JPH0626702Y2 - キーの管理装置 - Google Patents

キーの管理装置

Info

Publication number
JPH0626702Y2
JPH0626702Y2 JP1989057663U JP5766389U JPH0626702Y2 JP H0626702 Y2 JPH0626702 Y2 JP H0626702Y2 JP 1989057663 U JP1989057663 U JP 1989057663U JP 5766389 U JP5766389 U JP 5766389U JP H0626702 Y2 JPH0626702 Y2 JP H0626702Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
key
key holder
holder
magnetic card
insertion hole
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1989057663U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH02149072U (ja
Inventor
将武 高安
Original Assignee
株式会社アネスト
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社アネスト filed Critical 株式会社アネスト
Priority to JP1989057663U priority Critical patent/JPH0626702Y2/ja
Publication of JPH02149072U publication Critical patent/JPH02149072U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0626702Y2 publication Critical patent/JPH0626702Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Lock And Its Accessories (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の目的〕 (産業上の利用分野) 本考案はキーの管理装置にかかり、特に個人別キーの管
理用として最適なキーの管理装置に関する。
(従来の技術) 従来、オフィスや工場等における建屋の出入口、金庫、
ロッカー、コンピュータ等の機器、その他の重要なキー
は、その取扱担当者がキーを用いて所定の作業を行なう
ようになされているが、キーの管理は一般に管理室に掲
示されたキーボードの所定の表示に対応する箇所に掛け
られるなどして管理されている。
(考案が解決しようとする課題) しかして従来のキーの管理方式では、キーを管理するた
めに専門の管理者を配備しないと誰でもがキーを持ち出
すことができることになって管理上種々の問題がある。
またそれぞれのキーを施錠して管理したのでは、キーの
使用の都度解錠させる必要があり、きわめて面倒であ
る。
一方、個々のキーを使用者識別カードにより使用を可能
とすべく管理するようにしたもの(特開昭60−435
79号公報)があるが、このものもキーがむき出しのま
ま配列しておかれるので盗用しようとすれば可能であ
り、そのうえ見た目にも体裁が悪いなどの問題がある。
本考案はこれに鑑み、各担当者が管理すべき目的物のキ
ーをその担当者個有の磁気カードによりそれぞれ対応す
るもののみが取り出せるようにし、無人でのキーの管理
が行なえるとともにキーはキーホルダに格納された状態
でキーホルダ挿着孔内に隠敝しておかれ、外部からはキ
ーの存在が全く分らないようにしたキーの管理装置を提
供することを目的としてなされたものである。
〔考案の構成〕
(課題を解決するための手段) 上記従来技術が有する課題を解決するため本考案は、基
板に縦横に配列され各キー個有のキーホルダに対応して
挿着し得る多数のキーホルダ挿入孔と、担当者個有の磁
気カードを通すことによりその記録内容を読取る磁気カ
ード読取部とを備え、前記キーホルダは、その一側から
厚み方向にキーを挿入し得るキー収納溝を有し、この収
納溝の一端部にキーを該収納溝の内外にかけて転回自在
に軸着し、キーホルダの先端にはそのキーホルダ固有の
個数および配列の折欠きブロックを有し、前記キーホル
ダ挿入孔内にはこれに挿入されるキーホルダを抜出し不
能にロックするロック機構をそれぞれ設け、磁気カード
読取部に磁気カードを通すことによりその磁気カードの
記録内容に対応するキーホルダ挿入孔のロック機構を解
除してそのキーホルダを取出すことができるようにした
ことを特徴とするものである。
(作用) 担当者が所有する磁気カードを磁気カード読取部に通す
と、その記録内容が読みとられてその内容に対応するキ
ーのキーホルダ挿着孔内のロック機構が解除され、その
キーホルダ挿着孔に挿着されているキーホルダを抜きと
ることができる。その担当者の磁気カードに記録された
記録内容以外のキーは、すべてキーホルダがロック機構
によりロックされていて抜きとれず、持ち出すことがで
きない。
(実施例) 以下、本考案を図面に示す実施例を参照して説明する。
第1図に本考案によるキーの管理装置の全体構成例を示
すように、基板1の表面に縦横列(図では4列5段)と
してキーホルダ挿着孔2,2…が配設され、基板1の一
側には磁気カード読取部3が設けられている。
このキーホルダ挿着孔2は、各キー個有のキーホルダ4
と対応して形成され、1つのキーホルダ挿着孔にはそれ
に対応するキーホルダ4のみが挿入可能とされ、他のキ
ーホルダは挿入し得ないようにキーホルダ4の挿入方向
先端部形状とキーホルダ挿着孔2の孔形状が一致するよ
うに形成されている。その手段としては、第3図に一例
を示すように、キーホルダ4の挿入方向先端部4Aに複
数個(図では2列6段)の折欠きブロック5,5…がキ
ーホルダ4の一段肉薄とされた側面4Bよりも若干側方
に突出するように設けられ、これら折欠きブロック5,
5…の折欠箇所、折欠個数によりキーホルダ4の先端部
4Aの投影面形状が変り、これらの折欠箇所、折欠個数
の組合せによって各キーホルダ4の先端部4Aの投影面
形状がすべて異なるものとされ、キーホルダ挿着孔2,
2…もそのキーホルダのみに適合する孔形状とすること
により他のキーホルダの挿入(返却)が不能となるよう
になされている。
キーホルダ4の後端にはキー6のつまみ部6Aがピン7
により回転自由に取付けられている。すなわち、キーホ
ルダ4をキーホルダ挿着孔2に挿着したときキー6が外
部にぶら下って邪魔にならないようにするため、キーホ
ルダ4の厚み方向にそってキー6が格納されるキー収納
溝8が形成されており、キー6を反転させることにより
キー収納溝8内にキー6が格納されてキーホルダ挿着孔
2へ挿入し得るようになされている。符号9はそのキー
6の使用対象箇所等を示すラベルが貼られる表示部であ
る。
キーホルダ挿着孔2,2…の内部にはキーホルダ4を取
出せないようにロックするロック機構10がそれぞれ設
けられている。このロック機構10は、第2図および第
4図に一例を示すようにソレノイド11が用いられてお
り、このソレノイド11のプランジャ12に、一点を支
点13として揺動可能とされたロックレバー14の後端
が連結され、ソレノイド11に通電されたときロックレ
バー14の後端をバネ15に抗して引き、そのフック部
16がキーホルダ4の係合部17から外れ、キーホルダ
4のロックが解除されてキーホルダ4を抜きとることが
できるようになっている。
制御系は、第5図に一例を示すように、磁気カード18
を通すことによりその記録内容を読取るカードリーダ1
9と、このカードリーダ19の読取り信号が入力されそ
の信号に基づいて対応するロック機構10のソレノイド
11に通電させるとともに表示ランプ20を点灯させる
制御部21と、電源22(AC100V)とからなって
いる。
したがって自己の磁気カード18を磁気カード読取部3
に通すと、その記録内容がカードリーダ19により読出
され、その信号が制御部21へ入力されてその磁気カー
ド18に対応するソレノイド11に通電され、励磁され
る。これによりプランジャ12が引かれ、ロックレバー
14が第4図において支点13を中心に時計方向に揺動
し、そのフック部16がキーホルダ4の係合部17から
外れてキーホルダ4のロックが解かれ、抜きとり可能と
なる。またランプ20が点灯し、取出せるキーホルダの
位置が表示される。
キーホルダ4を戻すときは、これに対応するキーホルダ
挿着孔2に挿入すると、その先端部4Aがロックレバー
14の下面をバネ15に抗して押し上げながら進入し、
キーホルダ4の係合部17がロックレバー14のフック
部16に至るとロックレバー14を付勢しているバネ1
5の作用によりフック部16が係合部17に係合して再
びキーホルダ4を抜きとることができない状態にロック
される。
なお、磁気カード18の読取りによりそれに対応するキ
ーホルダ挿着孔2,2…の一つをランプ表示して指示さ
せるほか、残存しているキーホルダのすべてをランプ表
示し、そのうちの磁気カードに対応するキーホルダ挿着
孔2,2…のボタン23を押すことによりその挿着孔内
のソレノイド11に通電されるようにしてキーホルダ4
の取出しを可能とするようにしてもよく、これらの構成
については任意に選択することができる。
基板1の裏蓋24は、故障発生時、保守等を考慮して別
なキーにより開閉可能とされている。そしてこの基板1
の設置の仕方は、卓上等への平面的設置、枕材を用いて
の傾斜設置、あるいは壁面等への壁掛け設置など、任意
の形態として使用することができる。このほか、細部の
構成に関してて、図示の実施例に限定されるものではな
く、適宜設計変更し得ることはもちろんである。
〔考案の効果〕
以上説明したように本考案によるキーの管理装置によれ
ば、基板に縦横に配列され各キー個有のキーホルダに対
応して挿着し得る多数のキーホルダ挿着孔と、担当者個
有の磁気カーを通すことによりその記録内容を読取る磁
気カード読取部とを備え、前記キーホルダ挿着孔内には
これに挿入されるキーホルダを抜出し不能にロックする
ロック機構をそれぞれ設け、磁気カード読取部に磁気カ
ードを通すことによりその磁気カードの記録内容に対応
するキーホルダ挿着孔のロック機構を解除してそのキー
ホルダを取出すことができるようにしたので、磁気カー
ドの所有者でその磁気カードに対応するキーしか持ち出
すことできず、したがって専門の管理者を配備すること
なくキーの管理を無人で行なうことができ、しかもキー
が間違った箇所に納められることがないので、キーの存
在を確実に把握することができる。
またキーはキーホルダの一側からその厚み方向に形成さ
れたキー収納溝内に格納されるようキーホルダの一端に
転回自在に軸着してあるので、キーホルダをキーホルダ
挿着孔に挿着すればキーは外部に全く露出することがな
く、盗用されるおそれが皆無となり、外観上もキーの存
在が分らず、見た目もすっきりした形態とすることがで
きる。さらに個々のキーの識別はキーホルダの先端に設
けられた折欠きブロックの個数および配列によるので、
機械的な手段のみで固有の識別手段を設けるこてがで
き、製作も容易であるなどの種々の効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す外観斜視図、第2図は
キーホルダ挿着孔の背部側からみた一部の斜視図、第3
図はキーホルダの斜視図、第4図はロック機構の説明
図、第5図は制御系を示すブロック図である。 1……基板、2……キーホルダ挿着孔、3……磁気カー
ド読取部、4……キーホルダ、5……折欠きブロック、
6……キー、8……キー収納溝、10……ロック機構、
11……ソレノイド、14……ロックレバー、15……
バネ、16……フック部、17……係合部、18……磁
気カード。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】基板に縦横に配列され各キー固有のキーホ
    ルダに対応して挿着し得る多数のキーホルダ挿着孔と、
    担当者個有の磁気カードを通すことによりその記録内容
    を読取る磁気カード読取部とを備え、前記キーホルダ
    は、その一側から厚み方向にキーを挿入し得るキー収納
    溝を有し、この収納溝の一端部にキーを該収納溝の内外
    にかけて転回自在に軸着し、キーホルダの先端にはその
    キーホルダ固有の個数および配列の折欠きブロックを有
    し、前記キーホルダ挿着孔内にはこれに挿入されるキー
    ホルダを抜出し不能にロックするロック機構をそれぞれ
    設け、磁気カード読取部に磁気カードを通すことにより
    その磁気カードの記録内容に対応するキーホルダ挿入孔
    のロック機構を解除してそのキーホルダを取出すことが
    できるようにしたことを特徴とするキーの管理装置。
JP1989057663U 1989-05-19 1989-05-19 キーの管理装置 Expired - Lifetime JPH0626702Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1989057663U JPH0626702Y2 (ja) 1989-05-19 1989-05-19 キーの管理装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1989057663U JPH0626702Y2 (ja) 1989-05-19 1989-05-19 キーの管理装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH02149072U JPH02149072U (ja) 1990-12-18
JPH0626702Y2 true JPH0626702Y2 (ja) 1994-07-20

Family

ID=31582577

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1989057663U Expired - Lifetime JPH0626702Y2 (ja) 1989-05-19 1989-05-19 キーの管理装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0626702Y2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07103723B2 (ja) * 1993-06-23 1995-11-08 グローリー商事株式会社 鍵管理機の鍵管理部材挿入制御装置
JP6001829B2 (ja) * 2011-07-12 2016-10-05 株式会社イトーキ 物品管理装置

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6043579A (ja) * 1983-08-19 1985-03-08 京立電機株式会社 鍵管理装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH02149072U (ja) 1990-12-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0626702Y2 (ja) キーの管理装置
JPS61242287A (ja) 共用ロツカ−システム
JPS6174093A (ja) ロツカ−システム
JPS5856792B2 (ja) 鍵の貸出返却管理装置
JP4834526B2 (ja) Idカードの登録方法
JP6137889B2 (ja) 錠付ハンドル
JP4958495B2 (ja) ロッカー装置及びロッカーシステム
JP3183776U (ja) 錠付ハンドル
JPH04363490A (ja) 保管金庫
JPS5921423B2 (ja) カ−ドを用いた解錠設備
JPH0637182Y2 (ja) 指定ロッカを使用せしめる機構
JP3609587B2 (ja) ゲームソフト等の収納ケース
JP6666499B1 (ja) 鍵管理装置
JPH1111566A (ja) Cd等の収納容器
JPH0642239A (ja) 鍵管理装置
JP6517870B2 (ja) 錠付ハンドル
JPH06167146A (ja) 鍵管理機の鍵管理部材挿入制御装置
JPH0642240A (ja) カード式施錠装置およびキャビネット
JPH0248942Y2 (ja)
JPH04306377A (ja) 貸金庫用コンパクト二重錠及び二重錠の貸金庫マス開閉扉への取付方法
JPH08260785A (ja) キャビネットの扉用錠
KR830002080Y1 (ko) 목욕탕 보관함 괘정구
JPS6030377Y2 (ja) 貸金庫の制御装置
JPH0532599Y2 (ja)
JPS6120929Y2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
EXPY Cancellation because of completion of term