JPH06268408A - フィルタ回路 - Google Patents

フィルタ回路

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JPH06268408A
JPH06268408A JP7642993A JP7642993A JPH06268408A JP H06268408 A JPH06268408 A JP H06268408A JP 7642993 A JP7642993 A JP 7642993A JP 7642993 A JP7642993 A JP 7642993A JP H06268408 A JPH06268408 A JP H06268408A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 所要周波数がリジェクション周波数の奇数倍
の周波数帯にある場合でも除去されずに低損失で通過さ
せることのできるフィルタ回路を比較的簡素な回路構成
で得ること。 【構成】 メインライン7に分岐接続した第1のオープ
ンスタブ8または第1のショートスタブ11の所要周波
数におけるショート位置に、スタブ全体でリジェクショ
ン周波数を除去する長さの第2のオープンスタブ9また
は第2のショートスタブ12を分岐接続したこと。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、レーダ,衛星通信等
のマイクロ波通信に用いられるフィルタ回路に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】図16は例えば電子通信学会より昭和5
6年10月20日発行された通信用マイクロ波回路の第
100頁〜第102頁に記載されている従来のビーアー
ルエフ(BRF)「バンド リジェクション フィルタ
(Band Rejection Filter )」回路を、マイクロストリ
ップ線路で構成した場合のパターン図である。
【0003】図16において、1aと1bはアールエフ
(RF)「ラジオ フリクエンシイ(Radio Frequency
)」パターンを形成するメインラインとオープンスタ
ブ、2は誘電体基板、3は誘電体基板2の裏面に形成し
たグランドパターンである。
【0004】上記メインライン1aは入力端子4と出力
端子5間を接続するように、上記誘電体基板2の表面に
設けられている。上記オープンスタブ1bはリジェクシ
ョン周波数f0 のλ/4の奇数倍の長さを有し一端を上
記メインライン1aに分岐接続されている。この分岐接
続位置はメインライン1a上のどこであってもよい。
【0005】図17は上記BRF回路の等価回路を示す
もので、6w,6x,6yは分布定数線路である。
【0006】次に動作について説明する。オープンスタ
ブ1bの分岐接続点Aより該オープンスタブ側を見込ん
だ時のインピーダンスは、リジェクション周波数f0
は長さがλ/4の奇数倍であるため0Ω(ショート)と
なり、入力端子4から入力されたリジェクション周波数
0 のマイクロ波信号は、上記A点で全反射し出力端子
には出力されない。
【0007】図18は誘電体基板2としてのアルミナセ
ラミック基板(εr =9.9)上にマイクロストリップ
線路を形成したBRF回路を実際にシミュレーション
し、上記マイクロストリップ線路の通過特性dB(S2
1)を示したもので、この場合分布定数線路6w,6x
はインピーダンス50Ω、分布定数線路6yはインピー
ダンス50Ω、長さ28.5mm(リジェクション周波
数f0 が1GHzのλ/4)としている。図16より明
らかなように、リジェクション周波数f0 である1GH
zの信号及びこのリジェクション周波数f0 の奇数倍の
信号が除去されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】従来のフィルタ回路は
以上のように構成されているので、前記図16からも明
らかなように、リジェクション周波数f0 の奇数倍の周
波数信号が除去されるため、この奇数倍の周波数に所要
周波数帯がある時、リジェクション周波数f0 を除去す
ることにより、所要周波数帯域の信号も除去されるとい
う問題点があった。
【0009】また、前記オープンスタブの代わりにショ
ートスタブ(リジェクション周波数f0 のλ/2の整数
倍の長さ)を使用した時は、リジェクション周波数f0
の整数倍の周波数信号が除去されるため、この場合は奇
数倍,偶数倍両方の周波数信号が除去されるという問題
点があった。
【0010】そこで、フィルタ回路として、ビーピーエ
フ(BPF)「バンド パス フィルタ(Band Pass Fi
lter)」回路あるいはエイチピーエフ(HPF)「ハイ
パス フィルタ(High Pass Filter)」回路を使用す
ることが考えられるが、これらの回路は回路構成が複雑
であり、リジェクション量をかせぐには所要帯域での損
失が大きくなる等の問題点があった。
【0011】請求項1乃至5の発明は上記のような問題
点を解消するためになされたもので、リジェクション周
波数の奇数倍に所要周波数帯がある場合でも、この所要
周波数帯の信号を除去することなく、低損失で通過させ
ることのできるフィルタ回路を、比較的簡素な回路構成
で得ることを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明に係るフ
ィルタ回路は、所要周波数のλ/2の整数倍の長さを有
する第1のオープンスタブの一端をメインラインに分岐
接続し、スタブ全体でリジェクション周波数を除去する
長さを有する第2のオープンスタブの一端を前記第1の
オープンスタブの前記所要周波数におけるショート位置
に分岐接続したものである。
【0013】請求項2の発明に係るフィルタ回路は、所
要周波数のλ/2の整数倍の長さを有する第1のオープ
ンスタブの一端を前記メインラインに分岐接続し、スタ
ブ全体でリジェクション周波数を除去する長さを有する
複数の第2のオープンスタブの一端を前記第1のオープ
ンスタブの前記所要周波数におけるショート位置に分岐
接続したものである。
【0014】請求項3の発明に係るフィルタ回路は、所
要周波数のλ/4の奇数倍(但し、1を除く)の長さを
有する第1のショートスタブの一端を前記メインライン
に分岐接続し、スタブ全体でリジェクション周波数を除
去する長さを有する第2のショートスタブの一端を前記
第1のショートスタブの前記所要周波数におけるショー
ト位置に分岐接続したものである。
【0015】請求項4の発明に係るフィルタ回路は、所
要周波数のλ/4の奇数倍(但し、1を除く)の長さを
有する第1のショートスタブの一端を前記メインライン
に分岐接続し、スタブ全体でリジェクション周波数を除
去する長さを有する複数の第2のショートスタブの一端
を前記第1のショートスタブの前記所要周波数における
ショート位置に分岐接続したものである。
【0016】請求項5の発明に係るフィルタ回路は、所
要周波数のλ/2の整数倍の長さまたは該所要周波数の
λ/4の奇数倍(但し、1を除く)の長さを有する第1
のオープンスタブまたはショートスタブの一端を前記メ
インラインに分岐接続し、スタブ全体でリジェクション
周波数を除去する長さを有するショートスタブまたはオ
ープンスタブの一端を前記第1のオープンスタブまたは
ショートスタブの前記所要周波数におけるショート位置
に分岐接続したものである。
【0017】
【作用】請求項1または請求項3におけるフィルタ回路
は、メインラインに分岐接続した第1のオープンスタブ
または第1のショートスタブの所要周波数におけるショ
ート位置に、スタブ全体でリジェクション周波数を除去
する長さの第2のオープンスタブまたは第2のショート
スタブを分岐接続したことにより、所要周波数帯がリジ
ェクション周波数の奇数倍であっても除去することな
く、低損失で通過させることができる。
【0018】請求項2または請求項4におけるフィルタ
回路は、メインラインに分岐接続した第1のオープンス
タブまたは第1のショートスタブの所要周波数における
ショート位置に、スタブ全体でリジェクション周波数を
除去する長さとなる複数の第2のオープンスタブまたは
第2のショートスタブを分岐接続したことにより、所要
周波数帯及びリジェクション周波数の特性の自由度を上
げることができる。
【0019】請求項5におけるフィルタ回路は、メイン
ラインに分岐接続した第1のオープンスタブまたは第1
のショートスタブの所要周波数におけるショート位置
に、リジェクション周波数を除去する長さの第2のショ
ートスタブまたは第2のオープンスタブを分岐接続し
て、オープンスタブとショートスタブの混在回路を形成
したことにより、所要周波数帯及びリジェクション周波
数の特性の自由度を上げることができる。
【0020】
【実施例】実施例1.以下、この発明の一実施例を図に
ついて説明する。図1について説明する。図1におい
て、7は誘電体基板(例えば、アルミナセラミック基
板)2の表面に形成されたメインライン、8は通過させ
るべき所要周波数のλ/2の整数倍の長さを有し、一端
をメインライン7に分岐接続した第1のオープンスタ
ブ、9はスタブ全体でリジェクション周波数を除去する
長さを有し、一端を第1のオープンスタブの前記所要周
波数におけるショート位置に分岐接続した第2のオープ
ンスタブである。
【0021】図2は図1の等価回路図であり、図2にお
いて、10a〜10eは分布定数線路である。いま、リ
ジェクション周波数を1GHz、所要周波数を3GHz
とし、分布定数線路10a,10bを50Ω、10c,
10dをそれぞれ50Ω、9.5mmの長さ(10c,
10dトータルで3GHzのλ/2の長さ)とした場
合、10eは50Ωで、その線路長は以下により導出す
る。
【0022】まず、所要周波数3GHzについて考えて
みると、分布定数線路10c,10dは3GHzではそ
れぞれλ/4の長さとなる。従って、分岐接続点Bより
分布定数線路10d側を見込んだ時のインピーダンスは
0Ω(ショート)となり、分岐接続点Bはどのような分
布定数線路10eが接続されても3GHzではショート
状態となる。
【0023】故に、分岐接続点Aから分布定数線路10
c側を見込んだ時のインピーダンスは、分岐接続点Bが
ショートとなり分布定数線路10cがλ/4の長さとな
っているのでオープン状態となる。また、分岐接続点B
がショートとなっているため第2のオープンスタブ9は
3GHzに対して何ら特性に影響を与えないことにな
り、入力端子4から入力された3GHzのマイクロ波信
号はそのまま出力端子5に出力されることになる。
【0024】次にリジェクション周波数1GHzの場合
は、分布定数線路10c,10dは1GHzにおいて、
λ/12すなわち角度にして30゜となるので、分布定
数線路10eがない場合は、分布定数線路10c,10
dでトータル60゜のオープンスタブを形成することに
なる。従って、分布定数線路10eのオープンスタブ部
分で30゜位相を回転させると、分岐接続点Aより分布
定数線路10c側を見込んだときの線路は、90゜(λ
/4)のオープンスタブとなるので、分岐接続点Aにお
いてショート状態となり、入力端子4から入力された1
GHzのマイクロ波信号は、分岐接続点Aで全反射して
出力端子5には出力されないことになる。
【0025】次に図3のスミスチャートを使用し分布定
数線路10eの長さを求めると、分岐接続点Bより分布
定数線路10d側を見込んだ時のインピーダンスは1G
Hzにおいて図3のC点の位置にあり、分布定数線路1
0eのオープンスタブにより図3のD点の位置まで回転
させると、分布定数線路10cで30゜位相が回るた
め、図1の分岐接続点Aでは、図3のE点の位置まで回
転することになりショート状態となる。図3のC点から
図3のD点まで回転させるためには、インダクタンス成
分としてF点とG点のインダクタンス分の差の約j1.
19(50Ωで規格化した値)のオープンスタブが必要
となる。従って、角度としては、 θ=tan-11.19≒50゜ となり、線路長に直すと、9.5mm×50/30≒1
5.8mmとなる。
【0026】今、これらの値を入力し、シミュレーショ
ンした時の通過特性(S21)の結果を図4に示す。図
4から分かるように、リジェクション周波数1GHzの
信号は除去され、その奇数倍の所要周波数3GHzの信
号は除去されずに通過していることが分かる。
【0027】実施例2.図5は請求項2の実施例を示す
もので、スタブ全体でリジェクション周波数を除去する
長さの複数の第2のオープンスタブ9a,9bの一端
を、第1のオープンスタブ8の所要周波数におけるショ
ート位置B,B′に分岐接続したものである。
【0028】図6は図5の等価回路図であり、分布定数
線路10f,10gは50Ω、10h,10kは50
Ω、9.5mmの長さ、10iは50Ω、19.0mm
の長さ、10jは50Ω、23.4mmの長さ、10l
は50Ω、15.8mmの長さとしている。
【0029】図7は実施例2の通過特性のシミュレーシ
ョン結果を示すもので、図7から明らかなように、リジ
ェクション周波数1GHzの信号は除去され、所要周波
数3GHzの信号は除去されることなく通過しているこ
とが分かる。
【0030】実施例3.図8は請求項3の実施例を示す
もので、11は所要周波数のλ/4の奇数倍(但し、1
を除く)の長さを有し一端をメインライン1に分岐接続
した第1のショートスタブ、12はスタブ全体でリジェ
クション周波数を除去する長さを有し一端を第1のショ
ートスタブの所要周波数におけるショート位置に分岐接
続した第2のショートスタブ、13は第1,第2のショ
ートスタブ11,12とグランドパターン3を接続する
金リボン、14はグランドである。なお、図1と同一部
分には同一符号を付して重複説明を省略する。
【0031】図9は図8の等価回路図であり、分布定数
線路10m,10nは50Ω、100は50Ω、9.5
mmの長さ、10pは50Ω、19.0mmの長さ、1
0qは50Ω、49.7mmの長さとしている。
【0032】図10は実施例3の通過特性のシミュレー
ション結果を示すもので、図10から明らかなようにリ
ジェクション周波数1GHzの信号は除去され、所要周
波数3GHzの信号は除去されることなく通過している
ことが分かる。
【0033】実施例4.上記実施例3では第2のショー
トスタブ12は単一であるが、請求項4の発明のよう
に、スタブ全体でリジェクション周波数を除去する長さ
を有する複数の第2のショートスタブを用いても実施例
3と同様の効果を奏する。
【0034】実施例5.図11は請求項5の実施例を示
すもので、前記図1の第1のオープンスタブ8に前記図
8の第2のショートスタブ12を分岐接続し、オープン
スタブとショートスタブの混在回路を構成したものであ
る。
【0035】図12は図11の等価回路図であり、分布
定数線路10r,10sは50Ω、10t,10uは5
0Ω、9.5mmの長さ、10vは50Ω、44.2m
mの長さとしている。
【0036】図13は実施例5の通過特性のシミュレー
ション結果を示すもので、図13から明らかなように、
リジェクション周波数1GHzの信号は除去され、所要
周波数3GHzの信号は除去されることなく通過してい
ることが分かる。
【0037】実施例6.上記各実施例は誘電体基板2上
にメインライン7、オープンスタブ8,9、ショートス
タブ11,12をパターン形成したマイクロストリップ
型のものであるが、図14(a),(b)に示すように
メインライン7、オープンスタブ8,9、ショートスタ
ブ11,12(図14では図示せず)を2枚の誘電体基
板2の間に挟持したトリプレート型、または図15
(a),(b)に示すように誘電体基板2の表面にグラ
ンドパターン3を有し、多数のビイホール15にて裏面
グランドパターン3と導通をとったコプレナー型とする
こともできる。また、ビイホールの代わりに金リボンあ
るいはスルーホールにより導通をとってもよい。
【0038】
【発明の効果】以上のように、請求項1または請求項3
の発明によれば、メインラインに分岐接続した第1のオ
ープンスタブまたは第1のショートスタブの所要周波数
におけるショート位置に、スタブ全体でリジェクション
周波数を除去する長さの第2のオープンスタブまたは第
2のショートスタブを分岐接続する構成としたので、所
要周波数帯はリジェクション周波数の奇数倍であっても
除去されることなく、低損失で通過することができる。
【0039】請求項2または請求項4の発明によれば、
スタブ全体でリジェクション周波数を除去する長さとな
る複数の第2のオープンスタブまたは第2のショートス
タブを、第1のオープンスタブまたはショートスタブの
所要周波数におけるショート位置に接続するように構成
したので、所要周波数帯及びリジェクション周波数の特
性の自由度を上げることができる。
【0040】請求項5の発明によれば、オープンスタブ
とショートスタブの混在回路で構成したので、上記請求
項2または請求項4と同様の効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1の発明の実施例によるフィルタ回路の
パターン図であり、(a)は正面図、(b)は側面図で
ある。
【図2】図1の等価回路図である。
【図3】スミスチャート図である。
【図4】図1の実施例による通過特性のシミュレーショ
ン図である。
【図5】請求項2の発明の実施例によるフィルタ回路の
パターン図であり、(a)は正面図、(b)は側面図で
ある。
【図6】図5の等価回路図である。
【図7】図5の実施例による通過特性のシミュレーショ
ン図である。
【図8】請求項3の発明の実施例によるフィルタ回路の
パターン図であり、(a)は正面図、(b)は側面図で
ある。
【図9】図8の等価回路図である。
【図10】図8の実施例による通過特性のシミュレーシ
ョン図である。
【図11】請求項5の発明の実施例によるフィルタ回路
のパターン図であり、(a)は正面図、(b)は側面図
である。
【図12】図11の等価回路図である。
【図13】図11の実施例による通過特性のシミュレー
ション図である。
【図14】他の実施例によるフィルタ回路のパターン図
であり、(a)は正面図、(b)は側面図である。
【図15】さらに他の実施例によるフィルタ回路のパタ
ーン図であり、(a)は正面図、(b)は側面図であ
る。
【図16】従来のフィルタ回路のパターン図であり、
(a)は正面図、(b)は側面図である。
【図17】図16の等価回路図である。
【図18】従来のフィルタ回路による通過特性のシミュ
レーション図である。
【符号の説明】
2 誘電体基板 4 入力端子 5 出力端子 7 メインライン 8 第1のオープンスタブ 9,9a,9b 第2のオープンスタブ 11 第1のショートスタブ 12 第2のショートスタブ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力端子と出力端子間を接続するメイン
    ラインと、所要周波数のλ/2の整数倍の長さを有し一
    端を前記メインラインに分岐接続した第1のオープンス
    タブと、スタブ全体でリジェクション周波数を除去する
    長さを有し一端を前記第1のオープンスタブの前記所要
    周波数におけるショート位置に分岐接続した第2のオー
    プンスタブと、前記メインラインおよび前記第1,第2
    のオープンスタブを同一面上に形成した誘電体基板とを
    備えたフィルタ回路。
  2. 【請求項2】 入力端子と出力端子間を接続するメイン
    ラインと、所要周波数のλ/2の整数倍の長さを有し一
    端を前記メインラインに分岐接続した第1のオープンス
    タブと、スタブ全体でリジェクション周波数を除去する
    長さを有し一端を前記第1のオープンスタブの前記所要
    周波数におけるショート位置に分岐接続した複数の第2
    のオープンスタブと、前記メインラインおよび前記第
    1,第2のオープンスタブを同一面上に形成した誘電体
    基板とを備えたフィルタ回路。
  3. 【請求項3】 入力端子と出力端子間を接続するメイン
    ラインと、所要周波数のλ/4の奇数倍(但し、1を除
    く)の長さを有し一端を前記メインラインに分岐接続し
    た第1のショートスタブと、スタブ全体でリジェクショ
    ン周波数を除去する長さを有し一端を前記第1のショー
    トスタブの前記所要周波数におけるショート位置に分岐
    接続した第2のショートスタブと、前記メインラインお
    よび前記第1,第2のショートスタブを同一面上に形成
    した誘電体基板とを備えたフィルタ回路。
  4. 【請求項4】 入力端子と出力端子間を接続するメイン
    ラインと、所要周波数のλ/4の奇数倍(但し、1を除
    く)の長さを有し一端を前記メインラインに分岐接続し
    た第1のショートスタブと、スタブ全体でリジェクショ
    ン周波数を除去する長さを有し一端を前記第1のショー
    トスタブの前記所要周波数におけるショート位置に分岐
    接続した複数の第2のオープンスタブと、前記メインラ
    インおよび前記第1,第2のオープンスタブを同一面上
    に形成した誘電体基板とを備えたフィルタ回路。
  5. 【請求項5】 入力端子と出力端子間を接続するメイン
    ラインと、所要周波数のλ/2の整数倍の長さまたは該
    所要周波数のλ/4の奇数倍(但し、1を除く)の長さ
    を有し一端を前記メインラインに分岐接続した第1のオ
    ープンスタブまたはショートスタブと、スタブ全体でリ
    ジェクション周波数を除去する長さを有し一端を前記第
    1のオープンスタブまたはショートスタブの前記所要周
    波数におけるショート位置に分岐接続した第2のショー
    トスタブまたはオープンスタブと、前記メインラインお
    よび前記第1,第2のオープンスタブまたはショートス
    タブの混在回路を同一面上に形成した誘電体基板とを備
    えたフィルタ回路。
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