JP2010200495A - 電力制御装置及び画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】従来よりも耐電圧性を向上させつつ、精度良く電流を検出することが可能な電力制御装置等を提供する。
【解決手段】電力制御装置11は、電気的負荷51への印加電圧を出力する印加回路63、電圧検出回路62,64、電流検出回路66、電圧検出回路が介在し、且つ、負荷電流IRが流れない通電路中に設けられるスイッチ回路68,70、スイッチ回路をオンして電圧検出回路による印加電圧の検出を実行し、スイッチ回路をオフして電流検出回路による負荷電流の検出を実行する制御部65と、を備える。
【選択図】図4

Description

本発明は、電流検出回路を有する電力制御装置に関する。
例えば、トランス、電流検出回路及び電圧検出回路を有し、トランスの出力電流及び出力電圧を検出して定電流制御及び定電圧制御を行う電源回路がある(特許文献1)。ここで、電圧検出回路からの電流が電流検出回路に流れ込むと、上記出力電流(負荷に流す負荷電流)の検出精度が低下してしまい定電流制御に悪影響を及ぼし得る。このため、上記電源回路は、差動増幅器で構成された迂回路を備え、この迂回路により、電圧検出回路からの電流が電流検出回路に流れ込まないようにしている。
ところが、差動増幅器は、高電圧が印加されると破損するおそれがあり、耐電圧性が低いという欠点がある。
特開平5−219746号公報
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、その目的は、従来よりも耐電圧性を向上させつつ、精度良く負荷電流を検出することが可能な電力制御装置及び画像形成装置を提供するところにある。
上記の目的を達成するための手段として、第1発明に係る電力制御装置は、電気的負荷への印加電圧を出力する印加回路と、前記印加電圧の値を検出する電圧検出回路と、前記電気的負荷に流れる負荷電流の値を検出する電流検出回路と、前記電圧検出回路が介在し、且つ、前記負荷電流が流れない通電路中に設けられるスイッチ回路と、前記スイッチ回路をオンして前記電圧検出回路による前記印加電圧の検出を実行し、前記スイッチ回路をオフして前記電流検出回路による前記負荷電流の検出を実行する制御部と、を備える。
この発明によれば、印加電圧の検出時には、スイッチ回路をオンして電圧検出回路を通電させることで印加電圧の検出を可能とする。一方、負荷電流の検出時には、スイッチ回路をオフすることで、電圧検出回路に流れる電流が電流検出回路に流れ込むことを抑制する。これにより、負荷電流を精度よく検出することが可能である。また、差動増幅器を利用した従来構成に比べて耐電圧性を向上させることが可能である。
第2の発明は、第1の発明の電力制御装置であって、前記制御部は、前記印加電圧の検出時には、前記電圧検出回路での検出電圧値に基づく制御信号を前記印加回路に与えて前記印加電圧を目標値に近づける定電圧制御を実行し、前記負荷電流の検出時には、前記制御信号を一定レベルに維持する。
この発明によれば、負荷電流の検出時において、制御信号を一定レベルに保つことで印加電圧の変動が抑制されるので、負荷電流を精度よく検出することが可能である。
第3の発明は、第2の発明の電力制御装置であって、前記制御部は、前記印加電圧の検出から前記負荷電流の検出に移行する場合、前記制御信号を移行直前のレベルに維持する。
この発明によれば、移行前後での印加電圧の変動が抑制されるので、負荷電流を更に精度よく検出することが可能である。
第4の発明の画像形成装置は、電気的負荷と、第1から第3のいずれか一つの発明の電力制御装置と、を有し、前記電気的負荷への印加電圧が前記電力制御装置から出力されることに基づき画像形成処理を実行する。
第5の発明は、第4の発明の画像形成装置であって、前記電気的負荷として、互いに電気的に接続される第1電気的負荷及び第2電気的負荷を備え、前記印加回路は、前記第1電気的負荷に印加する第1印加電圧、及び、前記第2電気的負荷に印加する第2印加電圧を出力する構成であり、前記電流検出回路は、前記第1電気的負荷及び第2電気的負荷に流れる負荷電流を検出する構成であり、前記電圧検出回路として、前記第1印加電圧の値を検出する第1電圧検出回路、及び、前記第2印加電圧の値を検出する第2電圧検出回路を備え、
前記スイッチ回路は、オフすることで前記第1電圧検出回路及び前記第2電圧検出回路の少なくとも一方の通電を遮断する構成である。
この発明によれば、スイッチ回路をオフすることで、第1印加電圧及び第2印加電圧の少なくとも一方に応じた電流が、電流検出回路に流れ込むことを抑制する。これにより、負荷電流を精度よく検出することが可能である。
第6の発明は、第5の発明の画像形成装置であって、前記印加回路は、前記第1印加電圧を生成する電圧生成回路、及び、前記電圧生成回路の出力側と前記第2電気的負荷との間に電気的に接続されるシャント回路を有し、前記電圧検出回路は、前記第2印加電圧の値を検出する構成であり、前記スイッチ回路は、オフすることで前記第2電圧検出回路の通電を遮断する構成であり、前記制御部は、前記印加電圧の検出時には、前記第1電圧を第1目標値に近付けるように前記電圧生成回路を制御する第1制御、及び、前記シャント回路から前記第2電気的負荷に印加される第2電圧を第2目標値に近付けるように前記シャント回路を制御する第2制御を実行する構成である。
印加回路がシャント方式である場合には、基準となる第1電圧の変動は第2電圧に大きく影響するのに対し、第2電圧の変動は第1電圧の変動に影響しにくい。そこで、この発明によれば、負荷電流の検出時に、スイッチ回路をオフして第2電圧検出回路の通電を遮断する。これにより、第1電圧検出回路の通電を遮断する場合に比べてスイッチ回路のオフ時に電圧変動が生じた場合の影響を抑制することが可能である。しかも、第2電圧検出回路のみの通電を遮断するので、第1電圧検出回路及び第2電圧検出回路の両方の通電を遮断する場合に比べて、スイッチ回路のオフ時に電圧変動が生じた場合の影響を抑制することが可能である。
本発明によれば、従来よりも耐電圧性を向上させつつ、精度良く負荷電流を検出することが可能である。
本発明の一実施形態のプリンタの内部構成を表す概略断面図 クリーニングユニットの構成図 高圧制御装置の部分的構成図 電力制御処理を示すフローチャート
本発明の一実施形態について図1〜図4を参照しつつ説明する。
(1)プリンタの全体構成
図1は、本実施形態のプリンタ1(「画像形成装置」の一例)の内部構成を表す概略断面図である。以下の説明では、各構成要素について、色毎に区別する場合は各部の符号にY(イエロー),M(マゼンタ),C(シアン),B(ブラック)の添え字を付し、区別しない場合は添え字を省略する。
プリンタ1は、給紙部3、画像形成部5、搬送機構7、定着部9、高圧制御装置11(「電力制御装置」の一例)を備え、例えば外部から入力される画像データに応じた1または複数色(本実施形態ではイエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの4色)のトナーTからなるトナー像を、シート材15(用紙、OHPシートなど)に形成する。更に、プリンタ1は、クリーニングユニット13を備える。
給紙部3は、プリンタ1の最下部に設けられており、シート材15を収容するトレイ17と、ピックアップローラ19とを備える。トレイ17に収容されたシート材15は、ピックアップローラ19により1枚ずつ取り出され、搬送ローラ21,レジストレーションローラ23を介して搬送機構7に送られる。
搬送機構7は、ベルト27が、駆動ローラ29と従動ローラ31との間に架け渡された構成になっている。駆動ローラ29が回動すると、ベルト27は、感光体39と対向する側の表面が、図1中の右方向から左方向へ移動する。これにより、レジストレーションローラ23から送られてきたシート材15が、画像形成部5下へと搬送される。
画像形成部5は、4個の現像ユニット37Y,37M,37C,37Bを有する。各現像ユニット37は、感光体39、帯電器41、露光装置43及びユニットケース45を備える。
感光体39は、例えば、アルミニウム製の基材上に、正帯電性の感光層が形成されたものであり、このアルミニウム製の基材がプリンタ1のグランドラインに接地されている。帯電器41は、感光体39の表面を正極性(例えば+700V)に帯電させる。
露光装置43は、感光体39の回転軸方向に沿って一列状に並んだ複数の発光素子(例えばLED)を有し、これらの複数の発光素子を、各色の画像データに応じて発光制御することにより、感光体39の表面に静電潜像を形成する。
ユニットケース45は、各色のトナーT(本実施形態では、例えば正帯電性の非磁性1成分トナー)を収納するとともに、現像手段としての現像ローラ47を有する。現像ローラ47が、トナーTを「+」(正極性)に帯電させ、均一な薄層として感光体39上へ供給することにより上記静電潜像を現像してトナー象を形成する。
上記各転写ローラ33は、上記各感光体39との間でベルト27を挟む位置に配置されている。各転写ローラ33は、図示しない負電圧の電源により、感光体39との間にトナーTの帯電極性とは逆極性の転写電圧が印加されて、上記トナー像をシート材15に転写する。その後、当該シート材15は、搬送機構7により定着部9へと搬送され、この定着部9にてトナー像が熱定着され、プリンタ1の上面に排出される。
(2)クリーニングユニットの構成
図2は、クリーニングユニット13の構成図である。クリーニングユニット13は、例えば搬送機構7の下方に設けられ、被クリーニング体としてのベルト27上の付着物(ベルト27に残存したトナーTやシート材の紙粉など)をクリーニングする。以下、付着物としてトナーTを例に挙げて説明する。クリーニングユニット13は、クリーニングローラ51(「第2電気的負荷」の一例)、回収ローラ53(「第1電気的負荷」の一例)、バックアップローラ55、クリーニングブレード57、貯留ボックス59を有する。
クリーニングローラ51は、ベルト27の幅方向に延びた軸部材51Aの周囲にシリコーンからなる発泡材が設けられた構成になっている。バックアップローラ55は、ゴム製であって、クリーニングローラ51との間でベルト27を挟んで対向するように配置されていると共に、導電性の中心軸55Aがグランドライン側に電気的に接続されている。
クリーニングローラ51は、バックアップローラ55によりベルト27に押圧接触し、且つ、その接触部分においてベルト27とは反対方向に移動するように回転駆動されるので、ベルト27表面をクリーニングすることができる。また、クリーニングローラ51に与えられる第2クリーニング電圧V2(トナーTの極性とは逆極性の電圧 「第2印加電圧」の一例)が、第2目標値(例えば−1200V)になると、クリーニングローラ51がベルト27に付着したトナーTをクリーニングローラ51に電気的に吸引し、ベルト27表面をクリーニングすることができる。
また、回収ローラ53は、金属製(例えば、鉄材にNiメッキが施された構成、あるいはステンレス材からなる構成等)であって、クリーニングローラ51に接触している。回収ローラ53に与えられる第1クリーニング電圧V1(絶対値が上記第2クリーニング電圧V2よりも大きい 「第1印加電圧」の一例)が、第1目標値(例えば−1600V)になると、クリーニングローラ51に付着したトナーTを回収ローラ53に電気的に吸引し、当該トナーTを回収することができる。
クリーニングブレード57は、例えばゴム製であって、回収ローラ53に当接しており、回収ローラ53に付着しているトナーTを掻き取る。掻き取られたトナーTは貯留ボックス59に貯留される。
(3)高圧制御装置の構成
上記高圧制御装置11は、転写ローラ33、現像ローラ47、帯電器41、クリーニングユニット13など、プリンタ1に備えられた各電気的負荷への印加電圧を生成する。
図3は、高圧制御装置11のうち、クリーニングユニット13への印加電圧(第1クリーニング電圧V1,第2クリーニング電圧V2)を生成する構成部分が図示されている。高圧制御装置11は、印加回路63、第1電圧検出回路62、第2電圧検出回路64、電流検出回路66、PWM(Pulse Width Modulation。パルス幅変調)制御回路65(「制御部」の一例)、第1スイッチ回路68、第2スイッチ回路70を備える。なお、PWM制御回路65は、CPUを内蔵して構成されたものでも、特定用途向け集積回路(ASIC)として構成されたものでもよい。
印加回路63は、シャント方式を採用した2出力タイプであり、上述した第1クリーニング電圧V1と第2クリーニング電圧V2とを出力する。具体的には、印加回路63は、主として、電圧生成回路67とシャント回路69とを有する。
(3−1)電圧生成回路
電圧生成回路67は、回収ローラ53に印加する第1クリーニング電圧V1を生成する電源回路であり、PWM信号平滑回路71、トランスドライブ回路73、昇圧・平滑整流回路75を備えている。PWM信号平滑回路71は、PWM制御回路65のPWMポート65AからのPWM信号S1(「制御信号」の一例)を平滑してトランスドライブ回路73に与える。トランスドライブ回路73は、自励巻線73Aを有し、受けたPWM信号S1に基づき、昇圧・平滑整流回路75の1次側巻線77Aに発振電流を流す。
昇圧・平滑整流回路75は、トランス(変圧器)77、ダイオード79、平滑コンデンサ81を備えている。トランス77の2次側巻線77Bの一端は、ダイオード79及び第1出力端子TB1を介して回収ローラ53のローラ軸に電気的に接続される。また、平滑コンデンサ81が2次側巻線77Bに並列に接続されている。このような構成により、1次側巻線77Aの発振電圧が、昇圧・平滑整流回路75にて昇圧及び整流され、第1クリーニング電圧V1として回収ローラ53のローラ軸に印加される。
(3−2)第1電圧検出回路
第1電圧検出回路62は、第1クリーニング電圧V1を検出するためのものである。具体的には、第1電圧検出回路62は、フィードバック抵抗R1、R2を有し、これらのフィードバック抵抗R1、R2が、第1出力端子TB1と所定の電位ラインとの間で直列接続された構成である。そして、フィードバック抵抗R1、R2による分圧電圧に応じた検出信号S2がPWM制御回路65のA/Dポート65Bに与えられる。
PWM制御回路65は、この検出信号S2に基づき、第1クリーニング電圧V1が第1目標値になるように上記PWM信号S1のデューティ比を適宜変更して、定電圧制御を実行する。以下、この定電圧制御を「第1制御」という。なお、フィードバック抵抗R2は、グランドラインではなく正極性電位(本実施形態ではプラス5[v])ラインに電気的に接続されている。これにより、上記A/Dポート65Bに負極性電圧が与えられることを防止できる。
(3−3)シャント回路
シャント回路69は、クリーニングローラ51に印加する第2クリーニング電圧V2を、上記第1クリーニング電圧V1に基づき生成する。シャント回路69は、主として、電流制御回路91及びフォトカプラ93を備える。
電流制御回路91は、電流調整素子としてのトランジスタ95を有し、このトランジスタ95が、上記第1出力端子TB1と、クリーニングローラ51に電気的に接続される第2出力端子TB2との間に接続されている。より具体的には、トランジスタ95は、pnp型であり、コレクタが第1出力端子TB1側に接続され、エミッタがツエナーダイオード94を介して第2出力端子TB2側に接続され、ベースが入力抵抗97を介してフォトカプラ93に接続されている。これにより、フォトカプラ93がオフのときトランジスタ95はオンし、フォトカプラ93がオンするとトランジスタ95はオフする。
電流制御回路91は、フォトカプラ93を介してPWM制御回路65のPWMポート65Cに接続されている。電流制御回路91は、このPWMポート65Cから出力されるPWM信号S4(「制御信号」の一例)に応じてトランジスタ95のベース電位を変更することで、トランジスタ95に流れる電流量、換言すれば、トランジスタ95の抵抗値を調整する。
(3−4)第2電圧検出回路
第2電圧検出回路64は、第2クリーニング電圧V2を検出するためのものである。具体的には、第2電圧検出回路64は、フィードバック抵抗R3,R4を有し、これらのフィードバック抵抗R3,R4が、第2出力端子TB2と所定の電位ラインとの間で直列接続された構成である。そして、フィードバック抵抗R3、R4による分圧電圧に応じた検出信号S3がPWM制御回路65のA/Dポート65Dに与えられる。なお、フィードバック抵抗R4は、グランドラインではなく正極性電位(本実施形態ではプラス5[v])ラインに電気的に接続されている。これにより、上記A/Dポート65Dに負極性電圧が与えられることを防止できる。
PWM制御回路65は、上記検出信号S3に基づき、第2クリーニング電圧V2が第2目標値になるように上記PWM信号S4のデューティ比を適宜変更して、定電圧制御を実行する。以下、この定電圧制御を「第2制御」という。
(3−5)電流検出回路
電流検出回路66は、クリーニングローラ51とバックアップローラ55との間に流れる負荷電流IRを検出するためのものである。具体的には、電流検出回路66は、検出抵抗R5を有し、この検出抵抗R5がトランス77の2次側巻線77Bの他端とグランドラインとの間に接続されている。そして、検出抵抗R5の負担電圧に応じた検出信号S5がPWM制御回路65のA/Dポート65Eに与えられる。
(3−6)第1スイッチ回路
第1スイッチ回路68は、第1電圧検出回路62が介在し、且つ、負荷電流IRが流れない通電路中に設けられており、オンすることで第1電圧検出回路62に第1電流IAが流れることを許容し、オフすることで第1電圧検出回路62に第1電流IAが流れることを阻止する。PWM制御回路65は、出力ポート65Fからオン・オフ信号S6を出力し、このオン・オフ信号S6に基づき第1スイッチ回路68をオン・オフさせることができる。
具体的には、第1スイッチ回路68は、フォトモスリレーを有し、このフォトモスリレーが、フィードバック抵抗R1、R2が介在する通電路中に設けられている。本実施形態では、フォトモスリレーは、フィードバック抵抗R1、R2の分圧点よりも高圧(負極電圧)側に配置されている。これにより、第1スイッチ回路68がオフしたときに、A/Dポート65Bに過電圧が印加されることを抑制することができる。
(3−7)第2スイッチ回路
第2スイッチ回路70は、第2電圧検出回路64が介在し、且つ、負荷電流IRが流れない通電路中に設けられており、オンすることで第2電圧検出回路64に第2電流IBが流れることを許容し、オフすることで第2電圧検出回路64に第2電流IBが流れることを阻止する。PWM制御回路65は、出力ポート65Gからオン・オフ信号S7を出力し、このオン・オフ信号S7に基づき第2スイッチ回路70をオン・オフさせることができる。
具体的には、第2スイッチ回路70は、フォトモスリレーを有し、このフォトモスリレーが、フィードバック抵抗R3、R4が介在する通電路中に設けられている。なお、本実施形態では、フォトモスリレーは、フィードバック抵抗R3、R4の分圧点よりも高圧(負極電圧)側に配置されている。これにより、第2スイッチ回路70がオフしたときに、A/Dポート65Dに過電圧が印加されることを抑制することができる。なお、第1スイッチ回路68及び第2スイッチ回路70は、フォトモスリレーでなくてもよく、耐電圧性を有していれば例えばトランジスタ等、他のスイッチ素子によって構成したものであってもよい。
(4)負荷電流の検出の用途
クリーニングユニット13は、例えば長期間使用されることにより、クリーニングローラ51が磨耗したり多量の紙粉が付着したりして、クリーニングローラ51のインピーダンスが小さくなることがある。そうすると、クリーニングローラ51とベルト27との間に放電が生じ、この放電によりベルト27が損傷してしまうおそれがある。ベルト27が損傷するとトナーTの転写不良が発生し、画像品質が低下するおそれもある。
そこで、上述したように高圧制御装置11は、電流検出回路66を利用して、クリーニングローラ51のインピーダンスの減少に伴って増加する負荷電流IRを検出できるようにし、間接的にクリーニングローラ51とベルト27との間に放電が発生する危険度を監視している。なお、この負荷電流IRの値と、その検出時における第2クリーニング電圧V2の値から、クリーニングローラ51、ベルト27、及びバックアップローラ55の間のインピーダンスを把握することができる。
ところが、従来は、負荷電流IRの検出時、第1電圧検出回路62に第1電流IAが流れており、第2電圧検出回路64に第2電流IBが流れていた。このため、電流検出回路66には、負荷電流IRだけでなく、第1電流IA及び第2電流IBも流れ込むため、負荷電流IRを精度よく検出することが困難であった。そこで、PWM制御回路65は次に示す電力制御処理を実行する。
(5)PWM制御回路による電力制御処理
図4は、電力制御処理を示すフローチャートである。PWM制御回路65は、例えば各印刷ジョブに基づく画像形成を開始する度に、電力制御処理を実行する。
S11で、第1目標値及び第2目標値をそれぞれ設定し、電流検出フラグをオフし、S13でベルト27、及び、クリーニングローラ51を含む各種のローラの回転駆動を開始し、S15に進む。
(5−1)印加電圧の検出(定電圧制御)
S15では、PWM制御回路65は、前述した定電圧制御(第1制御及び第2制御)を実行する。具体的には、PWM制御回路65は、この定電圧制御中、第1スイッチ回路68及び第2スイッチ回路70を共にオンさせている。これにより、PWM制御回路65は、第1電圧検出回路62からの検出信号S2に基づき第1クリーニング電圧V1を検出し、その検出値に基づき第1制御を実行することが可能になる。また、第2電圧検出回路64からの検出信号S3に基づき第2クリーニング電圧V2を検出し、その検出値に基づき第2制御を実行することが可能になる。
その後、現在実行中の印刷ジョブについて画像形成処理が終了するなど、印加回路63をオフすべきタイミングが到来したときには(S17:YES)、S19で印加回路63をオフし、各種ローラの回転駆動を停止し、本電力制御処理を終了する。
一方、印加回路63をオフすべきタイミングが未だ到来していなければ(S17:NO)、S21で、S15の定電圧制御の実行時から、第1基準時間経過したか否かを判断する。第1基準時間は、定電圧制御の実行時から、第1クリーニング電圧V1及び第2クリーニング電圧V2がほぼ安定するのに必要な時間であり、本実施形態では例えば200[ms]である。
そして、第1基準時間を経過していなければ(S21:NO)、S15に戻り、経過していれば(S21:YES)、S23で、負荷電流IRの検出は済んだか否かを判断する。この判断は、例えば電流検出フラグのオン・オフにより行う。当初、電流検出フラグはオフされているため、S25に進み、定電圧制御(印加電圧の検出)から負荷電流IRの検出への移行を開始する。
(5−2)負荷電流の検出
S25では、PWM制御回路65は、PWM信号S1,S4のPWM値を、移行直前の値、換言すれば定電圧制御における最終値に維持し、第1スイッチ回路68及び第2スイッチ回路70を共にオフさせる。これにより、第1電流IA及び第2電流IBが、第1電圧検出回路62、第2電圧検出回路64及び電流検出回路66に流れなくなり、その結果、電流検出回路66に負荷電流IRのみが流れるようになる。従って、PWM制御回路65は、電流検出回路66からの検出信号S5に基づき負荷電流IRの値を精度よく検出することが可能になる。
S27では、PWM制御回路65はS25のスイッチオフ時から第2基準時間待機し、その後、S29で電流検出回路66からの検出信号S5に基づき負荷電流IRの値を検出する。なお、第2基準時間は、S25のスイッチオフ時から、電流検出回路66に流れる電流量がほぼ安定するのに必要な時間であり、本実施形態では例えば1[ms]である。
S31では、PWM制御回路65は第1スイッチ回路68及び第2スイッチ回路70を共に再びオンさせ、電流検出フラグをオンする。従って、本実施形態では、負荷電流IRの検出を各印刷ジョブにつき1回だけ行う。但し、負荷電流IRの検出を複数回行った上でそれら複数回分の検出値の平均値を求めるようにしてもよい。
(5−3)放電発生の危険度判定
S33では、放電発生の危険度を判定する。具体的には、S29で検出した負荷電流IRの値が、閾値以上か否かを判定する。なお、閾値は、放電発生時の負荷電流IRの値よりもやや低い値に設定されており、本実施形態では例えば100[mA]に設定されている。負荷電流IRの値が閾値未満であれば(S33:NO)、放電発生の危険度は比較的に低いとみなし、S15に戻り、定電圧制御(S15)に移行し、本電力制御処理を続行する。
一方、負荷電流IRの値が閾値以上であれば(S33:YES)、放電発生の危険度は比較的に高いとみなし、S35で印加回路63及び各種ローラの回転駆動を停止させる。そして、S37で、例えばプリンタ1に備えられた図示しない表示部に、クリーニングユニット13の交換を促すメッセージを表示させて、本電力制御処理を終了する。なお、S37では外部への報知処理であればよく、例えば上記メッセージを含む情報を、データ通信により外部機器(例えばプリンタ1に通信可能に接続されたコンピュータ)に送信してもよい。
(6)本実施形態の効果
本実施形態によれば、定電圧制御には、スイッチ回路68,70をオンして電圧検出回路62,64を通電させることで印加電圧V1、V2の検出を可能とする。一方、負荷電流IRの検出時には、スイッチ回路68,70をオフすることで、電圧検出回路62,64に流れる電流IA,IBが電流検出回路66に流れ込むことを抑制する。これにより、負荷電流IRを精度よく検出することが可能である。また、差動増幅器を利用しないので前述した従来構成に比べて耐電圧性を向上させることが可能である。
また、負荷電流IRの検出時において、PWM信号S1,S4を一定レベルに保つことで印加電圧V1,V2の変動が抑制されるので、負荷電流IRを精度よく検出することが可能である。また、負荷電流IRの検出中は、印加電圧V1、V2の検出ができない。そこで、負荷電流IRの検出中は、PWM信号S1、S4のPWM値を、定電圧制御から負荷電流IRの検出への移行直前の値に維持する。このため、クリーニングローラ51のインピーダンスを更に精度よく検出することが可能である。
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような種々の態様も本発明の技術的範囲に含まれる。特に、各実施形態の構成要素のうち、最上位の発明の構成要素以外の構成要素は、付加的な要素なので適宜省略可能である。
(1)上記実施形態では、第1スイッチ回路68、第2スイッチ回路70のオン時に、印加電圧の検出値に基づき定電圧制御を実行したが、本発明はこれに限られない。印加電圧の検出値を他の用途に使用してもよいし、また、単に印加電圧を検出するだけであってもよい。
(2)上記実施形態では、負荷電流IRの検出時(図4のS25)、第1スイッチ回路68及び第2スイッチ回路70を共にオフさせたが、本発明はこれに限られない。第1スイッチ回路68及び第2スイッチ回路70の一方だけをオフしてもよい。これにより、第1電流IA及び第2電流IBの一方が電流検出回路66に流れ込むことを抑制されるため、第1スイッチ回路68及び第2スイッチ回路70を共にオンさせたまま負荷電流IRの検出をする場合に比べて負荷電流IRを精度よく検出することが可能である。また、上記実施形態に比べて、スイッチ回路のオン・オフにより印加電圧が変動し電力制御の追従性が悪化することを抑制することができる。なお、このとき、第1スイッチ回路68及び第2スイッチ回路70のうちオフさせない方を高圧制御装置11から除くのが好ましい。
特に、上記実施形態のようにシャント方式を採用する場合、基準となる第1クリーニング電圧V1の変動は第2クリーニング電圧V2に大きく影響するのに対し、第2クリーニング電圧V2の変動は第1クリーニング電圧V1の変動に影響しにくい。このため、負荷電流IRの検出時に、第2スイッチ回路70だけをオフするのが好ましい。これにより、第1スイッチ回路68だけをオフする場合に比べてスイッチ回路のオフによる電圧変動の影響を抑制することが可能である。
一方、上記実施形態とは異なり、第1クリーニング電圧V1及び第2クリーニング電圧V2をそれぞれ個別のトランスにより生成する構成であっても本発明は適用可能である。この場合、第1クリーニング電圧V1及び第2クリーニング電圧V2は、各電圧検出回路の通電のオンオフによるお互いの影響が、シャント方式に比べて小さい。また、本来検出したいのは、クリーニングローラ51とベルト27とバックアップローラ55との間に流れる負荷電流IRの値である。従って、第1クリーニング電圧V1の電圧検出回路だけの通電をオフするのが好ましい。
更に、第1スイッチ回路68及び第2スイッチ回路70を異なる時期にオフさせてもよい。そして、それぞれのオフ時における負荷電流IRの検出値に基づき負荷電流IRの値を決定してもよい。例えば両検出値の平均値、或いは低い方の検出値を負荷電流IRの値として決定するのである。
(3)上記実施形態では、負荷電圧に負極性の印加電圧を与える構成であったが、勿論、正極性の印加電圧を与える構成であってもよい。また、電気的負荷は、転写ローラなどであってもよい。
1...プリンタ(画像形成装置)
11...高圧制御装置(電力制御装置)
51...クリーニングローラ(第2電気的負荷)
53...回収ローラ(第1電気的負荷)
62...第1電圧検出回路
63...印加回路
64...第2電圧検出回路
65...PWM制御回路(制御部)
66...電流検出回路
67...電圧生成回路
68...第1スイッチ回路
69...シャント回路
70...第2スイッチ回路
IR...負荷電流
S1...PWM信号(制御信号)
S4...PWM信号(制御信号)
V1...第1クリーニング電圧(第1印加電圧)
V2...第2クリーニング電圧(第2印加電圧)

Claims (6)

  1. 電気的負荷への印加電圧を出力する印加回路と、
    前記印加電圧の値を検出する電圧検出回路と、
    前記電気的負荷に流れる負荷電流の値を検出する電流検出回路と、
    前記電圧検出回路が介在し、且つ、前記負荷電流が流れない通電路中に設けられるスイッチ回路と、
    前記スイッチ回路をオンして前記電圧検出回路による前記印加電圧の検出を実行し、前記スイッチ回路をオフして前記電流検出回路による前記負荷電流の検出を実行する制御部と、を備える電力制御装置。
  2. 請求項1に記載の電力制御装置であって、
    前記制御部は、前記印加電圧の検出時には、前記電圧検出回路での検出電圧値に基づく制御信号を前記印加回路に与えて前記印加電圧を目標値に近づける定電圧制御を実行し、前記負荷電流の検出時には、前記制御信号を一定レベルに維持する、電力制御装置。
  3. 請求項2に記載の電力制御装置であって、
    前記制御部は、前記印加電圧の検出から前記負荷電流の検出に移行する場合、前記制御信号を移行直前のレベルに維持する、電力制御装置。
  4. 電気的負荷と、
    請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の電力制御装置と、を有し、
    前記電気的負荷への印加電圧が前記電力制御装置から出力されることに基づき画像形成処理を実行する画像形成装置。
  5. 請求項4に記載の画像形成装置であって、
    前記電気的負荷として、互いに電気的に接続される第1電気的負荷及び第2電気的負荷を備え、
    前記印加回路は、前記第1電気的負荷に印加する第1印加電圧、及び、前記第2電気的負荷に印加する第2印加電圧を出力する構成であり、
    前記電流検出回路は、前記第1電気的負荷及び第2電気的負荷に流れる負荷電流を検出する構成であり、
    前記電圧検出回路として、前記第1印加電圧の値を検出する第1電圧検出回路、及び、前記第2印加電圧の値を検出する第2電圧検出回路を備え、
    前記スイッチ回路は、オフすることで前記第1電圧検出回路及び前記第2電圧検出回路の少なくとも一方の通電を遮断する構成である、画像形成装置。
  6. 請求項5に記載の画像形成装置であって、
    前記印加回路は、前記第1印加電圧を生成する電圧生成回路、及び、前記電圧生成回路の出力側と前記第2電気的負荷との間に電気的に接続されるシャント回路を有し、
    前記電圧検出回路は、前記第2印加電圧の値を検出する構成であり、
    前記スイッチ回路は、オフすることで前記第2電圧検出回路の通電を遮断する構成であり、
    前記制御部は、前記印加電圧の検出時には、前記第1電圧を第1目標値に近付けるように前記電圧生成回路を制御する第1制御、及び、前記シャント回路から前記第2電気的負荷に印加される第2電圧を第2目標値に近付けるように前記シャント回路を制御する第2制御を実行する構成である、画像形成装置。
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