JP2766230B2 - 受信増幅装置 - Google Patents

受信増幅装置

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    • Y02DCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES [ICT], I.E. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES AIMING AT THE REDUCTION OF THEIR OWN ENERGY USE
    • Y02D30/00Reducing energy consumption in communication networks
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  • Control Of Amplification And Gain Control (AREA)
  • Superheterodyne Receivers (AREA)
  • Noise Elimination (AREA)
  • Circuits Of Receivers In General (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は受信増幅装置に関
し、特に移動通信システムの基地局用の受信増幅装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、移動通信システムの基地局の受信
増幅装置は、受信電界が強いときでも弱いときでも、受
信状態に関係なく最大負荷状態に相当する動作条件で動
作させている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の受信増幅装置で
は、常に最大負荷状態で動作させているので、消費電力
が大きくなるばかりでなく、増幅素子の発熱によって温
度上昇し、増幅装置全体の信頼性が劣化するという問題
点を有している。
【0004】本発明の目的は、装置の低消費電力化を図
り、装置の発熱を抑えて信頼性を高めることができる受
信増幅装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の受信増幅装置
は、受信電界レベルに応じて高周波増幅素子のバイアス
電流を制御することにより、全体としての利得を一定に
維持しつつ相互変調歪を許容値内に抑えて低消費電力を
実現する。具体的には、バイアス電流に応じて相互変調
歪および利得が変化する高周波増幅素子を有し第1のバ
イアス電流を印加されて受信信号を増幅する前段増幅手
段と、バイアス電流に応じて相互変調歪および利得が変
化する高周波増幅素子を有し第2のバイアス電流を印加
されて前記前段増幅手段の出力信号を増幅する後段増幅
手段と、前記受信信号の受信電界レベルを検出する受信
電界検出手段と、バイアス制御部の指示により前記第1
および第2のバイアス電流を発生するバイアス電流発生
手段と、前記前段および後段増幅手段の全体としての利
得を一定に維持しつつ相互変調歪を許容値内に抑えて低
消費電力を実現できる前記第1および第2のバイアス電
流の最適値を受信電界レベルに対応して予め記憶してい
るバイアス記憶手段と、前記受信電界検出手段が検出し
た受信電界レベルに応じて前記バイアス記憶手段から該
当するバイアス電流値を読出し前記第1および第2のバ
イアス電流発生手段を制御するバイアス制御部とを備え
る。
【0006】
【発明の実施の形態】次に本発明について図面を参照し
て説明する。
【0007】図1は本発明の一実施形態を示すブロック
図である。アンテナ1および帯域フィルタ2を介して受
信した入力信号S1を、増幅部3,4,5により増幅し
て出力信号S2としている。
【0008】増幅部3,4,5は、バイアス電流I1,
I2,I3がそれぞれ印加されて動作する高周波増幅素
子を有して構成されている。ここで、終段の増幅部5で
は、信号レベルが大きくなり相互変調歪が発生し易いの
で、相互変調歪の少ない大出力用の増幅素子を使用す
る。増幅部4には、バイアス電流に応じて利得が制御で
きる増幅素子を使用する。初段の増幅部3には、固定さ
れたバイアス電流により低雑音増幅動作する増幅素子を
使用する。
【0009】ところで、高周波増幅素子の利得および相
互変調歪は、高周波増幅素子に印加するバイアス電流に
よって変化する。一般に、バイアス電流を増加させるこ
とにより利得が増加し、相互変調歪が低減する。
【0010】例えば、終段の増幅部5の利得および相互
変調歪が、図2(a)に示すように、バイアス電流I3
に応じて変化するものする。受信電界が強くなれば信号
レベルが大きくなり、相互変調歪(破線)は増大する。
一方、バイアス電流が増加すればダイナミックレンジが
拡がり、相互変調歪は低減する。なお、前段の増幅部4
では、信号レベルが小さいので、相互変調歪は無視でき
る。
【0011】ここで、受信電界が強いときは相互変調歪
の低減を主眼として、終段の増幅部5のバイアス電流I
3を増大させ、相互変調歪が許容値以上に発生しないよ
うに設定する。そして、バイアス電流I3の増大による
増幅部5の利得増加分に対しては、前段の増幅部4のバ
イアス電流I2を低減させて利得を下げることにより、
全体としての利得を一定に維持できる。
【0012】受信電界が弱いときは消費電力の低減を主
眼として、消費電力の大きな終段の増幅部5のバイアス
電流I3を低減させる。この場合、相互変調歪が許容値
以上に発生しない範囲とする。そして、バイアス電流I
3の低減による増幅部5の利得低下分は、前段の増幅部
4のバイアス電流I2を増加させて利得を上げることに
より、全体としての利得を一定に維持できる。なお、バ
イアス電流I3はバイアス電流I2よりも大きいので、
消費電力はバイアス電流I3によって左右される。
【0013】さて、受信電界レベルに応じてバイアス電
流を設定するために、受信電界検出部6と、バイアス記
憶部7と、バイアス制御部8と、バイアス発生部9,1
0とを設けている。
【0014】受信電界検出部6は、入力信号S1のレベ
ルを検出して受信電界レベルを示すデータD1を出力す
る。バイアス記憶部7は、例えば、図2(b)に示すよ
うに、相互変調歪を許容値内に抑えて低消費電力を実現
できる増幅部4,5のバイアス電流I2,I3の最適値
D2,D3を受信電界レベルに対応して予め記憶してい
る。
【0015】バイアス制御部8は、受信電界レベルを示
すデータD1を受けてバイアス記憶部7から該当する最
適バイアス電流値D2,D3をそれぞれ読出して、バイ
アス発生部9,10へそれぞれ送出する。バイアス発生
部9,10は、最適バイアス電流値D2,D3に基づき
バイアス電流I2,I3をそれぞれ発生し、増幅部4,
5へそれぞれ供給する。
【0016】いま、受信電界が強いとき(横軸上のB
点)は、相互変調歪が許容値内になる増幅部5の最適バ
イアス電流値を3p(pの3倍)〔mA〕とし、増幅部
4の最適バイアス電流値をp〔mA〕としている。ま
た、このときの増幅部4の利得はg〔dB〕、増幅部5
の利得は(g+3)〔dB〕とする。
【0017】受信電界が弱いとき(横軸上のA点)に
は、増幅部5のバイアス電流をα〔mA〕だけ減少させ
て(3p−α)〔mA〕としても、相互変調歪は許容値
内に抑えることができる。このとき、増幅部5の利得が
β〔dB〕だけ減少して(g+3−β)〔dB〕となる
ので、増幅部4の利得がβ〔dB〕だけ増加して(g+
β)〔dB〕になるように、増幅部4のバイアス電流を
γ〔mA〕だけ増加させて(p+γ)〔mA〕とする。
【0018】従って、受信電界が強いときの増幅部4,
5のバイアス電流の合計はp+3p=4p〔mA〕とな
り、利得の合計は、g+(g+3)=2g+3〔dB〕
となる。
【0019】また、受信電界が弱いときの増幅部4,5
のバイアス電流の合計は、(3p−α)+(p+γ)=
4p−(α−γ)〔mA〕となる。利得の合計は、(g
+3−β)+(g+β)=2g+3〔dB〕となり、受
信電界が強いときと同じ利得である。
【0020】このように制御することにより、受信電界
が弱いときの合計電流は4p−(α−γ)〔mA〕とな
るので、受信電界が強いときのよりも(α−γ)〔m
A〕だけ減少する。ここで、終段の増幅部5のバイアス
電流値の方が増幅部4のバイアス電流値よりも大きいの
でα>γであり、増幅部5のバイアス電流を低減するこ
とが装置の消費電力の低減に大きく寄与することにな
る。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、受
信電界に応じて増幅部のバイアス電流を適切に制御する
ことにより、相互変調歪を許容値内に抑えて装置の消費
電力を低減でき、更に装置の発熱を抑えて信頼度を向上
できるという効果を有している。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示すブロック図である。
【図2】図1に示した受信増幅装置の動作を説明するた
めの図であり、(a)は増幅部5のバイアス電流に対す
る利得および相互変調歪の特性を示し、(b)は相互変
調歪を許容値内に抑えて低消費電力を実現する最適バイ
アス電流値D2,D3を示している。
【符号の説明】
3,4,5 増幅部 6 受信電界検出部 7 バイアス記憶部 8 バイアス制御部 9,10 バイアス発生部 I1,I2,I3 バイアス電流 S1 入力信号
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H04B 7/26 H04B 7/26 C

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バイアス電流に応じて相互変調歪および
    利得が変化する高周波増幅素子を有し第1のバイアス電
    流を印加されて受信信号を増幅する前段増幅手段と、
    イアス電流に応じて相互変調歪および利得が変化する高
    周波増幅素子を有し第2のバイアス電流を印加されて前
    記前段増幅手段の出力信号を増幅する後段増幅手段と、
    前記受信信号の受信電界レベルを検出する受信電界検出
    手段と、バイアス制御部の指示により前記第1および第
    2のバイアス電流を発生するバイアス電流発生手段と、
    前記前段および後段増幅手段の全体としての利得を一定
    に維持しつつ相互変調歪を許容値内に抑えて低消費電力
    を実現できる前記第1および第2のバイアス電流の最適
    値を受信電界レベルに対応して予め記憶しているバイア
    ス記憶手段と、前記受信電界検出手段が検出した受信電
    界レベルに応じて前記バイアス記憶手段から該当するバ
    イアス電流値を読出し前記第1および第2のバイアス電
    流発生手段を制御するバイアス制御部とを備えることを
    特徴とする受信増幅装置。
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