JPH06273247A - 磁歪式応力センサ - Google Patents

磁歪式応力センサ

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JPH06273247A
JPH06273247A JP8777293A JP8777293A JPH06273247A JP H06273247 A JPH06273247 A JP H06273247A JP 8777293 A JP8777293 A JP 8777293A JP 8777293 A JP8777293 A JP 8777293A JP H06273247 A JPH06273247 A JP H06273247A
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JP
Japan
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detection coil
detection
torque
stress sensor
wirings
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JP8777293A
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English (en)
Inventor
Nobutomo Matsunaga
信智 松永
Shuichi Misumi
修一 三角
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Omron Corp
Original Assignee
Omron Corp
Omron Tateisi Electronics Co
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 磁歪式応力センサの小型化を図ること 【構成】 帯状のフィルム1の片面に波型の第1配線2
を形成するとともに、フィルムの反対面に逆向きの波型
を有する第2配線3を形成し、平面的に見たときに図
(A)に示すように、長円状部4a,4b,…が併設さ
れ、隣接する長円状部の直線部(2a,3a)の配置位
置が略一致する。また第1,第2配線の一端がフィルム
に形成されたスルーホール1aを介して接続することに
より、他端側から見て連続した薄型かつ多極の検出コイ
ル4が構成される。よって、他端に電流Iを流すと、隣
接する長円状部で流れる電流の向きが逆向きとなり、交
互に逆向きの磁界が発生する磁極となる。この検出コイ
ルが対向配置された測定対象物6に対し応力が加わる
と、検出コイルのインダクタンスが変化するため、それ
を検出コイルに接続された検出回路7により検出し、応
力を測定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、磁歪式応力センサおよ
びその応用製品に関するものである。
【0002】
【従来の技術】磁歪式の応力(トルク)センサは、磁気
歪現象のひとつである強磁性体に機械的な歪を与えた時
に透磁率が変化する現象を利用したもので、トルク検出
用の回転軸体を鉄などの強磁性体で形成し、その軸体の
側面に対向するようにブリッジを構成する2つのU字形
コイル(U字状のコアの開放側両端脚部にコイルを巻回
して構成される)を交差状に配置した構成としている。
【0003】そして、その回転軸にトルクが加わると、
捻られて軸の中心線に対して±45度の方向に引張応力
と圧縮応力とが生じ、これにより回転軸の透磁率が変化
する。この透磁率の変化を、上記2つのU字形コイルの
一方に交流電流を流して励磁するとともに、他方のコイ
ルから信号を取り出すようことにより透磁率の変化分を
検出し、その検出結果に基づいてトルクを求めるように
なっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記した
従来のセンサは、U型状のコアを必須の構成としている
とともに、励磁コイルと検出コイルが必要となるため、
構成が複雑でかつ小型化を図ることができずに、使用用
途が限定されてしまう。
【0005】そして、このような構成においては、磁束
の多くは、励磁用コアの開放端,被測定軸内,検出用コ
アの開放端,検出用コア内部,検出用コアの他開放端,
被測定軸内,励磁用コアの他開放端と行った磁路を持
つ。励磁用コアと検出用コアは、交差状に配置されてい
るため、上記磁路は2系統存在し、被測定軸に加わるト
ルクの方向に対して、それぞれの磁路の透磁率が差動的
に変化することで、トルクを検出する。しかし、励磁用
コア開放端と検出用コア開放端間の被測定軸内を通る磁
路は、異なる4箇所に存在する。よって、必然的に、互
いに隣接するが異なる場所の透磁率を測ることになり、
被測定軸における透磁率の不均一性のため、軸回転に伴
う大きなゼロ点変動が発生する。
【0006】本発明は、上記した背景に鑑みてなされた
もので、その目的とするところは、構成が簡単で小型化
を図ることができ、さらに、透磁率の不均一に影響を受
けにくく確実にトルクを検出することができる磁歪式応
力センサおよび、係る応力センサを用いた各種製品を提
供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ために、本発明に係る磁歪式応力センサでは、シート片
表面に互いに反転した波型の配線を重ね合わせるように
配置するとともに、前記両配線の一端を接続して検出コ
イルを形成し、前記検出コイルに通電した際に前記両配
線により形成される隣接する環状の磁極部に異なる極性
が生じるようにした。
【0008】また、片面に波型の配線を形成してなるシ
ート片、または、両面に互いに逆向きの配線を重合状態
で形成してなるシート片の所定部位を折り畳むことによ
り、前記波型の配線を重ね合わせて検出コイルを形成
し、前記検出コイルに通電した際に前記配線により形成
される隣接する環状の磁極部に異なる極性が生じるよう
にしてもよい。
【0009】そして、上記のようにして形成した検出コ
イルを用いて、棒状の測定対象物に加わるトルクを測定
するためには、前記検出コイルを測定対象物の外周囲に
沿ってその軸方向に対して45度傾斜状に配置すること
である。さらに、係る検出コイルを複数用い、互いに異
なる方向、すなわち±45度傾斜状に配置することによ
り、両検出コイルのインダクタンスの変化分を差動的に
検出するようにしてもよい。
【0010】一方、本発明に係る軸受装置では、前記測
定対象物となる所定の回転軸を軸受けするためのベアリ
ング本体と、前記ベアリング本体に取り付け部材を介し
て一体化された上記磁歪式応力センサとから構成するこ
とである。
【0011】
【作用】検出コイルを測定対象物に近接或いは接触配置
する。そして、検出コイルに所定の電流を流すと、コイ
ルを構成する隣接する環状の磁極部には交互に異なる極
性が現れ、各磁極部で発生する磁束は隣接する磁極部に
流れ込むようになる。よって、検出コイルで発生する磁
束のうち、漏れ磁束となるのは両端に位置する磁極部で
発生する磁束の一部のみとなり、応力測定に際して磁束
の有効利用が測れる。
【0012】ところで、上記発生した磁束の一部は近接
配置された測定対象物内を通過することになる。したが
って、上記の状態で測定対象物に所定の応力を与える
と、測定対象物の透磁率が変化し、上記の検出コイルの
インダクタンスも変化する。よって、そのインダクタン
スの変化量を検出することにより応力が測定される。
【0013】また、棒状の測定対象物に加わったトルク
を測定する場合に、複数の検出コイルを所定の位置関係
で配置すると、トルクによる各検出コイルのインダクタ
ンスの変化を差動的に検出することができ、より正確に
測定される。
【0014】また、本発明では、波型配線の波の数を増
すだけで、簡単に磁極の数が増え、検出コイル全体で発
生する磁束に対する漏れ磁束の量も可及的に少なくな
り、さらには、検出コイルが対向する測定対象物の面積
も大きくなるため、検出感度が向上し、また局所的な磁
気的不均一に対する影響を受けずに測定できる。
【0015】さらにまた、上記磁歪式応力センサをベア
リングと一体化した場合には、検出コイルとベアリング
により支持される回転軸とのクリアランスが所定の距離
で一定に保たれ、検出感度・精度が向上する。
【0016】
【実施例】以下、本発明に係る磁歪式応力センサの好適
な実施例を添付図面を参照にして詳述する。図1は本発
明に係る磁歪式応力センサの第1実施例を示している。
図示するように、まず帯状のフィルム1の片面に波型の
第1配線2を形成している。この第1配線2は、一定間
隔に平行に配置された直線部2aを半円弧状部2bで連
結した形状としている。そして、フィルム1の反対面に
は、第1配線2とは逆向きの波型を有する第2配線3を
形成している。すなわち、この第2配線3は、第1配線
2と位相を半周期ずらすように重ね合わせた形状(直線
部3aを結ぶ半円弧状部4bを反対側に形成した形状)
とし、波の進む方向の中心線を基準とした線対象となっ
ている。これにより、平面的に見たときに同図(A)に
示すように、長円状部4a,4b,…が併設され、隣接
する長円状部の直線部(2a,3a)の配置位置が略一
致するようになる。なお、図示の例では便宜上両直線部
2a,3aを平行移動してずらして描いているが、本来
的には一致している(他だし、そのずらす量が少なけれ
ば図示のようにずらしてもよい)。
【0017】そして、それら第1,第2配線2,3の一
端がフィルム1に形成されたスルーホール1aを介して
接続される。これにより、上記第1,第2配線2,3
は、他端側から見て連続した検出コイル4を構成するこ
とになり、他端に所定方向の電流Iを流すと、同図
(A)に示すように隣接する長円状部4a,4b,…で
流れる電流の向きが逆向きとなるため、その長円状部4
a,4b,…が交互に逆向きの磁界が発生する磁極とな
り、一つの長円状部(磁極)から発生した磁束は各直線
部2a,3aを中心として回りこむようにして隣の長円
状部に入る。よって、漏れ磁束は両端の長円状部4a,
4eから発生した磁界が外側に位置する直線部を中心に
回り込むものだけとなり、全体的に見ると非常に小さく
なる。
【0018】さらに、本例では、同図(B)に示すよう
にフィルム1の片面側近傍位置に、アモルファス等の高
透磁率材料からなる平板状のヨーク5を配置し(便宜
上、同図(A)には示さず)、磁路の磁気抵抗を小さく
して発生する磁界の強さを向上(磁力線を効率よく回
す)させている。そして、フィルム1(検出コイル4)
のヨーク5の設置位置と反対面側に、炭素鋼等の強磁性
体からなる応力の測定対象体6を所定の間隙をもって対
向配置している。なお、本例では所定の間隙を設けた
が、測定対象物6に磁気的絶縁を保った状態で接触させ
ても良い。そして、本例では測定対象物6の圧縮・引張
り応力を測定するようになる。
【0019】さらに、上記第1,第2の配線2,3(検
出コイル4)の他端は外部に引き出されて検出回路7に
接続されている。この検出回路7は、検出コイル4のイ
ンダクタンスの変化を検出するもので、ホイーストンブ
リッジ(ブリッジを構成する4つのインダクタンスのう
ちの1つに上記検出コイル4を使用する)とロックイン
増幅器等により構成される公知のものである。
【0020】次に、上記した実施例の作用(動作原理)
について説明する。まず、この検出コイル2に所定の電
流Iを流すと、図示するように隣接する第1,第2の配
線2,3の直線部2a,3aを中心として両配線2,3
で形成される長円状の空間部位を通る磁束φが生じる。
そして、検出コイル4の面を基準として片面側に位置す
る磁束(同図(B)中、下側)の通る箇所に上記の測定
対象物6が配置されているため、その測定対象物6に図
中左右方向に引張ることにより所定方向の応力σが加わ
り、それにより透磁率が変化するので検出コイル4に発
生するインダクタンス分が変わる。
【0021】よって、そのインダクタンスの変化を、上
記検出回路7によって検出することにより、引張り応力
の大きさを検出することが可能となる。また、係るイン
ダクタンスの変化の検出する手法としては、上記ブリッ
ジ回路に限ることなく、例えば検出コイル4の両端に一
定の電圧を印加しておき、流れる電流の変化を検出する
ようにしたり、或いは逆に電流を一定にして電圧の変化
を検出するなど種々の方式をとることができる。
【0022】尚、検出コイル4を構成する長円状部4a
〜4eの設置数は、上記実施例のもの(5個)に限られ
ないのはもちろんであり、その数を多くするほど(波型
のパターンを繰り返すほど)、センサの多極化・対向面
積の増加にともない局所的な磁気的不均一の影響が受け
にくくなるとともに感度が上昇する。
【0023】さらに、上記検出コイル4は、例えばFP
Cの製造技術を用いることにより簡単に形成できる。す
なわち、両面に銅等の導電性の良好な材質を設けられた
可撓性を有するフィルムに対し、その表面の所定部位を
エッチング等して除去することにより、上記した実施例
のように、両面で正確に位置合わせの行われた第1,第
2の配線2,3が形成される。そして、長円状部を多数
設置することも簡単に行われる。さらにまた、両配線
2,3で形成された長円状部(開放された空間部位)が
磁極を構成することになり、比較的大きな電流を必要と
する場合でも放熱が良いため問題ない。
【0024】また、この例では、フィルムの両面に両配
線を所定の位置関係で配置したが、2枚にフィルム別々
に第1,第2配線を設け、両フィルムを重ね合わせると
ともに、両配線の一端同士を接続するようにしてももち
ろんよい。
【0025】図2は本発明に係る磁歪式応力センサの第
2実施例を示している。本例では、上記した第1実施例
と相異して、応力の測定対象物6′が円柱状の軸体で、
しかも、係る測定対象物6′が所定のトルクで捩じられ
た時に発生する応力を測定することにより上記トルクを
求めるものである。
【0026】すなわち、測定対象物6′に発生する応力
σの向きは、図示するように軸方向に対して±45度の
傾斜方向となる。したがって、上記した第1実施例に示
す長円状部が多数併設された検出コイル(フィルム付)
を2個設け、それら第1,第2の検出コイル10,11
を測定対象物6′の側面に巻き付けるようにして配置
(本例ではコイル10,11と測定対象物6′との間に
所定の間隙を設けている)する。この時、両検出コイル
10,11は重なり合うことのないように軸方向に分離
して配置し、互いに自己の発生する磁束が他方の検出コ
イルに影響を与えないようにしている。
【0027】しかも、検出効率を向上するために、第1
の検出コイル10を軸方向に対して45度傾斜させる方
向に配置し、一方、第2の検出コイル11を軸方向に対
して45度傾斜させる方向(第1の検出コイル10と逆
方向)に配置している。すなわち、応力の発生方向に沿
うように配置する。これにより、測定対象物6′に捩じ
りトルクが加わると、一方の検出コイル(+σの方向に
一致する検出コイル)で引っ張り応力が検出され(イン
ダクタンスが増加)、他方の検出コイル(−σの方向に
一致する検出コイル)で圧縮応力が検出(インダクタン
スが減少)されるため、両者の差を求めることにより捩
じりトルクの大きさが算出できる。
【0028】そして、係る検出はそれら第1,第2の検
出コイル10,11を、上記第1実施例と同様にホイー
ストンブリッジ等を備えた検出回路7′に接続、より具
体的には、ブリッジを構成する4つのインダクタンスの
うちの2つを、上記両検出コイル10,11で構成する
(無負荷時にブリッジ回路が平衡状態となるように調整
されている)ことになる。
【0029】また、上記したように各検出コイル10,
11を測定対象物6′の周囲に沿って配置する際にその
検出コイル10,11を湾曲させなければならないが、
本例では可撓性を有するフィルムに両面印刷により各検
出コイル10,11を設け、肉薄な平面状に形成されて
いるため、測定対象物6′の外径に応じた所定の曲率半
径で湾曲させ、その測定対象物6′の側面と一定の距離
をおいて平行に配置することが簡単に行え、しかも、た
とえその様に湾曲させたとしても各検出コイルを構成す
る長円状部の形状が極端に潰れるなどの変形を起こすこ
とがなく、検出感度の低下をきたさない。
【0030】尚、その他の構成並びに作用効果は上記し
た第1実施例と同様であるため、その説明は省略する。
また、各検出コイル10,11の測定対象物6′への巻
き付け量(長さ)は、測定対象物6′の全周(1周)、
或いはそれ以上巻いても良く、また、逆に1周以下でも
よく任意である。すなわち、上述したように、その長さ
を長くするほど(長円状部の数が多いほど)、感度向上
を図るとともに磁気的不均一や測定対象物6′の軸心と
検出コイルの巻き付けの中心とのずれにより感度変化に
よる影響が受けにくくなり好ましいが、一方、検出コイ
ル10,11の長さを長くするとそれだけ軸方向への広
がりが大きくなるため、両者の調和を図る適宜長さ(巻
数)に設定することである。但し、いずれの場合にも両
検出コイル10,11が交差しないようにする必要があ
る。また、本例では2つの検出コイル10,11を設け
て、両者で検出するインダクタンスの差分をとることに
よりトルクを測定するようにしたが、必ずしも2つ設け
る必要はなく、1方の検出コイルだけでもよい。
【0031】図3は本発明に係る磁歪式応力センサの第
3実施例を示している。この実施例では、上記した第2
実施例を基本とするが、第2実施例では2つの検出コイ
ルが重ならないように配置したが、本実施例では対とな
る検出コイルの一部が所定の相対位置関係で重なる(交
差する)ようにしている。
【0032】すなわち、図示するように、上記第2実施
例と同様に位置関係で配置された第1,第2の検出コイ
ル10,11の上に、それと略直交するように第3,第
4の検出コイル12,13を配置する。これにより、第
3の検出コイル12は、第2の検出コイル11と平行、
すなわち、図示の方向に捩じりトルクが加えられた時に
圧縮応力−σの発生する方向に配置され、一方、第4の
検出コイル13は、第1の検出コイル10と平行、すな
わち、図示の方向に捩じりトルクが加えられた時に圧縮
応力+σの発生する方向に配置される。
【0033】しかも、その交差部位に着目すると、同図
(B)に拡大して示すように、第1の検出コイル10の
隣接する2つの長円状部14a,14bの上に重なるよ
うにして第3の検出コイル12の隣接する2つの長円状
部15a,15bが配置され、各直線部16,17が互
いに中点で直交状態で交差するように配置される(第
2,第4の検出コイル11,14側も同様である)。
【0034】これにより、各長円状部14a,14b,
15a,15bと各直線部16,17で、中心角90度
の4つの略扇状部位a〜dが形成されることになる。そ
して第1の検出コイル10は、2つの扇系部位a,bで
一つの磁極(長円状部14a)を形成し、他の2つの扇
系部位c,dで他の磁極(長円状部14b)を形成して
いる。一方、第3の検出コイル12は、2つの扇系部位
b,cで一つの磁極(長円状部15a)を形成し、同様
に他の2つの扇系部位a,dで他の磁極(長円状部15
b)を形成している。
【0035】この状態で第1の検出コイル10に電流を
流すと、上記した両磁極(a,b),(c,d)間を通
る磁束が発生し、一見、その磁束は第3の検出コイル1
2の各磁極を横切るように見える。しかし、その磁束の
方向は、例えば第3の検出コイル11の1の長円状部1
5aで形成される磁極(b,c)では、2つの扇形部位
b,cで互いに反対方向を向いており、打ち消し合い、
本質的に第2の検出コイルとは鎖交しない。同様のこと
が第3の検出コイル12の次の長円状部15bで形成さ
れる磁極(2つの扇形部位a,d)側にもいえる。
【0036】従って、第1の検出コイル10と第3の検
出コイル12間の相互インダクタンスは、上記のごとく
1つの磁極内で反対方向の磁束が生じて相殺されるため
に、理想状態で零となる。また同様に第3の検出コイル
12に電流を流して磁束を発生させたとしても、第1の
検出コイル10側にはその影響を与えない。つまり、重
ね合わされた第1,第3の検出コイル10,12に同時
に電流を流して、捩じりトルクが与えられた時に発生す
る圧縮・引張り応力を対応するそれぞの検出コイルにて
同時に測定検出できるようにしている。
【0037】そして、かかる第1〜第4の検出コイル1
0〜13からなるセンサを用い、実際に測定対象物6′
に加わるトルクを測定するためには、同図(C)に示す
ように各検出コイル10〜13でブリッジ回路を形成
し、トルクが加わっていない時には、ブリッジ回路が平
衡状態になるように調整する。そして、直列接続された
検出コイル10と11,12と13との両端に駆動回路
18を接続し、捩じりトルクを加えた時にブリッジ回路
から差動的に得られた信号をロックイン増幅器19で検
出・増幅し、トルク信号として出力するようになってい
る。
【0038】尚、本例では上記した第2実施例を基準と
して構成したため、4つの検出コイルを用いたが、本例
のように、対となる検出コイルを重ねる場合には、少な
くとも2つの検出コイルを用い、両者を上記した所定の
相対位置関係に配置(第2実施例の一方のコイルを平行
移動し他方のコイルの上に重ねた状態)するようにして
もよい。係る場合には、軸方向での設置スペースの省力
化が図れる。
【0039】図4は本発明に係る磁歪式応力センサの第
4実施例を示している。この例では、上記した各実施例
と相違して、検出コイルを多層に形成し、検出感度の向
上を図っている。すなわち、まず同図(A)に示すよう
に細長帯状のフィルムシート(フレキシブル基板)20
の片面に、波型の配線21(表面は所定の絶縁処理がさ
れている)を形成する。この配線21は、上記した各実
施例に示した配線と同様に平行に配置された多数の直線
部22aを、交互に反対側端にて半円弧状部22bによ
り接続したものである。そして、上記した各実施例のよ
うにフィルムシート20の反対面には、本例では配線を
形成しない。さらに、上記配線21の両端には、取り出
し用のパッド23を形成し、そのパッド23にリード線
24を接続する。そして、係る構成のフィルムシート2
0を、所定の直線部22aの位置にそって折り曲げるこ
とにより(山折と谷折を交互に繰り返す)、本例におけ
る応力センサを形成する(同図(B),(C)参照)。
【0040】すなわち、上記のようにしてフィルムシー
ト20が折り曲げられたなら、重ねられた配線21は、
対向する直線部22a同士が一致するとともに、半円弧
状部22bは、反対側に位置するため、結局上記した第
1実施例等に示すように、長円状部が連続するコイルが
形成される。そして、本例では、4枚に折り畳まれた結
果、平面的に見た時に、同一箇所に2つの長円状部が存
在することになり、面積当たりのターン数が増加し、感
度が向上する。そして、折り曲げる量を増やすほど感度
が向上し、しかも、もともとが薄いフィルム状であるた
め、多数折り曲げたとしてもさほど厚くならない。
【0041】また、本例では、片面印刷を行ったFPC
を適宜折り曲げることにより形成したが、例えば、上記
した各実施例で示したように、両面印刷を施して形成さ
れたものを、所定の直線部で折り返すことにより構成し
てもよい。係る場合には、本実施例よりさらに2倍の能
率で所望の感度を得るために必要な多層のセンサが容易
に作成できる。
【0042】図5は、本発明に係るトルクセンサ付き軸
受装置の一実施例を示している。図示するように、所定
の間隔をおいて配置された2個のベアリング本体30,
30を、両端開口された円筒状の筐体31の両端31
a,31aに取り付け一体化する。このベアリング本体
30としては、通常のボールベアリングを用いている。
そして、筐体31の内周面(ベアリング本体30等の軸
心と一致させている)のうち、上記両ベアリング本体3
0,30間の部位31bに、上記した構成の検出コイル
を張り付ける。すなわち、本例では2個の検出コイル3
2,33を用い、軸方向に対して±45度傾斜する方向
に配置する。しかも、両検出コイル32,33の交差部
位では、上記センサの第3実施例のように、所定の相対
位置関係で配置し、互いに相手の磁束の影響を受けない
ようにしている。
【0043】係る構成のベアリング35に回転軸36を
挿入配置することにより、その回転軸36が回転自在に
支持される。そして、これと同時に、両検出コイル3
2,33が、回転軸36の軸方向に対して±45度の角
度で対向される。この状態で回転軸36に所定のトルク
が加わると、それにともない発生する透磁率の変化を両
検出コイル32,33で検出することにより、回転軸3
6に加わったトルクを検出できるようになる。
【0044】すなわち、回転軸36をベアリング35に
挿通するだけで、自動的にその回転軸36の回転トルク
を測定するための検出コイル32,33のセットが行わ
れる。そして本例では、回転軸36の外表面と、上記筐
体31の内周面の所定部位31bとの距離は、その全周
において同一に設定される(回転軸36がベアリング本
体31に支持されることによりその軸心が一致する)の
で、各検出コイル32,33と、回転軸36の表面との
クリアランスが均一に保て、しかも、その距離を容易に
所定の値にすることができる。これにより、検出感度が
向上する。しかも、検出コイルと回転軸36とは非接触
であるため、寿命も延びる。さらに、回転軸36に加わ
る捩じりトルクにより回転軸36に発生する透磁率の変
化を検出コイル32,33にて検出するだけであるの
で、回転軸36に加工が不要で、回転ムラが生じにく
く、トルクセンサの取り付けも容易であるという種々の
効果を発揮する。
【0045】さらに、トルクを検出するためのセンサ部
(検出コイル)が非常に薄型で、しかも、その平面形状
も可及的に小さくすることが可能であるため、係るトル
クセンサ付き軸受装置の大きさは、ベアリング本体の径
に依存するので、非常に小型化が可能となる。そして、
ベアリング本体を構成するボールの径等を非常に小さく
することにより、たとえば、回転軸の径が1mm以下の
非常に小型な測定対象物に対しても、トルク検出が可能
となる。
【0046】尚、上記した実施例では、2つの検出コイ
ル32,33を用い、それを所定の相対位値関係で重ね
合わせたものを、回転軸の1/2周に亘って対向配置し
た構成としたが、本発明はこれに限ることなく、その巻
き付け長さは任意のものに設定でき、また、検出コイル
も1個または複数個の任意のものを用い、上記した各セ
ンサの実施例及びその変形例など種々のものを適用でき
る。
【0047】また、上記筐体31の内周面所定位置に取
り付けた検出コイルの保護等のために、その表面を樹脂
で覆うようにしてもよいなど、種々の変更実施が可能で
ある。
【0048】さらにまた、ベアリング本体としても、上
記した実施例では2個のボールベアリングを用いたが、
ベアリング本体の個数は1または任意の複数であり、ま
たベアリング本体の種類としても、ローラベアリングそ
の他種々のものを適用できる。要は、上述した本発明に
係る検出コイルと一体化されてあればよいのである。
【0049】図6は本発明に係るトルクセンサ付き軸受
装置の応用製品の一つであるパワーステアリング装置の
一実施例を示している。同図に示すように、ハンドル4
0に取り付けられ、ハンドル40の操舵に応じて回転す
るステアリングシャフト41の外周囲の所定位置に上記
した所定構造からなるトルクセンサ付き軸受装置42を
取り付ける。これにより、上記した図5等に示したよう
に、シャフト41の外周囲に対して一定の間隔をおき、
しかも軸方向に対して45度の角度で傾斜するようにし
て巻回される検出コイル(図示省略)が配置される。
【0050】そして、そのトルクセンサ付き軸受装置4
2に設けた図示省略の検出コイルに接続されたリード線
43が外部に導き出されてトルク制御ユニット44に至
り、そこにおいて、検出されたトルクにしたがった適切
な目標電流値を算出するとともに、それを次段のアンプ
45に送り、そこにおいて増幅した後、駆動モータ46
に供給する。さらに、駆動モータ46の出力は、ピニオ
ン47aとラック47bを有するギヤ装置47を介して
車輪48に連結され、車輪48の操舵角を制御するよう
になっている。すなわち、本例では、上記トルク制御ユ
ニット44並びにアンプ45にて操舵角を算出する手段
を構成し、駆動モータ46,ギヤ装置47等にて操舵角
を変更する手段を構成している。
【0051】すなわち、かかる構成にすることにより、
ハンドル40を所定方向に回転すると、その時にシャフ
ト41に加わるトルクを検出し、それに応じて駆動モー
タ46を所定方向に所定量回転させる。すると、ギヤ装
置47を構成するラック47bが、所定方向(矢印A,
B方向)に所定量移動し、それにともない車輪48が所
定方向(矢印A′,B′方向)に回転する。つまり、ハ
ンドル40を回転させる角度が大きいほど、シャフトに
加わるトルク(応力)が大きくなり、それにともなって
車輪48の操舵角も大きくなる。
【0052】係る構成にすることにより、上記したトル
ク(応力)センサ自体の作用効果並びにトルクセンサ付
き軸受装置自体の有する作用効果はもちろんのこと、ハ
ンドル40の回転に対する目標とする操舵角を検出する
装置が小型かつ軽量で、消費電力等も少なくすることが
でき、例えば電気自動車等に適する。
【0053】図7は本発明に係るトルクセンサ付き軸受
装置の応用製品の一つである変速装置用トルク制御装置
の一実施例を示している。同図に示すように、本例にお
ける変速装置50は、中空の筐体51の内部に所定のギ
アの組み合わせからなる回転速度変速機構たるギヤボッ
クス52を備えてなり、その入力側は、モータ等の駆動
装置53の出力が連携されている。そして、本例では、
例えば変速装置50の出力軸54に、上記のトルクセン
サ付き軸受装置56を設けている(出力軸54を係る軸
受装置56内のベアリング本体で回転自在で支持す
る)。
【0054】そして、そのトルクセンサ付き軸受装置5
6に設けた図示省略の検出コイルに接続されたリード線
57が外部に導き出されてフィードバック制御する手段
たるトルクコントローラ58に接続され、現在の出力軸
54に加わっているトルクを算出するとともに、その算
出結果を設定トルクと比較し、設定トルクにするための
所定の制御信号を上記駆動装置53に送るようになって
いる。
【0055】これにより、変速しつつ、所定のトルクが
得られるように駆動装置53に対してフィードバック制
御が行える。しかも、係るフィードバック制御を行うた
めのセンサが変速装置50の内部に一体に設けられてい
るため、装置の小型化を図るとともに(従来であれは、
変速装置の外部にさらに所定のトルクセンサを取り付け
る必要があり、システム全体が大きくなる)、検出セン
サ部が外圧等を受けて損傷することがない。さらに、上
記したように非接触式でトルクの検出が行えるため、軸
や検出部の加工が不要で、センサを装着したことによる
回転特性等の変化もない。
【0056】尚、上記した実施例では、トルクセンサ付
き軸受装置56を出力軸54に装着したが、これとは逆
に例えば入力側に設けるようにしてもよく、その設置位
置並びに設置数は任意である。
【0057】
【発明の効果】以上のように、本発明に係る磁歪式応力
センサでは、従来のようにU字状のコアが不要となり、
薄型・小型に構成することができる。そして、波型の配
線の波の数を増やすだけで、多極のセンサを極数に関係
なく(任意の極数で)容易に構成でき、しかも、多極の
センサを構成するの磁極を隙間なく並べることができ、
感度が向上する。さらに、測定対象物に対する対向面積
が大きく、材料の局所的な磁気的不均一に影響を受けに
くくなる。
【0058】また、所定の配線を施したシート片を折り
畳むようにした場合には、検出コイルの多層化が簡単に
行え、検出感度のさらなる向上が図れる。
【0059】さらにまた、対となる検出コイルを所定の
相対位置で配置した場合には、各検出コイルは、他の検
出コイルで発生する磁束の影響をほとんど受けないた
め、同時に測定用の電流を流すことが可能となり、同一
場所で直交方向に発生する2つの応力を同時に測定可能
となり、不均一性に起因する零点変動が抑えられる。さ
らにまた、検出コイルに透磁率の高いヨークを装着した
場合には、センサの有するインダクタンスが増加し、検
出感度が向上する。
【0060】一方、本発明に係る軸受装置では、上記所
定の磁歪式応力センサとベアリングとが一体化されたた
め、回転軸をベアリング本体内に挿入するだけで、検出
コイルとベアリングにより支持される回転軸とのクリア
ランスが所定の距離で一定に保たれるとともに、軸方向
に対し45度傾斜状配置することができ、検出感度・精
度が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る磁歪式応力センサの第1実施例を
示す図である。
【図2】本発明に係る磁歪式応力センサの第2実施例を
示す図である。
【図3】本発明に係る磁歪式応力センサの第3実施例を
示す図である。
【図4】本発明に係る磁歪式応力センサの第4実施例を
示す図である。
【図5】本発明に係る軸受装置の好適な一実施例を示す
図である。
【図6】その応用例を示す図である。
【図7】その応用例を示す図である。
【符号の説明】
1 フィルム 2 第1配線 3 第2配線 4 検出コイル 5 ヨーク 6,6′ 測定対象物 7

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シート片表面に互いに反転した波型の配
    線を重ね合わせるように配置するとともに、前記両配線
    の一端を接続して検出コイルを形成し、前記検出コイル
    に通電した際に前記両配線により形成される隣接する環
    状の磁極部に異なる極性が生じるようにしてなることを
    特徴とする磁歪式応力センサ。
  2. 【請求項2】 片面に波型の配線を形成してなるシート
    片、または、両面に互いに逆向きの配線を重合状態で形
    成してなるシート片の所定部位を折り畳むことにより、
    前記波型の配線を重ね合わせて検出コイルを形成し、前
    記検出コイルに通電した際に前記配線により形成される
    隣接する環状の磁極部に異なる極性が生じるようにして
    なることを特徴とする磁歪式応力センサ。
  3. 【請求項3】 請求項1または2に記載した前記検出コ
    イルを、棒状の被測定対象物の外周囲に沿って、その測
    定対象物の軸方向に対し45度傾斜状に配置したことを
    特徴とする磁歪式応力センサ。
  4. 【請求項4】 請求項1または2に記載した検出コイル
    を少なくとも2個用い、一方の検出コイルを前記測定対
    象物の外周囲に沿って、その測定対象物の軸方向に対し
    45度傾斜状に配置し、他方の検出コイルを前記一方の
    検出コイルと離反させるとともに前記一方の検出コイル
    の配置方向と異なる前記軸方向と45度傾斜状に配置
    し、前記測定対象物にトルクが加わった際に生じる前記
    両検出コイルのインダクタンスの変化を差動的に検出す
    ることにより前記トルクを測定するようにした磁歪式応
    力センサ。
  5. 【請求項5】 請求項1または2に記載した検出コイル
    を少なくとも2個用い、一方の検出コイルを前記測定対
    象物の外周囲に沿って、その測定対象物の軸方向に対し
    45度傾斜状に配置し、他方の検出コイルを前記一方の
    検出コイルの配置方向と異なる前記軸方向と45度傾斜
    状に配置し、 かつ、前記一方の検出コイルが有する所定の隣接する2
    つの前記環状の磁極部の中心と、前記他方の検出コイル
    が有する所定の隣接する2つの前記環状の磁極部の中心
    とを略一致させるようにしたことを特徴とする磁歪式応
    力センサ。
  6. 【請求項6】 前記検出コイルの片側面に透磁率の高い
    材質からなるヨークを装着し、前記検出コイルの反対側
    面を測定対象物に対向配置するようにした請求項1〜5
    のいずれか1項に記載の磁歪式応力センサ。
  7. 【請求項7】 前記測定対象物となる所定の回転軸を軸
    受けするためのベアリング本体と、前記ベアリング本体
    に取付部材を介して一体化された請求項3〜6のいずれ
    か1項に記載の磁歪式応力センサとを備えた軸受装置。
  8. 【請求項8】 車両の操舵角を決定するハンドルを支持
    するステアリングシャフトに装着した請求項7に記載の
    軸受装置と、 前記軸受装置出検出された前記ステアリングシャフトに
    加えられたトルク量並びに捩じり方向から、前記操舵角
    を算出する手段と、 前記算出する手段により求められた操舵角に基づいて車
    輪の操舵角を変更する手段とを備えたパワーステアリン
    グ装置。
  9. 【請求項9】 筐体内に複数のギヤ等の回転速度変換機
    構を配設してなる変速装置において、 前記筐体内であって、前記回転速度変速機構の入力軸ま
    たは出力軸の少なくとも一方に装着された請求項7に記
    載の軸受装置と、 前記軸受装置から出力される前記入力軸または出力軸に
    加わるトルク値と予め設定された目標トルク値とを比較
    し、前記検出されたトルク値を前記目標トルク値になる
    ように前記変速装置に直接または間接的に連繋される駆
    動装置にフィードバック制御する手段とを備えたトルク
    制御装置。
JP8777293A 1992-12-25 1993-03-24 磁歪式応力センサ Withdrawn JPH06273247A (ja)

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KR1019950702610A KR960700442A (ko) 1992-12-25 1993-12-24 자기왜곡식 응력 센서 및 그의 응용 장치(Magnetostriction type stress sensor and its application)
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