JPH06266633A - 電子メールシステム - Google Patents

電子メールシステム

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JPH06266633A
JPH06266633A JP5081361A JP8136193A JPH06266633A JP H06266633 A JPH06266633 A JP H06266633A JP 5081361 A JP5081361 A JP 5081361A JP 8136193 A JP8136193 A JP 8136193A JP H06266633 A JPH06266633 A JP H06266633A
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JP
Japan
Prior art keywords
electronic mail
message
mail system
objects
hypermedia
Prior art date
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Pending
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JP5081361A
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English (en)
Inventor
Masahiko Yoshimoto
雅彦 吉本
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Canon Inc
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Canon Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 情報の保存性・加工性・再利用性の向上と通
信コストの削減を図り、しかも情報内容の変更を他の者
に通知したり、情報内容を自動的に更新することが可能
な電子メールシステムを提供する。 【構成】 複数のオブジェクトQ1〜Q5と、これらの
オブジェクトQ1〜Q5相互間のリンクL1〜L6とか
らなるハイパーメディアのサブグラフをメッセージとし
て用いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、各種の情報を電子化し
て配送する電子メールシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】電子メールシステムは、情報の保存、加
工及び再利用が可能であることから、広く一般に利用さ
れている。
【0003】このような電子メールシステムは、ファク
シミリ装置等で用いられているような、総ての情報を画
像に展開した後に配送する方式(以下、第1方式とい
う。)と、パソコン(パーソナルコンピュータ)通信等
で用いられているような、総ての情報をテキスト形式に
変換した上で配送する方式(以下、第2方式という。)
とに大別することができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の電子メールシステムでは、情報の保存性、加工
性及び再利用性に乏しく、また、不要な情報をも含めて
配送してしまうため、電送路の容量を圧迫するという問
題点があった。また、情報の部分的な変更や、該変更し
たことを通知するといった機能は備えていなかった。
【0005】例えば、上述した従来の第1方式では、テ
キストや画像を区別することなく取り扱うことができる
反面、誤字、脱字等の修正処理や画像の強調処理等は、
極めて困難であった。また、音声や動画のようなリアル
タイムメディア情報を取り扱うことも不可能であるとい
う問題点があった。
【0006】一方、上述した従来の第2方式では、音
声、グラフィックス、画像といったマルチメディア情報
を取り扱うことができるようにテキスト形式に変換して
転送するため、前記第1方式に比べて汎用性が高い。し
かし、テキスト形式であるため、情報の転送量が多くな
り、通信コストが高くなるという問題点があった。
【0007】また、上述した従来の電子メールシステム
にあっては、送信時点でのメッセージの内容を一括して
配送するため、送信側または受信側でその内容を一部変
更したとしても、その変更内容を改めて送出しない限
り、その変更内容が他の受信者に反映されない。
【0008】更に、受信側が必要とするか否かに拘ら
ず、総ての情報を送信してしまうため、通信コストの無
駄が多いという問題点があった。
【0009】本発明は上記事情に鑑みてなされたもの
で、その目的とするところは、情報の保存性、加工性及
び再利用性の向上と通信コストの削減を図り、しかも、
情報内容の変更を他の者に通知したり、情報内容を自動
的に更新することが可能な電子メールシステムを提供す
ることにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、複数のオブジェクトと、これらのオブジェ
クト相互間のリンクとからなるハイパーメディアのサブ
グラフをメッセージとして用いることを特徴とするもの
である。
【0011】
【作用】複数のオブジェクトとこれらのオブジェクト相
互間のリンクとからなるハイパーメディアのサブグラフ
をメッセージとして用いる。これにより、情報の保存
性、加工性及び再利用性が向上し、しかも不要な情報を
送信しないので、通信コストが低減し、且つ情報内容に
変更があったとき、その変更内容を受信者に通知するこ
とができると共に、情報内容を自動的に更新することが
できるものである。
【0012】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づき説明す
る。
【0013】(第1実施例)図1は、本発明の第1実施
例に係わる電子メールシステムにおける送信側と受信側
との接続形態を示す図であり、同図中、1は電子メール
システムで、その送信側2と受信側3とが、リアルタイ
ム型回線4を用いたリアルタイム型接続方式により互い
に接続されている。
【0014】リアルタイム型回線4は、送信側2から送
信したメッセージを即時受信側3へ電送していくもので
ある。更に詳述すると、一般に数秒以内で応答が得られ
るか、または応答が得られないことを検知できるものを
リアルタイム型回線と呼ぶ。そして、リアルタイム型接
続方式は、送信側2と受信側3との間の総てが、通信中
の回線の接続状況の変化に拘らず、常にリアルタイム型
回線で構成されているものである。
【0015】図2は、図1に示す電子メールシステム1
におけるメッセージであるハイパーメディア5の表示例
を示す図である。このハイパーメディア5は、通常のテ
キスト5aに加えて、語句を単位とするボタン5b、画
像5c、グラフィックス、音声等から構成され、且つ複
数のメディアがリンクによって静的または動的に結合さ
れたものである。
【0016】ハイパーメディア5は一種の複合オブジェ
クトであって、図3に示すごとく複数のアトミックオブ
ジェクトQ1、Q2、Q3、Q4及びQ5と、これらの
アトミックオブジェクトQ1〜Q5相互間のリンクL
1、L2、L3、L4、L5及びL6とにより構成され
る。アトミックオブジェクトQ1〜Q5は、本システム
1内でオブジェクトを識別するユニークな識別子を持
ち、該識別子によってアトミックオブジェクトQ1〜Q
5を随時検索することが可能となっている。
【0017】リンクL1〜L6は、ボタン5a或いは画
像5c中の部分領域から、それに関連する情報、例えば
語句や画像の説明文や音声によるナレーションに対して
張られる。
【0018】尚、図1において、受信側3は1個のみ図
示してあるが、一般には複数の受け手が存在するもので
ある。
【0019】ハイパーメディア5、即ちメッセージは指
定のオブジェクトを支点として到達可能な総てのオブジ
ェクトを含む部分グラフであり、アトミックオブジェク
トQ1〜Q5の集合体として表わす。例えば、第1のア
トミックオブジェクトQ1によって指定されるメッセー
ジは、「Q1、Q2、Q3、Q4及びQ5」であり、ま
た、第3のアトミックオブジェクトQ3によって指定さ
れるメッセージは、「Q3、Q4及びQ5」である。以
下、第NのアトミックオブジェクトQNによって指定さ
れるメッセージのことを、単にメッセージQNと呼ぶ。
【0020】次に本実施例の電子メールシステムにおけ
るメッセージの送信処理手順を、図4のフローチャート
を用いて説明する。
【0021】まず、送信側2では図4aに示すごとくメ
ッセージに対応するオブジェクト識別子を送信し(ステ
ップS401)、その後、着信応答または接続エラーの
検知を行う(ステップS402)。着信応答は、受信側
3がオブジェクト識別子の受信に成功したとき該受信側
3から送り返されるものであり(図4のステップS40
7)、また、一定時間以内に受信側3から前記着信応答
が得られなかったことをもって、接続エラーであると判
定する。
【0022】総ての受信者に対してメッセージの送信が
成功または失敗することにより送信が終了し(ステップ
S403)、成功者(受信者)リストと失敗者(接続エ
ラー)リストとをそれぞれ保存し(ステップS40
4)、その後、本処理動作を終了する(ステップS40
5)。失敗者リストは、手動または自動により再送信を
行う場合に参照されて、そこで送信が成功したものにつ
いては、前記成功者リストに追加する。
【0023】一方、受信側3では、図4bに示すごとく
前記図4aのステップS401で送信側2から送信され
たオブジェクト識別子を受信し(ステップS406)、
次いで、着信応答を送信側2に送信し(ステップS40
7)、その後、本処理動作を終了する(ステップS40
8)。
【0024】次に、本実施例の電子メールシステム1に
おけるメッセージ内容の転送処理手順を、図5のフロー
チャートを用いて説明する。
【0025】まず、送信側2では、図5aに示すごとく
受信側3へメッセージを送出した後、送信側2または受
信側3からの要求待ち状態にある(ステップS50
1)。次いで、オブジェクトの内容を受信側3に送信し
(ステップS502)、その後、その送信が終了したか
否かを判別し(ステップS503)、終了しなければ前
記ステップS501に戻って要求待ち状態になる。ま
た、前記送信が終了すれば本処理動作を終了する(ステ
ップS504)。
【0026】これに対して受信側3では、図5bに示す
ごとくオブジェクト識別子を指定し(ステップS50
5)、その内容を受信する。例えば図3において、メッ
セージQ3を受信した場合、初めに第3のアトミックオ
ブジェクトQ3を指定して、その内容を受信する。その
結果、第3のアトミックオブジェクトQ3からは第4、
第5のアトミックオブジェクトQ4、Q5がリンクL
4、L5によって参照されていることが認知されるた
め、必要に応じてオブジェクトIDを再指定、即ち、オ
ブジェクトの内容の転送を依頼し(ステップS50
6)、その内容を受信する(ステップS507)。次い
で、その受信が終了したか否かを判別し(ステップS5
08)、終了しなければ前記ステップS505に戻る。
また、受信が終了すれば本処理動作を終了する(ステッ
プS509)。
【0027】以上の手順を繰り返すことにより、メッセ
ージの必要部分が対話的または一括して取り出される。
【0028】次に、本実施例の電子メールシステムにお
けるメッセージ内容変更時の変更通知処理手順と自動更
新処理手順を、図6を用いて説明する。
【0029】メッセージの変更は、送信側2であるメッ
セージの変更者2a及び受信側3である変更許可を持つ
その他の受信者3aによって、メッセージ内のアトミッ
クオブジェクトの削除または内容の変更及びリンクの追
加や削除として行われる。即ち、メッセージの変更者2
a側では、図6aに示すごとくメッセージの変更を行い
(ステップS601)、その後、受信者リストに従って
変更通知をその他の受信者3aに送出した後(ステップ
S602)、本処理動作を終了する(ステップS60
3)。
【0030】一方、メッセージの変更を行っていない
者、即ちその他の受信者3a側では、図6bに示すごと
く割り込み等によって変更通知を受信し(ステップS6
04)、次いで、その変更内容が現在の参照しているオ
ブジェクトに係わるものであるか否か、即ち表示内容に
影響あるか否かを判別する(ステップS605)。影響
があれば該当するオブジェクトの更新処理を行う。ま
た、影響がなければ、つまりオブジェクトの削除やリン
クの削除によってオブジェクトの参照が矛盾したものに
なれば、その参照動作を打ち切り、本処理動作を終了し
(ステップS607)、前記影響があれば、オブジェク
トの実体を再転送し(ステップS606)、その後、本
処理動作を終了する(ステップS607)。前記ステッ
プS606で実行される再転送処理手順は、上述した図
5の処理手順と同一であるから、その詳細説明を省略す
る。
【0031】(第2実施例)次に、本発明の第2実施例
を、図7〜図9に基づき説明する。
【0032】尚、本実施例において上述した第1実施例
と同一部分には、図面に同一符号を付して説明する。
【0033】本実施例の電子メールシステム1は、図7
に示すごとく送信側2と受信側3とを、蓄積型回線6を
用いた蓄積型接続方式により互いに接続してなる。蓄積
型回線6は、メッセージを一時的に蓄積し、即座には送
信しないものである。更に詳述すると、時として上述し
た第1実施例におけるリアルタイム型回線4より速い応
答が得られることがあっても、一般的な応答時間が予測
できず、数分から数時間、時として数日間に亘って応答
が得られないものを蓄積型回線と呼ぶ。そして、蓄積型
接続方式は、送信側2と受信側3との間の少なくとも一
部が、通信中の回線の接続状況の変化を含めて、蓄積型
回線6となっているものである。本実施例では、リアル
タイム型回線4と蓄積型回線6とにより、送信側2と受
信側3とを接続してある。
【0034】次に、本実施例の蓄積型接続方式を用いた
電子メールシステム1における処理手順を、図8のフロ
ーチャートに基づき説明する。
【0035】蓄積型接続方式においては、上述した第1
実施例におけるリアルタイム型接続方式とは異なり、オ
ブジェクト識別子だけをメッセージとして送ったので
は、実用的な応答速度が得られないため、必要な部分の
実体は一括して送る必要がある。
【0036】図8は、このような必要部分を指定するた
めの処理手順を示すものであり、再帰的なアルゴリズム
となっている。
【0037】まず、図8aにおいて、メッセージQIを
送信すると(ステップS801)、この段階で送信オブ
ジェクトリストは空である(ステップS802)。次
に、オブジェクトQIを送信し(ステップS803)、
その後、本処理動作を終了する(ステップS804)。
【0038】一方、図8bにおいて、オブジェクトQI
を送信すると(ステップS805)、送信オブジェクト
リストにオブジェクトQIが含まれているか否かを判別
し(ステップS806)、含まれていれば、本処理動作
を終了する(ステップS811)。また、含まれていな
ければ、送信オブジェクトリストにオブジェクトQIを
追加する(ステップS807)。
【0039】次に、オブジェクトQIはリンクL1とL
2を持つか否かを判別し(ステップS808)、持たな
ければ、本処理動作を終了し(ステップS811)、持
っていれば、リンク先を送信するか否かを判別する(ス
テップS809)。送信しなければ、前記ステップS8
08に戻り、送信すれば、リンク先をオブジェクトQI
として、前記ステップS805に戻る。
【0040】以下、上記図8の処理について、上述した
第1実施例における図3を例として、具体的に説明す
る。
【0041】まず、図8aにおいては、次のような処理
が行われる。メッセージQ1を送信すると、この段階で
送信オブジェクトリストは空である。次にオブジェクト
Q1を送り、このオブジェクトQ1を送信オブジェクト
リストに追加する。次にオブジェクトQ1は、図3に示
すようにリンクL1とL2を持つので、リンクL1の指
すオブジェクトQ2に対して図8bの処理を行う。
【0042】図8bにおいては、次のような処理が行わ
れる。オブジェクトQ2を送信オブジェクトリストに追
加し、「Q1,Q2」となる。オブジェクトQ2は図3
に示すようにリンクL3,L4を持っている。リンクL
3の指すオブジェクトQ3を送るとする。オブジェクト
Q3を送信オブジェクトリストに加えるものとすると、
「Q1,Q2,Q3」となる。
【0043】オブジェクトQ3は、図3に示すようにリ
ンクL4とリンクL6の二つのリンクを持つが、一方の
リンクL6の先のオブジェクトQ5だけを送るとする。
オブジェクトQ5を送信オブジェクトリストに加えて、
「Q1,Q2,Q3,Q5」とした後、オブジェクトQ
5は、図3に示すようにリンクを持たないので、オブジ
ェクトQ5についての処理を終了し、また、オブジェク
トQ3もリンクを持たないので、以上でオブジェクトQ
2のリンクL3についての処理まで終了したことにな
る。
【0044】オブジェクトQ2には図3に示すようにリ
ンクL3の他にリンクL5があるが、オブジェクトQ5
は、既に送信オブジェクトリスト中に含まれているの
で、これ以上の処理を行わない。
【0045】尚、ここでオブジェクトQ5以下に別にサ
ブグラフが存在する場合、オブジェクトQ3経由で送信
オブジェクトの選択を行ったときとは異なる指定を行い
たければ、再度オブジェクトQ5以下を選択することが
できる。但し、その場合に選択されなかったオブジェク
トが送信オブジェクトリストから削除されることはな
い。
【0046】以上により、リンクL1以下の処理が終了
したので、次に、リンクL2について送信するか否かを
指定しなければならない。ここで、リンクL2の先のオ
ブジェクトQ4を送信しないとする。その結果、オブジ
ェクト送信リストは、「Q1,Q2,Q3,Q5」のま
まであり、この送信オブジェクトリスト中に含まれる各
オブジェクトの内容をメッセージに組み込んだ上で、送
信処理を行う。
【0047】ここで、リンクL2とリンクL4の先であ
るオブジェクトQ4は、送信データ中には含まれない。
本発明では、この様なリンクを仮想リンクと呼び、該リ
ンクの先のオブジェクトを仮想オブジェクトと呼ぶ。
【0048】受信側3では、上記のようにして送信され
たメッセージを分解して、ハイパーメディアを再構築す
る。図9は、再構築されたハイパーメディアを示す図で
あり、同図中、Q4は仮想オブジェクト、L2,L4は
仮想リンクである。
【0049】オブジェクトQ1〜Q5の振る舞いは、上
述した第1実施例におけるリアルタイム型接続方式の場
合と同様であるので、仮想オブジェクトQ4の振る舞い
についてのみ説明する。
【0050】仮想オブジェクトQ4は内容を含んでいな
いので、受信側3でオブジェクトを参照しようとしたと
きに、そのオブジェクトの内容を表示する代わりに、そ
の情報が必要か否かを受信者に対して問い合わせる。情
報が必要ないと指定されれば、その処理動作を打ち切
り、必要あると指定されれば、送信者にオブジェクト転
送メッセージを送る。蓄積型接続方式では、即座に応答
が得られることは少ないので、ここで一旦処理動作を終
了し、オブジェクト転送が終了した時点で、受信者に再
度通知するという方式をとる。
【0051】尚、蓄積型接続方式では、個々の仮想オブ
ジェクトについて転送依頼を行うのでは効率が悪いた
め、オブジェクトの一括指定及びオブジェクトを始点と
するサブグラフまで含めるか否かを指定できるようにな
っている。
【0052】蓄積型接続方式における情報内容の変更通
知は、基本的には図6のリアルタイム型接続方式の処理
手順に従って行われる。但し、蓄積型接続方式の場合
は、応答性の向上を目的として変更通知に変更内容を付
加して送信する旨、指定することが可能である。
【0053】つまり、図6のステップS602で、受信
者リストに従って変更通知を送る際に、変更通知と共
に、変更後のオブジェクトの実体、または変更前後のオ
ブジェクト間の差分を送信することにすれば、受信側に
おけるオブジェクトの再転送要求において、蓄積型回線
6による遅延の発生を回避することが可能である。
【0054】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明の電子メー
ルシステムによれば、リアルタイム型と蓄積型の接続形
態について、ハイパーメディア上のオブジェクトを単位
とするメッセージ交換手順を設けることにより、電子メ
ールシステムにおける情報(メッセージ)の保存性・加
工性・再利用性の向上、不要データの送信を行わないこ
とによる通信コストの削減及び情報内容変更時の変更通
知等が可能であると共に、その変更内容を他の受信者に
自動的に反映することができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係わる電子メールシステ
ムにおける送信側と受信側との接続形態を示す図であ
る。
【図2】同電子メールシステムにおけるハイパーメディ
アの表示例を示す図である。
【図3】同電子メールシステムにおけるハイパーメディ
アを構成するオブジェクトの内部構造を示す図である。
【図4】同電子メールシステムにおけるメッセージの送
信手順を示すフローチャートである。
【図5】同電子メールシステムにおけるメッセージ内容
の転送処理手順を示すフローチャートである。
【図6】同電子メールシステムにおけるメッセージ内容
変更時の変更通知処理手順と自動更新処理手順を示すフ
ローチャートである。
【図7】本発明の第2実施例に係わる電子メールシステ
ムにおける送信側と受信側との接続形態を示す図であ
る。
【図8】同電子メールシステムにおける送信オブジェク
トの選択処理手順を示すフローチャートである。
【図9】同電子メールシステムにおける受信ハイパーメ
ディアを構成するオブジェクトの内部構造を示す図であ
る。
【符号の説明】
1 電子メールシステム 2 送信側 3 受信側 4 リアルタイム型回線 6 蓄積型回線 Q1〜Q5 オブジェクト L1〜L6 リンク
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04N 1/00 104 Z 7046−5C

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のオブジェクトと、これらのオブジ
    ェクト相互間のリンクとからなるハイパーメディアのサ
    ブグラフをメッセージとして用いることを特徴とする電
    子メールシステム。
  2. 【請求項2】 前記ハイパーメディアのサブグラフを指
    定された始点オブジェクトのオブジェクト識別子によっ
    て表わすことを特徴とする請求項1記載の電子メールシ
    ステム。
  3. 【請求項3】 リアルタイム型接続方式を用いて、前記
    リンク先のオブジェクトを随時転送することを特徴とす
    る請求項2記載の電子メールシステム。
  4. 【請求項4】 前記メッセージ内容を変更したことを通
    知することを特徴とする請求項2または3記載の電子メ
    ールシステム。
  5. 【請求項5】 前記メッセージ内容の変更を他の受信者
    に対して自動的に反映させることを特徴とする請求項2
    または3記載の電子メールシステム。
  6. 【請求項6】 蓄積型接続方式を用いて、前記サブグラ
    フ中の部分グラフをメッセージとして送信することを特
    徴とする請求項2記載の電子メールシステム。
  7. 【請求項7】 実体のない仮想オブジェクトの内容を再
    転送することを特徴とする請求項6記載の電子メールシ
    ステム。
  8. 【請求項8】 前記メッセージ内容の変更の有無及び変
    更内容を自動的に送信することを特徴とする請求項7記
    載の電子メールシステム。
JP5081361A 1993-03-16 1993-03-16 電子メールシステム Pending JPH06266633A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1091453A (ja) * 1996-09-17 1998-04-10 Ricoh Co Ltd ソフトウェア更新システム
US6526388B1 (en) 1997-05-21 2003-02-25 Hitachi, Ltd. Interoperable workflow management system

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