JP2006253877A - 高周波フィルタ - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 オープンスタブを有し所定の遮断周波数において所定の並列容量を呈する複数の並列容量回路と、前記所定の遮断周波数において所定の直列インダクタンスを呈する複数の直列インダクタンス回路とを、入力端から出力端へ向かって前記並列容量回路、前記直列インダクタンス回路、前記並列容量回路の順に交互に奇数個を縦続接続し、前記所定の遮断周波数近傍を通過帯域とし、前記遮断周波数近傍以外の周波数領域の前記複数の並列容量回路に基づいて決まる複数の周波数に減衰極が形成された帯域通過特性を得る。
【選択図】 図4
Description
次に、この高周波フィルタの動作を説明する。周波数fMを中心周波数として、マイクロ波等の高周波が通過するように、共振器5の共振周波数、ならびに結合部6の結合度が調整されている。これらの調整は、主に、共振器の線路方向の電気長、ないしは結合部の間隔を調整することによって行われる。
中心周波数fMから離れた周波数の高周波が、入出力線路4aからフィルタへと入射する場合には、共振器5が共振しないため、入射した高周波は反射される。一方、入射する高周波の周波数がfMもしくはその近傍の周波数である場合には、共振器5が共振する。このため、入出力線路4aと共振器5aは結合部6aを介し、共振器5aと共振器5bは結合部6bを介し、共振器5bと共振器5cは結合部6cを介し、共振器5cと入出力線路4bは結合部6dを介して、それぞれ強く結合する。この結果、周波数fMもしくはその近傍の周波数の高周波は入出力線路4aから入出力線路4bへと伝播することになる。すなわち、図12、及び図13に示した高周波フィルタの通過特性は、図14のように、fMを中心周波数とする周波数帯域を通過帯域とし、その高周波側と低周波側における両側の通過特性が抑圧された、いわゆる帯域通過フィルタの通過特性になる。なお、図14中、fLは低域遮断周波数、fHは高域遮断周波数を表す。(例えば、非特許文献1参照)
各共振回路のQ値は、基本的に、共振器部分の占める体積が大きいほど大きくなり、また、ストリップ導体の構成物質の導電率が大きいほど大きくなり、また、誘電体基板の誘電正接が小さいほど大きくなる性質がある。
従って、薄い誘電体基板や、安価ではあるが比較的誘電正接の大きい樹脂系基板等を用いた構造に従来の高周波フィルタを構成する場合、上記理由により共振器のQ値が小さくなってしまうことから、通過帯域の挿入損失が大きくなってしまい、低損失な帯域通過フィルタを得るのが難しいという問題がある。因に、誘電体基板の誘電正接は、一般に入力信号が高周波であるほど大きくなるものが多く、ミリ波等の高周波において上記の問題はより顕著になる。
また、従来の帯域通過フィルタの場合、通過帯域の高周波側と低周波側における通過特性の抑圧は連続的であり、その抑圧量は通過帯域から離れるに従って大きくなる。その一方、狭帯域で離散的な複数の阻止帯域を要する等の、必ずしも連続的な阻止帯域を必要としない場合、要求される阻止帯域幅と減衰量に対して過剰な阻止帯域幅と減衰量を有する場合が多く、その結果、通過帯域の挿入損失が大きくなる場合も少なくない。
また、従来の帯域通過フィルタのように、複数の共振器を電磁界結合させた帯域通過フィルタにおいては、入力波が、入力端から出力端へ達するまでの過程で、共振器の結合部である導体ギャップを通過する必要があるため、入力波が高エネルギーである場合、導体ギャップを挟んだ電極間に高電圧が印加され、絶縁破壊を引き起こし、基板を損傷してしまう恐れがある。
図1は、この発明を実施するための実施の形態1における高周波フィルタの構成を説明する構成説明図である。図1において、8は入出力端、9は並列容量回路、10は直列インダクタンス回路、11は特性インピーダンスがZ0Ωで電気長が各々θf1、θf2、θf3であるオープンスタブを示す。図1より、本実施の形態の高周波フィルタは、3つの並列容量回路9と2つの直列インダクタンス回路10を交互に縦続接続し、その縦続接続における、並列容量回路9の接続部に並列にオープンスタブ11を接続し、前記3つの並列容量回路9と2つの直列インダクタンス回路10を交互に縦続接続したものの両端に外部回路と接続するための入出力線路4をそれぞれ接続して構成している。
つまり、本実施の形態により、周波数fc近傍を通過帯域とし、その高低周波数両側に離散的に存在する周波数f1、f2、f3…近傍において減衰極を有する、いわゆる、帯域通過フィルタの代替となりうる通過特性を有する高周波フィルタを得ることができる。図3の実線にこの通過特性を示す。なお、図3の破線は、周波数fcを遮断周波数とする一般的な低域通過フィルタの通過特性である。
図4は、この発明を実施するための実施の形態2における高周波フィルタの構造を説明する斜視図である。なお、図5には高周波フィルタの上面図を示す。本実施の形態では、前記実施の形態1で例示した高周波フィルタの構成説明図に基づく高周波フィルタの具体的構造を例示するもので、接地導体の上に誘電体基板を配置し、その上にストリップ導体を配置して構成した、いわゆるマイクロストリップ線路型フィルタとなっている。
図2において、8は入出力端、9は並列容量回路、10は直列インダクタンス回路を示す。そして、それぞれ、図2における入出力端8a、8bと、図6における入出力端8a、8bが対応し、図2における直列インダクタンス回路10a、10bと、図6における高インピーダンス線路20a、20bが対応し、図2における並列容量回路9dと、図6において破線で囲んだ、オープンスタブ11a、11b、低インピーダンス線路19aを併せた回路が対応し、図2における並列容量回路9eと、図6において破線で囲んだ、オープンスタブ11c、11d、並列容量回路9bを併せた回路が対応し、図2における並列容量回路9fと、図6において破線で囲んだ、オープンスタブ11e、11f、並列容量回路9cを併せた回路が対応する。従って、図6に示した回路は図2で示した回路と同様に、並列容量回路と直列インダクタンス回路が交互に縦続接続された回路となり、いわゆる、周波数fcを遮断周波数とする低域通過フィルタを構成する。
図7は、この発明を実施するための実施の形態3における高周波フィルタの構造を説明する斜視図である。なお、図8には高周波フィルタの上面図を示す。
本実施の形態では、前記実施の形態2で例示した高周波フィルタとは異なる高周波フィルタの具体的構造を例示するもので、接地導体の上に誘電体基板を配置し、その上にストリップ導体を配置して構成した、いわゆるマイクロストリップ線路型フィルタとなっている。
図9よりわかるように、本実施の形態による高周波フィルタは、図6にて示した前記実施の形態2による高周波フィルタにおいて、オープンスタブ11a、11f、を、それぞれブランチスタブ17a、17bで置き換えたものである。
つまり、ブランチスタブを適用し、その構成要素である幹スタブと枝スタブを調整することで、通常のオープンスタブを適用するよりも、比較的任意な複数の周波数に減衰極を設定することができる。なお、これらの調整は、幹スタブと枝スタブの線路方向の各物理長、及び各線路幅により決まる特性インピーダンスを調整することにより行われる。
この実施の形態3で例示する高周波フィルタの回路は、入出力端8a、ブランチスタブ17a、低インピーダンス線路19a、オープンスタブ11a、高インピーダンス線路20a、オープンスタブ11b、低インピーダンス線路19b、オープンスタブ11c、高インピーダンス線路20b、オープンスタブ11d、低インピーダンス線路19c、ブランチスタブ17b、入出力端8b、の順に縦続接続した構成である。ここで、高インピーダンス線路20a、20bは遮断周波数fcにおいて特定のインダクタンス値を持つ直列インダクタンス回路としてはたらくように調整されており、オープンスタブ11a、11dの電気長は、遮断周波数fcよりも高い特定の周波数f2における1/4波長の電気長θf2に調整されており、オープンスタブ11b、11cの電気長は、遮断周波数fcよりも高い特定の周波数f3における1/4波長の電気長θf3に調整されている。そして、ブランチスタブ17a、17bの各構成要素である幹スタブ15a、枝スタブ16a、16b、及び幹スタブ15b、枝スタブ16c、16dの電気長と特性インピーダンスは、それぞれのブランチスタブ17a、17bが、遮断周波数fcよりも低い特定の周波数f1aと、周波数fcよりも高い特定の周波数f1b、f1cにおいて減衰極を設定するように調整されている。また、低インピーダンス線路19aは、ブランチスタブ17aと低インピーダンス線路19aとオープンスタブ11aの3部分を併せた回路が、遮断周波数fcにおいて特定の並列容量値を持つ並列容量回路としてはたらくように調整されており、同様に、低インピーダンス線路19bは、オープンスタブ11bと低インピーダンス線路19bとオープンスタブ11cの3部分を併せた回路が、遮断周波数fcにおいて特定の並列容量値を持つ並列容量回路としてはたらくように調整されており、また、低インピーダンス線路19cは、オープンスタブ11dと低インピーダンス線路19cとブランチスタブ17bの3部分を併せた回路が、遮断周波数fcにおいて特定の並列容量値を持つ並列容量回路としてはたらくように調整されている。なお、これらの調整は、主に、図7、8で示した各種線路の線路方向の物理長、線路幅により決まる特性インピーダンスを調整することにより行われる。
つまり、この実施の形態3による高周波フィルタにより、遮断周波数fc近傍を通過帯域とし、その高低周波数両側に離散的に存在する周波数f1a、f1b、f1c、f2、f3…において減衰極を有する、いわゆる、帯域通過フィルタの代替となりうる通過特性を有する高周波フィルタを得ることができる。図11にこの通過特性を実線で示す。なお、比較のため、図11に周波数fcを遮断周波数とする一般的な低域通過フィルタの通過特性を破線で示す。
このように、この実施の形態3による高周波フィルタでは、前記実施の形態2による高周波フィルタにおける6つのオープンスタブのうち、2つのオープンスタブの替わりにブランチスタブを適用することで、前記実施の形態2による高周波フィルタよりも、比較的任意な複数の周波数に減衰極を設定することを可能にしたものである。
また、本実施の形態による高周波フィルタでは、入力端と出力端の間に導体のギャップが存在しないので、前記実施の形態1、及び実施の形態2による高周波フィルタと同様に、共振器間の結合により構成される従来の帯域通過フィルタよりも耐電力性に優れる利点がある。
また、本実施の形態による高周波フィルタでは、従来の帯域通過フィルタでは適用している、通過帯域で共振する共振器を用いていないことから、前記実施の形態1、及び実施の形態2による高周波フィルタと同様に、従来の帯域通過フィルタよりも、通過帯域における損失を小さくすることができる。
また、本実施の形態による高周波フィルタでは、通過帯域の高低周波数両側に減衰極を有するように調整されたブランチスタブを2つ適用し、ブランチスタブの構成要素である幹スタブと枝スタブの特性インピーダンスを全て等しくしているが、本実施の形態と同じ効果が得られるならば、適用するブランチスタブの個数を2つに限定する必要はなく、同様に、幹スタブと枝スタブの特性インピーダンスを等しくする必要はない。
また、本実施の形態による高周波フィルタは、3つの並列容量回路と2つの直列インダクタンス回路と2つのブランチスタブと4つのオープンスタブによる組み合わせで構成しているが、本実施の形態と同じ効果が得られるならば、それぞれの数を3つ、2つ、2つ、4つに限定する必要はない。
Claims (5)
- オープンスタブを有し所定の遮断周波数において所定の並列容量を呈する複数の並列容量回路と、前記所定の遮断周波数において所定の直列インダクタンスを呈する複数の直列インダクタンス回路と、を備え、入力端から出力端へ向かって前記並列容量回路、前記直列インダクタンス回路、前記並列容量回路の順に交互に奇数個が縦続接続され、前記所定の遮断周波数近傍を通過帯域とし、前記遮断周波数近傍以外の周波数領域の前記複数の並列容量回路に基づいて決まる複数の周波数に減衰極が形成された帯域通過特性を有する高周波フィルタ。
- 誘電体基板の一方の面に地導体を設け、他方の面にストリップ導体を設けてマイクロストリップ線路型に形成した高周波フィルタであって、入力端と出力端に設けられ外部回路へ接続するための入出力線路と、前記入出力線路より線路幅の広い低インピーダンス線路それぞれと前記低インピーダンス線路の両端部にそれぞれ並列接続されたオープンスタブを有するスタブ回路からなり、所定の遮断周波数において所定の並列容量を呈する複数の並列容量回路と、前記所定の遮断周波数において所定のインダクタンスを呈し、前記入出力線路より線路幅の狭い複数の高インピーダンス線路と、を備え、前記入力端の入出力線路と前記出力端の入出力線路の間に前記入力端から前記出力端へ向かって前記低インピーダンス線路、前記高インピーダンス線路、前記低インピーダンス線路の順に交互に奇数個が縦続接続され、前記所定の遮断周波数近傍を通過帯域とし、前記遮断周波数近傍以外の周波数領域の前記複数の並列容量回路に基づいて決まる複数の周波数に減衰極が形成された帯域通過特性を有する高周波フィルタ。
- 所定の遮断周波数においてそれぞれ所定の並列容量を呈する第1と第2と第3の並列容量回路と、前記所定の遮断周波数においてそれぞれ所定の直列インダクタンスを呈する第1と第2の直列インダクタンス回路と、を備え、入力端から出力端へ向かって前記第1の並列容量回路、前記第1の直列インダクタンス回路、前記第2の並列容量回路、前記第2の直列インダクタンス回路、前記第3の並列容量回路の順に交互に縦続接続され、前記所定の遮断周波数より低い第1の周波数、前記遮断周波数より高い第2の周波数と第3の周波数に対して、前記第1の並列容量回路を、前記第1の周波数にて電気長が1/4波長のオープンスタブ、前記第2の周波数にて電気長が1/4波長のオープンスタブ、一端を接地した第1の容量、の並列接続で形成し、前記第2の並列容量回路を、前記第3の周波数にて電気長が1/4波長のオープンスタブ2本、一端を接地した第2の容量、の並列接続で形成し、前記第3の並列容量回路を、前記第1の周波数にて電気長が1/4波長のオープンスタブ、前記第2の周波数にて電気長が1/4波長のオープンスタブ、一端を接地した第3の容量、の並列接続で形成し、前記所定の遮断周波数近傍を通過帯域とし、前記遮断周波数近傍以外の周波数領域における前記第1の周波数、前記第2の周波数、前記第3の周波数の奇数倍の周波数に減衰極が形成された帯域通過特性を有する高周波フィルタ。
- 誘電体基板の一方の面に地導体を設け、他方の面にストリップ導体を設けてマイクロストリップ線路型に形成した高周波フィルタであって、入力端と出力端に設けられ外部回路へ接続するための入出力線路と、前記入出力線路より線路幅の広い第1と第2と第3の低インピーダンス線路それぞれと前記第1と第2と第3の低インピーダンス線路の両端部にそれぞれ並列接続されたオープンスタブからなり、所定の遮断周波数において所定の並列容量を呈する第1と第2と第3の並列容量回路と、前記所定の遮断周波数において所定の直列インダクタンスを呈し、前記入出力線路より線路幅の狭い第1と第2の高インピーダンス線路と、を備え、前記入力端の入出力線路と前記出力端の入出力線路の間に前記入力端から前記出力端へ向かって前記第1の低インピーダンス線路、前記第1の高インピーダンス線路、前記第2の低インピーダンス線路、前記第2の高インピーダンス線路、前記第3の低インピーダンス線路の順に縦続接続され、前記所定の遮断周波数より低い第1の周波数、前記遮断周波数より高い第2の周波数と第3の周波数に対して、前記第1の並列容量回路を、前記第1の低インピーダンス線路、前記第1の周波数にて電気長が1/4波長のオープンスタブ、前記第2の周波数にて電気長が1/4波長のオープンスタブで形成し、前記第2の並列容量回路を、前記第2の低インピーダンス線路、前記第3の周波数にて電気長が1/4波長のオープンスタブ2本で形成し、前記第3の並列容量回路を、前記第3の低インピーダンス線路、前記第1の周波数にて電気長が1/4波長のオープンスタブ、前記第2の周波数にて電気長が1/4波長のオープンスタブで形成し、前記所定の遮断周波数近傍を通過帯域とし、前記遮断周波数近傍以外の周波数領域における前記第1の周波数、前記第2の周波数、前記第3の周波数の奇数倍の周波数に減衰極が形成された帯域通過特性を有する高周波フィルタ。
- 誘電体基板の一方の面に地導体を設け、他方の面にストリップ導体を設けてマイクロストリップ線路型に形成した高周波フィルタであって、入力端と出力端に設けられ外部回路へ接続するための入出力線路と、前記入出力線路より線路幅の広い第1と第2と第3の低インピーダンス線路それぞれと前記第1と第3の低インピーダンス線路それぞれの両端部にそれぞれ並列接続されたオープンスタブとブランチスタブ、前記第2の低インピーダンス線路の両端部にそれぞれ並列接続されたオープンスタブからなり、所定の遮断周波数において所定の並列容量を呈する第1と第2と第3の並列容量回路と、前記所定の遮断周波数において所定の直列インダクタンスを呈し、前記入出力線路より線路幅の狭い第1と第2の高インピーダンス線路と、を備え、前記入力端の入出力線路と前記出力端の入出力線路の間に前記入力端から前記出力端へ向かって前記第1の低インピーダンス線路、前記第1の高インピーダンス線路、前記第2の低インピーダンス線路、前記第2の高インピーダンス線路、前記第3の低インピーダンス線路の順に縦続接続され、前記ブランチスタブは前記第1と第3の低インピーダンス線路それぞれの端部に並列接続された幹スタブと、前記幹スタブの先に二股に接続した枝スタブでなり、前記幹スタブの前記第1と第3の低インピーダンス線路への並列接続部から見たときの前記ブランチスタブの入力サセプタンスが前記所定の遮断周波数より低い第1の周波数、前記遮断周波数より高い第2の周波数と第3の周波数にて発散するよう形成され、前記所定の遮断周波数より高い第4の周波数と第5の周波数に対して、前記第1の並列容量回路を前記第1の低インピーダンス線路と前記ブランチスタブと前記第4の周波数にて電気長が1/4波長のオープンスタブとで形成し、前記第2の並列容量回路を前記第2の低インピーダンス線路と前記第5の周波数にて電気長が1/4波長のオープンスタブ2本とで形成し、前記第3の並列容量回路を前記第3の低インピーダンス線路と前記ブランチスタブと前記第4の周波数にて電気長が1/4波長のオープンスタブとで形成し、前記所定の遮断周波数近傍を通過帯域とし、前記遮断周波数近傍以外の周波数領域における前記第1、第2、第3の周波数および前記第4、第5の周波数の奇数倍の周波数に減衰極が形成された帯域通過特性を有する高周波フィルタ。
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JP4501729B2 (ja) | 2010-07-14 |
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