JP2007034092A - 高圧電源装置およびそれを備えた画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、コスト上昇を招くことなく、分離電圧、転写電圧および転写逆バイアス電圧を出力することが可能な高圧電源装置およびそれを備えた画像形成装置を提供することを目的とする。
【解決手段】本実施形態の高圧電源装置16を備えた複写機1は、用紙の分離時に、用紙を感光体ドラムから分離するために正電位の分離電圧を分離電極157に印加する分離電源部161と、転写時に、感光体ドラムの表面に形成されたトナー像を用紙上に転写するために負電位の転写電圧を転写ローラ(すなわち、負荷159)に印加する転写電源部162と、を有して成り、転写ローラのクリーニング時に、分離電源部161で生成された正電位の電圧または該正電位の電圧が分圧された電圧を転写電源部162に供給して転写ローラに印加する経路手段を有して成る構成とされている。
【選択図】 図4

Description

本発明は、プリンタ、複写機などの画像形成装置等に用いる高圧電源装置に関するものであり、特に分離電源による転写逆バイアス電圧の生成技術に関するものである。
従来より、画像形成装置には、図7に示すように、転写ローラ51に電圧を印加するための転写用高圧電源装置52が備えられている。その転写用高圧電源装置52は、転写時に超小型処理装置53(以下、MPU[Micro Processing Unit]53と呼ぶ)から入力された所定の信号に応じて、感光体ドラム57の表面に形成されたトナー像を用紙等の被転写材56に転写するために、転写電圧を転写ローラ51に印加する転写用高圧電源52aと、転写ローラ51のクリーニング時に、MPU53から入力された所定の信号に応じて、転写ローラ51をトナー汚染から防ぐためにその転写電圧と逆電位の転写逆バイアス電圧を転写ローラ51に印加する転写逆バイアス用電源52bと、を有している。
また、画像形成装置には、被転写材56が転写ローラ51から排出される際に、感光体ドラム57に静電吸着して巻き込まれる可能性の高い被転写材56を引き離すために、MPU53から入力された所定の信号に応じて、転写ローラ51の後段に配置された尖突型の分離電極55を介して被転写材の裏面に分離電圧を印加する分離用高圧電源装置54が備えられている。その分離用高圧電源装置54は、材質、サイズ、厚みの異なる被転写材56に応じて分離電圧が可変できる定電流制御が一般的に用いられている。
なお、上記で説明した転写用高圧電源装置52に関係する先行技術文献として、複数の昇圧トランスの出力にそれぞれ接続された出力回路の各出力を直列に接続し前記昇圧トランスの入力側を制御することにより各出力回路からの出力電圧の合成電圧を負荷に給電する電源装置が開示・提案されている(例えば、特許文献1を参照)。
また、1個のトランスの2次側から極性の異なる2種類の電圧を取り出すことが可能な転写用高圧電源装置が知られている。1個のトランスの2次側から極性の異なる2種類の電圧を取り出すことが可能な転写用高圧電源装置について、図8を参照して以下に説明を行う。図8は、1個のトランスの2次側から極性の異なる2種類の電圧を取り出すことが可能な転写用高圧電源装置の回路図である。従来の転写用高圧電源装置60は、図8に示すように、発振回路、三角波生成回路、電圧比較回路、基準電圧生成回路から成る、所謂、PWM制御を行うトランス駆動回路部62と、正電圧の生成に主に寄与する正電圧生成部65と、負電圧の生成に主に寄与する負電圧生成部66と、トランジスタQ61、トランスT61と、抵抗R62、R63と、電圧Vccを供給する電源61と、ON/OFF信号が供給される端子63、64と、を有して成る。
正電圧生成部65は、コンデンサC61、C62と、ダイオードD61、D62と、抵抗R61と、を有して成る。負電圧生成部66は、コンデンサC63、C64、ダイオードD63、D64、抵抗R64、R65、R66、トランジスタQ62と、を有して成る。なお、抵抗R61の一端に負荷67(転写ローラに相当)が接続されている。
従来の転写用高圧電源装置60の回路動作について以下に簡単に説明する。図8に示すように、トランス駆動回路部62からトランジスタQ61にパルス電圧が印加されると、トランスT61が駆動される。そして、ダイオードD61で整流されたトランスT61の出力電圧は、抵抗R62、R63で分圧されてトランス駆動回路部62内で基準電圧と比較された後、最適なパルス幅に変換されてトランジスタQ61のベースに印加される。トランジスタQ61のベース電流が流れると、トランジスタQ61のコレクタ電流も流れてトランスT61を駆動する。
また、トランスT61の2次側から以下のように極性の異なる2種類の電圧を取り出すことができる。その一つはコンデンサC61、もう一つはコンデンサC63から取り出すことができる。まず、コンデンサC61側から説明を行う。コンデンサC61からダイオードD61を流れてコンデンサC62を充電する電流とダイオードD62を流れてコンデンサC61を充電する電流が流れる。コンデンサC61に充電された電圧は、コンデンサC62に加算されて正電圧に倍電圧整流される事になる。この正電圧は抵抗R61を通過して負荷67に供給される。
一方、負電圧の生成について以下に説明する。トランジスタQ62がOFFであれば、トランスT1のグランド側から抵抗R64、ダイオードD64を電流が流れてコンデンサC63を充電する。しかし、コンデンサC63に充電された電荷をダイオードD63およびトランジスタQ62から放電させない限りは、ダイオードD64からコンデンサC63方向へ電流が流れない。従って、負電圧の生成は出来ない。トランジスタQ62がON状態になればC63による負電圧とC61による正電圧の差からなる負電圧が負荷67に供給される。なお、ダイオードD62にもダイオードD63と同様にトランジスタQ62による半導体スイッチを挿入すれば正負の電圧を交互に出力する事が可能となる。
特許第2791128号公報
確かに、特許文献1に開示された電源装置が転写用高圧電源装置52に利用された場合には、極性の異なる2種類の電源が直列に接続されているため、それぞれの電源におけるトランジスタのスイッチング動作により転写ローラに転写電圧と転写逆バイアス電圧を印加することが可能である。
また、図8に示す従来の転写用高圧電源装置は、トランジスタQ62を用いてON/OFFのタイミングをとり、1個のトランスの2次側から極性の異なる2種類の電圧を転写ローラ(すなわち、負荷)に印加することが可能である。
しかしながら、特許文献1に開示された電源装置は、極性の異なる2種類の電源が直列に接続されているが、各々の電源のトランスを駆動するためのトランジスタ等の回路が必要になり、コストの上昇を招いていた。
また、図8に示す従来の転写用高圧電源装置は、高電圧を出力するために、正負の電圧切り替えに用いられるトランジスタQ62に高価な高耐圧品を使う必要があり、コストの上昇を招いていた。
また、従来から分離用高圧電源装置は、転写用高圧電源と独立して分離電極に分離電圧を印加する高圧電源装置として用いられており、これまで転写用高圧電源から転写ローラに印加される転写逆バイアス電圧の生成には用いられていなかった。
本発明は、上記の問題点に鑑み、コスト上昇を招くことなく、分離電圧、転写電圧および転写逆バイアス電圧を出力することが可能な高圧電源装置およびそれを備えた画像形成装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明に係る高圧電源装置は、分離時に、被転写材を感光体から分離するために正電位の電圧を分離電極に印加する分離電源部と、転写時に、前記感光体の表面に形成されたトナー像を前記被転写材上に転写するために負電位の電圧を転写ローラに印加する転写電源部と、を有して成り、前記転写ローラのクリーニング時に、前記分離電源部で生成された正電位の電圧または該正電位の電圧が分圧された電圧を前記転写電源部に供給して前記転写ローラに印加する経路手段を有して成る構成とされている。このような構成とすることにより、転写逆バイアス電源が不要となり、大幅な装置のコストダウンが可能になる。
また、上記構成から成る高圧電源装置は、前記転写電源部が、転写時に、前記転写ローラに印加された負電位の電圧に応じてその電圧レベルが変化する検知電圧を検知する電圧検知手段を有して成り、分離時に、前記検知電圧に基づく正電位の電圧を前記分離電源部に生成させる制御手段を有して成る構成とされている。このような構成とすることにより、各種被転写材のサイズ、厚さ、材質に応じたきめ細かい制御を分離電圧に対して行うことが可能となる。
本発明に係る画像形成装置は、上記構成から成る高圧電源装置のいずれかを備えた構成とされている。このような構成とすることにより、転写逆バイアス電源が不要となり、大幅な装置のコストダウンが可能になる。また、各種被転写材のサイズ、厚さ、材質に応じたきめ細かい制御を分離電圧に対して行うことが可能となるとともに、被転写材の分離不良や分離電圧の過多に伴い発生するトナー像の白抜けなどのない、良好な画像を提供することが可能になる。
上記したように、本発明に係る高圧電源装置およびそれを備えた画像形成装置であれば、転写逆バイアス電源が不要となり、大幅な装置のコストダウンが可能になる。
以下では、本発明について、本発明に係る高圧電源装置を備えた複写機を例に挙げて説明を行う。図1は本発明に係る高圧電源装置を備えた複写機の要部構成を示すブロック図であり、図2は本発明に係る複写機の要部構造を模式的に示す縦断面図である。なお、図2の実線矢印は、用紙の搬送経路を示す。
両図に示すように、本実施形態の複写機1は、装置全体の動作を制御する超小型処理装置10(以下、MPU[Micro Processing Unit]10と呼ぶ)と、原稿を自動搬送する原稿搬送部11と、原稿搬送部11から搬送された原稿を取り込んで画像データを生成する原稿取込部12と、操作手段(テンキーやタッチパネルなど)と表示手段(液晶ディスプレイなど)から成る操作表示部13と、画像データに基づいて用紙Pへトナー像の形成を行う画像形成部15と、画像形成部15への用紙Pの搬送を行う給紙部14と、画像形成部15により用紙Pに形成されたトナー像を用紙Pへ定着させる定着部17と、各種制御プログラム等が格納されたROM[Read Only Memory]やワーク領域として用いられるRAM[Random Access Memory]から成るメモリ部18と、MPU10からの入力信号に応じて後述する画像形成部15の分離電極に分離電圧を印加し、転写ローラ158に転写電圧または転写逆バイアス電圧を印加する高圧電源装置16と、を有して成る。
MPU10は、メモリ部18に記憶された制御プログラムに従って装置全体の動作を制御するほか、後ほど詳細に説明する高圧電源装置16の制御を行う。
給紙部14は、画像形成部15への用紙Pの給紙元となる複数段(本実施形態では3段)の用紙収納部141a〜141cと、各用紙収納部141a〜141cから画像形成部15への共通した用紙搬送経路となる用紙搬送部142と、を有して成る。
また、用紙搬送部142は、各用紙収納部141a〜141cからレジストローラ142aまで用紙Pを搬送する一対のローラからなる複数の給紙ローラ142bと、給紙ローラ142bから搬送されてきた用紙Pの先端の向きを整え、画像形成部15の動作に合わせて画像形成部15に用紙Pを搬送するレジストローラ142aと、レジストローラ142aに搬送されてきた用紙Pを検知するレジストセンサ142cと、を有して成る。なお、レジストローラ142aは、接地されている。
画像形成部15は、図2に示すように、画像データに基づいてトナー像がドラム表面に形成され、接地された潜像担持体の感光体ドラム151と、感光体ドラム151の表面を所定の電位に均一に帯電させる帯電器154と、画像データに基づいてレーザ光を照射して静電潜像を感光体ドラム151の表面に形成する露光ユニット153と、感光体ドラム151の表面の静電潜像からトナー像を感光体ドラム151の表面に形成する現像器152と、感光体ドラム151の表面に形成されたトナー像を搬送されてきた用紙Pに静電的に転写する転写ローラ158と、転写ローラ158より下流側で、搬送される用紙Pの裏面(すなわち、用紙Pのトナー像形成面と反対の面)側となる位置に備えられ、感光体ドラム151に静電吸着して巻き込まれる可能性の高いトナー像が形成された用紙Pを感光体ドラム151から分離するために、後述の高圧電源装置16の分離電源部162から分離電圧が印加される尖突型の分離電極157と、感光体ドラム151の表面に残留したトナーを除去するクリーニング部156と、感光体ドラム151の表面の除電を行う除電器155と、を有して成る。
また、図3は、本発明に係る高圧電源装置から転写ローラおよび分離電極への電圧の印加の関係を模式的に示す図である。図4は、本発明に係る高圧電源装置の構成の一例を示す回路図である。なお、図3は、用紙Pの先端部分が分離電極157上に位置している場合を示している。
高圧電源装置16は、図1、図3および図4に示すように、MPU10のデジタル・アナログ変換部(不図示)でデジタル値からアナログ値に変換され、MPU10から入力される電圧レベルの分離電圧コントロール信号VCに応じて、正電位の分離電圧および正電位の転写逆バイアス電圧を出力する分離電源部161と、MPU10から入力される転写電流コントロール信号VTに応じて、負電位の転写電圧を出力し、転写電圧に比例した電圧を検知して転写電圧検知信号VSとしてMPU10に入力する転写電源部162と、を有して成る。
分離電源部161は、図4に示すように、MPU10から入力される分離電圧コントロール信号VCに応じてトランスT1の1次側T1aに交流の駆動信号を入力してトランスT1を駆動させ、更に抵抗R3で発生するフィードバック電圧V3と分離電圧コントロール信号VCを比較して、フィードバック電圧V3が一定の出力電圧値を保つように制御された交流の駆動信号を再びトランスT1の1次側T1aに入力して定電圧制御を行う分離トランス駆動回路部161aと、所定の電圧Vccを出力する電源161bと、1次側T1aと2次側T1bの巻き線を有した分離用のトランスT1と、整流器であるダイオードD1〜D3、コンデンサC1、C2と、抵抗R1〜R4と、を有して成る。
転写電源部162は、図4に示すように、MPU10から入力される転写電流コントロール信号VTに応じてトランスT2の1次側T2aに交流の駆動信号を入力してトランスT2を駆動させ、更に抵抗R6で発生するフィードバック電圧V4と転写トランス駆動回路部162aで生成された基準電圧を比較して、一定の出力電流値を保つように制御された交流の駆動信号を再びトランスT2の1次側T2aに入力して定電流制御を行う転写トランス駆動回路部162aと、所定の電圧Vccを出力する電源162bと、1次側T2aに1次巻き線L1、2次側T2bに2次巻き線L2および2次側T2cに2次巻線L3を有した転写用のトランスT2と、整流器であるダイオードD4〜D6、コンデンサC3〜C6と、抵抗R5〜R7と、ツェナーダイオードZD1と、を有して成る。
次に、上記構成から成る高圧電源装置16の回路の接続について以下に説明する。なお、図4に示す負荷159は、転写ローラ158のほかに、転写ローラ158まで搬送された用紙P、感光体ドラム151、および転写ローラ158まで搬送された用紙Pに接触しているレジストローラ142aに相当する。また、負荷159は、用紙Pへのトナー像の画像形成動作および用紙Pの材質、サイズ、厚さ、に応じて変動する。また、負荷159は、周囲の温湿度による影響によっても変動する。
図4に示すように、本実施形態の高圧電源装置16では、MPU10のD/A端子10aから出力されるアナログ信号の分離電圧コントロール信号VCが分離トランス駆動回路部161aに入力され、分離トランス駆動回路部161aとトランスT1の1次側T1aの巻き線の一端が接続されている。トランスT1の1次側T1aの巻き線のもう一端が電源161bに接続されている。
また、トランスT1の2次側T1bの一端は、ダイオードD2のアノードおよびダイオードD3のカソードに接続されている。ダイオードD2のカソードは、コンデンサC1、抵抗R1および抵抗R4の一端に接続され、抵抗R4のもう一端が分離電極157に接続されている。ダイオードD3のアノードは、接地されたコンデンサC2の一端に接続されている。また、トランスT1の2次側T1bのもう一端は、コンデンサC1のもう一端およびコンデンサC2のもう一端に接続されている。
抵抗R1のもう一端は、抵抗R2の一端およびダイオードD1のアノードに接続され、抵抗R2のもう一端が、一端の接地された抵抗R3のもう一端および分離トランス駆動回路部161aに接続されている。
ダイオードD1のカソードは、ツェナーダイオードZD1のカソード、抵抗R5の一端、コンデンサC4の一端およびダイオードD5のカソードに接続されている。抵抗R5のもう一端は、コンデンサC3の一端、ダイオードD4のアノードおよび接地された負荷159に接続されている。
ダイオードD4のカソードは、トランスT2の2次側T2bの一端およびダイオードD5のアノードに接続されている。また、トランスT2の2次側T2bのもう一端は、コンデンサC3のもう一端およびコンデンサC4のもう一端に接続されている。
ツェナーダイオードZD1のアノードは、一端の接地された抵抗R6のもう一端および一端の接地されたコンデンサC6の一端に接続され、更に、転写トランス駆動回路部162aに接続されている。
また、転写トランス駆動回路部162aには、MPU10の端子10bから転写電流コントロール信号VTが入力される。また、転写トランス駆動回路部162aの出力段(不図示)が、電源162bに一端が接続されたトランスT2の1次側T2aのもう一端に接続されている。
また、MPU10のA/D端子10cは、一端が接地された抵抗R7、一端が接地されたコンデンサC5およびダイオードD6のカソードに接続され、電圧検知信号VSが入力される。ダイオードD6のアノードは、トランスT2の2次側T2cの一端に接続され、トランスT2の2次側T2cのもう一端は、接地されている。
なお、本実施形態の高圧電源装置16を備えた複写機1は、転写ローラ158のクリーニング時に、分離電源部161で生成された正電位の転写逆バイアス電圧を転写電源部162に供給して転写ローラ158に印加させる制御、および転写時に、転写ローラ158に印加された負電位の転写電圧に応じて、その電圧レベルが変化する電圧を検知して、その検知した電圧(電圧検知信号VSに相当)に基づく正電位の分離電圧を分離電源部161に生成させる定電圧制御に特徴を有している。
そこで、以下では、本実施形態の高圧電源装置16を備えた複写機1おける原稿複写動作を通して、上記特徴について詳細な説明を行う。図5は、原稿複写時における複写機1に備えられた高圧電源装置16の動作を説明するためのタイミングチャートである。
図1〜図5に示すように、本実施形態の複写機1における原稿複写動作では、まず原稿搬送部11から原稿取込部12に原稿が搬送されると、原稿取込部12による該原稿の取り込みが行われ、画像データの生成が行われる。生成された画像データは、一旦メモリ部18に格納された後、再び読み出されて画像形成部15に送出される。
続いて、画像形成部15では、画像形成処理が開始され、感光体ドラム151や転写ローラ158等の回転駆動源となるモータ(不図示)が動作を開始すると、転写ローラ158のクリーニングを行うために、高圧電源装置16から転写ローラ158(すなわち、負荷159)に以下のように正電位の転写逆バイアス電圧が印加される。
ここで、転写ローラ158のクリーニング時における高圧電源装置16の動作について以下に説明を行う。画像形成処理が開始され、感光体ドラム151や転写ローラ158等の回転の駆動源となるモータ(不図示)が動作を開始すると(タイミングt1)、メモリ部18に記憶された制御プログラムに基づいてMPU10から、後述する通常の用紙Pの分離動作時よりも低い分離電圧が分離電極157に印加されるように制御された電圧レベルHigh1の分離電圧コントロール信号VCが、分離トランス駆動回路部161aに入力される。なお、この電圧レベルHigh1の分離電圧コントロール信号VCは、転写ローラ158のクリーニング時にも分離電極157に分離電圧が印加されるため、分離電圧の印加により分離電極157の不要な放電を抑えることが考慮されたものである。
そして、分離電圧コントロール信号VCの電圧レベルHigh1に応じて、分離トランス駆動回路部161aによって生成された交流の駆動信号がトランスT1の1次側T1aに向けて出力される。分離トランス駆動回路部161aから出力されたその駆動信号によりトランスT1の1次側T1aが駆動され、トランスT1の2次側T1bに電圧Vccおよび駆動信号が昇圧された誘起電圧が発生する。この誘起電圧は、ダイオードD2、D3により整流され、コンデンサC1、C2により平滑されて正電位の電圧となる。
この正電位の電圧は、抵抗R1〜R3で分圧される。そして、抵抗R3に発生したフィードバック電圧V3が分離トランス駆動回路部161aに入力される。分離トランス駆動回路部161aでは、分離電圧コントロール信号VCとフィードバック電圧V3が比較され、フィードバック電圧V3が一定の電圧になるようにフィードバック制御される。すなわち、後述する分離電源部161から出力される転写逆バイアス電圧が一定の出力電圧を保つようにフィードバック制御される。
一方、抵抗R1と抵抗R2とに接続されたダイオードD1のアノードには、抵抗R2、R3により分圧された電圧(V2+V3)が印加される。このとき、ツェナーダイオードZD1のツェナー電圧VZは、電圧(V2+V3)よりも高く設定されているため、ツェナーダイオードZD1には電流が流れこまない。従って、ダイオードD1を流れる全ての転写逆バイアス用の電流は、矢印付き波線Aが示すように、抵抗R5を流れて正電位の転写逆バイアス電圧(例えば、500V)として転写ローラ158(すなわち、負荷159)に印加される。すなわち、分離電源部161で生成された正電位の電圧が抵抗R2、R3により分圧され、その分圧された電圧が転写電源部162に供給され、正電位の転写逆バイアス電圧として転写ローラ158に印加されている。
また、前述した誘起電圧から生成された正電位の電圧が、正電位の分離電圧(例えば、2000〜2500V)として分離電極157に印加される。このとき、分離電極157には、通常の分離動作時よりも低い分離電圧が印加されるため、分離電極157で放電は発生しない。なお、以下から原稿複写動作の続きに戻る。
続いて、感光体ドラム151の表面が、帯電器154により所定の電位の正電位に均一に帯電される。感光体ドラム151の表面に画像データに基づいて露光ユニット153によって負電位の静電潜像が作られる。そして、現像器152により負電位の静電潜像に正電位のトナー像が感光体ドラム151の表面に形成される。
続いて、用紙収納部141a〜141cのいずれから用紙Pが、給紙ローラ141bによりレジストローラ141aに搬送され、レジストセンサ142cに用紙Pが検知される。レジストローラ142cに用紙Pが検知されると、感光体ドラム151の表面に形成されたトナー像の位置に合わせて用紙Pがレジストローラ142cにより転写ローラ158に向けて搬送が開始される。
そして、以下に説明するように高圧電源装置16により負電位の転写電圧が印加された転写ローラ158により、感光体ドラム151の表面に形成されたトナー像の用紙Pへの転写処理が開始される。
ここで、転写処理時における高圧電源装置16の動作について以下に説明を行う。レジストローラ142cにより転写ローラ158に向けて搬送が開始されると(タイミングt2)、メモリ部18に記憶された制御プログラムに基づいて、MPU10から端子10bを介してON状態の転写電流コントロール信号VTが転写トランス駆動回路部162aに入力される。
そして、入力されたON状態の転写電流コントロール信号VTに基づいて、転写トランス駆動回路部162aによって生成された交流の駆動信号がトランスT2の1次側T2aに向けて出力される。転写トランス駆動回路部162aから出力された駆動信号によりトランスT2の1次側T2aが駆動され、トランスT2の2次側T2bに電源162bの電圧Vccおよび駆動信号が昇圧された誘起電圧が生成される。この誘起電圧は、ダイオードD4,D5により整流され、コンデンサC3、C4により平滑化される。このとき、接地から見ると、C点の電位は、負電位であり、D点は正電位となる。そのため、電流は、転写用の電流として、ツェナーダイオードZD1および抵抗R6を流れる(矢印付き波線Bが示す方向)。
また、このとき、前述したようにツェナーダイードZD1の電圧(VZ+V5)(すなわち、D点の電圧)が電圧(V2+V3)よりも高くなるように設定されているので、ダイオードD1のカソード側の電圧が高くなり、転写逆バイアス用の電流がダイオードD1を通り転写電源部162側への流れ込むのを防ぐ。
一方、転写用の電流は、矢印付き波線Bが示すように、ツェナーダイオードZD1および抵抗R6のみを流れる。更に、転写用の電流は、C点が負電位であるため、負荷159に流れて、負電位の転写電圧(例えば、約3700V)が負荷159に印加される。なお、このときの負荷159は、転写ローラ158、転写ローラ158に接している用紙P、用紙Pに接している感光体ドラム151、および転写ローラ158まで搬送された用紙Pに接している場合のレジストローラ142aに相当する。
また、転写電源部162では、定電流制御が行われており、抵抗R6に発生するフィードバック電圧V4が転写トランス駆動回路162aにフィードバックされて、フィードバック電圧V4と転写トランス駆動回路162aで生成された基準電圧と比較して、転写用の電流が一定の出力電流値を保つようにフィードバック制御が行われる。
このように、転写電源部162では定電流制御が行われているが、このことは負荷159の変動に伴い、負電位の転写電圧の変動を意味するものである。すなわち、転写ローラ158のインピーダンス、用紙Pのインピーダンス、用紙Pに接している感光体ドラム151のインピーダンス、および転写ローラ158まで搬送された用紙Pに接している場合におけるレジストローラ142aのインピーダンスの変動に伴い、転写電圧が変動することを意味している。
また、図6は、高圧電源装置から出力される転写電圧が用紙Pの種類に応じて変動することを示す転写出力垂直特性グラフである。なお、図6は、縦軸が、絶対値の転写電圧[V]を示し、横軸が転写用の電流[μA]を示している。図6に示すように、用紙サイズが大きくなるあるいは厚くなるほど、転写電圧が高く出力される。なお、高圧電源装置16は、約5500[V]よりも転写電圧が上昇しないように、設定されている。
また、前述したように転写電圧は、トランスT2の1次側T2aにおける1次巻き線L1で発生する電圧VPを2次側T2bの2次巻き線L3との巻き線比で昇圧したものである。従って、トランスT2の1次側T2aで発生する電圧VPと2次側T2bで発生する電圧は比例関係にある。また、トランスT2の1次側T2aで発生する電圧VPと2次側T2cで発生する電圧も比例関係にある。よって、トランスT2の2次側T2cにおける2次巻き線L2の電圧を測定すれば、負荷159のインピーダンスの変動に応じて出力された転写電圧の変動を検知することが可能となる。このことから、高圧電源装置16では、2次巻き線L2の両端に発生する電圧が、ダイオードD6で整流され、更にコンデンサC5で平滑されることで直流電圧に変換される。この直流電圧が、電圧検知信号VSとしてA/D端子10cを介してMPU10に入力される。そして、入力された電圧検知信号VSが、MPU10のアナログ・デジタル変換部(不図示)でアナログ・デジタル変換され、後述する分離動作時における分離電源部161から出力される分離電圧の制御に利用される。
続いて、上記で説明したように高圧電源装置16の転写電源部162から負荷159へ転写電圧の印加が開始された(タイミングt2)後、転写ローラ158によりトナー像の転写処理が用紙Pの先端から行われる。そして、転写処理の完了した用紙Pの先端から順次、分離電極157に向けて排出される。
このとき、分離電極157に向けて排出される用紙Pが、正電位の感光体ドラム151に巻き込まれることを防止するため、用紙Pの先端が転写ローラ158から排出されてから分離電極157に用紙Pの先端が到達するまでに、MPU10より、入力された電圧検知信号VSに基づいて分離電源部161から出力される分離電圧が最適値になるように、分離コントロール信号VCの電圧レベルが上昇された電圧レベルHigh2に設定される(タイミングt3)。そして、電圧レベルHigh2に上昇された分離コントロール信号VCが、MPU10のD/A端子10aから分離トランス駆動回路部161aに入力される。
そして、電圧レベルHigh2に上昇された分離コントロール信号VCに応じて、分離トランス駆動回路部161aにより、トランスT1が駆動され、トランスT1の2次側T1bに昇圧された誘起電圧が発生する。そして、この誘起電圧は、前述したようにダイオードD2、D3で整流され、コンデンサC1、C2で平滑されて正電位の電圧となる。そして、この正電位の電圧が、正電位の分離電圧(例えば、4200V)として、分離電極157に印加される。よって、この正電位の分離電圧が印加された分離電極157が放電することで、転写ローラ158から排出される用紙Pの裏面のその先端から順次、正電位の電圧が印加されるため、感光体ドラム151への用紙Pの巻き込みが防止され、感光体ドラム151から用紙Pを分離することができる。
このとき、電圧レベルHigh2の分離コントロール信号VCに伴って、前述の電圧(V2+V3)も上昇するが、ツェナーダイオードZD1のツェナー電圧VZが、電圧(V2+V3)よりも高く設定されているため、前述したように転写電流コントロール信号VTがON状態からOFF状態になり転写電源部162がOFF状態になるまで、転写逆バイアス用の電流が分離電源部161側から転写電源部162側に流れ込むことはない。よって、分離電源部161および転写電源部162の両電源部にエラーが発生することがない。
続いて、転写ローラ158により感光体ドラム151の表面に形成されたトナー像の用紙Pへの転写処理が完了し、MPU10から転写トランス駆動回路部162aへ入力されている転写電流コントロール信号VTがOFFされると(タイミングt4)、トランスT2から誘起電圧が発生せず、ダイオードD1のカソード側に電圧(V2+V3)よりも高い電圧がかからない。そのため、前述のように電圧レベルHigh2の分離コントロール信号VCに応じて生成された正電位の電圧が、抵抗R2、R3に分圧される。そして、抵抗R2、R3に分圧された電圧(V2+V3)がダイオードD1のアノードに印加されて、ダイオードD1を流れる全ての転写逆バイアス用の電流が、矢印付き波線Aが示すように、抵抗R5を流れて、転写ローラ158からトナーを除去するための転写逆バイアス電圧(例えば、500V)として負荷159(すなわち、転写ローラ158)に印加される。また、この時点では、前述したように、電圧レベルHigh2の分離コントロール信号VCに応じて生成された正電位の電圧が、正電位の分離電圧(例えば、4200V)として、分離電極157に印加されている。
そして、MPU10より、レジストローラ142aによる用紙Pの搬送が開始されて、所定の時間経過して用紙Pの後端が分離電極157上を通過したと認識されると(タイミングt5)、MPU10より、引き続き転写ローラ158からトナーを除去するために、分離コントロール信号VCが電圧レベルHigh1に低下されて、電圧レベルHigh1の分離コントロール信号VCに応じた転写逆バイアス電圧および分離電圧が、それぞれ負荷159(すなわち、転写ローラ158)および分離電極157に印加される。そして、所定の時間経過すると、MPU10により電圧レベルLowの分離コントロール信号VCが分離トランス駆動回路部161aに入力され(タイミングt6)、高圧電源装置16からの出力が停止する。
そして、転写ローラ158から排出された用紙Pは、前述したように感光体ドラム151に巻き込まれることなく、定着部17へ送られる。
その後、未定着トナー像を担持した用紙Pは、定着部17で加熱および加圧されてトナー像が用紙Pに定着された後、排紙される。また、感光体ドラム151の表面に残留したトナーが、クリーニング部156により除去された後、感光体ドラム151の表面が、除電器156により除電される。
なお、本実施形態の高圧電源装置16を備えた複写機1おいて、原稿の複写が複数枚行われる場合には、以下のように、高圧電源装置16の動作が行われる。本実施形態の高圧電源装置16を備えた複写機1では、上記で説明したように1枚目の用紙Pが分離電極157上を通過して、次の用紙Pが転写ローラ158に搬送されてくるまでの搬送間隔の間は、図5に示すタイミングt5後、電圧レベルHigh1の分離コントロール信号VCに応じた転写逆バイアス電圧および分離電圧が、それぞれ負荷159および分離電極157に印加された状態が維持される。これにより、転写ローラ158がクリーニングされる。そして、2枚目の用紙が転写ローラ158に搬送されてくると、前述したタイミングt2〜t5までと同様な動作が行われる。最終の用紙になるまで、このような動作が繰り返して行われる。そして、最終の用紙が転写ローラ158から排出され、分離電極157を通過すると、前述したタイミングt6ように、MPU10により分離コントロール信号VCのレベルが電圧レベルLowになり、高圧電源装置16からの出力が停止する。
なお、上記の実施形態では、被転写材として用紙を例に挙げて説明をしたが、用紙に限定されるものではなく、トナー像を形成することが可能な被転写材であればよい。
以上で説明したように、本実施形態の高圧電源装置16を備えた複写機1は、分離電源部161で生成された正電位の転写逆バイアスが転写電源部162に供給されて負荷159(すなわち、転写ローラ158)に印加される構成であるため、転写逆バイアス電源が不要となり、大幅な装置のコストダウンが可能になる。
また、本実施形態の高圧電源装置16を備えた複写機1は、転写時に、転写ローラ158を含む負荷159への転写電圧の印加時に、負荷159のインピーダンスの変動に応じた電圧が電圧検知信号VSとして検知され、更に被転写材の分離時にこの電圧検知信号VSに基づいて最適な分離電圧が分離電極157に印加される構成であるため、各種被転写材のサイズ、厚さ、材質に応じたきめ細かい制御を分離電圧の出力に対して行うことが可能となるとともに、被転写材の分離不良や分離電圧の過多に伴い発生するトナー像の白抜けなどのない、良好な画像を提供することが可能になる。
また、上記の実施形態では、分離電源部161で生成された正電位の電圧が、抵抗R2、R3で分圧される構成であったが、抵抗R2、R3で分圧されずに抵抗R1と抵抗R4の間にダイオードD1のアノードが接続されて、ダイオードD1のカソードから転写電源部162に転写逆バイアス電圧が供給される構成でもよい。このような構成においても、上記と同様な効果を得ることができる。
なお、上記の実施形態では、高圧電源装置が複写機に搭載された構成を例に挙げて説明を行ったが、本発明の構成はこれに限定されるものではなく、プリンタ、ファクシミリ等の画像形成装置に高圧電源装置が搭載されてもよい。
また、本発明の構成は、上記実施形態のほか、発明の主旨を逸脱しない範囲で種々の変更を加えることが可能である。
本発明は、プリンタ、ファクシミリ、複写機などの画像形成装置等に用いる高圧電源装置に幅広く適用が可能であり、特に装置コストの低減に有用な技術である。
は、本発明に係る高圧電源装置を備えた複写機の要部構成を示すブロック図でである。 は、本発明に係る複写機の要部構造を模式的に示す縦断面図である。 は、本発明に係る高圧電源装置から転写ローラおよび分離電極への電圧の印加の関係を模式的に示す図である。 は、本発明に係る高圧電源装置の構成の一例を示す回路図である。 は、原稿複写時における複写機1に備えられた高圧電源装置16の動作を説明するためのタイミングチャートである。 は、高圧電源装置から出力される転写電圧が用紙の種類に応じて変動することを示す転写出力垂直特性グラフである。 は、従来の画像形成装置における転写ローラおよび分離電極への電圧の印加を説明するための図である。 は、1個のトランスの2次側から極性の異なる2種類の電圧を取り出すことが可能な転写用高圧電源装置の回路図である。
符号の説明
1 複写機
10、53 超小型処理装置(MPU)
10a D/A端子
10b 端子
10c A/D端子
11 原稿搬送部
12 原稿取込部
13 操作表示部
14 給紙部
141a〜141c 用紙収納部
142 用紙搬送部
142a レジストローラ
142b 給紙ローラ
142c レジストセンサ
15 画像形成部
151、57 感光体ドラム
152 現像器
153 露光ユニット
154 帯電器
155 除電器
156 クリーニング部
157、55 分離電極
158、51 転写ローラ
159 負荷
16 高圧電源装置
161 転写電源部
161a 分離トランス駆動回路部
161b、162b 電源
162 分離電源部
162a 転写トランス駆動回路部
17 定着部
18 メモリ部
52 転写用高圧電源装置
52a 転写用高圧電源
52b 転写逆バイアス用高圧電源
54 分離用高圧電源装置
R1〜R7 抵抗
C1〜C6 コンデンサ
D1〜D6 ダイオード
T1、T2 トランス
ZD1 ツェナーダイオード

Claims (3)

  1. 分離時に、被転写材を感光体から分離するために正電位の電圧を分離電極に印加する分離電源部と、転写時に、前記感光体の表面に形成されたトナー像を前記被転写材上に転写するために負電位の電圧を転写ローラに印加する転写電源部と、を有して成る高圧電源装置であって、
    前記転写ローラのクリーニング時に、前記分離電源部で生成された正電位の電圧または該正電位の電圧が分圧された電圧を前記転写電源部に供給して前記転写ローラに印加する経路手段を有して成ることを特徴とする高圧電源装置。
  2. 前記転写電源部は、転写時に、前記転写ローラに印加された負電位の電圧に応じてその電圧レベルが変化する検知電圧を検知する電圧検知手段を有し、
    分離時に、前記検知電圧に基づく正電位の電圧を前記分離電源部に生成させる制御手段を有して成ることを特徴とする請求項1に記載の高圧電源装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載の高圧電源装置を備えたことを特徴とする画像形成装置。
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