JPH08327513A - 生物組織処理装置 - Google Patents

生物組織処理装置

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Publication number
JPH08327513A
JPH08327513A JP7134851A JP13485195A JPH08327513A JP H08327513 A JPH08327513 A JP H08327513A JP 7134851 A JP7134851 A JP 7134851A JP 13485195 A JP13485195 A JP 13485195A JP H08327513 A JPH08327513 A JP H08327513A
Authority
JP
Japan
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reagent
sample
biological tissue
tank
well
Prior art date
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Application number
JP7134851A
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English (en)
Inventor
Kazunori Itani
和徳 射谷
Kohei Kihara
幸平 木原
Hiroshi Maekawa
寛 前川
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Aloka Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 生物試料の処理のための試薬量を少なくする
と共に、多種の試薬を試料ごとに容易に選択・交換する
ことが可能であり、かつディスポーザブル性に優れた生
物組織処理装置を提供することを目的とする。 【構成】 試薬槽16が分離した複数のウェル17a〜
17fを有し、試薬注入ノズル14によって各ウェル1
7a〜17fに個別に試薬が注入される。保持ラック2
2に個別に保持された試料プレート20は対応するウェ
ル17に投入され、試料プレート20に載置された試料
に試薬が含浸され、生物組織の処理が行われる。そし
て、処理の終了した試薬は試薬吸引装置24によって吸
引される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、生物組織の処理装置、
特に免疫染色処理やISH(In Situ Hybri-dyzation)
処理を行う生物組織処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来において、動物や植物の組織切片あ
るいは菌の標本などのプレパラート標本を作製する場合
には、試料をスライドガラスに貼り付け、その貼り付け
た試料に対して脱水や染色等の各種の処理を行ってい
る。
【0003】通常、これらの処理は、20枚程度のスラ
イドガラスを金属製のラックに起立整列させ、種々の試
薬が入れられたガラス製の試薬槽にそのラック全体を浸
すことによって行う。そして、1つの試薬に対する処理
が終了した後、必要であれば、次の試薬が入った試薬槽
にラックが浸される。従来、このような種々の試薬によ
る処理によって所望の試料に関するプレパラート標本が
作製される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来方法では、第1に、多量の試薬が必要となるという問
題があった。
【0005】特に、免疫染色やISHなどを行う場合に
は、それらの処理に用いられる試薬は非常にコストが高
いので、処理の経済的条件に適合させるために、できる
だけ少量の試薬によって処理を行いたいという要請があ
る。しかし、従来の方法では、試薬の量を削減すること
は困難で、その要請を十分に満たすことができない。な
お、排液の量も多くなるため、環境面での問題も生じて
いる。
【0006】さらに、第2に、一連の処理過程において
一部の試料に異なる種類の試薬による処理が必要となる
場合には、ラックから一部のスライドグラスを取り外す
必要がある。また、ラックの形状によってスライドガラ
スの大きさが決まってしまうので、他種類の試料プレー
トを使用することができず、作業効率がきわめて悪いと
いう問題があった。
【0007】なお、遺伝子診断の分野の研究、検査の発
達を背景として、処理すべき試料の量が年々著しく増大
しているが、標本の量が多くなればなるほど上記の問題
が大きくなり、根本的な解決策が要望されていた。
【0008】また、本件出願人等は先の出願、特願平6
−243604号において、浅い井戸状のウェルを複数
個有する試料プレートを用いて、使用する試薬を低減す
ることのできる生物組織処理装置及び方法を提案してい
るが、スライドガラスに代わるガラス製のプレートにウ
ェルを形成する場合、エキシマレーザーやサンドブラス
ト等の加工手段を利用する必要があり、試料プレートの
コストが上昇しディスポーザブル性に乏しいという問題
があった。
【0009】さらに、ニワトリの胚やカエルの卵等は切
片化することなくそのままの状態で染色等を行う、いわ
ゆるホールマウントISHが頻繁に行われるが、ホール
マウントISHの場合も上述と同様な問題があった。
【0010】本発明は、上記従来の課題に鑑みなされた
ものであり、生物試料の処理のための試薬量を少なくす
ると共に、ディスポーザブル性に優れたランニングコス
トの安い生物組織処理装置を提供することを目的とす
る。
【0011】また、本発明は、多種の試薬を試料ごとに
容易に選択・交換することができる生物組織処理装置を
提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の発明は、生物組織を載置可能な試料
載置手段と、複数の試料載置手段を個別に保持可能な保
持ラックと、前記保持ラックに保持された試料載置手段
を個別に受入れ可能な複数のウェルを有する試薬槽と、
前記各ウェル内へ試薬を注入するための試薬注入手段
と、前記各ウェル内の試薬を吸引するための試薬吸引手
段と、を含み、前記ウェルごとに試薬の注入・吸引を行
い生物組織の試薬処理を行うことを特徴とする。
【0013】また、請求項2記載の発明は、前記試料載
置手段は、透明な板状の試料プレートであることを特徴
とする。
【0014】また、請求項3記載の発明は、前記試料載
置手段は、少なくとも底面に試薬通過可能なメッシュ部
を有するかご形状を呈する収納容器であることを特徴と
する。
【0015】また、請求項4記載の発明は、前記試薬槽
の温度を制御する温度制御手段を有することを特徴とす
る。
【0016】さらに、請求項5記載の発明は、前記試薬
槽内の試薬に振動を与える振動付与手段を有することを
特徴とする。
【0017】
【作用】本発明によれば、試薬槽が分離した複数のウェ
ルを有し、試薬注入手段によって各ウェルに個別に試薬
が注入される。保持ラックに個別に保持された試料載置
手段は対応するウェルに挿入され、試料載置手段に載置
された生物組織に試薬が含浸され、生物組織の処理が行
われる。そして、処理の終了した試薬は試薬吸引手段に
よって吸引される。従って、ウェルごとに試薬の注入・
吸引を行い生物組織の試薬処理を行うことが可能にな
り、標本作製の自由度が向上すると共に、試薬の使用量
を最小限にすることができる。
【0018】また、試料載置手段に透明な板状の試料プ
レートや少なくとも底面に試薬通過可能なメッシュ部を
有するかご形状を呈する収納容器を用いることによっ
て、標本作製の自由度が向上する。
【0019】さらに、試薬槽の温度を制御する温度制御
手段や試薬槽内の試薬に振動を与える振動付与手段を有
することにより、試薬の化学反応を促進し、効率的な生
物組織の処理を行うことができる。
【0020】
【実施例】以下、本発明の好適な実施例を図面に基づい
て説明する。
【0021】第1実施例.図1には、本発明に係る生物
組織処理装置の処理動作ごとの斜視図が示されている。
なお、図1は試料を載置・保持する試料載置手段として
透明な板状の試料プレートを用いた場合である。
【0022】図1に示すように、本実施例の生物組織処
理装置は、複数の試薬管10を立設保持する試薬テーブ
ル12と、試薬の分注を行う試薬注入ノズル14と、染
色等の処理を実際に行う試薬槽16と、試薬の温度調節
を行う温度制御装置18と、試料を載置した透明なガラ
ス材料等からなる試料プレート20を保持し、試薬槽1
6に対して試料プレート20を昇降させる保持ラック2
2と、処理の終了した試薬を吸引する試薬吸引装置24
等から構成されている。
【0023】前記試薬テーブル12は回転自在に構成さ
れ、起立保持された複数の試薬管10には、所望の液状
試薬が入れられている。また、試薬テーブル12の上方
にはレール26によって試薬注入ノズル14が上下左右
方向に移動自在に保持されており、この試薬注入ノズル
14によって試薬管10内の試薬が吸引され、試薬槽1
6に複数形成されているウェル17a〜17f(本実施
例では6個)内へ所定量の試薬を注入する。前記試薬槽
16に形成されているウェル17a〜17fは試料プレ
ート20とほぼ同じ形状で、その大きさは試料プレート
20をウェル17内の試薬に浸すことができる程度であ
り、例えば、20mm×40mm×1mmの試料プレー
ト20を保持ラック22が試料配置面を上にして水平に
保持する場合、ウェル17の大きさは後述する保持ラッ
ク22の支持部(フォーク)を考慮すると22mm×4
5mm×3mm程度になる。また、注入される試薬の量
は、試料プレート20上の試料が浸る程度が好ましい。
このように、試薬槽16を試料プレート20ごとのウェ
ル17に分離して該試料プレート20が許容する最小の
大きさにすることによって、試薬の注入量を必要最小限
にすることが可能になり、試薬の使用量を著しく削減す
ることができる。また、安価な試料プレートを生物組織
の処理にそのまま使用することができるので、ディスポ
ーザブル性に優れ、生物組織処理装置のランニングコス
トを下げることができる。
【0024】また、試薬注入ノズル14によって、ウェ
ル17a〜17fに異なる試薬を注入したり、複数の試
薬を同一ウェル内で混合することが可能になり、試薬処
理やプレパラート標本の作製の自由度が向上すると共
に、自動化を容易に行うことができる。
【0025】なお、試薬槽16は試薬の腐食を受けない
樹脂やガラス等の材質によって形成されることが望まし
い。
【0026】前記試薬槽16はプレートヒータ等を内蔵
した温度制御装置18の上に載置され、該温度制御装置
18によって、試薬槽16と共に試薬の加熱や冷却等の
温度調節を行い、試薬の化学的反応の促進や抑制、加熱
処理等を行う。
【0027】所定の試薬の注入が完了した試薬槽16は
温度制御装置18と共に、図示しない搬送機構によっ
て、試料プレート20を支持する保持ラック22の配置
位置に移動する。
【0028】保持ラック22は、図2に示すように試料
26を配置した試料プレート20ごとに2本のフォーク
22aを有し、該試料プレート20を保持している。ま
た、フォーク22aの先端部は試料プレート20の落下
を防止するために把持爪22bを備えている。フォーク
22aは試薬槽16のウェル17a〜17f内に試料プ
レート20を正確に導けるように各ウェル17a〜17
fに対応して配置されている。したがって、フォーク2
2aに載置可能な試料プレートであれば、その大きさは
任意に選択することが可能で、必要に応じて、大きな試
料プレートや小さな試料プレートを使用することができ
る。特に、小さな試料プレート、例えば10mm×10
mm程度の試料プレートを使用することも可能であり、
試料プレートの大きさに合わせて試薬槽16のウェル1
7の大きさを選択すれば、さらに試薬を経済的に使用す
ることができる。なお、前記試料26は生物組織の切片
であり、例えば植物や動物等が該当する。試料26の厚
さは例えば5μmである。
【0029】保持ラック22はリフト28によって、上
下移動可能であるので、各試料プレート20を所定のウ
ェル17a〜17f内にスムーズに導くことができる。
【0030】また、試料プレート20が試薬に浸された
状態で、保持ラック22の上下移動機構を利用して、フ
ォーク22aを上下に微小振動させることによって、試
薬を撹拌して試料に対して試薬の含浸を促進したり化学
反応を促進したりすることができる。なお、試薬槽16
を載置する温度制御装置18を上下左右に微小振動させ
ても同様の効果を得ることができる。
【0031】試薬による処理が終了した後、リフト28
によって保持ラック22を上昇させ、試薬槽16と温度
制御装置18は、図示しない搬送機構によって、試薬吸
引装置24の配置位置に移動する。試薬吸引装置24は
試薬槽16のウェル17ごとに図示しない吸引装置に接
続された吸引ノズル24aを有し、処理の終了した試薬
を吸引し、試薬を図示しない廃棄タンクまたはリサイク
ルタンクに導き、一連の生物組織の処理を終了する。こ
の後、同一の試料プレート20に対して次の試薬処理が
必要であれば、試薬槽16を試薬注入ノズル14の動作
位置に移動して、次の処理に使用する試薬の注入を行
い、前述と同じ手順で処理を行う。
【0032】なお、保持ラック22に設けられたフォー
ク22aは固定式として、保持ラック22の下降前に試
料プレート20を1枚ずつ装着してもよいが、複数のフ
ォーク22aを一体化した着脱自在なフォークユニット
を形成し、該フォークユニットを複数準備し、あらかじ
め試料プレート20をフォークユニットに載置して、保
持ラック22に装着するようにすれば、生物組織処理装
置の1サイクルの所要時間の短縮、いわゆるマシンタク
トを短縮することが可能になり、効率的な生物組織処理
を行うことができる。また、同一の試料に対して多種類
の試薬処理を行う場合、試薬交換時に試料の過剰な乾燥
が問題になる場合がある。この場合、試薬層を複数準備
して、試薬交換と試薬含浸とを並行して行えば、上記問
題を解消することができる。
【0033】また、フォーク22aを伸縮自在な二重構
造にして、スプリング等の付勢手段で、試料プレート2
0を把持する方向に付勢すれば、試料プレート20の着
脱を容易にすることができると共に、試料プレート20
の確実な把持を行うことができる。
【0034】なお、本実施例においては、フォーク22
aを有する保持ラック22について説明したが、試料プ
レート20の保持手段はこれに限定されることなく、例
えば試料プレート20を吸着パッドによって吸着保持し
たり、クランプによって把持しても同様の効果を得るこ
とができる。
【0035】また、本実施例では、試料載置面を上にし
て把持する構成を説明したが、試料が試料プレート20
に貼り付け可能な場合は把持姿勢は任意であり、試料載
置面を縦にして把持してもよい。この場合、試薬槽16
のウェル17の形状も把持姿勢に対応させることが好ま
しい。
【0036】第2実施例.図3は、ホールマウントIS
Hに本発明を適用した場合を説明する説明図であり、試
料載置手段として収納容器30を用いた場合であり、収
納容器30の形状に合わせて試薬槽32に形成されるウ
ェル34の形状が異なるのみで、他の試薬注入ノズルや
試薬吸引装置等の構成は第1実施例と同様であるため、
その説明は省略する。
【0037】収納容器30は少なくとも底面に試薬通過
可能なメッシュ部30aを有し、側面部は保持ラック2
2(図1参照)に接続されるアーム36が保持可能な側
壁部を有している。この側壁部は内部に収納する試料が
観察しやすいように透明のガラスやプラスチック等が好
ましい。また、この側壁部もメッシュ構造としても良
い。なお、アーム36は収納容器30を確実に保持でき
る構造であれば、これに限定されず、フックや接続手を
用いた構造でも良い。
【0038】収納容器30内部には試料38として、例
えばニワトリの胚やカエルの卵等がが収納されている。
【0039】第1実施例と同様に、試薬テーブル12に
立設保持された試薬管10から所望の試薬を試薬注入ノ
ズル14によって吸引し、試薬槽32のウェル34に注
入する。続いて、試薬槽32を保持ラック22の待機す
る位置に移動し、収納容器30をウェル34内に入れ
る。ウェル34内の試薬は試料38を完全に浸す程度に
注入されていれば十分である。なお、図3の場合、試料
38の大きさに対して収納容器30が十分大きく示され
ているが、試料38が収納できる程度の大きさで十分で
ある。試料38に対する試薬の含浸中は第1実施例と同
様に、温度制御装置による試薬の化学的反応の促進や抑
制、加熱処理等を行うと共に、アーム36や試料槽32
を上下に微小振動させて、試薬を撹拌して含浸を促進し
たり化学反応を促進したりしても良い。試薬による処理
が終了したら、試薬吸引処理等を第1実施例と同様に行
う。
【0040】このように試料38を切片化することなく
保持する収納容器30を用いて生物組織処理を行うこと
によって、当該試料38が発生段階において、どの部分
でどの程度遺伝子が発現しているかを3次元的に観察す
ることが可能になり、標本作製の自由度が向上すると共
に、試薬の使用量を最小限にすることができる。
【0041】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
試薬槽が分離した複数のウェルを有し、試薬注入手段に
よって各ウェルに個別に試薬が注入される。保持ラック
に個別に保持された試料載置手段は対応するウェルに挿
入され、試料載置手段に載置された試料に試薬が含浸さ
れ、生物組織の処理が行われる。そして、処理の終了し
た試薬は試薬吸引手段によって吸引される。従って、ウ
ェルごとに試薬の注入・吸引を行い生物組織の試薬処理
を行うことが可能になり、標本作製の自由度が向上する
と共に、試薬の使用量を最小限にすることができる。
【0042】また、試料載置手段に透明な板状の試料プ
レートや少なくとも底面に試薬通過可能なメッシュ部を
有するかご形状を呈する収納容器を用いることによっ
て、標本作製の自由度が向上する。
【0043】さらに、試薬槽の温度を制御する温度制御
手段や試薬槽内の試薬に振動を与える振動付与手段を有
することにより、試薬の化学反応を促進し、効率的な生
物組織の処理を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明にかかる生物試料処理装置の第1実施
例の全体構成を示す概念図である。
【図2】 本発明にかかる生物試料処理装置の第1実施
例の保持ラックのフォークを説明する説明図である。
【図3】 本発明にかかる生物試料処理装置の第2実施
例の保持ラック部分の構成を示す概念図である。
【符号の説明】
10 試薬管、12 試薬テーブル、14 試薬注入ノ
ズル、16,32 試薬槽、17a〜17f,34 ウ
ェル、18 温度制御装置、20 試料プレート、22
保持ラック、24 試薬吸引装置、26,38 試
料。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 生物組織を載置可能な試料載置手段と、 複数の試料載置手段を個別に保持可能な保持ラックと、 前記保持ラックに保持された試料載置手段を個別に受入
    れ可能な複数のウェルを有する試薬槽と、 前記各ウェル内へ試薬を注入するための試薬注入手段
    と、 前記各ウェル内の試薬を吸引するための試薬吸引手段
    と、 を含み、 前記ウェルごとに試薬の注入・吸引を行い生物組織の試
    薬処理を行うことを特徴とする生物組織処理装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の生物組織処理装置におい
    て、 前記試料載置手段は、透明な板状の試料プレートである
    ことを特徴とする生物組織処理装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の生物組織処理装置におい
    て、 前記試料載置手段は、少なくとも底面に試薬通過可能な
    メッシュ部を有するかご形状を呈する収納容器であるこ
    とを特徴とする生物組織処理装置。
  4. 【請求項4】 請求項1または請求項2または請求項3
    記載の生物組織処理装置において、 前記試薬槽の温度を制御する温度制御手段を有すること
    を特徴とする生物組織処理装置。
  5. 【請求項5】 請求項1または請求項2または請求項3
    または請求項4記載の生物組織処理装置において、 前記試薬槽内の試薬に振動を与える振動付与手段を有す
    ることを特徴とする生物組織処理装置。
JP7134851A 1995-06-01 1995-06-01 生物組織処理装置 Pending JPH08327513A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000321183A (ja) * 1999-05-12 2000-11-24 Aloka Co Ltd 生物組織の処理装置
JP2002116202A (ja) * 2000-08-22 2002-04-19 Leica Microsystems Nussloch Gmbh 被検物処理装置
JP2003519791A (ja) * 2000-01-14 2003-06-24 ラブ ビジョン コーポレイション 組織を自動染色する方法および装置
CN113125230A (zh) * 2021-04-21 2021-07-16 中国科学院深圳先进技术研究院 处理装置

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