JPH06276171A - デジタル受信機、特に時分割多元接続受信機用の自動利得制御法および該方法を実施する装置 - Google Patents

デジタル受信機、特に時分割多元接続受信機用の自動利得制御法および該方法を実施する装置

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JPH06276171A
JPH06276171A JP5325060A JP32506093A JPH06276171A JP H06276171 A JPH06276171 A JP H06276171A JP 5325060 A JP5325060 A JP 5325060A JP 32506093 A JP32506093 A JP 32506093A JP H06276171 A JPH06276171 A JP H06276171A
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Japan
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gain
sample
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smin
smax
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JP5325060A
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Frederic Gourgue
フレデリツク・グルグ
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Alcatel CIT SA
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Alcatel Radiotelephone SA
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Publication date
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    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03GCONTROL OF AMPLIFICATION
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    • H03G3/20Automatic control
    • H03G3/30Automatic control in amplifiers having semiconductor devices
    • H03G3/3052Automatic control in amplifiers having semiconductor devices in bandpass amplifiers (H.F. or I.F.) or in frequency-changers used in a (super)heterodyne receiver
    • H03G3/3078Circuits generating control signals for digitally modulated signals
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03GCONTROL OF AMPLIFICATION
    • H03G1/00Details of arrangements for controlling amplification
    • H03G1/0005Circuits characterised by the type of controlling devices operated by a controlling current or voltage signal
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  • Time-Division Multiplex Systems (AREA)
  • Communication Control (AREA)
  • Numerical Control (AREA)
  • Exchange Systems With Centralized Control (AREA)
  • Sorption Type Refrigeration Machines (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 デジタル受信機用の雑音も遅延ももたらさな
い低廉な自動利得制御法および該方法を実行する装置を
提供する。 【構成】 増幅器2手段を含むデジタル受信機(1)用
の自動利得制御法は、− 所定のサンプリング周波数で
増幅器手段の出力信号[s(t)]をサンプリングする
段階と、− 各サンプルについて、サンプルの絶対値を
それぞれ所定の最大限界値および最小限界値と比較する
ことを含む、得られたサンプルの処理段階と、− サン
プルが最大範囲(−SMAX、+SMAX)の範囲外に
ある場合には、利得(G)を所定の低減レベルに減少さ
せ、所定数の連続する複数のサンプルが最小範囲(−S
MIN、+SMIN)内に含まれる場合には、利得
(G)を所定の増大レベルに増大させるように、各サン
プル処理の後で実行される増幅器手段の利得調整段階と
を含んでいる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、デジタル受信機、特に
時分割多元接続(AMRT)受信機用の自動利得制御法
に関する。
【0002】
【従来の技術】受信されたデジタルフィールドは、多か
れ少なかれ隔たった発信機群から順番に送出されたデー
タパケットから構成されている。連続する二つのパケッ
トは、受信部で例えば90dBという高レベルの偏差を
有し得る。受信増幅器の利得は、信号レベルが増幅器に
接続されているデータ処理システムの動的領域内に含ま
れるように調整されねばならない。
【0003】データパケットは、例えば、− 28マイ
クロ秒の持続時間を有し、軽度のオーバーシュート可能
性を有する電力上昇ランプと、− 下記に「有効期間」
(periode utile)と称されている、電力が一定である
と共に情報が伝送される時間が542.8マイクロ秒で
ある期間と、− 28マイクロ秒の持続時間の電力を有
する低下ランプとを含んでいる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】データパケットの電力
低下ランプは、それに続くパケットの電力上昇ランプと
部分的にオーバラップすることが可能である。しかし、
受信システムの利得は、有効期間の信号レベルを受信機
の前に位置する処理システムの動的領域内に戻すため
に、各データパケットの到着時に調整されねばならな
い。該利得は、ベースバンドの処理機能を最大にするた
めに有効期間の受信の間一定に保たれなければならな
い。
【0005】現在までのところ、この問題に対処するた
めの第1の解決法は、異なる利得を有し且つ並行して作
動する複数の受信増幅器を設けることであった。各増幅
器の出力がサンプリングされ且つ記憶され、記憶された
最良の結果を選択機構が選択するようになっていた。も
う一つの解決法は、遅延線の上流で受信された信号を採
取し、該信号の強度を分析し且つ遅延線の出力で該信号
を適切に増幅するために増幅器の利得を調整する装置に
よって制御された増幅器に接続する遅延線を使用するこ
とであった。
【0006】複数の増幅器の使用を必要とする選択技術
は高くつく。しかし、増幅器に接続する遅延線の使用は
雑音および遅延を発生させる。
【0007】本発明の目的は、既存の方法より費用がか
からず、雑音も遅延ももたらさない自動利得制御法を提
供することによってこれらの欠点を改善することであ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、入力信
号を受信する調整可能な利得増幅器手段を含む、デジタ
ル受信機、特に時分割多元接続(AMRT)デジタル受
信機用の自動利得制御法は、− 所定のサンプリング周
波数による増幅器手段の出力信号のサンプリング段階
と、− 各サンプルについて、サンプルの絶対値をそれ
ぞれ最大範囲(−SMAX、+SMAX)および最小範
囲(−SMIN、+SMIN)に関連付けられた所定の
最大限界値および最小限界値と比較することを含む、得
られたサンプルの処理段階と、− サンプルが最大範囲
(−SMAX、+SMAX)の範囲外にある場合には、
利得を所定の低減レベルに減少させ、所定数の連続する
複数のサンプルが最小範囲(−SMIN、+SMIN)
内に含まれる場合には、利得を所定の増大レベルに増大
させるように、各サンプル処理の後で実行される増幅器
手段の利得調整段階とを含むことを特徴としている。
【0009】本発明による方法の第1の実施態様によれ
ば、各サンプルを四つの限界値、即ち、最大限界値およ
び最小限界値ならびに該限界値の各々とは反対の符号の
限界値と比較する。
【0010】本発明による方法の第2の実施態様によれ
ば、各サンプルの絶対値を決定し、次いで該絶対値を最
大限界値および最小限界値と比較する。
【0011】本発明の他の側面によれば、入力信号を受
信する調整可能な利得増幅器手段を含む、本発明による
方法を実施する、デジタル受信機、特に時分割多元接続
(AMRT)デジタル受信機用の自動利得制御装置は、
所定のサンプリング周波数により増幅器手段の出力信号
をサンプリングするための手段と、限界値の検出情報を
生成するために、得られた各サンプルの絶対値をそれぞ
れ最大限界値および最小限界値と比較する手段と、該比
較する手段と協働し、サンプルが最大範囲(−SMA
X、+SMAX)の範囲外にあると認められた場合には
利得を所定の低減レベルに減少させ、所定数の複数の信
号が最小範囲(−SMIN、+SMIN)内に含まれて
いる場合には利得を所定の増大レベルに増大させる増幅
器手段の利得を調整するための手段とを含んでいる。
【0012】従って本発明は、集積回路において自動利
得制御装置の統合を可能にすると共に、負帰還ループ用
の非常に単純な検出器を使用するという利点を有してい
る。その上、システムの安定性は本発明による方法によ
って実施される制御論理によって増大する。さらに、G
SMにおいてビット周期の間に90dBの訂正が得ら
れ、本発明による方法は電力ではなく電圧によって作動
し、それによって自動利得制御速度が増大する。
【0013】本発明の他の特徴および利点は、非限定的
な例として示されている添付図面および下記の説明によ
りさらに明らかにされるであろう。
【0014】
【実施例】本発明による方法および関連装置の実施例に
ついて説明する。
【0015】本発明による自動利得制御装置1におい
て、中間周波数(IF)で作動する増幅器2は、連続す
るデータパケットの形態のアナログ信号e(t)を受信
すると共に、その出力は入力にサンプリング装置5が置
かれている二つの限界値(最大および最小)信号の増幅
検出器4に接続されている。さらにアナログ/デジタル
変換器6も増幅器2の出力に置かれて下流で処理を受け
るデジタルデータユニットNを送出する。検出器4の出
力に集められたサンプルは、全ての発振リスクを防止す
るように増幅器2の利得を調整する制御論理装置3に供
給される。
【0016】例えば、本発明による方法を具体化し且つ
制御論理装置3の上流で実行される制御アルゴリズム
は、− サンプルの絶対値が最大限界値SMAXを超え
る場合、即ち該サンプルが範囲(−SMAX、+SMA
X)の範囲外にある場合に、利得を3dBだけ減少させ
る段階と、− 連続する二つのサンプルが最小範囲(−
SMIN、+SMIN)内に含まれている場合には、利
得を3dBだけ増大させる段階とを含んでいる。
【0017】増幅器2の入力信号e(t)は、下記の形
式にモデル化可能である: − e(t)=A(t).sin[ω0t+ψ(t)] {ここで、A(t)は所定の電力のマスク、特に「GS
M05.05」のような勧告技術において勧められてい
るマスクに一致する}; − ω0は中間周波数IFの脈動である; − ψ(t)はデータストリームによって変調された位
相である。
【0018】本発明の実際の実施例として、A(t)の
変動はゆるやかで、例えば二つのサンプル間では、それ
は0.4dBより小さく、中間周波数は、例えば9.7
5MHzであり得る。
【0019】サンプリング装置5は、GSMの場合には
周波数記号(frequence symbole)の48倍である13
MHzの周波数Feで作動する。出力サンプルは、 − u(kTe)=sin[ω0kTe+ψ(kTe)] タイプのものである。
【0020】位相ψ(t)はGSMの場合には二つの記
号の間で最大でπ/2だけ変動するので、位相は二つの
サンプル間ではπ/96以下だけ変動する。それに対し
搬送波周波数に起因する位相変分ははるかに大きく、ω
0/Fe、即ち1.5πに等しい。
【0021】連続する二つのサンプル間の位相変分は
(サンプルkおよびk+1を例とすると)、 ω0Te+ψ[(k+1)Te]−ψ[(k−1)Te] となる。
【0022】変動は二つの項: − 中間周波数に起因する変動: ω0Te、即ちω0
Feと、 − データストリームによる変調に起因する変動: ψ[(k+1)Te]−ψ[(k−1)Te] とから構成されていることが認められる。
【0023】サンプリング周波数Feおよび中間周波数
(脈動ω0の)は、比率ω0/Feがπ/2の奇数倍であ
るように選択される。
【0024】さらに、連続する二つのサンプル間のデー
タストリームによる変動に起因する位相変分がπ/2に
対して無視できる程度であるように、受信入力信号の周
波数記号より高位のサンプリング周波数Feが選択され
る。
【0025】さらに、上記に規定されたような信号の振
幅A(t)が二つのサンプル間で徐々に変動するのに充
分なほど大きいサンプリング周波数Feを選択すること
が望ましい。
【0026】限界値検出器4は、二つの限界値:− 例
えば、受信機のベースバンド部の飽和レベル以下の6d
Bに位置し、周波数が高過ぎる信号、従って増幅器2の
高過ぎる利得を検出するための最大限界値と、− 例え
ば、最大限界値以下の10dBに位置し、信号の振幅が
不十分であるかどうか、従って増幅器2の利得が低すぎ
るかどうかを判定するための最小限界値SMINとに比
較して各サンプルの振幅の絶対値の評価をする。
【0027】制御論理装置3は、検出器4から供給され
た情報を解釈して、下記のアルゴリズムに従ってループ
の安定性を確保しながら増幅器2の利得を調整する: − サンプルの絶対値が最大限界値を超える場合には、
利得を3dBだけ減少させる; − 連続する二つのサンプルの絶対値が最小限界値より
小さい場合には、利得を3dBだけ増大させる; − どちらでもなければ、利得をそのままに保つ。
【0028】正弦入力信号の場合に上記のアルゴリズム
のシミュレーションの例を説明する: 発生可能な異な
る検出状況を考慮に入れると、e(t)=A.sin
(ω0t+ψ)となる。
【0029】図2Aを参照すると、信号の初期レベルが
最大限界値SMAXより大きい場合には、ピーク電圧A
と最大限界値との間の比率に応じた限界値の超過確率
が、図3の図表によって与えられる。該図表に示されて
いる確率の値は、角度π/2(規範π)だけ位相を回転
させる搬送波周波数と二つのサンプルとの間の最適比率
である。
【0030】その結果、0に近い値である|sin
[(ω0kT)]|は、図表の最終段の非常に高い確率
を説明づける、1に近い値である|sin[(ω0(k
+1)T)]|となる。高いサンプリング周波数は、搬
送波に起因するπ/2の位相差に比較して二つのサンプ
ル間の位相差をごく小さくするという結果をもたらすこ
とに留意すべきである。さらに、二つのサンプル間の振
幅A(t)の変動もごく小さい。
【0031】9.75MHzの搬送波周波数および13
MHzのサンプリング周波数に対応する図2Aに示され
ている例では、非限定的な例として、初期瞬間t=0に
おいては、増幅器2の利得Gは出力信号の振幅がSMA
Xより大きく且つ得られた第1のサンプルE0はほぼ0
に等しいものであると仮定する。瞬間t=Teにおいて
は、サンプルE1は限界値SMINとSMAXとの間に
含まれ、増幅器2の利得は不変である(利得変動△G=
0)。瞬間t=2Teにおいては、サンプルE2はSM
AXを超える係数を有しており、これによって増幅器2
の利得が3dBだけ減少し、その結果出力信号の振幅が
減少する。サンプルE3は最小限界値SMINと最大限
界値SMAXとの間に含まれている。従って利得は不変
である。続くサンプル、E4、E5、E6、E7も同様
に絶対値が範囲SMIN−SMAXの範囲の絶対値に含
まれている。一つのサンプルの場合には範囲(−SMI
N、+SMIN)内に含まれ得るが、連続する二つのサ
ンプルの場合には決してそうはなり得ない。それゆえ
に、利得Gはパケットの全持続時間に対して一定に保た
れる。
【0032】図2Bを参照すると、信号の初期レベルが
最小限界値SMINより小さい場合には、第1のサンプ
ルF0は範囲(−SMIN、+SMIN)に位置するこ
とは勿論であるが、本発明による自動利得制御装置は安
定性という理由で反応しない。第2のサンプルF1も同
様に範囲(−SMIN、+SMIN)に含まれる場合に
は、最小限界値SMIN以内の各新規のサンプルについ
て利得Gを3dBだけ増大させる。サンプルF2および
F3の場合のように、サンプルの絶対値が最小限界値S
MINを超える場合には、利得Gの増大は停止する。従
って、− 受信信号のピーク値が最小限界値SMINを
わずかに超えている場合には、連続する二つのサンプル
F4およびF5の場合のように、連続する二つのサンプ
ルの絶対値が限界値以下になる確率は非常に高く、従っ
て増幅器2の利得Gがさらに3dBだけ増大される場
合、および− 信号が最小限界値をすでにかなり、例え
ば少なくとも3dBほど超えている場合には、増幅器2
の利得が一定に保たれる場合という二つの場合があり得
る。
【0033】図2Bに示されている場合には、連続する
二つのサンプルF8、F9の絶対値が最小限界値SMI
Nより小さいので、出力信号の振幅を適切に安定させる
ために増幅器2の利得の第3の調整が必要とされる。
【0034】信号の初期レベルが二つの限界値、最小限
界値SMINと最大限界値SMAXとの間に含まれてい
る場合には、最大限界値を超える確率はゼロであり、最
小限界値以下になる確率は図3の図表で与えられる。信
号のピーク値が少なくとも最小限界値SMINを3dB
だけ超える場合には、連続する二つのサンプルの絶対値
が限界値以下である確率はゼロになるので、利得は変動
しない。ピーク値が最小限界値SMINを3dBに満た
ないだけ超える場合には、連続する二つのサンプルの絶
対値は限界値より小さくなり得、それによって、本発明
による方法で利得が3dBだけ増大し、システムは安定
領域内で駆動する。
【0035】上記に示したシミュレーションの結果は、
本発明による自動利得制御法が大きな遅延を誘導するこ
となくレベル変動の回復を可能にすることを示してい
る。従って、ビット受信持続時間に亘って90dBの電
力ジャンプを訂正することが可能である。
【0036】本発明が上記に記載した実施例に限定され
ず、本発明の範囲を逸脱しなければ該実施例に多くの修
正が可能であることは勿論である。
【0037】従って、上記の最小および最大限界値は、
単に実施例としてのみ与えられており、関連受信機につ
いての特定の制約に応じて選択することが可能である。
さらに、増幅器の利得を増大させる以前の最小限界値以
下の連続サンプルの数は2より大きくてよい。しかし、
検出および比較限界値の数は、調整モードおよび追跡モ
ードのような多数のモードを得るために増幅器の調整段
階の値に増大させてよい。さらに搬送波周波数とサンプ
リング周波数との間またはビット周波数とサンプリング
周波数との間に他の比率を設けてもよい。
【0038】本発明による自動利得制御法はGSMおよ
びTETRAシステム用の受信機において有利に使用可
能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による自動利得制御装置を示す概略図で
ある。
【図2A】信号の初期レベルが最大限界値より大きい場
合に相当する図表である。
【図2B】信号の初期レベルが最小限界値より小さい場
合に相当する図表である。
【図3】振幅Aの正弦入力信号の場合に本発明による方
法を実行するアルゴリズムおよびサンプリング周波数の
調整用に必要な、それぞれ一つのサンプルの超過と連続
する二つのサンプルの中の少なくとも一つのサンプルの
超過との確率を示す図表である。
【符号の説明】
1 自動利得制御装置 2 増幅器 3 制御論理装置 4 検出器 5 サンプリング装置 6 アナログ/デジタル変換器

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力信号[e(t)]を受信する調整可
    能な利得増幅器手段を含む、デジタル受信機、特に時分
    割多元接続(AMRT)デジタル受信機用の自動利得制
    御法であって、 − 所定のサンプリング周波数による前記増幅器手段か
    らの出力信号[s(t)]のサンプリング段階と、 − 各サンプルにつき、サンプルの絶対値をそれぞれ最
    大範囲(−SMAX、+SMAX)および最小範囲(−
    SMIN、+SMIN)に関連付けられた所定の最大限
    界値(SMAX)および最小限界値(SMIN)と比較
    することを含む、得られたサンプルの処理段階と、 − サンプル(E2)が最大範囲(−SMAX、+SM
    AX)外にある場合には、利得(G)を所定の低減レベ
    ルに減少させ、所定数の連続する複数のサンプル(F
    0、F1;F4、F5;F8、F9)が最小範囲(−S
    MIN、+SMIN)内に含まれる場合には、利得
    (G)を所定の増大レベルに増大させるように、各サン
    プル処理の後で実行される増幅器手段の利得(G)の調
    整段階とを含むことを特徴とするデジタル受信機用の自
    動利得制御法。
  2. 【請求項2】 各サンプルを四つの限界値、即ち最大限
    界値および最小限界値ならびに該限界値の各々とは反対
    の符号の限界値と比較することを特徴とする請求項1に
    記載の方法。
  3. 【請求項3】 各サンプルの絶対値を決定し、次いで該
    絶対値を最大限界値および最小限界値と比較することを
    特徴とする請求項1に記載の方法。
  4. 【請求項4】 利得の増大に導く最小範囲(−SMI
    N、+SMIN)内に含まれる連続するサンプルの所定
    の数が2に等しいことを特徴とする請求項1から3のい
    ずれか一項に記載の方法。
  5. 【請求項5】 入力信号を受信する調整可能な利得増幅
    器手段を含み、請求項1から4のいずれか一項に記載の
    方法を実行する、デジタル受信機、特に時分割多元接続
    受信機用の自動利得制御装置であって、所定のサンプリ
    ング周波数(Fe)により前記増幅器手段からの出力信
    号[s(t)]をサンプリングするための手段と、限界
    値検出情報を生成させるために得られた各サンプルの絶
    対値をそれぞれ最大限界値(SMAX)および最小限界
    値(SMIN)と比較する手段と、該比較する手段と協
    働し、サンプルが最大範囲(−SMAX、+SMAX)
    外にある場合には前記利得(G)を所定の低減レベルに
    減少させ、所定数の連続する複数のサンプル(F0、F
    1;F4、F5;F8、F9)が最小範囲(−SMI
    N、+SMIN)内に含まれる場合には前記利得(G)
    を所定の増大レベルに増大させるための増幅器手段の利
    得を調整するための手段とを含むことを特徴とするデジ
    タル受信機用の自動利得制御装置。
  6. 【請求項6】 利得の低減および増大レベルがほぼ3d
    Bに等しいことを特徴とする請求項5に記載の装置。
  7. 【請求項7】 最小限界値(SMIN)が最大限界値
    (SMAX)からほぼ10dB下のところに位置するこ
    とを特徴とする請求項5または6に記載の装置。
  8. 【請求項8】 最大限界値(SMAX)が受信機のベー
    スバンド部の飽和レベルよりほぼ6dB下のところに位
    置することを特徴とする請求項5から7のいずれか一項
    に記載の装置。
  9. 【請求項9】 サンプリング周波数(Fe)および中間
    周波数(飽和ω0)を、比率ω0/Feをπ/2の奇数倍
    にするために、二つのサンプル間の搬送波に起因する位
    相変分をπ/2の奇数倍になるように選択し、さらに、
    二つのサンプル間でデータストリームによる搬送波の位
    相変調分がπ/2に対し無視できる程度であるように前
    記サンプリング周波数(Fe)を受信入力信号の周波数
    記号より非常に高く選択することを特徴とする請求項5
    から8のいずれか一項に記載の装置。
  10. 【請求項10】 サンプリング周波数(Fe)および中
    間周波数(飽和ω0)を、比率ω0/Feがπ/2の奇数
    倍になるように選択し、さらに前記サンプリング周波数
    (Fe)を、前記受信信号の包絡線が二つのサンプル間
    で徐々に変動するように受信入力信号の周波数記号より
    非常に高く選択することを特徴とする請求項5から8の
    いずれか一項に記載の装置。
JP5325060A 1992-12-23 1993-12-22 デジタル受信機、特に時分割多元接続受信機用の自動利得制御法および該方法を実施する装置 Pending JPH06276171A (ja)

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FR9215615A FR2699768B1 (fr) 1992-12-23 1992-12-23 Procédé de contrôle automatique de gain pour un récepteur numérique, notamment un récepteur à accès multiple à répartition dans le temps et dispositif pour sa mise en Óoeuvre.

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DE (1) DE69315417T2 (ja)
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