JPH06274459A - 半導体集積回路装置 - Google Patents

半導体集積回路装置

Info

Publication number
JPH06274459A
JPH06274459A JP8273993A JP8273993A JPH06274459A JP H06274459 A JPH06274459 A JP H06274459A JP 8273993 A JP8273993 A JP 8273993A JP 8273993 A JP8273993 A JP 8273993A JP H06274459 A JPH06274459 A JP H06274459A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
processor
integrated circuit
semiconductor integrated
circuit device
memory
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP8273993A
Other languages
English (en)
Inventor
Kiyoshi Matsubara
清 松原
Katsunari Shibata
克成 柴田
Hiromasa Yamaoka
弘昌 山岡
Mitsuru Watabe
満 渡部
Takayasu Kasahara
孝保 笠原
Yasuo Morooka
泰男 諸岡
Seiju Funabashi
誠壽 船橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP8273993A priority Critical patent/JPH06274459A/ja
Publication of JPH06274459A publication Critical patent/JPH06274459A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Semiconductor Integrated Circuits (AREA)
  • Hardware Redundancy (AREA)
  • Debugging And Monitoring (AREA)
  • Bus Control (AREA)
  • Information Transfer Systems (AREA)
  • Read Only Memory (AREA)
  • For Increasing The Reliability Of Semiconductor Memories (AREA)
  • Multi Processors (AREA)
  • Design And Manufacture Of Integrated Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明の目的は、複数種類の処理の複合化を
実現するための半導体集積回路装置の汎用化を図ること
にある。 【構成】 電気的に情報の書換え可能な不揮発性メモリ
をマイクロプログラムメモリ201として備え、LSI
完成後に当該マイクロプログラムメモリ201の記憶内
容の変更を可能とし、さらに、複数のプロセッサ同士を
プログラマブルに相互接続するためのプログラマブルス
イッチアレイ105を設け、LSI完成後に複数のプロ
セッサ同士の結合関係の変更を可能とすることにより、
LSIの汎用性の向上を達成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体集積回路装置、
さらにはプログラマブルな制御機能を有する半導体集積
回路装置に関し、例えばマイクロコントローラに適用し
て有効な技術に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、形状制御のような曖昧でモデル
化が困難な分野では、モデルに基づく制御に代えて、フ
ァジィ制御適用することで、顕著な効果を上げている
が、ファジィ制御だけの単純な方法では、全体パターン
を認識することが困難であるため、パターン認識、分
類、内挿、類推等の能力のある階層型ニューロコンピュ
ータを組合せることによってファジィ制御の欠点を補う
等の技術が知られている。ニューロコンピュータとファ
ジィ制御とを融合する方法としては、ファジィ制御のメ
ンバーシップ関数を決定するのに利用する方法や、ファ
ジィ制御の前件部と後件部にそれぞれニューラルネット
を利用する方法、さらには、ニューラルコンピュータで
パターンを認識し、ファジィ制御で、パターンに対応し
た制御を行う方法、等が挙げられる。
【0003】尚、ファジィ制御やニューラルネットにつ
いて記載された文献の例としては、「ニューロ/ファジ
ィ応用圧延機制御システムの基本技術開発(電気学会産
業計測制御、産業システム情報化合同研究会資料、IIC-
90-12,IIS-90-1,1990-7-10)」がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】制御技術の進歩によ
り、一つの制御装置において、知識制御、ファジィ制
御、ニューロコンピューティング等、各種の制御が複合
して用いられるようになってきた。そのような複数種類
の制御処理の複合化を実現するために、異なるプログラ
ムによってそれぞれ異なる機能を実現する複数のマイク
ロプロセッサが必要とされる。そのような複数のプロセ
ッサを一つの半導体基板に形成することが考えられる
が、そうすると、制御処理の複合化において、組合され
る機能が異なる毎に、専用のLSIを形成しなければな
らないから、非常に高価なLSIとなってしまう。換言
すれば、LSI化の利点の一つは、大量生産による低価
格化にあるが、上記のように、組合される機能が異なる
毎に専用LSIを開発しなければならないため、そのよ
うな利点を享受することができない。
【0005】本発明の目的は、複数種類の処理の複合化
を実現するための半導体集積回路装置の汎用化を図るこ
とにある。
【0006】本発明の別の目的は、LSI完成後に、目
的に応じた機能のプログラミングが可能な半導体集積回
路装置を提供することにある。
【0007】本発明のさらに別の目的は、部分故障に対
して自己修復可能な半導体集積回路装置を提供すること
にある。
【0008】本発明の上記並びにその他の目的と新規な
特徴は本明細書の記述及び添付図面から明らかになるで
あろう。
【0009】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち代表的なものの概要を簡単に説明すれば下記
の通りである。
【0010】すなわち、電気的に情報の書換え可能な不
揮発性メモリをマイクロプログラムメモリとしてそれぞ
れ備えた複数のプロセッサを一つの半導体基板に形成す
るとともに、上記複数のプロセッサ同士をプログラマブ
ルに相互接続するための手段を設ける。このとき、上記
複数のプロセッサ同士をプログラマブルに相互接続する
ための手段としては、マトリクス状に配列された複数の
スイッチと、このスイッチのオン/オフ制御情報を電気
的に書換え可能な不揮発性メモリとを含んで構成するこ
とができる。また、マスタプロセッサによって管理され
るアドレス空間に上記不揮発性メモリを配置し、このマ
スタプロセッサによって、複数のプロセッサの全体的な
動作制御を行うように構成することができる。プロセッ
サ故障や不揮発性メモリ故障を考慮し、予備プロセッサ
や、予備素子を予め設けるようにすると良い。上記複数
のプロセッサによって、ファジィ機能や、ニューラルネ
ットワーク機能、さらには、通信制御機能を実現するこ
とができる。
【0011】
【作用】上記した手段によれば、書換え可能な不揮発性
メモリを備えることは、LSI完成後において、その不
揮発性メモリに格納されるマイクロプログラムなどの変
更により、当該プロセッサによって実現される処理機能
の変更を可能とし、そして、上記複数のプロセッサ同士
をプログラマブルに相互接続するための手段は、LSI
完成後に複数のプロセッサ同士の結合関係の変更により
処理手順や処理結果のやり取りの経路変更を可能とす
る。このことが、LSIの汎用性の向上を達成する。ま
た、予備プロセッサや、予備素子が設けられている場合
において、マスタプロセッサは、故障検出結果に基づい
て不揮発性メモリの記憶情報を書換えることによって、
予備プロセッサや、予備素子に切換える。このことが、
部分故障に対する自己修復を可能とする。
【0012】
【実施例】図1には本発明の一実施例であるマイクロコ
ントローラが示される。
【0013】図1に示されるマイクロコントローラ12
0は、特に制限されないが、公知の半導体集積回路製造
技術により、単結晶シリコン基板などの一つの半導体基
板に形成される。
【0014】図1に示されるマイクロコントローラ12
0は、マスタプロセッサとしてのマスタCPU(中央処
理装置)100、データ処理用の3個のプロセッサ10
2乃至104、及び入出力用の3個のI/O(インプッ
ト/アウトプット)プロセッサ106乃至108を含
む。マスタCPU100は本実施例LSIの全体的な動
作制御を司る。このマスタCPU100とプロセッサ1
02乃至104とは、演算処理結果やその他のデータを
格納するための専用のローカルメモリをそれぞれ備え、
且つ、少なくとも2入出力ポートを有する共有メモリ1
01に結合されることによって、相互にデータのやり取
りが可能とされる。共有メモリ101は特に制限されな
いが、ダイナミックRAM又はスタティックRAMとさ
れる。また、プロセッサ102乃至104とI/Oプロ
セッサ106乃至108とはプログラマブルスイッチア
レイ105によって結合されており、このプログラムス
イッチアレイ105の記憶情報を書換えることによっ
て、プロセッサ間の相互接続の変更設定が可能とされ
る。同様にI/Oプロセッサ106乃至108と入出力
回路(I/O)111乃至119とがプログラマブルス
イッチアレイ109によって結合され、I/Oプロセッ
サ106乃至108と入出力回路(I/O)111乃至
119との間の接続関係の変更設定が可能とされる。入
出力回路は、図示されない外部端子に結合されており、
この入出力回路を介して処理対象データの取込みや、処
理結果の外部出力が可能とされる。
【0015】図2には上記プロセッサ102の構成例が
代表的に示される。
【0016】図2に示されるように、データ処理用のプ
ロセッサ102は、マイクロ命令が格納されたマイクロ
プログラムメモリ201と、このマイクロプログラムメ
モリ201から読出されたマイクロ命令を制御信号に基
づいてデコードすることによって各部の制御信号を生成
するデコーダ210と、このデコーダ210によって生
成された制御信号によって動作制御される各種レジスタ
及び演算ユニット211と、このレジスタ及び演算ユニ
ット211での演算処理結果などを格納するためのロー
カルメモリ212と、レジスタ及び演算ユニット211
に含まれるプログラムカウンタの出力を保持するための
命令レジスタ213とを含む。上記マイクロプログラム
メモリ201は、特に制限されないが、電気的に消去・
書込み可能な不揮発性メモリとされ、特に制限されない
が、以下のように構成される。
【0017】複数のメモリセルがマトリックス状に配列
されて成るメモリマット204は、特に制限されない
が、システムに組込んだ状態でプログラムを電気的に消
去・書込み可能なフラッシュメモリとされる。マルチプ
レクサ207は、マイクロ命令レジスタ209から出力
された命令の一部、及び命令レジスタ213の保持内容
を択一的に選択して、それを後段のマルチプレクサ20
6に伝達する。このマルチプレクサ206は、前段のマ
ルチプレクサ207の選択出力と、書換え用アドレスバ
スを介して転送されたアドレスとを択一的に選択して、
それを後段のアドレスデコーダ205へ伝達する。この
アドレスデコーダ205は、入力されたアドレスをデコ
ードする機能を有し、このデコード出力に基づいて、メ
モリマット204のワード線駆動、及びビット線選択が
行われるようになっている。メモリマット204の記憶
内容は、カラム選択スイッチ等を含む読出し回路208
を介して行われる。この読出し回路208の後段にはマ
イクロ命令レジスタ209が配置され、当該読出し回路
208を介して読出されたマイクロ命令が、このマイク
ロ命令レジスタ209を介して上記デコーダ210に伝
達され、また、その一部が、メモリマット204から次
に読出されるマクロ命令のアドレス情報として上記マル
チプレクサ207へ伝達されるようになっている。さら
にこのマイクロプログラムメモリ201は、メモリマッ
ト204の記憶内容書換えのための専用の書換え回路を
内蔵している。すなわち、上記メモリマット204のビ
ット線に結合された書込み回路及びベリファイのための
読出し回路202を有し、書換えモード信号がアサート
された場合に、書換え用データバスを介して転送された
データをメモリマット204に転送することによって、
メモリマット204の記憶内容の書換えが可能とされ
る。メモリマット204への書込みの際には、読出し時
よりも高めの電圧が使用され、そのような書込み用高電
圧は、書込み用高電圧回路203によって生成されるよ
うになっている。
【0018】ここで、上記メモリマット204に適用さ
れるフラッシュメモリについて説明する。
【0019】図11にはフラッシュメモリの原理が示さ
れる。同図(A)に例示的に示されたメモリセルは、2
層ゲート構造の絶縁ゲート型電界効果トランジスタによ
り構成されている。同図において、1はP型シリコン基
板、2は上記シリコン基板1に形成されたP型拡散層、
4はN型拡散層である。5は薄い酸化膜6(例えば厚さ
10nm)を介して上記P型シリコン基板1上に形成さ
れたフローティングゲート、7は酸化膜8を介して上記
フローティングゲート5上に形成されたコントロールゲ
ート、9はソース、10はドレインである。このメモリ
セルに記憶される情報は、実質的にしきい値電圧の変化
としてトランジスタに保持される。以下、特に述べない
かぎり、メモリセルにおいて、情報を記憶するトランジ
スタ(以下、記憶トランジスタと称する)がNチャンネ
ル型の場合について述べる。
【0020】メモリセルへの情報の書き込み動作は、例
えばコントロールゲート7及びドレイン10に高圧を印
加して、アバランシェ注入によりドレイン10側からフ
ローティングゲート5に電子を注入することで実現され
る。この書き込み動作により記憶トランジスタは、図1
1の(B)に示されるように、そのコントロールゲート
7からみたしきい値電圧が、書き込み動作を行わなかっ
た消去状態の記憶トランジスタに比べて高くなる。
【0021】一方、消去動作は、例えばソースに高圧を
印加して、トンネル現象によりフローティングゲート7
からソース9側に電子を引き抜くことによって実現され
る。図11の(B)に示されるように、消去動作により
記憶トランジスタはそのコントロールゲート7からみた
しきい値電圧が低くされる。図11の(B)では、書き
込み並びに消去状態の何れにおいても記憶トランジスタ
のしきい値は正の電圧レベルにされる。すなわちワード
線からコントロールゲートに与えられるワード線選択レ
ベルに対して、書き込み状態のしきい値電圧は高くさ
れ、消去状態のしきい値電圧は低くされる。双方のしき
い値電圧とワード線選択レベルとがそのような関係を持
つことによって、選択トランジスタを採用することなく
1個のトランジスタでメモリセルを構成することができ
る。記憶情報を電気的に消去する場合においては、フロ
ーティングゲートに蓄積された電子をソース電極に引く
抜くことにより、記憶情報の消去が行われるため、比較
的長い時間、消去動作を続けると、書き込み動作の際に
フローティングゲートに注入した電子の量よりも多くの
電子が引く抜かれることになる。そのため、電気的消去
を比較的長い時間続けるような過消去を行うと、記憶ト
ランジスタのしきい値電圧は例えば負のレベルになっ
て、ワード線の非選択レベルにおいても選択されるよう
な不都合を生ずる。尚、書込みも消去と同様にトンネル
電流を利用して行うこともできる。
【0022】読み出し動作においては、上記メモリセル
に対して弱い書き込み、すなわち、フローティングゲー
ト5に対して不所望なキャリアの注入が行われないよう
に、ドレイン10及びコントロールゲート7に印加され
る電圧が比較的低い値に制限される。例えば、1V程度
の低電圧がドレイン10に印加されるとともに、コント
ロールゲート7に5V程度の低電圧が印加される。これ
らの印加電圧によって記憶トランジスタを流れるチャン
ネル電流の大小を検出することにより、メモリセルに記
憶されている情報の“0”、“1”を判定することがで
きる。
【0023】図12は上記記憶トランジスタを用いたメ
モリセルアレイ(メモリマット)の構成原理を示す。同
図には代表的に4個の記憶トランジスタ(メモリセル)
Q1乃至Q4が示される。X,Y方向にマトリクス配置
されたメモリセルにおいて、同じ行に配置された記憶ト
ランジスタQ1,Q2(Q3,Q4)のコントロールゲ
ート(メモリセルの選択ゲート)は、それぞれ対応する
ワード線WL1(WL2)に接続され、同じ列に配置さ
れた記憶トランジスタQ1,Q3(Q2,Q4)のドレ
イン領域(メモリセルの入出力ノード)は、それぞれ対
応するデータ線DL1,DL2に接続されている。上記
記憶トランジスタQ1,Q3(Q2,Q4)のソース領
域は、ソース線SL1(SL2)に結合される。
【0024】図13にはメモリセルに対する消去動作並
びに書込み動作のための電圧条件の一例が示される。同
図においてメモリ素子はメモリセルを意味し、ゲートは
メモリセルの選択ゲートとしてのコントロールゲートを
意味する。同図において負電圧方式の消去はコントロー
ルゲートに例えば−10Vのような負電圧を印加するこ
とによって消去に必要な高電界を形成する。同図に例示
される電圧条件から明らかなように、正電圧方式の消去
にあっては少なくともソースが共通接続されたメモリセ
ルに対して一括消去を行うことができる。従って図12
の構成において、ソース線SL1,SL2が接続されて
いれば、4個のメモリセルQ1乃至Q4は一括消去可能
にされる。この場合、同一ソース線につながるメモリビ
ットの数を変えることによりメモリブロックのサイズを
任意に設定することができる。ソース線分割方式の場合
には最小の一括消去単位とされるメモリブロックはデー
タ線一本分となる。一方、負電圧方式の消去にあっては
少なくともコントロールゲートが共通接続されたメモリ
セルに対して一括消去を行うことができる。このような
フラッシュメモリをマイクロプログラムメモリとして備
えてプロセッサ102が構成される。
【0025】以上、代表的にプロセッサ102について
説明したが、他のプロセッサ103及び104や、マス
タCPU100、さらにはI/Oプロセッサ106〜1
08についても、上記プロセッサ102と同様の構成の
ものを適用することができる。尚、マスタCPU100
やデータ処理用のプロセッサ102〜104にはローカ
ルメモリが具備されるが、I/Oプロセッサにおいては
それが不要である場合には、特に設ける必要はない。
【0026】図3にはプログラマブルスイッチアレイ1
05の構成例が示される。
【0027】特に制限されないが、入出力線Xi(i=
1,2,3),Yi(i=1,2,3)の交差点には、
スイッチ素子としてのnチャンネル型MOSトランジス
タTij(T11,T12,T13,T21,T22,
T23,T31,T32,T33)が配置され、この複
数のMOSトランジスタのゲート電極には、不揮発性の
メモリセルMij(M11,M12,M13,M21,
M22,M23,M31,M32,M33)が結合さ
れ、この不揮発性メモリセルMijの出力論理レベルに
応じて、それに対応するMOSトランジスタTijの状
態が決定される。すなわち、メモリセルMijの出力が
ハイレベルの場合には、MOSトランジスタTijがオ
ン状態とされ、対応する入出力線Xi,Yiが結合され
るが、それとは逆に、メモリセルMijの出力がローレ
ベルの場合には、MOSトランジスタTijがオフ状態
とされるので、対応する入出力線Xi,Yiは切り離さ
れる。特に制限されないが、スイッチアレイ入出力Xi
(302)がI/Oプロセッサ106〜108に、ま
た、スイッチアレイ入出力Yi(303)がデータ処理
用のプロセッサ102〜104に、それぞれ結合され、
上記スイッチの状態によって、データ処理用のプロセッ
サ102〜104と、I/Oプロセッサ106〜108
との結合関係が決定される。そして、上記メモリセルM
ijの記憶内容を書換えることによって、それらの結合
関係の変更が可能とされる。上記メモリセルMijには
アドレス線Ai(i=1,2,3)、及びデータ線Di
(i=1,2,3)が結合されており、このアドレス線
Ai、及びデータ線Diを使用することにより、所望の
メモリセルMijへのデータ書込みが可能とされる。
【0028】図4には上記メモリセルMijの構成例が
示される。
【0029】メモリセルM1は、特に制限されないが、
フラッシュメモリセルとされ、このメモリセルM1に、
nチャンネル型MOSトランジスタN1、及びpチャン
ネル型MOSトランジスタP1が結合され、さらに定電
流源として機能するpチャンネル型MOSトランジスタ
P2を介して電源電圧Vddが供給される。上記nチャ
ンネル型MOSトランジスタN1及びpチャンネル型M
OSトランジスタP1のゲート電極には書換えモード信
号が入力されるようになっている。また、pチャンネル
型MOSトランジスタP1,P2の直列接続箇所は、ノ
ードAとされ、このノードAからインバータINV1,
INV2を介して、スイッチ素子としてのnチャンネル
型MOSトランジスタTijオン/オフのための制御信
号が得られるようになっている。尚、インバータINV
1の論理出力は、後述するように、部分的な故障の場合
の救済のために使用される。
【0030】本実施例回路の通常動作状態においては、
書換えモード信号はローレベルにネゲートされている。
この状態においては、nチャンネル型MOSトランジス
タN1がオフ状態、pチャンネル型MOSトランジスタ
P1がオン状態となっている。そして、アドレス線Ai
の電位は、特に制限されないが、電源電圧Vddに等し
くなっている。従って、ノードAの論理状態は、メモリ
セルM1が消去状態(しきい値電圧が低い状態)のとき
は、ローレベルとなり、このとき、インバータINV2
の出力端子の論理レベルもローレベルとなる。インバー
タINV2の出力がローレベルの場合、それに結合され
たスイッチ素子としてのnチャンネル型MOSトランジ
スタTij(図3参照)はオフ状態とされる。上記の場
合とは逆に、メモリセルM1が書込み状態(しきい値電
圧が高い状態)にあるとき、ノードAの電位がハイレベ
ルとなり、インバータINV2の出力論理がハイレベル
とされるので、それに対応するスイッチ素子としてのn
チャンネル型MOSトランジスタTijがオン状態とさ
れる。
【0031】上記メモリセルM1への書込みを行う場合
には、書込えモード信号をハイレベルにアサートし、n
チャンネル型MOSトランジスタN1をオン状態、pチ
ャンネル型MOSトランジスタP1をオフ状態とする。
この状態で、アドレス線Ai、及びデータ線Diに高電
圧を印加することによって、対応するメモリセルM1へ
の書込み状態が形成される。また、メモリセルM1の記
憶内容の消去は、アドレス線Aiをローレベルにして、
メモリセルのソース電極に高電圧を印加することによっ
て可能とされる。
【0032】図5には、複数のプロセッサの内部バスに
よる結合関係が示される。
【0033】内部バス505が設けられ、この内部バス
505によって、プロセッサ102〜104、I/Oプ
ロセッサ106〜108、及びプログラマブルスイッチ
アレイ105,109、さらに、それに含まれる不揮発
性メモリへの書込みに必要なデータをLSI外部から取
込むためのシリアルインタフェース501が結合され
る。そして、内部バス505は、スイッチ503を介し
てマスタCPU100に、また、スイッチ504を介し
て外部端子502に結合されている。
【0034】プロセッサ102〜104、I/Oプロセ
ッサ106〜109、及びプログラマブルスイッチアレ
イ105,109のそれぞれに含まれる不揮発性メモリ
は、マスタCPU100によって管理されるアドレス空
間に配置されることによって、マスタCPU100から
アクセス可能とされる。すなわち、マスタCPU100
の制御により、上記不揮発性メモリへの情報書込み、及
びそれの消去が可能とされる。この不揮発性メモリへの
書込みに用いられるデータは、シリアルインタフェース
502を介して取込まれる。また、マスタCPU100
を使用しないで、上記不揮発性メモリへの書込みを行う
こともできる。すなわち、スイッチ504がオンされる
ことによって、書換えアドレス、及びデータ入出力のた
めの外部端子502が、内部バス505に結合されるの
で、その状態で、書込みアドレス、及び書込み用データ
を外部から内部バス505へ伝達することができ、その
ようにして、不揮発性メモリへのデータ書込みが可能と
される。このとき、スイッチ503がオフされることに
よって、マスタCPU100が内部バス505から切放
される。
【0035】上記実施例によれば以下の作用効果が得ら
れる。
【0036】(1)電気的に情報の書換え可能な不揮発
性メモリをマイクロプログラムメモリ201として備え
ているので、LSI完成後において、例えば当該LSI
をシステムに搭載した状態で、当該マイクロプログラム
メモリ201の記憶内容の変更が可能であり、そのよう
なマイクロプログラムの変更により、当該プロセッサに
よって実現される処理機能の変更が可能とされ、また、
複数のプロセッサ同士をプログラマブルに相互接続する
ための手段としてのプログラマブルスイッチアレイ10
5や、I/Oプロセッサ106〜108と入出力回路1
11〜119とをプログラマブルに相互接続するための
プログラマブルスイッチアレイ109を有することによ
り、LSI完成後に複数のプロセッサ同士の結合関係の
変更が可能とされるので、処理手順や処理結果のやり取
りの経路変更が可能とされる。それによりLSIの汎用
性の向上が達成される。
【0037】(2)上記(1)の作用効果により、マイ
クロコントローラとしての同一のLSIの大量生産が可
能とされるので、そのようなLSIの製造コストの低下
を図ることができる。
【0038】(3)上記(1)の作用効果により、本実
施例マイクロコントローラLSIがシステムに組み込ま
れた状態で、機能の追加等のマイクロプログラムのバー
ジョンアップや特性のチューニングが可能とされる。
【0039】(4)一つの半導体基板に形成されること
により、各機能ブロック間の配線の長さが短くなり、そ
こでの信号伝達速度が早いので、例えば、同一機能を有
するマイクロコントローラを複数のLSIによってボー
ド上で形成するのに比べて、高速処理が可能とされる。
【0040】(5)不揮発性メモリとしてフラッシュメ
モリを適用しており、このフラッシュメモリは、電気的
な消去・書込みによって情報を書換え可能であって、E
PROMと同様にそのメモリセルを1個のトランジスタ
で構成することができ、メモリセルの全てを一括して、
またはメモリセルのブロックを一括して電気的に消去す
る機能を持つ。従って、フラッシュメモリは、システム
に実装された状態でそれの記憶情報を書換えることがで
きると共に、その一括消去機能により書換え時間の短縮
を図ることができ、さらに、チップ占有面積の低減にも
寄与する。
【0041】図6には他の実施例が示される。
【0042】図6において、マスタCPU601は、他
のプロセッサ102〜104と同様に、共有メモリ10
1とプログラマブルスイッチアレイ105に結合され
る。このマスタCPU601は、図1におけるマスタC
PU100に相当するものであるが、本実施例では、マ
スタCPU601として、他のプロセッサ102〜10
4と等しいプロセッサが適用される。マスタCPU60
1の基本的な機能は上記実施例の場合と同様である。
【0043】このように構成しても上記実施例と同様の
効果を得ることができ、また、本実施例においては、デ
ータ処理用としてのプロセッサが全て等しくなるので、
チップレイアウト上の規則性が向上され、LSIの設計
が容易となる。また、各プロセッサへの機能割付けの柔
軟性が向上する。
【0044】図7には他の実施例が示される。
【0045】複数のプロセッサを1チップ化した場合に
おいて、そのうちの一つが故障したために、当該LSI
が使用不可能になると、経済的な負担が大きい。そこ
で、本実施例では、プロセッサ102〜104のいずれ
かが故障した場合の代替のための予備プロセッサ701
が設けられ、I/Oプロセッサ106〜108のいずれ
かが故障した場合の代替のための予備I/Oプロセッサ
702が設けられている。予備プロセッサ701は、他
のプロセッサ102〜104と同様に、共有メモリ10
1とプログラマブルスイッチアレイ105に結合され、
また、予備I/Oプロセッサ702は、他のI/Oプロ
セッサ106〜108と同様に、プログラマブルスイッ
チアレイ105、及び109に結合されている。本実施
例において、マスタCPU100は、プロセッサ102
〜104,I/Oプロセッサ106〜108の故障発生
を検出する第1手段と、この故障検出結果に基づいてプ
ログラマブルスイッチアレイ105や109にそれぞれ
含まれる不揮発性メモリの記憶情報を書換えることによ
り、故障に係るプロセッサの機能を予備プロセッサ70
1又は702に代行させるための第2手段とを含む。上
記第1手段による故障検出は、マスタCPU100の制
御下で、各プロセッサ102〜104、及び106〜1
08に、所定の動作試験用プログラムを実行させ、その
実行状態若しくは実行結果をマスタCPU100でモニ
タすることによって可能とされる。そのようにして、プ
ロセッサ故障が検出された場合には、マスタCPU10
0によってプログラマブルスイッチアレイ105,10
9の接続情報が書換えられることによって、また、故障
に係るプロセッサで本来実行されるはずであったマイク
ロプログラムが、予備プロセッサ701又は702へ移
されることによって、プロセッサの置換えが可能とな
る。
【0046】このように、本実施例においては、上記実
施例と同様の効果に加えて、LSI全体としては、実際
には故障プロセッサを含むにもかかわらず、上記した自
己修復機能により、故障プロセッサを含まない場合と同
等の機能を発揮させることができる、という特有の効果
を有する。
【0047】図8には他の実施例として、プログラマブ
ルスイッチアレイ105,109の構成例が示される。
【0048】図8に示されるプログラマブルスイッチア
レイでは、上記実施例におけるプログラマブルスイッチ
アレイ(図3参照)と比較して明らかなように、故障修
復のための予備領域801が設けられ、プログラマブル
スイッチアレイの部分的な故障に対処することができる
ようになっている。図8に示される構成では、救済用素
子として、nチャンネル型MOSトランジスタTs1〜
Ts3、nチャンネル型MOSトランジスタT1s〜T
3s、nチャンネル型MOSトランジスタTy1〜Ty
3、Ms1〜Ms3、メモリセルM1s〜M3sが設け
られている。故障のない状態では、nチャンネル型MO
SトランジスタTs1〜T3s及びTs1〜Ts3はオ
フ状態、nチャンネル型MOSトランジスタTy1〜T
y3はオン状態となっている。この状態は、図3に示さ
れる回路と等価とされる。
【0049】それに対して、例えばメモリセルM11が
故障し、それがマスタCPU100によって検出された
場合には、それが以下のように救済される。
【0050】先ず、メモリセルM11〜M13の記憶内
容が、メモリセルMs1〜Ms3に移される。しかる後
に、データDsを介してのメモリセルM1sへの情報書
込みにより、nチャンネル型MOSトランジスタT1s
がオン状態、nチャンネル型MOSトランジスタTy1
がオフ状態とされる。ここで、nチャンネル型MOSト
ランジスタTs1は、図4に示されるインバータINV
2の論理出力により制御され、また、nチャンネル型M
OSトランジスタTy1は、図4に示されるインバータ
INV1の論理出力により制御される。そのようにして
故障領域が予備素子によって置換えられ、故障を生じな
い場合と同一の動作が可能とされる。
【0051】このように、故障修復のための予備領域8
01を有してマイクロコントローラを構成した場合に
も、上記実施例と同様の効果が得られ、さらに、故障修
復のための予備領域801が設けられることにより、部
分的な故障が生じた場合でも、それを回避することがで
きる、という効果が得られる。
【0052】図9には他の実施例が示される。
【0053】図9に示される実施例では、各プロセッサ
が複数のプロセッサエレメントの組合せによって形成さ
れている。特に制限されないが、プロセッサ102は2
個のプロセッサエレメントPEにより形成され、プロセ
ッサ103は3個のプロセッサエレメントPEにより形
成され、プロセッサ104は4個のプロセッサエレメン
トPEによって形成される。また、I/Oプロセッサ1
06は3個のプロセッサエレメントによって形成され、
I/Oプロセッサ107は4個のプロセッサエレメント
によって形成され、I/Oプロセッサ108は2個のプ
ロセッサエレメントによって形成される。組合されるプ
ロセッサエレメントの個数は、プロセッサによって実現
される機能によって、適宜に変更される。プロセッサエ
レメントPEの構成は、基本的に、図2に示されるのと
等しく、それに含まれるマイクロプログラムメモリの記
憶内容を書換えることによって、種々の機能実現が可能
とされる。
【0054】図9に示されるように、各プロセッサが複
数のプロセッサエレメントの組合せによって形成される
ようにすると、一つのLSIに含まれる全てのプロセッ
サエレメントPEを互いに等しいものとすることがで
き、LSI化が容易である。また、プロセッサエレメン
トの組合せ個数が、実現すべき機能に応じて適宜に変更
可能とされるので、無駄がなく、汎用性に優れる。さら
に、同一アーキティクチャで、集積度だけが異なる数種
類のLSIを用意することにより、小規模システムから
大規模システムまで広い範囲に亘って対応可能である。
それにより、マイクロコントローラLSIの品種を減ら
すことができ、大量生産による低価格化が可能とされ
る。
【0055】図10には各プロセッサに機能を割付けた
例が示される。
【0056】特に制限されないが、プロセッサ102に
はファジィ推論機能が割付けられ、プロセッサ103に
はニューラルネット処理機能が割付けられ、プロセッサ
104にはシーケンス制御機能が割付けられている。ま
た、I/Oプロセッサ106にはパルス出力処理機能が
割付けられ、I/Oプロセッサ107にはパルス入力処
理機能が割付けられ、I/Oプロセッサ108には通信
制御機能が割付けられている。そのようなマイクロコン
トローラでは、ニューラルネット処理でパターンを認識
し、ファジィ制御で、パターンに対応した制御を行うこ
とが可能とされる。例えば、圧延製品品質や操作効率の
向上を図るための制御システムの場合、形状制御が重要
な役割を果し、その場合に、ニューラルネット処理でパ
ターンを認識し、ファジィ制御で、パターンに対応した
制御を行うことが有効とされ、そのような場合に、本実
施例が好適とされる。すなわち、入出力回路(I/O
4,I/O5,I/O6)を介して制御対象の動作信号
が取込まれ、それが、プログラマブルスイッチアレイ1
05を介してプロセッサ103に入力されると、ニュー
ラルネット処理により、抽象化された特徴量として、共
有メモリ101を介してプロセッサ102に入力され、
そこでファジィルールが用いられることにより、制御対
象に対する命令が発生される。この命令は、プログラマ
ブルスイッチアレイ105、I/Oプロセッサ106、
さらにはプログラマブルスイッチアレイ109、入出力
回路(I/O1,I/O2,I/O3)を介して外部装
置へ出力される。
【0057】以上本発明者によってなされた発明を実施
例に基づいて具体的に説明したが、本発明はそれに限定
されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲におい
て種々変更可能であることは言うまでもない。
【0058】例えば、図5に示されるように、独立した
モジュールとしてシリアルインタフェース501を設け
ているが、このシリアルインタフェース501の機能を
I/Oプロセッサ106〜108によって実現するよう
にしてもよい。
【0059】上記実施例では、不揮発性メモリの記憶内
容の書換えを、システムに組込んだ状態でマスタCPU
100の制御により行うようにしたが、EPROMライ
タ等によって、不揮発性メモリの記憶内容の書換えを行
うようにしてもよい。
【0060】不揮発性メモリには、フラッシュメモリの
他に、電気的に情報の消去・書込みが可能なEEPRO
M(エレクトリカリ・イレーザブル・アンド・プログラ
マブル・リード・オンリ・メモリ)、強誘電体の分極現
象を利用して情報の記憶を可能とする強誘電体RAM、
さらには電池でバックアップされたスタティックRAM
等を適用することができる。
【0061】以上の説明では主として本発明者によって
なされた発明をその背景となった利用分野であるマイク
ロコントローラに適用した場合について説明したが、本
発明はそれに限定されるものではなく、マルチプロセッ
サシステムや各種データ処理装置に広く適用することが
できる。
【0062】本発明は、少なくとも複数のプロセッサを
含むことを条件に適用することができる。
【0063】
【発明の効果】本願において開示される発明のうち代表
的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば下記
の通りである。
【0064】すなわち、電気的に情報の書換え可能な不
揮発性メモリをマイクロプログラムメモリとして備える
ことにより、LSI完成後において、プロセッサによっ
て実現される処理機能の変更が可能とされ、さらに、上
記複数のプロセッサ同士をプログラマブルに相互接続す
るための手段を含むことにより、LSI完成後に処理手
順や処理結果のやり取りの経路変更が可能とされるの
で、LSIの汎用性の向上を図ることができる。また、
予備プロセッサや、予備素子が設けられている場合にお
いて、故障検出結果に基づいて不揮発性メモリの記憶情
報を書換えることによって、予備プロセッサや、予備素
子に切換えることができ、それによって、部分故障に対
する自己修復が可能とされる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るマイクロコントローラ
の全体的な構成ブロック図である。
【図2】上記マイクロコントローラに含まれるプロセッ
サの構成ブロック図である。
【図3】上記マイクロコントローラに含まれるプログラ
マブルスイッチアレイの構成回路図である。
【図4】プログラマブルスイッチアレイに含まれるメモ
リアレイの詳細な構成回路図である。
【図5】上記マイクロコントローラに含まれる複数のプ
ロセッサ相互の内部バスによる結合関係が示されるブロ
ック図である。
【図6】本発明の他の実施例であるマイクロコントロー
ラの構成ブロック図である。
【図7】本発明の他の実施例であるマイクロコントロー
ラの構成ブロック図である。
【図8】本発明の他の実施例であるマイクロコントロー
ラの構成ブロック図である。
【図9】本発明の他の実施例であるマイクロコントロー
ラの構成ブロック図である。
【図10】上記実施例に含まれるプロセッサへの機能割
付け様子が示されるブロック図である。
【図11】フラッシュメモリの原理説明図である。
【図12】フラッシュメモリのメモリセルアレイの構成
原理説明図である。
【図13】上記メモリセルに対する消去動作並びに書込
み動作のための電圧条件の一例説明図である。
【符号の説明】
100 マスタCPU 101 共有メモリ 102 プロセッサ 103 プロセッサ 104 プロセッサ 105 プログラマブルスイッチアレイ 106 I/Oプロセッサ 107 I/Oプロセッサ 108 I/Oプロセッサ 109 プログラマブルスイッチアレイ 111〜119 入出力回路 201 マイクロプログラムメモリ 202 書込み回路及び読出し回路 203 書込み用高電圧回路 204 メモリマット 205 アドレスデコーダ 206 マルチプレクサ 207 マルチプレクサ 208 読出し回路 209 マイクロ命令レジスタ 210 デコーダ 211 レジスタ及び演算ユニット 212 ローカルメモリ 213 命令レジスタ 505 内部バス 701 予備プロセッサ 702 予備I/Oプロセッサ 801 予備領域 M1 メモリセル PE プロセッサエレメント
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G06F 13/36 530 A 9072−5B 13/38 340 A 8944−5B G11C 16/06 29/00 301 B 6866−5L H01L 21/82 27/04 M 8427−4M // G06F 9/44 330 W 9193−5B (72)発明者 渡部 満 茨城県日立市大みか町七丁目1番1号 株 式会社日立製作所日立研究所内 (72)発明者 笠原 孝保 茨城県日立市大みか町七丁目2番1号 株 式会社日立製作所エネルギー研究所内 (72)発明者 諸岡 泰男 茨城県日立市大みか町七丁目1番1号 株 式会社日立製作所日立研究所内 (72)発明者 船橋 誠壽 神奈川県川崎市麻生区王禅寺1099 株式会 社日立製作所システム開発研究所内

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 不揮発性メモリ素子を内蔵し、該メモリ
    素子を書換えることにより機能変更が可能な複数のプロ
    セッサと、この複数のプロセッサ同士をプログラマブル
    に相互接続するための手段とが、一つの半導体基板に形
    成された半導体集積回路装置。
  2. 【請求項2】 上記複数のプロセッサ同士をプログラマ
    ブルに相互接続するための手段は、信号伝達路切換えの
    ためのにマトリクス状に配列された複数のスイッチと、
    このスイッチに対応して配置され、当該スイッチをオン
    /オフ制御するための情報を保持する不揮発性メモリと
    を含んで成る請求項1記載の半導体集積回路装置。
  3. 【請求項3】 全体の制御を司るマスタプロセッサを含
    み、このマスタプロセッサによって管理されるアドレス
    空間に上記不揮発性メモリが配置された請求項1又は2
    記載の半導体集積回路装置。
  4. 【請求項4】 プロセッサ故障の場合の代替のための予
    備プロセッサを含む請求項1乃至3のいずれか1項に記
    載の半導体集積回路装置。
  5. 【請求項5】 上記マスタプロセッサは、上記プロセッ
    サの故障発生を検出する手段と、この故障検出結果に基
    づいて上記不揮発性メモリの記憶情報を書換えることに
    より、故障に係るプロセッサの機能を予備プロセッサに
    代行させるための手段とを含む請求項4記載の半導体集
    積回路装置。
  6. 【請求項6】 上記複数のプロセッサ同士をプログラマ
    ブルに相互接続するための手段は、上記スイッチ又は不
    揮発性メモリの故障の場合の代替のための予備素子を含
    む請求項1乃至5のいずれか1項に記載の半導体集積回
    路装置。
  7. 【請求項7】 上記マスタプロセッサは、上記スイッチ
    又は不揮発性メモリの故障発生を検出する手段と、この
    故障検出結果に基づいて上記不揮発性メモリの記憶情報
    を書換えることにより、故障に係るスイッチ及び不揮発
    性メモリの機能を予備素子に代行させるための手段とを
    含む請求項6記載の半導体集積回路装置。
  8. 【請求項8】 ファジィ機能を実現するためのプロセッ
    サを含む請求項1乃至7のいずれか1項に記載の半導体
    集積回路装置。
  9. 【請求項9】 ニューラルネットワーク機能を実現する
    ためのプロセッサを含む請求項1乃至8のいずれか1項
    に記載の半導体集積回路装置。
  10. 【請求項10】 通信制御機能を実現するためのプロセ
    ッサを含む請求項1乃至9のいずれか1項に記載の半導
    体集積回路装置。
JP8273993A 1993-03-17 1993-03-17 半導体集積回路装置 Withdrawn JPH06274459A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8273993A JPH06274459A (ja) 1993-03-17 1993-03-17 半導体集積回路装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8273993A JPH06274459A (ja) 1993-03-17 1993-03-17 半導体集積回路装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06274459A true JPH06274459A (ja) 1994-09-30

Family

ID=13782791

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8273993A Withdrawn JPH06274459A (ja) 1993-03-17 1993-03-17 半導体集積回路装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH06274459A (ja)

Cited By (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6304568B1 (en) 1997-01-27 2001-10-16 Samsung Electronics Co., Ltd. Interconnection network extendable bandwidth and method of transferring data therein
WO2002065550A1 (fr) * 2001-02-16 2002-08-22 Sharp Kabushiki Kaisha Dispositif semi-conducteur
JP2003036169A (ja) * 2001-07-25 2003-02-07 Nec Software Tohoku Ltd 複数の小規模プロセッサによって並列処理を行なうシングルチップマイクロプロセッサ
JP2003068864A (ja) * 2001-08-30 2003-03-07 Hitachi Ltd 半導体集積回路装置
US7028271B2 (en) 2002-11-06 2006-04-11 Canon Kabushiki Kaisha Hierarchical processing apparatus
JP2007506267A (ja) * 2003-09-15 2007-03-15 エヌヴィディア コーポレイション 半導体機能回路のテストおよび構成のためのシステムおよび方法
JP2007128415A (ja) * 2005-11-07 2007-05-24 Sony Corp 回路装置
JP2008040540A (ja) * 2006-08-01 2008-02-21 Nec Corp エミュレーション装置及びエミュレーション方法
JP2008108055A (ja) * 2006-10-25 2008-05-08 Sony Corp 半導体チップ
US7376811B2 (en) 2001-11-06 2008-05-20 Netxen, Inc. Method and apparatus for performing computations and operations on data using data steering
JP2010198459A (ja) * 2009-02-26 2010-09-09 Giga-Byte Technology Co Ltd バックアップチップセットを有するマザーボード
JP2011511492A (ja) * 2007-11-27 2011-04-07 コミシリア ア レネルジ アトミック エ オ エナジーズ オルタネティヴズ 任意の通信プロトコルに従い回路にデータが出入りできるようプロセッサの入出力を処理する、マイクロプログラム制御されたマシンを含む回路
US8099540B2 (en) 2006-03-10 2012-01-17 Fujitsu Semiconductor Limited Reconfigurable circuit
US8621262B2 (en) 2007-10-01 2013-12-31 Renesas Electronics Corporation Semiconductor integrated circuit and method for controlling semiconductor integrated circuit
WO2018189620A1 (ja) * 2017-04-14 2018-10-18 株式会社半導体エネルギー研究所 ニューラルネットワーク回路
US11733886B2 (en) 2020-09-07 2023-08-22 Kioxia Corporation Semiconductor integrated circuit and method of examining the semiconductor integrated circuit

Cited By (19)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6304568B1 (en) 1997-01-27 2001-10-16 Samsung Electronics Co., Ltd. Interconnection network extendable bandwidth and method of transferring data therein
WO2002065550A1 (fr) * 2001-02-16 2002-08-22 Sharp Kabushiki Kaisha Dispositif semi-conducteur
US7711012B2 (en) 2001-02-16 2010-05-04 Sharp Kabushiki Kaisha Semiconductor device
JP2003036169A (ja) * 2001-07-25 2003-02-07 Nec Software Tohoku Ltd 複数の小規模プロセッサによって並列処理を行なうシングルチップマイクロプロセッサ
JP2003068864A (ja) * 2001-08-30 2003-03-07 Hitachi Ltd 半導体集積回路装置
US7376811B2 (en) 2001-11-06 2008-05-20 Netxen, Inc. Method and apparatus for performing computations and operations on data using data steering
US7028271B2 (en) 2002-11-06 2006-04-11 Canon Kabushiki Kaisha Hierarchical processing apparatus
JP2007506267A (ja) * 2003-09-15 2007-03-15 エヌヴィディア コーポレイション 半導体機能回路のテストおよび構成のためのシステムおよび方法
JP2007128415A (ja) * 2005-11-07 2007-05-24 Sony Corp 回路装置
US8099540B2 (en) 2006-03-10 2012-01-17 Fujitsu Semiconductor Limited Reconfigurable circuit
JP2008040540A (ja) * 2006-08-01 2008-02-21 Nec Corp エミュレーション装置及びエミュレーション方法
JP2008108055A (ja) * 2006-10-25 2008-05-08 Sony Corp 半導体チップ
US8621262B2 (en) 2007-10-01 2013-12-31 Renesas Electronics Corporation Semiconductor integrated circuit and method for controlling semiconductor integrated circuit
JP2011511492A (ja) * 2007-11-27 2011-04-07 コミシリア ア レネルジ アトミック エ オ エナジーズ オルタネティヴズ 任意の通信プロトコルに従い回路にデータが出入りできるようプロセッサの入出力を処理する、マイクロプログラム制御されたマシンを含む回路
JP2010198459A (ja) * 2009-02-26 2010-09-09 Giga-Byte Technology Co Ltd バックアップチップセットを有するマザーボード
WO2018189620A1 (ja) * 2017-04-14 2018-10-18 株式会社半導体エネルギー研究所 ニューラルネットワーク回路
JPWO2018189620A1 (ja) * 2017-04-14 2020-02-27 株式会社半導体エネルギー研究所 ニューラルネットワーク回路
US11568223B2 (en) 2017-04-14 2023-01-31 Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. Neural network circuit
US11733886B2 (en) 2020-09-07 2023-08-22 Kioxia Corporation Semiconductor integrated circuit and method of examining the semiconductor integrated circuit

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH06274459A (ja) 半導体集積回路装置
JP3807745B2 (ja) 半導体メモリ、メモリデバイス及びメモリカード
KR0172366B1 (ko) 불휘발성 반도체 메모리 장치의 독출 및 프로그램 방법과 그 회로
US7440337B2 (en) Nonvolatile semiconductor memory apparatus having buffer memory for storing a program and buffering work data
JPH0528787A (ja) 不揮発性半導体記憶装置の冗長回路
JP2001308271A (ja) 半導体集積回路および設計方法並びに製造方法
JPH097390A (ja) 不揮発性半導体記憶装置
US20140327470A1 (en) Field programmable gate array utilizing two-terminal non-volatile memory
US7085157B2 (en) Nonvolatile memory device and semiconductor device
US6940762B2 (en) Semiconductor memory device including MOS transistor having a floating gate and a control gate
CN104599707A (zh) 具有嵌入式rom的spam
KR0182868B1 (ko) 플래쉬 메모리셀의 리페어 회로 및 리페어 방법
US5838626A (en) Non-volatile memory
JP3193810B2 (ja) 不揮発性半導体記憶装置及びその試験方法
US4788460A (en) Circuit arrangement of sense amplifier for rapid evaluation of logic state
US7095662B2 (en) Semiconductor memory device having first and second memory cell arrays and a program method thereof
KR100306958B1 (ko) 연관 메모리 및 상기 메모리의 작동 방법
JP3830258B2 (ja) 半導体記憶装置及びデータ処理装置
EP0844619B1 (en) Nonvolatile semiconductor memory device having test circuit for testing erasing function thereof
JP3838401B2 (ja) 不揮発性メモリ及びシステム
JP2980038B2 (ja) 半導体記憶装置
EP0427260B1 (en) Non-volatile memory devices
CN117976015B (zh) 组对结构非易失性存储器及其擦除、编程、读取方法
KR100431482B1 (ko) 반도체 기판 상에 형성된 웰 영역 내에 mos 구조의불휘발성 메모리 셀어레이를 포함하는 반도체 기억 장치
US11973500B2 (en) Configuration bit using RRAM

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20000530