JPH0627037U - ワーク供給装置 - Google Patents
ワーク供給装置Info
- Publication number
- JPH0627037U JPH0627037U JP6367792U JP6367792U JPH0627037U JP H0627037 U JPH0627037 U JP H0627037U JP 6367792 U JP6367792 U JP 6367792U JP 6367792 U JP6367792 U JP 6367792U JP H0627037 U JPH0627037 U JP H0627037U
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pallet
- work
- machine tool
- hook
- supply device
- Prior art date
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 ワークを工作機械に供給するためにワークを
パレット上に固定し、パレット移載装置で工作機械へパ
レット移載を行なう工作機械へのワーク供給装置。 【構成】 パレット移載装置上に設けたフック装置によ
り、ワークを固定したパレットと着脱させることによっ
てワークを供給するワーク供給装置において、前記フッ
ク装置のフック先端部を突起状とすると共に該フックの
移動方向が直進かつ回動或いは直進方向に対して直角方
向に移動可能な構成としたことを特徴とするワーク供給
装置。 【効果】 本ワーク供給装置は、パレット2とパレット
移載装置3の着脱に突起物を有するフック装置5の採用
により、突起物のないパレットを実現し工作機械の加
工範囲への影響を少なくでき、設備全体の設置スペー
スを小さくできる効果がある。
パレット上に固定し、パレット移載装置で工作機械へパ
レット移載を行なう工作機械へのワーク供給装置。 【構成】 パレット移載装置上に設けたフック装置によ
り、ワークを固定したパレットと着脱させることによっ
てワークを供給するワーク供給装置において、前記フッ
ク装置のフック先端部を突起状とすると共に該フックの
移動方向が直進かつ回動或いは直進方向に対して直角方
向に移動可能な構成としたことを特徴とするワーク供給
装置。 【効果】 本ワーク供給装置は、パレット2とパレット
移載装置3の着脱に突起物を有するフック装置5の採用
により、突起物のないパレットを実現し工作機械の加
工範囲への影響を少なくでき、設備全体の設置スペー
スを小さくできる効果がある。
Description
【0001】
本考案は、工作機械へのワーク供給をおこなうワーク供給装置に関する。
【0002】
図4,図5−(a),(b)で従来の技術を説明する。
【0003】 工作機械13のテーブル12の両側にワーク供給装置本体1を配置し、ワーク 供給装置本体1は旋回シリンダ20によりピン17を中心に旋回する旋回フック 14、パレット移載装置3および、旋回フック14を受ける受金物15を有する パレット2、パレット2を支持するローラーテーブル4(図示せず)から構成さ れている。
【0004】 また、工作機械13のテーブル12上には、パレット2を固定するための前後 進シリンダ19により駆動されるパレット固定装置18が設けてある。
【0005】 まず、ワーク11をどちらか一方のパレット2上に固定する。このとき、旋回 フック14はパレット2の受金物15に連結されている(図5−(b))。この 状態で、パレット移載装置3を別途設けた駆動装置(図示せず)により、テーブ ル12の方向に所定位置まで前進させパレット固定装置18によりパレット2を 固定し、工作機械13にワーク11を供給し終わると、旋回フック14は旋回シ リンダ20を作動させることにより、ピン17を中心に旋回し受金物15から外 れパレット移載装置3とパレット2を切り離す(図5−(a))。このあと、パ レット移載装置3は所定の待機位置まで後退し工作機械13は、加工を開始する 。加工が完了すると上記動作の逆動作を行いパレット25を連結し、ワーク供給 装置本体1上に移載する。次加工は、他方のワーク供給装置本体1において同じ 動作を行い順次繰り返す。
【0006】
従来のワーク供給装置におけるパレット着脱機構は、旋回シリンダ20により ピン17を中心に旋回フック14を旋回させ、パレット2に該パレット2の一端 より突出た受金物15と着脱するようになっておリ、パレット2から突出た受金 物15のA寸法(左右で2×A)分だけ、工作機械の有効加工範囲を制約してい た。(図5−(a),(b),(c),(d))また、設備設置スペースは、パ レット着脱機構が大型であるため図4のD寸法を必要としていた。
【0007】
パレット移載装置3上に設けたフック装置5により、ワークを固定したパレッ トと着脱させることによってワークを工作機械へ供給するワーク供給装置におい て、前記フック装置のフックの先端部を突起状とすると共に該フックの移動方向 が直進かつ回動或いは、直進方向に対して直角方向に移動可能な構成としたこと を特徴とするワーク供給装置。
【0008】
本考案、ワーク供給装置本体1上から工作機械13のテーブル12上にワーク 11を供給するために、ワーク11を固定したパレット2を用い、パレット移載 装置3上の突起物を有するフック装置5によりパレット2をパレット移載装置3 と連結した状態で、パレット移載装置3によりワーク供給装置本体1のローラー テーブル4上から、工作機械13のテーブル12上に移載し工作機械13のテー ブル12上のパレット固定装置18によりパレット2を工作機械13のテーブル 12上に固定した後、突起物を有するフック装置5が連結状態から開放状態に作 動し、パレット2を工作機械13に受渡す。又、加工中はパレット移載装置3は 待機位置まで退避する。
【0009】 加工終了後、ワーク11の受取りは、上記の逆動作を行なう。本動作を図3に 示す。
【0010】 図1,図2,図3および、図5−(c),(d),(e),(f)で本考案の 実施例を説明する。
【0011】 本実施例においては、ワーク11を固定した袋状金物10を有すパレット2と 、パレット移載装置3、パレット2を支持するローラーテーブル4から構成され る工作機械13へのワーク供給装置本体1を工作機械13のテーブル12の両側 に配置する。
【0012】 また、パレット移載装置3は、軸受16により支持された先端に突起を有し、 軸受16の一端に設けた回動アクチュエータ8により回動するツイスト軸9から 成るフック装置5を持ち、回動装置6により、ボールネジ7を介して駆動される 。パレット2とパレット移載装置3は、パレット2側に設けてある袋状金物10 とツイスト軸9の突起の位置関係により、着脱出来るようになっている。
【0013】 さらに、工作機械13上には、パレット2を受け入れるテーブル12とパレッ ト2を前後進シリンダ19により駆動されるパレット固定装置18により加工時 に固定できるようになっている。
【0014】 次ぎに動作を図3で説明をする。
【0015】 まず、図の左側のワーク供給装置本体1のローラーテーブル4上のワーク11 を積載、固定したパレット2を袋状金物10とツイスト軸9の突起により連結し た状態(図3(a))で、ローラーテーブル4上から工作機械13のテーブル1 2上へパレット移載装置3により移載する。(図3(b)) パレット2を工作機械13のテーブル12上にパレット固定装置18により固 定した後、フック装置5のツイスト軸9が回動アクチュエータ8により図5−e の連結状態から図5−(f)の開放状態まで回動し、パレット移載装置3が加工 に支障の無い位置に後退退避することにより、ツイスト軸9先端の突起は袋状金 物10から外れ、工作機械13は加工開始する。
【0016】 加工中、フック装置5は、この位置で待機している(図3(c))。
【0017】 工作機械13の加工終了後、パレット移載装置3をフック装置5とパレット2 が連結可能な位置まで移動させ、フック装置5を開放状態から連結状態にしする (図3(d))。
【0018】 その後、前後進シリンダ19にてパレット固定装置18を作動させパレット2 の固定を解除し、パレット2をパレット移載装置3にてテーブル12上からワー ク供給装置本体1のローラーテーブル4上へ移載する(図3(e))。
【0019】 また、工作機械13の加工中、図の右側のワーク供給装置本体1は、パレット 2上にワーク11を固定、待機し工作機械13の加工終了後、図の左側のワーク 供給装置本体1と同様の要領にてパレット2を工作機械13と授受する。
【0020】 以後、連続的に該動作を繰返す。
【0021】 また、設備全体の設置スペースは図1に示すC寸法で済み、従来方式のD寸法 に比べて2×Bだけ小さく出来る。なお、B寸法は、図5−(c)に示す設備後 端の寸法差である。
【0022】 さらに、突起物を有するフック装置5の駆動は、回転アクチュエータ8によら ず上下動する等の別の駆動方式でも良いことは言うでもない。
【0023】
本考案によれば突起物を有するフック装置の採用により、パレットとワーク供 給装置本体の着脱のためのパレットから突き出た受金物が不要となり、工作機械 の加工範囲を有効に最大限活用することができ、設備全体の設置スペースが小さ くできる。
【図1】本考案に係る工作機械ワーク供給装置の一例の
構成を示す全体図。
構成を示す全体図。
【図2】本考案に係る工作機械ワーク供給装置の構造説
明図で(a)は平面図、(b)は側面図、(c)は正面
図。
明図で(a)は平面図、(b)は側面図、(c)は正面
図。
【図3】(a),(b),(c),(d),(e):パ
レット着脱機構の作動説明図。
レット着脱機構の作動説明図。
【図4】従来方式の全体図。
【図5】(a),(b),(c),(d),(e),
(f):従来と本願のパレット着脱機構の比較説明図。
(f):従来と本願のパレット着脱機構の比較説明図。
1…ワーク供給装置本体 2…パレット 3…パレット移載装置 4…ローラーテーブ
ル 5…フック装置 6…回転駆動装置 7…ボールねじ 8…回転アクチュエ
ータ 9…ツイスト軸 10…袋状金物 11…ワーク 12…工作機械テー
ブル 13…工作機械 14…旋回フック 15…受金物 16…軸受 17…ピン 18…パレット固定
装置 19…前後進シリンダ 20…旋回シリンダ
ル 5…フック装置 6…回転駆動装置 7…ボールねじ 8…回転アクチュエ
ータ 9…ツイスト軸 10…袋状金物 11…ワーク 12…工作機械テー
ブル 13…工作機械 14…旋回フック 15…受金物 16…軸受 17…ピン 18…パレット固定
装置 19…前後進シリンダ 20…旋回シリンダ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 峯原正和 北九州市戸畑区大字中原46番地の59 日鐵 プラント設計株式会社内 (72)考案者 三重野 実知則 北九州市戸畑区大字中原46番地の59 日鐵 プラント設計株式会社内
Claims (1)
- 【請求項1】 パレット移載装置(3)上に設けたフッ
ク装置(5)により、ワークを固定したパレットと着脱
させることによってワークを工作機械へ供給するワーク
供給装置において、前記フック装置のフックの先端部を
突起状とすると共に該フックの移動方向が直進かつ回動
或いは、直進方向に対して直角方向に移動可能な構成と
したことを特徴とするワーク供給装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6367792U JPH0627037U (ja) | 1992-09-11 | 1992-09-11 | ワーク供給装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6367792U JPH0627037U (ja) | 1992-09-11 | 1992-09-11 | ワーク供給装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0627037U true JPH0627037U (ja) | 1994-04-12 |
Family
ID=13236238
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6367792U Pending JPH0627037U (ja) | 1992-09-11 | 1992-09-11 | ワーク供給装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0627037U (ja) |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5583550A (en) * | 1978-12-15 | 1980-06-24 | Ekusuperimentarunui Nii Metaro | Automatic pallet exchanging metal cutting machine |
JPS5851009A (ja) * | 1981-09-24 | 1983-03-25 | Toyoda Mach Works Ltd | パレツト交換装置を備えた工作機械 |
JPS6294253A (ja) * | 1985-10-17 | 1987-04-30 | Fujitsu Ltd | 工作機械へのパレット移載装置 |
-
1992
- 1992-09-11 JP JP6367792U patent/JPH0627037U/ja active Pending
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5583550A (en) * | 1978-12-15 | 1980-06-24 | Ekusuperimentarunui Nii Metaro | Automatic pallet exchanging metal cutting machine |
JPS5851009A (ja) * | 1981-09-24 | 1983-03-25 | Toyoda Mach Works Ltd | パレツト交換装置を備えた工作機械 |
JPS6294253A (ja) * | 1985-10-17 | 1987-04-30 | Fujitsu Ltd | 工作機械へのパレット移載装置 |
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