JP2799935B2 - ロボット玩具等の腕部材の作動装置 - Google Patents

ロボット玩具等の腕部材の作動装置

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JP2799935B2 JP8671993A JP8671993A JP2799935B2 JP 2799935 B2 JP2799935 B2 JP 2799935B2 JP 8671993 A JP8671993 A JP 8671993A JP 8671993 A JP8671993 A JP 8671993A JP 2799935 B2 JP2799935 B2 JP 2799935B2
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arm holding
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隆志 松田
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Takara Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はロボット玩具等において
腕部材を動作させる作動装置に関する。
【0002】
【発明の背景】一般に、ロボット玩具等の腕部材は胴体
部に対して、回動する構造のものが知られているが、た
だ動作させるだけの遊びでは物足りなくなってきてい
る。最近は、ただ動かして遊ぶものからゲームに発展さ
せられるものが要求されるようになった。そのためには
腕の動作に変化のあるものが望まれている。
【0003】
【発明の目的】本発明は上記の背景の上に成されたもの
であって、対峙したロボット等が恰もボクシングのよう
に打ち合うように、簡単な構造で胴体部に設けられた腕
保持部から腕部材が任意の角度に突き出したり引っ込め
たりする動作の腕部材の作動装置を提供することを目的
とする。
【0004】
【課題を達成するための手段】上記課題を達成するため
の手段として、本発明に係るロボット玩具等の腕部材の
作動装置は、下記要件を備えることを特徴とする。 (イ)胴体部の側部には腕保持部が回動自在に設けら
れ、この腕保持部には腕部材が腕保持部の回動軸に対し
て直交方向に摺動自在に保持されていること (ロ)上記腕部材には長手方向にラックが形成されてい
ること (ハ)腕保持部内には上記ラックに噛合する作動歯車が
配置され、この作動歯車の回転軸は胴体内部に設けられ
た回転駆動機構に連係していること (ニ)上記作動歯車の回転軸と腕保持部の回転軸とは同
軸上に設けられていること
【0005】
【発明の作用】上記構成によれば、胴体内部に設けられ
た回転駆動機構を作動させると、この回転駆動機構に連
係した作動歯車が回転する。作動歯車は腕部材に設けた
ラックに噛合しているので、作動歯車の回転に従って腕
保持部の回動軸に対し直交方向に摺動運動する。このた
め、腕部材が腕保持部から突き出たり引っ込んだりする
動作を行なう。
【0006】また、左右の腕保持部を胴体部に対し回動
させると、腕部材の角度は変わるが、作動歯車の回転軸
と腕保持部の回転軸とは同軸上にあるから作動歯車と腕
部材のラックとの噛合状態は維持される。このため、腕
部材は角度が変わった状態でも腕保持部から突き出たり
引っ込んだりする動作を行なう。
【0007】
【実施例】図1はロボット玩具の腕部材の動作状態を示
すもので、このロボットの胴体部1の両側部には腕保持
部2が設けられ、この腕保持部2には腕部材3が貫通し
て摺動可能に配置されている。
【0008】上記腕保持部2は図2に示されるように、
略中空の直方体形状に形成され、胴体部1側の側面には
筒状部4が設けられ、胴体部1の両側面に形成された円
形の嵌合孔5に回動自在に嵌合している。また筒状部4
の先端周縁部には抜け止め縁6が設けられ、腕保持部2
が胴体部1に対し回動自在で外れないように取着されて
いる。また、上記腕保持部2には空洞部7が設けられ、
腕部材3が腕保持部2内を摺動できるように形成されて
いる。これにより、図2、図3に示されるように、腕保
持部2には腕部材3が腕保持部2の回動軸に対して直交
方向に摺動自在に保持される。空洞部7は腕部材3が腕
保持部2内をスムーズに動けるように適宜の空間を保っ
ているが、正確に動作させるために腕保持部2の下部側
面には内部に向かって凸状部8が形成されている。
【0009】腕部材3は略直方体の中空部材で形成さ
れ、下部外部側面には上記凸状部8に案内される凹状縁
9が形成されている。また、腕部材3の動作の限界とし
て腕部材前方には突出部10が設けられ、腕部材3は突
出部10が腕保持部2に当接するまで後退させることが
できる。
【0010】上記腕部材3の内部には空洞部11が形成
され、下部内側側面には長手方向にラック12が形成さ
れている。また腕部材3の胴体部側の側面には長手方向
に長方形の開口部13が設けられ、この開口部13を通
じて腕部材駆動用の作動歯車14が胴体部1の内部から
腕保持部2の筒状部4を経由して腕部材3の空洞部11
に設けられている。
【0011】腕保持部2内には上記ラック12に噛合す
る作動歯車14が配置されている(図3、図4参照)。
作動歯車14の回転軸14aは腕保持部2の回転軸と同
軸上にあるように配置されているとともに、上記開口部
13と筒状部4を貫通して胴体部1の内部に突出し、そ
の端部には歯車15が固定されている。そして、この歯
車15は胴体部1の内部に設けられた回転駆動機構Aに
連係している。
【0012】上記回転駆動機構Aは図3に示されるよう
に、外部から操作可能な回転操作軸16と該回転操作軸
16に固定された分配歯車17と該分配歯車17に噛合
した第一の中間歯車18と、中間歯車18と同軸上に固
着された第2の中間歯車19と、該中間歯車19に噛合
した第3の中間歯車20とから構成されている。上記歯
車15は上記中間歯車20に噛合している。
【0013】また回転操作軸16には嵌合孔16aが設
けられていて操作杆21を嵌合させて、操作杆21を回
動することにより回転駆動機構Aを作動することができ
る。
【0014】さらに、図4に示すように、上記作動歯車
14の回転軸の中心は腕保持部2に設けられた筒状部4
の回転軸の中心と同軸上に設けられているので、腕保持
部2を回動させても腕部材3に設けられたラック12と
回転軸14aに固定された歯車15との噛合状態は一定
に保たれている。
【0015】上記のように腕部材3の作動装置は構成さ
れているので、鉛筆等の操作杆21を回転操作軸16の
嵌合孔16aに嵌合させて、例えば左回転させると分配
歯車17が左回転するので中間歯車18、19は左回転
し、中間歯車20は右回転をする。中間歯車20に噛合
した歯車15は左回転し、その回転は回転軸14aを経
由して作動歯車14に伝えられる。作動歯車14はラッ
ク12に噛合しているのでラック12は図3に示すよう
に右方向に駆動される。このラック12は腕部材3に設
けられているので、腕部材3は図面上では上から下へ動
作することになる。この動作の限界は腕部材3に設けら
れた突出部10が腕保持部2に当接するまでである。
【0016】また、左側の腕部材3は分配歯車17が左
回転するので中間歯車18、19は右回転し中間歯車2
0は左回転をする。中間歯車20に噛合した歯車15は
右回転しその回転は回転軸14aを経由して作動歯車1
4に伝えられる。作動歯車14はラック12に噛合して
いるのでラック12は左方向に駆動される。このラック
12は腕部材3に設けられているので腕部材3は図面上
では下から上へ動作することになる。この動作の限界は
右側の腕部材3に設けられた突出部10が腕保持部2に
当接するまでである。腕部材3が限界まで動作すると操
作杆21はそれ以上同一方向には回転することができな
い。この状態で操作杆21を反対方向に回転させると、
歯車17、18、19、20、14、15は逆回転する
ことになり腕部材3は反対方向に動くことになる。この
ように操作杆21を左右方向に回転することにより、腕
部材3、3を交互に腕保持部2から突き出したり引っ込
めたりすることができる。
【0017】また、腕保持部2に設けられた筒状部4と
作動歯車14の回転軸は同軸上に設けられているから、
腕保持部2をどのような角度に回動させてもラック12
と作動歯車14の噛合状態は一定に保たれるので、左右
の腕保持部2をそれぞれ任意の角度に回転しても、操作
杆21を回動させることにより設定した腕保持部2の位
置で腕部材3、3を交互に突き出したり引っ込めたりす
ることができる。
【0018】また、中間歯車の組み合わせを変えること
により左右の動きが交互に突き出す動作から同時に突き
出したり引っ込めたりすることもできる。さらに、この
腕部材作動装置はロボットに限らず例えば動物等の脚部
にも適用することにより、さらにリアルな動作が得られ
る。
【0019】
【効果】本発明によるロボット等の腕部材の作動装置に
よれば、腕部材が腕保持部から突き出たり引っ込んだり
する動作を行なう。この動作は腕保持部が回動しても同
様に行なわれる。このように、腕部材は角度が変わった
状態でも腕保持部から突き出たり引っ込んだりする動作
を行なうことができる。したがって、例えば対峙したロ
ボット等にボクシングのような打ち合いをさせることが
でき、従来にない新しい遊びを提供することが可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るロボット玩具の動作状態を示す斜
視図である。
【図2】腕保持部と腕部材を示す断面図である。
【図3】腕部材の作動装置の全体の説明図である。
【図4】腕保持部と腕部材との胴体部に対する動作関係
説明図である。
【符号の説明】
A 回転駆動機構 1 胴体部 2 腕保持部 3 腕部材 12 ラック 14 作動歯車

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下記要件を備えることを特徴とするロボ
    ット玩具等における腕部材の作動装置。 (イ)胴体部の側部には腕保持部が回動自在に設けら
    れ、この腕保持部には腕部材が腕保持部の回動軸に対し
    て直交方向に摺動自在に保持されていること (ロ)上記腕部材には長手方向にラックが形成されてい
    ること (ハ)腕保持部内には上記ラックに噛合する作動歯車が
    配置され、この作動歯車の回転軸は胴体内部に設けられ
    た回転駆動機構に連係していること (ニ)上記作動歯車の回転軸と腕保持部の回転軸とは同
    軸上に設けられていること
JP8671993A 1993-03-22 1993-03-22 ロボット玩具等の腕部材の作動装置 Expired - Lifetime JP2799935B2 (ja)

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JPH06269572A JPH06269572A (ja) 1994-09-27
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