JPH0627429U - 舵角センサのセンサボードの取付け構造 - Google Patents

舵角センサのセンサボードの取付け構造

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JPH0627429U
JPH0627429U JP071416U JP7141692U JPH0627429U JP H0627429 U JPH0627429 U JP H0627429U JP 071416 U JP071416 U JP 071416U JP 7141692 U JP7141692 U JP 7141692U JP H0627429 U JPH0627429 U JP H0627429U
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JP
Japan
Prior art keywords
steering
sensor
sensor board
board
base
Prior art date
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Pending
Application number
JP071416U
Other languages
English (en)
Inventor
和久 熊谷
吉男 服部
Original Assignee
ナイルス部品株式会社
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 舵角センサのセンサボードをキャンセルカム
等の操舵動作伝達体から分離してコンビネーションスイ
ッチ装置等のベースに圧縮バネによって圧接できるよう
構成し、部品の共用化を図るとともにステアリングハン
ドルの組付け公差に伴なう不具合を解消する。 【構成】 車両のステアリングシャフトを嵌合させるた
めの筒部11の外周に段部13を設ける。操舵動作伝達
体3とセンサボード2との間に圧縮バネ5を挟持する。
段部13は圧縮バネ5によって圧接された舵角センサの
センサボード2を支持する。センサボード2は内周部2
1と、操舵動作伝達体3の一端に設けたセンサ係合部3
1を係合する係合穴22を有する。操舵動作伝達体3は
他端にステアリングハンドルに係合するハンドル係合部
32を有する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、車両のステアリングハンドルの操舵角を検知するための舵角センサ のセンサボードの取付け構造の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の舵角センサのセンサボードは、例えば、実開昭59−1546 66号公報に示すような取付け構造であった。すなわち、全周にわたって一定の 間隔を存し多数のセンサスリットを有するセンサボードを、キャンセルカムに一 体的に形成していた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、車両の型式によって舵角センサを必要とする車両と舵角センサ を必要としない車両が有り、舵角センサを必要とする場合はセンサボードを有し たキャンセルカムを設定し、舵角センサを必要としない場合はセンサボードのな いキャンセルカムを設定する必要があった。すなわち、キャンセルカムは少くと も2種類を設定しなければならず、価格の上昇を招来するとともに部品管理が不 便で有った。また、キャンセルカムはステアリングハンドルに係合させる都合上 、その軸方向に遊びが設けてあり寸法公差を吸収している。そのため、キャンセ ルカムに一体的に形成したセンサボードも、キャンセルカムとともに軸方向に位 置が移動する。そのため、該センサボードと組合わさって舵角センサを構成する 、例えば、コンビネーションスイッチ装置の本体に固定した検出部であるフォト インタラプタに対し、センサボードが接触する危険が有った。更に、該接触の危 険を回避すべくセンサボードと検出部であるフォトインタラプタとが成す隙間を 広げると検知精度が低下するといった問題を発生していた。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案は、上記した課題に対処すべくセンサボードをキャンセルカム等の操舵 動作伝達体から分離してコンビネーションスイッチ装置等でなるベースに圧縮バ ネによって圧接させた。すなわち、本考案は、車両のステアリングハンドルの操 舵に伴って回動するセンサボードと、該センサボードの回動に伴って信号を導出 する検出部とを備えた舵角センサの前記センサボードの取付け構造に於いて、車 両のステアリングシャフトを挿通する筒部を有し該筒部の外周に前記センサボー ドを遊嵌支持するベースと、一端を前記ベースに支持したセンサボードに対して 分離可能に係合し他端をステアリングハンドルに係合した操舵動作伝達体と、該 操舵動作伝達体と前記センサボードとの間に挟持しかつセンサボードをベースに 圧接する圧縮バネと、を具備したことを特徴とする舵角センサのセンサボードの 取付け構造を提供する。
【0005】
【実施例】
図1及び図2とともに本考案の好適な実施例を説明する。 同図に於いて、1はベースであり、例えば、コンビネーションスイッチ装置等 で成る。また11は筒部、2はセンサボード及び3は操舵動作伝達体、例えばキ ャンセルカムである。上記筒部11はベース1に一体形成したものであって、車 両のステアリングシャフト(図示せず)を挿通するものである。該筒部11は外 周に操舵動作伝達体3の脱落を防止する突起12と、センサボード2を支持する 段部13を有する。
【0006】 またセンサボード2は、金属板をプレス成型して黒色塗装を施したものであっ て、内周部21と、操舵動作伝達体3のセンサ係合部31が係合する係合穴22 と、検出部4であるフォトインタラプタの受発光素子(図示せず)間のビームを センサボード2の回転に応じて断続するスリット23と、後述する圧縮バネ5の 受部24とを有する。上記検出部4はベース1に固定しており、検出部4と上記 センサボード2とが組合わさって舵角センサを構成している。
【0007】 また操舵動作伝達体3は、樹脂成型品であって、前記センサボード2に係合す るセンサ係合部31を一端に、車両のステアリングハンドル(図示せず)に係合 するハンドル係合部32を他端にそれぞれ有し、内面に圧縮バネ5の支持部33 を有する。 また5は圧縮バネであって、操舵動作伝達体3とセンサボード2との間に挟持 している。該圧縮バネ5は、操舵動作伝達体3をステアリングハンドル側に弾圧 し、かつセンサボード2をベース1に圧接している。
【0008】 上述の各構成を組付ける手順として、先ずセンサボード2及び圧縮バネ5をベ ース1の筒部11に装着し、次に操舵動作伝達体3のセンサ係合部31を上記セ ンサボード2の係合穴22に位置合わせしつつ該操舵動作伝達体3を筒部11に 装着する。
【0009】 上記組付けを完了したセンサボード2は、筒部11の円周方向に対して自由に 回転できるが、軸方向に対しての移動は段部13によって規制を受けている。そ して操舵動作伝達体3は、センサボード2の係合穴22に係合したセンサ係合部 31を介してステアリングハンドルの操舵動作をセンサボード2に確実に伝達す る。しかし、操舵動作伝達体3のセンサ係合部31はセンサボード2の係合穴2 2に対して操舵動作伝達体3の軸方向に自由に係合しており、ステアリングハン ドルの組付け公差によって操舵動作伝達体3の位置が軸方向に変動してもセンサ ボード2に影響を与えることがない。
【0010】
【考案の効果】
本考案は、叙上のごとくセンサボードをキャンセルカム等の操舵動作伝達体か ら分離し、該操舵動作伝達体とセンサボードとの間に圧縮バネを挟持し、該圧縮 バネでセンサボードをコンビネーションスイッチ装置等のベースに圧接する構成 としたので、圧縮バネが操舵動作伝達体をステアリングハンドル側に圧接するこ とと、センサボードをベースに圧接することの両方に兼用できる。また車両の型 式によって舵角センサを装着する必要がある場合と必要がない場合のいずれの場 合でも共通のキャンセルカムを使用することができ、部品の共用化によって価格 の低下に寄与することができるとともに部品の管理がし易く成るといった効果が 有る。更にセンサボードと検出部とが成す隙間を極力狭くすることができ、所期 の検知精度を得ることができる効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1実施例を示した縦断面図である。
【図2】図1に示すセンサボードの斜視図である。
【符号の説明】
1 ベース 2 センサボード 3 操舵動作伝達体 4 検出部 11 筒部 13 段部 21 内周部 22 係合穴 31 センサ係合部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両のステアリングハンドルの操舵に伴
    って回動するセンサボードと、該センサボードの回動に
    伴って信号を導出する検出部とを備えた舵角センサの前
    記センサボードの取付け構造に於いて、 車両のステアリングシャフトを挿通する筒部を有し該筒
    部の外周に前記センサボードを遊嵌支持するベースと、
    一端を前記ベースに支持したセンサボードに対して分離
    可能に係合し他端をステアリングハンドルに係合した操
    舵動作伝達体と、該操舵動作伝達体と前記センサボード
    との間に挟持しかつセンサボードをベースに圧接する圧
    縮バネと、を具備したことを特徴とする舵角センサのセ
    ンサボードの取付け構造。
JP071416U 1992-09-18 1992-09-18 舵角センサのセンサボードの取付け構造 Pending JPH0627429U (ja)

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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19980804