JPH06277367A - ロボット玩具等の腕部の揺動装置 - Google Patents

ロボット玩具等の腕部の揺動装置

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JPH06277367A
JPH06277367A JP9247293A JP9247293A JPH06277367A JP H06277367 A JPH06277367 A JP H06277367A JP 9247293 A JP9247293 A JP 9247293A JP 9247293 A JP9247293 A JP 9247293A JP H06277367 A JPH06277367 A JP H06277367A
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Takayuki Ishizawa
隆行 石沢
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Abstract

(57)【要約】 【目的】簡単な構造で任意の角度で腕部を左右に揺動さ
せる。 【構成】胴体部1の両側部に肩部材2を回動自在に連結
し、この肩部材の回動中心に直交して腕部材10を回動
自在に連結し、作動軸15を胴体内部に設けるととも
に、作動軸の両端を肩部材の連結部の中心を貫通させ、
連結部材20を介して腕部材10に連結する。この作動
軸は胴体部の内部に設けられた駆動機構Aに連係させ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はロボット玩具等において
腕部材を動作させる揺動装置に関する。
【0002】
【発明の背景】一般に、ロボット玩具等の腕部材は胴体
部に対して、回動する構造のものが知られているが、た
だ動作させるだけの遊びでは物足りなくなってきてい
る。最近は、ただ動かして遊ぶものからゲームに発展さ
せられるものが要求されるようになった。そのためには
腕の動作に変化のあるものが望まれている。
【0003】
【発明の目的】本発明は上記の背景の下に成されたもの
であって、対峙したロボット等が恰もボクシングで打ち
合うように、簡単な構造で胴体部に設けられた肩部から
腕部を任意の角度で振り回す動作の腕部材の揺動装置を
提供することを目的とする。
【0004】
【目的を達成するための手段】上記目的を達成するため
の手段として、本発明に係るロボット玩具等の腕部の揺
動装置は、胴体部の両側部に肩部材を回動自在に連結
し、肩部材に腕部材を回動自在に連結するとともに、以
下の要件を備えたことを特徴とする。 (イ)上記腕部材は上記肩部材の回動中心と直交する支
軸のまわりに回動自在に連結されていること (ロ)上記胴体部の内部には左右に作動する作動軸と、
この作動軸を駆動する駆動機構が設けられていること (ハ)上記作動軸の両端は上記胴体部と肩部材との連結
部の中心を貫通して上記肩部材の内側に位置するととも
に、連結部材を介して腕部材に連結していること (ニ)上記連結部材は上記作動軸に対して回動自在に取
付けられているとともに、上記作動軸の軸心と直交する
方向に設けられた連結軸を介して上記腕部材の基部に回
動自在に連結していること
【0005】
【発明の作用】上記構成によれば、胴体内部に設けられ
た駆動機構を作動させると、この駆動機構に連動して作
動軸が左右に作動する。作動軸の作動に連動して連結部
材と腕部材の基部が同方向に作動するが、これに対し、
腕部材は肩部材に支軸により連結しているので、この部
分は上記基部と同方向には動くことができない。このた
め、腕部材は肩部材と連結する支軸のまわりに往復回動
する。したがって、全体としてみれば、腕部材は左右に
揺動する。
【0006】また、作動軸の両端は上記胴体部と肩部材
との連結部の中心を貫通するので、連結部により胴体部
に回動自在に連結された肩部材を胴体部に対し回動させ
ても肩部材に対する腕部材、連結部材、作動軸の関係は
一定である。したがって、左右の肩部材がそれぞれどの
ような角度に回動されても作動軸が作動すると、肩部材
の回動された位置で腕部を揺動させることができる。
【0007】
【実施例】以下、図面によって本発明について説明する
と、図1はロボット玩具の動作状態を示すもので、この
ロボット玩具の胴体部1の両側部には肩部材2が連結
し、肩部材2には腕部材10が連結している。
【0008】図2に示すように、上記肩部材2は略直方
体で隣接する2つの側面に開口部3が設けられた中空部
材で形成され、開口部3に連続した1つの側面には筒状
の連結部5が設けられている。さらに開口部3を挟んだ
相対する2つの側面6には係合孔7が設けられている。
上記肩部材2の連結部5が胴体部1の両側面に形成され
た開口部に嵌合し、肩部材2は胴体部1に対し連結部5
を支点に回動自在に連結されている。
【0009】腕部材10は略直方体の中空部材で形成さ
れ、長手方向の一方の側面には開口部11が設けられ、
開口部11を挟んだ相対する上下側面の外側には肩部材
2の回動中心と直交する支軸12が設けられている。さ
らに同一の面には支軸12から所定の間隔をおいて係合
孔13が設けられている。
【0010】上記腕部材10の基部は、上記肩部材2の
内部に配置され、腕部材10の支軸12は肩部材2の係
合孔7に嵌合し、腕部材10は肩部材2に対して支軸1
2を支点に回動自在に連結されている。腕部材の10の
先端部には突状部14が形成され、突状部14に支軸1
4aが設けられ、この支軸14aには第2の腕部材10
aが回動自在に連結されている。
【0011】上記胴体部1の内部には略T字状に形成さ
れた作動軸15が配設され、該作動軸15の両端は、連
結部5の中心を貫通して腕部材10の内部に配設されて
いる。上記作動軸15の両端部には、鍔16が形成さ
れ、この鍔16の先の作動軸15は円柱状に形成され、
作動軸の先端には抜け止め部17が形成されている。そ
して、作動軸15の中央部から下側に縦軸15aが形成
され、この縦軸15aは駆動機構Aに連係している。
【0012】駆動機構Aは胴体部1と腰部24とに配設
され、胴体部1の底面21には底面21の中心に平行に
長方形の開口部22が形成されるとともに、底面21の
中心には軸体23が固定されている。上記軸体23の端
部は、腰部24の上面25の中心を貫通して腰部24の
内部に配置され、歯車26が固着されている。胴体部1
は腰部24に対し軸体23を支点として水平方向に回動
自在に設けられている。
【0013】腰部24の内部には、上記軸体23の下端
に固定された歯車26に直交して噛み合う歯車27が配
置され、この歯車27の支軸28は腰部24の後面を貫
通して外部に操作軸28aとして配置されている。この
操作軸28aの先端には操作杆29を嵌合する嵌合孔3
0が形成されている。さらに、腰部24の上面25には
径方向に長い開口部31が形成されている。上記胴体部
1に配置された作動軸15の縦軸15aが、胴体部1の
開口部22を左右に摺動するように設けられるととも
に、開口部22を貫通し腰部の開口部31に嵌合してい
る。
【0014】駆動機構Aはモータやゼンマイを駆動源と
し、減速歯車を介して偏心カムを作動させ往復運動に変
換し、この往復運動を作動軸15に連係する構造でもか
まわない。
【0015】連結部材32は略円柱状に形成され、その
中心に作動軸15の端部が貫通し、これにより連結部材
32は作動軸15に対して回動自在に取着されている。
また、連結部材32には作動軸15の軸心に直交する方
向に連結軸33が設けられている。また連結部材32
は、作動軸15に形成された鍔16と抜け止め部17と
で位置決めされている。さらに、連結部材32は腕部材
10の開口部11に配設され、上記連結軸33は、腕部
材10に形成された係合孔13に嵌合して連結されてい
る。なお、連結軸33と上記支軸12とは平行に配置さ
れている。
【0016】腕部の揺動装置は上述のように構成されて
いるので、図3に示すように鉛筆等の操作杆29を操作
軸28aに設けられた嵌合孔30に嵌合して回動すると
操作軸28aに固定された歯車27が回動する。さらに
歯車27に噛合した歯車26が回動し、該歯車26の支
軸23の端部が固定された胴体部1が腰部24に対し支
軸23を中心に回動する。胴体部1の内部に配置され、
胴体部1の開口部22と腰部24の開口部31を貫通し
ている縦軸15aは、胴体部1が回動しても、胴体部1
と一体で回動できないので、縦軸15aは胴体部1に設
けられた開口部22に沿って移動する。縦軸15aの上
端には水平に作動軸15が設けられているので作動軸1
5が胴体の回動に応じて左右に作動する。
【0017】次に、図4に示すように、作動軸15が左
に動くと連結部材32が作動軸15とともに左に動く。
連結部材32に形成された連結軸33は腕部材10に形
成された係合孔(13)に遊嵌しているので、上記腕部
材10の基部は連結部材32とともに左に動こうとする
が、腕部材10に形成された支軸12が肩部材2に形成
された係合孔(7)に嵌合しているので、腕部材10は
支軸12を中心として肩部材2に対して左に回転する。
同様に作動軸15が右に動くと腕部材10は支軸12の
まわりに左方向に回転することになる。また他方の腕部
材10も上記腕部材10と同様に作動する。したがっ
て、全体としてみれば、腕部材は左右に揺動する。
【0018】また、作動軸15の両端は上記胴体部1と
肩部材2との連結部の中心を貫通するので、連結部5に
より胴体部1に回動自在に連結された肩部材2を胴体部
1に対し回動させても肩部材2に対する腕部材10、連
結部材20、作動軸15の関係は一定である。したがっ
て、左右の肩部材2、2がそれぞれどのような角度に回
動されても作動軸15が作動すると、肩部材2の回動さ
れた位置で腕部材10を揺動させることがでできる。
【0019】なお、ロボット玩具の腰部と胴体部とを下
半身に着脱可能に形成し、分離した胴体部と腰部とを走
行玩具等(図示せず)に取着し、該走行玩具等の駆動力
を上記ロボット玩具の操作軸に連結することにより、走
行玩具等をリモコン等で操作して相手のロボット玩具と
戦わせる等遊びの幅を広げることができる。
【0020】また、本考案はロボット玩具に限定されな
い。人形玩具や動物玩具にも適用することができる。
【0021】
【効果】上述のように、胴体部に設けられた駆動機構を
作動させることにより、腕部材が左右に揺動し、しかも
左右の肩部材をどのような角度に回動しても、腕部材が
揺動するので、腕部材の動きがよりリアルになる。した
がって、たとえばロボット玩具同士を対峙させてボクシ
ングの打ち合いのように戦わせる遊びに最適なロボット
玩具を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ロボット玩具の動作状態を示す斜視図
【図2】揺動装置の要部の構成を示す斜視図
【図3】駆動機構の動作説明図
【図4】揺動装置の動作説明図
【符号の説明】
1 胴体部 2 肩部材 10 腕部材 15 作動軸 32 連結部材 33 連結軸 A 駆動機構

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 胴体部の両側部に肩部材を回動自在に連
    結し、肩部材に腕部材を回動自在に連結するとともに、
    以下の要件を備えたことを特徴とするロボット玩具等に
    おける腕部の揺動装置。 (イ)上記腕部材は上記肩部材の回動中心と直交する支
    軸のまわりに回動自在に連結されていること (ロ)上記胴体部の内部には左右に作動する作動軸と、
    この作動軸を駆動する駆動機構が設けられていること (ハ)上記作動軸の両端は上記胴体部と肩部材との連結
    部の中心を貫通して上記肩部材の内側に位置するととも
    に、連結部材を介して腕部材に連結していること (ニ)上記連結部材は上記作動軸に対して回動自在に取
    付けられているとともに、上記作動軸の軸心と直交する
    方向に設けられた連結軸を介して上記腕部材の基部に回
    動自在に連結していること
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8308524B2 (en) 2009-10-23 2012-11-13 Mattel, Inc. Pectoral shoulder joint toy figure
WO2016017274A1 (ja) * 2014-07-31 2016-02-04 株式会社バンダイ 人形体の関節構造
US9919230B2 (en) 2011-12-06 2018-03-20 Mattel, Inc. Frictional joint for a toy figure

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JP2016032508A (ja) * 2014-07-31 2016-03-10 株式会社バンダイ 人形体の関節構造

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