JPH07288544A - 電子メールシステム - Google Patents

電子メールシステム

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JPH07288544A
JPH07288544A JP6101733A JP10173394A JPH07288544A JP H07288544 A JPH07288544 A JP H07288544A JP 6101733 A JP6101733 A JP 6101733A JP 10173394 A JP10173394 A JP 10173394A JP H07288544 A JPH07288544 A JP H07288544A
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Masayoshi Sakakibara
正義 榊原
Hiroshi Katsurabayashi
浩 桂林
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Fuji Xerox Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 電子メールの受信者それぞれに対して個別に
重要度情報を付加することができ、重要度情報を有効に
利用できる電子メールシステムにを提供する。 【構成】 メール送信装置により、定められた形式で指
定された複数の宛先に対してメッセージを電子メールと
して送信し、メール受信装置により、送信された電子メ
ールを受信し、受信したメールの一覧または内容を受信
者に提示する電子メールシステムにおいて、宛先に記述
された各受信者に対して個別に重要度情報を設定する個
別重要度指定手段と、設定された個別の重要度情報を予
じめ生成されたメッセージの電子メールに付加する個別
重要度記録手段と、前記電子メールの受信時に前記重要
度情報から受信者に付けられた重要度情報を取得してメ
ール情報と共に表示する表示内容生成手段とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子メールの受信者そ
れぞれに対して個別に重要度情報を付加することがで
き、重要度情報を有効に利用できる電子メールシステム
に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、LAN(ローカルエリアネットワ
ーク)がオフィス内に整備され、文書処理機能を有する
複数の端末装置がLANに接続され、ネットワークシス
テムの内で電子メールが利用できるようになっている。
このような電子メールシステムの普及によって多くのメ
ッセージが電子メールとして交換されるようになってき
ている。
【0003】しかしながら、電子メールシステムにおい
て、交換される電子メールの数が大量になると、受信さ
れる電子メール(以下、受信メールと略称する)が受信
者の端末装置において蓄積されるばかりであり、受信者
の側で適切に処理しきれなくなる。このため、受信メー
ルの主題(Subject)や送信者(From)情報などに基づ
いて受信者が重要と判断としたメールを優先的に処理す
る等の対応が必要となる。
【0004】例えば、特開平4−154340号公報で
は、不正差出人リストを設け、このリストに記述された
差出人からの電子メールを自動的に削除することにより
不要な電子メールを処理する電子メールシステムが提案
されている。しかし、このような処理方法では、不正差
出人リストに登録された差出人のメールは受け取ること
ができない。また、不正差出人リストに登録された以外
の差出人からの電子メールについては適切に対応して処
理することができない。
【0005】また、メール受信処理を行う別の例とし
て、例えば、特開平4−280535号公報では、ルー
ル記憶部に記憶されたルールを用いて受信した電子メー
ルを解析し、重要度に応じて受信者に電子メールの着信
を通知する電子メール受信通知装置が提案されている。
しかし、この装置による処理方法では、常に適切なメー
ル受信処理ができるようにルールを構築し、その保守お
よび管理することが困難である。
【0006】CCITT(The International Telegrap
h and Telephone Consultative Committee)のX.40
0で規定している重要度情報は、電子メールの送信者が
そのメールの重要性を判断して付加するものであり、受
信者にとってはどのメールを優先的に処理するかを判断
するための有効な情報となりうる。
【0007】図1は重要度情報が付加された電子メール
の一例を説明する図であり、図2は重要度情報が付加さ
れた電子メールの受信メール一覧の一例を示す図であ
る。図1に示すように、電子メール1において、重要度
情報は、“Date:”の日付けフィールド,“From:”の送
信者フィールド,“To:”の宛名フィールド,“Cc:”の
写し受信者フィールドなどの送信情報の中の1つのフィ
ールドである“Importance:”の重要度情報ィールドに
記述される。また、電子メールの通信内容とするメッセ
ージは、“Meaaage:”のメッセージフィールドに記述
される。
【0008】重要度情報の値は、“High”(高)、“No
rmal”(中)、“Low”(低)の3段階で設定される。
図1に示す電子メール1の例では、重要度の値は、“Hi
gh”(高)に設定されている。このような電子メール1
を受信すると、図2に示すように、受信者側の端末装置
で表示される受信メール一覧5において、各受信メール
は、その主題(Subject),送信者(Sender)等ととも
に重要度情報(Importance)が表示される。これによ
り、受信者の側では送信者がどのような重要度を付けて
送信したのかを知ることができる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところで、電子メール
システムでは、多くの場合、受信者(宛先)を記述する
ためのフィールドとして、正規の受信者名(To)と、
写し受信者名(Cc)との2つのフィールドが用意され
ている(図1)。これらのフィールドによる処理上の相
違はないものの、送信者の側では、受信者(宛先)を記
述する場合、例えば、正規の受信者に対しては、なんら
かの対応を望むといった期待を反映して使い分けられる
ことが多い。なお、写し受信者に対しては、単に電子メ
ールが送信されたことの確認を期待しているだけである
ことが多い。
【0010】しかしながら、上述した重要度情報はメー
ルごとに付けられるため、つまり、メール内容のメッセ
ージに対して付けられるため、例えば、送信者は、正規
の受信者に対して重要度が高いメールであるので、重要
度の値を“High”(高)に設定すると、写し受信者にも
同様に重要度の値が“High”(高)で伝えられる。この
ため、正規の受信者にとっては重要度を高いメールであ
っても、写し受信者にとっては低い場合があるので、上
述したような重要度が各々の受信者にとって適切な情報
として利用できないという問題がある。
【0011】本発明は上述した事情に鑑みてなされたも
のであり、本発明の目的は、電子メールの受信者それぞ
れに対して個別に重要度情報を付加することができ、重
要度情報を有効に利用できる電子メールシステムにを提
供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明の電子メールシステムは、メール送信装置に
より、定められた形式で指定された複数の宛先に対して
メッセージを電子メールとして送信し、メール受信装置
により、送信された電子メールを受信し、受信したメー
ルの一覧または内容を受信者に提示する電子メールシス
テムにおいて、宛先に記述された各受信者に対して個別
に重要度情報を設定する個別重要度指定手段(13)
と、設定された個別の重要度情報を予じめ生成されたメ
ッセージの電子メールに付加する個別重要度記録手段
(14)と、前記電子メールの受信時に前記重要度情報
から受信者に付けられた重要度情報を取得してメール情
報と共に表示する表示内容生成手段(17)とを備えた
ことを特徴とする。
【0013】また、本発明の電子メールシステムにおい
ては、上記構成に加え、更に、予じめ指定された値によ
り各々の受信者に対する個別の重要度情報の標準値を決
定する場合、各受信者の宛先が、宛名フィールドまたは
写し受信者フィールドのどちらのフィールドに記述され
ているかによって標準値の重要度情報を変更する標準値
設定手段を備えることを特徴とする。
【0014】また、本発明の電子メールシステムにおい
ては、上記構成に加え、更に、予じめ指定された値によ
り各々の受信者に対する個別の重要度情報の標準値を決
定する場合、宛名フィールドまたは写し受信者フィール
ドのフィールドに記述される各受信者の宛先が、複数の
受信者を表すグループ名であるかまたは個別の各受信者
の個人名であるかにより重要度情報を変更する標準値設
定手段を備えることを特徴する。
【0015】
【作用】本発明の電子メールシステムにおいては、メー
ル送信装置により、定められた形式で指定された複数の
宛先に対してメッセージを電子メールとして送信し、メ
ール受信装置により、送信された電子メールを受信し、
受信したメールの一覧または内容が受信者に提示され
る。その場合、個別重要度指定手段(13)が、宛先に
記述された各受信者に対して個別に重要度情報を設定す
ると、個別重要度記録手段(14)が、設定された個別
の重要度情報を予じめ生成されたメッセージの電子メー
ルに付加する。そして、表示内容生成手段(17)は、
電子メールの受信時に前記重要度情報から受信者に付け
られた重要度を取得してメール情報と共に表示する。
【0016】このように、個別重要度指定手段(13)
によって、宛先に記述された受信者それぞれに対して個
別の重要度情報を指定することにより、個別重要度記録
手段(14)によって、指定された個別の重要度情報が
電子メールに付加することができる。このような電子メ
ールを受信すると、表示内容生成手段(17)がメール
受信者に対して指定された重要度情報を取得して受信メ
ール一覧の情報などとして表示する。ここでの重要度情
報は、各々の受信者に対して個別に設定されており、こ
れにより、受信者は自分にとってどのような重要度を持
った電子メールであるかを確実に判断することが可能と
なる。
【0017】また、本発明の電子メールシステムには、
上記構成に加えて、更に、標準値設定手段が備えられ
る。この標準値設定手段が、予じめ指定された値により
各受信者に対する個別の重要度情報の標準値を決定する
場合、各受信者の宛先が、宛名フィールドまたは写し受
信者フィールドのどちらのフィールドに記述されている
かによって標準値の重要度情報を変更する。このよう
に、標準値設定手段は、受信者が正規の受信者(To)
であるか写し受信者(Cc)であるかによって標準値を
変更して決定するので、正規の受信者に対しては、より
高い重要度を付加できるなど、より送信者の意図に近い
標準値を提示することができる。
【0018】また、標準値設定手段は、予じめ指定され
た値により各々の受信者に対する個別の重要度の標準値
を決定する場合、宛名フィールドまたは写し受信者フィ
ールドのフィールドに記述される各受信者の宛先が、複
数の受信者を表すグループ名であるかまたは個別の各受
信者の個人名であるかにより重要度情報を変更する。こ
のように、標準値設定手段は宛名が個人名を表すかグル
ープ名を表すかにより、その標準値を変更して決定する
ので、個人名が使われている受信者に対しては、より高
い重要度を付加できるなど、より送信者の意図に近い標
準値を提示することができる。
【0019】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面参照して具体的
に説明する。図3は、本発明の第1の実施例にかかる電
子メールシステムの要部の構成を示すブロック図であ
る。図3において、10はメール送信装置、11はメー
ル内容入力部、12はメール生成部、13は個別重要度
指定部、14は個別重要度記録部、15はメール送信
部、16はメール受信部、17は表示内容生成部、18
はメール内容表示部、20はメール受信装置、30は通
信路である。メール送信装置10により、定められた形
式で指定された複数の宛先に対してメッセージを電子メ
ールとして、通信路30を介して送信すると、メール受
信装置20では、送信された電子メールを受信し、受信
した電子メールの一覧または内容を受信者に提示する。
【0020】その際、メール送信装置10における個別
重要度指定部13は、メール内容入力部11から入力さ
れメール内容に対して、宛先として記述された各受信者
のアドレスに対して個別に重要度情報を設定する。そし
て、設定された個別の重要度情報を、個別重要度記録部
14が予じめ生成されたメッセージの電子メールに付加
すると、メール送信部15が通信路30を介して、メー
ル送信を行う。メール受信装置20の側では、メール受
信部16が電子メールを受信すると、表示内容生成部1
7は、電子メールの重要度情報から個別の受信者に付け
られた重要度情報を取得してメール情報と共に表示する
ので、メール内容表示部18では、その内容を例えば受
信メール一覧として表示する。
【0021】具体的な操作例で説明すると、電子メール
の送信者が、メール送信装置10のメール内容入力部1
1により、電子メールの受信者の宛先名,電子メールの
主題名,内容などメール送信情報を入力すると、個別重
要度指定部13は、メール内容入力部11により入力さ
れたメール送信情報から、宛先名として入力された受信
者の情報(メールアドレス)を得て、それぞれの受信者
に対する個別の重要度情報の指定を、電子メールの送信
者に要求する。これに対して、メール送信者は個別に重
要度情報を指定する。
【0022】メール送信者が指定した各々の受信者に対
する個別の重要度の指定情報は、個別重要度指定部13
から個別重要度記録部14に渡された後、メール生成部
12により、各々の受信者に対する個別の重要度情報と
して、メール送信情報に追加される。その結果、図4に
示すような電子メール2が生成される。
【0023】図4は受信者毎に個別に重要度情報が付加
された電子メールの一例を説明する図であり、図5
(A)および図5(B)は受信者毎に個別に重要度情報
が付加された場合の受信メール一覧の一例を示す図であ
る。図4に示すように、各々の受信者毎に個別に重要度
情報が付加された電子メール2において、受信者毎に個
別に入力された重要度情報は、“Importance:”の重要
度情報フィールドに、受信者名の宛名と共に、その重要
度情報が組によって表される。この電子メール2の他の
フィールドの情報は、図1で説明した電子メールと同様
である。
【0024】このように受信者毎に個別に重要度情報が
付加された電子メール2は、メール送信部15(図3)
により、通信路30を介して送信され、メール受信装置
20においてメール受信部16により、送信された電子
メール2が受信される。メール受信装置20において
は、表示内容生成部17が、受信した電子メールのメー
ル送信情報の内容から、受信者毎に個別に付けられた重
要度情報を抽出し、他のメール情報とともにメール内容
表示部18に転送する。
【0025】例えば、図4に示す電子メール2の受信者
名が“Sato”である場合、表示内容生成部17は、“Im
portance:”の重要度情報フィールドから、この受信者
の重要度情報“High”を取得し、メール内容表示部18
において、受信メール一覧を表示した場合には、図5
(A)に示すように、受信者“Sato”の受信メール一覧
6では、受信したメールの主題,送信者などと共に、そ
の重要度情報“High”が表示される。また、当該電子メ
ールの受信者が“Suzuki”である場合、表示内容生成部
17は、“Importance:”の重要度情報フィールドか
ら、この受信者の重要度情報“Low”を取得する。メー
ル内容表示部18において、受信メールを一覧した場合
には、図5(B)に示すように、受信者“Suzuki”の受
信メール一覧7では、受信した同じ内容の電子メールに
対して、その主題や送信者などと共に重要度情報“Lo
w”が表示される。
【0026】以上に説明したように、ここでは各々の受
信者毎に個別に重要度情報を設定するように構成してい
るので、例えば、1つのメールに対して複数の受信者,
写し受信者などを指定する場合、その複数の受信者に対
して個別に重要度情報を設定しなければならない。この
ような個別に重要度情報の設定の操作は、煩雑となるの
で、重要度情報の標準値を予じめ指定して定めておき、
個々の受信者に対応してその重要度情報の標準値から一
部の変更のみで、重要度情報の設定を行えるようにして
も良い。次に、このように変形した電子メールシステム
の実施例を第2の実施例として説明する。
【0027】(第2の実施例)図6は本発明の第2の実
施例による電子メールシステムの要部の構成を示すブロ
ック図である。第2の実施例による電子メールシステム
のブロック図は、電子メールシステムの1つの端末装置
の全体を示している。つまり、メール送信装置とメール
受信装置とを一体とした1つの端末装置の構成を示して
いる。図6において、11はメール内容入力部、12は
メール生成部、14は個別重要度記録部、15はメール
送信部、16はメール受信部、18はメール内容表示
部、20はメール受信装置、30は通信路である。これ
らは、第1の実施例の電子メールシステムの構成(図
3)と同様の機能要素であり、同一の符号で示してい
る。また、23は個別重要度指定部、27は表示内容生
成部、29は受信状況通知部、31は個別重要度一覧指
定部、32は標準値設定部、33は重要度情報登録部、
34は設定方法指定部、35は通信制御部である。
【0028】個別重要度一覧指定部31は、個別重要度
一覧指定画面(40:図8)により宛名の一覧と各時点
での指定状態を表示し、個別の重要度情報を一覧形式で
指定する。電子メールの送信者は、ここで個別重要度一
覧指定画面を見ながら任意の受信者の個別の重要度情報
を指定する。個別重要度指定部23は、標準値設定部3
2から各々の受信者に対する重要度情報の標準値を得て
個別重要度一覧指定部31に送ると共に、個別重要度一
覧指定部31を介して得た各受信者の個々の重要度情報
を個別重要度記録部14に転送する。標準値設定部32
はメール内容に基づいて各受信者の重要度の標準値を決
定する。設定方法指定部34は、後述する標準値設定法
指定画面(61:図14)を表示し、その指定により重
要度情報の標準値の決定方法を送信者が指定できるよう
にする。
【0029】また、重要度情報登録部33は、任意の受
信者の宛名と個々の重要度情報の組からなる重要度設定
情報を登録している。電子メールの送信を行う場合に、
ここで登録された重要度設定情報が、個別重要度一覧指
定画面(40:図8)において複数の受信者のそれぞれ
に対して、一括して個別の重要度情報を指定するために
参照される。表示内容生成部27は、メール受信部16
において受信された受信メールの内容から、個別の受信
者に付けられた重要度情報を抽出し、他の情報とともに
メール内容表示部18に転送する。また、更に、特定の
重要度情報が付けられている受信メールについては、受
信メールの処理状況(例えばメールを読んだか否か)の
通知を受信状況通知部29に依頼するので、受信状況通
知部29は、メール送信部15から受信メールの処理状
況をメール送信者に返信する。なお、通信制御部35は
通信路30に対して電子メールの信号の送受信の制御を
行う部分である。本発明の本質的な部分とは関係しない
ので、ここでの説明は省略する。
【0030】図7はメール生成処理の概略の処理フロー
を示すフローチャートである。図7を参照して説明する
と、メール生成の処理では、まず、処理を開始すると、
ステップS71において、メール内容入力部11からメ
ールの内容入力を受け付け、次に、ステップS72にお
いて、個別重要度情報の設定の処理を行う。このステッ
プS72の処理は、個別重要度指定部23に制御を渡し
て処理を行う。そして、個別重要度記録部14は、各々
の受信者毎に個別に重要度情報が設定されるのを待つ。
各々の受信者毎に個別の重要度情報が設定され、個別重
要度記録部14により電子メールに重要度情報が付加さ
れると、次にステップS73において、メール生成部1
2でメールの生成処理を行い、一連の処理を終了する。
各々の個別に重要度情報が付けられ生成された電子メー
ルは、メール送信部15に送られ、メール送信部15か
ら生成された電子メールが送信される。
【0031】図8はメール受信者に対して個別に重要度
情報を設定するための個別重要度一覧指定画面の一例を
示す図である。図8に示す個別重要度一覧指定画面40
は、個別重要度一覧指定部31によリ表示される。個別
重要度一覧指定画面40においては、同図に示すよう
に、電子メールの各々の受信者の宛名として指定された
アドレス41の列に対応して、その行の側にはそれぞれ
の重要度を指定する重要度指定ボタン42,43,44
が表示されている。重要度指定ボタン42は重要度情報
を“高”に指定するボタンであり、重要度指定ボタン4
3は重要度情報を“普通”に指定するボタンである。ま
た、重要度指定ボタン44は重要度情報を“低”に指定
するボタンである。これらのボタンにより、それぞれの
個別の受信者のアドレスに対して重要度情報を“高”,
“普通”または“低”に指定する。指定された各々のボ
タンは、その表示状態が変化し(太枠で表されるように
変化し)、その各々のボタンの表示状態により、現在の
重要度情報の指定状態を示している。
【0032】図8に示す例で具体的に説明すると、例え
ば、1行目のアドレスが“Sato”となっている受信者に
対しては重要度情報が“高”に指定されている。5行目
のアドレスが“Yamada”となっている受信者に対しては
重要度情報が“普通”に指定されている。また、個別重
要度一覧指定画面40において、その上部側に設けられ
ている“上”ボタン46は、各々の受信者の重要度情報
を“高”を上限として1段階ずつ上げる機能ボタンであ
り、“下”ボタン47は、各受信者の重要度情報を
“低”を下限として1段階ずつ下げる機能ボタンであ
る。“登録値”ボタン48は、重要度情報登録部33に
登録された重要度設定情報をもとに各受信者の重要度情
報を設定する機能ボタンである。“完了”ボタン45が
クリックされると、個別重要度指定部23は、その時点
での各受信者に対する個別の重要度情報の指定情報か
ら、図9に示すような重要度指定情報50を生成し、個
別重要度記録部14に転送する。
【0033】図9は、メール受信者に対して個別に重要
度情報が設定された重要度指定情報の一例を示す図であ
る。上述したように、個別重要度一覧指定画面40によ
る個別の受信者のアドレスに対する重要度情報の設定操
作により、メール受信者に対しては、個別に重要度情報
が設定される。その結果、図9に示すように、重要度指
定情報50が得られる。この重要度指定情報50では、
その指定の受信者のアドレスに対応して個別に重要度情
報が設定されたものとなる。なお、この例では、重要度
を3段階としているが、指定できる段階数は3以外であ
っても良い。また、ここでは、重要度を必ずしも指定せ
ず、“未指定”という要素を加えるようにしても良い。
【0034】図10は、個別重要度指定部23による重
要度指定処理の処理フローを示すフローチャートであ
る。この処理は、前述した個別重要度一覧指定画面40
によるユーザインタフェースを用いた処理となる。図1
0を参照して説明する。処理を開始すると、まず、ステ
ップS81において、標準値を読み込む。この処理は、
具体的には、標準値設定部32より各受信者の重要度情
報の標準値を得て、個別重要度指定部23を介して、個
別重要度一覧指定部31により個別重要度一覧指定画面
40の画面上にその標準値を表示する処理となる。そし
て、次のステップS82からの処理により、指示された
ボタンの内容を判定し、それ対応するコマンドの処理を
行う。
【0035】ステップS82で、まず、指示されたボタ
ンが“登録値”ボタン48であるか否かを判定する。こ
の判定で指示されたボタンが“登録値”ボタン48と判
定されると、ステップS83に進むが、そうではなく、
指定されたボタンが“方法指定”ボタン49であれば
(ステップS88)、重要度設定方法の指定を行う(ス
テップS89)。指定されたボタンが“上”ボタン46
であれば(ステップS90)、“高”を上限とした重要
度更新処理を行う(ステップS91)。指定されたボタ
ンが“下”ボタン47であれば(ステップS92)、
“低”を下限とした重要度更新処理を行う(ステップS
93)。また、指定されたボタンが“完了”ボタン45
であれば(ステップS94)、ここで設定された重要度
情報のデータを個別重要度記録部に転送して、処理を終
了する。
【0036】また、指定されたボタンが、それら以外の
ボタンであれば、すなわち、個別の重要度指定ボタン4
2〜44であれば、ステップS95に進み、ステップS
95において、個別の重要度指定ボタン42〜44によ
る個別の重要度更新処理を行う。また、先のステップS
82の判定において、“登録値”ボタン48が指示され
たことが判定された場合、ステップS83に進んで、ス
テップS83からの処理により、各々の受信者(メーメ
アドレス)に対して既に登録されている重要度設定情報
の登録値からの選択処理を行う。
【0037】ステップS83においては、電子メールの
宛名のリストLを作成する。次に、ステップS84にお
いて、リストLの内容を判別し、リストLが空であれ
ば、ここでの各受信者(アドレス)に対する処理は終了
していので、ステップS82に戻る。そうでなければ、
ステップS85において、リストLの先頭要素(受信者
アドレス)の宛名に重要度情報に登録されているかどう
か調べ、登録されていなければ、ステップS87に進
む。当該宛名(受信者アドレス)に既に重要度情報が登
録されていると、ステップS86において、ここでの重
要度設定情報を読み出し、読み出した宛名(受信者アド
レス)の重要度情報の登録値に変更する。次に、ステッ
プ87において、リストLから先頭要素を削除して、ス
テップS84に戻り、ステップ84からの処理を繰り返
し行う。
【0038】このように、指定されたボタンが“方法指
定”ボタン49である場合、設定方法指定部34によっ
て、標準値設定法指定画面(61:図14)を表示して
設定方法の変更処理を行う(ステップS89)。また、
指定されたボタンが“上”ボタン46である場合、各受
信者の重要度情報を“高”を上限として1段階ずつ上に
変更する(ステップS91)。指定されたボタンが
“下”ボタン47である場合、各受信者の重要度情報を
“低”を下限として1段階ずつ下に変更する(ステップ
S93)。また、指定されたボタンが重要度指定ボタン
42〜44である場合には、該当する受信者の重要度情
報を指示されたボタンに対応した値に変更する(S9
5)。指定されたボタンが“完了”ボタン45である場
合、その時点での各受信者の指定情報から重要度情報5
0を生成し、個別重要度記録部14に転送して処理を終
了する(S96)。
【0039】図11は電子メールに重要度情報を付加す
る個別重要度記録処理の概略の処理フローを示すフロー
チャートである。この処理は、個別重要度記録部14が
重要度指定情報(50:図9)をもとにして、電子メー
ル(2:図4)に各受信者毎の個別重要度情報を付加す
る処理である。図11を参照して説明する。まず、ステ
ップS101において、個別重要度指定部23により指
定済となり渡された重要度指定情報50の最初の項目
(受信者のアドレス)を変数dに入れ、空の文字列変数
を変数sとする。次に、ステップS102において、変
数dの受信者と重要度情報を変換して変数sに追加す
る。例えば、重要度指定情報50の最初の項目の指定情
報は、文字列“Sato<High>”に変換される。次に、ス
テップS103において、変数dが重要度指定情報50
の最後の項目であるか否かを判定し、最後の項目でなけ
れば、ステップS104において、変数dを、現在の変
数dの次の項目として、ステップS102に戻り、ステ
ップS102からの処理を繰り返す。また、ステップS
103において、変数dが重要度指定情報50の最後の
項目であれば、ステップS105に進み、変数sの文字
列をメール生成部に転送し、電子メールの“Importanc
e:”の重要度情報フィールドに書き込んで、処理を終了
する。
【0040】図12は、標準値設定部32における標準
値設定処理の処理フローを示すフローチャートである。
この標準値設定の処理は、宛名の書かれているフィール
ドに応じて標準値の重要度情報を決定し、更には、宛名
の属性に応じて標準値の重要度情報を決定する処理とな
る。図12を参照して説明する。処理を開始すると、ま
ず、ステップS111において初期設定を行う。この初
期設定の処理では、全ての受信者に対する重要度情報
を、例えば、全て“高”に設定する。次に、ステップS
112において、標準値の指定方法として、フィールド
による処理が指定されているか否かを判定する。フィー
ルドによる処理が指定されている場合にのみ、次のステ
ップS113において、Ccフィールドの宛名に対する
重要度情報の値を1段階下げる重要度情報の更新処理を
行う。
【0041】次に、ステップS114において、標準値
の指定方法として、受信者名による処理が指定されてい
るか否かを判定する。この判定において、受信者名によ
る処理が指定されている場合のみ、次のステップS11
5において、複数の宛名を示すグループ名に対する重要
度を1段階下げる重要度情報の更新処理を行う。そし
て、次に、ステップS116に進み、ここで設定した標
準値の重要度情報を、個別重要度指定部に転送し、処理
を終了する。
【0042】つまり、この各受信者に対する個別の重要
度情報の標準値設定の処理では、設定方法指定部34に
よってフィールドによる処理が指定されている場合、初
期設定した標準値から、写し受信者(Cc)フィールド
に記述されている宛名(受信者)に対しては、重要度を
1段階下げる変更を行い、また、設定方法指定部34に
よって受信者名による処理が指定されている場合には、
初期設定した標準値から、例えば、複数の宛名を示すグ
ループ名の宛名(受信者)に対しては、重要度を1段階
下げる変更を行う。
【0043】図13は、重要度情報登録部33により表
示される重要度情報登録画面の一例を示す図である。図
13に示すように、重要度情報登録画面51には、予じ
め登録する受信者の宛先とそれぞれの重要度を指定する
重要度指定ボタン52,53,54が表示されている。
重要度指定ボタン52は重要度情報を“高”に指定する
ボタンであり、重要度指定ボタン53は重要度情報を
“普通”に指定するボタンである。また、重要度指定ボ
タン54は重要度情報を“低”に指定するボタンであ
る。これらのボタンにより、それぞれの個別の受信者の
アドレスに対して重要度情報を“高”,“普通”または
“低”に指定する。各々のボタンにより重要度情報が指
定された場合、その表示状態が変化し(太枠で表され
る)、その各々のボタンの表示状態により、現在の重要
度情報の指定状態が示される。例えば、受信者“Sato”
に対しては重要度“高(High)”が指定されている状態
となっている。
【0044】また、重要度情報登録画面51において、
この上部側に設けられている“上”ボタン56は各受信
者の重要度を“高”を上限として1段階ずつ上げる機能
ボタンであり、“下”ボタン57は各受信者の重要度を
“低”を下限として1段階ずつ下げる機能ボタンであ
る。登録名指定フィールド58は、ここでの重要度情報
登録画面51に設定された内容に登録名を付けて登録す
るための名前を付けるフィールドである。ここで登録さ
れた重要度情報は、当該登録名の名前と共に“登録値”
ボタン48が指示された場合に、重要度情報として参照
される。登録ボタン55は、このボタンが指示される
と、その時点で重要度情報登録画面51において設定さ
れている各受信者に対する指定の重要度情報が保存され
る。
【0045】図14は設定方法指定部34によって表示
される標準値設定方法指定画面の一例を示す図である。
前述したように、標準値設定部32による重要度情報の
標準値の設定処理では、宛名の書かれているフィールド
に対応して重要度情報の標準値を決定し変更する場合
と、宛名の属性により重要度情報の標準値を決定し変更
する場合の2つの設定方法の選択が可能である。この2
つの設定方法の選択は、図14に示すように、標準値設
定方法指定画面61により行う。この指定画面では、選
択可能な標準値設定方法の処理に対して、それぞれの使
用(不使用)設定をする実行指定ボタン62および63
が設けられている。この実行指定ボタン62および63
により、それぞれの指定の設定方法による標準値の設定
処理を行うか否かを指定する。前述の場合と同様に、各
々のボタンにより標準値設定方法の処理が指定された場
合、ボタンの表示状態が変化し(太枠で表されるように
変化し)、その各々のボタンの表示状態により、太枠で
表されたボタンは現在の指定状態が示される。図14に
示す標準値設定方法の指定の例では、フィールドによる
判定処理は実行し、受信者名による判定は実行しないよ
うに設定されている状態を表している。完了ボタン65
が指示されると、ここでの設定情報は保存され、標準値
設定部32での処理の際に参照される。
【0046】図15は、表示内容生成部27における受
信メール一覧の表示処理の処理フローの概略を示すフロ
ーチャートである。この処理において、各受信者に個別
に重要度情報が設定されている場合に受信メールから当
該受信者の重要度情報を表示する。表示内容生成部27
は、ここでの処理を開始すると、まず、ステップS12
1において、要求されている表示情報が、メール一覧表
示であるかメール内容表示であるかを判定する。
【0047】要求されている表示情報が、メール一覧表
示(図5)である場合には、次にステップS122に進
む。ステップS122において、表示対象となっている
メールが残っているか否かを判定する。表示対象となっ
ているメールが残っている場合、ステップS123にお
いて、“Importance:”の重要度情報フィールドから受
信者に指定された重要度情報を取得し、次のステップS
124において、重要度情報が取得できたか否かを判定
する。重要度情報が取得できた場合、ステップS125
において、受信メール一覧の重要度に、取得した重要度
情報を表示する。また、重要度情報が取得できなかった
場合、ステップS126において、受信メール一覧の重
要度は“未指定”と表示する。そして、ステップS12
2に戻り、ステップS122から処理を繰り返す。この
処理を、表示対象のメールが残っている場合に繰り返し
行い、ステップS122において、表示対象のメールの
全ての対して処理を終了すると、受信メール一覧が表示
されたので、ここでの処理を終了する。
【0048】すなわち、それぞれの受信メールに対して
“Importance”フィールドから受信者に指定された個別
の重要度情報を取得し、取得した重要度情報を主題や送
信者などとともに表示する。そうでなければ、重要度情
報の欄は“未指定”として主題や送信者などとともに表
示する。
【0049】一方、ステップS121の判定において、
要求されている表示情報がメール内容表示である場合、
つまり、図4に示したようなメールの内容表示であれ
ば、ステップS127に進み、ステップS127におい
て、該当するメールの内容の情報を表示する。更に、次
のステップS128において、“Importance”フィール
ドから受信者に指定された重要度要報を取得し、ステッ
プS129において、重要度情報が“高”であるか否か
を判定する。重要度情報が“高”であれば、次のステッ
プS130において、処理状況の通知要求を行って、処
理を終了する。つまり、次の図16に例示するように、
メール受信者が受信メールを読んだ旨をメール送信者に
通知する受信状況通知メールの発送を通信状況通知部2
9に依頼して終了する。
【0050】図16は、通信状況通知部29により発信
される受信状況通知メールの一例を示す図である。この
受信状況通知メール8は、受信者の側においてメール内
容が読み出された場合に、通信状況通知部29により生
成されてメール送信者側に送信される電子メールであ
る。このような電子メールは、メール情報の送信者(Fr
om)と受信者(To)のフィールドの内容が交換され、返
信メールとされてメール送信者側に返信される。このよ
うな受信状況通知メール8により、メール送信者は、重
要性の高い受信者に対して、メールが読まれたかどうか
など処理状況を確認することができる。
【0051】以上に説明したように、第2の実施例の電
子メールシステムによれば、個別重要度一覧指定部31
を備えるので、メールの宛先に記述されたアドレスと、
それぞれに個別に設定されている重要度情報を一覧でき
ると共に、任意の受信者の重要度が変更可能となる。こ
のため、送信者が重要度を指定する際、個別重要度一覧
指定部31が宛名の一覧と各時点での指定状態を表示す
るので、送信者はこれを見ながら任意の受信者の重要度
を指定できる。これにより、送信者が受信者全員の指定
状態を確認しながら適切な重要度を指定することができ
る。
【0052】また、標準値設定部32を備えるので、標
準値設定部32が重要度の指定開始時にそれぞれの個別
の受信者に対する重要度情報の標準値を決定し、個別重
要度一覧指定部31を介してメール送信者に提示するこ
とができる。これにより、送信者の指定入力の手間を軽
減することができる。
【0053】また、標準値設定部32に対して、その設
定方法指定部34を備えるので、設定方法指定部34に
より、上述したような重要度情報の標準値の設定方法が
送信者により指定され記録される。標準値設定部32は
指定された設定方法に従い、受信者への個別の重要度情
報の標準値を決定し、個別重要度一覧指定部31を介し
て送信者に提示する。これにより、適切な標準値の決定
方法を送信者が自由に選択することができる。
【0054】また、重要度情報登録部33を備え、この
重要度情報登録部33に任意の宛名と重要度の組をから
なる重要度情報を事前に登録しておくので、メール送信
時には適切な重要度情報を選択して一括して重要度を指
定できる。これにより、頻繁に電子メールを送信する受
信者群に対してメールの送信都度重要度を個別指定する
手間を省くことができる。
【0055】また、指定された重要度情報に基づいて受
信メールの処理状況をメール送信者に通知する受信状況
通知部29を備えるので、例えば、高い重要度を付けた
電子メールに対する受信者の処理状況が送信者に通知さ
れる。これにより、メール送信者は、重要性の高い受信
者に対して、選択的に当該電子メールが読まれたかどう
かなど処理状況を確認することができる。
【0056】
【発明の効果】以上に、説明したように、本発明の電子
メールシステムによれば、重要度情報が、各々の受信者
に対して個別に設定されるので、この重要度情報を利用
することにより、メール受信者は自分にとってどのよう
な重要度を持った電子メールであるかを確実に判断する
ことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は重要度情報が付加された電子メールの
一例を説明する図、
【図2】 図2は重要度情報が付加された電子メールの
受信メール一覧の一例を示す図、
【図3】 図3は本発明の第1の実施例にかかる電子メ
ールシステムの要部の構成を示すブロック図、
【図4】 図4は受信者毎に個別に重要度情報が付加さ
れた電子メールの一例を説明する図、
【図5】 図5(A)および図5(B)は受信者毎に個
別に重要度情報が付加された場合の受信メール一覧の一
例を示す図、
【図6】 図6は本発明の第2の実施例による電子メー
ルシステムの要部の構成を示すブロック図、
【図7】 図7はメール生成処理における概略の処理フ
ローを示すフローチャート、
【図8】 図8はメール受信者に対して個別に重要度情
報を設定するための個別重要度一覧指定画面の一例を示
す図、
【図9】 図9はメール受信者に対して個別に重要度情
報が設定された重要度指定情報の一例を示す図、
【図10】 図10は個別重要度指定部23による重要
度指定処理の処理フローを示すフローチャート、
【図11】 図11は電子メールに重要度情報を付加す
る個別重要度記録処理の概略の処理フローを示すフロー
チャート、
【図12】 図12は標準値設定部32における標準値
設定処理の処理フローを示すフローチャート、
【図13】 図13は重要度情報登録部により表示され
る重要度情報登録画面の一例を示す図、
【図14】 図14は設定方法指定部34によって表示
される標準値設定法指定画面の一例を示す図、
【図15】 図15は表示内容生成部27における受信
メール一覧の表示処理の処理フローの概略を示すフロー
チャート、
【図16】 図16は通信状況通知部29により発信さ
れる受信状況通知メールの一例を示す図である。
【符号の説明】
1,2…電子メール、5〜7…受信メール一覧、8…受
信状況通知メール、10…メール送信装置、11…メー
ル内容入力部、12…メール生成部、13,23…個別
重要度指定部、14…個別重要度記録部、15…メール
送信部、16…メール受信部、17,27…表示内容生
成部、18…メール内容表示部、20…メール受信装
置、29…受信状況通知部、30…通信路、31…個別
重要度一覧指定部、32…標準値設定部、33…重要度
情報登録部、34…設定方法指定部、35…通信制御
部、40…個別重要度一覧指定画面、42〜44,52
〜54…重要度指定ボタン、45,65…“完了”ボタ
ン、46,56…“上”ボタン、47、57…“下”ボ
タン、48…“登録値”ボタン、49…“方法指定”ボ
タン、50…重要度情報、51…重要度情報登録画面、
55…“登録”ボタン、58…登録名指定フィールド、
61…標準値設定法指定画面、62,63…実行指定ボ
タン。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 メール送信装置により、定められた形式
    で指定された複数の宛先に対してメッセージを電子メー
    ルとして送信し、メール受信装置により、送信された電
    子メールを受信し、受信したメールの一覧または内容を
    受信者に提示する電子メールシステムにおいて、 宛先に記述された各受信者に対して個別に重要度情報を
    設定する個別重要度指定手段と、 設定された個別の重要度情報を予じめ生成されたメッセ
    ージの電子メールに付加する個別重要度記録手段と、 前記電子メールの受信時に前記重要度情報から受信者に
    付けられた重要度情報を取得してメール情報と共に表示
    する表示内容生成手段とを備えたことを特徴とする電子
    メールシステム。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の電子メールシステムに
    おいて、更に、 予じめ指定された値により各々の受信者に対する個別の
    重要度情報の標準値を決定する場合、各受信者の宛先
    が、宛名フィールドまたは写し受信者フィールドのどち
    らのフィールドに記述されているかによって標準値の重
    要度情報を変更する標準値設定手段を備えることを特徴
    とする電子メールシステム。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の電子メールシステムに
    おいて、更に、 予じめ指定された値により各々の受信者に対する個別の
    重要度情報の標準値を決定する場合、宛名フィールドま
    たは写し受信者フィールドのフィールドに記述される各
    受信者の宛先が、複数の受信者を表すグループ名である
    かまたは個別の各受信者の個人名であるかにより重要度
    情報を変更する標準値設定手段を備えることを特徴する
    電子メールシステム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US8160807B2 (en) 2006-07-28 2012-04-17 Honda Motor Co., Ltd. Information processing device, information processing supporting server and information processing system

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