JP2008108055A - 半導体チップ - Google Patents

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Abstract

【課題】固定機能の処理装置のハードウェアの縮小化と、その部分を冗長救済するための仕組みを実現することが可能な半導体チップを提供する。
【解決手段】複数のPE_A11−1〜11−3とメモリユニット13とがAXIバス12に接続され、さらに、PE_A11−1〜11−3におけるデータパス機能から加算機能と減算機能を削除したPE_B11−4がAXIバス12に接続され、PE_A11−1〜11−3とPE_B11−4とはインタフェース仕様が同じで内部構造が異なる。
【選択図】図1

Description

本発明は、プロセッサエレメント等の処理装置を複数含む半導体チップに関するものである。
複数の同一プロセッサエレメント(Processing Element:PE)を含む半導体チップにおいて、PEアレーを用いて必要な機能を実現しようとする技術的な提案は多い。ただしWired-Logic (WL)との性能差は大きく10倍以上はある。
PEアレーの例としては、特許文献1に開示された技術が知られている(たとえば特許文献1参照)。
特許文献1に開示されたデータ処理装置においては、サイクル毎に再構成可能な論理回路ハード制御情報を格納したPEがアレー状に配置され、複数のサイクルベースマッピング情報とサイクルベースマッピング情報の選択機構を持つことで、PEをさまざまな論理にプログラム可能となっている。
WO 2006/046711 A1
ところで、上記のデータ処理装置においては、2入力NANDを実現する場合、スタンダードセルでの2入力NANDに比較して10倍以上の面積増となり、消費電力も増加する。
ところが、部分的には一定の機能を実現すればよい場合が多く、そのような場合でも10倍以上大きなハードウェアをかかえることは非常に効率が悪いことになる。
画像の圧縮伸張などを行う中心的な回路としてDCT(デスクリートコサイントランスフォーメーション)回路などがあるが、このような回路はすべての状況で使うこともあり、動的に再構成する必要がなく、一定の機能でよい。
さらに、単純に固定回路に置き換えてPEのインタフェースをくずしてしまうと、その固定回路に対して冗長化ができなくなり、チップの歩留まりを落とすことになる。
本発明は、固定機能の処理装置のハードウェアの縮小化と、その部分を冗長救済するための仕組みを実現することが可能な半導体チップを提供することにある。
本発明の第1の観点の半導体チップは、インタフェース仕様が同じで内部構造の異なる2つ以上の処理装置を含み、少なくとも一つの処理装置が一つまたは複数の処理装置の機能を代替可能に形成されている。
好適には、一つまたは複数の処理装置の機能を代替可能な処理装置が冗長用処理装置として配置され、当該冗長用処理装置を用いて他の処理装置の冗長救済が可能である。
本発明の第2の観点は、機能が同じである複数の処理装置を含む半導体チップであって、前記処理装置で実現可能な機能が固定化可能である場合、当該処理装置は他の処理装置とインタフェース仕様は同じにして固定化可能な機能が固定化されている。
好適には、前記機能が固定化可能な処理装置は、前記処理装置のインタフェース仕様と同様のワイヤードロジックによって代替されている。
好適には、前記機能が固定化可能な処理装置は、未使用の機能が削除または簡易化されている。
好適には、前記機能が固定化可能な処理装置は、他の処理装置より高い機能が付加されている。
好適には、冗長救済のために、必要な処理装置よりも多い数の処理装置が組み込まれている。
好適には、故障した処理装置がある場合、当該故障した処理装置のアドレスを冗長用処理装置のアドレスに設定し、当該故障した処理装置のアドレスを無効アドレスに設定して冗長救済が行われる。
好適には、複数のリングハブがリング状に接続されたリングバスを有し、前記複数の処理装置は対応する前記リングハブに接続され、故障した処理装置がある場合、当該故障した処理装置のアドレスを冗長用処理装置のアドレスに設定し、当該故障した処理装置のアドレスを無効アドレスに設定して冗長救済が行われる。
好適には、複数のルータが接続されたルーティング装置を有し、前記複数の処理装置は対応するルータに接続され、故障した処理装置がある場合、当該故障した処理装置のアドレスを冗長用処理装置のアドレスに設定し、当該故障した処理装置のアドレスを無効アドレスに設定して冗長救済が行われる。
本発明によれば、半導体チップは、インタフェース仕様が同じで内部構造の異なる2つ以上の処理装置が組み込まれる。
この場合、少なくとも一つの処理装置が一つまたは複数の処理装置の機能を代替可能に形成される。
本発明によれば、固定機能の処理装置のハードの縮小化と、その部分を冗長救済するための仕組みを実現することができる。
以下、本発明の実施形態を図面に関連付けて説明する。
図1は、本発明の第1の実施形態に係る半導体チップの構成例を示すブロック図である。
図1の半導体チップ(半導体集積装置)10は、インタフェース仕様が同じである複数(図1では4)のPE(プロセッサエレメント) A11−1〜11−3、PE B11−4、接続バスであるAXI(Advanced eXtensible Interface)バス12、およびメモリユニット13を有する。
本第1の実施形態においては、3つのPE A11−1〜11−3はインタフェース仕様が同じで、かつ、内部構造も同じものとして構成されている。
そして、PE B11−4は、他の3つのPE A11−1〜11−3とインタフェース仕様は同じであるが、内部構造が異なる。
なお、図1においては、図面の簡単化のため、同一構成を有するPE A11−1〜11−3のうち、PE A11−1のみ具体的な構成を示している。
基本的に、本実施形態の半導体チップ10は、インタフェース仕様が同じで内部構造の異なるPEを2つ以上有し、少なくとも一つのPEが一つまたは複数のPEの機能を代替可能な半導体デバイスとして構成される。
複数の同一PEを含む半導体チップにおいて、PEで実現していた機能が固定的にできることがわかった場合に、PEのインタフェース仕様と同様のワイヤードロジック(WL)などによって機能を固定的にできるPEを入れ替える処理を行う。
また、WLとの入れ替えではなくても、PEの中で使わない機能を削除または、簡易化したPEまたは一部をWLで実現したPEと置き換えることで、チップ面積を削減し、チップコストの削減を行う。
換言すれば、機能の入れ替え対象のPEは、元のPEから所定の機能を削除または簡易化したデータパスを持つように形成される。
なお、PEとはデータ処理を行う機構であり、シーケンサとデータパスから構成されるプロセッサ、あるいは、一定の論理機構をプログラムできるルックアップテーブル(LUT)などの機構であってもよい。
図1の半導体チップ10においては、複数のPE_A11−1〜11−3とメモリユニット13とがAXIバス12に接続され、さらに、PE_A11−1〜11−3におけるデータパス機能から加算機能と減算機能を削除したPE_B11−4がAXIバス12に接続されている。
複数のPE_A11−1〜11−3は、メモリ制御モジュール111、命令デコードモジュール112、マルチプレクサ113、レジスタファイル114、およびデータパスモジュール115を有する。
データパスモジュール115は、たとえば加算機能、減算機能、論理積機能、および論理和機能を含んで構成される。
PE_A11−1〜11−3においては、たとえばメモリ制御モジュール111、命令デコードモジュール112、およびマルチプレクサ113によりインタフェースとしての処理機能を発現するように構成されている。
PE_B11−4は、メモリ制御モジュール111、命令デコードモジュール112、マルチプレクサ113、レジスタファイル114、およびデータパスモジュール116を有する。
PE_B11−4においても、たとえばメモリ制御モジュール111、命令デコードモジュール112、およびマルチプレクサ113によりインタフェースとしての処理機能を発現するように構成されている。
すなわち、PE B11−4は、PE A11−1〜11−3とインタフェース仕様が同じである。
そして、前述したように、データパスモジュール116は、PE A11−1〜11−3におけるデータパスモジュール115の加算機能、減算機能、論理積機能、および論理和機能のうちの、加算機能および減算機能を削除した論理積機能および論理和機能を有する。
すなわち、PE B11−4とPE A11−1〜11−3はインタフェース仕様が同じであり、PE B11−4は、元のPE Aから所定の機能を削除したデータパスモジュール116を持つように形成されている。
次に、上記構成による動作を、インタフェース仕様が同じで内部構造が異なるPE AとPE Bの動作を中心に説明する。
PE_Aの動作は典型的なプロセッサの動作であり、メモリ制御モジュール111により命令コードをAXIバス12を介してメモリユニット13から読み出し、命令デコードモジュール112にて読み出した命令コードを解読して、解読した命令コードに対応したシーケンス制御を行う。
命令のデコード結果に従い、メモリ制御モジュール111を通してメモリユニット13またはレジスタファイル114から演算に使用するデータを、マルチプレクサ113を用いて選択してデータパスモジュール115に伝達する。
データパスモジュール115においては、命令コードの解読結果を用いて、指示されたデータを演算指示に従って演算を行い、演算結果を、モリ制御モジュール111を通してメモリユニット13に、または直接的にレジスタファイル114に書き戻す。
PE_BにおいてもPE_Aとほぼ同じ動作を行うが、PE_Bに対しては加算と減算を行わないプログラムのみを与えて実行させる。
これは非常に簡単な例であるが、特定な用途の機能を常に実行する場合に、その特定用途に限定したPEとして他の不特定用途に対応するPE_Aなどのかわりに使用することで、半導体チップの面積、消費電力を削減可能となる。
さらにPE_Bに関しては、命令のデコード機能なども簡易化することが可能となる。
以上説明したように、本第1の実施形態によれば、複数のPE_A11−1〜11−3と、PE_A11−1〜11−3におけるデータパス機能から加算機能と減算機能を削除したPE_B11−4とを有し、PE_A11−1〜11−3とPE_B11−4は、メモリユニット13が接続されたAXIバス12に接続されていることから、半導体チップの面積、消費電力を削減でき、チップコストの削減を実現することが可能である。
図2は、本発明の第2の実施形態に係る半導体チップの構成例を示すブロック図である。
本第2の実施形態に係る半導体チップ10Aが上述した第1の実施形態に係る半導体チップ10と異なる点は、本来の機能を有するPE Aから所定の機能を削除したデータパスを持つPE B11−4の代わりに、PE Aよりもより機能の高いデータパスを持つPE C11−5を設けたことにある。
より具体的には、複数のPE_A11−1〜11−3とメモリユニット13がAXIバス12に接続され、さらに、PE_A11−1〜11−3におけるデータパス機能に関して、PE_Aでは複数のクロックステップでの実行が必要な機能に関して、必要な処理のデータフローグラフに従った専用回路により、PE_Aよりも少ないクロックステップにて演算結果が得られるデータパスモジュール117を構成したPE_C11−5がAXIバス12に接続されている。
そして、PE C11−5は、データパスモジュール115とデータパスモジュール117の演算結果を選択し、メモリ制御モジュール111およびレジスタファイル114に供給するマルチプレクサ118を有する。
また、データパスモジュール117は、2つの乗算器1171,1172と、乗算器1171と乗算器1172の乗算結果を加算する加算器1173とを有する。
PE_C11−5においては、PE_A11−1〜11−3における加算演算と減算演算を複数の命令コードの組み合わせによって2回の乗算を行いその結果を加算するという処理を、一回のクロックステップで乗算器1171,1172による乗算二回と加算器1173による加算一回を行い、その結果を、マルチプレクサ118を介してレジスタファイル114やメモリ制御モジュール111を通してメモリユニット13に書き戻す。
本第2の実施形態によれば、PE_Aよりもクロックステップが少なくなった分、PE_Cの内部ではクロック周波数を下げることが可能となり、外部からはPE_AとPE_Cは同じインタフェース仕様でありながら、動作周波数が低く、同じ処理を行うPE_AとPE_Cの消費電力を比較するとPE_Cの消費電力を低く抑えることが可能となる。
また、PE_Cにおいては乗算結果を直接加算器1173に伝達するため、PE_Aよりもレジスタファイルへの書き込み読み出しなどの回数を減らすことが可能であり、さらに消費電力が減ることになる。
なお、上述した第1および第2の実施形態のように、一つまたは複数のPEの機能を代替可能なPEを用いて他のPEの冗長救済を行う半導体チップを構成することが可能である。
前述したように、第1および第2の実施形態においては、複数の同一PEを含む半導体チップにおいて、PEで実現していた機能が固定的にできることがわかった場合に、PEのインタフェース仕様と同様のワイヤードロジック(WL)などによって機能を固定的にできるPEを入れ替える処理を行う。
また、WLとの入れ替えではなくても、PEの中で使わない機能を削除または、簡易化したPEまたは一部をWLで実現したPEと置き換えることで、チップ面積を削減し、チップコストの削減を行う。
このような構成の半導体チップを冗長救済するために必要なPE数よりも多い数のPEを組み込むことで、歩留まりが高くてPEの数の増加によるチップ面積増を考慮してもより良品数を多く取得可能な半導体チップが製造可能となる。
たとえば、リングバス、ルーティング装置など、処理を行うPEの位置が変わっても問題のないアーキテクチャによるPE間接続の場合などでは、リングバスまたはルーティング構成の中にPEをひとつ以上冗長用として配置することで、PEまたはWL部分の故障を救済することが可能となる。
図3は、本発明の第3の実施形態に係るリングバスの接続形態に冗長用PEを配置した半導体チップの構成例を示す図である。
図3の半導体チップ20は、8つのリングハブ21−0〜21−7を有するリングバス21、必要な数の通常のWLまたはPE22−0〜22−6、および冗長PE22−7を有する。
リングバス21は、8個のリングハブ21−0〜21−7がリング状に接続されている。
そして、リングハブ21−0にWL(0)22−0が接続され、リングハブ21−1にPE(1)22−1が接続され、リングハブ21−2にPE(2)22−2が接続され、リングハブ21−3にPE(3)22−3が接続され、リングハブ21−4に冗長PE22−7が接続され、リングハブ21−5にPE(4)22−4が接続され、リングハブ21−6にWL(5)22−5が接続され、リングハブ21−7にWL(6)22−6が接続されている。
図4は、リングバスにおいて、データパケットを他のPEに伝達する様子を説明するためのフローチャートである。
たとえば、PEがデータ転送先アドレスと自分のアドレスである転送元アドレスをデータパケットに付加して、自分の直下のリングハブから次のリングハブに向かってデータパケットを転送する(ST1)。
次のリングハブでは転送先のアドレスと自分のアドレスが一致するか否かを判定する(ST2)。一致した場合は、対応するPEにデータパケットを渡して転送終了である(ST3)。
ステップST2において不一致の場合には、データパケットの転送元アドレスと自分のアドレスの比較を行う(ST4)。
ステップST3において不一致の場合には、次のリングハブへデータパケットをそのまま転送する(ST5)。
ステップST3において一致した場合には、リングを一巡しても受け取り相手が見つからなかったパケットであることになるので、そのデータパケットを破棄し、PEへは転送できなかったことを通知して終わりとなる(ST6)。
このような仕組みにより、リングハブのアドレスを操作することで、それぞれのPEの役割を変更することが可能となり、PEの冗長化が実現できる。
図3のリングバスの場合の例では、たとえばPE(2)22−2が故障した場合には、PE(2)22−2のパケットアドレスを冗長PE22−7に設定し、PE(2)22−2のパケットアドレスを無効アドレスに設定することで、PE(2)22−2へのデータパケットは冗長PE22−7で処理することが可能となる。
WL(5)22−5などが故障した場合でも同様にパケットアドレスの変更でWL(5)22−5で処理するパケットを冗長PE22−7に処理させることが可能となる。
本第3の実施形態によれば、歩留まりが高くてPEの数の増加によるチップ面積増を考慮してもより良品数を多く取得可能な半導体チップが製造可能となる。
図5は、本発明の第4の実施形態に係るルーティングの接続形態に冗長用PEを配置した半導体チップの構成例を示す図である。
図5の半導体チップ30は、12個のルータ31−0〜31−11を有するルーティング装置31、必要な通常のWLまたはPE32−0〜32−10、および冗長PE32−11を有する。
ルーティング装置31において、ルータ31−0は、ルータ31−1およびルータ31−4と接続され、かつ、ルータ31−0にはWL(0)32−0が接続されている。
ルータ31−1は、ルータ31−0、ルータ31−2、およびルータ31−5と接続され、かつ、ルータ31−1にはWL(1)32−1が接続されている。
ルータ31−2は、ルータ31−1、ルータ31−3、およびルータ31−6と接続され、かつ、ルータ31−2にはPE(2)32−2が接続されている。
ルータ31−3は、ルータ31−2およびルータ31−7と接続され、かつ、ルータ31−3にはPE(3)32−3が接続されている。
ルータ31−4は、ルータ31−0、ルータ31−5、およびルータ31−8と接続され、かつ、ルータ31−4にはWL(4)32−4が接続されている。
ルータ31−5は、ルータ31−1、ルータ31−4、ルータ31−6、およびルータ31−9と接続され、かつ、ルータ31−5にはPE(5)32−5が接続されている。
ルータ31−6は、ルータ31−2、ルータ31−5、ルータ31−7、およびルータ31−10と接続され、かつ、ルータ31−6にはPE(6)32−6が接続されている。
ルータ31−7は、ルータ31−3、ルータ31−6、およびルータ31−11と接続され、かつ、ルータ31−7にはPE(7)32−7が接続されている。
ルータ31−8は、ルータ31−4およびルータ31−9と接続され、かつ、ルータ31−8にはPE(8)32−8が接続されている。
ルータ31−9は、ルータ31−5、ルータ31−8、およびルータ31−10と接続され、かつ、ルータ31−9にはPE(9)32−9が接続されている。
ルータ31−10は、ルータ31−6、ルータ31−9、およびルータ31−11と接続され、かつ、ルータ31−10にはPE(10)32−10が接続されている。
ルータ31−11は、ルータ31−7およびルータ31−10と接続され、かつ、ルータ31−11には冗長PE32−11が接続されている。
図5のルーティングの場合の例でも、図3のリングバスの例と同様で、故障したPEまたはWLのパケットアドレスを無効化して、交換する冗長PE32−11に故障したPEまたはWLのパケットアドレスを設定することで故障の回避が可能となる。
本第4の実施形態によれば、歩留まりが高くてPEの数の増加によるチップ面積増を考慮してもより良品数を多く取得可能な半導体チップが製造可能となる。
以上説明したような構成を有することから、本実施形態の半導体チップによれば、次のような効果が実現可能となっている。
動作効率アップした分は消費電力対策に当てる、より低リークなトランジスタを使った設計が可能となる。
より低電圧での動作が可能となる。
より長い時間パワーゲートで電源切断可能である。
PEで機能検証を行い、機能が固定した時点で固定回路に置き換えることで開発効率が向上する。
PEを変更しない場合に比較して面積が小さくなり良品数が増加し、チップ単価を下げることが可能となる。
本発明の第1の実施形態に係る半導体チップの構成例を示すブロック図である。 本発明の第2の実施形態に係る半導体チップの構成例を示すブロック図である。 本発明の第3の実施形態に係るリングバスの接続形態に冗長用PEを配置した半導体チップの構成例を示す図である。 リングバスにおいて、データパケットを他のPEに伝達する様子を説明するためのフローチャートである。 本発明の第4の実施形態に係るルーティングの接続形態に冗長用PEを配置した半導体チップの構成例を示す図である。
符号の説明
10,10A・・・半導体チップ、11−1〜11−3・・・PE A、11−4・・・PE B、111・・・メモリ制御モジュール、112・・・命令デコードモジュール、113・・・マルチプレクサ、114・・・レジスタファイル、115,116,117・・・データパスモジュール、12・・・AXIバス、13・・・メモリユニット、20・・・半導体チップ、21・・・リングバス、21−0〜21−7・・・リングハブ、22−0〜22−6・・・通常のWLまたはPE、22−7・・・冗長PE、30・・・半導体チップ、31・・・ルーティング装置、31−0〜31−11・・・ルータ、32−0〜32−10・・・通常のWLまたはPE、32−11・・・冗長PE。

Claims (10)

  1. インタフェース仕様が同じで内部構造の異なる2つ以上の処理装置を含み、
    少なくとも一つの処理装置が一つまたは複数の処理装置の機能を代替可能に形成されている
    半導体チップ。
  2. 一つまたは複数の処理装置の機能を代替可能な処理装置が冗長用処理装置として配置され、当該冗長用処理装置を用いて他の処理装置の冗長救済が可能である
    請求項1記載の半導体チップ。
  3. 機能が同じである複数の処理装置を含む半導体チップであって、
    前記処理装置で実現可能な機能が固定化可能である場合、当該処理装置は他の処理装置とインタフェース仕様は同じにして固定化可能な機能が固定化されている
    半導体チップ。
  4. 前記機能が固定化可能な処理装置は、前記処理装置のインタフェース仕様と同様のワイヤードロジックによって代替されている
    請求項3記載の半導体チップ。
  5. 前記機能が固定化可能な処理装置は、未使用の機能が削除または簡易化されている
    請求項3記載の半導体チップ。
  6. 前記機能が固定化可能な処理装置は、他の処理装置より高い機能が付加されている
    請求項3記載の半導体チップ。
  7. 冗長救済のために、必要な処理装置よりも多い数の処理装置が組み込まれている
    請求項3記載の半導体チップ。
  8. 故障した処理装置がある場合、当該故障した処理装置のアドレスを冗長用処理装置のアドレスに設定し、当該故障した処理装置のアドレスを無効アドレスに設定して冗長救済が行われる
    請求項7記載の半導体チップ。
  9. 複数のリングハブがリング状に接続されたリングバスを有し、
    前記複数の処理装置は対応する前記リングハブに接続され、
    故障した処理装置がある場合、当該故障した処理装置のアドレスを冗長用処理装置のアドレスに設定し、当該故障した処理装置のアドレスを無効アドレスに設定して冗長救済が行われる
    請求項7記載の半導体チップ。
  10. 複数のルータが接続されたルーティング装置を有し、
    前記複数の処理装置は対応するルータに接続され、
    故障した処理装置がある場合、当該故障した処理装置のアドレスを冗長用処理装置のアドレスに設定し、当該故障した処理装置のアドレスを無効アドレスに設定して冗長救済が行われる
    請求項7記載の半導体チップ。
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