JPH1028062A - 自動送信電力制御回路 - Google Patents
自動送信電力制御回路Info
- Publication number
- JPH1028062A JPH1028062A JP19854696A JP19854696A JPH1028062A JP H1028062 A JPH1028062 A JP H1028062A JP 19854696 A JP19854696 A JP 19854696A JP 19854696 A JP19854696 A JP 19854696A JP H1028062 A JPH1028062 A JP H1028062A
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- JP
- Japan
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- transmission
- output
- variable attenuator
- frequency
- hopping
- Prior art date
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Abstract
(57)【要約】
【課題】自動送信電力制御回路に周波数ホッピング信号
を入力したとき生ずる送信立上り時および周波数ホッピ
ング毎の立上り時に発生するオーバーシュートをなく
し、各周波数の送信出力レベルの差をなくすようにす
る。 【解決手段】方向性結合器3で抽出した送信出力に比例
した電圧を検波した後、ホッピング毎にサンプルホール
ド回路6でサンプルホールドし、ホッピング毎の立上り
時のオーバーシュートをなくす。反転増幅器5の正入力
としてROM7に記憶させた各周波数の基準レベル補正
値から当該周波数の補正値を読み出しD/A変換して入
力することにより各周波数の送信出力レベルを同じくす
る。多段分圧器9を設けて送信立上げ時の制御電圧を徐
々に上げる。
を入力したとき生ずる送信立上り時および周波数ホッピ
ング毎の立上り時に発生するオーバーシュートをなく
し、各周波数の送信出力レベルの差をなくすようにす
る。 【解決手段】方向性結合器3で抽出した送信出力に比例
した電圧を検波した後、ホッピング毎にサンプルホール
ド回路6でサンプルホールドし、ホッピング毎の立上り
時のオーバーシュートをなくす。反転増幅器5の正入力
としてROM7に記憶させた各周波数の基準レベル補正
値から当該周波数の補正値を読み出しD/A変換して入
力することにより各周波数の送信出力レベルを同じくす
る。多段分圧器9を設けて送信立上げ時の制御電圧を徐
々に上げる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、周波数ホッピング
通信システムに用いられる送信機の自動送信電力制御回
路の改良に関するものである。
通信システムに用いられる送信機の自動送信電力制御回
路の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図3は従来の自動送信電力制御回路の構
成例図である。図において、1は可変減衰器、2は電力
増幅器、3は方向性結合器、4は検波器、5は反転増幅
器である。
成例図である。図において、1は可変減衰器、2は電力
増幅器、3は方向性結合器、4は検波器、5は反転増幅
器である。
【0003】送信信号は可変減衰器1に入力され、電力
増幅器2で増幅されて送信出力となるが、電力増幅器2
の出力側に接続された方向性結合器3で送信出力に比例
する電力が抽出され、検波器4で整流され反転増幅器5
によって基準電圧Vとの差を求めて出力される制御電圧
が可変減衰器1に入力され送信出力が一定のレベルにな
るように制御されている。
増幅器2で増幅されて送信出力となるが、電力増幅器2
の出力側に接続された方向性結合器3で送信出力に比例
する電力が抽出され、検波器4で整流され反転増幅器5
によって基準電圧Vとの差を求めて出力される制御電圧
が可変減衰器1に入力され送信出力が一定のレベルにな
るように制御されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述の従来の
送信電力制御回路を周波数ホッピング通信に用いると、
入力信号が図3のように、送信周波数がf1 ,f2 ,f
3 ……のように次々変わるため、電力増幅器2の出力は
周波数が変わる毎に立ち上がり時に、オーバーシュート
を起こして図のような波形の送信出力となる。また、検
波器4の周波数特性により、それぞれの周波数f1 ,f
2 ,f3 …に対応して異なる出力レベルとなり、送信電
力は安定しないという欠点がある。
送信電力制御回路を周波数ホッピング通信に用いると、
入力信号が図3のように、送信周波数がf1 ,f2 ,f
3 ……のように次々変わるため、電力増幅器2の出力は
周波数が変わる毎に立ち上がり時に、オーバーシュート
を起こして図のような波形の送信出力となる。また、検
波器4の周波数特性により、それぞれの周波数f1 ,f
2 ,f3 …に対応して異なる出力レベルとなり、送信電
力は安定しないという欠点がある。
【0005】本発明の目的は、上記従来技術の問題点で
ある周波数が変わる毎の送信立ち上がりのオーバーシュ
ートによるノイズ発生と、周波数による出力偏差をなく
し、送信電力を安定にすることのできる自動送信電力制
御回路を提供することにある。
ある周波数が変わる毎の送信立ち上がりのオーバーシュ
ートによるノイズ発生と、周波数による出力偏差をなく
し、送信電力を安定にすることのできる自動送信電力制
御回路を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の自動送信電力制
御回路は、送信信号が入力され制御信号に応じた減衰量
を与えて出力する可変減衰器と、該可変減衰器の出力を
増幅する電力増幅器と、該電力増幅器から出力される送
信出力に比例した電圧を抽出する方向性結合器と、該方
向性結合器の出力を検波する検波器と、該検波器の出力
と基準電圧との差を求めその差が0になるような制御電
圧を前記可変減衰器に与える反転増幅器とが備えられ、
送信出力を一定にする自動送信電力制御回路において、
前記検波器と前記反転増幅器との間に設けられ、前記可
変減衰器に入力される周波数ホッピング信号のホッピン
グタイミング毎にサンプリングホールドして前記反転増
幅器の一方の入力として出力するサンプルホールド回路
と、予め、各ホッピング周波数に対応する送信出力レベ
ルが同じくなるような基準電圧の補正値を記憶させたR
OMと、該ROMの内容を周波数がホッピングされる毎
にアナログ変換し前記反転増幅器の正入力側に入力する
D/A変換器と、前記反転増幅器と前記可変減衰器との
間に設けられ、送信立ち上げ時に該反転増幅器の出力を
段階的に上げて該可変減衰器に与える多段分圧器とが備
えられ、送信立ち上げ時および周波数ホッピング毎の立
ち上がり時のオーバーシュートをなくすとともに各ホッ
ピング周波数に対応する送信出力レベルが同じくなるよ
うにしたことを特徴とするものである。
御回路は、送信信号が入力され制御信号に応じた減衰量
を与えて出力する可変減衰器と、該可変減衰器の出力を
増幅する電力増幅器と、該電力増幅器から出力される送
信出力に比例した電圧を抽出する方向性結合器と、該方
向性結合器の出力を検波する検波器と、該検波器の出力
と基準電圧との差を求めその差が0になるような制御電
圧を前記可変減衰器に与える反転増幅器とが備えられ、
送信出力を一定にする自動送信電力制御回路において、
前記検波器と前記反転増幅器との間に設けられ、前記可
変減衰器に入力される周波数ホッピング信号のホッピン
グタイミング毎にサンプリングホールドして前記反転増
幅器の一方の入力として出力するサンプルホールド回路
と、予め、各ホッピング周波数に対応する送信出力レベ
ルが同じくなるような基準電圧の補正値を記憶させたR
OMと、該ROMの内容を周波数がホッピングされる毎
にアナログ変換し前記反転増幅器の正入力側に入力する
D/A変換器と、前記反転増幅器と前記可変減衰器との
間に設けられ、送信立ち上げ時に該反転増幅器の出力を
段階的に上げて該可変減衰器に与える多段分圧器とが備
えられ、送信立ち上げ時および周波数ホッピング毎の立
ち上がり時のオーバーシュートをなくすとともに各ホッ
ピング周波数に対応する送信出力レベルが同じくなるよ
うにしたことを特徴とするものである。
【0007】
【発明の実施の形態】図1は本発明の実施例を示す回路
図である。図において、符号1〜5は図3の従来回路と
同じ部分であるが、本発明では、検波器4の出力側にサ
ンプルホールド回路6を設けて周波数ホッピング毎に動
作させ、反転増幅器5の基準電圧として、予め各周波数
における基準電圧の補正値をROM7に記憶させ、D/
A変換器8でアナログ変換した電圧を基準電圧としてい
る。さらに、反転増幅器5と可変減衰器1との間に多段
分圧器9を設け、カウンタ10から制御電圧を入力させ
ている。
図である。図において、符号1〜5は図3の従来回路と
同じ部分であるが、本発明では、検波器4の出力側にサ
ンプルホールド回路6を設けて周波数ホッピング毎に動
作させ、反転増幅器5の基準電圧として、予め各周波数
における基準電圧の補正値をROM7に記憶させ、D/
A変換器8でアナログ変換した電圧を基準電圧としてい
る。さらに、反転増幅器5と可変減衰器1との間に多段
分圧器9を設け、カウンタ10から制御電圧を入力させ
ている。
【0008】図2は図1の各部の信号波形例図であり、
信号aは反転増幅器5の出力波形を示し、信号bは可変
減衰器1に入力される多段分圧器9からの制御電圧波形
である。
信号aは反転増幅器5の出力波形を示し、信号bは可変
減衰器1に入力される多段分圧器9からの制御電圧波形
である。
【0009】検波器4からの検波出力をホッピング毎に
サンプルホールド(6)することにより、ホッピング毎
のオーバーシュートを軽減することができる。
サンプルホールド(6)することにより、ホッピング毎
のオーバーシュートを軽減することができる。
【0010】また、ROM7には、予め各周波数に対応
する基準電圧の補正値がプログラム入力されており、D
/A変換器8でアナログ変換された電圧を反転増幅器5
の正入力側に入力することで、図1の送信出力波形のよ
うに周波数によるレベル偏差を補正することができる。
する基準電圧の補正値がプログラム入力されており、D
/A変換器8でアナログ変換された電圧を反転増幅器5
の正入力側に入力することで、図1の送信出力波形のよ
うに周波数によるレベル偏差を補正することができる。
【0011】さらに、プレス時の送信立ち上がりについ
ては、プレス信号に同期してカウンタ10を動作させ、
多段分圧器9により、徐々に制御電圧を上げることで、
図2の信号bのように改善することができる。
ては、プレス信号に同期してカウンタ10を動作させ、
多段分圧器9により、徐々に制御電圧を上げることで、
図2の信号bのように改善することができる。
【0012】
【発明の効果】以上のように、本発明を実施することに
よって、周波数ホッピング通信システムの送信機におけ
る自動送信電力制御の性能が向上し、送信電力が安定
し、立ち上がりノイズのない送信ができるので実用上の
効果は極めて大きい。
よって、周波数ホッピング通信システムの送信機におけ
る自動送信電力制御の性能が向上し、送信電力が安定
し、立ち上がりノイズのない送信ができるので実用上の
効果は極めて大きい。
【図1】本発明の実施例を示す回路図である。
【図2】本発明の回路の波形説明図である。
【図3】従来の自動送信電力制御回路例図である。
1 可変減衰器 2 電力増幅器 3 方向性結合器 4 検波器 5 反転増幅器 6 サンプルホールド回路 7 ROM 8 D/A変換器 9 多段分圧器 10 カウンタ
Claims (1)
- 【請求項1】 送信信号が入力され制御信号に応じた減
衰量を与えて出力する可変減衰器と、該可変減衰器の出
力を増幅する電力増幅器と、該電力増幅器から出力され
る送信出力に比例した電圧を抽出する方向性結合器と、
該方向性結合器の出力を検波する検波器と、該検波器の
出力と基準電圧との差を求めその差が0になるような制
御電圧を前記可変減衰器に与える反転増幅器とが備えら
れ、送信出力を一定にする自動送信電力制御回路におい
て、 前記検波器と前記反転増幅器との間に設けられ、前記可
変減衰器に入力される周波数ホッピング信号のホッピン
グタイミング毎にサンプリングホールドして前記反転増
幅器の一方の入力として出力するサンプルホールド回路
と、 予め、各ホッピング周波数に対応する送信出力レベルが
同じくなるような基準電圧の補正値を記憶させたROM
と、 該ROMの内容を周波数がホッピングされる毎にアナロ
グ変換し前記反転増幅器の正入力側に入力するD/A変
換器と、 前記反転増幅器と前記可変減衰器との間に設けられ、送
信立ち上げ時に該反転増幅器の出力を段階的に上げて該
可変減衰器に与える多段分圧器とが備えられ、送信立ち
上げ時および周波数ホッピング毎の立ち上がり時のオー
バーシュートをなくすとともに各ホッピング周波数に対
応する送信出力レベルが同じくなるようにしたことを特
徴とする自動送信電力制御回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19854696A JPH1028062A (ja) | 1996-07-10 | 1996-07-10 | 自動送信電力制御回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19854696A JPH1028062A (ja) | 1996-07-10 | 1996-07-10 | 自動送信電力制御回路 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1028062A true JPH1028062A (ja) | 1998-01-27 |
Family
ID=16392971
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19854696A Pending JPH1028062A (ja) | 1996-07-10 | 1996-07-10 | 自動送信電力制御回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1028062A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1999063674A1 (fr) * | 1998-06-03 | 1999-12-09 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Emetteur radio et procede de communication radio |
CN111525897A (zh) * | 2020-05-26 | 2020-08-11 | 佛山市联动科技股份有限公司 | 一种功率放大器的驻波比保护方法 |
-
1996
- 1996-07-10 JP JP19854696A patent/JPH1028062A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1999063674A1 (fr) * | 1998-06-03 | 1999-12-09 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Emetteur radio et procede de communication radio |
CN111525897A (zh) * | 2020-05-26 | 2020-08-11 | 佛山市联动科技股份有限公司 | 一种功率放大器的驻波比保护方法 |
CN111525897B (zh) * | 2020-05-26 | 2023-04-14 | 佛山市联动科技股份有限公司 | 一种功率放大器的驻波比保护方法 |
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