JPH0627344U - アームレスト付きコンソールボックス - Google Patents

アームレスト付きコンソールボックス

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JPH0627344U
JPH0627344U JP7007792U JP7007792U JPH0627344U JP H0627344 U JPH0627344 U JP H0627344U JP 7007792 U JP7007792 U JP 7007792U JP 7007792 U JP7007792 U JP 7007792U JP H0627344 U JPH0627344 U JP H0627344U
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armrest
console box
height
box body
side brake
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JP7007792U
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高由 大塚
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しげる工業株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】アームレスト非使用時にはアームレストの高さ
を低くし、使用時にのみ高くなるようにする。 【構成】アームレスト6をリンク7によってコンソール
ボックス本体2に回動可能に取り付ける。非使用時に
は、アームレスト6を後方に回転してコンソールボック
ス本体2の後部収納空間に収納する。使用時には、アー
ムレスト6を前方に回転してコンソールボックス本体2
の上部に載置する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、自動車のコンソールボックスに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
自動車の運転席の側部には一般にコンソールボックスが設けられている。この コンソールボックスにはその後部にアームレストを併設したものがある。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
上記従来のアームレストはコンソールボックスに固定されていた。そのため、 アームレストの機能を第一にしてその高さ寸法を設定すると、アームレストとし て使用しない時に運転等の邪魔になり、一方、非使用時に邪魔にならない高さに 設定すると、アームレストとして使用する時に高さが不十分で使い勝手が悪いと いう問題があった。
【0004】 この考案は上述従来の技術の問題点に鑑みてなされたものであり、その目的と するところは、非使用時にはアームレストが邪魔にならず、使用時にはアームレ ストの高さを十分に確保できるアームレスト付きコンソールボックスを提供しよ うとするところにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
この考案は上述目的を達成するためになされたもので、その要旨は、アームレ ストがコンソールボックス本体に離脱不能に取り付けられ、且つ、コンソールボ ックス本体上部からのアームレストの突出寸法を変えられるようにアームレスト が移動可能に取り付けられていることを特徴とするアームレスト付きコンソール ボックスにある。
【0006】
【作用】 アームレスト非使用時にはアームレストの高さを低くして、運転等の邪魔にな らないようにする。アームレストに肘を掛ける時には、アームレストを動かし、 その高さを高くして使用する。 アームレストはコンソールボックス本体に離脱不能に取り付けられているので 、アームレストの紛失を防止でき、使用したい時にアームレストが見当たらない 等の不具合が生じない。
【0007】
【実施例】
以下、この考案の実施例を図1から図4までの図面に基づいて説明する。 図1はこの考案に係るコンソールボックスの第1実施例における要部側面図で あり、図2は要部外観斜視図である。コンソールボックス1はコンソールボック ス本体2を有している。コンソールボックス本体2は、後部にサイドブレーキカ バー部3が設けられ、中央部にトレイ部4が設けられている。サイドブレーキカ バー部3の前方からはサイドブレーキ5が突き出ている。
【0008】 サイドブレーキカバー部3の後部には収納空間が形成されており、この収納空 間にアームレスト6が収納可能にされている。サイドブレーキカバー部3の内側 下部にはリンク7が支軸8を介して回転可能に取り付けられている。このリンク 7の他端にアームレスト6が支軸9を介して回転可能に取り付けられている。
【0009】 アームレスト6は、図1において二点鎖線で示すように、リンク7を後方に回 転することによって、サイドブレーキカバー部3の収納空間に収納されるように なっている。図2はこの時の状態を示している。このようにすると、運転時等ア ームレスト非使用時にアームレスト6が、運転者や助手席に座っている者の邪魔 になることはない。
【0010】 又、アームレスト6は、図1において実線で示すように、リンク7を前方に回 転して起立させることにより、サイドブレーキカバー部3の上に載置することが できるようになっている。このようにすると、アームレスト6は運転者が肘を掛 けるのに丁度よい高さになる。尚、アームレスト6に肘を掛けた時に前後に移動 しないように、アームレスト6の底面には係合突起10が設けられ、サイドブレ ーキカバー部3の上面11に係合凹部12が設けられていて、これらが互いに係 合するようになっている。
【0011】 このように、使用時にはアームレスト6をサイドブレーキカバー部3の上に位 置させることにより、アームレストとして十分満足できる高さが確保され、一方 、非使用時にはアームレスト6をサイドブレーキカバー部3の上から退避させる ことができるので、アームレスト6が運転等の邪魔になることがなく、極めて使 い勝手がよい。 又、アームレスト6はリンク7によってコンソールボックス本体2に連結され ており、コンソールボックス本体2から離脱できないようになっているので、ア ームレスト6の紛失を防止でき、いざアームレスト6を使おうと思った時に、ア ームレスト6が見当たらないなどという不具合が生じない。
【0012】 図3及び図4はこの考案に係るコンソールボックスの第2実施例を示すもので あり、図3は要部断面図、図4は分解斜視図である。上述第1実施例と同一態様 部分には同一符号を付し、重複する説明は適宜省略する。 この実施例におけるコンソールボックス本体2のサイドブレーキカバー部3に は、上方が開口して斜め下後方に延びる収納孔13が形成されている。収納孔1 3には、カセットテープ等が入る小物箱14が上下方向へ移動可能に収容されて いる。
【0013】 小物箱14の左右の側壁15にはそれぞれ、互いに平行をなして斜め上下方向 に延びるガイド孔16が設けられている。各ガイド孔16には、サイドブレーキ カバー部3における左右の側壁17の内面に取り付けたガイドピン18が挿入さ れている。これらガイド孔16とガイドピン18の協働によって、小物箱14が サイドブレーキカバー部3から離脱不能になるとともに、収納孔13内をスムー ズに昇降できるようになる。尚、ガイドピン18は、収納孔13に小物箱14を 挿入した後に、小物箱14の内側からガイド孔16に差し込んで、サイドブレー キカバー部3の側壁17に嵌着したものである。
【0014】 小物箱14の上部後端には一対のラグ20が突設されており、このラグ20に 支軸21を介して、アームレスト22がその前部を上下方向へ回動可能に取り付 けられている。尚、このアームレスト22を下方に傾転した時に、アームレスト 22の前端底面が小物箱14の前壁23の上面に載置されるようになっていて、 アームレスト22は小物箱14の蓋を兼ねている。
【0015】 ところで、上記小物箱14と収納孔13の底部との間には、小物箱14を上方 へ付勢するスプリング24が介装されている。 一方、サイドブレーキカバー部3の前壁25と小物箱14の前壁23との間に はストッパ機構が設けられていて、アームレスト22の高さを適宜の高さに保持 することができるようになっている。
【0016】 ストッパ機構について図3を参照して詳述する。サイドブレーキカバー部3の 前壁25の前面からは、前後方向へスライド可能に取り付けられた解除レバー2 6が前方に突き出ている。この解除レバー26はスプリング27によって前方へ 付勢されている。又、上記前壁25の裏面(収納孔13側)からは、前後方向へス ライド可能に取り付けられたストッパプレート28が後方に突き出ている。解除 レバー26とストッパプレート28は、前壁25に固定された支軸29を中心と して回動するリンク30によって連繋されており、解除レバー26をスプリング 27の弾性に抗して押し込むとストッパプレート28が前壁25内に押し込まれ 、解除レバー26から手を離しスプリング27の弾性によって解除レバー26を 手前に突き出させると、ストッパプレート28が収納孔13側に突き出るように なっている。 一方、小物箱14の前壁23の前面には、上記ストッパプレート28の先部を 挿脱可能とする係合凹部31が、上下方向に所定のピッチで複数設けられている 。
【0017】 次に、上記コンソールボックス1の作用について説明する。 図3はアームレスト非使用時(例えば、運転時等)を示している。この時には、 小物箱14のほぼ全体を収納孔13内に収納し、小物箱14において一番上に位 置する係合凹部31にストッパプレート28の先部を挿入せしめる。これによっ て、スプリング24によって上方に付勢されている小物箱14の上方移動を阻止 し、アームレスト22を一番低い高さに保持する。このように、アームレスト2 2を一番低い高さに保持すれば、アームレスト22が運転者や助手席に座ってい る者の邪魔になることがない。
【0018】 一方、アームレスト22を使用する場合には、一方の手でアームレスト22を 押えながら、他方の手で解除レバー26を押し込み、ストッパプレート28を最 上部の係合凹部31から引き抜いて、小物箱14を昇降可能な状態にする。 そして、使用者が肘を掛けるのに丁度よい高さとなるようにアームレスト22 を上昇させていき、所望の高さに一番近くなるような係合凹部31を探す。そし て、解除レバー26から手を離して、選択した係合凹部31にストッパプレート 28の先部を差し込む。
【0019】 上述のように、この第2実施例のコンソールボックス1の場合には、アームレ スト非使用時には邪魔にならないようにアームレスト22の高さを低くでき、使 用時にはアームレストとして十分機能するようにアームレスト22の高さを高く できるばかりでなく、使用者の体格や好みに応じてアームレスト22の高さを変 えることができるので、使い勝手が非常によい。
【0020】 この考案は上述実施例に制約されず種々の態様が採用可能である。例えば、ア ームレストの移動機構、及び、ストッパ機構は上述各実施例の構成に限るもので はなく、目的を達成できる範囲で種々の構成が採用可能である。
【0021】
【考案の効果】 以上説明したように、この考案によれば、アームレストをコンソールボックス 本体に移動可能に取り付け、コンソールボックス本体上部からのアームレストの 突出寸法を変えられるようにしたことにより、アームレスト非使用時には運転等 の邪魔にならないようにアームレストの高さを低くすることができ、使用時には アームレストの高さを高くして肘を掛けるのに丁度よい高さにすることができ、 極めて使い勝手がよいという優れた効果が奏される。 又、アームレストをコンソールボックス本体から離脱不能にしたことにより、 アームレストの紛失を防止することができるという効果もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案に係るアームレスト付きコンソールボ
ックスの第1実施例における要部側面図である。
【図2】上記第1実施例のコンソールボックスの要部外
観斜視図である。
【図3】この考案に係るアームレスト付きコンソールボ
ックスの第2実施例における要部断面図である。
【図4】上記第2実施例のコンソールボックスの要部分
解斜視図である。
【符号の説明】
1 コンソールボックス 2 コンソールボックス本体 6 アームレスト 22 アームレスト

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アームレストがコンソールボックス本体
    に離脱不能に取り付けられ、且つ、コンソールボックス
    本体上部からのアームレストの突出寸法を変えられるよ
    うにアームレストが移動可能に取り付けられていること
    を特徴とするアームレスト付きコンソールボックス。
JP1992070077U 1992-09-11 1992-09-11 ア―ムレスト付きコンソ―ルボックス Expired - Lifetime JP2512540Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JPH0627344U true JPH0627344U (ja) 1994-04-12
JP2512540Y2 JP2512540Y2 (ja) 1996-10-02

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101114131B1 (ko) * 2005-07-29 2012-03-13 어플라이드 머티어리얼스, 인코포레이티드 듀얼 주파수 바이어스를 갖는 화학적 기상 증착 챔버 및이를 이용하여 포토마스크를 제조하기 위한 방법
CN106394420A (zh) * 2015-07-28 2017-02-15 大众汽车有限公司 用于交通工具的储物系统
JP2017087778A (ja) * 2015-11-02 2017-05-25 トヨタ紡織株式会社 挟み込み防止構造

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