JP2617616B2 - パイロット信号除去回路 - Google Patents
パイロット信号除去回路Info
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はパイロット信号除去回路に関し、特にステレ
オ復調器のパイロット信号除去回路に関する。
オ復調器のパイロット信号除去回路に関する。
一般に、FMステレオ放送においては、19kHzの正弦波
のパイロット信号が設けられている。このパイロット信
号は入力ステレオ信号に含まれており、ステレオ信号を
単に復調すると復調器の出力信号として出てくるため聴
覚上問題となるので、このパイロット信号を除去する必
要がある。
のパイロット信号が設けられている。このパイロット信
号は入力ステレオ信号に含まれており、ステレオ信号を
単に復調すると復調器の出力信号として出てくるため聴
覚上問題となるので、このパイロット信号を除去する必
要がある。
従来のパイロット信号除去回路として、第2図を参照
して詳細に説明する。
して詳細に説明する。
このパイロット信号除去回路は、入力された方形波信
号aをパイロット信号に対して180°の位相差を有する
三角波信号bに変換する三角波変換器2と、増幅率がレ
ベル検波信号eにより制御され、三角波信号bを増幅し
て増幅信号cを出力する可変利得増幅器4と、入力ステ
レオ信号hと増幅信号cとを加算して加算信号dを出力
する加算器12と、入力ステレオ信号hにもとずいてレベ
ル検波信号eを可変利得増幅器4に送出するレベル検波
器13とを含んで構成されている。
号aをパイロット信号に対して180°の位相差を有する
三角波信号bに変換する三角波変換器2と、増幅率がレ
ベル検波信号eにより制御され、三角波信号bを増幅し
て増幅信号cを出力する可変利得増幅器4と、入力ステ
レオ信号hと増幅信号cとを加算して加算信号dを出力
する加算器12と、入力ステレオ信号hにもとずいてレベ
ル検波信号eを可変利得増幅器4に送出するレベル検波
器13とを含んで構成されている。
加算器12においては、パイロット信号と逆位相の三角
波信号bと(正弦波の)パイロット信号との加算が行な
われ、パイロット信号の除去が行なわれる。
波信号bと(正弦波の)パイロット信号との加算が行な
われ、パイロット信号の除去が行なわれる。
パイロット信号と90°の位相差のある方形波信号aを
三角波変換器2に設けられた(図示しない)キャパシタ
の充放電により、三角波に変換すると、三角波変換器2
内でさらに90°の位相差が生じるので、パイロット信号
との位相差が180°の三角波信号bが得られる。
三角波変換器2に設けられた(図示しない)キャパシタ
の充放電により、三角波に変換すると、三角波変換器2
内でさらに90°の位相差が生じるので、パイロット信号
との位相差が180°の三角波信号bが得られる。
三角波信号bのレベルを入力ステレオ信号hに含まれ
るパイロット信号に一致させるため、レベル検波器13に
よりパイロット信号を検波し、レベル検波信号eにより
可変利得増幅器4の増幅率を調整している。
るパイロット信号に一致させるため、レベル検波器13に
よりパイロット信号を検波し、レベル検波信号eにより
可変利得増幅器4の増幅率を調整している。
上述した従来のパイロット信号除去回路は、レベル検
波器13の利得等のバラツキがあるので、これを調整する
ための端子と外付け部品(通常は可変抵抗器)が必要と
なる欠点があった。
波器13の利得等のバラツキがあるので、これを調整する
ための端子と外付け部品(通常は可変抵抗器)が必要と
なる欠点があった。
本発明の目的は、このような欠点を除き、利得等のば
らつきを自動的に調整できるようにして、外付け部品を
不要としたパイロット信号除去回路を提供することにあ
る。
らつきを自動的に調整できるようにして、外付け部品を
不要としたパイロット信号除去回路を提供することにあ
る。
本発明のパイロット信号除去回路の構成は、入力され
た方形波信号を三角波信号に変換する三角波変換器と、
増幅率が制御信号により制御され前記三角波信号を増幅
して増幅信号を出力する可変利得増幅器と、入力ステレ
オ信号と前記増幅信号とを加算して加算信号を出力する
加算器と、この加算器の加算信号を整流してレベル検波
信号を出力するレベル検波器と、このレベル検波器のレ
ベル検波信号とパイロット信号レベルと一定の関係をも
つDC成分とを合成して前記制御信号として出力する制御
回路とを含むことを特徴とする。
た方形波信号を三角波信号に変換する三角波変換器と、
増幅率が制御信号により制御され前記三角波信号を増幅
して増幅信号を出力する可変利得増幅器と、入力ステレ
オ信号と前記増幅信号とを加算して加算信号を出力する
加算器と、この加算器の加算信号を整流してレベル検波
信号を出力するレベル検波器と、このレベル検波器のレ
ベル検波信号とパイロット信号レベルと一定の関係をも
つDC成分とを合成して前記制御信号として出力する制御
回路とを含むことを特徴とする。
本発明において、三角波変換器が、方形波信号をパイ
ロット信号に対し90°の位相差を与え、その方形波信号
を三角波に変換する際90°の位相差を与えて前記パイロ
ット信号に対して180°の位相差をもつ三角波信号を出
力するものであることができる。
ロット信号に対し90°の位相差を与え、その方形波信号
を三角波に変換する際90°の位相差を与えて前記パイロ
ット信号に対して180°の位相差をもつ三角波信号を出
力するものであることができる。
次に、本発明について図面を参照して説明する。
第1図は本発明の一実施例のブロック図である。この
パイロット信号除去回路は、方形波信号aをパイロット
信号に対して180°の位相差を有する三角波信号bに変
換する三角波変換器2と、増幅率が制御信号kにより制
御され、入力三角波信号bを増幅して増幅信号cを出力
する可変利得増幅器4と、入力ステレオ信号Vinと増幅
信号cとを加算して加算信号dを出力する加算器12と、
この加算器12の加算信号dにもとずいてレベル検波信号
eを出力するレベル検波器13と、パイロット信号レベル
と一定の関係をもつDC成分をレベル検波信号eとを合成
し、制御信号kを出力する制御回路14とにより構成され
ている。
パイロット信号除去回路は、方形波信号aをパイロット
信号に対して180°の位相差を有する三角波信号bに変
換する三角波変換器2と、増幅率が制御信号kにより制
御され、入力三角波信号bを増幅して増幅信号cを出力
する可変利得増幅器4と、入力ステレオ信号Vinと増幅
信号cとを加算して加算信号dを出力する加算器12と、
この加算器12の加算信号dにもとずいてレベル検波信号
eを出力するレベル検波器13と、パイロット信号レベル
と一定の関係をもつDC成分をレベル検波信号eとを合成
し、制御信号kを出力する制御回路14とにより構成され
ている。
可変利得増幅器4により増幅された三角波信号と入力
ステレオ信号h中のパイロット信号とを加算器12により
加算して加算信号dを出力し、レベル検波器13で直流化
し、レベル検波信号eを出力する。
ステレオ信号h中のパイロット信号とを加算器12により
加算して加算信号dを出力し、レベル検波器13で直流化
し、レベル検波信号eを出力する。
この時、直接レベル検波信号eで可変利得増幅回路4
を制御すると、増幅信号cはパイロット信号レベルに近
ずくがループロスによるオフセットがあるため増幅信号
cとパイロット信号レベルとが同一レベルにならない。
を制御すると、増幅信号cはパイロット信号レベルに近
ずくがループロスによるオフセットがあるため増幅信号
cとパイロット信号レベルとが同一レベルにならない。
そのオフセットを解消するために、レベル検波信号e
を制御回路14へ入力し、パイロット信号レベルと一定の
関係をもつDC成分を加えた制御信号kとして出力し可変
利得増幅器4を制御する。この結果増幅信号cとパイロ
ット信号とが同一レベルになり、パイロット信号が完全
に除去される。
を制御回路14へ入力し、パイロット信号レベルと一定の
関係をもつDC成分を加えた制御信号kとして出力し可変
利得増幅器4を制御する。この結果増幅信号cとパイロ
ット信号とが同一レベルになり、パイロット信号が完全
に除去される。
以上に説明したように本発明のパイロット信号除去回
路は、増幅器,加算器,基準電圧源,比較器を追加する
ことにより、レベル検波器の利得等のバラツキを調整す
るための端子と外付け部品が省略できるという効果があ
る。
路は、増幅器,加算器,基準電圧源,比較器を追加する
ことにより、レベル検波器の利得等のバラツキを調整す
るための端子と外付け部品が省略できるという効果があ
る。
第1図は、本発明の一実施例を示すブロック図、第2図
は従来のパイロット信号除去回路の一例のブロック図で
ある。 2……三角波変換器、4……可変利得増幅器、12……加
算器、13……レベル検波器、14……制御回路、a……方
形波信号、6……三角波信号、c……増幅信号、d……
加算信号、e……レベル検波信号、h……入力ステレオ
信号、k……制御信号。
は従来のパイロット信号除去回路の一例のブロック図で
ある。 2……三角波変換器、4……可変利得増幅器、12……加
算器、13……レベル検波器、14……制御回路、a……方
形波信号、6……三角波信号、c……増幅信号、d……
加算信号、e……レベル検波信号、h……入力ステレオ
信号、k……制御信号。
Claims (2)
- 【請求項1】入力された方形波信号を三角波信号に変換
する三角波変換器と、増幅率が制御信号により制御され
前記三角波信号を増幅して増幅信号を出力する可変利得
増幅器と、入力ステレオ信号と前記増幅信号とを加算し
て加算信号を出力する加算器と、この加算器の加算信号
を整流してレベル検波信号を出力するレベル検波器と、
このレベル検波器のレベル検波信号とパイロット信号レ
ベルと一定の関係をもつDC成分とを合成して前記制御信
号として出力する制御回路とを含むことを特徴とするパ
イロット信号除去回路。 - 【請求項2】三角波変換器が、方形波信号をパイロット
信号に対し90°の位相差を与え、その方形波信号を三角
波に変換する際90°の位相差を与えて前記パイロット信
号に対して180°の位相差をもつ三角波信号を出力する
ものである請求項(1)記載のパイロット信号除去回
路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27974890A JP2617616B2 (ja) | 1990-10-18 | 1990-10-18 | パイロット信号除去回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27974890A JP2617616B2 (ja) | 1990-10-18 | 1990-10-18 | パイロット信号除去回路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04154326A JPH04154326A (ja) | 1992-05-27 |
JP2617616B2 true JP2617616B2 (ja) | 1997-06-04 |
Family
ID=17615358
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP27974890A Expired - Fee Related JP2617616B2 (ja) | 1990-10-18 | 1990-10-18 | パイロット信号除去回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2617616B2 (ja) |
-
1990
- 1990-10-18 JP JP27974890A patent/JP2617616B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04154326A (ja) | 1992-05-27 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |