JPH06272413A - 2段駐車装置 - Google Patents

2段駐車装置

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Publication number
JPH06272413A
JPH06272413A JP5060024A JP6002493A JPH06272413A JP H06272413 A JPH06272413 A JP H06272413A JP 5060024 A JP5060024 A JP 5060024A JP 6002493 A JP6002493 A JP 6002493A JP H06272413 A JPH06272413 A JP H06272413A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pit
pallet
ground
posture
inclined surface
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP5060024A
Other languages
English (en)
Inventor
Takanobu Nishiyama
隆宣 西山
Hiroo Fukui
博雄 福井
Junji Takahashi
純司 高橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
Priority to JP5060024A priority Critical patent/JPH06272413A/ja
Publication of JPH06272413A publication Critical patent/JPH06272413A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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  • Underground Structures, Protecting, Testing And Restoring Foundations (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 上パレットを略横向き姿勢にした場合におけ
る地上からの高さをできるだけ低くできて車庫の天井の
高さを低くできる。 【構成】 下パレット3を地面1より低くなったピット
2内の底に沿った略横向き姿勢と前端部がピット2の前
端部上端付近に位置した前上がり傾斜姿勢とを選択でき
るように回動自在にピット2内に配置する。上パレット
4をピット2の上方における略横向き姿勢と前端部がピ
ット2の前端部上端付近に位置した前下がり傾斜姿勢と
を選択できるようにピット2の上方に回動自在に配置す
る。ピット2の前端部側の地面1をピット2側に向けて
下り傾斜した傾斜面5とする。下パレット3への自動車
の出入りに当たって傾斜面5を利用して出入りすること
で地面1から上パレット4までの高さを低くできる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、地面を掘って形成した
ピット内に配置した下パレットとピット上方に配置した
上パレットとにそれぞれ自動車を駐車させるようにした
2段駐車装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から地面1にピット2を掘って、こ
のピット2部分に1台目の自動車6を駐車させ、ピット
2の上方の空間に2台目の自動車6を駐車させるように
する2段駐車装置が提案されている。すなわち、2段駐
車装置は、地面1より低くなったピット2内の底に沿っ
た略横向き姿勢と前端部がピット2の前端部上端付近に
位置した前上がり傾斜姿勢とを選択できるように回動自
在にピット2内に配置された下パレット3と、ピット2
の上方における略横向き姿勢と前端部がピット2の前端
部上端付近に位置した前下がり傾斜姿勢とを選択できる
ようにピット2の上方に回動自在に配置された上パレッ
ト4とで構成してある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記の従来
例にあっては、図5に示すようにピット2の前端部側の
地面1が平坦面となっているため、下パレット3を前端
部がピット2の前端部上端付近に位置した前上がり傾斜
姿勢とし、この状態でピット2の前端部側の地面1から
下パレット3に自動車6を乗り入れたり、あるいは下パ
レット3から地上に自動車6を乗り出したりするのであ
るが、この場合、下パレット3へ出入りする自動車6が
上パレット4の下面部に接触しないようにするには上パ
レット4を略横向き姿勢にした状態で図5におけるHの
高さをできるだけ高くする必要がある。このため、車庫
Cの天井23の高さがどうしても高くなり、建物に組み
込む場合などの制約となっていた。
【0004】本発明は上記の従来例の問題点に鑑みて発
明したものであって、その目的とするところは、上パレ
ットを略横向き姿勢にした場合における地上からの高さ
をできるだけ低くできて車庫の天井の高さを低くできる
2段駐車装置を提供するにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記従来例の問題点を解
決するために本発明の2段駐車装置は、地面1より低く
なったピット2内の底に沿った略横向き姿勢と前端部が
ピット2の前端部上端付近に位置した前上がり傾斜姿勢
とを選択できるように回動自在にピット2内に配置され
た下パレット3と、ピット2の上方における略横向き姿
勢と前端部がピット2の前端部上端付近に位置した前下
がり傾斜姿勢とを選択できるようにピット2の上方に回
動自在に配置された上パレット4とで構成された2段駐
車装置において、ピット2の前端部側の地面1をピット
2側に向けて下り傾斜した傾斜面5とした。
【0006】また、前下がり傾斜姿勢において上パレッ
ト4の前端部が傾斜面5の前端部付近に位置するように
設定して成ること特徴とすることも好ましい。
【0007】
【作用】しかして、上記の構成の本発明によれば、ピッ
ト2の前端部側の地面1をピット2側に向けて下り傾斜
した傾斜面5としてあることで、下パレット3を前端部
がピット2の前端部上端付近に位置した前上がり傾斜姿
勢とした場合、地上から略横向き姿勢となった上パレッ
ト4までの高さを従来より低くしても、ピット2の前端
部側の地面から下パレット3に自動車6を乗り入れた
り、あるいは下パレット2から地上に自動車6を乗り出
したりする際、上パレット4の下面部に自動車6が接触
しないようにできるものである。
【0008】
【実施例】以下、本発明を添付図面に示す実施例に基づ
いて詳述する。図1乃至図3に示すように、車庫C内の
地面1を掘ってコンクリートなどによりピット2が形成
してある。このピット2の内部の両内側面の後部に沿っ
て架台8が設置してあり、ピット2内の最後端部の下端
部において架台8に下パレット3の後端部が軸9により
回動自在に枢支してある。
【0009】架台8の上端部には図1に示すように、上
パレット4の後端部が軸10により回動自在に枢支して
ある。ここで、上パレット4を軸支した軸10は下パレ
ット3を軸支した軸9の略上方に位置している。ピット
2の略中央部の両側の下部には中央架台8aが設けてあ
り、この中央架台8aには上パレット4を回動駆動する
ための回動駆動手段20が取付けてある。添付図面の実
施例では回動駆動手段20が油圧シリンダーの例が示し
てある。もちろん油圧シリンダーにのみ限定されるもの
ではなく、電動ジャッキ等の他の回動駆動手段が使用で
きるものである。油圧シリンダーの一端部は中央架台8
aに軸により回動自在に取付けてあり、油圧シリンダー
のロッドの上端部が上パレット4に軸により回動自在に
取付けてある。
【0010】上パレット4と下パレット3とは連動手段
21により連結してあるが、この連動手段21は上パレ
ット4がピット2の上方において略横向き姿勢になるよ
うに回動した際に上パレット4に連動して下パレット3
を回動させて下パレット3を前上がり姿勢になるように
傾斜させるようになっており、上パレット4が前下がり
姿勢のときには下パレット3がピット2内の底において
略横向き姿勢となるようになっている。この場合、下パ
レット3はピット2の底面に近接して略水平姿勢となっ
て、下パレット3の下方にデッドスペースが生じないよ
うにしている。連動手段21はチェーン、ワイヤ、ある
いは一定以上は長くならないようにスライド自在となっ
たロッド等により構成する。
【0011】ピット2の前端部の地面1はピット2側に
向けて下り傾斜した傾斜面5となっている。ここで、実
施例においては、図4に示す傾斜面5を形成する地面1
の前後方向の水平距離L1 は600乃至900mm、傾
斜面5の水平面に対する角度は略6±2°、下パレット
3を前端部がピット2の前端部上端付近に位置した前上
がり傾斜姿勢とした場合の水平面に対する角度は略10
±2°、上パレット4を前端部がピット2の前端部上端
付近に位置した前下がり傾斜姿勢となるようにした場合
の水平面に対する角度は略8〜10°となり、また、ピ
ット2の前端部における深さ(つまり傾斜面5の下端か
らピット2の底面までの長さ)をL2 とし、ピット2の
前後方向の長さをL3 とすると、L2 /L3 =0.15
〜0.25となるようにピット2の深さや長さが設定さ
れ、具体的にはL2 は1100〜1450mmとし、L
3 は5400〜7200mmとし、また、軸9から軸1
0までの距離は略1900mm程度の長さに設定し、更
に、地面1から車庫Cの天井までの高さL4 は略285
0mm程度の長さに設定する。
【0012】上パレット4は前下がり傾斜姿勢において
上パレット4の前端部が傾斜面5の前端部付近に位置す
るように設定してある。したがって、上パレット4への
自動車6の出入りに当たって、傾斜面5を設けたといえ
どもなんらの影響も及ぼさないことになる。しかして、
回動駆動手段20を駆動して図4の実線に示すように、
上パレット4がピット2の上方において略横向き姿勢に
なるように回動し、連動手段21により下パレット3を
回動させて下パレット3を前上がり姿勢になるように傾
斜させて下パレット3の前端部をピット2の前端上端部
に近づけて位置させ、この状態で下パレット3への自動
車7の出入りを行うものである。また、回動駆動手段2
0を駆動して図4の想像線に示すように、上パレット4
の前端部がピット2の前部上端部に接するように前下が
り姿勢になるように回動し、連動手段21により下パレ
ット3を回動させて下パレット3をピット2の底に略横
向き姿勢に位置させ、この状態で上パレット4への自動
車7の出入りを行うものである。
【0013】上記自動車6の下パレット3への出入りに
当たり、地面1のピット2の前端部付近をピット2側が
下となるように下り傾斜した傾斜面5としてあるので、
傾斜面5を設けない場合に比べ下パレット3の前端の上
昇時の高さを低く押さえられ、この結果、下パレット3
の前上がり姿勢時における下パレット3から上パレット
4までの高さを従来に比べて短くしても下パレット3に
出入りする自動車6が上パレット4の下面に接触するこ
とがないものであり、このことにより地面1から略横向
き姿勢状態における上パレット4までの高さを従来より
短くできて、その分車庫Cの天井23高さを低くするこ
とが可能となる。図4において24は建物の構造材を示
す。
【0014】また、地面1に傾斜面5を設けることで、
地面1から下パレット3に乗り移る場合、あるいは逆に
下パレット3から地面1に乗り移る場合、自動車6の車
輪以外の底面部が地面1に接触しにくくなる。この場
合、更に、傾斜面5の水平面に対する角度を略6±2°
とし、パレット3を前端部がピット2の前端部上端付近
に位置した前上がり傾斜姿勢とした場合の水平面に対す
る角度は略10±2°としておくと、自動車6の車輪が
水平な地面1からいきなり水平面に対して略10±2°
の角度傾斜した部分に進入するのではなく、いったん水
平面に対して略6±2°傾斜した部分に進入し、その
後、水平面に対して略10±2°の角度傾斜した部分に
進入することとなって、がたつきなくスムーズに出入り
できることになる。
【0015】なお、本願と同じ効果を奏するために傾斜
面5の部分だけ下パレット3の前端部を延長し、地面1
の傾斜面5部分に相当する部分を更に掘ってこの部分も
ピット2とすることも考えられるが、これだと下パレッ
ト3の長さが長くなるとともにピット2の前後長さも長
くなり、コストアップとなるため好ましくない。
【0016】
【発明の効果】本発明にあっては、上述のように、ピッ
トの前端部側の地面をピット側に向けて下り傾斜した傾
斜面としたので、下パレットを前端部がピットの前端部
上端付近に位置した前上がり傾斜姿勢とした場合、地上
から略横向き姿勢となった上パレットでの高さを低くし
ても、ピットの前端部側の地面から下パレットに自動車
を乗り入れたり、あるいは下パレットから地上に自動車
を乗り出したりする際、上パレットの下面部に自動車が
接触しないようにでき、この結果、上パレットの略横向
き姿勢における地面からの高さを従来に比べて低くでき
てその分車庫の天井高さを低くできるものである。
【0017】また、前下がり傾斜姿勢において上パレッ
トの前端部が傾斜面の前端部付近に位置するように設定
してあるので、上記のように傾斜面を設けたと言えども
上パレットへの自動車の出入りに当たって、傾斜面に影
響されることなく上パレットに自動車が出入りできるも
のである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の側断面図である。
【図2】同上の下パレットの平面図である。
【図3】同上の正面断面図である。
【図4】同上の上パレットと下パレットとの回動位置を
示す説明図である。
【図5】従来例の側断面図である。
【符号の説明】
1 地面 2 ピット 3 下パレット 4 上パレット 5 傾斜面

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 地面より低くなったピット内の底に沿っ
    た略横向き姿勢と前端部がピットの前端部上端付近に位
    置した前上がり傾斜姿勢とを選択できるように回動自在
    にピット内に配置された下パレットと、ピットの上方に
    おける略横向き姿勢と前端部がピットの前端部上端付近
    に位置した前下がり傾斜姿勢とを選択できるようにピッ
    トの上方に回動自在に配置された上パレットとで構成さ
    れた2段駐車装置において、ピットの前端部側の地面を
    ピット側に向けて下り傾斜した傾斜面として成ることを
    特徴とする2段駐車装置。
  2. 【請求項2】 前下がり傾斜姿勢において上パレットの
    前端部が傾斜面の前端部付近に位置するように設定して
    成ること特徴とする請求項1記載の2段駐車装置。
JP5060024A 1993-03-19 1993-03-19 2段駐車装置 Withdrawn JPH06272413A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5060024A JPH06272413A (ja) 1993-03-19 1993-03-19 2段駐車装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5060024A JPH06272413A (ja) 1993-03-19 1993-03-19 2段駐車装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06272413A true JPH06272413A (ja) 1994-09-27

Family

ID=13130091

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5060024A Withdrawn JPH06272413A (ja) 1993-03-19 1993-03-19 2段駐車装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH06272413A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1149996A1 (en) 1993-11-19 2001-10-31 Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha Engine and outboard motor comprising an engine

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20000530