JPH07103723B2 - 鍵管理機の鍵管理部材挿入制御装置 - Google Patents

鍵管理機の鍵管理部材挿入制御装置

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JPH07103723B2
JPH07103723B2 JP5152236A JP15223693A JPH07103723B2 JP H07103723 B2 JPH07103723 B2 JP H07103723B2 JP 5152236 A JP5152236 A JP 5152236A JP 15223693 A JP15223693 A JP 15223693A JP H07103723 B2 JPH07103723 B2 JP H07103723B2
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JP
Japan
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unlocking
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武宣 西
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グローリー商事株式会社
システム・リサーチ製造株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば、金融機関に設
置される現金取扱機械、テラーズマシンなどを作動可能
にする鍵、或いは、または、賃貸車両、社用車、その他
の車両の鍵、ホテルの部屋の鍵などをキーホルダーのよ
うな鍵管理部材に取付け、この鍵管理部材を鍵管理機の
鍵管理部材挿入部に挿入施錠して管理する鍵管理機の鍵
管理部材挿入制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の鍵管理機は、特公昭58
−56792号公報に記載されているように、鍵を取付
けたキーホルダーのような鍵管理部材の挿入部を各鍵に
対応して形成し、この挿入部に挿入された鍵管理部材を
個々に施錠、解錠を行う施解錠機構を設けた構造が採ら
れていた。
【0003】そして、この鍵管理部材は鍵管理部材挿入
孔に挿入される筒状部分を形成し、この筒状部分の径、
肉厚、筒状部分の内周および外周に突設された突起の大
きさ、形状を変えることにより、鍵管理部材は対応する
鍵管理部材挿入部にのみ挿入できるようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の構造の鍵管
理機では、鍵管理部材は鍵管理部材に応じて鍵管理部材
挿入孔を形成しなくてはならず、鍵管理部材を紛失した
場合などは、新たに鍵管理部材を調製するに際して、鍵
管理部材の仕様変更の範囲が限られ、また、鍵管理部材
の仕様変更の範囲を拡げるには鍵管理部材挿入孔を変更
しなくてはならず、変更作業が煩雑で、高価となる問題
がある。
【0005】また、一般の錠のように鍵管理部材を挿入
できても異なる鍵管理部材が挿入された場合には施錠で
きないようにすることも考えられるが、異なる鍵管理部
材が挿入される機会が増え、その結果、鍵管理部材挿入
孔が損傷され易く、また、鍵管理部材が異なる鍵管理部
材挿入孔に挿入された場合、鍵管理部材の施錠ができな
いと、操作者は施解錠機構の誤作動と勘違いして鍵管理
部材を何回も挿入し直したり、挿入孔内で鍵管理部材を
揺するなど鍵解錠機構の故障を誘発する原因となり、さ
らには、操作者に装置の信頼性を失わせる問題がある。
【0006】そこで、鍵管理部材挿入孔に適正な鍵管理
部材が挿入されたか否かの判別機構を設けて異なる鍵管
理部材が挿入されたときに表示、警報装置を作動させる
ようにすることも考えられるが、高価となる問題があ
る。
【0007】本発明は上記問題点に鑑みなされたもの
で、簡単で安価な構造により所定の鍵管理部材のみが対
応する鍵管理部材挿入部に挿入できるようにした鍵管理
機の鍵管理部材挿入制御装置を提供することを目的とす
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の鍵管理機
の鍵管理部材挿入制御装置は、鍵をそれぞれ取付けた複
数の鍵管理部材と、これら鍵管理部材が挿入される複数
の鍵管理部材挿入部と、これら各鍵管理部材挿入部にそ
れぞれ設けられ挿入される前記鍵管理部材の施錠解錠を
行う施解錠機構とを有する鍵管理機において、前記鍵管
理部材を鍵管理部材挿入部への挿入方向とほぼ直交する
方向に所定厚みを有する板材にて形成し、この板材の厚
み方向端面に前記鍵管理部材挿入部への挿入方向に向け
て係合溝を形成し、この係合溝は鍵管理部材の挿入方向
とほぼ直交する幅方向に鍵管理部材によって位置を異な
らせて形成するとともに、この係合溝には鍵管理部材の
挿入方向先端に向けて開放する開放溝部を形成し、
管理部材挿入部には挿入許容する鍵管理部材の係合
溝位置に対応させてその係合溝に開放溝部から入り込む
規制突起を鍵管理部材の厚み方向に向けて突設したもの
である。
【0009】請求項2記載の鍵管理機の鍵管理部材挿入
制御装置は、鍵をそれぞれ取付けた複数の鍵管理部材
と、これら鍵管理部材が挿入される複数の鍵管理部材挿
入部と、これら各鍵管理部材挿入部にそれぞれ設けられ
挿入される前記鍵管理部材の施錠解錠を行う施解錠機構
とを有する鍵管理機において、前記鍵管理部材を鍵管理
部材挿入部への挿入方向とほぼ直交する方向に所定厚み
を有する板材にて形成し、この板材の厚み方向両端面に
前記鍵管理部材挿入部への挿入方向に向けて少なくとも
1個の係合溝を形成し、この係合溝は鍵管理部材の挿入
方向とほぼ直交する幅方向に鍵管理部材によって位置を
異ならせて形成するとともに、この係合溝には鍵管理部
材の挿入方向先端に向けて開放する開放溝部を形成し、
前記鍵管理部材挿入部には挿入を許容する鍵管理部材の
係合溝位置に対応させてその係合溝に開放溝部から入り
込む規制突起を鍵管理部材の厚み方向に向けて突設した
ものである。
【0010】
【作用】請求項1記載の鍵管理機の鍵管理部材挿入制御
装置は、挿入を許容する鍵管理部材を鍵管理部材挿入
部に挿入するとき、鍵管理部材の開放溝部から係合溝に
鍵管理部材挿入部の規制突起が入り込み、鍵管理部材の
鍵管理部材挿入部への挿入を許容する。また、挿入を許
容する鍵管理部材以外の異なる鍵管理部材を鍵管理部材
挿入部に挿入するとき、その鍵管理部材の係合溝位置に
対応しない規制突起により鍵管理部材の挿入方向先端を
係止して挿入を阻止する。
【0011】請求項2記載の鍵管理機の鍵管理部材挿入
制御装置では、挿入を許容する鍵管理部材を鍵管理部材
挿入部に挿入するとき、鍵管理部材の開放溝部から係合
溝に鍵管理部材挿入部の規制突起が入り込み、鍵管理部
材の鍵管理部材挿入部への挿入を許容する。また、挿入
を許容する鍵管理部材以外の異なる鍵管理部材を鍵管理
部材挿入部に挿入するとき、その鍵管理部材の係合溝位
置に対応しない規制突起により鍵管理部材の挿入方向先
端を係止して挿入を阻止する。また、鍵管理部 材の厚み
方向両端面に係合溝を設けることにより、鍵管理部材の
種類の増加が可能となる。
【0012】
【実施例】次に本発明の鍵管理機の鍵管理部材挿入制御
装置の一実施例の構成を図面について説明する。
【0013】図2において、1は鍵管理機本体で、筐体
状に形成され、前面にはこの鍵管理機本体1の下部に回
動自在に取付けた扉体2にて開閉される凹部3が形成さ
れている。この凹部3の上部には左右方向に複数の鍵管
理部材4を挿入する鍵管理部材挿入部5が開口されてい
る。
【0014】また、この各鍵管理部材挿入部5の上部に
はそれぞれ鍵管理部材4の挿入状態を表示する鍵使用状
態表示部6が形成されている。この表示部6は挿入部5
に挿入された鍵管理部材4が施錠されているときには消
灯され、挿入部5に挿入された鍵管理部材4が解錠され
ているときには緑色に照光され、挿入部5から鍵管理部
材4が抜き外されているときには赤色に照光されるよう
になっている。
【0015】また、鍵管理機本体1の扉体2にて覆われ
る部分の一側には、緊急用解錠鍵で解錠される緊急解錠
装置の緊急解錠用錠機構7が設けられるとともに、一側
下部には記録紙8の装着部9が形成され、この装着部9
の上部に記録紙8の導出部10が形成されている。さら
に、この導出部10の上方に位置して記録紙送り操作ボタ
ン11が設けられている。
【0016】さらに、この操作ボタン11の上側に扉体閉
塞検知孔12が開口され、この扉体閉塞検知孔12に扉体2
の閉塞時に扉体2の内面に突設した検知突起13が挿入さ
れるようになっている。
【0017】さらに、前記管理機本体1の扉体2に覆わ
れずに常時露出されている一側にはカードリーダのカー
ド挿入部15が設けられ、また、前面上部には、液晶表示
部16と操作部61、例えば複数の操作キー17とが設けられ
ている。さらに、この管理機本体1の前面上部には緊
急解錠装置の扉施錠用錠機構18が設けられ、側面には電
源スイッチ19が設けられている。
【0018】次に、前記鍵管理部材4は、図1、図2
よび図3に示すように、キーホルダ状の所定厚みを有す
板材にて形成され、先端には鍵20が取付けられ、この
鍵管理部材4を形成する板材の後端の厚み方向両端面
なわち鍵管理部材4の鍵管理部材挿入部5への挿入方向
とほぼ直交する厚み方向の両端面には、この鍵管理部材
4の挿入方向に向けて各鍵管理部材4ごと異なる位置お
よび数の係合溝21が後端すなわち鍵管理部材4の挿入方
向先端4aに開放して形成されている。
【0019】すなわち、係合溝21は、鍵管理部材4の先
端4aに向けて開放する開放溝部21aが形成されている。
また、図2の鍵管理部材4の例では、厚み方向の一方の
端面に1個、他方の端面に複数個の係合溝21が形成され
ている。特に、この係合溝21は鍵管理部材4の挿入方向
とほぼ直交する挿入幅方向とりわけ厚み方向両端面の挿
入幅方向に鍵管理部材4によって位置を異ならせて形成
されている。
【0020】また、前記鍵管理部材挿入部5の内端側に
は前記鍵管理部材4の係合溝21にそれぞれ係合するピン
などの規制突起22が突設され、前記鍵管理部材4の係合
溝21と規制突起22とが係合した場合のみ挿入され、この
鍵管理部材4の係合溝21と規制突起22とが不一致の場合
鍵管理部材4の先端4aが規制突起22に係止されて鍵管
理部材4は挿入されない。また、この鍵管理部材4の上
面には施錠凹部23が形成されている。
【0021】また、前記鍵管理機本体1の各鍵管理部材
挿入部5の内端には施解錠機構が設けられている。この
施解錠機構は前記鍵管理部材4の施錠凹部23に係脱され
る施解錠爪部25を先端に形成した施解錠レバー26がそれ
ぞれ支軸27に回動自在に軸支されている。この各施解錠
レバー26の後端に電気的駆動部、例えば、ソレノイド28
の吸着杆29の係合ピン32に係合される係合部30が形成さ
れ、このソレノイド28の励磁動作で吸着杆29がスプリン
グ31に抗して吸着されると、施解錠レバー26は回動され
て施解錠爪部25が挿入状態の鍵管理部材4の施錠凹部23
から退避されるようになっており、このソレノイド28の
非励磁時にはスプリング31により吸着杆29が付勢されて
施解錠レバー26との係合を解除し、施解錠レバー26は自
重で施解錠爪部25が挿入された鍵管理部材4の施錠凹部
23に係合する位置に復帰される。そして、鍵管理部材4
が挿入部5に挿入されると、施解錠爪部25が上方に押上
げられ、鍵管理部材4が挿入され終ると、施解錠レバー
26は自重で復帰回動して施解錠爪部25が施錠凹部23に係
合されるようになっている。
【0022】また、図1に示すように、前記鍵管理部材
挿入部5には挿入された鍵管理部材4により作動される
検知部、例えば、マイクロスイッチ35のアクチエータ36
a が設けられ、鍵管理部材4の挿脱を検知するようにな
っている。なお、この検知部は前記施錠レバー26の揺
動位置を検知するスイッチを付加し、そのスイッチと前
記スイッチ35の両スイッチの条件により施解錠爪部25が
鍵管理部材4を施錠した状態を検知するようにすること
もできる。
【0023】さらに、前記緊急解錠用鍵で解錠される緊
急解錠用錠機構7は、図3ないし図5に記載されている
ように、挿入された鍵の回動で回転される回転軸部7aに
は略L字状の回動片7bが固着され、この回動片7bの先端
は前記鍵管理機本体1内に回転自在に軸支された回転軸
37に固着された係合杆38に係合されてこの係合杆38をス
プリング39に抗して回動させる。この回転軸37には前記
各施解錠レバー26にそれぞれ係合ピン32を介して係合す
る係合部40を有する解錠機構の作動片41が固着され、こ
の作動片41の回動で各施解錠レバー26が一斉に回動され
て先端の施解錠爪部25が鍵管理部材4の施錠凹部23から
退避されて各鍵管理部材4の施錠が解除されるようにな
っている。
【0024】また、図4および図5に示すように、前記
緊急解錠用錠機構7の鍵の回動で回転される回転軸部7a
には略L字状のロック部材42が固着され、このロック部
材42の先端にはロック部43が折り曲げ形成されている。
また、図6に示すように、前記鍵管理機本体1の背面に
は各角隅部と中間部に上部を小径に下部を大径に形成し
た取付け孔45が形成されている。
【0025】さらに、図6に示すように、前記鍵管理機
本体1を壁面に取付ける取付け板46は壁部に固着され
る。この取付け板46の前面には前記鍵管理機本体1の壁
掛け部としての取付け孔45に対応して前記上部の小径部
47より大径の係合部48を先端に形成した突起部49が突設
されている。そして、鍵管理機本体1の取付け孔45に取
付け板46の突起部49を挿入して鍵管理機本体1を下降さ
せると、突起部49が取付け孔45の小径部47に係合され、
この係合部48が小径部47の周縁内側に係合され、抜け外
れ阻止される。
【0026】そして、前記緊急解錠用錠機構7の鍵の回
動で回転される回転軸部7aの回動でロック部材42が回転
されると、このロック部材42のロック部43が取付け孔45
の小径部47に係合されている突起部49に係合し、突起部
49が取付け孔45の小径部47に保持され、鍵管理機本体1
は取付け板46に固着される。また、緊急解錠用錠機構7
の回転軸部7aの反対方向の回動でロック部材42が反対方
向に回転されると、ロック部43が突起部49から離反さ
れ、この突起部49を取付け孔45の下方の大径部に位置さ
せて取付け孔45から抜外して鍵管理機本体1を取付け板
46から取り外すことができる。
【0027】また、扉体2の施錠は図7に示すように、
図2に図示しない扉体2の内面に鈎状の施錠突起50を突
設し、この施錠突起50を挿通する扉体施錠孔57を前記鍵
管理機本体1の前面に開口し、この扉体施錠孔57の内面
に沿って摺動する扉施解錠部の施錠板51に施錠突起50が
係合される扉体施錠孔52を形成し、扉施錠用錠機構18の
鍵によって回転される回動部53に作動部51a が係合して
施錠板51が施錠方向に移動し、扉体施錠孔57に挿通した
施錠突起50にて係合するようにし、また、施錠板51は電
気的扉体施解錠部としてのソレノイド54の励磁動作で吸
引される吸引杆55に連結され、吸引杆55の吸引動作で施
錠板51が解錠方向に移動され、扉体施錠孔52は施錠突起
50を係止しない位置に保持され、ソレノイド54の非励磁
時にはスプリング56にて施錠板51が施錠位置に復帰され
る。
【0028】また、図8に示すように、CPUなどにて
構成された制御部60には、前記操作部61の複数の操作キ
ー17と、前記カード挿入部15に挿入されたカードを読取
るカードリーダ62と、前記扉体閉塞検知孔12に閉塞状態
で扉体2の検知突起13が挿入されたことを検知するセン
サからなる扉体開閉検知部63および前記鍵管理部材4が
挿入部5に挿入されていることを検知する複数のマイク
ロスイッチ35からなる鍵管理部材挿入検知部64とからの
それぞれの出力がこの制御部60に入力されるように接続
されている。
【0029】また、緊急解錠装置65の緊急解錠用錠機構
7は前述のように前記各施解錠レバー部26とソレノイド
28とからなる複数の各鍵管理部材施錠装置66とロック部
材42からなる鍵管理機本体1のロック装置67に機械的に
連動されるように接続されている。また、前記扉施錠用
錠機構18は前述のように施錠板51からなる扉施解錠装置
68に機械的に連動するように接続されている。
【0030】さらに、前記制御部60には前記記録紙8に
印刷するプリンタ部69と、液晶表示部16と、ダイオード
からなる各鍵使用状態表示部6と、各鍵管理部材4の施
解錠レバー26による施錠を解除する複数のソレノイド28
からなる各鍵管理部材施錠装置66および前記扉体2の施
錠を解除する施錠板51を電気的に駆動するソレノイド54
からなる電気駆動部70とがこの制御部60の出力が入力さ
れるように接続されている。そして、この電気駆動部70
が前述のように前記施錠板51に機械的に接続されてい
る。
【0031】そして、この制御部60を備えた鍵管理機72
にはホストコンピュータ71、またはパーソナルコンピュ
ータなどのコンピュータに接続され、また、図9に示す
ように、この鍵管理機72を親器として、プリンタ部69を
備えないで他の構成は同一の複数の鍵管理機73が子器と
して接続されるようになっている。
【0032】さらに、前記表示部16には、モード表示、
プリント表示、登録表示、管理者登録表示、日付などが
表示される。
【0033】また、前記操作部61の複数の操作キー17
は、置数キー、モード選択キー、鍵の登録および抜取り
時に使用し鍵の使用者確認、精査時の指定に使用する鍵
番号キー、コード番号の登録などに使用するコードキ
ー、処理の終了、確認処理時に使用する完了キー、置数
クリアキーにて構成されている。
【0034】さらに、前記カードリーダ62にて読取られ
るカードは磁気カード、ICカードなどで、管理者用カ
ード、鍵使用者用カードおよび警備員用カードで、管理
者用カードは、初期操作、扉体2の解錠を可能とする使
用許可操作モード、管理者登録モードと警備員登録モー
ドおよび鍵使用者登録モードからなる管理用登録モー
ド、鍵管理部材4の抜取りの通常操作モード、扉体施錠
モード、プリントモードの作動が可能となる。
【0035】また、警備員用カードは、初期操作、扉体
2の解錠を可能とする使用許可操作モード、鍵管理部材
4の抜取りの通常操作モードの作動が可能となる。
【0036】さらに、鍵使用者用カードは、初期操作、
鍵管理部材4の抜取りの通常操作モード、全ての鍵管理
部材4が挿入されているときの扉体施錠モードの作動が
可能となる。
【0037】次にこの実施例の作用を説明する。
【0038】使用態様の設定は、カードのみ使用する第
1の態様、カードと暗証番号による第2の態様、カード
とコード番号による第3の態様と、カード、暗証番号お
よびコード番号による第4の態様と、コード番号のみに
よる第5の態様とに選択できる。
【0039】制御部60からの出力が、管理者用許可信
号、または、警備員用許可信号の場合は、電気駆動部70
のソレノイド54が励磁され、施錠板51が解錠方向に移動
され、扉体2は開放される。
【0040】また、鍵管理部材4を抜出す場合は、初期
操作で制御部60からの出力が、管理者用許可信号、警備
員用許可信号または鍵使用者用許可信号のいずれかであ
れば、扉体2が解錠され、操作部61の完了キーが操作さ
れていたときには、鍵使用者用カードに登録されている
鍵に対応する鍵管理部材4の施解錠レバー26を解除する
ソレノイド28が励磁動作され、対応する表示部6は緑色
に点灯される。この状態で所望の鍵管理部材4を引抜き
操作すると、表示部6は赤色に点灯する。そして、全て
の鍵管理部材4が抜取られると待機状態になる。また、
一部の鍵管理部材4が抜取られないで、引続き鍵管理部
材4が抜取られて全ての鍵管理部材4が抜取られた状態
で、操作部61の完了キーを操作すると、制御部60の出力
で鍵管理部材施錠装置66の施解錠レバー26を解錠位置に
保持させたソレノイド28は非励磁となり、施解錠レバー
26は挿入部5に挿入された鍵管理部材4を施錠する位置
に保持する。
【0041】また、鍵管理部材4をそれぞれ鍵管理部材
挿入部5に挿入すると、施解錠レバー26の施解錠爪部25
が鍵管理部材4の施錠凹部23に係合されて鍵管理部材
は施錠される。このとき、鍵管理部材4の係合溝21と規
制突起22とが係合した場合のみ鍵管理部材4は挿入さ
れ、この鍵管理部材4の係合溝21と規制突起22とが不一
致の場合は鍵管理部材4は挿入されない。
【0042】さらに、全ての鍵管理部材4が返却され、
扉体2が閉塞されたときには、扉体開閉検知部63の扉体
閉塞検知孔12に扉体2の検知突起13が挿入されて扉体2
が閉じたことを検知する。そして、全ての鍵管理部材4
の返却を各マイクロスイッチ35にて検出していると、電
気駆動部70のソレノイド54が非励磁となり、扉体2は施
錠される。また、全ての鍵が返却されていないで扉体2
を閉じるとブザーが鳴り、管理者が管理者カードを挿入
し、または暗証番号、コード番号の入力操作で、ブザー
は作動を停止し、電気駆動部70のソレノイド54が非励磁
となって、扉体2は施錠される。
【0043】また、管理者登録の場合は、初期操作で管
理者用許可信号が出力されているとき、操作部61のモー
ド選択キーの操作で管理者登録、警備員登録または鍵使
用者登録のいずれかが選択され、引続き鍵番号を置数キ
ーで入力すると、カード使用の設定がなされていると
き、管理者カードをカードリーダ62で読み取らせ、カー
ドが読み取られる。そして、カードが所定のカードであ
ると判定されたとき、コード番号使用に設定されている
と、コード番号入力待ちの表示が表示部16に行われ、コ
ード番号の入力が操作部61で行われると、同一登録がな
ければ、バッファにストアされ、カードに入力され、登
録が完了すると、操作部61の完了キーの操作で、バッフ
ァの内容がメモリに登録される。
【0044】そして、鍵管理部材挿入部5が常時は扉体
2にて覆われ、この扉体2は電気的扉施解錠装置68にて
施錠されている。管理者による電気的扉施解錠装置68に
て扉体2を開くことにより鍵管理部材挿入部5を露出さ
せる。この状態で鍵の使用者はカードにより電気的駆動
部のソレノイド28を駆動して施解錠爪部25による施錠を
解かれた鍵管理部材4を挿入部5から抜出して鍵管理部
材4に取付けられた鍵20を使用することができる。そし
て、鍵20の使用後には鍵管理部材4を挿入部5に挿入す
ることにより、検知部64が鍵管理部材4の挿入を検知す
るとともに施解錠爪部25が鍵管理部材4を施錠する。こ
のとき、全ての鍵管理部材4がそれぞれ鍵管理部材挿入
部5に挿入されていたとき、または、管理者が扉体2を
閉じる扉体2の施錠情報の入力操作すると、電気的扉施
解錠装置68が作動して、扉体は施錠されるようになって
いる。
【0045】また、鍵管理部材挿入部5は扉体2にて覆
われ、管理者用カード、警備員用カードのそれぞれの読
取りで使用許可操作モードとなり、扉体2は開放される
ようになっている。そして、管理者用カードが読取られ
たときには管理者用登録モードとなり、管理用データが
登録される。また、管理者用カード、警備員用カードお
よび鍵使用者用カードのそれぞれの読取りで、施解錠爪
部25による各鍵管理部材4の解錠をそれぞれ行う通常操
作モードとなってそれぞれ挿入された鍵管理部材4は制
御部60の動作で電気的駆動部が作動し、施解錠爪部25は
解錠され、所望の鍵が取付けられた鍵管理部材を引抜く
ことができる。
【0046】さらに、鍵管理部材挿入部5に挿入されて
施解錠爪部25にて施錠されている複数の鍵管理部材4を
一斉に解錠する場合には、緊急解錠用鍵で緊急解錠装置
65を解錠すると、この緊急解錠用鍵による解錠操作で全
ての施解錠爪部25は解錠位置に移動され、電気駆動部に
通電されていなくても全ての鍵管理部材4を一斉に解錠
できる。
【0047】また、鍵管理機本体1の壁掛け部に壁部の
突起部49を進入させて緊急解除用鍵による錠機構の施錠
動作により突起部49をロック部43が施錠し、鍵管理機本
体1は壁部に施錠した状態で固着される。また、鍵管理
機本体1を壁部から取外す場合には、緊急解除用鍵によ
る錠機構の解錠動作に連動してロック部43の突起部に対
する解錠が行われ鍵管理機本体1を壁部から取外すこと
ができる。
【0048】なお、前記実施例では、鍵管理部材4は、
キーホルダー形式の例について説明したが、この構造に
限られるものではなく、例えば、鍵と一体形成した構造
とすることもできる。
【0049】
【発明の効果】請求項1記載の鍵管理機の鍵管理部材挿
入規制装置によれば、挿入を許容する鍵管理部材を鍵管
理部材挿入部に挿入するとき、鍵管理部材の開放溝部か
ら係合溝に鍵管理部材挿入部の規制突起が入り込み、鍵
管理部材の鍵管理部材挿入部への挿入を許容し、また、
挿入を許容する鍵管理部材以外の異なる鍵管理部材を鍵
管理部材挿入部に挿入するとき、その鍵管理部材の係合
溝位置に対応しない規制突起により鍵管理部材の挿入方
向先端を係止して挿入を阻止するため、所定の鍵 管理部
材のみを対応する鍵管理部材挿入部に挿入できる。
【0050】請求項2記載の鍵管理機の鍵管理部材挿入
規制装置によれば、挿入を許容する鍵管理部材を鍵管理
部材挿入部に挿入するとき、鍵管理部材の開放溝部から
係合溝に鍵管理部材挿入部の規制突起が入り込み、鍵管
理部材の鍵管理部材挿入部への挿入を許容し、また、挿
入を許容する鍵管理部材以外の異なる鍵管理部材を鍵管
理部材挿入部に挿入するとき、その鍵管理部材の係合溝
位置に対応しない規制突起により鍵管理部材の挿入方向
先端を係止して挿入を阻止するため、所定の鍵管理部材
のみを対応する鍵管理部材挿入部に挿入できる。しか
も、鍵管理部材の厚み方向両端面に少なくとも1個の係
合溝を設けたので、鍵管理部材の両端面の幅方向寸法が
小さくても、鍵管理部材の種類を多くできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す鍵管理機の鍵管理部材
挿入規制装置部の側面図である。
【図2】本発明の一実施例を示す鍵管理機の鍵管理部材
挿入規制装置部を備えた鍵管理機の斜視図である。
【図3】同上平面図である。
【図4】同上緊急解錠用鍵で解錠される鍵機構部の側面
図である。
【図5】同上一部の背面図である。
【図6】同上鍵管理機の背面側からの斜視図である。
【図7】同上扉体施解錠部の横断面図である。
【図8】同上鍵管理機の構成を示すブロック図である。
【図9】同上鍵管理機の子器の構成を示すブロック図で
ある。
【符号の説明】
4 鍵管理部材 5 鍵管理部材挿入部 20 鍵 21 係合溝21a 開放溝部 22 規制突起 26 施解錠機構の施解錠レバー

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 鍵をそれぞれ取付けた複数の鍵管理部材
    と、 これら鍵管理部材が挿入される複数の鍵管理部材挿入部
    と、 これら各鍵管理部材挿入部にそれぞれ設けられ挿入され
    る前記鍵管理部材の施錠解錠を行う施解錠機構と を有する鍵管理機において、 前記鍵管理部材を鍵管理部材挿入部への挿入方向とほぼ
    直交する方向に所定厚みを有する板材にて形成し、この
    板材の厚み方向端面に前記鍵管理部材挿入部への挿入方
    向に向けて係合溝を形成し、 この係合溝は鍵管理部材の挿入方向とほぼ直交する幅方
    向に鍵管理部材によって位置を異ならせて形成するとと
    もに、この係合溝には鍵管理部材の挿入方向先端に向け
    て開放する開放溝部を形成し、記鍵管理部材挿入部には挿入許容する鍵管理部材の
    係合溝位置に対応させてその係合溝に開放溝部から入り
    込む規制突起を鍵管理部材の厚み方向に向けて突設し
    ことを特徴とする鍵管理機の鍵管理部材挿入制御装置。
  2. 【請求項2】 鍵をそれぞれ取付けた複数の鍵管理部材
    と、 これら鍵管理部材が挿入される複数の鍵管理部材挿入部
    と、 これら各鍵管理部材挿入部にそれぞれ設けられ挿入され
    る前記鍵管理部材の施錠解錠を行う施解錠機構と を有する鍵管理機において、 前記鍵管理部材を鍵管理部材挿入部への挿入方向とほぼ
    直交する方向に所定厚みを有する板材にて形成し、この
    板材の厚み方向両端面に前記鍵管理部材挿入部への挿入
    方向に向けて少なくとも1個の係合溝を形成し、 この係合溝は鍵管理部材の挿入方向とほぼ直交する幅方
    向に鍵管理部材によって位置を異ならせて形成するとと
    もに、この係合溝には鍵管理部材の挿入方向先端に向け
    て開放する開放溝部を形成し、 前記鍵管理部材挿入部には挿入を許容する鍵管理部材の
    係合溝位置に対応させてその係合溝に開放溝部から入り
    込む規制突起を鍵管理部材の厚み方向に向けて突設した
    ことを特徴とする鍵管理機の鍵管理部材挿入制御装置。
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