JPH0627682B2 - スライド標本用の自動染色装置 - Google Patents

スライド標本用の自動染色装置

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JPH0627682B2
JPH0627682B2 JP62334926A JP33492687A JPH0627682B2 JP H0627682 B2 JPH0627682 B2 JP H0627682B2 JP 62334926 A JP62334926 A JP 62334926A JP 33492687 A JP33492687 A JP 33492687A JP H0627682 B2 JPH0627682 B2 JP H0627682B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、組織標本、細胞診標本等のスライド標本用の
染色処理工程において用いる自動染色装置に関する。
[従来の技術] 組織標本、細胞診標本等のスライド標本は、次のような
工程により作成される。
(1)組織等を薄片に切断し、その薄片をスライド・グラ
ス上へ均等に伸ばし密着させ、第1次スライド標本を作
成する工程。
(2)上記の第1次スライド・グラス標本をヘマトキシレ
ン、エオジン;パパニコロウ;メイギムザ、ライトギム
ザ等のスライド標本の目的に応じた所定の薬液を用いて
染色して、第2次スライド標本を作成する染色工程。
例えば、人用組織標本のH.E.(ヘマトキシレン、エオジ
ン)染色の代表的手順を表1に示す。
(3)染色工程により得た第2次スライド標本の細胞、組
織等の上に通常の封入剤を流し、その上にカバー・グラ
スを載せてプレパラート封入して、最終のスライド・グ
ラス標本を得る封入工程。
上記の染色工程に用いる従来の自動染色装置は、第4図
に示すとおりである。
多数の第1次スライド・グラス標本を同時に染色処理す
るため、この染色スライド・ホルダー・バスケット2に
は多数のスライド・グラス1を収納できるようになって
おり、場合によっては該バスケットを横並びに2個並べ
て染色処理することもある。また、該バスケットの把手
3を染色装置のクランプ具に引っ掛けた状態で染色を
行うものであるが、このクランプ具へのバスケット2
の取付けは染色装置のバスケット取付け位置で手動で取
付け、バスケット取り外し位置で手動によって取り外
す。バスケットの把手を染色装置のクランプ具に引っ掛
けた状態で、横方向及び縦方向に移動して、所定の薬液
容器5の上方に位置させる。次にクランプ具を下降さ
せ、バスケット2中に収容されている第1次スライド標
本1を薬液中に所定時間浸漬する。そしてクランプ具を
上昇させる。薬液処理を均一にするため、バスケットを
上下に振盪させている。
この処理を乾燥して自動的に染色手順を実施していた。
[発明が解決しようとする問題点] しかし、従来の染色装置には、次のような問題点があ
る。
(1)自動染色装置のクランプ具への染色用スライド・ホ
ルダー・バスケットの取付けは、従来は、人手によって
いたため、すなわち、クランプ具がバスケット取付け位
置に来た時に、操作員が染色用スライド・ホルダー・バ
スケットを取付け、また取り外し位置に来た時に該バス
ケットを取り外さなければならないため、操作者の取付
け、取り外しの待ち時間が生じ、染色処理の能率が悪い
という問題がある。
(2)同じくクランプ具へのバスケットの取付け、取り外
しが人手によっていることに起因して、染色処理工程の
途中で、又は染色装置内部でバスケットの自動的取付
け、取り外しができず、クランプ具の数は通常1個であ
り、時間当りの染色処理量が少なく、染色装置の稼働率
が悪いという問題がある。特に染色処理のステップ数が
多くなればなるほど、この問題は顕著となる。
本発明の目的は、自動染色装置のクランプ具へのバスケ
ットの取付け、取り外しを自動的に行い得る自動染色装
置を提供するにある。
[問題点を解決するための手段] 上記問題点は、第1の本発明に係るスライド標本用の自
動染色装置、すなわち、多数のスライド標本を、スライ
ド・ホルダー・バスケットに収納した状態で、多数の薬
液中に順次浸漬するスライド標本の染色処理に用いる自
動染色装置において、スライド・ホルダー・バスケット
と係合して、スライド・ホルダー・バスケットを上下、
左右に移動させるのに用いる自動染色装置のクランプ具
が、 (1)クランプ具基板と、 (2)クランプ基板の左右両端に下へ突出して固定され、
下記のツメ先端部と嵌合するツメ受け穴を有するツメ受
け板と、 (3)クランプ具基板の下方で、上記ツメ受け板の内側に
左右へ移動可能に配置されたツメであって、外側へ突出
するツメ先端部を有し、ツメ受け板とそれぞれ対をなす
2個のツメと、 (4)上記2個のツメを互いに連係してツメ受け板へ移動
させ、またツメ受け板から遠ざける自動ツメ駆動機構と からなり、クランプ具とスライド・ホルダー・バスケッ
トとの係合開始時には、自動染色装置の搬入口又はリレ
ー場所に置かれているスライド・ホルダー・バスケット
の左右2個の係合部材の上端部が、それぞれ、上記ツメ
とツメ受け板の間に位置し、次いで、ツメがツメ受け板
へと接近するに従い、ツメ先端部が該上端部に設けられ
た貫通孔を通って、ツメ受け板のツメ受け穴に嵌合し
て、クランプ具とスライド・ホルダー・バスケットが完
全に係合し、一方、スライド・ホルダー・バスケットが
クランプ具から解放される時には、スライド・ホルダー
・バスケットが自動染色装置のリレー場所又は搬出口へ
着地し、次いで、ツメがツメ受け板から遠ざかり、ツメ
先端部が該上端部に接触しない位置まで移動して、スラ
イド・ホルダー・バスケットがクランプ具から完全に解
放されることを特徴とするスライド標本用の自動染色装
置によって、または、第2の本発明の係るスライド標本
用の自動染色装置、すなわち、多数のスライド標本を、
スライド・ホルダー・バスケットに収納した状態で、多
数の薬液中に順次浸漬するスライド標本の染色処理に用
いる自動染色装置において、スライド・ホルダー・バス
ケットと係合して、スライド・ホルダー・バスケットを
上下、左右に移動させるのに用いる自動染色装置のn個
(nは2以上の整数である)のクランプ具が、それぞ
れ、 (1)クランプ具基板と、 (2)クランプ具基板の左右両端に下へ突出して固定さ
れ、下記のツメ先端部と嵌合するツメ受け穴を有するツ
メ受け板と、 (3)クランプ具基板の下方で、上記ツメ受け板の内側に
左右へ移動可能に配置されたツメであって、外側へ突出
するツメ先端部を有し、ツメ受け板とそれぞれ対をなす
2個のツメと、 (4)上記2個のツメを互いに連係してツメ受け板へ移動
させ、またツメ受け板から遠ざける自動ツメ駆動機構と からなり、クランプ具とスライド・ホルダー・バスケッ
トとの係合開始時には、自動染色装置の搬入口又はリレ
ー場所に置かれているスライド・ホルダー・バスケット
の左右2個の係合部材の上端部が、それぞれ、上記ツメ
とツメ受け板の間に位置し、次いで、ツメがツメ受け板
へと接近するに従い、ツメ先端部が該上端部に設けられ
た貫通孔を通って、ツメ受け板のツメ受け穴に嵌合し
て、クランプ具とスライド・ホルダー・バスケットが完
全に係合し、一方、スライド・ホルダー・バスケットが
クランプ具から解放される時には、スライド・ホルダー
・バスケットが自動染色装置のリレー場所又は搬出口へ
着地し、次いで、ツメがツメ受け板から遠ざかり、ツメ
先端部が該上端部に接触しない位置まで移動して、スラ
イド・ホルダー・バスケットがクランプ具から完全に解
放され、多数の薬液容器の間に、スライド・ホルダー・
バスケットを一時放置するための(n−1)個のリレー
場所があり、第1番目のクランプ具は自動染色装置の搬
入口から第1番目のリレー場所までにおける染色処理
を、第i番目のクランプ具は第(i−1)番目のリレー
場所から第i番目のリレー場所までにおける染色処理を
(ただし、2≦i≦n−1)、第n番目のクランプ具は
第(n−1)番目のリレー場所から搬出口までの染色処
理を担当し、n個のスライド・ホルダー・バスケットを
ほぼ併行して染色処理することを特徴とするスライド標
本用の自動染色装置によって解決される。
[実施例] 本発明に係る実施例について、添付図面を用いて以下説
明する。
第1図は、実施例の自動装置の概略図である。右端に
は、染色処理する第1次スライド標本1を収納したスラ
イド・ホルダー・バスケット2を搬入する搬入口6を有
し、これに横並びに多数の薬液容器5が並んでいる。
(第1図では、薬液容器の数を実際より少なくしてい
る。)それぞれの薬液容器5の中には染色の目的により
キシレン、アルコール、カラッチヘマトキシン、蒸留水
等の薬液がそれぞれ入っている。そして、左端には染色
処理が終了したスライド・ホルダー・バスケットを取り
出すための搬出口7がある。
操作者は、クランプ具の現在の位置にかかわりなく、
随時スライド・ホルダー・バスケット2を搬入口6に置
く、クランプ具が搬入口6の上方に来ると、クランプ
具は自動的に下降し、第2図に示すようにクランプ具の
ツメ9がスライド・ホルダー・バスケット2の係合部材
20の上端部20aの内側に来、かつクランプ具のツメ受
け板10が該上端部20aの外側に来て、停止する。続い
てその位置でツメ9が閉じ、ツメ先端9aが該上端部20
aの貫通孔20bを通過し、ツメ受け板10に設けたツメ受
け穴10aに嵌合して、クランプ具とスライド・ホルダ
ー・バスケット2とが係合される。この係合されている
状態を第3図に示す。
第2図、第3図は、このクランプ機構の例示である。ツ
メ受け板10はクランプ具基板11に固定され、ツメ9
は回転シャフト12のねじ部12aに螺合しており、回転
シャフト12はツメ受け板10に軸支されている。この
ねじ部12aは、左右がそれぞれ反対方向にねじ切りされ
ている(例えば右側のねじ部が右ねじであれば、左側の
ねじ部は左ねじである)ので、回転シャフト12を回転
すると、左右のツメ9はそれぞれツメ受け板10へ向か
って移動し、逆に回転シャフト12を逆回転すると左右
のツメ9は、それぞれツメ受け板10から遠ざかる。回
転シャフト12の回転は、ベルト13を介してモータ1
4の回転力を伝達することにより行っている。
クランプ具とスライド・ホルダー・バスケット2との
係合を保ったまま、所定の薬液容器5の上方へ移動し、
次いで下降し、スライド標本1を薬液中に所定時間上下
振盪しながら浸漬する。処理が終ると、クランプ具8及
びバスケット2は上昇する。浸漬中にクランプ具を上下
に振盪すると、薬液処理が均一となり、クランプ具が上
昇した後、クランプ具を傾斜させると、付着している薬
液を振り落すことができ、次の薬液容器中の薬液の劣化
を防止でき好ましい。
染色処理が終ると、クランプ具は搬出口7の上方に
来、次いで下降して、スライド・ホルダー・バスケット
の底面は搬出口の底板に接触する位置で停止する。そし
て、自動係合機構により、自動的に解放し、次いで、ス
ライド・ホルダー・バスケット2を搬出口7に残したま
ま、クランプ具は上昇し、所定の位置へ戻る。
従来のようにスライド・ホルダー・バスケットをクラン
プ具に取付けたり、取り外したりする際に、操作者が立
会って、操作する必要はないので、操作者および染色装
置の待ち時間はなく、稼働率が向上し、また操作者の負
担が軽減される。
次に、他の1つの本発明の実施例について、第4図を用
いて、説明する。
2個以上のロボット(図中では、第1のロボット21
び第2のロボット22の2個のみを示している。)をガ
イドレール23、送りねじ24及びX軸モータ25から
なる左右駆動機構を用いて、水平方向左右に連動させ
る。2以上の独立の駆動機構を用いて、2以上のロボッ
トを独立に駆動するように容易に変更できる。
第1及び第2のロボット2122は、それぞれ、前記
のクランプ具及び上下駆動機構を有している。上下駆
動機構は送りねじ26及びY軸モータ27とからなって
いる。
23個の薬液容器(#1〜#23)を搬入口と搬出口の
間に横並びに並べてあり、#10の薬液容器と#12の
薬液容器の間にスライド・ホルダー・バスケットを一時
置く場所(以下、リレー場所15という。)を設けてい
る。リレー場所はプログラムによって変更できる。この
リレー場所は、薬液を入れた薬液容器としても、空所と
しても良い。
第1のロボット21は、搬入口6からリレー場所15ま
でを、第2のロボット22はリレー場所15から搬出口
7までを担当している。
#10の薬液処理が終了すると、第1のクランプ具はリ
レー場所15の上方へ来、次いで下降して、スライド・
ホルダー・バスケットの底面がリレー場所の上に着地し
た状態で、自動的にバスケット2を解放し、リレー場所
15にのこして、第1のロボットは搬入口へ次の新しい
バスケットを処理するために移動する。一方、第2のロ
ボットがリレー場所の上方へ来、次いで下降して、リレ
ー場所にあるバスケットと自動的に係合する。その後#
12以降の薬液処理を行う。薬液処理がすべて終了する
と、第2のロボットは、搬出口でバスケットを自動的に
解放した後、リレー場所にある次のバスケットと係合す
るためにリレー場所へと進む。このように、第1のロボ
ットと第2のロボットを用いて同時に2個のバスケット
を併行して染色処理が行えるので、染色装置の稼動率
は、ほぼ2倍となる。
[効果] 本発明に係る自動染色装置により、スライド・ホルダー
・バスケットとクランプ具との自動的係合及び解放が可
能なため、次の効果が得られる。
(1)操作者は、クランプ具のある位置にかかわりなく、
随時、スライド・ホルダー・バスケットを搬入口に挿入
し、また搬出口から取り出すことができるので、染色装
置及び操作者の待ち時間が皆無となり、稼動率が向上す
るとともに、操作者は時々刻々クランプ具の位置を気に
せずに作業ができ、操作者の負担が軽減される。
(2)染色装置内にリレー場所を設け、クランプ具を有す
る2個以上のロボットを併行運転できるので、染色装置
の稼動率は画期的に向上する。特に使用する薬液容器数
が多く、ラインが長い染色処理においては、この効果は
顕著である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例である自動染色装置の斜視図、
第2図は係合開始前又は解放直後のスライド・ホルダー
・バスケット及びクランプ具を表わす図、第3図は係合
時又は解放直前のスライド・ホルダー・バスケット及び
クランプ具を表わす図((a)はそれらの正面図、
(b)は係合部材を側方から見た図)、第4図は、クラ
ンプ具を有する2個のロボットを併行運転する実施例の
概略図、第5図は従来の自動染色装置の斜視図(a)及
び一部拡大図(b)である。 1……スライド・グラス又は第1次スライド標本 2……(スライド・ホルダー・)バスケット 3……把手、……クランプ具 5……薬液容器、6……搬入口 7……搬出口、……クランプ具 9……ツメ、9a……ツメ先端 10……ツメ受け板、10a……ツメ受け穴 11……クランプ具基板、12……回転シャフト 12a……ねじ部、13……ベルト 14……モータ、15……リレー場所 20……係合部材、20a……上端部 20b……貫通孔、21……第1のロボット22 ……第2のロボット、23……ガイドレール 24,26……送りねじ、25……X軸モータ 27……Y軸モータ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】多数のスライド標本を、スライド・ホルダ
    ー・バスケットに収納した状態で、多数の薬液中に順次
    浸漬するスライド標本の染色処理に用いる自動染色装置
    において、 スライド・ホルダー・バスケットと係合して、スライド
    ・ホルダー・バスケットを上下、左右に移動させるのに
    用いる自動染色装置のクランプ具が、 (1)クランプ具基板と、 (2)クランプ基板の左右両端に下へ突出して固定され、
    下記のツメ先端部と嵌合するツメ受け穴を有するツメ受
    け板と、 (3)クランプ具基板の下方で、上記ツメ受け板の内側に
    左右へ移動可能に配置されたツメであって、外側へ突出
    するツメ先端部を有し、ツメ受け板とそれぞれ対をなす
    2個のツメと、 (4)上記2個のツメを互いに連係してツメ受け板へ移動
    させ、またツメ受け板から遠ざける自動ツメ駆動機構と からなり、 クランプ具とスライド・ホルダー・バスケットとの係合
    開始時には、自動染色装置の搬入口又はリレー場所に置
    かれているスライド・ホルダー・バスケットの左右2個
    の係合部材の上端部が、それぞれ、上記ツメとツメ受け
    板の間に位置し、次いで、ツメがツメ受け板へと接近す
    るに従い、ツメ先端部が該上端部に設けられた貫通孔を
    通って、ツメ受け板のツメ受け穴に嵌合して、クランプ
    具とスライド・ホルダー・バスケットが完全に係合し、 一方、スライド・ホルダー・バスケットがクランプ具か
    ら解放される時には、スライド・ホルダー・バスケット
    が自動染色装置のリレー場所又は搬出口へ着地し、次い
    で、ツメがツメ受け板から遠ざかり、ツメ先端部が該上
    端部に接触しない位置まで移動して、スライド・ホルダ
    ー・バスケットがクランプ具から完全に解放されること
    を特徴とするスライド標本用の自動染色装置。
  2. 【請求項2】上記自動ツメ駆動機構が (1)2個のツメ受け板の間に回転自在に軸支され、両端
    部には互いに反対向きにねじ切りされ、それぞれツメと
    螺合する2個所のねじ部を有する回転シャフトと、 (2)該回転シャフトを直接に又はベルトを介して間接に
    回転させるモータと からなることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の
    スライド標本用の自動染色装置。
  3. 【請求項3】多数のスライド標本を、スライド・ホルダ
    ー・バスケットに収納した状態で、多数の薬液中に順次
    浸漬するスライド標本の染色処理に用いる自動染色装置
    において、 スライド・ホルダー・バスケットと係合して、スライド
    ・ホルダー・バスケットを上下、左右に移動させるのに
    用いる自動染色装置のn個(nは2以上の整数である)
    のクランプ具が、それぞれ、 (1)クランプ具基板と、 (2)クランプ具基板の左右両端に下へ突出して固定さ
    れ、下記のツメ先端部と嵌合するツメ受け穴を有するツ
    メ受け板と、 (3)クランプ具基板の下方で、上記ツメ受け板の内側に
    左右へ移動可能に配置されたツメであって、外側へ突出
    するツメ先端部を有し、ツメ受け板とそれぞれ対をなす
    2個のツメと、 (4)上記2個のツメを互いに連係してツメ受け板へ移動
    させ、またツメ受け板から遠ざける自動ツメ駆動機構と からなり、 クランプ具とスライド・ホルダー・バスケットとの係合
    開始時には、自動染色装置の搬入口又はリレー場所に置
    かれているスライド・ホルダー・バスケットの左右2個
    の係合部材の上端部が、それぞれ、上記ツメとツメ受け
    板の間に位置し、次いで、ツメがツメ受け板へと接近す
    るに従い、ツメ先端部が該上端部に設けられた貫通孔を
    通って、ツメ受け板のツメ受け穴に嵌合して、クランプ
    具とスライド・ホルダー・バスケットが完全に係合し、 一方、スライド・ホルダー・バスケットがクランプ具か
    ら解放される時には、スライド・ホルダー・バスケット
    が自動染色装置のリレー場所又は搬出口へ着地し、次い
    で、ツメがツメ受け板から遠ざかり、ツメ先端部が該上
    端部に接触しない位置まで移動して、スライド・ホルダ
    ー・バスケットがクランプ具から完全に解放され、 多数の薬液容器の間に、スライド・ホルダー・バスケッ
    トを一時放置するための(n−1)個のリレー場所があ
    り、第1番目のクランプ具は自動染色装置の搬入口から
    第1番目のリレー場所までにおける染色処理を、第i番
    目のクランプ具は第(i−1)番目のリレー場所から第
    i番目のリレー場所までにおける染色処理を(ただし、
    2≦i≦n−1)、第n番目のクランプ具は第(n−
    1)番目のリレー場所から搬出口までの染色処理を担当
    し、n個のスライド・ホルダー・バスケットをほぼ併行
    して染色処理することを特徴とするスライド標本用の自
    動染色装置。
  4. 【請求項4】上記自動ツメ駆動機構が、それぞれ、 (1)2個のツメ受け板の間に回転自在に軸支され、両端
    部には互いに反対向きにねじ切りされ、それぞれツメと
    螺合する2個所のねじ部を有する回転シャフトと、 (2)該回転シャフトを直接に又はベルトを介して間接に
    回転させるモータと からなることを特徴とする特許請求の範囲第3項記載の
    スライド標本用の自動染色装置。
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