電圧が作用し
て差動入力電圧が常に約0Vになるような出力電圧を出
力し、結合コンデンサCの充電電圧を負或は正の任意の
電圧に制御することができる。
【0014】従って、インバータ530によって、出力
トランス520を一次側を制御すると、出力トランス5
20の二次側に所定の高圧が出力され、この出力電流は
マイナス側が放電し易いため、プラス側よりマイナス側
が大きくなる傾向にあるが、図4に示すように、可変抵
抗R3を操作してオペアンプOPの非反転入力端子の基
準電圧を変化させると、これによって出力トランス52
0の二次側の直流バイアス値が変化し、結合コンデンサ
Cの充電電圧を負或は正の任意の電圧に制御することが
できる。
【0015】これにより、出力電圧Vの波形を、図4に
示すように正側または負側へ変化させることができ、こ
れにより出力電流の直流成分が補正され、転写紙の紙
質、コピー条件、環境条件に対し信頼性の高い分離性能
を維持することが可能になる。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように、この発明は、分離
用高圧電源に備えた出力トランスで、感光体より転写紙
を分離するための電圧を出力し、この出力トランスの二
次側に接続した補正回路で直流バイアス値を可変するこ
とで、出力の直流成分の補正を行なうことができ、転写
紙の紙質、コピー条件、環境条件に対し信頼性の高い分
離性能を維持することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】分離用高圧制御装置を備える画像形成装置の概
略構成図である。
【図2】分離用高圧制御装置のブロック図である。
【図3】分離用高圧電源の構成図である。
【図4】高圧出力波形を示す図である
【図5】放電電流と印加電圧の関係を示す図である。
【図6】分離電流の使用範囲と放電電流特性との関係を
示す図である。ある。
【符号の説明】
2 感光体 12 分離用電極 14 転写紙 52 分離用高圧電源 520 出力トランス 540 補正回路

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 感光体から転写紙を分離するための分離
    用電極と、この分離用電極に高圧を印加する分離用高圧
    電源とを備える分離用高圧制御装置において、前記分離
    用高圧電源に、前記感光体より転写紙を分離するための
    電圧を出力する出力トランスと、この出力トランスの二
    次側に接続した直流バイアス値を可変可能とする補正回
    路とを有することを特徴とする分離用高圧制御装置。
JP20291492A 1992-07-07 1992-07-07 分離用高圧制御装置 Pending JPH0627825A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20291492A JPH0627825A (ja) 1992-07-07 1992-07-07 分離用高圧制御装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP20291492A JPH0627825A (ja) 1992-07-07 1992-07-07 分離用高圧制御装置

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Publication Number Publication Date
JPH0627825A true JPH0627825A (ja) 1994-02-04

Family

ID=16465264

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP20291492A Pending JPH0627825A (ja) 1992-07-07 1992-07-07 分離用高圧制御装置

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JP (1) JPH0627825A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4999030B1 (ja) * 2011-11-28 2012-08-15 イノベーティブ・デザイン&テクノロジー株式会社 スケール除去装置の電極構造

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