JP2856501B2 - 光ファイバ増幅器 - Google Patents

光ファイバ増幅器

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JP2856501B2 JP2112574A JP11257490A JP2856501B2 JP 2856501 B2 JP2856501 B2 JP 2856501B2 JP 2112574 A JP2112574 A JP 2112574A JP 11257490 A JP11257490 A JP 11257490A JP 2856501 B2 JP2856501 B2 JP 2856501B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は、通信用の光ファイバ増幅器の、特に励起用
波長に関する。
(従来の技術) 近年、エルビウム等の希土類元素をドープした光ファ
イバに、適当な波長のポンピング光を導入する光ファイ
バ増幅器の研究開発が積極的に行われている。
本光ファイバ増幅器は、例えば半導体レーザを用いた
レーザ増幅器に比較して、偏波依存性が少ない、伝送用
光ファイバとの結合損失が小さい、温度特性に優れてい
る、増幅用波長域が大きい等の特長を有しており、今後
の光通信システム構築において非常に有用となるものと
考えられている。そして現在これらの特長を積極的にシ
ステムに適用すべく利得等をはじめ諸特性の向上が検討
されている。複数の波長の光の励起する構成の光ファイ
バ増幅器もその一つで、単一の波長の励起よりも利得が
大きいという特長を有している。
しかしながら、従来の光ファイバ増幅器での複数の波
長による励起においては、利得の向上は必ずしも充分で
ないといった問題点があった。
すなわち、第3図は従来の光ファイバ増幅器において
複数の波長で励起した場合の光ファイバ長に対する利得
特性図で、実線A,Bはそれぞれ励起光の波長λpが0.98
μmと1.48μmのときの単独での利得を示し、破線C
は、両励起光を同時に使用したときの利得を示してい
る。第3図から明らかなように単一の波長で励起した場
合にはそれなりの利得が得られているものの、両者を同
時に使用した場合には、それぞれ利得が最大となる光フ
ァイバ長が異なるために利得の向上は必ずしも大きくは
ないという欠点があった。
(発明が解決しようとする課題) 以上説明したように、従来の光ファイバ増幅器は、複
数波長励起でも利得の向上が小さいという問題点があっ
た。
本発明は、上記の問題を解決するべくなされたもの
で、従来に比較して、利得の向上が大きい複数波長励起
の光ファイバ増幅器を提供することを目的とする。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) 第1の発明は、複数の波長の光で励起する光ファイバ
増幅器において、使用する複数の励起光は増幅用光ファ
イバの吸収係数がほぼ同じとなる波長帯であることを特
徴とする。
第2の発明は、上記第1の発明において、複数の励起
光の波長はそれぞれ略0.65μmと0.98μmであることを
特徴とする。
(作 用) この発明による光ファイバ増幅器は複数の励起光の波
長が、増幅用光ファイバの吸収係数がほぼ同じとなるよ
うに選択使用するので、それぞれ利得大となる光ファイ
バ長の領域がほぼ共通し大きな利得の向上が得られる。
(実施例) 以下、図面を参照して実施例について詳細に説明す
る。
第1図と第2図は本発明の実施例と効果の例を説明す
る図面である。
第1図の実施例において、励起光α,βの励起波長λ
p1、λp2はそれぞれ0.98μmと0.65μmであり、増幅用
光ファイバ1はエルビウムドープ石英系シングルモード
光ファイバである。また、11は励起波長λp1の励起光α
は反射し、信号光λsを透過する光学フィルタ、12は励
起波長λp2の励起光βは反射し、信号光λsと励起光α
は透過する光学フィルタである。
この発明は、光ファイバ長に対する利得の関係を決定
づける主要因は、励起波長λpでの増幅器用光ファイバ
1の吸収係数であり、吸収係数の小さな波長での励起で
は利得が最大となる光ファイバ長が長くなり、逆に吸収
係数の大きな波長での励起では短くなることに着目した
ものである。
即ち、エルビウムドープ石英系シングルモード光ファ
イバである増幅用光ファイバの吸収係数は波長0.65μm
と0.98μmでほぼ同じであり、波長1.48μmよりも大き
い。例えばエルビウム濃度が100ppmでは、各波長0.65μ
m、0.98μm、1.48μmでの吸収係数は、それぞれ3.9d
B/m、3.7dB/m、1.8dB/mである。このように吸収係数が
ほぼ同じである2種類の波長0.65μmと0.98μmを励起
波長とした励起光α,βを使用すれば、第2図に符号D,
Aで示すように最大利得が得られる光ファイバ長がほぼ
一致し、単一波長での利得向上は符号C′として示すよ
うに従来の増幅用光ファイバに比較して大きくなる。
なお第1図では複数の励起光(α,β)が同一方向か
ら増幅用光ファイバ1に入射する構成について説明した
が、双方向から入射する構成においても同様な効果が得
られる。
[発明の効果] 以上のべたように、本発明による光ファイバ増幅器は
従来の光ファイバ増幅器に比較して、複数波励起におい
て大きな利得を得ることができ、実用上の効果大であ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による光ファイバ増幅器の一実施例を示
す構成図、第2図は第1図に示した光ファイバ増幅器の
増幅特性図、第3図は従来の光ファイバ増幅器の増幅特
性図である。 1……増幅用光ファイバ、 11,12……光学フィルタ、 α,β……励起光、 λs……信号光。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H01S 3/10 H01S 3/07 H01S 3/17 G02F 1/35 501 G02B 6/00 H04B 10/00 JICSTファイル(JOIS)

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の波長の光で励起する光ファイバ増幅
    器において、使用する複数の励起光は増幅用光ファイバ
    の吸収係数がほぼ同じとなる波長帯であることを特徴と
    する光ファイバ増幅器。
  2. 【請求項2】上記複数の励起光の波長はそれぞれ略0.65
    μmと0.98μmであることを特徴とする請求項(1)記
    載の光ファイバ増幅器。
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JP3379052B2 (ja) * 1994-09-26 2003-02-17 富士通株式会社 波長多重光増幅装置及び光波長多重伝送システム及び光波長多重伝送方法
JP3556026B2 (ja) * 1995-10-30 2004-08-18 富士通株式会社 複数の波長信号を一括して増幅する多波長一括光増幅器
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