JPH06268304A - 光ファイバ増幅器 - Google Patents
光ファイバ増幅器Info
- Publication number
- JPH06268304A JPH06268304A JP5050594A JP5059493A JPH06268304A JP H06268304 A JPH06268304 A JP H06268304A JP 5050594 A JP5050594 A JP 5050594A JP 5059493 A JP5059493 A JP 5059493A JP H06268304 A JPH06268304 A JP H06268304A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- optical
- optical fiber
- polarization
- optical signal
- fiber amplifier
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Lasers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 光信号をその偏波特性を維持したままで増幅
できる光ファイバ増幅器を提供すること。 【構成】 光信号が通過する光部品、即ち符号1,2,
3,5,6,7,8,10,11で示す光部品全てを偏
波面保存特性を持つもので構成しているため、光信号通
過過程で偏波面が変動することはなく、入力点での偏波
特性が維持されたまま増幅され出力される。
できる光ファイバ増幅器を提供すること。 【構成】 光信号が通過する光部品、即ち符号1,2,
3,5,6,7,8,10,11で示す光部品全てを偏
波面保存特性を持つもので構成しているため、光信号通
過過程で偏波面が変動することはなく、入力点での偏波
特性が維持されたまま増幅され出力される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光信号を直接増幅する
光ファイバ増幅器に関するものである。
光ファイバ増幅器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図2には従来の光ファイバ増幅器の一例
を示してある。同図において、21は入力用光ファイ
バ、22は光アイソレータ、23は励起光結合用の波長
多重回路、24は励起光源、25はエルビウム・ドープ
等の増幅用光ファイバ、26は光アイソレータ、27は
雑音光除去用の光フィルタ、28は出力用光ファイバ、
29は励起光源24と波長多重回路23を接続する光フ
ァイバである。
を示してある。同図において、21は入力用光ファイ
バ、22は光アイソレータ、23は励起光結合用の波長
多重回路、24は励起光源、25はエルビウム・ドープ
等の増幅用光ファイバ、26は光アイソレータ、27は
雑音光除去用の光フィルタ、28は出力用光ファイバ、
29は励起光源24と波長多重回路23を接続する光フ
ァイバである。
【0003】入力用光ファイバ21に入力された光信号
は波長多重回路23で励起光源24からの励起光と波長
多重され、そして増幅用光ファイバ25に入力され増幅
される。さらに、増幅された光信号は光フィルタ27で
励起光や自然放出光等の光信号以外の雑音光を取り除か
れ、出力用光ファイバ28から出力される。
は波長多重回路23で励起光源24からの励起光と波長
多重され、そして増幅用光ファイバ25に入力され増幅
される。さらに、増幅された光信号は光フィルタ27で
励起光や自然放出光等の光信号以外の雑音光を取り除か
れ、出力用光ファイバ28から出力される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来の
光ファイバ増幅器では、光信号が通過する光部品、即ち
符号21,22,23,25,26,27,28で示す
光部品が全て偏波面保存特性を持たないもので構成され
ているため、出力される光信号の偏波面が変動し不安定
になり易く、該増幅光信号を偏波依存特性を有する光回
路に入力しても安定な結合特性を得ることができない問
題点があった。
光ファイバ増幅器では、光信号が通過する光部品、即ち
符号21,22,23,25,26,27,28で示す
光部品が全て偏波面保存特性を持たないもので構成され
ているため、出力される光信号の偏波面が変動し不安定
になり易く、該増幅光信号を偏波依存特性を有する光回
路に入力しても安定な結合特性を得ることができない問
題点があった。
【0005】本発明は上記事情に鑑みてなされたもの
で、その目的とするところは、光信号をその偏波特性を
維持したままで増幅できる光ファイバ増幅器を提供する
ことにある。
で、その目的とするところは、光信号をその偏波特性を
維持したままで増幅できる光ファイバ増幅器を提供する
ことにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明では、入力光信号を直接増幅し出力する光フ
ァイバ増幅器において、光信号が通過する光部品全てを
偏波面保存特性を持つもので構成している。
め、本発明では、入力光信号を直接増幅し出力する光フ
ァイバ増幅器において、光信号が通過する光部品全てを
偏波面保存特性を持つもので構成している。
【0007】
【作用】本発明の光ファイバ増幅器では、光信号が通過
する光部品全てを偏波面保存特性を持つもので構成して
いるため、入力された光信号の偏波特性が安定に保持さ
れたまま増幅され出力される。
する光部品全てを偏波面保存特性を持つもので構成して
いるため、入力された光信号の偏波特性が安定に保持さ
れたまま増幅され出力される。
【0008】
【実施例】以下に本発明の一実施例を図1を参照して説
明する。同図において、1は入力用光ファイバ、2は光
アイソレータ、3は励起光結合用の波長多重光フィル
タ、4は励起光源、5はエルビウム・ドープ等の増幅用
光ファイバ、6は光アイソレータ、7は雑音光除去用の
波長通過型の光フィルタ、8は出力用光ファイバ、9は
励起光源4と波長多重光フィルタ3を接続する光ファイ
バ、10は光アイソレータ2と波長多重光フィルタ3を
接続する光ファイバ、11は光アイソレータ6と光フィ
ルタ7を接続する光ファイバである。
明する。同図において、1は入力用光ファイバ、2は光
アイソレータ、3は励起光結合用の波長多重光フィル
タ、4は励起光源、5はエルビウム・ドープ等の増幅用
光ファイバ、6は光アイソレータ、7は雑音光除去用の
波長通過型の光フィルタ、8は出力用光ファイバ、9は
励起光源4と波長多重光フィルタ3を接続する光ファイ
バ、10は光アイソレータ2と波長多重光フィルタ3を
接続する光ファイバ、11は光アイソレータ6と光フィ
ルタ7を接続する光ファイバである。
【0009】上記の入力用光ファイバ1,増幅用光ファ
イバ5及び出力用光ファイバには偏波面保存特性を持つ
ものが使用され、また光ファイバ10,11にも偏波面
保存特性を持つものが使用されている。一方、励起光源
4と波長多重光フィルタ3を接続する光ファイバ9には
従来同様の偏波面保存特性を持たないものが使用されて
いる。
イバ5及び出力用光ファイバには偏波面保存特性を持つ
ものが使用され、また光ファイバ10,11にも偏波面
保存特性を持つものが使用されている。一方、励起光源
4と波長多重光フィルタ3を接続する光ファイバ9には
従来同様の偏波面保存特性を持たないものが使用されて
いる。
【0010】また、上記光アイソレータ2,6には偏波
無依存型のものが使用されており、さらに上記波長多重
光フィルタ3及び光フィルタ7は何れも多層膜フィルタ
から構成されているので何れも通過中に光信号の偏波面
が変化することはない。
無依存型のものが使用されており、さらに上記波長多重
光フィルタ3及び光フィルタ7は何れも多層膜フィルタ
から構成されているので何れも通過中に光信号の偏波面
が変化することはない。
【0011】上述の光ファイバ増幅器では、光信号が通
過する光部品、即ち符号1,2,3,5,6,7,8,
10,11で示す光部品全てを偏波面保存特性を持つも
ので構成しているため、光信号通過過程で偏波面が変動
することはなく、入力点での偏波特性が維持されたまま
増幅され出力されることになる。
過する光部品、即ち符号1,2,3,5,6,7,8,
10,11で示す光部品全てを偏波面保存特性を持つも
ので構成しているため、光信号通過過程で偏波面が変動
することはなく、入力点での偏波特性が維持されたまま
増幅され出力されることになる。
【0012】また、励起光源4と波長多重光フィルタ3
を相互接続する光ファイバ9には偏波面保存特性を持つ
ものを必要としないので、励起光源モジュールに通常の
ファイバが使用でき簡単である。また、波長が0.98μm
の励起光源を使用する場合にも偏波保持特性を持たない
通常のファイバが使用できるので、増幅用のエルビウム
・ドープ光ファイバのカットオフ波長を0.98μm以上と
して多モード励起構成することも可能である。
を相互接続する光ファイバ9には偏波面保存特性を持つ
ものを必要としないので、励起光源モジュールに通常の
ファイバが使用でき簡単である。また、波長が0.98μm
の励起光源を使用する場合にも偏波保持特性を持たない
通常のファイバが使用できるので、増幅用のエルビウム
・ドープ光ファイバのカットオフ波長を0.98μm以上と
して多モード励起構成することも可能である。
【0013】尚、上記実施例では、増幅用光ファイバと
してエルビウム・ドープのものを例示したが、ネオジミ
ウム等を添加した他の希土類元素添加光ファイバや、こ
れ以外の光増幅作用を有する光ファイバが利用できる。
また、励起方式も上記実施例のような前方励起方式のみ
ならず、後方励起,双方向励起等の多の励起方式を利用
でき、この場合も各励起光結合用回路に偏波面保存型の
ものを使用すれば同様の作用,効果を得ることができ
る。
してエルビウム・ドープのものを例示したが、ネオジミ
ウム等を添加した他の希土類元素添加光ファイバや、こ
れ以外の光増幅作用を有する光ファイバが利用できる。
また、励起方式も上記実施例のような前方励起方式のみ
ならず、後方励起,双方向励起等の多の励起方式を利用
でき、この場合も各励起光結合用回路に偏波面保存型の
ものを使用すれば同様の作用,効果を得ることができ
る。
【0014】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
入力された光信号の偏波特性を安定に保持したまま増幅
し出力できるので、偏波依存特性を有する光回路との結
合が容易であり良好な結合特性を得ることができる。
入力された光信号の偏波特性を安定に保持したまま増幅
し出力できるので、偏波依存特性を有する光回路との結
合が容易であり良好な結合特性を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す光ファイバ増幅器の構
成図
成図
【図2】従来例を示す光ファイバ増幅器の構成図
【符号の説明】 1…入力用光ファイバ、2…光アイソレータ、3…波長
多重光フィルタ、4…励起光源、5…増幅用光ファイ
バ、6…光アイソレータ、7…光フィルタ、8…出力用
光ファイバ、9,10,11…光ファイバ。
多重光フィルタ、4…励起光源、5…増幅用光ファイ
バ、6…光アイソレータ、7…光フィルタ、8…出力用
光ファイバ、9,10,11…光ファイバ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 重松 昌行 神奈川県横浜市栄区田谷町1番地 住友電 気工業株式会社横浜製作所内
Claims (1)
- 【請求項1】 入力光信号を直接増幅し出力する光ファ
イバ増幅器において、 光信号が通過する光部品全てを偏波面保存特性を持つも
ので構成した、 ことを特徴とする光ファイバ増幅器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5050594A JPH06268304A (ja) | 1993-03-11 | 1993-03-11 | 光ファイバ増幅器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5050594A JPH06268304A (ja) | 1993-03-11 | 1993-03-11 | 光ファイバ増幅器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06268304A true JPH06268304A (ja) | 1994-09-22 |
Family
ID=12863303
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5050594A Pending JPH06268304A (ja) | 1993-03-11 | 1993-03-11 | 光ファイバ増幅器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06268304A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH10275954A (ja) * | 1997-03-07 | 1998-10-13 | Lucent Technol Inc | 光システム |
JP2007085758A (ja) * | 2005-09-20 | 2007-04-05 | Mitsubishi Electric Corp | ライダー装置 |
JP2008191037A (ja) * | 2007-02-06 | 2008-08-21 | Mitsubishi Electric Corp | レーザレーダ装置 |
-
1993
- 1993-03-11 JP JP5050594A patent/JPH06268304A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH10275954A (ja) * | 1997-03-07 | 1998-10-13 | Lucent Technol Inc | 光システム |
JP2007085758A (ja) * | 2005-09-20 | 2007-04-05 | Mitsubishi Electric Corp | ライダー装置 |
JP2008191037A (ja) * | 2007-02-06 | 2008-08-21 | Mitsubishi Electric Corp | レーザレーダ装置 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5506723A (en) | Multistage fiber-optic amplifier | |
JP3025210B2 (ja) | 光ファイバラマン増幅器を含む装置 | |
JP2999376B2 (ja) | 光ファイバ増幅器 | |
JPH07176817A (ja) | 光信号増幅装置 | |
JPH04250429A (ja) | 光ファイバ増幅器 | |
JPH0685358A (ja) | 光信号増幅用の光学システム | |
JPH08255943A (ja) | 光学増幅装置 | |
JP2870235B2 (ja) | 光ファイバ増幅装置 | |
JPH11274625A (ja) | 光ファイバ増幅器とこれを用いた双方向光伝送用光増幅装置 | |
JPH06268304A (ja) | 光ファイバ増幅器 | |
JP2003283022A (ja) | 利得平坦化光ファイバ増幅器 | |
JPH05136511A (ja) | 光フアイバ増幅器 | |
JPH10107352A (ja) | 光ファイバ増幅器 | |
JP2619096B2 (ja) | 光増幅器 | |
JP2856501B2 (ja) | 光ファイバ増幅器 | |
JP2002217477A (ja) | 光増幅器 | |
JP2836359B2 (ja) | 光ファイバ増幅器用励起光源バックアップ方法 | |
JPH04340933A (ja) | 光増幅器 | |
JPH07142798A (ja) | 光ファイバ増幅器 | |
JPH11177172A (ja) | 光ファイバ増幅器 | |
JP2776322B2 (ja) | 光増幅器 | |
JP3740750B2 (ja) | 光増幅器 | |
JP2003031875A (ja) | 偏波保持型光ファイバ増幅器 | |
JPH03215982A (ja) | ファイバ形光増幅器 | |
JPH1168200A (ja) | 光処理装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090208 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100208 Year of fee payment: 8 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |