JPH06274134A - 液晶表示ドライバー内蔵ワンチップマイクロコンピュータ - Google Patents

液晶表示ドライバー内蔵ワンチップマイクロコンピュータ

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JPH06274134A
JPH06274134A JP5065752A JP6575293A JPH06274134A JP H06274134 A JPH06274134 A JP H06274134A JP 5065752 A JP5065752 A JP 5065752A JP 6575293 A JP6575293 A JP 6575293A JP H06274134 A JPH06274134 A JP H06274134A
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JP
Japan
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liquid crystal
microcomputer
crystal display
microcomputers
master
Prior art date
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Pending
Application number
JP5065752A
Other languages
English (en)
Inventor
Shinichi Nogawa
真一 野川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Instruments Inc
Original Assignee
Seiko Instruments Inc
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Filing date
Publication date
Application filed by Seiko Instruments Inc filed Critical Seiko Instruments Inc
Priority to JP5065752A priority Critical patent/JPH06274134A/ja
Publication of JPH06274134A publication Critical patent/JPH06274134A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 液晶表示ドライバー内蔵のワンチップマイコ
ンにおいて、安価に液晶表示画素を増やすことを可能と
する。 【構成】 一つのマイコンに複数の状態を持たせ、多数
の画素表示を複数のマイコンで同時駆動して実現する。
マイコン1をマスターモードとし、マイコン2をスレー
ブモードとして使い分け、2個のマイコンで一つのLC
D7をマルチ駆動する。 【効果】 一つの液晶表示システムを作るのに、複数の
マイコンを利用するので量産効果によるコストダウンが
はかれ、またマイコン1個に特別多くのセグメント端子
を備えなくてもいいので、パッケージ実装のコストも安
価で済むという効果がある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ドットマトリクスな
どの液晶表示ドライバーを内蔵するワンチップマイクロ
コンピュータ(以下マイコンと略す)に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】一般に、従来のマイコンにおいて、ドッ
トマトリクスの液晶表示を行うときコモン、セグメント
の駆動端子を数多く必要とする。特に表示画素が多い場
合などは、コモン端子及びセグメント端子の数を増やし
て対応するため、ICのサイズは大きくなる。また別の
方法として、市販の液晶ドライバーを用いて駆動する方
法もあり、この場合はマイコンはコントローラとして機
能する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】図2と図3は、従来の
例を示したものである。図2は、一つのマイコンで多数
の画素表示を行う場合の例であり、セグメント端子の数
が多く必要である。ICのサイズは大きくなり、単価は
高くなる。図3は、市販の液晶ドライバーを用いて駆動
するものであり、表示画素が多いときは、このドライバ
ーICを複数個、組み合わせることで対応できる。
【0004】しかし、市販の液晶ドライバーは、汎用性
を持たせるために実際には使わないような無駄な回路も
含まれており、一般的に高価である。図2、図3のいず
れにおいても、表示画素を多くすると高価になるという
課題がある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明では一つのマイコンに複数の状態を持たせ、
多数の画素表示を複数のマイコンで同時駆動して実現す
ることにした。例えば、2個のマイコンをマスターモー
ドとスレーブモードに使い分け、一つの表示体をマルチ
駆動するものである。ICは2個となるが、集積回路の
それぞれは端子数がそれほど多くないICであり、同じ
マイコンを2個使いするので量産効果でコスト低減が期
待できる。
【0006】
【作用】一つの表示体をマスター側マイコンとスレーブ
側マイコンで分担する。マスター側マイコンにはキーマ
トリクスが組まれ、システムコントローラの位置付けが
なされる。そして、表示体全体の表示内容を決定する。
スレーブ側マイコンが分担する表示領域のデータは、マ
スター側マイコンからスレーブ側マイコンへとデータ転
送がなされる。
【0007】
【実施例】以下に、本発明のマイコンの実施例を図面に
基づいて説明する。図1が本発明の実施例であり、マス
ター側マイコン1とスレーブ側マイコン2の2チップで
一つのLCD7を駆動している。マスター側マイコン1
には、KEYマトリクス6が接続され、スイッチ操作の
入力を判断し、システム全体の動作を制御する。スレー
ブ側マイコン2は、マスター側マイコン1からの指令に
したがって表示を専門に受け持つ。マスター側マイコン
1からの指令は、データ転送用のバス8と、ハンドシェ
ーク信号9でスレーブ側マイコン2とインターフェース
する。このインターフェースのための信号処理は、マイ
コンの一般的な入出力ポートで実現できるものであり、
その制御の方法については公知であるので説明は省略す
る。
【0008】マスター側マイコン1とスレーブ側マイコ
ン2のマルチチップで一つのLCD7を駆動するには、
表示の周期と位相が完全に一致していることが重要であ
り、本発明においては、周期と位相を一致させるための
必要条件について説明する。図4は、ドットマトリクス
液晶の駆動波形を示している。PHASE信号が“L”
のとき、これを正相と呼ぶならば、正相の区間を複数の
コモン信号が時分割で駆動されている。図4には、CO
M1〜COM3まで示したが、コモン16分割ならば、
正相の区間が16分割されてVDDレベルに駆動され
る。コモン波形がVDDに駆動されているときセグメン
ト端子がVSSレベルになれば、そのときは点灯とな
る。図4におけるSEG信号の場合は、COM1とCO
M3で点灯する。PHASE信号が“H”レベルのとき
は逆相となり、コモン、セグメントの波形は、正相のと
きに比べ電位が反転する。したがって、マスター側マイ
コン1とスレーブ側マイコン2がともに一つのLCD7
を駆動するときは、このPHASE信号を完全に同期さ
せる必要があり、そのためにマスター側マイコン1から
スレーブ側マイコン2へ表示のための基本クロックと同
期信号を送り込む必要がある。
【0009】図5は、液晶駆動波形をマスター側とスレ
ーブ側で同期させるための回路例である。OSC10は
32kHzの発振回路であり、フラグ11がマスターの
モードを示しているならOSC10の32kHzが分周
器12に入力される。分周器12からは1kHzの信号
が16進カウンタ13に入力される。ラインデコーダ1
4の16進カウンタ13のデータをデコードし、コモン
16本の個々の駆動タイミングを作り、COM回路15
に入力する。COM回路15は中間電位V1 とV4 及び
PHASE信号を入力して、図4に示したようなコモン
波形(COM1,COM2,COM3など)を生成す
る。16進カウンタ13のデータは、表示メモリ16に
も入力され、表示メモリ16は各セグメントのコモンご
とのデータを順繰りに出力する。
【0010】SEG回路17は、中間電位V2 ,V3
びPHASE信号を入力して、図4に示したようなセグ
メント波形(SEG)を生成する。図5の回路は、マス
ター側マイコン1、スレーブ側マイコン2のいずれにも
入っているものであり、両ICのこの回路を同期させる
ことが必要である。マスター側マイコン1のOSC10
の32kHzをスレーブ側マイコン2に入れるために、
マスターモード時は、32kHzをDCLK端子に出力
し、マスターモードでない時(つまりスレーブ時)は、
DCLK端子から入ってくる基本クロックを分周器12
に入れる。これによってマスターとスレーブの表示の周
期は一致する。
【0011】図5のコントローラ18はPHASE信号
と同期信号を生成する部分である。自分がマスター側マ
イコン1であれば、同期信号をSYNC端子に出力し、
また自分がスレーブ側マイコン2であるなら、SYNC
端子の同期信号を分周器12、16進カウンタ13、コ
ントローラ18のすべてのリセット信号として入力す
る。これによりマスターとスレーブの表示の位相は完全
に一致する。
【0012】図6は、マスター側マイコン1とスレーブ
側マイコン2の同期をとるために送受される2本の信号
DCLKとSYNCを示したものであり、マスター側マ
イコン1のPHASE信号が“L”(正相)になったと
き、SYNC(同期信号)を発生し、スレーブ側マイコ
ン2に送る。スレーブ側マイコン2ではこのSYNC信
号で分周器、カウンタ等が初期化されるので、スレーブ
側のPHASE信号もマスター側と同時に“L”(正
相)となる。
【0013】
【発明の効果】以上述べたように、この発明で2個のマ
イコンを二つのモードに分け、液晶表示の位相を完全一
致させることが可能となるので、大きな液晶を2個のマ
イコンでマルチ駆動することができる。2個のマイコン
は、それぞれマスターとスレーブという位置付けで異な
った制御プログラムが内蔵されることになるが、プログ
ラム以外は同一のBodyを持つマイコンである。
【0014】一つの液晶表示システムを作るのに2個の
マイコンを利用するので量産効果によるコストダウンが
はかれ、またマイコン1個に特別多くのセグメント端子
を備えなくてもいいので、パッケージ実装のコストも安
価で済むという効果がある。なお、本発明は一つの表示
体を駆動するマイコンを2個と限定するものではなく、
必要に応じて3個以上にすることも可能である。数が多
くなれば、さらなる量産効果により、一層のコストダウ
ンが期待できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による液晶駆動例である。
【図2】1個のマイコンで多数の画素表示を行う場合の
例である。
【図3】液晶ドライバーICを別チップにして液晶を駆
動する従来例である。
【図4】液晶駆動波形の説明図である。
【図5】液晶駆動波形をマスター側とスレーブ側で同期
させるための回路例である。
【図6】同期信号のタイミング説明図である。
【符号の説明】
1 マスター側マイコン 2 スレーブ側マイコン 3 マイコン 4 液晶ドライバーIC 5 バイアス回路 6 キーマトリクス 7 LCD 8 データ転送用のバス 9 ハンドシューク信号 10 OSC 11 フラグ 12 分周器 13 16進カウンタ 14 ラインデコーダ 15 COM回路 16 表示メモリ 17 SEG回路 18 コントローラ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 液晶表示ドライバーを内蔵するワンチッ
    プマイクロコンピュータにおいて、マスターモードとス
    レーブモードを選択するフラグを有し、液晶表示のため
    の基本クロックと、フレーム同期をとるための同期信号
    がともに、入出力状態を前記フラグにより選択可能であ
    り、マスターモードが選択された場合には前記信号の端
    子がともに出力端子となり、スレーブモードが選択され
    た場合には前記信号の端子がともに入力端子となること
    を特徴とする液晶表示ドライバー内蔵ワンチップマイク
    ロコンピュータ。
JP5065752A 1993-03-24 1993-03-24 液晶表示ドライバー内蔵ワンチップマイクロコンピュータ Pending JPH06274134A (ja)

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JP5065752A JPH06274134A (ja) 1993-03-24 1993-03-24 液晶表示ドライバー内蔵ワンチップマイクロコンピュータ

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JP5065752A JPH06274134A (ja) 1993-03-24 1993-03-24 液晶表示ドライバー内蔵ワンチップマイクロコンピュータ

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