JP2001185969A - 自動利得調整装置、自動利得調整方法及び記録媒体 - Google Patents

自動利得調整装置、自動利得調整方法及び記録媒体

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JP2001185969A JP36829299A JP36829299A JP2001185969A JP 2001185969 A JP2001185969 A JP 2001185969A JP 36829299 A JP36829299 A JP 36829299A JP 36829299 A JP36829299 A JP 36829299A JP 2001185969 A JP2001185969 A JP 2001185969A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単な構成で、制御ループ内に遅延要素が含
まれていても高速に安定して出力信号の値を一定にする
ための自動利得調整装置及び自動利得調整方法を提供す
ることである。 【解決手段】 利得制御増幅部1は、検波平滑部5が出
力する制御信号により決まる増幅率で入力信号を増幅す
る。増幅された信号は信号処理部2での処理を経て利得
制御増幅部3に供給され、利得制御増幅部3は、検波平
滑部4及び5が出力する各制御信号のうち値が大きい方
の制御信号により決まる増幅率で、信号処理部2より供
給された信号を増幅し、出力信号として出力する。検波
平滑部4及び5は、それぞれ、出力信号を整流及び平滑
化して、平滑化の結果得られる信号を制御信号として出
力する。ただし、検波平滑部4は、検波平滑部5より小
さな時定数で平滑化を行う。比較部6は、検波平滑部4
及び5が出力する各制御信号のうち値が大きい方を選択
して利得制御増幅部3へと供給する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、自動利得調整装
置及び自動利得調整方法に関する。
【0002】
【従来の技術】レベルが変化しやすい信号を、レベルが
一定になるようにして処理するための自動利得制御装置
が知られている。自動利得制御装置は、例えば図3に示
すように、利得制御増幅器101及び103と、信号処
理部102と、検波平滑回路104とを備えている。
【0003】外部から利得制御増幅器101へと供給さ
れた入力信号は、利得制御増幅器101に供給されてい
る制御信号が指定する増幅率で増幅されて信号処理部1
02へと供給される。信号処理部102に供給された信
号は信号処理部102により所定の処理を施された上
で、利得制御増幅器103に供給される。利得制御増幅
器103へと供給された信号は、利得制御増幅器103
に供給されている制御信号が指定する増幅率で増幅さ
れ、この自動利得制御装置の出力信号として出力され
る。
【0004】一方、利得制御増幅器103により増幅さ
れた信号は、検波平滑回路104にも供給され、検波平
滑回路104は、自己に供給された信号を検波して平滑
化し、平滑化により得られた信号を、制御信号として、
利得制御増幅器101及び103に供給する。そして、
利得制御増幅器101及び103は、各自に供給された
制御信号のレベルが大きいほど小さい増幅率で増幅する
ものであるものとする。
【0005】図3の自動利得制御装置においては、入力
信号のレベルが増大すると利得制御増幅器101及び1
03の増幅率が低下し、入力信号のレベルが減少すると
利得制御増幅器101及び103の増幅率が増大する。
従って、利得制御増幅器101及び103の利得に負帰
還が加えられ、出力信号のレベルが一定に保たれる。
【0006】そして、入力信号のレベルが変動してから
出力信号のレベルが一定レベルに収束するまでの時間
は、検波平滑回路104が平滑化を行う時定数が小さい
ほど(すなわち、検波平滑回路104に一定レベルの信
号の供給が開始されてから、検波平滑回路104が出力
する制御信号が一定レベルに収束するまでの時間が小さ
いほど)、短くなる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、信号処理部1
02が、信号を遅延させる場合、出力信号のレベル変動
に対する利得制御増幅器101の増幅率の変化が直ちに
は出力信号のレベルに反映されないので、検波平滑回路
104による平滑化の時定数が小さいと、過制御が生じ
易くなる。このため、出力信号のレベルが一定レベルに
収束しなくなって出力信号に歪みが生じたり、出力信号
が発振したりする、等の問題が発生する。
【0008】一方、検波平滑回路104による平滑化の
時定数を大きくするほど、過制御の問題は起きにくい。
しかし、検波平滑回路104による平滑化の時定数を大
きくするほど、出力信号が一定レベルに収束するまでの
時間が長くなるので、入力信号のレベルの速い変化に追
随できず、出力信号のレベルを一定レベルに保つという
目的を達成できなくなる。
【0009】出力信号に歪みが生じたり、出力信号を一
定レベルに保てなくなるという上述の問題を解決する手
法としては、特開平9−64672号公報に開示されて
いる手法が考えられる。特開平9−64672号公報の
手法にかかる構成の自動利得制御装置は、例えば、図4
に示すように、可変利得増幅器201と、乗算器202
及び203と、制御電圧生成回路204及び205と、
変換制御回路206と、スイッチ207及び208と、
信号処理部209とより構成される。
【0010】図4に示す構成において、入力端に供給さ
れた信号は、可変利得増幅器201により増幅され、遅
延的成分を含む信号処理部209を経て、乗算器202
及び203に供給される。乗算器202は、可変利得増
幅器201より供給された信号の電圧と制御電圧生成回
路204より供給される制御電圧との乗算結果を表す出
力信号を出力する。乗算器203は、可変利得増幅器2
01より供給された信号の電圧レベルとスイッチ207
より供給される制御電圧のレベルとの乗算結果を表す出
力信号を出力する。
【0011】制御電圧生成回路204は、乗算器202
が出力する乗算結果を整流し、整流した結果を積分し
て、積分の結果を表す信号を、制御電圧として出力し、
この制御電圧を乗算器202に供給する。制御電圧生成
回路205は、乗算器202が出力する乗算結果を整流
し、整流した結果を積分して、積分の結果を表す信号
を、制御電圧として出力する。
【0012】スイッチ207は、変換制御回路206の
指示に従って、制御電圧生成回路204及び205が出
力する各制御電圧のいずれか一方を乗算器203に供給
する。スイッチ208は、変換制御回路206の指示に
従って、乗算器202及び203が出力する各信号のい
ずれか一方を出力信号として出力端より出力させる。
【0013】変換制御回路206は、制御電圧生成回路
204が行う積分の結果が所定のしきい値レベルを超え
たか否かを判別する。そして、超えたと判別したとき、
制御電圧生成回路205が出力する制御電圧が乗算器2
03に供給されるようスイッチ207を制御し、また、
乗算器203が出力する信号が出力信号となるようスイ
ッチ208を制御する。一方、超えていないと判別した
とき、制御電圧生成回路204が出力する制御電圧が乗
算器203に供給されるようスイッチ207を制御し、
また、乗算器202が出力する信号が出力信号となるよ
うスイッチ208を制御する。
【0014】しかし、図4の構成は複雑であって、構成
の大型化を招き、保守や調整が容易でない。また、図4
の構成においては、スイッチ208の切替時に出力信号
が途切れるという問題が生じる。また、図4の構成で
は、出力信号のレベルが急激に増大した場合、制御電圧
生成回路204が乗算器202の出力信号を積分した結
果が直ちにしきい値レベルに達しないために、出力信号
のレベルを速やかに一定レベルに収束させることができ
ない場合がある。
【0015】この発明は上記実状に鑑みてなされたもの
で、簡単な構成で、制御ループ内に遅延要素が含まれて
いても高速に安定して出力信号のレベルを一定にするた
めの自動利得調整(制御)装置及び自動利得調整(制
御)方法を提供することを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、この発明の第1の観点にかかる自動利得調整装置
は、自己に供給された入力信号を、自己に供給された第
1の制御信号が指定する増幅率で増幅して出力する第1
の利得制御増幅手段と、前記第1の利得制御増幅手段が
出力した信号に所定の処理を施して得られる信号を取得
し、取得した信号を、自己に供給された第2の制御信号
が指定する増幅率で増幅し、処理結果を表す出力信号と
して出力する第2の利得制御増幅手段と、前記第2の利
得制御増幅手段が出力した出力信号を取得し、取得した
前記出力信号を検波して所定の第1の時定数を有する回
路により平滑化したものを表す第1の検波信号を出力す
る第1の検波平滑手段と、前記第2の利得制御増幅手段
が出力した前記出力信号を取得し、取得した前記出力信
号を検波して前記第1の時定数より長い第2の時定数を
有する回路により平滑化したものを表す第2の検波信号
を出力し、前記第2の検波信号を、前記第1の制御信号
として前記第1の利得制御増幅手段へと供給する第2の
検波平滑手段と、前記第1及び第2の検波信号を取得
し、取得した前記第1及び第2の検波信号のうち、レベ
ルが大きい方を、前記第2の制御信号として前記第2の
利得制御増幅手段へと供給する比較手段と、を備える、
ことを特徴とする。
【0017】このような自動利得調整装置の構成は簡単
であり、また、出力信号が途切れるという問題が生じな
い。また、出力信号のレベルが急激な増大を開始した場
合、第2の利得制御増幅手段の増幅率は、直ちに第1の
検波信号により指定される値となる。従って、このよう
な自動利得調整装置によれば、所定の処理が信号の遅延
を招くものであっても、出力信号のレベルを高速に且つ
安定して一定のレベルへと収束させる。
【0018】また、この発明の第2の観点にかかる自動
利得調整装置は、自己に供給された入力信号を、自己に
供給された第1の制御信号が示す増幅率で増幅して出力
する第1の利得制御増幅手段と、前記第1の利得制御増
幅手段が出力した信号に所定の処理を施して得られる信
号を取得し、取得した信号を、自己に供給された第2の
制御信号が示す増幅率で増幅し、処理結果を表す出力信
号として出力する第2の利得制御増幅手段と、前記第1
の利得制御増幅手段に前記第1の制御信号を供給し、前
記第2の利得制御増幅手段に前記第2の制御信号を供給
する制御手段と、を備え、前記制御手段は、前記第2の
利得制御増幅手段が出力した出力信号のレベルが増大し
たとき、自己が供給する前記第1及び第2の制御信号が
示す各増幅率を、前記第2の制御信号が示す増幅率が、
前記第1の制御信号が示す増幅率より速く一定値に収束
するようにして共に減少させる手段と、前記第2の利得
制御増幅手段が出力した出力信号のレベルが減少したと
き、自己が供給する前記第1及び第2の制御信号が示す
各増幅率を実質的に等しい速さで一定値に収束するよう
に増大させる手段と、を備える、ことを特徴とする。
【0019】このような自動利得調整装置の構成は簡単
であり、また、出力信号が途切れるという問題が生じな
い。また、出力信号のレベルが急激な増大を開始した場
合、第2の利得制御増幅手段の増幅率は、直ちに第2の
制御信号により示される値となる。従って、このような
自動利得調整装置によれば、所定の処理が信号の遅延を
招くものであっても、出力信号のレベルが高速に且つ安
定して一定のレベルへと収束する。
【0020】また、この発明の第3の観点にかかる自動
利得調整装置は、自己に供給された入力信号を増幅して
出力する第1の利得制御増幅手段と、前記第1の利得制
御増幅手段が出力した信号に所定の処理を施して得られ
る信号を増幅し、処理結果を表す出力信号として出力す
る第2の利得制御増幅手段と、より構成されており、前
記第1の利得制御増幅手段は、前記第2の利得制御増幅
手段が出力した出力信号のレベルが増大したとき自己の
増幅率を減少させ、前記出力信号のレベルが減少したと
き自己の増幅率を増大させる手段を備え、前記第2の利
得制御増幅手段は、自己が出力した前記出力信号のレベ
ルが増大したとき、前記第1の利得制御増幅手段の増幅
率より速く自己の増幅率を減少させ、前記出力信号のレ
ベルが減少したとき、前記第1の利得制御増幅手段の増
幅率と実質的に等しい速さで自己の増幅率を増大させる
手段を備える、ことを特徴とする。
【0021】このような自動利得調整装置の構成は簡単
であり、また、出力信号が途切れるという問題が生じな
い。また、出力信号のレベルが急激な増大を開始した場
合、第2の利得制御増幅手段の増幅率は、第1の利得制
御増幅手段の増幅率より速く減少する。従って、このよ
うな自動利得調整装置によれば、所定の処理が信号の遅
延を招くものであっても、出力信号のレベルが高速に且
つ安定して一定のレベルへと収束する。
【0022】また、この発明の第4の観点にかかる自動
利得調整方法は、供給された入力信号を増幅して出力す
る第1の利得制御増幅ステップと、前記第1の利得制御
増幅ステップで出力された信号に所定の処理を施して得
られる中間信号を増幅し、増幅した中間信号を、処理結
果を表す出力信号として出力する第2の利得制御増幅ス
テップと、を含んでおり、前記第1の利得制御増幅ステ
ップは、前記第2の利得制御増幅ステップで出力された
信号のレベルが増大したとき前記入力信号を増幅する増
幅率を減少させ、前記第2の利得制御増幅ステップで出
力された前記出力信号のレベルが減少したとき前記入力
信号を増幅する増幅率を増大させ、前記第2の利得制御
増幅ステップは、前記出力信号のレベルが増大したと
き、前記中間信号を増幅する増幅率を、前記入力信号を
増幅する増幅率より速く減少させ、前記出力信号のレベ
ルが減少したとき、前記中間信号を増幅する増幅率を、
前記入力信号を増幅する増幅率と実質的に等しい速さで
増大させる、ことを特徴とする。
【0023】このような自動利得調整方法によれば、出
力信号が途切れるという問題が生じない。また、出力信
号のレベルが急激な増大を開始した場合、第2の利得制
御増幅ステップにおける増幅率は、第1の利得制御増幅
ステップにおける増幅率より速く減少する。従って、こ
のような自動利得調整方法によれば、所定の処理が信号
の遅延を招くものであっても、出力信号のレベルが高速
に且つ安定して一定のレベルへと収束する。
【0024】また、この発明の第5の観点にかかるコン
ピュータ読み取り可能な記録媒体は、コンピュータを、
自己に供給された入力信号を増幅して出力する第1の利
得制御増幅手段と、前記第1の利得制御増幅手段が出力
した信号に所定の処理を施して得られる信号を増幅し、
処理結果を表す出力信号として出力する第2の利得制御
増幅手段と、して機能させ、前記第1の利得制御増幅手
段を、前記第2の利得制御増幅手段が出力した出力信号
のレベルが増大したとき自己の増幅率を減少させ、前記
出力信号のレベルが減少したとき自己の増幅率を増大さ
せる手段として機能させ、前記第2の利得制御増幅手段
を、自己が出力した前記出力信号のレベルが増大したと
き、前記第1の利得制御増幅手段の増幅率より速く自己
の増幅率を減少させ、前記出力信号のレベルが減少した
とき、前記第1の利得制御増幅手段の増幅率と実質的に
等しい速さで自己の増幅率を増大させる手段として機能
させる、ためのプログラムを記録したことを特徴とす
る。
【0025】このような記録媒体に記録されたプログラ
ムを実行するコンピュータは、出力信号を途切れさせる
ことなく出力する。また、出力信号のレベルが急激な増
大を開始した場合、第2の利得制御増幅手段の増幅率
を、第1の利得制御増幅手段の増幅率より速く減少させ
る。従って、このような記録媒体に記録されたプログラ
ムを実行するコンピュータは、所定の処理が信号の遅延
を招くものであっても、出力信号のレベルを高速に且つ
安定して一定のレベルへと収束させる。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態にか
かる自動利得調整(制御)装置及び自動利得調整(制
御)方法を、信号処理装置を例として説明する。図1
は、この発明の実施の形態にかかる信号処理装置の構成
の一例を示す。図示するように、この信号処理装置は、
利得制御増幅部1及び3と、信号処理部2と、検波平滑
部4及び5と、比較部6とより構成される。
【0027】利得制御増幅部1及び3は、それぞれ、入
力端、出力端及び利得制御端を備え、各自の入力端に供
給された信号を、各自の利得制御端に供給された制御信
号により特定される増幅率で増幅し、増幅された信号
を、各自の出力端より出力する。ただし、利得制御増幅
部1及び3が各自の入力端に供給された信号を増幅する
増幅率は、各自の利得制御端に供給されている制御信号
のレベル(電圧レベル)が大きいほど小さいものとす
る。また、各自の利得制御端に制御信号が供給されてい
ない状態では、所定の最大増幅率で増幅を行うものとす
る。なお、利得制御増幅部1及び3の最大増幅率の値
は、必ずしも同一の値ではない。
【0028】利得制御増幅部1の入力端は、この信号処
理装置の入力端をなしており、利得制御増幅部1の出力
端は、信号処理部2の後述する入力端に接続されてお
り、利得制御増幅部1の利得制御端は、検波平滑部5の
後述する検波出力端に接続されている。利得制御増幅部
3の入力端は、信号処理部2の後述する出力端に接続さ
れており、利得制御増幅部3の出力端は、この信号処理
装置の出力端をなしており、利得制御増幅部3の利得制
御端は、比較部6の後述する出力端に接続されている。
【0029】信号処理部2は、入力端及び出力端を備
え、自己の入力端に印加された信号に所定の処理を施
し、この処理の結果得られる信号を、自己の出力端より
出力する。信号処理部2が施す処理は、信号処理部2に
印加される信号のレベルの増加に従って、信号処理部2
が出力する信号のレベルが単調増加するような任意の処
理(例えば、入力信号の復調や等化)であってよい。信
号処理部2の入力端は、利得制御増幅部1の出力端に接
続されており、信号処理部2の出力端は、利得制御増幅
部3の入力端に接続されている。
【0030】検波平滑部4及び5は、それぞれ、入力端
及び検波出力端を備え、各自の入力端に印加された信号
を検波して平滑化し、平滑化により得られた信号を、各
自の検波出力端より出力する。ただし、検波平滑部4
は、検波平滑部5より短い時定数で平滑化を行う。すな
わち、検波平滑部4の入力端にレベル(この場合、例え
ば、振幅)が一定レベルである信号(以下、当該レベル
をXとする)の供給が開始されてから、検波平滑部4の
検波出力端より出力される信号のレベルが実質的に一定
レベルに収束する(以下、収束する対象のレベルをYと
する)までの時間は、検波平滑部5の入力端にレベルX
の信号の供給が開始されてから、検波平滑部5の検波出
力端より出力される信号のレベルが実質的にレベルYに
収束するまでの時間より短い。
【0031】検波平滑部4の入力端は、利得制御増幅部
3の出力端に接続されており、検波平滑部4の検波出力
端は、比較部6の後述する第1の入力端に接続されてい
る。検波平滑部5の入力端は、利得制御増幅部3の出力
端に接続されており、検波平滑部5の検波出力端は、比
較部6の後述する第2の入力端と、利得制御増幅部1の
利得制御端に接続されている。
【0032】比較部6は、第1の入力端と、第2の入力
端と、出力端とを備え、自己の第1及び第2の入力端に
印加された信号のうちレベルが大きい方の信号を、自己
の出力端より出力する。比較部6の第1の入力端は、検
波平滑部4の検波出力端に接続されており、比較部6の
第2の入力端は、検波平滑部5の検波出力端に接続され
ており、比較部6の出力端は、利得制御増幅部3の利得
制御端に接続されている。
【0033】この信号処理装置の入力端(すなわち、利
得制御増幅部1の入力端)に、外部から信号を供給する
と、利得制御増幅部1は、自己の入力端に供給されたこ
の信号(入力信号)を増幅して信号処理部2に供給す
る。なお、この信号処理装置の入力端への信号の供給が
開始された瞬間は、利得制御増幅部1の利得制御端には
制御信号が供給されていないので、利得制御増幅部1は
自己の最大増幅率で増幅を行う。
【0034】利得制御増幅部1の出力端から信号処理部
2の入力端へと供給された信号は、信号処理部2におい
て所定の処理を施され、信号処理部2の出力端から利得
制御増幅部3の入力端へと供給される。
【0035】信号処理部2の出力端から利得制御増幅部
3の入力端へと信号が供給されると、利得制御増幅部3
は、この信号を増幅して、自己の出力端(すなわち、こ
の信号処理装置の出力端)より、出力信号として出力す
る。また、利得制御増幅部3が出力した出力信号は、検
波平滑部4及び5に供給される。なお、利得制御増幅部
3の入力端への信号の供給が開始された瞬間は、利得制
御増幅部3の利得制御端には制御信号が供給されていな
いので、利得制御増幅部3は自己の最大増幅率で増幅を
行う。
【0036】検波平滑部4は、利得制御増幅部3が出力
した出力信号を検波及び平滑化して、比較部6の第1の
入力端に供給する。また、検波平滑部5は、出力信号を
検波及び平滑化して、比較部6の第2の入力端に供給す
る。更に、検波平滑部5は、比較部6の第2の入力端に
供給した信号と実質的に同一の信号を、制御信号とし
て、利得制御増幅部1の利得制御端に供給する。この結
果、利得制御増幅部1は、検波平滑部5より供給される
制御信号により特定される増幅率で増幅を行うようにな
る。
【0037】一方、検波平滑部4及び5より信号を供給
された比較部6は、検波平滑部4より供給された信号及
び検波平滑部5より供給された信号のうち、レベルが大
きいの方の信号を、制御信号として、利得制御増幅部3
の利得制御端に供給する。この結果、利得制御増幅部3
は、比較部6より供給される制御信号により特定される
増幅率で増幅を行うようになる。
【0038】そして、この信号処理装置の入力端に供給
される入力信号のレベルが大きくなると、利得制御増幅
部1の出力端より出力される信号のレベルも大きくな
り、従って、信号処理部2の出力端及び利得制御増幅部
3の出力端より出力される信号のレベルも大きくなる。
この結果、検波平滑部4及び5の各検波出力端から出力
される各信号のレベルも大きくなる。このため、この信
号処理装置の入力端に供給される信号のレベルが大きく
なると、利得制御増幅部1及び3の各増幅率は、いずれ
も低下する。これにより、この信号処理装置が出力する
出力信号のレベルが低下し、一定のレベルへと収束す
る。すなわち、この信号処理装置が出力する出力信号
は、負帰還制御を受ける。
【0039】ただし、検波平滑部4は、検波平滑部5よ
り短い時定数で平滑化を行うため、検波平滑部4が出力
する信号のレベルは、検波平滑部5が出力する信号のレ
ベルより早く増大する。従って、比較部6が出力する制
御信号のレベルは検波平滑部4が出力する信号のレベル
に等しくなり、比較部6が出力する制御信号のレベル
は、検波平滑部5が出力する制御信号のレベルより速く
増大する。このため、利得制御増幅部3の増幅率は、利
得制御増幅部1の増幅率より速く低下する。
【0040】一方、入力信号のレベルが小さくなると、
利得制御増幅部1の出力端、信号処理部2の出力端、及
び利得制御増幅部3の出力端より出力される各信号のレ
ベルも小さくなり、検波平滑部4及び5の各検波出力端
から出力される各信号のレベルも小さくなる。この結
果、利得制御増幅部1及び3の各増幅率はいずれも増大
し、この信号処理装置が出力する出力信号のレベルが増
大し、一定のレベルへと収束する。すなわち、出力信号
は負帰還制御を受ける。
【0041】ただし、検波平滑部4が出力する信号のレ
ベルは、検波平滑部5が出力する信号のレベルより早く
減少する。従って、比較部6が出力する制御信号のレベ
ルは検波平滑部5が出力する制御信号のレベルに等しく
なる。このため、利得制御増幅部1及び3の増幅率は、
互いに等しい速さで増大する。
【0042】以上説明したように、この信号処理装置の
利得制御増幅部3の増幅率は、この信号処理装置に供給
された入力信号のレベルが増大したとき利得制御増幅部
1の増幅率より速く低下する。一方、入力信号のレベル
が減少したとき、利得制御増幅部1及び3の増幅率は、
互いに実質的に等しい速さで増大する。従って、この信
号処理装置全体の利得(すなわち、入力信号のレベルの
絶対値に対する出力信号のレベルの絶対値の比)が減少
する速さは、この信号処理装置全体の利得が増大する速
さより速くなる。
【0043】また、信号処理部2が、自己の入力端に供
給された信号に所定の処理を施す間に信号の遅延を発生
させるものであったとする。この場合は、検波平滑部4
による平滑化の時定数を、出力信号のレベルが一定レベ
ルに収束するまでの時間が所望の範囲に収まるように選
び、一方で、検波平滑部5による平滑化の時定数を、過
制御が起きない程度にすることにより、出力信号の歪み
や発振を防止しつつ、出力信号のレベルを所望の時間以
内に一定レベルに収束させることが可能となる。
【0044】なお、この信号処理装置の構成は、上述の
ものに限られない。例えば、図2に示すように、信号処
理部2や、利得制御増幅部3や、検波平滑部4及び5
や、比較部6の一部又は全部は、DSP(Digital Sign
al Processor)やCPU(Central Processing Unit)
から構成されていてもよい。利得制御増幅部1が出力す
る信号がアナログ形式の信号である場合、信号処理部2
は、利得制御増幅部1が出力するアナログ形式の信号を
ディジタル形式に変換するためのA/D(Analog-to-Di
gital)変換器を更に備えていればよい。
【0045】更に、利得制御増幅部1は、アナログ形式
の入力信号をディジタル形式に変換するためのA/D変
換器と、DSPあるいはCPUにより構成されていても
よい。ただし、この信号処理装置に供給する対象の入力
信号がディジタル形式の信号である場合、利得制御増幅
部1は、A/D変換器を備える必要はない。また、利得
制御増幅部3がDSPやCPUから構成されている場
合、利得制御増幅部3は、更に、D/A(Digital-to-A
nalog)変換器を備え、アナログ形式の出力信号を出力
するものとしてもよい。
【0046】また、この信号処理装置は、利得制御増幅
部1に供給する対象の入力信号に任意の処理を施し、処
理を施された入力信号を利得制御増幅部1の入力端へと
供給する装置を備えていてもよい。また、この信号処理
装置は、利得制御増幅部1を複数備えてもよい。この信
号処理装置がn個(nは正の整数)の利得制御増幅部1
を備える場合は、例えば、k番目(kは1以上n未満の
整数)の利得制御増幅部1の出力端より出力された信号
(又は、当該信号に所定の処理を施して得られた信号)
が(k+1)番目の利得制御増幅部1の入力端に供給さ
れるようにし、n番目の利得制御増幅部1の出力端が信
号処理部2の入力端に接続されるようにし、入力信号は
1番目の利得制御増幅部1に供給されるようにする。そ
して、これらn個の利得制御増幅部1の各利得制御端
は、いずれも検波平滑部5の制御出力端に接続されるも
のとする。
【0047】この発明の自動利得調整装置は、専用のシ
ステムによらず、通常のコンピュータシステムを用いて
実現可能である。例えば、パーソナルコンピュータに、
上述の動作を実行するためのプログラムを格納した媒体
(フロッピーディスク、CD−ROM等)から該プログ
ラムをインストールすることにより、上述の処理を実行
する自動利得調整装置を構成することができる。
【0048】また、例えば、通信ネットワークの掲示板
(BBS)に該プログラムを掲示し、これをネットワー
クを介して配信してもよく、また、該プログラムを表す
信号により搬送波を変調し、得られた変調波を伝送し、
この変調波を受信した装置が変調波を復調して該プログ
ラムを復元するようにしてもよい。そして、このプログ
ラムを起動し、OSの制御下に、他のアプリケーション
プログラムと同様に実行することにより、上述の処理を
実行することができる。
【0049】なお、OSが処理の一部を分担する場合、
あるいは、OSが本願発明の1つの構成要素の一部を構
成するような場合には、記録媒体には、その部分を除い
たプログラムを格納してもよい。この場合も、この発明
では、その記録媒体には、コンピュータが実行する各機
能又はステップを実行するためのプログラムが格納され
ているものとする。
【0050】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、簡単な構成で、制御ループ内に遅延要素が含まれて
いても高速に安定して出力信号のレベルを一定にするた
めの自動利得調整装置及び自動利得調整方法が実現され
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態にかかる信号処理装置の
基本構成を示すブロック図である。
【図2】図1の信号処理装置の変形例の基本構成を示す
ブロック図である。
【図3】従来の自動利得制御装置の構成の一例を示すブ
ロック図である。
【図4】従来の自動利得制御装置の構成の一例を示すブ
ロック図である。
【符号の説明】
1、3 利得制御増幅部 2 信号処理部 4、5 検波平滑部 6 比較部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】自己に供給された入力信号を、自己に供給
    された第1の制御信号が指定する増幅率で増幅して出力
    する第1の利得制御増幅手段と、 前記第1の利得制御増幅手段が出力した信号に所定の処
    理を施して得られる信号を取得し、取得した信号を、自
    己に供給された第2の制御信号が指定する増幅率で増幅
    し、処理結果を表す出力信号として出力する第2の利得
    制御増幅手段と、 前記第2の利得制御増幅手段が出力した出力信号を取得
    し、取得した前記出力信号を検波して所定の第1の時定
    数を有する回路により平滑化したものを表す第1の検波
    信号を出力する第1の検波平滑手段と、 前記第2の利得制御増幅手段が出力した前記出力信号を
    取得し、取得した前記出力信号を検波して前記第1の時
    定数より長い第2の時定数を有する回路により平滑化し
    たものを表す第2の検波信号を出力し、前記第2の検波
    信号を、前記第1の制御信号として前記第1の利得制御
    増幅手段へと供給する第2の検波平滑手段と、 前記第1及び第2の検波信号を取得し、取得した前記第
    1及び第2の検波信号のうち、レベルが大きい方を、前
    記第2の制御信号として前記第2の利得制御増幅手段へ
    と供給する比較手段と、を備える、 ことを特徴とする自動利得調整装置。
  2. 【請求項2】自己に供給された入力信号を、自己に供給
    された第1の制御信号が示す増幅率で増幅して出力する
    第1の利得制御増幅手段と、 前記第1の利得制御増幅手段が出力した信号に所定の処
    理を施して得られる信号を取得し、取得した信号を、自
    己に供給された第2の制御信号が示す増幅率で増幅し、
    処理結果を表す出力信号として出力する第2の利得制御
    増幅手段と、 前記第1の利得制御増幅手段に前記第1の制御信号を供
    給し、前記第2の利得制御増幅手段に前記第2の制御信
    号を供給する制御手段と、を備え、 前記制御手段は、 前記第2の利得制御増幅手段が出力した出力信号のレベ
    ルが増大したとき、自己が供給する前記第1及び第2の
    制御信号が示す各増幅率を、前記第2の制御信号が示す
    増幅率が、前記第1の制御信号が示す増幅率より速く一
    定値に収束するようにして共に減少させる手段と、 前記第2の利得制御増幅手段が出力した出力信号のレベ
    ルが減少したとき、自己が供給する前記第1及び第2の
    制御信号が示す各増幅率を実質的に等しい速さで一定値
    に収束するように増大させる手段と、を備える、 ことを特徴とする自動利得調整装置。
  3. 【請求項3】自己に供給された入力信号を増幅して出力
    する第1の利得制御増幅手段と、 前記第1の利得制御増幅手段が出力した信号に所定の処
    理を施して得られる信号を増幅し、処理結果を表す出力
    信号として出力する第2の利得制御増幅手段と、より構
    成されており、 前記第1の利得制御増幅手段は、前記第2の利得制御増
    幅手段が出力した出力信号のレベルが増大したとき自己
    の増幅率を減少させ、前記出力信号のレベルが減少した
    とき自己の増幅率を増大させる手段を備え、 前記第2の利得制御増幅手段は、自己が出力した前記出
    力信号のレベルが増大したとき、前記第1の利得制御増
    幅手段の増幅率より速く自己の増幅率を減少させ、前記
    出力信号のレベルが減少したとき、前記第1の利得制御
    増幅手段の増幅率と実質的に等しい速さで自己の増幅率
    を増大させる手段を備える、 ことを特徴とする自動利得調整装置。
  4. 【請求項4】供給された入力信号を増幅して出力する第
    1の利得制御増幅ステップと、 前記第1の利得制御増幅ステップで出力された信号に所
    定の処理を施して得られる中間信号を増幅し、増幅した
    中間信号を、処理結果を表す出力信号として出力する第
    2の利得制御増幅ステップと、を含んでおり、 前記第1の利得制御増幅ステップは、前記第2の利得制
    御増幅ステップで出力された信号のレベルが増大したと
    き前記入力信号を増幅する増幅率を減少させ、前記第2
    の利得制御増幅ステップで出力された前記出力信号のレ
    ベルが減少したとき前記入力信号を増幅する増幅率を増
    大させ、 前記第2の利得制御増幅ステップは、前記出力信号のレ
    ベルが増大したとき、前記中間信号を増幅する増幅率
    を、前記入力信号を増幅する増幅率より速く減少させ、
    前記出力信号のレベルが減少したとき、前記中間信号を
    増幅する増幅率を、前記入力信号を増幅する増幅率と実
    質的に等しい速さで増大させる、 ことを特徴とする自動利得調整方法。
  5. 【請求項5】コンピュータを、 自己に供給された入力信号を増幅して出力する第1の利
    得制御増幅手段と、 前記第1の利得制御増幅手段が出力した信号に所定の処
    理を施して得られる信号を増幅し、処理結果を表す出力
    信号として出力する第2の利得制御増幅手段と、して機
    能させ、 前記第1の利得制御増幅手段を、前記第2の利得制御増
    幅手段が出力した出力信号のレベルが増大したとき自己
    の増幅率を減少させ、前記出力信号のレベルが減少した
    とき自己の増幅率を増大させる手段として機能させ、 前記第2の利得制御増幅手段を、自己が出力した前記出
    力信号のレベルが増大したとき、前記第1の利得制御増
    幅手段の増幅率より速く自己の増幅率を減少させ、前記
    出力信号のレベルが減少したとき、前記第1の利得制御
    増幅手段の増幅率と実質的に等しい速さで自己の増幅率
    を増大させる手段として機能させる、 ためのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能
    な記録媒体。
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