JPH0235352Y2 - - Google Patents

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JPH0235352Y2
JPH0235352Y2 JP7924984U JP7924984U JPH0235352Y2 JP H0235352 Y2 JPH0235352 Y2 JP H0235352Y2 JP 7924984 U JP7924984 U JP 7924984U JP 7924984 U JP7924984 U JP 7924984U JP H0235352 Y2 JPH0235352 Y2 JP H0235352Y2
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JP
Japan
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shape
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toy
attached
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JP7924984U
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JPS60190389U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は形態変化玩具に係り、さらに詳しく
言えば、ばね等の動力手段によつて動かされるラ
ツクとピニオンとの作用により、構成各部分が動
いて複雑な形態変化を行う形態変化玩具に関する
ものである。
(背景技術) 従来より、構成各部分が動いて形態が変化する
形態変化玩具が知られているが、この分野では構
成を簡単にして、しかもより複雑な形態変化を起
こすものが要望されている。
(考案の目的) この考案は上記要望に応えるためになされたも
ので、ラツクとピニオンを採り入れた簡単な構成
により、動力の作用でより複雑に変化する形態変
化玩具を提供する目的でなされた。
(考案の構成の概略、課題解決の手段) この目的を達するために、本考案に係る形態変
化玩具は、本体に回転自在に設置された1つの軸
に固定された大きさの異なる複数のピニオンにそ
れぞれ噛合状態に取り付けられるとともに少なく
とも1つに本体に対する移動力が付与されてなる
複数のラツク棒によつて、形態変化要素を動かし
て形態を変化させる構成とした。
(考案の作用効果) この考案に係る形態変化玩具を形態変化前の状
態に戻しておいてから動力手段を作動させると、
複数のラツクおよびその各々に噛合う大小のピニ
オンが相互に連動して作動し、本体に取り付けら
れた複数の形態変化要素は、その各々が連結され
たラツクの噛合つたピニオンの大きさに比例した
速さで変位し、構成各部分ごとに異なつた速度の
形態変化が生ずることとなり、簡単な構成でしか
も複雑な形態変化を伴う玩具となる。
(実施例) この実施例における形態変化玩具は、第1図に
示したように、飛行船の如き外観形態をしてお
り、一対の船首部1,1およびこれらに連結され
た中間枠4、および船尾部13が形態変化要素と
され、これら形態変化要素が本体に対して位置変
化して、第2図のように変化する。
その詳細は第3図A,Bに示すとおり、一対の
船首部1,1はその略中間部をピン2で船中央部
の本体3の先端部に回動自在に取り付けられてお
り、その後端部が1個の共通な中間枠4の略中間
部にピン5で回動自在に連結されている。中間枠
4の基端部はラツク棒6の一端にピン7で連結さ
れている。ラツク棒6は、本体3に回転自在に設
置された軸8に固定された大径のピニオン9と噛
合わされている。
前記軸8には、小径のピニオン10が前記大径
のピニオン9と一体的に回転するように固定設置
されており、該小径のピニオン10にもラツク棒
11が前記ラツク棒6とは反対向きに噛合わされ
ている。このラツク棒11の後端部は、船尾部1
3とピン14で連結されている。
本体3と船尾部13とは、船尾部13の凹部内
側に斜めに設けられた突条15を本体枠3両側に
斜めに設けられた案内溝16中に嵌めて摺動自在
に連結されている。
また、ラツク棒11には、一端が本体3に止着
された動力手段としての引張ばね12の他端には
連結されており、第3図Aに示す変形前の状態に
あつては、引張ばね12が最大限度引張られてエ
ネルギ蓄積状態となつている。
なお、前記軸8はガバナ等を利用した調速機
(減速機も含む。)17と連結されている。
従つて、第1図又は第3図Aの展開前の状態か
ら制止が解かれると、引張ばね12の引張力によ
り調速機17で制御された速度でラツク棒11が
後方へ移動される。それに伴い、船尾部13は、
その突条15が案内溝16中を案内されて、斜め
後方に上昇する(第3図B)。
また、前記ラツク棒11の後方への移動に伴
い、これと噛合状態にある小径のピニオン10お
よびこれと同軸8の大径のピニオン9も同方向に
回転される。よつて、この大径のピニオン9と噛
合つたラツク棒6が前方に比較的速く移動され、
これに伴つて、中間枠4が前進するとともにその
前端側が浮上する向きに傾き、同時に、船尾部
1,1はその後端側が上昇する向きに傾動する。
そして、第2図に示した外観形態に変化する。
他方、第3図Bの如く形態変化を完了した状態
から元の状態に戻すには、手で船首部1,1を矢
印イ方向に回動させるか、又は船首部13を矢印
ロ方向に移動させれば、ラツク棒6,11とピニ
オン9,10とが相互に連動し、第1図および第
3図Aの状態に戻る。
第1図および第3図の変化前の形態に保持する
手段としては、第4図に示したとおり、ラツク棒
6の側面に突起状のストツパ18を設け、一方、
その係止手段として前記ストツパ18に係脱自在
の係止板19を本体3に設置するようにしてもよ
い。係止板19はそれぞれ支持する軸20を中心
として自由端側が上下する向きに回動可能に設け
られ、ばね21によつて自由端側が常時上昇する
向きの回動力を与えられている。また、係止板1
9の略中央部には、押しボタン22がその下部2
2aを係止板19の透孔19aに嵌合された状態
で取り付けられており、該押しボタン22は第1
図および第2図に示す如く玩具表面に突出してい
る。
従つて、外部から押しボタン22を押すと、係
止板19がストツパ18から外れ、引張ばね12
による形態変化が始動する。逆に、船首部1又は
船尾部13を第3図B中の矢印イ又はロ方向に手
で操作して元通りの形態に戻すと、同時に係止板
19がストツパ18に係合し、引張ばね12にエ
ネルギーが蓄積された状態に保持されるのであ
る。
ところで、本体3下側の左右両側寄り部分に
は、第5図に示すように、細長い板状の支持脚2
3と自由端に車輪25の付いた支柱26とが互い
に直交する状態に回転自在に取り付けられてい
る。この両者はそれぞれ基部に取り付け歯車28
とこれに噛合するクラウンギヤ27とで、支持脚
23を垂直下向きの状態(鎖線で示す。)から水
平外向きの状態(実線で示す。)にまで回動させ
ると、支柱26が水平前向きの状態(鎖線で示
す。)から垂直下向き状態(実線で示す。)にまで
回動する関係に取り付けられている。
なお、左右一対の支持26,26は、これら相
互を一体的に連結する軸30に固定された三角カ
ム31とこの三角カム31に圧接状態に本体3下
側に取り付けられたばね板32との作用により、
水平前向き状態とに静止可能となつている。
一方、船尾部13下側の左右両側寄り部分に
は、第6図に示すように、細長い板状の支持脚2
4と自由端に車輪25の付いた支柱36とが正面
から見て互いに略90゜開いた直交状態で軸33を
介して回動自在に取りけられている。つまり、支
持脚24を垂直下向き状態(鎖線で示す。)から
水平外向き状態(実線で示す。)にまで回動させ
ると、支柱36が水平内向き状態(鎖線で示す。)
から垂直下向き状態(実線で示す。)にまで回動
する関係に取り付けられている。
なお、左右の支持脚24,24の基部間には軸
37が回転自在に配置されており、この軸37は
その両端に固定された歯車38と支持脚24,2
4の基部に取り付けられたクラウンギヤ34,3
4とで支持脚24,24と連動関係にある。そし
て、軸37に固定された三角カム39とこの三角
カム39に圧接状態に船尾部13下側に取り付け
られたばね板40との作用により、支持脚24が
水平外向き状態と垂直下向き状態とに静止できる
ようになつている。
また、本体3の上面部には押しボタン40で開
く回動板41が、船尾部には押しボタン42で開
く蓋板44の内側から飛び出してくるミサイル発
射装置43が設置されており、いずれもばねで動
き、手で元通りの形態に戻すことができる。これ
らが形態変化の趣向を一層盛り上げ、かつ、ミサ
イル発射基地の実感をもたらすのである。
本実施例は以上のように構成されているので、
形態を変化前の状態(第1図、第3図A)の状態
に戻してから押しボタン22を押すと、中間枠4
が比較的速く前方へ移動して中間枠4および船首
部1,1が互いに逆方向に回動し、かつ後尾部1
3がゆつくり斜め後ろ上方に移動する。そして押
しボタン40,42を押せば、回動板41および
蓋板44がそれぞれ開き、蓋動板44の内側から
ミサイル発射装置43が飛び出してくる。このよ
うな複雑な変化を起すのでおもしろさと遊技性の
高い玩具となるのである。
【図面の簡単な説明】
第1図は形態変化玩具の形態変化前の外観を示
した斜視図、第2図はその形態変化後を示した斜
視図、第3図Aは形態変化前の内部機構を示す説
明図、第3図Bは形態変化後の内部機構を示す説
明図、第4図は形態変化前の状態に保持するため
のストツプ機構を示し、第5図と第6図は形態変
化玩具の前部と後部下側にそれぞれ取りけられた
支持脚の構成を示した斜視図である。 1……船首部(形態変化要素)、3……本体、
4……中間枠(形態変化要素)、6,11……ラ
ツク棒、8……軸、9,10……ピニオン、12
……引張ばね(動力手段)、13……船尾部(形
態変化要素)。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 本体に取り付けられた複数の形態変化要素の位
    置変位によつて形態が変化する玩具であつて、前
    記形態変化要素に位置変位を与える手段は、本体
    に回転自在に設置された1つの軸に固定された大
    きさの異なる複数のピニオンと、それぞれ前記形
    態変化要素に連結されるとともに前記各々のピニ
    オンにそれぞれ噛合状態に設置された複数のラツ
    ク棒と、これらラツク棒の少くとも1つに本体に
    対する移動力を付与する動力手段とから構成され
    ていることを特徴とする形態変化玩具。
JP7924984U 1984-05-29 1984-05-29 形態変化玩具 Granted JPS60190389U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7924984U JPS60190389U (ja) 1984-05-29 1984-05-29 形態変化玩具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7924984U JPS60190389U (ja) 1984-05-29 1984-05-29 形態変化玩具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60190389U JPS60190389U (ja) 1985-12-17
JPH0235352Y2 true JPH0235352Y2 (ja) 1990-09-25

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ID=30623984

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7924984U Granted JPS60190389U (ja) 1984-05-29 1984-05-29 形態変化玩具

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Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0436870Y2 (ja) * 1986-02-25 1992-08-31
JP2006025981A (ja) * 2004-07-14 2006-02-02 Tomy Co Ltd 動作玩具
JP5937160B2 (ja) * 2014-08-29 2016-06-22 株式会社Area81 変形ブロック玩具
JP6106781B2 (ja) * 2016-03-28 2017-04-05 株式会社Area81 変形ブロック玩具
JP6170586B2 (ja) * 2016-03-28 2017-07-26 株式会社Area81 変形ブロック玩具

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JPS60190389U (ja) 1985-12-17

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