JP4565146B2 - マルチバンド超広帯域バンドパスフィルタ - Google Patents

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Description

この発明は、比帯域が20%を超えるような超広帯域バンドパスフィルタに関しており、特に、全体としては超広帯域を維持しながら、単一または複数の特定周波数を阻止できるようにしたことにより、マルチバンド特性となったマルチバンド超広帯域バンドパスフィルタに関するものである。
動画等の大容量情報も配線を要さず高速に通信できるUWB(Ultra Wide Band)無線システムがネットワーク用途に急速に普及することが予測されている。UWB無線システムでは、それぞれの通信装置が非常に広い周波数帯域を利用して通信するため、より広い超広帯域のバンドパスフィルタが求められている。
また、UWB無線システムが超広帯域の電波を使う故、既存システムに与える干渉(与干渉)と既存システムから受ける干渉(被干渉)の問題が、既存システムとUWB無線システムが混在する環境では、常に存在する。その解決方法の一つとして、UWB無線システムの使用周波数から、干渉を与えやすい、または受けやすい特定の周波数を取り除くことが考えられる。これを実現するには、超広帯域な動作帯域を確保しながら、それと同時に特定の周波数のみを有効に阻止する(取り除く)特性を備えたデュアルまたはマルチバンド超広帯域バンドパスフィルタが必要である。
また、一般に、フィルタの広帯域特性を明示するために、比帯域=(通過帯域幅)/(通過帯域の中心周波数)、が用いられる。
特許文献1には、複数の誘電体層を積層して成る誘電体基板の同一誘電体層間に、互いに電磁界結合しあう第1の帯状共振用導体膜、共振回路を構成する第2の帯状共振用導体膜を並設するとともに、前記積層基板の裏面に、各帯状共振用導体膜と対向する裏面 アース導体膜を配置し、前記積層基板の表面に、第2の帯状共振用導体膜に対向するように表面アース導体膜を配置した高周波フィルタが記載されている。
また、特許文献2には、基板の一主面上に形成された金属導体によって構成される共平面構造の伝送路を用いた共振器を備え、前記共振器を横断して前記共振器と電磁結合する入出力用の信号線を前記基板の他主面に設けた構成とする高周波フィルタが記載されている。
また、特許文献3には、誘電体基板と、両端が開放され、互いに電磁結合した状態で誘電体基板上に形成された複数のストリップ線路共振器と、誘電体基板上に形成された外部回路接続用の二つの伝送線路とを備え、ストリップ線路共振器の少なくとも1つ以上をその長さ方向の中央部において屈曲させることで、一つ置きの線路間の電磁結合が少なくし、通過帯域をフラットとし、また、通過帯域よりも低い周波数帯のスカート特性を急峻としたバンドパスフィルタが記載されている。
また、特許文献4には、マイクロストリップ線路を用いた4端子の方向性結合器が開示されている。特に図4Dには、広帯域の結合特性が示されている。
しかし、上記の例では、特許文献1から3の場合は、UWB無線システムに充分に広い帯域幅を持った濾波特性をもっておらず、また、特許文献4の場合は、フィルタとして用いると挿入損が大きいという問題があった。
また、全体としては超広帯域を維持しながら、単一または複数の特定周波数を阻止できるようにしたことにより、マルチバンド特性となったマルチバンド超広帯域バンドパスフィルタは、これまでに報告された例が見受けられない。
特開2002−198702号公報 特開2003−115701号公報 特開2004−104588号公報 特開平03−296304号公報
"MICROSTRIP FILTERS for RF/MICROWAVE APPLICATIONS"、 Wiley Series In Microwave And Optical Engineering, pp.278-279.
UWB無線通信システムで、20ないし100%以上の比帯域特性をもち、挿入損が小さく良好な群遅延特性を持ったバンドパスフィルタであって、超広帯域を維持しながら、単一または複数の特定周波数を阻止できるマルチバンド超広帯域バンドパスフィルタを実現する。
この発明によって、従来困難とされてきた超広帯域バンドパスフィルタ特性が実現でき、且つ、帯域外特性も規定要求を満たし、UWB無線システムに要求される良好な遅延特性を実現できた。これより、容易にUWBに必要な信号をフィルタリングできる。それと同時に、UWB無線システムと既存システムが混在する環境においても、干渉のおこる周波数帯を阻止できるので、種々の超広帯域通信システムに幅広く利用できる。
本発明は、ブロードサイド結合導体に単一または複数の共振スタブを集積することにより、超広帯域を維持しながら、単一または複数の特定周波数を阻止できるようにして、マルチバンド超広帯域バンドパスフィルタを実現するものである。
具体的には、本発明は、ブロードサイド結合する複数の結合導体と、接地導体と導波導体からなり前記結合導体の一部に電気信号を入力する入力側導波路と、接地導体と導波導体からなり前記結合導体の一部から電気信号を出力する出力側導波路とを用いて構成されたバンドパスフィルタで、
上記の入力側導波路あるいは出力側導波路は、マイクロストリップラインあるいは共平面導波路であり、
入力側導波路に接続した結合導体あるいは出力側導波路に接続した結合導体は、複数の異なるサイズの結合導体からなり、
前記の入力側導波路に接続した結合導体と、前記の出力側導波路に接続した結合導体は、共通の結合導体にブロードサイド結合し、
上記入力側導波路に接続した結合導体のそれぞれおよび上記出力側導波路に接続した結合導体のそれぞれは平面導体であって、それぞれの前記結合導体の長さにほぼ等しい半波長に対応する周波数に減衰極が生じる現象を用いるものである。
また、上記の、入力側導波路に接続した結合導体と前記の出力側導波路に接続した結合導体がブロードサイド結合する共通の結合導体は、接地導体と同一平面に作られた結合導体である。
また、本発明の簡単な構成としては、出力側導波路に接続した2つの結合導体と、入力側導波路に接続した3つの結合導体とを含み、
入力側導波路に接続した3つの結合導体のうち2つは出力側導波路に接続した2つの結合導体と同じサイズの結合導体であって、
入力側導波路に接続した3つの結合導体の残りの1つの結合導体は、他の2つの結合導体よりも大きいサイズをもち、前記の他の2つの結合導体に挟まれる位置に設けられ、さらに、出力側導波路に接続した2つの結合導体に挟まれる位置にも延伸しているものである。
また、入力側導波路に接続した3つの結合導体の残りの1つの結合導体は、
入力側導波路に接続した結合導体のいずれかと、それに対峙する出力側導波路に接続した結合導体のいずれかと、に挟まれた位置に延伸しているようにすることによって、上記の構造の場合とは異なった特性を実現することを実現することができる。
以下に、この発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。以下の説明においては、同じ機能あるいは類似の機能をもった装置に、特別な理由がない場合には、同じ符号を用いるものとする。
まず、超広帯域バンドパスフィルタの例を、図2を用いて説明する。入力部は、接地導体3とそれに対向するマイクロストリップライン型の導波路1で構成される。結合導体10の一端は導波路1に連結しその他端は開放端である。出力部は、上記の導波路1から結合導体10にいたる構造とは概ね逆向きになっており、導波路2と連続する結合導体11で構成される。導波路2は、CPW(共平面導波路)であり、入力端に近い側は、開放端である。結合導体10と11とは、空気や4塩化炭素などのガス体あるいは、誘電体を挟んで対向しており、ブロードサイド結合をしている。この例では、入力側と出力側とは、線対称になっているが、線対称から外れていても超広帯域バンドパスフィルタとして機能する。また、ブロードサイド結合部の信号の進行方向の長さ(L)が信号波長のほぼ半分の周波数で減衰極(ポール)が生じる。つまり、通過帯域幅は、Lに半比例している。また、図2では、結合導体は長方形である場合を示したが、長方形の四隅の角を落とす面取りを施して電界集中を避けることができる。また、一般に、長方形である必要はなく、進行波が反射しない形状であれば用いることができる。
図2のブロードサイド結合の通過帯域特性の測定例を図3に示す。結合導体は比誘電率9.6、厚さ0.254mmの基板を挟んで設けたもので、幅1.6mm、長さ3.5mmの長方形である。この図から得られる比帯域は約170%である。
図4は、図2の構成を共平面部分で直列接続したものである。導体10aと導体10bとの距離は、ギャップGで表す。ここで、図4の構成を3段直列接続したときの通過特性の実測値を図6に示す。この実測で用いたサイズを図5に示す。図6のS21特性から、3.00GHzから10.63GHzまで通過する良好な超広帯域バンドパスフィルタが形成されている事が分かる。この比帯域は、約110%である。
図7は、合計4つのブロードサイド結合を用いたマルチバンド超広帯域バンドパスフィルタを示す図であり、図7(a)、(b)はそれぞれ斜視図、平面図である。これは、ブロードサイド結合する複数の結合導体と、接地導体と導波導体からなり前記結合導体の一部に電気信号を入力する入力側導波路と、接地導体と導波導体からなり前記結合導体の一部から電気信号を出力する出力側導波路とを用いて構成されたバンドパスフィルタである。上記の入力側導波路1aあるいは出力側導波路1bは、マイクロストリップラインであり、入力側導波路に接続した結合導体13と10cは、あるいは出力側導波路に接続した結合導体10bと10dは、複数の異なるサイズの結合導体からなり、前記の入力側導波路に接続した結合導体と、前記の出力側導波路に接続した結合導体は、共通の結合導体12にブロードサイド結合している。しかしながら、結合導体13は、10cに比べて細く、ブロードサイド結合の強度は弱く、スタブとして動作する。
図8は、上記の実施例よりも結合導体数が少ない3つのブロードサイド結合を用いたマルチバンド超広帯域バンドパスフィルタを示す図であり、図8(a)、(b)はそれぞれ斜視図、平面図である。これは、ブロードサイド結合する複数の結合導体と、接地導体と導波導体からなり前記結合導体の一部に電気信号を入力する入力側導波路と、接地導体と導波導体からなり前記結合導体の一部から電気信号を出力する出力側導波路とを用いて構成されたバンドパスフィルタである。上記の入力側導波路1aあるいは出力側導波路1bは、マイクロストリップラインであり、入力側導波路に接続した結合導体10aと10cは、異なるサイズの結合導体からなり、前記の入力側導波路に接続した結合導体10cと、前記の出力側導波路に接続した結合導体10dは、共通の結合導体12にブロードサイド結合している。しかしながら、結合導体10aは、10cに比べて細く、ブロードサイド結合の強度は弱く、スタブとして動作する。
図9は、合計5つのブロードサイド結合を用いたマルチバンド超広帯域バンドパスフィルタを示す図であり、図9(a)、(b)はそれぞれ斜視図、平面図である。これは、ブロードサイド結合する4つの結合導体と、ブロードサイド結合するがスタブとして動作する1つの結合導体と、接地導体と導波導体からなり前記結合導体の一部に電気信号を入力する入力側導波路と、接地導体と導波導体からなり前記結合導体の一部から電気信号を出力する出力側導波路とを用いて構成されたバンドパスフィルタである。上記の入力側導波路1aあるいは出力側導波路1bは、マイクロストリップラインであり、入力側導波路に接続した結合導体10aと10cと13は、異なるサイズの結合導体からなり、前記の入力側導波路に接続した結合導体10a、10cと、前記の出力側導波路に接続した結合導体10b、10dは、共通の結合導体12にブロードサイド結合している。しかしながら、結合導体13は、10cに比べて細く、ブロードサイド結合の強度は弱く、スタブとして動作する。
図9の構造のマルチバンド超広帯域バンドパスフィルタで、図10に示す具体例について濾波特性を実測で求めたものを図11に示す。図11から容易に分かるように、5.6GHzで通過がブロックされており、通過帯域全般について群遅延特性は良好である。
図12も、合計5つのブロードサイド結合を用いたマルチバンド超広帯域バンドパスフィルタを示す図であり、図12(a)、(b)はそれぞれ斜視図、平面図である。これは、ブロードサイド結合する4つの結合導体と、ブロードサイド結合するがスタブとして動作する十字型の結合導体と、接地導体と導波導体からなり前記結合導体の一部に電気信号を入力する入力側導波路と、接地導体と導波導体からなり前記結合導体の一部から電気信号を出力する出力側導波路とを用いて構成されたバンドパスフィルタである。上記の入力側導波路1aあるいは出力側導波路1bは、マイクロストリップラインであり、入力側導波路に接続した結合導体10aと10cと14は、異なるサイズの結合導体からなり、前記の入力側導波路に接続した結合導体10a、10cと、前記の出力側導波路に接続した結合導体10b、10dは、共通の結合導体12にブロードサイド結合している。しかしながら、十字型の結合導体14は、10cに比べて細く、ブロードサイド結合の強度は弱く、スタブとして動作する。図12の構造をもったマルチバンド超広帯域バンドパスフィルタの濾波特性をシミュレーションで求めたものを図13に示す。図13から容易に分かるように、5.26GHzで通過がブロックされており、通過帯域全般について群遅延特性は良好である。
上記のマルチバンド超広帯域バンドパスフィルタは、説明を簡略にするために結合導体の数が少ない例を示したが、さらに多くの結合導体を用いる場合でも、上記の例に倣ってマルチバンド超広帯域バンドパスフィルタを実現することは、容易である。また、入力と出力を入れ替えても同様なフィルタ特性を示す。
上記のマルチバンド超広帯域バンドパスフィルタをUWB送信機に用いてUWB以外の放射を抑制した例を図14に示す。狭帯域通信機に狭帯域バンドパスフィルタを用いる場合と同様に、UWB通信機に本発明を適用することができる。
図15から図17に、マイクロストリップラインの入力側あるいは出力側の導波路から伸びたスタブをもったマルチバンド超広帯域バンドパスフィルタのその他の例を示す。それぞれの図において、(a)は上層の結合導体を形成する導体層を、(b)は下層の結合導体を形成する導体層を、(c)は全体の平面図を示す。
図15は、マイクロストリップラインの入力側および出力側の導波路それぞれから伸びたスタブをもったマルチバンド超広帯域バンドパスフィルタを示す図である。
図16は、マイクロストリップラインの入力側および出力側の導波路それぞれから伸びたT字型スタブをもったマルチバンド超広帯域バンドパスフィルタを示す図である。
図17は、マイクロストリップラインの入力側および出力側の導波路それぞれから伸びたL字型スタブをもったマルチバンド超広帯域バンドパスフィルタを示す図である。
図18から図23に、 共平面導波路のマイクロストリップラインの入力側あるいは出力側の導波路から伸びたスタブをもったマルチバンド超広帯域バンドパスフィルタのその他の例を示す。上記と同様に、それぞれの図において、(a)は上層の結合導体を形成する導体層を、(b)は下層の結合導体を形成する導体層を、(c)は全体の平面図を示す。
図18は、共平面導波路の入力側および出力側の導波路をもち、入力側の導波路から伸びたスタブをもったマルチバンド超広帯域バンドパスフィルタを示す図である。
図19は、共平面導波路の入力側および出力側の導波路をもち、入力側の導波路から伸びた十字型スタブをもったマルチバンド超広帯域バンドパスフィルタを示す図である。
図20は、共平面導波路の入力側および出力側の導波路をもち、開放端の一部が共平面である入力側の導波路から伸びた十字型スタブをもったマルチバンド超広帯域バンドパスフィルタを示す図である。
図21は、共平面導波路の入力側および出力側の導波路をもち、入力側および出力側の導波路それぞれから伸びたスタブをもったマルチバンド超広帯域バンドパスフィルタを示す図である。
図22は、共平面導波路の入力側および出力側の導波路をもち、入力側および出力側の導波路それぞれから伸びたT字型スタブをもったマルチバンド超広帯域バンドパスフィルタを示す図である。
図23は、共平面導波路の入力側および出力側の導波路をもち、入力側および出力側の導波路それぞれから伸びたL字型スタブをもったマルチバンド超広帯域バンドパスフィルタを示す図である。
図15から図17、図21から図23に示した実施例において入力側と出力側の導波路に其々スタブが接続されているがこのスタブは同一形状である必要は無くて、例えば入力側導波路にL字型スタブ、出力側にT字型スタブを接続しても良い。
本発明は、超広帯域無線システムにおける、UWBパルス発生及びパルス整形、送信装置、受信装置、または評価・測定装置、UWBアンテナ・伝搬評価システム、UWBの帯域を使用するセンサー及びそのシステム、また、異なる無線システム間の干渉の評価といった、超広帯域の信号を用いるすべてのシステムに利用可能である。本発明のマルチバンド超広帯域バンドパスフィルタをUWB送信機に用いてUWB以外の放射を抑制した例を図14に示す。
本発明の原理を示す図である。 開放端のブロードサイド結合を用いた超広帯域バンドパスフィルタの基本形を示す図である。 図3の超広帯域バンドパスフィルタの通過帯域特性例を示す図である。 2段直列に接続した、ブロードサイド結合を用いた超広帯域バンドパスフィルタを示す図であり、(a)は鳥瞰図、(b)は、平面図を示す。 ブロードサイド結合を用いた超広帯域バンドパスフィルタの具体例を示す図である。 ブロードサイド結合を用いた超広帯域バンドパスフィルタの特性例を示す図である。 複数のブロードサイド結合を用いたマルチバンド超広帯域バンドパスフィルタを示す図である。 複数のブロードサイド結合を用いたマルチバンド超広帯域バンドパスフィルタを示す図である。 共振スタブを集積したブロードサイド結合を用いたマルチバンド超広帯域バンドパスフィルタを示す図である。 共振スタブを集積したブロードサイド結合を用いたマルチバンド超広帯域バンドパスフィルタの具体例を示す図である。 共振スタブを集積したブロードサイド結合を用いたマルチバンド超広帯域バンドパスフィルタの特性例を示す図である。 十字型の共振スタブを集積したブロードサイド結合を用いたマルチバンド超広帯域バンドパスフィルタを示す図である。 十字型の共振スタブを集積したブロードサイド結合を用いたマルチバンド超広帯域バンドパスフィルタの特性例を示す図である。 送信機を示すブロック図である。 マイクロストリップラインの入力側および出力側の導波路それぞれから伸びたスタブをもったマルチバンド超広帯域バンドパスフィルタを示す図である。 マイクロストリップラインの入力側および出力側の導波路それぞれから伸びたT字型スタブをもったマルチバンド超広帯域バンドパスフィルタを示す図である。 マイクロストリップラインの入力側および出力側の導波路それぞれから伸びたL字型スタブをもったマルチバンド超広帯域バンドパスフィルタを示す図である。 共平面導波路の入力側および出力側の導波路をもち、入力側の導波路から伸びたスタブをもったマルチバンド超広帯域バンドパスフィルタを示す図である。 共平面導波路の入力側および出力側の導波路をもち、入力側の導波路から伸びた十字型スタブをもったマルチバンド超広帯域バンドパスフィルタを示す図である。 共平面導波路の入力側および出力側の導波路をもち、開放端の一部が共平面である入力側の導波路から伸びた十字型スタブをもったマルチバンド超広帯域バンドパスフィルタを示す図である。 共平面導波路の入力側および出力側の導波路をもち、入力側および出力側の導波路それぞれから伸びたスタブをもったマルチバンド超広帯域バンドパスフィルタを示す図である。 共平面導波路の入力側および出力側の導波路をもち、入力側および出力側の導波路それぞれから伸びたT字型スタブをもったマルチバンド超広帯域バンドパスフィルタを示す図である。 共平面導波路の入力側および出力側の導波路をもち、入力側および出力側の導波路それぞれから伸びたL字型スタブをもったマルチバンド超広帯域バンドパスフィルタを示す図である。
符号の説明
1 マイクロストリップ導波路
2 共平面導波路
3 接地導体
4 空間、ガス体、あるいは絶縁体
5 導波路部
6 ブロードサイド結合部
7 導波路部
8 間隙
10、10a、10b 結合導体
11、11a、11b 結合導体
12 導波路導体
13 スタブとして動作する結合導体

Claims (13)

  1. ブロードサイド結合する複数の結合導体と、接地導体と導波導体からなり前記結合導体の一部に電気信号を入力する入力側導波路と、接地導体と導波導体からなり前記結合導体の一部から電気信号を出力する出力側導波路とを用いて構成されたバンドパスフィルタで、
    上記の入力側導波路あるいは出力側導波路は、マイクロストリップラインあるいは共平面導波路であり、
    入力側導波路に接続した結合導体あるいは出力側導波路に接続した結合導体は、複数の異なるサイズの結合導体からなり、
    前記の入力側導波路に接続した結合導体と、前記の出力側導波路に接続した結合導体は、共通の結合導体にブロードサイド結合し、
    上記入力側導波路に接続した結合導体のそれぞれおよび上記出力側導波路に接続した結合導体のそれぞれは平面導体であって、それぞれの前記結合導体の長さにほぼ等しい半波長に対応する周波数に減衰極が生じる現象を用いることを特徴とするマルチバンド超広帯域バンドパスフィルタ。
  2. 入力側導波路に接続した結合導体と前記の出力側導波路に接続した結合導体がブロードサイド結合する共通の結合導体は、接地導体と同一平面に作られた結合導体であることを特徴とする請求項1に記載のマルチバンド超広帯域バンドパスフィルタ。
  3. 出力側導波路に接続した2つの結合導体と、入力側導波路に接続した3つの結合導体とを含み、
    入力側導波路に接続した3つの結合導体のうち2つは出力側導波路に接続した2つの結合導体と同じサイズの結合導体であって、
    入力側導波路に接続した3つの結合導体の残りの1つの結合導体は、他の2つの結合導体よりも大きいサイズをもち、前記の他の2つの結合導体に挟まれる位置に設けられ、さらに、出力側導波路に接続した2つの結合導体に挟まれる位置にも延伸していることを特徴とする請求項1あるいは2に記載のマルチバンド超広帯域バンドパスフィルタ。
  4. 入力側導波路に接続した3つの結合導体の残りの1つの結合導体は、
    入力側導波路に接続した結合導体のいずれかと、それに対峙する出力側導波路に接続した結合導体のいずれかと、に挟まれた位置に延伸していることを特徴とする請求項3に記載のマルチバンド超広帯域バンドパスフィルタ。
  5. マイクロストリップラインの入力側あるいは出力側の導波路のいずれかのすくなくとも一方からから伸びたスタブをもった請求項1に記載のマルチバンド超広帯域バンドパスフィルタ。
  6. マイクロストリップラインの入力側あるいは出力側の導波路のいずれかのすくなくとも一方からから伸びたT字型スタブをもった請求項1に記載のマルチバンド超広帯域バンドパスフィルタ。
  7. マイクロストリップラインの入力側あるいは出力側の導波路のいずれかのすくなくとも一方からから伸びたL字型スタブをもった請求項1に記載のマルチバンド超広帯域バンドパスフィルタ。
  8. 共平面導波路の入力側および出力側の導波路をもち、入力側の導波路から伸びたスタブをもった請求項1に記載のマルチバンド超広帯域バンドパスフィルタ。
  9. 共平面導波路の入力側および出力側の導波路をもち、入力側の導波路から伸びた十字型スタブをもった請求項1に記載のマルチバンド超広帯域バンドパスフィルタ。
  10. コプレーナ型導波路の入力側および出力側の導波路と、前記導波路の一方に接続した十字型スタブを有し、前記十時スタブはその一部は共通の結合導体とブロードサイド結合し、他の部分はブロードサイド結合しないことを特徴とする請求項1に記載のマルチバンド超広帯域バンドパスフィルタ。
  11. 共平面導波路の入力側および出力側の導波路をもち、入力側および出力側の導波路それぞれから伸びたスタブをもった請求項1に記載のマルチバンド超広帯域バンドパスフィルタ。
  12. 共平面導波路の入力側および出力側の導波路をもち、入力側あるいは出力側の導波路のいずれかのすくなくとも一方からから伸びたT字型スタブをもった請求項1に記載のマルチバンド超広帯域バンドパスフィルタ。
  13. 共平面導波路の入力側および出力側の導波路をもち、入力側あるいは出力側の導波路のいずれかのすくなくとも一方からから伸びたL字型スタブをもった請求項1に記載のマルチバンド超広帯域バンドパスフィルタ。
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