JPH0627226Y2 - プレス型用ウレタンゴム - Google Patents

プレス型用ウレタンゴム

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Publication number
JPH0627226Y2
JPH0627226Y2 JP9339889U JP9339889U JPH0627226Y2 JP H0627226 Y2 JPH0627226 Y2 JP H0627226Y2 JP 9339889 U JP9339889 U JP 9339889U JP 9339889 U JP9339889 U JP 9339889U JP H0627226 Y2 JPH0627226 Y2 JP H0627226Y2
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JP
Japan
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urethane rubber
rubber
work
press
shape
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Application number
JP9339889U
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JPH0336396U (ja
Inventor
崇興 南波
輝郎 鎌田
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Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
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  • Bending Of Plates, Rods, And Pipes (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、プレス型にワークを挾持すべく設けるパッド
やブランクホルダ等の挾持部材を弾性的に支持すべく用
いられるウレタンゴムに関する。
(従来の技術) 従来、例えば第4図に示す如く、下型1にセットされる
ワークWの一部Waを上型2の下降でプレス成形するプレ
ス型において、上型2にワークWの非成形部分に当接す
るパッド3をウレタンゴムaを介して弾力的に支持さ
せ、上型2の下降に伴うウレタンゴムaの圧縮でパッド
3を介してワークWの非成形部分を下型1との間に挾持
し、プレス成形に際してのワークWのずれを防止するよ
うにしたものが知られている(特開昭57-31417号公報参
照)。
このウレタンゴムaは一般的に円柱状に形成されてお
り、ワークW即ちパッド3の長手方向に第5図示の如く
ウレタンゴムaを列設する場合、ウレタンゴムaを圧縮
による径方向の膨出量を見込んで隙間を存して配置する
必要があり、且つウレタンゴムaの断面形状が円形であ
ることに起因して空隙率が大きくなるため、ウレタンゴ
ムの列設スペースに対しウレタンゴムの占める割合が減
少し、ワークWの挾持に必要とされる荷重を得られなく
なることがある。
(考案が解決しようとする課題) 本考案は、以上の点に鑑み、高密度の配置を可能として
高荷重を得られるようにしたプレス型用ウレタンゴムを
提供することをその目的としている。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成すべく、本考案では、ウレタンゴムのゴ
ム本体を軸線に直交する横断面形状がコーナー部に丸味
を付けた四角形で縦断面形状が鼓形の角柱状に形成し
た。
(作用) ゴム本体の横断面形状が四角形であるため、円形のもの
に比し空隙率が小さくなり、且つ縦断面形状が鼓形であ
るため、ウレタンゴムの圧縮でその中央部が径方向に膨
出変形しても、これをウレタンゴムの端面を投影した角
柱内に収めることが可能となり、そのためウレタンゴム
を隙間無く列設することが可能となって、列設スペース
に対しウレタンゴムの占める割合を大幅に増加すること
が可能となる。
又、圧縮による径方向の膨出量を見込まずにウレタンゴ
ムを配置できるようになることから、そのレイアウトが
容易になる。
尚、ウレタンゴムのコーナー部の丸味は、コーナー部に
生ずる集中応力を減少して、ウレタンゴムの耐久性を向
上すべく有効に機能する。
又、圧縮荷重を高めるとウレタンゴムの端部がパッドや
金型に対する摩擦力に抗して径方向に膨出変形するが、
ゴム本体の両端面に鉄板を固着しておけば、端部の膨出
変形が抑制され、荷重アップやレイアウトの容易化を図
る上で有利である。
(実施例) 第1図は、上述のプレス型の上型2に備えるパッド3を
弾性的に支持するウレタンゴムとして本案ウレタンゴム
4を用いた実施例を示す。
該ウレタンゴム4は、第3図に示す如く、横断面形状が
コーナー部に丸味を付けた四角形で縦断面形状が鼓形の
角柱状に形成したゴム本体4aと、該ゴム本体4aの両端面
に固着した鉄板4b、4bとで構成されている。尚、鉄板4b、
4bは接着剤を塗布した状態でウレタンゴムの成形型内に
セットし、ゴム本体4aの注型成形時にゴム本体4aの両端
面に鉄板4b、4bを固着する。前記鼓形の曲率は、第1図
に実線で示す最大圧縮時においてもゴム本体4aの中央部
がその端面よりも外方に膨出しないように設定されてお
り、かくて第2図に示す如くウレタンゴム4をパッド3
の長手方向に隙間無く列設しても、ウレタンゴム4同志
の干渉を生じない。
第2図と第5図を比較して分るように、本案ウレタンゴ
ム4は従来の円柱状のウレタンゴムに比し高密度に配置
することが可能となり、そのためプレス成形時にパッド
3を介してワークWを高荷重で挾持できるようになり、
ワークWのずれを確実に防止できる。
以上、パッド支持用のウレタンゴムに本考案を適用した
実施例について説明したが、絞り加工用プレス型のパン
チの周囲にダイフェースとの間にワーク周縁部を挾持す
べく設けるブランクホルダの支持用ウレタンゴムとして
も本考案を適用できる。
(考案の効果) 以上の説明から明らかなように、本考案によれば、ウレ
タンゴムを高密度に配置して、挾持部材によるワークの
挾持荷重を容易に高められると共に、ウレタンゴムのレ
イアウトも容易になる効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本案ウレタンゴムを組込んだプレス型の縦断面
図、第2図は第1図のII−II線截断平面図、第3図は本
案ウレタンゴムの1例の斜視図、第4図は従来のウレタ
ンゴムを組込んだプレス型の縦断面図、第5図は第4図
のV−V線截断平面図である。 3…パッド、4…ウレタンゴム 4a…ゴム本体、4b…鉄板

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】プレス型にワークを挾持するために設ける
    挾持部材を弾力的に支持すべく用いられるウレタンゴム
    であって、ゴム本体を軸線に直交する横断面形状がコー
    ナー部に丸味を付けた四角形で縦断面形状が鼓形の角柱
    状に形成したことを特徴とするプレス型用ウレタンゴ
    ム。
  2. 【請求項2】前記ゴム本体の両端面に鉄板を固着したこ
    とを特徴とする請求項1に記載のプレス型用ウレタンゴ
    ム。
JP9339889U 1989-08-10 1989-08-10 プレス型用ウレタンゴム Expired - Lifetime JPH0627226Y2 (ja)

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JPH0336396U JPH0336396U (ja) 1991-04-09
JPH0627226Y2 true JPH0627226Y2 (ja) 1994-07-27

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