JP2007052690A - 電源装置及び画像処理装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】
本発明の課題は、電圧変動が起こったとしても、現像部と現像剤搬送部に供給される電位の差を変動させない電源装置を提供することを目的とする。さらに、その電源装置を備えた画像形成装置を提供することを目的とする。
【解決手段】
本発明の電源装置は、現像部と現像剤搬送部との電源回路を共通化することで、現像部と現像剤搬送部とに供給される電位の差を常に一定とすることができる。したがって、現像剤搬送部から現像部への現像剤の搬送量は常に一定となり、記録媒体上の現像剤の濃度差、濃度むらをなくすことができる。また、本発明の画像形成装置は、常に安定した画像形成が可能となる。
【選択図】
図1
本発明の課題は、電圧変動が起こったとしても、現像部と現像剤搬送部に供給される電位の差を変動させない電源装置を提供することを目的とする。さらに、その電源装置を備えた画像形成装置を提供することを目的とする。
【解決手段】
本発明の電源装置は、現像部と現像剤搬送部との電源回路を共通化することで、現像部と現像剤搬送部とに供給される電位の差を常に一定とすることができる。したがって、現像剤搬送部から現像部への現像剤の搬送量は常に一定となり、記録媒体上の現像剤の濃度差、濃度むらをなくすことができる。また、本発明の画像形成装置は、常に安定した画像形成が可能となる。
【選択図】
図1
Description
本発明は、現像部及び現像剤搬送部に電圧を供給する電源装置及びそれを用いた画像形成装置に関するものである。
従来、電子写真プリンタ、複写機、ファクシミリ等の画像形成装置において、像担持体に接触し、現像剤画像を形成する現像部と、現像部に接触し、現像部に現像剤を搬送する現像剤搬送部を有する画像形成装置があった(例えば、特許文献1参照)。この画像形成装置は、負極性である現像剤を現像剤搬送部から現像部を介して像担持体に搬送する際、電位差を与えることにより搬送していた。現像剤搬送部は、現像部よりも絶対値で高い電圧が供給され、現像部は、像担持体よりも絶対値で高い電圧が供給される高圧電源装置が必要であり、各々独立した回路から電圧が供給されていた。また、各々の回路は、正極性及び負極性の電圧を供給できる構成となっていた。
しかしながら、特許文献1の画像形成装置に使用される高圧電源装置では、現像部と現像剤搬送部とに電圧を供給する回路が各々独立している。そのため、現像部と現像剤搬送部の負荷変動により、各々に供給する電圧変動が発生し、現像部と現像剤搬送部とに供給される電位の差が変動してしまうという問題があり、現像剤の濃度差や濃度むらの原因となっていた。
そこで、本発明は、上記実状に鑑み、現像部と現像剤搬送部への電圧を供給する回路を接続し、電圧変動が起こったとしても、現像部と現像剤搬送部に供給される電位の差を変動させない電源装置を提供することを目的とする。さらに、その電源装置を備えた画像形成装置を提供することを目的とする。
本発明の電源装置は、制御手段から入力される第1の制御信号に基づいて正極性の電圧を出力する第1の昇圧整流回路と、前記第1の昇圧整流回路から前記正極性の電圧の出力を、前記制御手段から入力される第2の制御信号に基づいて制限する制限手段と、前記制御手段から入力される第3の制御信号に基づいて負極性の電圧を出力する第2の昇圧整流回路と、前記第1の昇流整流回路の出力と、前記第2の昇流整流回路の出力との間に接続される第1の定電圧素子と、前記第1の昇流整流回路の出力と基準電位との間に接続された第2の定電圧素子と、前記第1の昇流整流回路の出力と前記第2の定電圧素子との間、又は、前記第2の定電圧素子と基準電位との間に、前記第1の昇圧整流回路の方向に電流が流れるように接続される整流素子とを有し、前記制御手段の前記第1の昇圧整流回路と前記第2の昇圧整流回路とは排他的に電圧を出力するように、前記第1の制御信号、前記第2の制御信号、及び、前記第3の制御信号を前記制御手段によって制御することを特徴とする。
本発明の電源装置によれば、現像部と現像剤搬送部との電源回路を共通化することで、現像部と現像剤搬送部とに供給される電位の差を常に一定とすることができる。したがって、現像剤搬送部から現像部への現像剤の搬送量は常に一定となり、記録媒体上の現像剤の濃度差、濃度むらをなくすことができる。
本発明の電源装置において、前記第2の昇圧整流回路の出力と基準電位との間には、第3の定電圧素子を有することを特徴とする。これにより、現像剤搬送部に正極性の電圧を供給することができるようになる。
また、本発明の電源装置において、前記第1の定電圧素子は、ツェナダイオード、又は、バリスタのいずれかであることを特徴とする。これにより、好適な電源装置となる。
さらに、本発明の電源装置において、前記第2の定電圧素子は、ツェナダイオード、又は、バリスタのいずれかであることを特徴とする。これにより、好適な電源装置となる。
またさらに、本発明の電源装置において、前記第3の定電圧素子は、ツェナダイオード、又は、バリスタのいずれかであることを特徴とする。これにより、好適な電源装置となる。
また、本発明の電源装置において、前記制限手段は、単方向サイリスタ、双方向サイリスタ、又は、トランジスタのいずれかであることを特徴とする。これにより、好適な電源装置となる。
本発明の画像形成装置は、像担持体に形成される現像剤画像を記録媒体上に形成する画像形成装置において、請求項1乃至6記載のいずれか1つの前記電源装置と、前記電源装置の前記第1の昇圧整流回路の出力に接続され、前記像担持体に前記現像剤画像を形成する現像部と、前記電源装置の前記第2の昇圧整流回路の出力に接続され、前記現像部に現像剤を搬送する現像剤搬送部とを有することを特徴とする。
本発明の画像形成装置によれば、現像部と現像剤搬送部に供給される電位の差は、常に一定となる。したがって、現像剤搬送部から現像部への現像剤の搬送量は常に一定となる。よって、記録媒体上の現像剤の濃度差、濃度むらをなくすことができ、常に安定した画像形成が可能となる。
本発明の電源装置は、現像部と現像剤搬送部との電源回路を共通化することで、現像部と現像剤搬送部とに供給される電位の差を常に一定とすることができる。したがって、現像剤搬送部から現像部への現像剤の搬送量は常に一定となり、記録媒体上の現像剤の濃度差、濃度むらをなくすことができる。
本発明の画像形成装置は、現像部と現像剤搬送部に供給される電位の差は、常に一定となる。したがって、現像剤搬送部から現像部への現像剤の搬送量は常に一定となる。よって、記録媒体上の現像剤の濃度差、濃度むらをなくすことができ、常に安定した画像形成が可能となる。
以下、本発明について、図面を参照しながら説明する。なお、本発明は、以下の記述に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において適宜変更可能である。
[実施の形態1]
図1は、電源装置4の構成図である。電源装置4は、図1のように、昇圧整流回路である正極性の倍電圧整流回路5と、同じく昇圧整流回路である負極性の倍電圧整流回路6と、定電圧素子であるツェナダイオード7及びツェナダイオード28と、制限手段である双方向サイリスタ8と、整流素子であるダイオード9にて構成されている。そして、この電源装置4には、制御信号として装置内の素子に所定の電圧を入力する制御部10が制御手段として接続されている。
図1は、電源装置4の構成図である。電源装置4は、図1のように、昇圧整流回路である正極性の倍電圧整流回路5と、同じく昇圧整流回路である負極性の倍電圧整流回路6と、定電圧素子であるツェナダイオード7及びツェナダイオード28と、制限手段である双方向サイリスタ8と、整流素子であるダイオード9にて構成されている。そして、この電源装置4には、制御信号として装置内の素子に所定の電圧を入力する制御部10が制御手段として接続されている。
正極性の倍電圧整流回路5は、トランジスタ18と、ダイオード19と、コンデンサ20と、トランス21と、ダイオード22と、コンデンサ23とにより構成されている。この正極性の倍電圧整流回路5は、電圧源Vcc30に接続されている。この電圧源Vcc30は、トランス21の1次側に接続され、このトランス21の1次側に対して並列にコンデンサ20が接続されている。さらに、この並列に接続されたコンデンサ20及びトランス21の1次側を介してダイオード19のアノードが接続されている。このダイオード19のカソードは、トランジスタ18のコレクタに接続されている。このトランジスタ18のエミッタは接地され、ゲートは制御部10の第2出力ポート27と接続されている。
トランス21の2次側は、ダイオード22のアノードが接続されている。このダイオード22のカソードは、コンデンサ23に接続されている。このトランス21の2次側が正極性の倍電圧整流回路5の出力となる。コンデンサ23の反対側の電極は、トランス21の2次側のダイオード22が接続されていない端子と接続されている。さらに、トランス21の2次側のダイオード22が接続されていない端子は、双方向サイリスタ8が接続される接点が形成される。また、ダイオード22のカソードは、ツェナダイオード7のカソード、ツェナダイオード28のアノード、及び、現像ローラ2に接続されている。
負極性の倍電圧整流回路6は、トランジスタ11と、ダイオード12と、コンデンサ13と、トランス14と、ダイオード15と、コンデンサ16とにより構成されている。この負極性の倍電圧整流回路6は、電圧源Vcc29に接続されている。この電圧源Vcc29は、トランス14の1次側に接続され、このトランス14の1次側に対して並列にコンデンサ13が接続されている。さらに、この並列に接続されたコンデンサ14及びトランス13の1次側を介してダイオード12のアノードが接続されている。このダイオード12のカソードは、トランジスタ11のコレクタに接続されている。このトランジスタ11のエミッタは接地され、ゲートは制御部10の第1出力ポート17と接続されている。
トランス14の2次側は、ダイオード15のカソードが接続されている。このダイオード15のアノードは、コンデンサ16及びトナー供給ローラ3と接続されている。このトランス14の2次側が負極性の倍電圧整流回路6の出力となる。コンデンサ16の反対側の電極は、トランス14の2次側のダイオード15が接続されていない端子と接続されている。さらに、トランス14の2次側のダイオード22が接続されていない端子は接地されている。また、ダイオード15のアノードは、ツェナダイオード7のアノード、及び、トナー供給ローラ3に接続されている。
ツェナダイオード7は、定電圧素子で、そのカソードは、正極性の倍電圧整流回路5のダイオード22のカソードと接続している。また、ツェナダイオード7のアノードは、負極性の倍電圧整流回路6のダイオード15のアノードと接続している。
ツェナダイオード28は、定電圧素子で、そのカソードは、接地されている。また、ツェナダイオード28のアノードは、ダイオード9のアノードと接続され、そのダイオード9のカソードが正極性の倍電圧整流回路5のダイオード22のカソードと接続している。このダイオード9は、ツェナダイオード28と基準電位となる接地との間に、すなわちツェナダイオード28のカソードとダイオード9のカソードとを接続し、ダイオード9のアノードを接地するように備えてもよい。これにより、接地から正極性の倍電圧整流回路5の方向に電流が流れるようにすることができる。
双方向サイリスタ8は、T1側がトランス21の2次側のダイオード22が接続されていない端子に接続されている。また、双方向サイリスタ8のT2側は接地されている。そして、双方向サイリスタ8のゲートは、一方の電極が接地されたコンデンサ25と接続するとともに、抵抗24を介して制御部10の第3出力ポート26に接続されている。
図2は、本発明の画像形成装置の構成の一例を示す概略図である。本発明の画像形成装置は、像担持体である感光体ドラム1と、現像部である現像ローラ2と、現像剤搬送部であるトナー供給ローラ3と、下記で詳細に説明する電源装置4と、帯電ローラ31と、LEDヘッド32と、転写ローラ33とからなる現像器、及び、ヒートローラ34と、バックアップローラ35とからなる定着器を有している。この感光体ドラム1と、現像ローラ2と、トナー供給ローラ3と、帯電ローラ31とは図示されていないフレーム内に設けられている。
感光体ドラム1は、固定シャフトを中心軸としてフレームに図中矢印Aの方向に回転可能に軸固定されている。この感光体ドラム1は、像担持体で、その表面に電荷を蓄えることが可能に構成されている。そして、感光体ドラム1は接地されている。この表面に蓄えられた電荷は、LEDヘッド32での露光によって電荷を除去することが可能に構成されている。この感光体ドラム1は、その表面に形成された静電潜像に現像剤であるトナーを付着させることにより、可視化することができる。
現像ローラ2は、一定の圧力で感光体ドラム1の表面に接触するように、フレームに図中矢印Bの方向に回転可能に軸固定されている。また、この現像ローラ2は、下記で説明する電源装置4に接続されている。これにより、この現像ローラ2は、所定の電圧、例えば+150Vあるいは−300Vの電圧が供給され、接触した感光体ドラム1の表面に形成された静電潜像をトナーによって現像する。このとき、現像ローラ2は、回転することでトナーを感光体ドラム1に搬送する。
この現像ローラ2には、現像ブレード36がその表面に接触するように備えられている。この現像ブレード36は、例えば板状弾性部材で形成され、トナー供給ローラ3から搬送されるトナーが現像ローラ2上で均一の厚さとなるようにすることができる。
トナー供給ローラ3は、現像ローラ2における感光体ドラム1よりも回転上流側に一定の圧力で現像ローラ2の表面に接触するように、フレームに図中矢印Cの方向に回転可能に軸固定されている。このトナー供給ローラ3は、図示されていないトナーカートリッジからトナー槽に搬送されたトナーを現像ローラ2に搬送する。そして、このローラ4は、電源装置4に接続され、所定の電圧、例えば0Vあるいは−450Vの電圧が供給される。
帯電ローラ31は、感光体ドラム1における現像ローラ2よりも回転上流側に一定の圧力で感光体ドラム1の表面に接触するように、フレームに図中矢印D方向に回転可能に軸固定されている。この帯電ローラ31は、感光体ドラムに対して所定の正電圧又は負電圧を供給する、例えば、−1.35kVを供給することにより、感光体ドラム1を帯電させる。この帯電ローラ31は、電源装置4に接続され、電源装置4から電圧が供給されてもよい。
転写ローラ33は、図示されていない記録媒体搬送路とともに用紙等の記録媒体38を感光体ドラム1ではさむように感光体ドラム1の下方に配置され、図中矢印Eの方向に回転可能に軸固定されている。この転写ローラ33には、感光体ドラム1に供給される電圧と逆のバイアス電圧、例えば−1.1kVあるいは最大8kVの電圧が供給されている。そして、感光体ドラム1上に形成された現像剤画像を記録媒体38に転写することができる。この転写ローラ33は、電源装置4に接続され、電源装置4から電圧が供給されてもよい。この転写ローラ33への供給電圧は、温度、記録媒体38の種類により適宜変動させるのが好ましい。
このように構成される現像器は、例えば、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの各色トナーを貯蔵する図示されないトナーカートリッジとともに、各色に対応する感光体ドラム1、現像ローラ2、トナー供給ローラ3を含む現像器を有している。この各色の現像器は、感光体ドラム1上に各色に対応するトナーによる現像剤画像をそれぞれ形成し、その現像剤画像を記録媒体38上にそれぞれ定着させる。これにより、所定の画像が記録媒体38に形成される。
定着器であるヒートローラ34とバックアップローラ35は、図示されない記録媒体搬送路下流側に設けられ、記録媒体搬送路とともに、搬送される記録媒体38を挟むように配置されている。ヒートローラ34は、図示されない熱源により熱を供給される。この熱を用いて記録媒体38上に付着したトナーを溶解し、記録媒体38上に定着させる。また、トナーの定着時には、バックアップローラ35からの加圧力を利用し、溶解したトナーを記録媒体38に定着させる。トナーが定着した記録媒体38は、図示されない記録媒体搬送路によって搬送され、画像形成装置の外に排出される。
上述のような画像形成装置は、現像ローラ2及びトナー供給ローラ3に供給する電圧を変動させることで例えば−200Vの電位を有する負極性のトナーを感光体ドラム1に付着させて記録媒体38に現像剤画像を形成したり、感光体ドラム1に付着したトナーを回収したりすることができる。
トナーを回収する場合、例えば、電源装置4は、現像ローラ2に+150V、トナー供給ローラ3に0V、帯電ローラ31に−1.35kV、転写ローラに−1.1kVの電圧を供給する。転写ローラ33及び帯電ローラ31上のトナーは、感光体ドラム1と転写ローラ33及び帯電ローラ31との間の電位差により電気的に感光体ドラム1に引き付けられる。感光体ドラム1上のトナー37は、感光体ドラム1と現像ローラ2との間の電位差により、電気的に現像ローラ2に引き付けられ、トナーが回収される。
一方、記録媒体38に現像剤画像を形成する場合、例えば、電源装置は、現像ローラ2に−300V、トナー供給ローラ3に−450V、帯電ローラ31に−1.35kV、転写ローラに正極性の電圧を供給する。移転する感光体ドラム1の表面を帯電ローラ31に−1.35kVの電圧をかけることにより一様(約−850V)に帯電し、LEDヘッド32により露光することで感光体ドラム1上に静電潜像が形成される。そして、トナー供給ローラ3と現像ローラ2との間の電位差により、トナーがトナー供給ローラ3から現像ローラ2へ電気的に引き付けられることで、トナーを現像ローラ2に搬送する。さらに、搬送されたトナーは、現像ブレード36により現像ローラ2上で一様となる。現像ローラ2上のトナーは、感光体ドラム1と現像ローラ2との電位差により、トナーを現像ローラ2から感光体ドラム1へ電気的に引き付けられることで感光体ドラム1上に現像剤画像を形成する。さらにまた、感光体ドラム1と転写ローラ33との間の電位差により、現像剤画像を形成するトナーを感光体ドラム1から記録媒体38へ電気的に引き付けることで、トナーを記録媒体38に転写し、ヒートローラ34及びバックアップローラ35によりトナーを記録媒体38に定着させる。
このように、画像形成装置を作動させる電源装置4は、以下のように現像ローラ2及びトナー供給ローラ3に所定の電位を供給する。図3は、正極性の倍電圧整流回路5のトランス21の1次側の回路の動作の例を示した電圧電流波形である。図1及び図3のように、時間t1において、制御部10が第1の制御信号であるトランジスタ18のベース−エミッタ間の順方向電圧Vbeを超える電圧v1を第2出力ポート27から出力した場合、この電圧v1の入力によりトランジスタ18がオンとなる。これにより、電圧源Vcc30からトランス21及びダイオード19を介して、コレクタ−エミッタ間に電流i1が流れる。このとき、トランス21にはエネルギーが蓄積される。このときトランジスタ18がオンとなっている時間をtとする。
そして、時間t2において、制御部10がトランジスタ18のベース−エミッタ間の順方向電圧Vbeを越えない電位v2を第2出力ポート27から出力した場合、トランジスタ18がオフとなる。これにより、トランス21及びコンデンサ20にて充放電が繰り返され、LC共振回路となる。このときの電圧v2は、図3に示されるような電圧波形となる。
さらに、時間t3において、制御部10が再び第2出力ポート27から電圧Vbeを超える電圧v1を出力し、トランジスタ18がオンとなる。このとき、再び電流i1が流れ、LC共振は停止する。また、時間t4において、制御部10が再び第2出力ポート27から電圧Vbeを超えない電圧v1を出力し、トランジスタ18がオフとなる。このとき、再びLC共振が発生する。以後、周期Tで上述のように繰り返される。
このときの電流i1とv2は、以下の式で求められる。
図4は、正極性の倍電圧整流回路5のトランス21の2次側の回路の動作の例を示した電圧波形である。図1及び図4のように、トランス21の2次側の電圧v3は、トランス21の1次側の電圧v2から昇圧された電圧値となる。このときの昇圧電圧は、トランス21の巻線比となる。したがって、トランジスタ18がオフになっている時間t2から時間t3の間の電圧v2のLC振幅に対応するような電圧波形となる。そして、ダイオード22を通過した電圧v4は、ダイオード22により整流されるとともにコンデンサ23により平滑され、図4のような平滑させた正極性の電圧となる。
一方、負極性の倍電圧整流回路6も同様に、制御部10が第1出力ポート17から第3の制御信号であるトランジスタ11の順方向電位よりも大きい電位を出力することで、所定の電圧v6が得られる。
次に、現像ローラ2及びトナー供給ローラ3への電圧の供給を、図1、図5乃至図7を用いて説明する。まず、図5のように、時間t10において、制御部10は、第3出力ポート26から第2の制御信号である双方向サイリスタ8のゲートをオンとするような高い電圧(以下、Hレベル電圧)を出力する。このHレベル電圧の入力により、双方向サイリスタ8のゲートがオンとなる。
そして、時間t11において、制御部10が第2出力ポート27からトランジスタ18をオンとするような電圧を出力する。これにより、正極性の倍電圧整流回路5が作動する。図6に示されたように、接地から双方向サイリスタ8、トランス21、ダイオード22、及び現像ローラ2を介して接地へ電流i2が流れる。また、接地から双方向サイリスタ8、トランス21、ダイオード22、ツェナダイオード7及びトナー供給ローラ3を介して接地へ電流i3が流れる。さらに、双方向サイリスタ8、トランス21、ダイオード22、ツェナダイオード7、ダイオード15及びトランス14を介して接地へ電流i4が流れる。ツェナダイオード28には、ダイオード9によって電流が流れない。
このとき、トナー供給ローラ3には、ダイオード15の順方向電圧値(約2V程度)の電圧が供給されるが、実施の形態1では、ツェナダイオード7及びツェナダイオード28の降伏電圧値よりも十分に小さいため、無視できると判断し、0Vとして扱うことにする。また、実施の形態1では、ツェナダイオード7の降伏電圧値を150V、ツェナダイオード28の降伏電圧値を300Vとして説明するが、本発明はこれに限られるものではない。そして、現像ローラ2には、電流i2が流れることでツェナダイオード7の降伏電圧値である+150Vが供給される。これにより、現像ローラ2には+150Vの電圧が、トナー供給ローラ3には0Vの電圧がそれぞれ供給され、感光体ドラム1からトナーを回収することができる。
さらに、時間t12で制御部10が第2出力ポート27からの出力をオフとし、トランジスタ18をオフとする。そして、時間t13で制御部10が第3出力ポート26から双方向サイリスタ8のゲートをオフとするような低い電圧(以下、Lレベル電圧)を出力する。これにより、現像ローラ2及びトナー供給ローラ3に供給される電圧が図5のように0Vとなり、感光体ドラム1からのトナーの回収が終了する。
そして、時間t14において、図5のように、制御部10は、第1出力ポート17から第3の制御信号であるトランジスタ11をオンとするような電圧を出力する。これにより、負極性の倍電圧整流回路6が作動する。図7に示されたように、接地から現像ローラ2、ツェナダイオード7、ダイオード15及びトランス14を介して接地へ電流i5が流れる。また、接地から、トナー供給ローラ3、ダイオード15及びトランス14を介して接地へ電流i6が流れる。さらに、接地からツェナダイオード28、ダイオード9、ツェナダイオード7、ダイオード15及びトランス14を介して接地へ電流i7が流れる。
このとき、現像ローラ2には、ツェナダイオード28の降伏電圧値である−300Vが供給される。また、トナー供給ローラ3には、ツェナダイオード28の降伏電圧値である−300Vと、ツェナダイオード7の降伏電圧値である−150Vとの合計電圧値である−450Vが供給される。この現像ローラ2及びトナー供給ローラ3の電圧は、トランジスタ11をオンとしたときに同時に供給される。これにより、トナー供給ローラ3から現像ローラ2に、及び現像ローラ2から感光体ドラム1にトナーを搬送する。そして、感光体ドラム1上で形成された現像剤画像を記録媒体38に転写し、画像を形成することができる。
さらに、時間t15で制御部10が第1出力ポート17からの出力をオフとし、トランジスタ11をオフとする。これにより、現像ローラ2及びトナー供給ローラ3に供給される電圧が図5のように0Vとなり、記録媒体38への現像剤画像の形成が終了する。
この電源装置4の入出力の関係について下記表1に示す。なお、第1出力ポート17及び第2出力ポート27を同時にオンとすることはない。これにより、正極性の倍電圧整流回路5と負極性の倍電圧整流回路6とが排他的に電圧を出力するようになる。
実施の形態1で示した電源装置4、及び、従来例として例示した電源装置等は、ノイズをはじめとする種々の要因により、電圧値が変動することがある。例えば、記録媒体38に現像剤画像を形成する際の電圧値として、現像ローラ2に−300V、トナー供給ローラ3に−450Vを供給しても、図8のように、変動することがある。実施の形態1で示した電源装置4では、現像ローラ2とトナー供給ローラ3とに電圧を供給する回路がツェナダイオード7によって接続されている。そのため、電圧値が変動しても、現像ローラ2とトナー供給ローラ3との差は、常に一定である。したがって、トナー供給ローラ3から現像ローラ2へのトナーの搬送量は常に一定となり、記録媒体38上のトナーの濃度差、濃度むらをなくすことができる。
このように、実施の形態1で説明した現像装置4は、制御部10で第1出力ポート17、及び、第2出力ポート27と第3出力ポート26からの電圧の出力を制御信号として制御することで、現像ローラ2とトナー供給ローラ3とへの電圧の供給を同時に行うことができる。これにより、現像ローラ2とトナー供給ローラ3の電源回路を共通化でき、現像ローラ2とトナー供給ローラ3とに供給される電位の差を常に一定とすることができる。
[実施の形態2]
実施の形態2で説明する電源装置は、実施の形態1で説明した電源装置の複製の倍電圧整流回路6のトランス2次側と接地との間に第3の定電圧素子であるツェナダイオード40を加えたものである。以下、この電源装置について説明するが、実施の形態1と重複する部材の説明は省略する。
実施の形態2で説明する電源装置は、実施の形態1で説明した電源装置の複製の倍電圧整流回路6のトランス2次側と接地との間に第3の定電圧素子であるツェナダイオード40を加えたものである。以下、この電源装置について説明するが、実施の形態1と重複する部材の説明は省略する。
ツェナダイオード40は、図9のように、カソードがトランス14の2次側のダイオード15が接続されていない端子に接続されている。また、このツェナダイオード40のアノードは、接地されている。このツェナダイオード40を備えることで、トナー供給ローラ3に正極性の電圧を供給することができるようになる。
実施の形態2で説明する電源装置4は、正極性の倍電圧整流回路5から得られる電圧v4及び負極性の倍電圧整流回路6から得られる電圧v6は、実施の形態1と同様であるため説明を省略する。以下、実施の形態2で説明する電源装置4による現像ローラ2及びトナー供給ローラ3への電圧の供給について図9乃至図12を用いて説明する。また、実施の形態2では、ツェナダイオード7の降伏電圧値を150V、ツェナダイオード28の降伏電圧値を300V、ツェナダイオード7の降伏電圧値を100Vとして説明するが、本発明はこれに限られるものではない。
まず、図10のように、時間t20において、制御部10は、第3出力ポート26から第2の制御信号であるHレベル電圧を出力する。このHレベル電圧の入力により、双方向サイリスタ8のゲートがオンとなる。
そして、時間t21において、制御部10が第2出力ポート27からトランジスタ18をオンとするよな電圧を出力する。これにより、正極性の倍電圧整流回路5が作動する。図11に示されたように、接地から双方向サイリスタ8、トランス21、ダイオード22、及び現像ローラ2を介して接地へ電流i10が流れる。また、接地から双方向サイリスタ8、トランス21、ダイオード22、ツェナダイオード7及びトナー供給ローラ3を介して接地へ電流i11が流れる。さらに、双方向サイリスタ8、トランス21、ダイオード22、ツェナダイオード7、ダイオード15、トランス14及びツェナダイオード40を介して接地へ電流i12が流れる。ツェナダイオード28には、ダイオード9によって電流が流れない。
このとき、トナー供給ローラ3には、電流i11が流れることでツェナダイオード40の降伏電圧値である+100Vが供給される。そして、現像ローラ2には、電流i10が流れることでツェナダイオード40の降伏電圧値である+100Vとツェナダイオード7の降伏電圧値である+150Vとの合計電圧値+250Vが供給される。これにより、現像ローラ2には+250Vの電圧が、トナー供給ローラ3には+100Vの電圧がそれぞれ供給され、感光体ドラム1からトナーを回収することができる。
さらに、時間t22で制御部10が第2出力ポート27からの出力をオフとし、トランジスタ18をオフとする。そして、時間t23で制御部10が第3出力ポート26からLレベル電圧を出力する。これにより、現像ローラ2及びトナー供給ローラ3に供給される電圧が図10のように0Vとなり、感光体ドラム1からのトナーの回収が終了する。
そして、時間t24において、図10のように、制御部10は、第1出力ポート17から第3の制御信号であるトランジスタ11をオンとするような電圧を出力する。これにより、負極性の倍電圧整流回路6が作動する。図12に示されたように、接地から現像ローラ2、ツェナダイオード7、ダイオード15、トランス14及びツェナダイオード40を介して接地へ電流i13が流れる。また、接地から、トナー供給ローラ3、ダイオード15、トランス14及びツェナダイオード40を介して接地へ電流i14が流れる。さらに、接地からツェナダイオード28、ダイオード9、ツェナダイオード7、ダイオード15、トランス14及びツェナダイオード40を介して接地へ電流i15が流れる。
このとき、現像ローラ2には、ツェナダイオード28の降伏電圧値である−300Vが供給される。また、トナー供給ローラ3には、ツェナダイオード28の降伏電圧値である−300Vと、ツェナダイオード7の降伏電圧値である−150Vとの合計電圧値である−450Vが供給される。この現像ローラ2及びトナー供給ローラ3の電圧は、トランジスタ11をオンとしたときに同時に供給される。これにより、トナー供給ローラ3から現像ローラ2に、及び現像ローラ2から感光体ドラム1にトナーを搬送する。そして、感光体ドラム1上で形成された現像剤画像を記録媒体38に転写し、画像を形成することができる。
さらに、時間t25で制御部10が第1出力ポート17からの出力をオフとし、トランジスタ11をオフとする。これにより、現像ローラ2及びトナー供給ローラ3に供給される電圧が図10のように0Vとなり、記録媒体38への現像剤画像の形成が終了する。
この電源装置4の入出力の関係について下記表1に示す。なお、第1出力ポート17及び第2出力ポート27を同時にオンとすることはない。これにより、正極性の倍電圧整流回路5と負極性の倍電圧整流回路6とが排他的に電圧を出力するようになる。
このように、実施の形態2で説明した現像装置4は、実施の形態1と同様に、制御部10で第1出力ポート17、及び、第2出力ポート27と第3出力ポート26とから出力される電圧を制御信号として制御することで、現像ローラ2とトナー供給ローラ3とへの電圧の供給を同時に行うことができる。これにより、現像ローラ2とトナー供給ローラ3の電源回路を共通化でき、現像ローラ2とトナー供給ローラ3とに供給される電位の差を常に一定とすることができる。また、ツェナダイオード40を備えることで、トナー供給ローラ3に正極性の電圧を供給することができるようになる。
本発明の電源装置4は、上述の実施の形態1及び実施の形態2で説明したものに限られない。例えば、定電圧素子として使用したツェナダイオード7、28、40は、バリスタを使用することもできる。すなわち、第1の定電圧素子をツェナダイオード又はバリスタのいずれかにしてもよい。第2の定電圧素子をツェナダイオード又はバリスタのいずれかにしてもよい。第3の定電圧素子をツェナダイオード又はバリスタのいずれかにしてもよい。これにより電源装置4が好適となる。
また、第1の定電圧素子であるツェナダイオード7は、2つの抵抗とトランジスタを用いて、トランジスタのコレクタ−ベース間に抵抗を接続し、ベース−エミッタ間に抵抗を接続する。そして、コレクタを正極性の倍電圧整流回路5のダイオード22のカソードに接続し、エミッタを負極性の倍電圧整流回路6のダイオード15のアノードに接続した回路としてもよい。
さらに、制限手段として使用している双方向サイリスタ8は、これに限らず、単方向サイリスタやトランジスタも使用することができる。例えば、単方向サイリスタを使用する場合、単方向サイリスタのカソードをトランス21の2次側のダイオード22が接続されていない端子に接続し、単方向サイリスタのアノードを電圧源に接続することにより双方向サイリスタ8と同じ動作効果を発する。また、例えば、NPNトランジスタを使用する場合、NPNトランジスタのエミッタをトランス21の2次側のダイオード22が接続されていない端子に接続し、NPNトランジスタのコレクタを電圧源に接続することにより双方向サイリスタ8と同じ動作効果を発する。すなわち、制限手段は、単方向サイリスタ、双方向サイリスタ、トランジスタのいずれかにしてもよく、これにより、電源装置4が好適となる。また、双方向サイリスタ8の代わりに電磁クラッチを利用し、このスイッチを電磁クラッチで物理的にオンオフする方法でもよい。
またさらに、正極性の倍電圧整流回路5のダイオード22のカソードとツェナダイオード7及びダイオード9との間に1MΩ程度の抵抗を追加することにより、電圧v4及び電圧v6のリップル電圧を抑える効果がある。
さらにまた、現像ローラ2とダイオード9及びツェナダイオード7との間に100kΩの抵抗を追加することにより、静電気などのノイズに対して効果がある。
また、トナー供給ローラ3とダイオード15及びツェナダイオード7との間に100kΩの抵抗を追加することにより、静電気などのノイズに対して効果がある。
本発明の画像形成装置は、実施の形態1及び実施の形態2で説明した電源装置4を使用する。これにより、現像ローラ2とトナー供給ローラ3とに供給されるの電位の差は、常に一定となり、電位の差が生じることで発生するトナーの搬送量の変動を少なくすることができる。すなわち、トナー供給ローラ3から現像ローラ2へのトナーの搬送量は常に一定となる。よって、記録媒体38上のトナーの濃度差、濃度むらをなくすことができ、常に安定した画像形成が可能となる。この画像形成装置としては、電子写真方式を用いたプリンタ、複写機、ファクシミリ、マルチファンクションプリンタ等が挙げられる。
2 現像ローラ
3 トナー供給ローラ
4 電源装置
5 正極性の倍電圧整流回路
6 負極性の倍電圧整流回路
7、28 ツェナダイオード
8 双方向サイリスタ
9、12、15、19、22 ダイオード
10 制御部
11、18 トランジスタ
13、16、20、23、25 コンデンサ
14、21 トランス
17 第1出力ポート
24 抵抗
26 第2出力ポート
27 第3出力ポート
29、30 電圧源
3 トナー供給ローラ
4 電源装置
5 正極性の倍電圧整流回路
6 負極性の倍電圧整流回路
7、28 ツェナダイオード
8 双方向サイリスタ
9、12、15、19、22 ダイオード
10 制御部
11、18 トランジスタ
13、16、20、23、25 コンデンサ
14、21 トランス
17 第1出力ポート
24 抵抗
26 第2出力ポート
27 第3出力ポート
29、30 電圧源
Claims (7)
- 制御手段から入力される第1の制御信号に基づいて正極性の電圧を出力する第1の昇圧整流回路と、
前記第1の昇圧整流回路から前記正極性の電圧の出力を、前記制御手段から入力される第2の制御信号に基づいて制限する制限手段と、
前記制御手段から入力される第3の制御信号に基づいて負極性の電圧を出力する第2の昇圧整流回路と、
前記第1の昇流整流回路の出力と、前記第2の昇流整流回路の出力との間に接続される第1の定電圧素子と、
前記第1の昇流整流回路の出力と基準電位との間に接続された第2の定電圧素子と、
前記第1の昇流整流回路の出力と前記第2の定電圧素子との間、又は、前記第2の定電圧素子と基準電位との間に、前記第1の昇圧整流回路の方向に電流が流れるように接続される整流素子とを有し、
前記制御手段の前記第1の昇圧整流回路と前記第2の昇圧整流回路とは排他的に電圧を出力するように、前記第1の制御信号、前記第2の制御信号、及び、前記第3の制御信号を前記制御手段によって制御することを特徴とする電源装置。 - 前記第2の昇圧整流回路の出力と基準電位との間には、第3の定電圧素子を有することを特徴とする請求項1記載の電源装置。
- 前記第1の定電圧素子は、ツェナダイオード、又は、バリスタのいずれかであることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の電源装置。
- 前記第2の定電圧素子は、ツェナダイオード、又は、バリスタのいずれかであることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の電源装置。
- 前記第3の定電圧素子は、ツェナダイオード、又は、バリスタのいずれかであることを特徴とする請求項2記載の電源装置。
- 前記制限手段は、単方向サイリスタ、双方向サイリスタ、又は、トランジスタのいずれかであることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の電源装置。
- 像担持体に形成される現像剤画像を記録媒体上に形成する画像形成装置において、
請求項1乃至6記載のいずれか1つの前記電源装置と、
前記電源装置の前記第1の昇圧整流回路の出力に接続され、前記像担持体に前記現像剤画像を形成する現像部と、
前記電源装置の前記第2の昇圧整流回路の出力に接続され、前記現像部に現像剤を搬送する現像剤搬送部とを有することを特徴とする画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005238273A JP2007052690A (ja) | 2005-08-19 | 2005-08-19 | 電源装置及び画像処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2005238273A JP2007052690A (ja) | 2005-08-19 | 2005-08-19 | 電源装置及び画像処理装置 |
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JP2007052690A true JP2007052690A (ja) | 2007-03-01 |
Family
ID=37917083
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2005238273A Pending JP2007052690A (ja) | 2005-08-19 | 2005-08-19 | 電源装置及び画像処理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2007052690A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP2806550A2 (en) | 2013-02-21 | 2014-11-26 | Ricoh Company, Ltd. | Power supply unit and image forming apparatus |
-
2005
- 2005-08-19 JP JP2005238273A patent/JP2007052690A/ja active Pending
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