JPH10285058A - 送信電力制御装置 - Google Patents

送信電力制御装置

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JPH10285058A
JPH10285058A JP9081242A JP8124297A JPH10285058A JP H10285058 A JPH10285058 A JP H10285058A JP 9081242 A JP9081242 A JP 9081242A JP 8124297 A JP8124297 A JP 8124297A JP H10285058 A JPH10285058 A JP H10285058A
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JP
Japan
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transmission power
detection
converter
variable amplifier
detection voltage
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Application number
JP9081242A
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English (en)
Inventor
Akihiro Toyohara
章弘 豊原
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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    • Y02DCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES [ICT], I.E. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES AIMING AT THE REDUCTION OF THEIR OWN ENERGY USE
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 送信電力制御のための回路構成を小型化でき
るようにすることを課題とする。 【解決手段】 整流ダイオード7において容量結合器6
により取り出された送信電力を検波して検波電圧を得
て、LPF8において送信電力の変調波による整流ダイ
オード7の検波により得られた検波電圧の変動を平均化
して、制御器12においてLPF8により平均化された
検波電圧をデジタル処理し、そのデジタル処理結果に基
づく可変増幅器3の可変制御を通じて、可変増幅器3か
ら出力される送信電力を制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、送信電力制御装
置に関し、詳細には、デジタル式の携帯無線電話機など
で送信電力を制御する送信電力制御装置に関するもので
ある.
【0002】
【従来の技術】図4は例えば特開平5−3440号公報
に示された従来の送信電力制御装置を示すブロック図で
ある。同図において、13は中間周波数帯の入力信号を
レベル制御する可変減衰器、14は入力信号を増幅する
増幅器、15は周波数シンセサイザ18の局部発振信号
を混合して周波数変換するミキサ、16は混合結果をバ
ンドパスして送信周波数帯を得るフィルタ、17は周波
数変換された信号を電力増幅して出力するRF増幅器、
18は局部発振信号を発生する周波数シンセサイザ、1
9は発振周波数を制御する制御器、20はRF増幅器1
7の出力信号に基づいて検波を行う検波器、21は温度
特性をアナログ的に補正するリニアライザ、22は検波
電圧をA/D変換するA/D変換器、23はA/D変換
器22でデジタル化された検波電圧を出力電力データに
変換する検波電圧/出力電力変換器をそれぞれ示してい
る。
【0003】また、24は検波電圧/出力電力変換用テ
ーブルT1〜T3,温度補正用データテーブルT5,送
信電力制御用データテーブルT6をあらかじめ書き込ん
だROM、25は周波数補正用データテーブルT4とテ
ーブルセレクト番号Dとを書き込んだEEPROM、2
6は検波電圧/出力電力変換用テーブルT1〜T3のい
ずれかを選択するセレクタ、27は周囲温度を検出する
温度センサ、28は周囲温度の検出信号を増幅するバッ
ファ増幅器、29は検出信号をA/D変換するA/D変
換器、30は制御器19の制御で周波数補正用データテ
ーブルT4から周波数チャネルセットデータに対応する
補正データを読み出すセレクタ、31は温度補正用デー
タテーブルT5からA/D変換器29の出力に対応する
補正データを読み出すセレクタをそれぞれ示している。
【0004】また、32はセレクタ30,31の出力を
加算する加算器、33は加算器32の加算結果を送信電
力セットデータに加算することで送信電力セットデータ
を補正する加算器、34は補正結果と検波電圧/出力電
力変換器23の出力電力データとを比較する比較器、3
5は比較器34の比較で一致が得られるような値を演算
して求める演算器、36は演算器35の演算結果をD/
A変換するD/A変換器、37はD/A変換器36の出
力とD/A変換器39の出力とを加算する加算器、38
は加算器37の加算結果を増幅して可変減衰器13の減
衰量を制御するバッファ増幅器、39はセレクタ40か
らの制御データをD/A変換するD/A変換器、40は
送信電力セットデータに対応したテーブルを送信電力制
御用データテーブルT6から読み出すセレクタをそれぞ
れ示している。
【0005】つぎに、上記構成における主要な動作につ
いて説明する。図3に示した送信電力制御装置では、R
F増幅器17の出力電力が検波器20で検波され、その
検波電圧はA/D変換器22,検波電圧/出力電圧変換
器23により出力電力データに変換される。このとき、
検波器20の検波特性のばらつきを考慮して検波電圧/
出力電力変換用デーブルT1,T2,T3が用意されて
いるので、最適のテーブル番号はデータDで指定され
る。
【0006】送信電力セットデータは、検波器20の周
波数特性を保証するようにテーブルT4を用いて補正さ
れ、温度特性を補償するように温度補正用データテーブ
ルT5を用いて補正される。このように補正された送信
電力セットデータと出力電力データとが一致するように
可変減衰器13の減衰量は制御される。この制御とは別
になるが、可変減衰器13の減衰量は、送信電力制御用
データテーブルT6を用いて送信電力セットデータだけ
によりあらかじめ制御されるものである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述した公報のように
従来例による送信電力制御装置は上記のように構成され
ているので、温度補正を行うために温度センサ27およ
びA/D変換器29による構成が必要となり、この場合
には、回路規模が大きくなるという問題や、温度特性を
補償するために、温度補正用データテーブルT5を設定
しておく必要があるなどの問題点があった。
【0008】この発明は、上述した従来例による問題を
解消するため、送信電力制御のための回路構成を小型化
することが可能な送信電力制御装置を得ることを第1の
目的とする。
【0009】また、この発明は、上述した従来例による
問題を解消するため、温度センサを用いずに小規模な構
成で検波器の温度特性を補償することが可能な送信電力
制御装置を得ることを第2の目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決し、
目的を達成するため、この発明に係る送信電力制御装置
は、データの送信電力を可変する可変増幅器と、可変増
幅器から出力された送信電力を取り出す容量結合器と、
容量結合器により取り出された送信電力を検波して検波
電圧を得る整流ダイオードと、送信電力の変調波による
整流ダイオードの検波により得られた検波電圧の変動を
平均化するフィルタと、フィルタの平均化により得られ
た検波電圧をデジタル処理し、そのデジタル処理の結果
に基づく可変増幅器の可変制御を通じて、可変増幅器か
ら出力される送信電力を制御する制御手段と、を備え
る。
【0011】この発明によれば、整流ダイオードにおい
て容量結合器により取り出された送信電力を検波して検
波電圧を得て、フィルタにおいて送信電力の変調波によ
る整流ダイオードの検波により得られた検波電圧の変動
を平均化して、制御手段においてフィルタの平均化によ
り得られた検波電圧をデジタル処理し、そのデジタル処
理の結果に基づく可変増幅器の可変制御を通じて、可変
増幅器から出力される送信電力を制御するようにしたの
で、送信電力の制御がソフトウェア化され、これによっ
て、回路構成が簡略化されることから、回路構成の小型
化および低消費電力化を実現することが可能である。
【0012】つぎの発明に係る送信電力制御装置は、制
御手段は、データ送信前とデータ送信中との間でフィル
タの平均化により得られた検波電圧の差を算出し、その
差と予め用意した基準電圧値とを比較して、その比較結
果に基づいて可変増幅器を可変制御することを特徴とす
る。
【0013】この発明によれば、データ送信前とデータ
送信中との間でフィルタの平均化により得られた検波電
圧の差を予め用意した基準電圧値に比較して、その比較
結果に基づいて可変増幅器を可変制御するようにしたの
で、送信電力が一定であればその差が温度状態に関係な
く常時一定となり、これによって、温度センサを用いな
くても簡単な構成で検波器である整流ダイオードの温度
特性を補償することが可能である。
【0014】つぎの発明に係る送信電力制御装置は、制
御手段は、フィルタの平均化により得られた検波電圧を
アナログ−デジタル変換するA/D変換器と、フィルタ
の平均化により得られた検波電圧をデジタル−アナログ
変換するD/A変換器とを有したことを特徴とする。
【0015】この発明によれば、制御手段の入力、出力
にそれぞれA/D変換器、D/A変換器を用いたので、
制御手段の動作をデジタル処理によるソフトウェアで実
行することが可能である。
【0016】つぎの発明に係る送信電力制御装置は、制
御手段は、容量結合器から出力される送信電力に整流ダ
イオードの温度補正を行うための一定の検波バイアスを
加えることを特徴とする。
【0017】この発明によれば、制御手段により容量結
合器から出力される送信電力に整流ダイオードの温度補
正を行うための一定の検波バイアスを加えるようにした
ので、整流ダイオードに入力される送信電力は適正な検
波レベルに補正され、これによって、温度センサを用い
なくても簡単な構成で検波器である整流ダイオードの温
度特性を補償することが可能である。
【0018】つぎの発明に係る送信電力制御装置は、制
御手段は、一定の検波バイアスをデジタル−アナログ変
換して出力するD/A変換器を有したことを特徴とす
る。
【0019】この発明によれば、制御手段による一定の
検波バイアスの出力にD/A変換器を用いたので、制御
手段による温度特性の補償動作をデジタル処理によるソ
フトウェアで実行することが可能である。
【0020】
【発明の実施の形態】以下に添付図面を参照して、この
発明に係る送信電力制御装置の好適な実施の形態を詳細
に説明する。
【0021】図1はこの発明の一実施例による送信電力
制御装置の構成を示すブロック図である。同図におい
て、1は送信波のデータを変調するためにI,Qデータ
を作るAF制御器、2は送信波にAF制御器1のデータ
を変調するための直交変調器、3は送信電力を可変する
ための可変増幅器、4は送信波以外の不要波を削除する
ためのローパスフィルタ(以下にLPFと称する)、5
はRF増幅器、6は送信電力の一部を取り出すための容
量結合器、7は容量結合器6によって取り出された送信
波を検波するための整流ダイオード、8は整流ダイオー
ド7で検波された検波電圧の変動を平均化するためのL
PF、10は検波電圧を測定するためのA/D変換器、
11は整流ダイオード7に一定の検波バイアスを加える
ためのD/A変換器、9は制御器12の制御に従って可
変増幅器3の出力制御を行うためのD/A、12は送信
電力を制御するための制御器をそれぞれ示している。な
お、制御器12は、基準電圧値12aと検波バイアスセ
ットデータ12bとをパラメータとして保有している。
【0022】つぎに、動作について説明する。図2は整
流ダイオード7の検波特性のばらつきをグラフ化して示
す図であり、図3はこの実施の形態による制御器12の
動作を説明するフローチャートである。図2には、A/
D変換器10で読みとるときの温度変化時の検波電圧波
形が示されている。AL,AM,AHはそれぞれデータ
送信前の検波電圧を示し、BL,BM,BHはそれぞれ
データ送信中の検波電圧を示している。
【0023】図1に示した送信電力制御装置は、例えば
送信を始めるとき、送信するための送信データをAF制
御器1で変調をかけるためのI,Qデータに変換し、直
交変調器2でRFの送信波に変調をかける。制御器12
は、D/A変換器9を通じて予め定められた制御電圧
(送信電力セットデータ)を送出することで、可変増幅
器3を可変制御する。この可変増幅器3から送信波が出
力されると、フィルタ4で送信波以外の不要波が取り除
かれ、RF増幅器5にて送信波が増幅出力される。
【0024】この送信波の一部は容量結合器6にて取り
出され、その取り出された送信波には制御器12がD/
A変換器11を通じて送出した一定の電圧レベルをもつ
検波バイアス(検波バイアスセットデータ)が加えられ
る(ステップS1)。その加算により得られた送信波の
電圧は整流ダイオード7にて検波される。このようにし
て検波された検波電圧は、LPF8によって送信波の変
調による変動が平均化される。このため、制御器12に
は、A/D変換器10にて測定された検波電圧が入力さ
れる。
【0025】A/D変換器10で測定するときの検波電
圧は、図2に示した波形のように、低温、常温、高温の
ように温度状態に応じて変動する。ところが、データ送
信前の検波電圧とデータ送信中の検波電圧とをA/D変
換器10で測定すると、そのときの測定値はBL−AL
=BM−AM=BH−AHとなる。すなわち、いずれの
温度状態であっても、電圧の差は一定の電圧値Vをと
る。この差(電圧値V)は、温度状態で変化することは
なく、送信電力が一定であれば常に一定の値となる。
【0026】制御器12は、A/D変換器10からの送
信電力検波データについて、送信前データAを入力した
後に(ステップS2)、送信中データBを入力して(ス
テップS3)、その送信中データBと送信前データA間
の検波電圧の差を求める演算を予め用意されたプログラ
ムに従って実行し(ステップS4)、その差と希望する
送信電力とするための予め用意された基準電圧値12a
とを比較する(ステップS5)。制御器12は、この比
較結果に基づいて適正の送信電力セットデータを求め、
その送信電力セットデータを次のバースト送信までに可
変増幅器3に設定する。その結果、次バースト送信で
は、可変増幅器3に入力される送信電力は、上述の希望
する送信電力となるように制御される(ステップS
6)。
【0027】以上説明したように、この実施の形態によ
れば、整流ダイオード7において容量結合器6により取
り出された送信電力を検波して検波電圧を得て、LPF
8において送信電力の変調波による整流ダイオード7の
検波により得られた検波電圧の変動を平均化して、制御
器12においてLPF8により平均化された検波電圧を
デジタル処理し、そのデジタル処理結果に基づく可変増
幅器3の可変制御を通じて、可変増幅器3から出力され
る送信電力を制御するようにしたので、送信電力の制御
がソフトウェア化され、これによって、回路構成が簡略
化されることから、回路構成の小型化および低消費電力
化を実現することが可能である。
【0028】また、データ送信前とデータ送信中との間
でLPF8の平均化により得られた検波電圧の差を予め
用意した基準電圧値に比較して、その比較結果に基づい
て可変増幅器3を可変制御するようにしたので、送信電
力が一定であればその差が温度状態に関係なく常時一定
となり、これによって、温度センサを用いなくても簡単
な構成で検波器である整流ダイオード7の温度特性を補
償することが可能である。
【0029】また、制御器12の入力、出力にそれぞれ
A/D変換器10、D/A変換器9を接続したので、制
御器12の動作をデジタル処理によるソフトウェアで実
行することが可能である。
【0030】また、制御器12により容量結合器6から
出力される送信電力に整流ダイオード7の温度補正を行
うための一定の検波バイアスを加えるようにしたので、
整流ダイオード7に入力される送信電力は適正な検波レ
ベルに補正され、これによって、温度センサを用いなく
ても小規模な構成で検波器である整流ダイオード7の温
度特性の補償を行うことが可能である。
【0031】また、制御器12による一定の検波バイア
スの出力にD/A変換器11を接続したので、制御器1
2による温度特性の補償動作をデジタル処理によるソフ
トウェアで実行することが可能である。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、整流ダイオードにおいて容量結合器により取り出さ
れた送信電力を検波して検波電圧を得て、フィルタにお
いて送信電力の変調波による整流ダイオードの検波によ
り得られた検波電圧の変動を平均化して、制御手段にお
いてフィルタの平均化により得られた検波電圧をデジタ
ル処理し、そのデジタル処理の結果に基づく可変増幅器
の可変制御を通じて、可変増幅器から出力される送信電
力を制御するようにしたので、送信電力の制御がソフト
ウェア化され、これによって、回路構成が簡略化される
ことから、回路構成の小型化および低消費電力化を実現
することが可能な送信電力制御装置が得られるという効
果を奏する。
【0033】つぎの発明によれば、データ送信前とデー
タ送信中との間でフィルタの平均化により得られた検波
電圧の差を予め用意した基準電圧値に比較して、その比
較結果に基づいて可変増幅器を可変制御するようにした
ので、送信電力が一定であればその差が温度状態に関係
なく常時一定となり、これによって、温度センサを用い
なくても簡単な構成で検波器である整流ダイオードの温
度特性を補償することが可能な送信電力制御装置が得ら
れるという効果を奏する。
【0034】つぎの発明によれば、制御手段の入力、出
力にそれぞれA/D変換器、D/A変換器を用いたの
で、制御手段の動作をデジタル処理によるソフトウェア
で実行することが可能な送信電力制御装置が得られると
いう効果を奏する。
【0035】つぎの発明によれば、制御手段により容量
結合器から出力される送信電力に整流ダイオードの温度
補正を行うための一定の検波バイアスを加えるようにし
たので、整流ダイオードに入力される送信電力は適正な
検波レベルに補正され、これによって、温度センサを用
いなくても小規模な構成で検波器である整流ダイオード
の温度特性の補償を行うことが可能な送信電力制御装置
が得られるという効果を奏する。
【0036】つぎの発明によれば、制御手段による一定
の検波バイアスの出力にD/A変換器を用いたので、制
御手段による温度特性の補償動作をデジタル処理による
ソフトウェアで実行することが可能な送信電力制御装置
が得られるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の一実施の形態に係る送信電力制御
装置の構成を示すブロック図である。
【図2】 図1における整流ダイオードの検波特性のば
らつきをグラフ化して示す図である。
【図3】 実施の形態による制御器の動作を説明するフ
ローチャートである。
【図4】 従来例による送信電力制御装置の構成を示す
ブロック図である。
【符号の説明】
3 可変増幅器,6 容量結合器,7 整流ダイオー
ド,8 LPF,9 D/A変換器,10 A/D変換
器,11 D/A変換器,12 制御器。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データの送信電力を可変する可変増幅器
    と、 前記可変増幅器から出力された送信電力を取り出す容量
    結合器と、 前記容量結合器により取り出された送信電力を検波して
    検波電圧を得る整流ダイオードと、 前記送信電力の変調波による前記整流ダイオードの検波
    により得られた検波電圧の変動を平均化するフィルタ
    と、 前記フィルタの平均化により得られた検波電圧をデジタ
    ル処理し、そのデジタル処理の結果に基づく前記可変増
    幅器の可変制御を通じて、前記可変増幅器から出力され
    る送信電力を制御する制御手段と、 を備えた送信電力制御装置。
  2. 【請求項2】 前記制御手段は、データ送信前とデータ
    送信中との間で前記フィルタの平均化により得られた検
    波電圧の差を算出し、その差と予め用意した基準電圧値
    とを比較して、その比較結果に基づいて前記可変増幅器
    を可変制御することを特徴とする請求項1に記載の送信
    電力制御装置。
  3. 【請求項3】 前記制御手段は、前記フィルタの平均化
    により得られた検波電圧をアナログ−デジタル変換する
    A/D変換器と、前記フィルタの平均化により得られた
    検波電圧をデジタル−アナログ変換するD/A変換器と
    を有したことを特徴とする請求項1に記載の送信電力制
    御装置。
  4. 【請求項4】 前記制御手段は、前記容量結合器から出
    力される送信電力に前記整流ダイオードの温度補正を行
    うための一定の検波バイアスを加えることを特徴とする
    請求項1に記載の送信電力制御装置。
  5. 【請求項5】 前記制御手段は、前記一定の検波バイア
    スをデジタル−アナログ変換して出力するD/A変換器
    を有したことを特徴とする請求項4に記載の送信電力制
    御装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8320853B2 (en) 2009-03-23 2012-11-27 Renesas Electronics Corporation Radio communication device and transmission power measurement method of radio communication device
JP2018060528A (ja) * 2016-08-15 2018-04-12 サーモ フィッシャー サイエンティフィック (ブレーメン) ゲーエムベーハー 温度補償された整流構成要素

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