JPH06276484A - 映像信号の記録方法 - Google Patents
映像信号の記録方法Info
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- JPH06276484A JPH06276484A JP6496293A JP6496293A JPH06276484A JP H06276484 A JPH06276484 A JP H06276484A JP 6496293 A JP6496293 A JP 6496293A JP 6496293 A JP6496293 A JP 6496293A JP H06276484 A JPH06276484 A JP H06276484A
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- Television Signal Processing For Recording (AREA)
- Compression Or Coding Systems Of Tv Signals (AREA)
- Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 一定長のシンクブロックの連続から成る、映
像信号の記録再生装置において、誤り伝播を抑え、か
つ、付加情報量の少ない映像信号の記録方法を提供する
ことを目的とする。 【構成】 シンクブロックは、同期パターン、識別情
報、位置情報、データ領域、パリティから構成される。
データ領域には、所定の単位の符号化データからなるセ
グメントを記録制御単位として記録する。このとき、ひ
とつのシンクブロックにおいて、前のシンクブロックに
全て書き込めなかったセグメントＳi-1が存在すると
き、それを記録し、その後に、新たに書き込むセグメン
トＳiのアドレス情報と符号化データとを記録する。ア
ドレス情報は、シンクブロック内に１以上書き込まず、
かつ、書き込まれたアドレス情報のシンクブロック内で
のバイト位置Ｘを位置情報で表す。
像信号の記録再生装置において、誤り伝播を抑え、か
つ、付加情報量の少ない映像信号の記録方法を提供する
ことを目的とする。 【構成】 シンクブロックは、同期パターン、識別情
報、位置情報、データ領域、パリティから構成される。
データ領域には、所定の単位の符号化データからなるセ
グメントを記録制御単位として記録する。このとき、ひ
とつのシンクブロックにおいて、前のシンクブロックに
全て書き込めなかったセグメントＳi-1が存在すると
き、それを記録し、その後に、新たに書き込むセグメン
トＳiのアドレス情報と符号化データとを記録する。ア
ドレス情報は、シンクブロック内に１以上書き込まず、
かつ、書き込まれたアドレス情報のシンクブロック内で
のバイト位置Ｘを位置情報で表す。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、映像信号をディジタル
記録する際の映像信号の記録方法に関するものである。
記録する際の映像信号の記録方法に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】映像信号を記録再生するディジタル映像
記録再生装置（ディジタルＶＴＲなど）を構成する際に
は、ディジタル映像信号の持つ情報量を削減する高能率
符号化技術を用いる場合がある。その高能率符号化技術
として、アダーマル変換や離散コサイン変換（ＤＣＴ）
などの直交変換を用い、さらに、直交変換して得られた
データの値の発生頻度に応じて符号長の異なる可変長符
号化を割り当てる手法がある。
記録再生装置（ディジタルＶＴＲなど）を構成する際に
は、ディジタル映像信号の持つ情報量を削減する高能率
符号化技術を用いる場合がある。その高能率符号化技術
として、アダーマル変換や離散コサイン変換（ＤＣＴ）
などの直交変換を用い、さらに、直交変換して得られた
データの値の発生頻度に応じて符号長の異なる可変長符
号化を割り当てる手法がある。
【０００３】映像信号の記録方法の従来例として、直交
変換符号化によって削減されたデータを可変長符号化し
てテープ上に記録する方法を説明する。テープ上の再生
時における最小同期単位として、一定のデータ量単位の
シンクブロックの区切って記録する場合を示す。図３に
上記シンクブロック内のデータ配置を示す。同図におい
て、シンクブロックは、同期パターン、シンクブロック
のトラック上に位置などを示す識別情報、高能率符号化
手段により得られた符号化データを記録するデータ領
域、シンクブロック内の誤り訂正用の符号語であるパリ
ティにより構成される。
変換符号化によって削減されたデータを可変長符号化し
てテープ上に記録する方法を説明する。テープ上の再生
時における最小同期単位として、一定のデータ量単位の
シンクブロックの区切って記録する場合を示す。図３に
上記シンクブロック内のデータ配置を示す。同図におい
て、シンクブロックは、同期パターン、シンクブロック
のトラック上に位置などを示す識別情報、高能率符号化
手段により得られた符号化データを記録するデータ領
域、シンクブロック内の誤り訂正用の符号語であるパリ
ティにより構成される。
【０００４】今、可変長符号化された符号化データを所
定のＤＣＴブロック分を集めた記録制御単位をセグメン
トとする。各セグメントの符号量は、入力映像信号によ
り、その符号量が異なる。よって、このセグメントが入
力映像信号の画面上のどの位置に対応するかの情報が必
要となる。そのために、データ領域は、このセグメント
の固有のアドレス情報とセグメントの符号化データとを
記録する。
定のＤＣＴブロック分を集めた記録制御単位をセグメン
トとする。各セグメントの符号量は、入力映像信号によ
り、その符号量が異なる。よって、このセグメントが入
力映像信号の画面上のどの位置に対応するかの情報が必
要となる。そのために、データ領域は、このセグメント
の固有のアドレス情報とセグメントの符号化データとを
記録する。
【０００５】以上の様な記録方法を用いることで、符号
量の異なるセグメント毎の符号化データを固定の記録領
域（シンクブロック）に分割して記録することができ
る。
量の異なるセグメント毎の符号化データを固定の記録領
域（シンクブロック）に分割して記録することができ
る。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
従来の方法では、あるシンクブロックに誤りが発生し、
かつ、その誤りが訂正不可能な場合、データ領域に記録
されたセグメントの終わりが識別出来ずに、後に続くセ
グメントに誤りが伝播してしまう。本発明は上記従来の
問題点を解決するもので、所定の領域に誤り伝播を抑
え、かつ、付加情報量を少なくして記録データ量を増加
させ画質改善が可能な映像信号の記録方法を提供するこ
とを目的とする。
従来の方法では、あるシンクブロックに誤りが発生し、
かつ、その誤りが訂正不可能な場合、データ領域に記録
されたセグメントの終わりが識別出来ずに、後に続くセ
グメントに誤りが伝播してしまう。本発明は上記従来の
問題点を解決するもので、所定の領域に誤り伝播を抑
え、かつ、付加情報量を少なくして記録データ量を増加
させ画質改善が可能な映像信号の記録方法を提供するこ
とを目的とする。
【０００７】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明の映像信号の記録方法は、一定長のシンクブロ
ックを、同期パターン、シンクブロックの識別情報、位
置情報、データ領域およびパリティで構成し、このデー
タ領域へ、所定の単位の符号データからなるセグメント
を記録単位として記録する際に、現在の記録対象となる
シンクブロックにおいて、ひとつ前のシンクブロックに
全て書き込めなかったセグメントの残りの符号化データ
を記録し、この符号化データの後に、新たに書き込むセ
グメントのアドレス情報と符号化データとを記録し、こ
のアドレス情報は、シンクブロック内にただ１つ付加
し、アドレス情報がシンクブロック内で書き込まれた位
置を、位置情報で表わす。
に本発明の映像信号の記録方法は、一定長のシンクブロ
ックを、同期パターン、シンクブロックの識別情報、位
置情報、データ領域およびパリティで構成し、このデー
タ領域へ、所定の単位の符号データからなるセグメント
を記録単位として記録する際に、現在の記録対象となる
シンクブロックにおいて、ひとつ前のシンクブロックに
全て書き込めなかったセグメントの残りの符号化データ
を記録し、この符号化データの後に、新たに書き込むセ
グメントのアドレス情報と符号化データとを記録し、こ
のアドレス情報は、シンクブロック内にただ１つ付加
し、アドレス情報がシンクブロック内で書き込まれた位
置を、位置情報で表わす。
【０００８】
【作用】本発明は上記した方法により、仮にひとつ前の
シンクブロック内で誤りが生じた場合でも、アドレス情
報の存在する位置が位置情報より求めることが可能と成
る。
シンクブロック内で誤りが生じた場合でも、アドレス情
報の存在する位置が位置情報より求めることが可能と成
る。
【０００９】
【実施例】以下、本発明の実施例について、図面を参照
しながら説明する。図１は本発明の第１の実施例におけ
る映像信号の記録方法を説明するための一同期単位であ
るシンクブロックにおける記録信号の配置を示す信号配
置図である。図１において、シンクブロックは、同期パ
ターン、シンクブロックのトラック上での位置などを表
わす識別信号、位置情報、高能率符号化手段により得ら
れた映像信号の符号化データを記録するデータ領域、シ
ンクブロック内の誤り訂正用符号語であるパリティによ
り構成される。
しながら説明する。図１は本発明の第１の実施例におけ
る映像信号の記録方法を説明するための一同期単位であ
るシンクブロックにおける記録信号の配置を示す信号配
置図である。図１において、シンクブロックは、同期パ
ターン、シンクブロックのトラック上での位置などを表
わす識別信号、位置情報、高能率符号化手段により得ら
れた映像信号の符号化データを記録するデータ領域、シ
ンクブロック内の誤り訂正用符号語であるパリティによ
り構成される。
【００１０】今、高能率符号化として、映像信号を所定
の大きさの画像ブロックに分割して離散コサイン変換
（ＤＣＴ）を行い、ＤＣＴされたデータに対し可変長符
号化を施すものとする。この可変長符号化された符号化
データを所定のＤＣＴブロック分を集めた記録制御単位
をセグメントとする。各セグメントの符号量は入力映像
信号により、その符号量は異なる。このセグメントの符
号化データを固定長のシンクブロック内のＸバイトから
成るデータ領域に記録する。
の大きさの画像ブロックに分割して離散コサイン変換
（ＤＣＴ）を行い、ＤＣＴされたデータに対し可変長符
号化を施すものとする。この可変長符号化された符号化
データを所定のＤＣＴブロック分を集めた記録制御単位
をセグメントとする。各セグメントの符号量は入力映像
信号により、その符号量は異なる。このセグメントの符
号化データを固定長のシンクブロック内のＸバイトから
成るデータ領域に記録する。
【００１１】現在の記録対象となるシンクブロックにお
いて、前のシンクブロックに全て書き込めなかったセグ
メントＳi-1の残りの符号化データをシンクブロックの
先頭より書き込む。セグメントＳi-1の残りの符号化デ
ータを全て書き込んだ後、セグメントＳiの固有のセグ
メント番号をアドレス生成値Ｌで除算し、その余りをｎ
ビットのアドレス情報として書き込み、続いて、セグメ
ントＳiの符号化データを書き込む。ここで、セグメン
ト番号ｉは、１フレーム分のセグメントに対して、０か
ら順番に割り当てられた整数値とする。
いて、前のシンクブロックに全て書き込めなかったセグ
メントＳi-1の残りの符号化データをシンクブロックの
先頭より書き込む。セグメントＳi-1の残りの符号化デ
ータを全て書き込んだ後、セグメントＳiの固有のセグ
メント番号をアドレス生成値Ｌで除算し、その余りをｎ
ビットのアドレス情報として書き込み、続いて、セグメ
ントＳiの符号化データを書き込む。ここで、セグメン
ト番号ｉは、１フレーム分のセグメントに対して、０か
ら順番に割り当てられた整数値とする。
【００１２】もし、セグメントＳiの符号化データが全
て、シンクブロック内に書き込めなかった場合、残りの
符号化データは次のシンクブロックに記録される。ま
た、セグメントＳiが全て、シンクブロック内に書き込
めた場合は、セグメントＳi+1の符号化データを続けて
記録する。よって、アドレス情報は、シンクブロック内
に新たなセグメントを記録する場合にのみ、ただ一つ記
録される。
て、シンクブロック内に書き込めなかった場合、残りの
符号化データは次のシンクブロックに記録される。ま
た、セグメントＳiが全て、シンクブロック内に書き込
めた場合は、セグメントＳi+1の符号化データを続けて
記録する。よって、アドレス情報は、シンクブロック内
に新たなセグメントを記録する場合にのみ、ただ一つ記
録される。
【００１３】また、アドレス情報の書き込まれたバイト
位置Ｂ、つまり、セグメントＳiが始まるバイト位置Ｂ
は、位置情報で表わす。ここで、位置情報は、シンクブ
ロック内のデータ領域がＸバイト（Ｘ＜２mの整数）と
して、アドレス情報の記録されているバイト位置情報を
ｍビットのデータとして持ち、かつ、アドレス情報が存
在しない場合は、Ｘ以上の値を示すデータとする。
位置Ｂ、つまり、セグメントＳiが始まるバイト位置Ｂ
は、位置情報で表わす。ここで、位置情報は、シンクブ
ロック内のデータ領域がＸバイト（Ｘ＜２mの整数）と
して、アドレス情報の記録されているバイト位置情報を
ｍビットのデータとして持ち、かつ、アドレス情報が存
在しない場合は、Ｘ以上の値を示すデータとする。
【００１４】今、仮にひとつ前のシンクブロック内に誤
りが発生し、かつ、その誤りが訂正不可能な場合、デー
タ領域に記録されたセグメントＳi-1の終わりが識別出
来なくなる。しかしながら、位置情報にセグメントＳi
の開始位置、つまり、アドレス情報のバイト位置Ｂがあ
るので、セグメントＳiは、バイト位置Ｂより、復号を
行うことが出来る。よって、セグメントＳi-1に生じた
誤りは影響せず、セグメントＳiで抑えられる。
りが発生し、かつ、その誤りが訂正不可能な場合、デー
タ領域に記録されたセグメントＳi-1の終わりが識別出
来なくなる。しかしながら、位置情報にセグメントＳi
の開始位置、つまり、アドレス情報のバイト位置Ｂがあ
るので、セグメントＳiは、バイト位置Ｂより、復号を
行うことが出来る。よって、セグメントＳi-1に生じた
誤りは影響せず、セグメントＳiで抑えられる。
【００１５】以上本実施例によれば、あるシンクブロッ
クに誤りが発生し、かつ、その誤りが訂正不可能な場
合、データ領域に記録されたセグメントの終わりが識別
できなくとも、位置情報からアドレス情報が記録された
バイト位置が判別可能と成り、その誤り伝播をアドレス
情報が記録されたセグメントで抑えることができる。ま
た、付加情報量としては、位置情報と新たに書き込まれ
るセグメントが存在する場合に付加されるアドレス情報
だけである。
クに誤りが発生し、かつ、その誤りが訂正不可能な場
合、データ領域に記録されたセグメントの終わりが識別
できなくとも、位置情報からアドレス情報が記録された
バイト位置が判別可能と成り、その誤り伝播をアドレス
情報が記録されたセグメントで抑えることができる。ま
た、付加情報量としては、位置情報と新たに書き込まれ
るセグメントが存在する場合に付加されるアドレス情報
だけである。
【００１６】次に、本発明の第２の実施例における映像
信号の記録方法を説明する。本実施例は、高能率符号化
手段として、フレーム内符号化をＮ（Ｎ＞１の整数）フ
レーム周期に一回行い、Ｎフレーム分の符号化データを
Ｍシンクブロックに記録するフレーム間符号化装置にお
いて、フレーム内符号化データをＫ（Ｋ＜Ｍの整数）シ
ンクブロック内に記録し、Ｋシンクブロック内に記録出
来なかった残りのフレーム内符号化データとＮ−１フレ
ーム分のフレーム間符号化データをＭ−Ｋシンクブロッ
ク内に書き込む方法である。
信号の記録方法を説明する。本実施例は、高能率符号化
手段として、フレーム内符号化をＮ（Ｎ＞１の整数）フ
レーム周期に一回行い、Ｎフレーム分の符号化データを
Ｍシンクブロックに記録するフレーム間符号化装置にお
いて、フレーム内符号化データをＫ（Ｋ＜Ｍの整数）シ
ンクブロック内に記録し、Ｋシンクブロック内に記録出
来なかった残りのフレーム内符号化データとＮ−１フレ
ーム分のフレーム間符号化データをＭ−Ｋシンクブロッ
ク内に書き込む方法である。
【００１７】フレーム間符号化装置において、フレーム
内符号化データとフレーム間符号化データとの符号量比
は、入力映像信号により異なるので、記録領域を固定に
することが難しい。しかしながら、所定量のフレーム内
符号化データは、復号を容易にするためにシンクブロッ
クとセグメントとを対応されることが望ましい。よっ
て、ここでは、フレーム内符号化データを記録するＫシ
ンクブロック内の記録方法は、フレーム内符号化データ
のセグメントとシンクブロックとが一対一に対応付けた
記録方法とする。そして、前記Ｋシンクブロック内に記
録出来なかったフレーム内符号化データとＮ−１フレー
ム分のフレーム間符号化データとの記録方法を以下に示
す。
内符号化データとフレーム間符号化データとの符号量比
は、入力映像信号により異なるので、記録領域を固定に
することが難しい。しかしながら、所定量のフレーム内
符号化データは、復号を容易にするためにシンクブロッ
クとセグメントとを対応されることが望ましい。よっ
て、ここでは、フレーム内符号化データを記録するＫシ
ンクブロック内の記録方法は、フレーム内符号化データ
のセグメントとシンクブロックとが一対一に対応付けた
記録方法とする。そして、前記Ｋシンクブロック内に記
録出来なかったフレーム内符号化データとＮ−１フレー
ム分のフレーム間符号化データとの記録方法を以下に示
す。
【００１８】図２は本発明の第２の実施例における映像
信号の記録方法を説明するための一同期単位であるシン
クブロックにおける記録信号の配置を示す信号配置図で
ある。前記Ｍ−Ｋ個のシンクブロックは、図２に示すよ
うに第１の実施例とほぼ同様である。異なるのは、ステ
ータス情報として、そのシンクブロックが、Ｎフレーム
周期のどのフレームのデータかを示すｋビットの情報が
存在する点である。ここで、ｋは、２k≧Ｎとする。例
えば、Ｎ＝２とすと、ｋは１ビットの情報である。この
ステータス情報により、記録方法が同一でも、シンクブ
ロック内の符号化データのフレーム番号を識別可能とす
る。
信号の記録方法を説明するための一同期単位であるシン
クブロックにおける記録信号の配置を示す信号配置図で
ある。前記Ｍ−Ｋ個のシンクブロックは、図２に示すよ
うに第１の実施例とほぼ同様である。異なるのは、ステ
ータス情報として、そのシンクブロックが、Ｎフレーム
周期のどのフレームのデータかを示すｋビットの情報が
存在する点である。ここで、ｋは、２k≧Ｎとする。例
えば、Ｎ＝２とすと、ｋは１ビットの情報である。この
ステータス情報により、記録方法が同一でも、シンクブ
ロック内の符号化データのフレーム番号を識別可能とす
る。
【００１９】Ｍ−Ｋシンクブロックに書き込むフレーム
内符号化データとフレーム間符号化データとは、各々所
定の単位の符号化データから成るセグメントを構成し
て、そのセグメント単位にシンクブロック内のデータ領
域に記録される。よって、その記録方法および誤り伝播
の止まり方は第１の実施例の説明と同様である。以上本
実施例によれば、あるシンクブロックに誤りが発生し、
かつ、その誤りが訂正不可能な場合、データ領域に記録
されたセグメントの終わりが識別できなくとも、位置情
報からアドレス情報が記録されたバイト位置が判別可能
と成り、その誤り伝播はアドレス情報が記録されたセグ
メントで抑えることが出来る。また、付加情報量として
は、位置情報と新たに書き込まれるセグメントが存在す
る場合に付加されるアドレス情報だけである。また、ス
テータス情報により、シンクブロック内に記録されるセ
グメントの符号化データがフレーム内符号化されたデー
タかフレーム間符号化されたデータかを識別できる。
内符号化データとフレーム間符号化データとは、各々所
定の単位の符号化データから成るセグメントを構成し
て、そのセグメント単位にシンクブロック内のデータ領
域に記録される。よって、その記録方法および誤り伝播
の止まり方は第１の実施例の説明と同様である。以上本
実施例によれば、あるシンクブロックに誤りが発生し、
かつ、その誤りが訂正不可能な場合、データ領域に記録
されたセグメントの終わりが識別できなくとも、位置情
報からアドレス情報が記録されたバイト位置が判別可能
と成り、その誤り伝播はアドレス情報が記録されたセグ
メントで抑えることが出来る。また、付加情報量として
は、位置情報と新たに書き込まれるセグメントが存在す
る場合に付加されるアドレス情報だけである。また、ス
テータス情報により、シンクブロック内に記録されるセ
グメントの符号化データがフレーム内符号化されたデー
タかフレーム間符号化されたデータかを識別できる。
【００２０】なお、本発明のおける第１および第２の実
施例において、アドレス生成値Ｌについて、特に言及し
なかたが、アドレス情報は、１フレーム分のセグメント
数が、アドレス生成値Ｌ（Ｌ≦２n）より大きい場合、
１フレーム内で同じアドレス情報が存在するが、その繰
り返し周期を適当な大きさにすることで、アドレス情報
を誤ることなく削減出来るので、セグメント数によりア
ドレス生成値Ｌを適当な値にすればよい。
施例において、アドレス生成値Ｌについて、特に言及し
なかたが、アドレス情報は、１フレーム分のセグメント
数が、アドレス生成値Ｌ（Ｌ≦２n）より大きい場合、
１フレーム内で同じアドレス情報が存在するが、その繰
り返し周期を適当な大きさにすることで、アドレス情報
を誤ることなく削減出来るので、セグメント数によりア
ドレス生成値Ｌを適当な値にすればよい。
【００２１】
【発明の効果】以上のように本発明は、各シンクブロッ
クに対して、アドレス情報の記録位置を示す位置情報と
記録するアドレスの番号を示すアドレス情報とを付加す
ることで、訂正不可能な誤りによる誤り伝播はアドレス
情報の存在するセグメントで止めることができる。
クに対して、アドレス情報の記録位置を示す位置情報と
記録するアドレスの番号を示すアドレス情報とを付加す
ることで、訂正不可能な誤りによる誤り伝播はアドレス
情報の存在するセグメントで止めることができる。
【００２２】また、シンクブロック内の付加情報量とし
てのアドレス情報は、アドレス生成値で情報量が削減さ
れると共に、新たに書き込まれるセグメントがある場合
にのみ付加されるので、その情報量が少なくて済み、そ
の分のデータを映像信号の割り当てることができるので
画質も改善することができる。以上のように、本発明の
実用的効果は非常に大きいものである。
てのアドレス情報は、アドレス生成値で情報量が削減さ
れると共に、新たに書き込まれるセグメントがある場合
にのみ付加されるので、その情報量が少なくて済み、そ
の分のデータを映像信号の割り当てることができるので
画質も改善することができる。以上のように、本発明の
実用的効果は非常に大きいものである。
【図１】本発明の第１の実施例における映像信号の記録
方法を説明するための一同期単位であるシンクブロック
内の信号配置図
方法を説明するための一同期単位であるシンクブロック
内の信号配置図
【図２】本発明の第２の実施例における映像信号の記録
方法を説明するための一同期単位であるシンクブロック
内の信号配置図
方法を説明するための一同期単位であるシンクブロック
内の信号配置図
【図３】従来の映像信号の記録方法を説明するための一
同期単位であるシンクブロック内の信号配置図
同期単位であるシンクブロック内の信号配置図
Claims (5)
- 【請求項１】 映像信号を高能率符号化した符号化デー
タを所定の数の固定長のシンクブロックに分割して記録
する方法であって、 前記シンクブロックは、同期パターン、シンクブロック
の識別情報、位置情報、データ領域およびパリティで構
成し、 前記データ領域へ、所定の単位の符号化データからなる
セグメントを一記録単位として記録する際に、現在の記
録対象となるシンクブロックにおいて、ひとつ前のシン
クブロックからの連続するセグメントの符号化データを
前記データ領域の先頭より記録し、 前記符号化データに続き、新たに書き込むセグメントの
アドレス情報を記録し、 前記アドレス情報に続き、新たに書き込むセグメントの
符号化データを記録し、 前記アドレス情報は、シンクブロック内に新たに書き込
む最初のセグメントに対してのみ付加し、 前記アドレス情報が前記記録対象のシンクブロック内に
書き込まれた位置を、前記位置情報で表わすことを特徴
とする映像信号の記録方法。 - 【請求項２】 高能率符号化手段として、フレーム内符
号化をＮフレーム周期に一回行い、Ｎフレーム分の符号
化データをＭシンクブロックに記録するフレーム間符号
化装置において、フレーム内符号化データをＫ（Ｋ＜Ｍ
の整数）シンクブロック内に記録し、Ｋシンクブロック
内に記録出来なかった残りのフレーム内符号化データと
Ｎ−１フレーム分のフレーム間符号化データとをＭ−Ｋ
シンクブロックに書き込む方法であって、 前記Ｍ−Ｋ個のシンクブロックは、各々、同期パター
ン、シンクブロックの識別情報、ステータス情報、位置
情報、データ領域およびパリティで構成し、 前記データ領域に記録する符号化データがフレーム内符
号化データかフレーム間符号化データかを示す情報を前
記ステータス情報として記録し、 前記データ領域へ、所定の単位の符号化データからなる
セグメントを一記録単位として記録する際に、現在の記
録対象となるシンクブロックにおいて、ひとつ前のシン
クブロックからの連続するセグメントの符号化データを
前記データ領域の先頭より記録し、 前記符号化データに続き、新たに書き込むセグメントの
アドレス情報を記録し、 前記アドレス情報に続き、新
たに書き込むセグメントの符号化データを記録し、 前記アドレス情報は、シンクブロック内に新たに書き込
む最初のセグメントに対してのみ付加し、 前記アドレス情報がシンクブロック内で書き込まれた位
置を、前記位置情報で表わすことを特徴とする映像信号
の記録方法。 - 【請求項３】 アドレス情報は、１フレーム単位でのセ
グメント数をアドレス生成値Ｌ（Ｌ≦２nの整数）で除
算した余りをｎビットのデータとすることを特徴とする
請求項１または２記載の映像信号の記録方法。 - 【請求項４】 データ領域をＸ（Ｘ＜２mの整数）バイ
トとして、位置情報は、アドレス情報が付加されている
場合に前記アドレス情報の記録されている前記データ領
域内のバイト位置をｍビットのデータとして持ち、アド
レス情報が付加されない場合にＸ以上の値を示すｍビッ
トのデータとして持つことを特徴とする請求項１または
２記載の映像信号の記録方法。 - 【請求項５】 現在の記録対象となるシンクブロックに
おいて、ひとつ前のシンクブロックからの連続するセグ
メントの符号化データが存在しない場合に、新たに書き
込むセグメントのアドレス情報をデータ領域の先頭から
記録することを特徴とする請求項１または２記載の映像
信号の記録方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6496293A JPH06276484A (ja) | 1993-03-24 | 1993-03-24 | 映像信号の記録方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6496293A JPH06276484A (ja) | 1993-03-24 | 1993-03-24 | 映像信号の記録方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06276484A true JPH06276484A (ja) | 1994-09-30 |
Family
ID=13273185
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6496293A Pending JPH06276484A (ja) | 1993-03-24 | 1993-03-24 | 映像信号の記録方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06276484A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5819040A (en) * | 1995-06-09 | 1998-10-06 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Image processing system for transferring electronic document and paper document as single mail |
-
1993
- 1993-03-24 JP JP6496293A patent/JPH06276484A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5819040A (en) * | 1995-06-09 | 1998-10-06 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Image processing system for transferring electronic document and paper document as single mail |
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