JPH06269281A - アンモニア発生量およびプロテアーゼ活性の低い納豆菌及びそれを用いた納豆の製造方法 - Google Patents

アンモニア発生量およびプロテアーゼ活性の低い納豆菌及びそれを用いた納豆の製造方法

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JPH06269281A
JPH06269281A JP5085126A JP8512693A JPH06269281A JP H06269281 A JPH06269281 A JP H06269281A JP 5085126 A JP5085126 A JP 5085126A JP 8512693 A JP8512693 A JP 8512693A JP H06269281 A JPH06269281 A JP H06269281A
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JP
Japan
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natto
strain
low
ammonia
protease activity
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JP5085126A
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Hajime Matsue
一 松江
Tetsushi Naraoka
哲志 奈良岡
Kaoru Abe
馨 阿部
Yoichi Ogura
与市 小倉
Yoichi Kainuma
洋一 海沼
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AOMORI PREF GOV
Taishi Foods Co Ltd
Aomori Prefecture
Original Assignee
AOMORI PREF GOV
Taishi Foods Co Ltd
Aomori Prefecture
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 市販納豆菌を変異原処理し、得られた変異株
の中からアンモニア発生量の少ないものを選出し、アン
モニア臭が少なく、風味が持続する納豆を製造する。 【構成】 市販納豆菌液を胞子形成用液体培地で一晩前
培養後、同じ組成の寒天培地に塗沫し、40℃、10日
間培養して胞子を形成させる。次ぎに、菌数を調整した
胞子懸濁液を撹拌しながら、紫外線ランプで生存率0.
1%になるように紫外線を照射し、適宜希釈後、GG寒
天培地で重層する。これを30℃、48時間培養して得
られたコロニーを用いて納豆を製造し、官能的にアンモ
ニア臭が弱い株をスクリーニングし、AWT50株を得
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は常温付近におけるアンモ
ニア発生量及びプロテアーゼ活性が低い納豆菌変異株、
及びそれを用いた風味が持続する納豆の製造方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来の納豆は、1〜2Kg/cm2 の圧力下
で20〜90分間蒸煮した大豆に納豆菌の胞子を噴霧
し、それを発酵容器に充填後、納豆菌の成育に適した4
0℃付近の温度に保持して発酵させ、16〜18時間
後、発酵が終了してから5℃前後の温度で1日以上熟成
させることにより製造していた。このようにして製造し
た納豆をアンモニアを発生させずに品質を維持するに
は、品温が常に10℃以下の低温で流通および保存しな
ければならない。つまり10℃よりも高い温度では、い
わゆる二次発酵と呼ばれる納豆菌の活発な活動が起こ
り、アンモニアを発生し、著しく風味を損なうことがあ
る。また、納豆菌のプロテアーゼによる大豆蛋白質の過
分解が進行し、チロシンの析出や苦味の発生等の品質劣
化が起こりやすくなるためである。このような品質の劣
化は、丸大豆を用いた納豆よりも挽き割り大豆を用いた
納豆の方がより顕著であり、解決が非常に困難な問題で
あった。
【0003】これに対して、納豆菌の変異株の中、20
〜30℃において成育の遅いものを用いることによって
アンモニアの発生を抑え、納豆の風味の劣化を防止しよ
うとする試みがなされている(特開昭64−86854
号公報、同平1−191655号公報参照)。また、ア
ンモニア生成能力の低い菌種を選別して利用する試みも
見られる(特開平4−173069号公報)。しかしこ
れは、遊離アンモニアの生成は低くても、アンモニア態
窒素の生成は、特に20℃以上で5日目ごろからは市販
菌と大きな差異は生じないものであった。
【0004】
【本発明が解決しようとする課題】納豆の二次発酵は、
発酵終了後十分に冷却された納豆が、納豆菌が活動しや
すくなる10℃以上の環境に置かれることにより、納豆
菌の栄養細胞が再び活動し始めることが原因と考えられ
る。すなわち、発酵終了時点で、大豆中に含まれるシュ
クロース等の水溶性の糖は納豆菌によりほとんど消費さ
れている。よって、発酵終了後にも納豆菌が活動するた
めには、アミノ酸を代謝しエネルギーを得ることが必要
となる。この際、最終的に不要となったアンモニアが納
豆菌から放出されることによりアンモニアが発生すると
考えられる。従って、本発明者らは、納豆菌のアンモニ
アの発生による納豆の品質劣化の原因は、基本的に納豆
菌の特性に基づくものであるから、市販納豆菌を変異原
処理し、得られた変異株の中からアンモニア発生量の少
ないものを選出すれば、増殖が市販納豆菌と同じであっ
ても、アンモニア臭が少ない納豆が製造できるものと考
えた。さらに、低アンモニアという特性に加え、品質に
悪影響を与えないレベルでプロテアーゼ活性が低い菌株
を用いることにより、納豆の過剰な分解が防止出来、チ
ロシンの析出や雑味の発現等に代表される品質の劣化に
も効果的であると考えた。
【0005】
【課題を解決するための手段】
変異株の作出およびスクリーニング 市販納豆菌液(宮城野納豆製造所製 三浦菌液)から、
良好な納豆を製造する菌株を純粋分離し、それを親株と
した。これを表1に示す胞子形成用液体培地で一晩前培
養後、同じ組成の寒天培地に塗沫し、40℃、10日間
培養して胞子を形成させた。
【表1】 胞子形成用培地の組成 シュクロース 50 g L−グルタミン酸水素ナトリウム 20 g 酵母エキス 0.5 g 硫酸マグネシウム 0.5 g 塩化ナトリウム 0.5 g 塩化カルシウム 0.5 g 硫酸マンガン 0.5 g 大豆エキス(Brix6°) 100 ml 蒸留水 900 ml pH 6.5 次に、シャーレに適当量の滅菌蒸留水を添加し、コンラ
ージ氏棒で胞子をかき取り、栄養細胞を除去した後、蒸
留水で遠心分離及び洗浄を行った。最後に濾紙で濾過し
て胞子塊を除去し、菌数を108cells/mlに調整した。
【0006】上記胞子懸濁液をマグネチックスターラー
を用いて撹拌しながら、30cmの距離から15wの紫外
線ランプで生存率0.1%になるように紫外線を照射
し、適宜希釈後、表2のGG寒天培地で重層した。これ
を30℃、48時間培養して得られた菌株を用いて納豆
を製造し、20℃、48時間保存し、三浦菌を用いて製
造した納豆よりも官能的にアンモニア臭が弱い株をスク
リーニングし、AWT50株を得た。
【表2】 培養用培地(GG培地)の組成 グルコース 20 g L−グルタミン酸水素ナトリウム 10 g 酵母エキス 5 g 硫酸マグネシウム 5 g 蒸留水 1000 ml pH 6.5
【0007】菌学的性質 この納豆菌AWT50株は、平成5年2月10日付けで
工業技術院微生物工業技術研究所に微工研菌寄第134
21号( FERM P-13421 )の受託番号で寄託されてい
る。その菌学的性質を以下に記載する。 (a)形態 栄養細胞 形状 : 稈状 大きさ : 1.1〜
2.0×0.5〜0.6μm 運動性 : + 胞子形成能 : + グラム染色性 : + 胞子 形状 : 楕円状 大きさ : 1.2〜
1.5×: 0.6〜0.7μm 部位 : 中央 胞子嚢膨張 : 無 (b)培養的性質 普通寒天平板培養(40℃、24時間) 形状 : 環状 表面 : 粗く皺
がある 隆起状態 色調 : 不透明
乳白色 光沢 : 無 周辺部 : ひだ状 液体培養 表面の生育 : 菌膜形
成 混濁 : あり 沈殿 : + ゼラチン突刺培養 生育の状態 : + ゼラチン液化 : + (c)生理学的性質 硝酸塩の還元 : + 脱窒反応 : + VPテスト : + インドールの生成 : − 硫化水素の生成 : − でん粉の加水分解 : + クエン酸塩の利用 : + 色素の生成 : − ウレアーゼ : − オキシダーゼ : + カタラーゼ : + 生育温度範囲 :13〜5
5℃ 酸素の要求性 : + 糖類の資化性 (1)アラビノース : + (2)キシロース : + (3)グルコース : + (4)マンノース : + (5)フラクトース : + (6)ガラクトース : − (7)ラクトース : + (8)シュクロース : + (9)マンニトール : + (10)リボース : + (11)溶性でん粉 : + サブロー蔗糖培地での生育 : + カゼインの分解 : + プロテアーゼ活性 : + γ−グルタミルトランスペプチダーゼ活性 : + カタラーゼ活性 : + 最少培地での生育 : + ビチオン要求性 : + ファージ感受性 : +
【0008】液体培養試験 上記納豆菌変異株AWT50株の胞子懸濁液(108cel
ls/ml)0.1mlを培養フラスコに入れたGG液体培地
100mlに殖菌し、40℃で回転振盪培養(120rp
m,回転半径40mm)を行った。培養開始4時間後に培
養温度を20℃に下げ、培養を継続した。常法に従い、
経時的に生菌数の測定を行った。比較例として、三浦菌
を上記実施例と同様に培養し、生菌数を測定した。測定
結果を図1に示す。図から、AWT50株は三浦菌と同
様の増殖特性を示し、低温で増殖が三浦菌よりも著しく
遅くなるかあるいは停止する、いわゆる低温感受性菌で
はないことが示された。
【0009】納豆の保存試験 AWT50株及び三浦菌を用いて同一条件で常法によっ
て納豆を製造後、20℃で保存し、経日的にアンモニア
態窒素含量及びpHを測定した。アンモニア態窒素含量の
経日変化の結果を図2に、pHの経日変化の結果を図3に
示す。AWT50株を使用した納豆は、三浦菌を使用し
た納豆よりもアンモニア態窒素含量が低く、一定レベル
以上増加しない特性を示している。これに伴い、pHの上
昇も遅いことが認められる。
【0010】プロテアーゼ活性の測定 培養フラスコに入れた大豆エキス培地100mlに胞子懸
濁液(108cells/ml)0.1mlを植菌し、40℃で回
転振盪培養(120rpm、回転半径40mm)を行い、培
養40時間後に以下に示す方法でプロテアーゼの活性試
験を行った。すなわち、2%ミルクカゼイン( McIlvai
ne buffer pH 7.0)1.0mlにMcIlvaine buffer
0.4mlを加え、さらに培養液の遠心上清0.1mlを加
えて40℃、60分間インキュベートした。次に0.5
Mトリクロル酢酸5.0mlを加えて未反応のミルクカゼ
インを沈殿させた。遠心分離(3000rpm、15min)
した上清1.0mlに0.5M炭酸ナトリウム5.0mlを
加え、さらに蒸留水で2倍に希釈した Folin Ciocauteu
試薬を加えて發色させた。これを40℃で30分間イ
ンキュベートし、660nmにおける吸光度を測定し、検
量線よりプロテアーゼ活性を求めた。プロテアーゼ活性
1unitは1分間に1μg のトリクロル酢酸可溶物質を遊
離させる活性に相当する。結果を表3に示した。
【表3】 上記結果から、AWT50株のプロテアーゼ活性は対照
菌株の約1/2である。
【0011】窒素溶解率の測定 20℃で保存中の納豆30gに蒸留水150mlを加えて
ホモジナイズし、遠心分離(15000rpm、30min、
5℃)で得られた上清3gを Kjeldahl 分解し、納豆中
の全窒素に対する百分率をもって窒素溶解率とした。結
果を図4に示した。三浦菌を用いた納豆は、AWT50
株を用いた納豆よりも保存2日目以降の窒素溶解率の増
加が大きく、4日目以降も増加が見られる。一方、AW
T50株を用いた納豆は、4日目以降の増加が緩慢にな
り、6日目から8日目にかけてはほとんど分解が停止し
ている。すなわち、AWT50株のプロテアーゼ活性が
三浦菌の約1/2であるため、蛋白質の過剰な分解が抑
制されていると考えられる。
【0012】納豆のペプチドパターンの比較 納豆30gに蒸留水150mlを加えてホモジナイズし、
遠心分離(15000rpm、30min、5℃)で得られた
上清を凍結乾燥処理した。この粉末100mgを蒸留水1
0mlに溶解し、ポアサイズ0.22μmのメンブランフ
ィルターで濾過し、試料液とした。試料液1mlを Sepha
dex G−25を用いてゲル濾過(内径:2.3cm、長
さ:120cm、溶出溶媒:蒸留水、流速:0.5ml/mi
n)に供し、溶出液を5mlずつ分取した。分取サンプル
の230nmにおける吸光度を測定し、クロマトグラムを
作成した。三浦菌による結果を図5に、AWT50株に
よる結果を図6に示した。発酵終了時および20℃で4
日間保存後とも、両者のペプチドのパターンに違いが見
られ、AWT50株は蛋白質の分解様式が三浦菌とは異
なることを示している。また、20℃で4日間保存した
ときのフラクションNo.40付近のピークの高さが、A
WT50株では三浦菌よりも減少が少ない。これは、A
WT50株のプロテアーゼ活性が三浦菌の約半分である
ことに由来するものであり、過剰な分解が起こりにくい
ことを示している。
【0013】納豆の糖の比較 ペプチドと同じ試料液を用い、フェノール硫酸法で糖含
有量を測定した。すなわち、溶出液500μl に5%フ
ェノール溶液250μl を加え、さらに濃硫酸1.25
mlを加えてよく撹拌し、室温に30min 放置した。49
0nmにおける吸光度を測定し、クロマトグラムを作成し
た。三浦菌による結果を図7に、AWT50株による結
果を図8に示した。発酵終了直後において、AWT50
株は三浦菌よりもフラクションNo.40付近のピークが
大きくなっている。20℃で4日間保存後は、AWT5
0株ではフラクションNo.40付近のピークの高さはほ
とんど同じであるが、三浦菌ではピークが低くなってい
る。これはAWT50株が三浦菌よりも多量のフラクタ
ンを生成し、かつ安定であることを示している。また、
官能的にもAWT50株を用いて製造した納豆の粘り
は、強く安定であった。
【0014】
【実施例】
納豆の製造及び官能評価 地塚大豆1kgを水で洗浄後、約15℃の流水中で18〜
20時間浸漬し、水切り後1.2kg/cm2で70分間蒸
煮した。これにAWT50株の胞子を蒸煮大豆1g当た
り103cells の割合で植菌し、よく混合した後、納豆
製造用容器(ポリスチレン製、50g用)に50gずつ
計量した。小孔を有するポリエチレン製フィルムで被覆
し蓋を閉め、42℃で16〜17時間発酵させ、5℃、
48時間冷蔵後、専門パネラー10名により表4に示す
項目について 1:悪い 2:やや悪い 3:どちらでもない
4:やや良い 5:良い の5段階評価で官能評価を行った。評価値は各パネラー
の平均で示した。
【表4】
【0015】比較例として三浦菌を上記実施例と同様に
用い、官能評価を行った。両者の官能評価の結果を表5
に示した。
【表5】 表5から、AWT50株を用いて製造した納豆は、二次
発酵が生じない状態においてさえ、対照菌株と比較し、
同等あるいはそれ以上の品質を有することが明らかとな
った。特に、香りの評価値が高いが、これはAWT50
株を使用した納豆は納豆臭さが少なく、より高級感のあ
る香りを呈するためである。粘りについてはAWT50
株は三浦菌よりも評価値が高い。これは図7および図8
の結果を支持するものである。また、AWT50株はプ
ロテアーゼ活性が三浦菌の約半分であるにもかかわら
ず、納豆の風味には何ら悪影響を与えていないことがわ
かる。
【0016】
【発明の効果】以上のように、本発明の納豆菌AWT5
0株は、市販の納豆菌と比較し、常温付近でのアンモニ
アの発生量が少なく、かつ、プロテアーゼ活性も低いた
め、従来の納豆よりも品質の劣化が緩慢で、風味が長続
きする納豆を製造することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の納豆菌と従来菌による増殖特性を示す
グラフ
【図2】本発明の納豆菌と従来菌による納豆のアンモニ
ア態窒素含量の経日変化を示すグラフ
【図3】本発明の納豆菌と従来菌による納豆のpHの経日
変化を示すグラフ
【図4】本発明の納豆菌と従来菌による納豆の窒素溶解
率の経日変化を示すグラフ
【図5】従来菌による納豆のペプチドのゲル濾過パター
ンを示すグラフ
【図6】本発明の納豆菌による納豆のペプチドのゲル濾
過パターンを示すグラフ
【図7】従来菌による納豆の糖のゲル濾過パターンを示
すグラフ
【図8】本発明の納豆菌による納豆の糖のゲル濾過パタ
ーンを示すグラフ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 奈良岡 哲志 青森県青森市八ツ役字芦谷202ー4 青森 県産業技術開発センター内 (72)発明者 阿部 馨 青森県青森市八ツ役字芦谷202ー4 青森 県産業技術開発センター内 (72)発明者 小倉 与市 青森県十和田市大字相坂字下前川原25ー1 太子食品工業株式会社研究所内 (72)発明者 海沼 洋一 青森県十和田市大字相坂字下前川原25ー1 太子食品工業株式会社研究所内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バチルス・ズブチリス(Bacillus subti
    lis)に属し、アンモニア発生量およびプロテアーゼ活
    性が低いことを特徴とする納豆菌AWT50株
  2. 【請求項2】 上記納豆菌AWT50株を用いた納豆の
    製造方法
JP5085126A 1993-03-22 1993-03-22 アンモニア発生量およびプロテアーゼ活性の低い納豆菌及びそれを用いた納豆の製造方法 Pending JPH06269281A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2006345755A (ja) * 2005-06-15 2006-12-28 Gold Kosan Kk 納豆の製造方法
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