JPH0627342U - 可動ステップ装置 - Google Patents

可動ステップ装置

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JPH0627342U
JPH0627342U JP7051592U JP7051592U JPH0627342U JP H0627342 U JPH0627342 U JP H0627342U JP 7051592 U JP7051592 U JP 7051592U JP 7051592 U JP7051592 U JP 7051592U JP H0627342 U JPH0627342 U JP H0627342U
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JP
Japan
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open position
step plate
roller
slide door
free end
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JP7051592U
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Inventor
和吉 井上
Original Assignee
日産車体株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 より軽微なスライドドアの操作力により、ス
テッププレートを駆動できるようにした可動ステップ装
置を提供する。 【構成】 車体に設けられた乗降用開口部の下部には、
フロントブラケット10とリヤブラケット19とが配置
されており、この両ブラケット10,19間には、ステ
ッププレート20が枢支されている。該ステッププレー
ト20の前端部には平行リンクLが設けられ、該平行リ
ンクLを構成する起立板25の車室外側面には、第1の
ローラ29が取り付けられている。また、ステッププレ
ート20の後端部であって自由端部側には、第2のロー
ラ33が取り付けられている。他方、ロアトリム28に
は、ガイド部材34が固定されており、該ガイド部材3
4には、フラット部37と、該フラット部37の端部に
連なり車体前部方向に下降するスロープ部38とからな
るガイド面36が設けられている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、スライドドアの摺動に伴ってステッププレートを格納状態と使用状 態に駆動する可動ステップ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の可動ステップ装置としては、図7に示したものが提案されている(特公 平3−14661号公報参照)。すなわち、車体に設けられた乗降用の開口部6 1の下部両側には、前部ブラケット62と後部ブラケット63とが立設されてい る。前部ブラケット62には、横長孔64が形成されており、該横長孔64には フロントステー65の一端部が遊嵌されている。前記後部ブラケット63には、 垂直軸66が回転自在に取り付けられており、該垂直軸66の上端部には上部ピ ニオンギヤ67が設けられ、下端部には下部ピニオンギヤ68が設けられている 。該下部ピニオンギヤ68には、ラックギヤ69が噛合されており、該ラックギ ヤ69はブラケット70を介して図示しないスライドドアに固定されている。
【0003】 前部及び後部ブラケット62,63間には、ヒンジ71,71によりステップ プレート72が枢支されている。該ステッププレート72の前縁部には前記フロ ントステー65の他端部が枢支され、後縁部には前記上部ピニオンギヤ67と噛 合する円弧状ラックギヤ74を備えたリヤステー73が取り付けられている。
【0004】 かかる構成において、スライドドアが前記開口部61を閉鎖した全閉位置にあ ると、ステッププレート72は直立した格納状態(図示せず)にある。そして、 乗降時に全閉位置にあるスライドドアを車体後方の全開位置方向に摺動させると 、スライドドアと一体的にラックギヤ69が車体後方に移動し、該ラックギヤ6 9に噛合している下部ピニオンギヤ68が回転駆動される。したがって、下部ピ ニオンギヤ68と一体的に垂直軸66及び上部ピニオンギヤ67が回転し、該上 部ピニオンギヤ67に噛合している円弧状ラックギヤ74によりリヤステー73 が車室外方向に駆動される。これにより、直立した格納状態にあったステッププ レート72は徐々に傾倒し、スライドドアの全開位置への到達に伴って、図示し た水平状の使用状態となる。
【0005】 また、スライドドアを全開位置から全閉位置方向に摺動させると、ラックギヤ 69が車体前方に移動し、下部ピニオンギヤ68、垂直軸66及び上部ピニオン ギヤ67が前述とは逆方向に回転して、該上部ピニオンギヤ67に噛合している 円弧状ラックギヤ74によりリヤステー73が車室内方向駆動される。これによ り、水平な使用状態にあったステッププレート72は、徐々に起立し、スライド ドアの全閉位置への到達に伴って、直立した使用状態となる。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、このような従来の可動ステップ装置にあっては、スライドドア の車体前後方向の動きを、ラックギヤ69と下部ピニオンギヤ68とにより回転 力に変換し、この回転力をさらに上部ピニオンギヤ67と円弧状ラックギヤ74 により、スライドドアの摺動方向と直交する車室内外方向の駆動力に変換して、 この駆動力によりステッププレート72を駆動するように構成されている。した がって、スライドドアの動きを回転力に変換する際、さらにこの回転力を前記駆 動力に変換する際に多くのエネルギロスが生じ、しかも前述のように駆動力はス ライドドアの摺動方向と直交する方向であることから、エネルギロスは大きなも のとなる。その結果、スライドドアを開閉操作する際に要する操作力が増大して 、円滑なスライドドアの開閉操作が困難となるものであった。
【0007】 本考案は、このような従来の課題に鑑みてなされたものであり、より軽微なス ライドドアの操作力により、ステッププレートを駆動できるようにした可動ステ ップ装置を提供することを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するために本考案にあっては、車体に設けられた乗降用開口部 の下部に枢支され、自由端部を上方にした斜状の格納状態及び水平状の使用状態 に回動可能なステッププレートと、摺動して前記乗降用開口部を開閉するととも に、全閉位置から所定の半開位置への摺動に伴って車室外側に変位する曲線移動 し、前記半開位置から全開位置間にて直線移動するスライドドアと、前記ステッ ププレートの自由端部に設けられ、前記スライドドアが全閉位置にあるとき、該 スライドドアの車室内側面に当接してステッププレートを前記格納状態に支持す るとともに、前記スライドドアの全閉位置から半開位置への摺動に伴って前記車 室内面に摺接しつつ前記ステッププレートを下方に案内し、かつ、半開位置から 全開位置への摺動に伴って前記ステッププレートを前記格納状態に駆動する第1 のローラと、前記可動ステップの自由端部側の下面に設けられ、前記半開位置に て前記スライドドアの車室内面に設けられたガイド部材上に到達する第2のロー ラと、前記ガイド部材に設けられ、前記スライドドアの半開位置から全開位置へ の摺動に伴って前記第2のローラに摺接しつつステッププレートの自由端部を前 記使用状態に案内し、前記全開位置から半開位置への摺動に伴って、前記第2の ローラに摺接しつつステッププレートの自由端部を押し上げ駆動するガイド面と を有している。
【0009】
【作用】
前記構成において、スライドドアが全閉位置にあると、ステッププレートの自 由端部に設けられた第1のローラはスライドドアの車室内面に当接し、これによ りステッププレートは自由端部を上方にした斜状の格納状態に支持されている。 乗降に際して、スライドドアを全閉位置から全開位置方向に摺動させると、スラ イドドアは全閉位置から半開位置までは、車室外側に変位する曲線移動すること から、スライドドアの車室外側への変位に伴って、第1のローラは前記スライド ドアの車室内面の下方に摺接し、ステッププレートの自重に依りステッププレー トの自由端部は下方に案内される。
【0010】 そして、スライドドアを所定の半開位置まで摺動させると、ステッププレート の自由端部の下動に伴い、第2のローラは前記スライドドアの車室内面に設けら れたガイド部材上に到達する。引き続きスライドドアを前記半開位置から全開位 置方向に摺動させると、第2のローラはガイド部材に設けられたガイド面に摺接 しつつ、ステッププレートの自由端部を前記使用状態に案内し、スライドドアを 全開位置に摺動させた際には、ステッププレートは水平状の使用状態となる。
【0011】 また、全開位置にあるスライドドアを閉止すべく摺動させると、該スライドド アの全開位置から半開位置への摺動に伴って、前記ガイド面が第2のローラに摺 接し、ステッププレートの自由端部は第2のローラを介して押し上げ駆動される 。そして、スライドドアが半開位置を過ぎると、第1のローラがスライドドアの 車室内面に摺接する。このとき、スライドドアは、半開位置から全閉位置に移動 する際には、前述とは逆に車室内側に変位する曲線移動となることから、このス ライドドアの車室内側への変位により、ステッププレートの自重に抗して第1の ローラは押し上げられて前記車室内面の上方に摺接して行き、これによりステッ ププレートの自由端部は上方に駆動される。そして、スライドドアが全閉位置に 到達すると、ステッププレートは前記格納状態に支持される。
【0012】
【実施例】
以下、本考案の一実施例について図にしたがって説明する。すなわち、図2に 示したように、ワンボックスカーの車体1には、乗降用開口部2が設けらている とともに、車体後方に開作動して乗降用開口部2を開閉するスライドドア3が摺 動自在に支持されている。該スライドドア3は公知の構造であって、乗降用開口 部2を閉鎖する全閉位置Aから所定の半開位置Bまでは、車室外側に変位しつつ 曲線移動し、前記半開位置Bから乗降用開口部2を全開にする全開位置C間では 直線移動するように車体1に支持されている。
【0013】 前記乗降用開口部2の下部には、フロア4より低く形成されたステップ部5が 設けられており、該ステップ部5は、図1に点線で示したように、底壁6、側壁 7、前壁8と後壁9等で構成されている。前記底壁6と前壁8とが接合された前 コーナ部の車室内側には、フロントブラケット10が配置されている。該フロン トブラケット10には、枢支孔11、ベアリング12及び固定用孔13が設けら れ、下面には垂直ボルト14が突設されている。また、前記コーナ部の車室外側 には、L字状の押え金具15が配置されており、該押え金具15の上部にはウエ ルドナット16が溶着され、下部には固定用孔17が設けられている。そして、 前記垂直ボルト14は前記ステップ部5の底壁6に貫通され、かつ、前記押え金 具15の固定用孔17に遊挿されて、その端部にナット39が螺合されている。 また、フロントブラケット10の固定用孔13には水平ボルト18が遊挿され、 該水平ボルト18は前記ステップ部5の側壁7に貫通されるとともに、押え金具 15のウエルドナット16に螺合されている。これにより、フロントブラケット 10は、押え金具15との間に底壁6と側壁7を挟んで、該底壁6と側壁7とに 固定されている。
【0014】 また、前記底壁6と後壁9とが接合された後コーナ部の車室内側には、リヤブ ラケット19が配置されている。該リヤブラケット19には、ベアリング12( 図3参照)及び固定用孔13が設けられ、下面には垂直ボルト14が突設されて いる。前記コーナ部の車室外側には、前述と同様の構成からなるL字状の押え金 具15が配置されている。そして、前記垂直ボルト14は前記ステップ部5の底 壁6に貫通され、かつ、前記押え金具15の固定用孔17に遊挿されて、その端 部にナット39が螺合されている。また、リヤブラケット19の固定用孔13に は水平ボルト18が遊挿されて、該水平ボルト18は前記ステップ部5の側壁に 貫通されるとともに、押え金具15のウエルドナット16に螺合されている。こ れにより、リヤブラケット19は、図3に示したように、フロントブラケット1 0と同様に、押え金具15との間に底壁6と側壁7を挟んで、該底壁6と側壁7 とに固定されている。
【0015】 一方、前記ステップ部5の底壁6上には、図4に示したように該底壁6より長 尺な幅寸法、つまり前記スライドドア3が全開位置Cあるとき、車室外に突出す る幅寸法を有するステッププレート20が配置されている。該ステッププレート 20の前後端面であって車室内側寄りには、図1に示したように、フロントピン 21とリヤピン22とが突設され、フロントピン21は前記フロントブラケット 10のベアリング12に嵌挿され、リヤピン22は前記リアブラケット19のベ アリング12(図3)に嵌挿されている。
【0016】 また、ステッププレート20の前端部には、該ステッププレート20の幅寸法 と同一長からなる延設板23が設けられており、該延設板23の車室外側の端部 、つまりステッププレート20の自由端部には、ヒンジ24により起立板25の 下端部が枢支されている。該起立板25の上端部には、ヒンジ26によりリンク 板27の一端部が枢支されている。該リンク板27は、前記延設板23と平行で あって、他端部は前記フロントブラケット10の枢支孔11に遊挿されている。 これにより、延設板23、起立板25、及びリンク板27とからなる平行リンク Lが構成され、前記起立板25はステッププレート20の角度の如何に拘わらず 、スライドドア3の車室内面を形成するロアトリム28と平行な状態に維持され る。
【0017】 前記起立板25の車室外側面には、第1のローラ29が取り付けられており、 該第1のローラ29は、図5に示したようにホルダ30と該ホルダ30に回転自 在に抱持されたボール31とで構成されている。また、ステッププレート20の 後端部であって自由端部側には、後端が上方に位置する斜面部32が設けられて おり、該斜面部32の裏面には前記第1のローラ29と同様の構造からなる第2 のローラ33が取り付けられている。
【0018】 他方、ロアトリム28には、ガイド部材34が固定されており、該ガイド部材 34はロアトリム28に螺着されたベース35と、該ベース35に直交する方向 に突設されたガイド面36とを有している。該ガイド面36は、最上端に形成さ れたフラット部37と、該フラット部37の端部に連なり車体前部方向に下降す るスロープ部38とから構成されている。 なお、前記第2のローラ33とガイド部材34との位置関係は、前記スライドド ア3が全開位置から半開位置Bに到達したとき、第2のローラ33のボール31 が、前記フラット部37上に到来するように設定されている。また、図において 、FRは車体前方を、UPRは車体上方を、0Xは車体中心方向を各々示してい る。
【0019】 以上の構成にかかる本実施例において、スライドドア3が全閉位置Aにあると 、第1のローラ29はロアトリム28の上部に当接し、これによりステッププレ ート20は図4に示したように、自由端部を上方にした斜状の格納状態に支持さ れている。そして、乗降に際して、スライドドア3を全閉位置Aから全開位置C 方向に摺動させると、第1のローラ29はボール31を回転させつつロアトリム 28との摺接状態を維持する。このとき、スライドドア3は全閉位置Aから半開 位置Bまでは、車室外側に変位する曲線移動することから、スライドドア3の車 室外側への変位に伴い、ステッププレート20の重量を受けつつ、第1のローラ 29は前記ロアトリム28の下方に摺接して行き、ステッププレート20の自由 端部は下方に案内される。
【0020】 そして、スライドドア3が所定の半開位置Bに到達すると、第2のローラ33 のボール31は、前記ガイド面36のフラット部37上に到達し、また、これと 同時にロアトリム28に摺接していた第1のローラ29は、スライドドア3の摺 動に伴って形成されたスライドドア3と車体1間の空間に到達する。よって、こ の時点まで、第1のローラ29がロアトリム28に摺接することにより斜状に支 持されたいたステッププレート20は、この時点から第2のローラ33がガイド 面36に摺接することにより斜状に支持される(図4のローラ乗り換え位置)。
【0021】 引き続きスライドドア3を前記半開位置Bから全開位置C方向に摺動させると 、ガイド部材34はスライドドア3と一体的に全開位置C方向に移動する。した がって、第2のローラ33は前記フラット部37からスロープ部38上に相対移 動し、該スロープ部38にボール31を摺接させつつ、ステッププレート20の 自由端部を下方に案内する。そして、図2に示したように、スライドドア3が半 開位置Cから、ガイド面36の前後長に相当する距離αだけ全開位置方向に摺動 すると、第2のローラ33はスロープ部38の下端部より離脱する。これにより 、ステッププレート20はステップ部5の底壁6に重畳して水平状の使用状態と なり、よって、図4に示したように、この使用状態となった幅広状のステッププ レート20上に、靴Sを脱いで乗車することができる。
【0022】 また、乗車後に全開位置Cにあるスライドドア3を閉止すべく摺動させると、 該スライドドア3の全開位置Cから半開位置B方向への摺動に伴って、ガイド部 材34は一体的に同方向に移動し、図6に示したように、第2のローラ33に接 近して行く。やがて、スロープ部38の先端が第2のローラ33の下方に入り込 み、これにより第2のローラ33のボール31はスロープ部38上を相対的に移 動し、ステッププレート20の自由端部は第2のローラ33を介して押し上げ駆 動される。そして、スライドドア3が半開位置Bを過ぎると、第2のローラ33 がフラット部37よりも車体後方に相対移動して、該フラット部37から離脱し 、同時に第1のローラ29がロアトリム28の下部に摺接する。
【0023】 引き続き、スライドドア3を全開位置A方向に移動させると、該スライドドア 3は半開位置Bから全閉位置Aに移動する際には、前述とは逆に車室内側に変位 する曲線移動となる。よって、このスライドドア3の車室内側への変位により、 第1のローラ29は前記ロアトリム28の上方に摺接して行き、これによりステ ッププレート20の自由端部は上方に駆動される。そして、スライドドア3が全 閉位置Aに到達すると、ロアトリム28の上方の所定位置に到達し、ステッププ レート20は斜状の格納状態に支持されるのである。
【0024】
【考案の効果】
以上説明したように本考案は、ステッププレートに第1のローラと第2のロー ラとを設け、第1のローラとスライドドアの車室内面との摺接、及び第2のロー ラとスライドドアに設けられたガイド部材との摺接により、ステッププレートを 格納状態と使用状態とに案内駆動するようにした。よって、スライドドアの動き を、回転力に変換したり、この回転力をさらにスライドドアの摺動方向と直交す るの駆動力に変換する等のエネルギロスを伴うことがなく、スライドドアの動き を直接的に駆動力に変換して、ステッププレートの駆動を行うことができる。し たがって、ステッププレートを駆動する際に加わるスライドドアへの負荷が低減 して、スライドドアを開閉操作する際に要する操作力を軽減することができ、こ れにより円滑なスライドドアの開閉操作が可能となる。
【0025】 また、ステッププレートは格納状態において、斜状に支持されることから、ス テッププレート上に脱いだ靴を別の箇所に格納することなく、斜状のステッププ レート上に放置しておくことができ、これにより住宅感覚で靴を脱いで乗車する ことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す車室内側から見た分解
斜視図である。
【図2】同実施例の車室外から見た外観斜視図である。
【図3】図1のa−a線に相当する断面図である。
【図4】同実施例にかかるステッププレートの動きを車
体前方側から見た説明図である。
【図5】ローラの外観斜視図である。
【図6】スライドドアを全開位置から半開位置に移動さ
せている状態の第2のローラとガイド部材の位置関係を
示す説明図である。
【図7】従来の可動ステップ装置を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 車体 2 乗降用開口部 3 スライドドア 20 ステッププレート 28 ロアトリム(車室内面) 29 第1のローラ 33 第2のローラ 34 ガイド部材

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体に設けられた乗降用開口部の下部に
    枢支され、自由端部を上方にした斜状の格納状態及び水
    平状の使用状態に回動可能なステッププレートと、摺動
    して前記乗降用開口部を開閉するとともに、全閉位置か
    ら所定の半開位置への摺動に伴って車室外側に変位する
    曲線移動し、前記半開位置から全開位置間にて直線移動
    するスライドドアと、前記ステッププレートの自由端部
    に設けられ、前記スライドドアが全閉位置にあるとき、
    該スライドドアの車室内側面に当接してステッププレー
    トを前記格納状態に支持するとともに、前記スライドド
    アの全閉位置から半開位置への摺動に伴って前記車室内
    面に摺接しつつ前記ステッププレートを下方に案内し、
    かつ、半開位置から全開位置への摺動に伴って前記ステ
    ッププレートを前記格納状態に駆動する第1のローラ
    と、前記可動ステップの自由端部側の下面に設けられ、
    前記半開位置にて前記スライドドアの車室内面に設けら
    れたガイド部材上に到達する第2のローラと、前記ガイ
    ド部材に設けられ、前記スライドドアの半開位置から全
    開位置への摺動に伴って前記第2のローラに摺接しつつ
    ステッププレートの自由端部を前記使用状態に案内し、
    前記全開位置から半開位置への摺動に伴って、前記第2
    のローラに摺接しつつステッププレートの自由端部を押
    し上げ駆動するガイド面とを有することを特徴とする可
    動ステップ装置。
JP7051592U 1992-09-15 1992-09-15 可動ステップ装置 Pending JPH0627342U (ja)

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS624443B2 (ja) * 1983-02-21 1987-01-30 Kawasaki Steel Co
JPH0216339B2 (ja) * 1981-07-23 1990-04-16 Nippon Pillar Packing

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