JPH0662047A - 電子メールの発信の宛て先変更通知と転送処理方式 - Google Patents

電子メールの発信の宛て先変更通知と転送処理方式

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JPH0662047A
JPH0662047A JP4212662A JP21266292A JPH0662047A JP H0662047 A JPH0662047 A JP H0662047A JP 4212662 A JP4212662 A JP 4212662A JP 21266292 A JP21266292 A JP 21266292A JP H0662047 A JPH0662047 A JP H0662047A
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JP
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mail
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destination name
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Withdrawn
Application number
JP4212662A
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Inventor
Hiroshi Morohoshi
博司 諸星
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は電子メールの発信の宛て先変更通知と
変更処理方式に関し、メール・システム内で宛て先変更
を管理することにより、自動的に新宛て先にメール転送
し、さらに、発信者に宛て先の変更を通知可能にするこ
とを目的とする。 【構成】発信者6からの電子メール8をメール・システ
ム9を介して受信者7に送る電子メール・システムにお
いて、最新の宛て先名を管理する宛て先管理簿1と、宛
て先変更に関して、変更前と変更後の宛て先名を記録し
管理する宛て先変更管理簿2と、宛て先に変更があった
場合に自動的に新宛て先に電子メールを転送する転送部
3と、発信者6に宛て先名に変更があった旨の通知を行
なう宛て先変更通知部4と、発信者6が発信した電子メ
ール8の宛て先名が宛て先管理簿1にあるか否かによっ
て、宛て先名の変更の有無を判定し、変更があった場合
に転送部3および宛て先変更通知部4を起動する発信管
理部5より構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子メールの宛て先名
変更に伴う発信管理方式に関する。
【0002】
【従来の技術】図8は、電子メール・システムのシステ
ム構成図である。パソコン通信で電子メールを送る場
合、一般に、発信者81が通信回線89を介して送信し
たメールはパソコン通信センタのホスト・コンピュータ
82のメール・システム83に送られ、発信者81が指
定した宛て先をホスト・コンピュータ82内にある宛て
先管理簿84で検索した後、該宛て先名に対応したファ
イル85に一時蓄えられ、受信者86がアクセスした際
にファイル85に蓄積したメールを受信者86に渡す。
以上のメール・システム83内での処理はメール・シス
テム83の制御部87が制御する。
【0003】発信者81はメールの宛て先をメール送信
時に指定する。従来は、宛て先を一度決定したら二度と
変更しない方式か、宛て先の変更を利用者が意識して新
しい宛て先に発信するようにしていた。
【0004】宛て先を変更しない場合の運用では、通
常、宛て先名は利用者とは論理的に関係のなり無意味な
英数文字列を割り当て、一度割り当てたら変更しない。
すなわち、“PXD1138”といった英数文字列を各
利用者に割り振っていた。この場合、宛て先名を相手の
利用者名から連想できないので、各利用者が宛て先名と
利用者名の対応リストを用意しておき、発信時にはこの
対応リストを検索して宛て先を指定していた。
【0005】一方、宛て先名を相手の利用者名から連想
可能にするために、組織名や地域名等に依存した名前を
宛て先名とする方式もある。例えば、営業1部1課の吉
田氏の宛て先名を“営業1─1吉田”とする。こうすれ
ば、対応リスト等を用いなくてもメールの宛て先を指定
することができる。しかし、このような方式の場合、社
内の移動のような環境の変化(組織名や地域名等の変
化)によって宛て先名の変更がしばしば発生する。
【0006】このような場合、メール・システム83の
宛て先管理簿84の更新を行なう。そして、利用者に変
更通知を行なう必要がある。しかし、電子メールの利用
者全員に変更通知を出すことは、資源(人、時間、記憶
域等)の無駄が発生し現実的でない。そこで、関係者の
みに宛て先変更通知を発信するのに留めるのが一般的だ
った。関係者に宛て先変更通知を発信する場合でも、関
係者のリストを作成する等の資源の無駄が発生する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
方式では、宛て先を変更しない方式では、電子メールの
宛て先の人からは連想不可能な英数字列の宛て先名を発
信者が管理して、確認のうえ電子メールを発信すること
になり、電子メールの発信ごとに時間と手間等の資源の
無駄が発生する問題がある。
【0008】一方、宛て先名を連想可能なものとして、
宛て先を変更可能にする方式では、宛て先変更通知を発
信するという資源の無駄が発生するという問題がある。
また、宛て先名の変更が通知されていない場合には、宛
て先不明となり、発信者が変更先を調べて再度発信しな
おす必要があり、これも資源の無駄となり問題である。
【0009】いずれの場合でも、相手の利用者の管理を
していないと、十分な通信環境を維持することができ
ず、すべての利用者が環境維持という無駄な資源を割か
なければならない。
【0010】本発明は、電子メール・センタのメール・
システム内で宛て先名変更を管理し、自動的に変更され
た宛て先に電子メールを送ることにより、利用者の環境
維持のための資源を削減することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の機能ブロック図
を図1に示す。本発明では、発信者6が受信者7に対し
て電子メール8を発信し、該電子メール8が電子メール
・センタのメール・システム9を介して受信者7に送信
されることを前提とする。
【0012】まず、電子メール・センタのメール・シス
テム9は宛て先管理簿1を有する。宛て先管理簿1には
すべての利用者の最新の宛て先名が登録管理されてい
る。次に、メール・システム9は、宛て先変更管理簿2
を有する。宛て先変更管理簿2は、宛て先名の変更があ
った利用者に関して、変更前の宛て先名と変更後の宛て
先名を対にして登録管理する。
【0013】メール・システム9は、また、転送部3を
有する。転送部3は、発信者6から発信されたメール8
の宛て先が変更されていると判断された場合に、前記宛
て先変更管理簿2を検索し、変更後の宛て先名を取り出
して、変更後の宛て先名あてに電子メール8を転送す
る。
【0014】さらに、メール・システム9は、宛て先変
更通知部4を有する。宛て先変更通知部4は、前記転送
部3によって変更後の宛て先名へのメールの転送処理が
実行された後、発信者8に対して、宛て先名の変更の発
生と変更後の宛て先名を通知する。
【0015】最後に、メール・システム9は発信管理部
5を有する。発信管理部5は、発信者6からのメール発
信を受け取り、メール送信の制御を行なう。すなわち、
まず、発信者6からメール8を受け取り、メール8の宛
て先名が前記宛て先管理簿1に存在するか否かを判定す
る。宛て先管理簿1に宛て先が存在する場合には、通常
のメール送信処理をメール・システム9に実行させる。
一方、メール8の宛て先名が前記宛て先管理簿1に存在
しない場合には、宛て先名変更があったものとして、前
記転送部3および前記宛て先変更通知部4を起動する。
【0016】
【作用】次に、図1に示した機能ブロック図の作用を説
明する。発信者6がメール8を発信する。すると、メー
ル・システム9内の発信管理部5が該メール8を受信
し、宛て先管理簿1を検索して、メール8の宛て先名が
存在するか否かを判定する。存在する場合にはメール・
システム9が該宛て先名にメールを送信する。一方、宛
て先管理簿1にメール8に指定された宛て先名が存在し
ない場合、転送部3および宛て先変更通知部4を起動す
る。
【0017】転送部3は、メール8に指定された宛て先
名を変更前の宛て先名として宛て先変更管理簿2を検索
し、変更後の宛て先名を取り出す。そして、変更後の宛
て先名に対して該メール8を転送する処理を行なう。こ
れによって、宛て先名に変更があっても、自動的に変更
後の宛て先にメールが送信することが可能になる。
【0018】一方、宛て先変更通知部4も、メール8に
指定された宛て先名を変更前の宛て先名として宛て先変
更管理簿2を検索し、発信者6に対して、宛て先名に変
更があったこと、および、変更後の宛て先名を通知す
る。これによって、発信者6は新しい宛て先名を知るこ
とができ、次回のメール発信からは新宛て先名にメール
送信をすることが可能になる。
【0019】
【実施例】次に、実施例を説明する。図2は第一の実施
例の構成図である。電子メールの発信者26および受信
者27は、通信回線で電子メール・センタのメール・シ
ステム29に接続できるパーソナル・コンピュータやワ
ークステーションによって電子メールの送受信を行な
う。
【0020】メール・システム29は電子メールの発信
受信を制御するシステムである。コンピュータ・システ
ム上で構築される。発信者26が発信したメールを受け
取り、宛て先等の確認を行ない一旦メール・システム内
にメールを蓄え、受信者27に対して受信メールがある
旨を通知し、受信者27から読み出しの請求があった場
合に、蓄えておいた該メールを送信する。
【0021】メール・システム29は通常のコンピュー
タのソフトウエアおよびファイルで実現できる。ソフト
ウエアはいくつかの部分からなる。すなわち、通信イン
タフェース30、発信管理部25、通常送信部31、転
送部23、宛て先変更通知部24からなる。また、ファ
イルとしては、宛て先管理簿21、宛て先変更管理簿2
2、メール・ファイル32からなる。
【0022】まず、各ソフトウエア部について説明す
る。通信インタフェース30は、各利用者とメール・シ
ステム29の通信回線のインタフェースである。
【0023】一方、発信管理部25は、発信者26から
発信されたメール28を通信インタフェース30を介し
て受け取り、発信に伴う処理を行なう。すなわち、メー
ル28が正しいか否か、宛て先が存在するか否か等を判
定し、該判定に基づいて他のソフトウエア部を起動す
る。
【0024】通常送信部31は、発信管理部25におい
て完備したメールと判断された場合に起動され、通常の
メール送信処理を行なう。すなわち、該メールを一旦メ
ール・システム29内に蓄積し、宛て先の受信者27に
対して通信インタフェース30を介して受信メールがあ
る旨を通知し、受信者27からの読み出し要求があった
場合に、蓄積しておいたメールを通信インタフェース3
0を介して受信者27に送信する。
【0025】転送部23は、発信管理部25において宛
て先名が存在しないと判定された場合に起動される。転
送部23は宛て先名の変更があったか否かを判定し、変
更されている場合には該メールの宛て先名を変更後の宛
て先名に変えたうえ、通常送信部31と同様のメール送
信処理を行なう。すなわち、該メールを一旦メール・シ
ステム29内に蓄積し、宛て先の受信者27から読み出
し要求があった場合に、蓄積しておいたメールを通信イ
ンタフェース30を介して受信者27に送信する。
【0026】宛て先変更通知部24は、宛て先名が変更
されていた場合に起動される。そして、通信インタフェ
ース30を介して、発信者26に対して、宛て先名が変
更された旨の通知を行なう。
【0027】次に各ファイルの説明を行なう。宛て先管
理簿21は、最新の宛て先名を登録管理するファイルで
ある。メール・システム29を実現しているコンピュー
タ・システムの記憶領域上に構築する。発信管理部25
はこの宛て先管理簿21を検索し、宛て先名が登録され
ているか否かを判定し、登録されている場合には通常送
信部31を、登録されていない場合には転送部23およ
び宛て先変更通知部24を起動する。
【0028】また、宛て先変更管理簿22は、変更のあ
った宛て先名について、変更前の宛て先名と変更後の宛
て先名を組みにして登録管理するファイルである。宛て
先管理簿21と同様に、メール・システム29を実現し
ているコンピュータ・システムの記憶領域上に構築す
る。転送部23は、宛て先変更管理簿22を変更前の宛
て先名をキーに検索し、変更後の宛て先名を求め、変更
後の宛て先名にメールを転送する処理を行なう。一方、
宛て先変更通知部24も同様に宛て先変更管理簿22か
ら求めた変更後の宛て先名を発信者26に対して通知す
る。
【0029】メール・ファイル32は、発信者26が発
信したメール28をメール・システム29中に一旦蓄積
しておくファイルである。メール・システム29中の記
憶領域上、あるいは、外部記憶装置上に構築する。メー
ル・ファイル29は、各利用者(宛て先名)ごとに格納
領域をもち、通常送信部31あるいは転送部23がメー
ルを一旦蓄える際、宛て先名に該当する格納領域にメー
ルを格納する。また、受信者27から読み出し要求があ
った場合には、該受信者27の宛て先名に該当する格納
領域からメールを読み出し、通信インタフェース30を
介して該メールを送信する。
【0030】図3は第一の実施例の動作フローチャート
である。まず、発信者26は、メール28を発信する
(S30)。このメール28には、受信者27の宛て先
名が指定されている。例えば、図2に示したように、メ
ール28の「宛て先名」を「THX1138」と指定す
る。このメール28は、通信インタフェース30により
メール・システム29が受信する。
【0031】発信管理部25が起動し、該メール28が
発信管理部25に入力される。発信管理部25は、宛て
先管理簿21を検索し、「宛て先名」が登録されている
か否かを判定する(S31)。例えば、発信メールの
「宛て先名」が「営業1−1吉田」ならば、宛て先管理
簿21に存在するので(S31のYES)、通常送信部
31が起動される(S32)。すなわち、まず、「宛て
先名」に対応するメール・ファイル32に該メール28
を格納する。また、受信者27に受信メールがある旨の
通知がなされ、受信者27からの読み出し要求によって
メール・ファイル32から該当するメールを読み出し、
送信する。
【0032】一方、宛て先管理簿21に「宛て先名」が
存在しない場合(S31のNO、例えば、「宛て先名」
が「THX1138」の場合には宛て先管理簿21に存
在しない)には、転送部23を起動する。
【0033】転送部23は、宛て先変更管理簿22を検
索し、「宛て先名」(例えば「THX1138」)が変
更前の宛て先名として存在するか否か判定する(S3
3)。存在しない場合(NO)には、発信者26が全く
間違った宛て先名を指定したものと判断し、発信者26
に対して該当する宛て先名がない旨のエラー通知を行な
い(S34)、処理を終了する。
【0034】一方、宛て先変更管理簿22の変更前の宛
て先名に「宛て先名」が存在した場合(S33のYE
S)には、発信者26が古い宛て先名を指定したことに
なる。そこで、変更前の宛て先(旧宛て先:THX11
38)と変更後の宛て先(新宛て先:営業1−1桑畑)
を取り出す(S35)。そして、宛て先変更通知部24
を起動する。
【0035】宛て先変更通知部24は発信者26に対し
て、旧宛て先(THX1138)で発信されたメールに
ついて宛て先名が変更され、新宛て先名(営業1−1桑
畑)になったことを通知する(S36)。
【0036】また、転送部23は、メールの「宛て先
名」に新宛て先名を代入し(S37)、S31の処理に
戻る。すなわち、発信管理部25を起動し、該「宛て先
名」が宛て先管理簿21に存在するか否かを判定する
(S31)。宛て先変更管理簿22の変更後の「宛て先
名」は宛て先管理簿21に必ず登録されているから、S
33YESとなり、通常送信部31により「宛て先名」
(営業1−1桑畑)に対応するメール・ファイル32に
該メールが格納され、受信者28(営業1−1桑畑)の
読み出し要求により、該メールが送信される。
【0037】以上の処理により、変更前、変更後の宛て
先名を管理する宛て先変更管理簿22を設けることによ
り、変更前の宛て先名に発信されたメールを自動的に変
更後の宛て先名に転送するとともに、発信者に対しては
宛て先名の変更があったことが自動的に通知される。
【0038】図4は、第二の実施例の構成図である。本
実施例は、宛て先が複数回変更されても自動的に最新の
宛て先に転送することを可能にする構成を採っている。
【0039】すなわち、メール・システム49内の通信
インタフェース50、発信管理部45、通常送信部5
1、宛て先管理簿41、メール・ファイル52について
は、第1の実施例と同一であり、宛て先変更管理簿4
2、および、転送部43と宛て先変更通知部44を複数
回の宛て先変更に対応可能なように変更した構成をして
いる。
【0040】宛て先変更管理簿42は、最新の変更後の
宛て先名(例えば「営業1−1桑畑」)と、変更前の宛
て先名(変更前1、例えば「営業1−3桑畑」)、さら
にもう一つ前の変更以前の宛て先名(変更前2、例えば
「営業1−2桑畑」)といったように、複数回の変更の
前後の宛て先名を組にして登録しておく。ここで、何回
の変更まで対応するかを前もって決めておき、それに対
応した管理簿42を作成する。例えば、3回の変更まで
対応するならば、変更後、および、変更前1、変更前
2、変更前3のフィールドをもつ管理簿42を作成す
る。
【0041】図5は、第二の実施例の動作フローチャー
トである。まず、発信者46がメール48を発信する
(S51)。発信メール48には宛て先名が指定されて
いる。例えば、図4の場合は、宛て先名として「営業1
−2桑畑」が指定してある。このメールをメール・シス
テム49が受け取り、通信インタフェース50を介して
発信管理部45に取り込む。
【0042】発信管理部45は、宛て先管理簿41を検
索し、指定された宛て先名が存在するか否かを判定する
(S52)。宛て先名が宛て先管理簿41に登録されて
いる場合(YES)には、通常送信部51を起動し、メ
ール・ファイル52の該宛て先名に対応するファイルに
発信メール48を格納する(S53)。そして、受信者
47に受信メールが存在する旨を通知し、受信者47か
らの読み出し要求に従って、メール48をメール・ファ
イル52から読み出し、送信する。
【0043】S52において、宛て先名管理簿41に宛
て先名が登録されていない場合(NO)には、転送部4
3および宛て先変更通知部44を起動する。転送部43
は、宛て先変更管理簿42を検索し、変更前のすべての
宛て先名の中に発信メール48に指定された宛て先名が
存在するか否かを判定する(S54、S56)。宛て先
名が見つからないまま宛て先変更管理簿42の検索が終
了した場合(S54のYES)には、発信者46が間違
った宛て先名を指定したものとして、発信者46にエラ
ー通知を送る(S55)。宛て先変更管理簿42に宛て
先名が存在した場合(S56のYES)には、宛て先変
更管理簿42から変更前の宛て先名(旧宛て先名)と最
新の宛て先名(新宛て先名)を取り出す(S57)。そ
して、宛て先変更通知部44を起動し、発信者46に対
して旧宛て先名は変更されて新宛て先名になっている旨
の宛て先変更通知を送信する(S58)。
【0044】さらに、転送部43は、メールの宛て先名
を新宛て先名に変更し(S59)、再度、発信処理を行
なう(S52に戻る)。以上の構成および動作によっ
て、変更が複数回あっても、自動的に新しい宛て先にメ
ールを転送し、発信者に対して宛て先名変更通知を送信
することが可能になる。
【0045】図6は、第三の実施例の構成図である。本
実施例は、第一および第二の実施例における宛て先管理
簿(21あるいは41)と宛て先変更管理簿(22ある
いは42)を同一のファイルとして構成した実施例であ
る。すなわち、本実施例の宛て先管理簿61は、最新の
宛て先名の登録に加えて、変更前の宛て先名も組みにし
て登録できるように構成してある。このような構成を採
ることにより、独立した宛て先変更管理簿を必要とせ
ず、記憶領域の節約が可能になる。
【0046】これに伴って、転送部63および宛て先変
更通知部64の処理は第一および第二の実施例と若干変
わるが、その他の構成部分(発信管理部65、通常送信
部71、通信インタフェース70、メール・ファイル7
2)は前述の実施例と同様である。
【0047】図7は、第三の実施例の動作フローチャー
トである。まず、発信者66がメール68を発信する
(S71)。発信メール68には宛て先名が指定されて
いる。例えば、図6の場合は、宛て先名として「営業1
−3桑畑」が指定してある。このメールをメール・シス
テム69が受け取り、通信インタフェース70を介して
発信管理部65に取り込む。
【0048】発信管理部65は、宛て先管理簿61の利
用者名を検索し、指定された宛て先名が存在するか否か
を判定する(S72)。宛て先名が宛て先管理簿61に
登録されている場合(YES)には、通常送信部71を
起動し、メール・ファイル72の該宛て先名に対応する
ファイルに発信メール68を格納する(S73)。そし
て、受信者67に受信メールが存在する旨を通知し、受
信者67からの読み出し要求に従って、メール68をメ
ール・ファイル72から読み出し、送信する。
【0049】S72において、宛て先管理簿61に宛て
先名が登録されていない場合(NO)には、転送部63
および宛て先変更通知部64を起動する。転送部63
は、宛て先管理簿61の変更前の項を検索し、宛て先名
(図6の場合には「営業1−3桑畑」)が存在するか否
かを判定する(S74)。宛て先名がない場合(NO)
には、発信者66が間違った宛て先名を指定したものと
して、発信者66にエラー通知を送る(S75)。宛て
先管理簿61の変更前の項に宛て先名が存在した場合
(S74のYES)には、宛て先管理簿61から変更前
の宛て先名(旧宛て先名)と最新の宛て先名(新宛て先
名)を取り出す(S76)。そして、宛て先変更通知部
64を起動し、発信者66に対して旧宛て先名は変更さ
れて新宛て先名になっている旨の宛て先変更通知を送信
する(S77)。
【0050】さらに、転送部63は、メールの宛て先名
を新宛て先名に変更し(S78)、再度、発信処理を行
なう(S72に戻る)。以上の構成によって、独立した
宛て先変更管理簿を置かなくても宛て先管理簿に変更前
の宛て先を記録しておくことにより、変更後の宛て先へ
のメール転送および宛て先変更通知処理が可能になる。
【0051】
【発明の効果】本発明によれば、宛て先の変更に対して
柔軟に対応することが可能となる。また、利用者と宛て
先について論理的に意味のある関係を持たせることによ
り、宛て先を連想することが可能となり、利用者ごとに
宛て先管理をする必要もなく、電子メール・システムの
運用のための資源を削減することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の機能ブロック図である。
【図2】第一の実施例の構成図である。
【図3】第一の実施例の動作フローチャートである。
【図4】第二の実施例の構成図である。
【図5】第二の実施例の動作フローチャートである。
【図6】第三の実施例の構成図である。
【図7】第三の実施例の動作フローチャートである。
【図8】従来のメール・システムの構成図である。
【符号の説明】
1 宛て先管理簿 2 宛て先変更管理簿 3 転送部 4 宛て先変更通知部 5 発信管理部 6 発信者 7 受信者 8 メール 9 メール・システム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 // H04M 3/42 Z

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 発信者(6)が発信した電子メール
    (8)を受信者(7)に転送するメール・システムにお
    いて、 利用者の最新の宛て先名を登録し、管理する宛て先管理
    (1)と、 前記宛て先管理簿(1)内に登録されている利用者のな
    かで宛て先名に変更があった利用者に関して、変更前の
    宛て先名と変更後の宛て先名を組みにして管理する宛て
    先変更管理簿(2)と、 発信者(6)が発信した電子メール(8)の宛て先が変
    更されていた場合に、前記宛て先変更管理簿(2)を検
    索し、変更後の宛て先名に該電子メール(8)を転送す
    る転送部(3)と、 該電子メール(8)の宛て先に変更があったこと、およ
    び、変更後の宛て先名を発信者(6)に通知する宛て先
    変更通知部(4)と、 該電子メール(8)を受け取り、宛て先名が宛て先管理
    簿(1)にあるか否かにより、宛て先名に変更がないか
    否かを判定し、宛て先名に変更がある場合には、前記転
    送部(3)および前記宛て先変更通知部(4)を起動す
    る発信管理部(5)と、 を有することを特徴とする電子メールの発信の宛て先変
    更通知と転送処理方式。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の電子メールの発信の宛て
    先変更通知と転送処理方式において、 利用者の最新の宛て先名を登録し、管理する宛て先管理
    簿(1)と、 前記宛て先管理簿(1)内に登録されている利用者のな
    かで宛て先名に変更があった利用者に関して、変更前の
    宛て先名と変更後の宛て先名を組みにして管理する宛て
    先変更管理簿(2)とを、同一の管理簿内で、最新の宛
    て先名および変更前の宛て先名を組みにして管理するこ
    とを特徴とする電子メールの発信の宛て先変更通知と転
    送処理方式。
JP4212662A 1992-08-10 1992-08-10 電子メールの発信の宛て先変更通知と転送処理方式 Withdrawn JPH0662047A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09219724A (ja) * 1995-12-29 1997-08-19 At & T Ipm Corp 汎用メッセージ送出システム
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