JPH11154968A - メール通信方法及びメール通信システム - Google Patents
メール通信方法及びメール通信システムInfo
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- JPH11154968A JPH11154968A JP9319870A JP31987097A JPH11154968A JP H11154968 A JPH11154968 A JP H11154968A JP 9319870 A JP9319870 A JP 9319870A JP 31987097 A JP31987097 A JP 31987097A JP H11154968 A JPH11154968 A JP H11154968A
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Abstract
クシミリ端末などに送信するとともに、同報や時刻指定
送信などの各種のサービスを提供するメール通信システ
ムにおいて、ユーザがより簡単かつ確実に、再送信や時
刻指定取り消しなどの2次サービス要求を行うことがで
きるようにする。 【解決手段】メール通信システムから発信側ユーザに送
信する呼受付通知文の電子メールにおいて、データ部分
の「From:」フィールド(発信元のアドレスをいれるべ
きフィールド)に、アドレスとして、2次サービスダイ
アル手順を設定するようにする。ユーザは、この通知文
に返信操作を施すだけで、2次サービスを要求できる。
Description
らの電子メールを受信して画像情報や音声情報などに変
換し、変換後のデータを例えばファクシミリ端末や電話
機に対して送信するメール通信方法及びメール通信シス
テムに関し、特に、送信記録や不達通知などを電子メー
ルとして電子メール端末に送信する機能を備えたメール
通信方法及びメール通信システムに関する。
ていた電話やファクシミリ通信のほかに、電子メールが
使われ始めてきている。電子メールは、インターネット
の世界的な広がりにも伴い、急激に普及しつつある。電
子メールの通信形態としては、現在のところはパーソナ
ルコンピュータなどの電子メール端末間の通信が主体で
あるが、記録通信方式として現在広く普及しているファ
クシミリ端末やさらには一般の電話機に対しても電子メ
ール端末からデータを送信できるような通信サービスの
提供も要望されている。
は、基本的には、文字コードの並びとして表されたテキ
ストデータによって構成されており、このような電子メ
ールをそのままファクシミリ端末に転送しても、ファク
シミリ端末はその電子メールを正常に受信、出力するこ
とはできない。電子メールに添付ファイルとして画像デ
ータが付随している場合であっても、その画像データの
形式とファクシミリ端末で使用される画像データの形式
とは異なるのが一般的であるから、添付ファイルをその
ままファクシミリ端末に転送しても、正常な出力は期待
できない。そこで、電子メールをファクシミリ端末に転
送する場合には、電子メールのデータをファクシミリ端
末に適合した画像データに変換する変換装置を配置し、
この変換装置を経由して変換された画像データがファク
シミリ装置に到達するようにする。同様に、電子メール
を一般の電話機に転送する場合には、電子メールの文字
データを音声情報(文章の読み上げ音声データなど)に
変換する変換装置を設けるようにする。
ミリ端末やさらに一般の電話機等へのデータ転送を行う
通信サービスとしては、各種のものが考えられる。通信
宛先数に着目して分類すれば、通信宛先数が1台の場合
の基本的な一般通信サービスや、宛先が複数台となる同
報通信サービスがある。また、データ配送の日時や手順
などに応じて、時刻指定配送サービス、時刻指定配送取
り消しサービス、配送結果通知サービス、優先配送指定
サービス、等々といった多様なサービスが挙げられる。
に、分散処理化を可能にするメール通信システムとし
て、図11に示すように、メールサーバ21、FAXサ
ーバ22及び統括サーバ23をLAN(ローカル・エリ
ア・ネットワーク)24あるいはWAN(広域ネットワ
ーク)により相互に接続した構成のものが考えられる。
メールサーバ21には、インターネット11を介して、
パーソナルコンピュータなどからなる電子メール端末1
2が接続している。FAXサーバ22は、公衆電話網1
3を介して、G3機やG4機などのファクシミリ端末1
4が接続している。そして、このメール通信システムで
は、メールサーバ21は、電子メール端末12からの電
子メールを受信し、受信した電子メールから、サービス
種別を表すサービス識別子やそのパラメータを含む部分
を切り出すとともに、当該電子メールのデータを画像情
報に変換して画像蓄積ディレクトリ35に蓄積する。統
括サーバ23は、システム全体の統括を行い、特に、メ
ールサーバ23から転送されたサービス識別子やそのパ
ラメータを含む情報を解析し、指定されたサービス処理
(例えば、同報通信や時刻指定配送)を実行する。そし
てFAXサーバ22は、統括サーバ23からの指示に従
い、画像蓄積ディレクトリ35に蓄積されている画像情
報をメールサーバ21から取り出し、その画像情報を公
衆電話網13を介し、指定された宛先のファクシミリ端
末14に送信する。
は、FAX配信対象となる電子メール(サービス要求メ
ール)の他に、システムがその電子メールを受け付けた
ことを発信者側に伝える受付完了通知の電子メール、F
AX配送が不達となったときにその旨を発信者側に伝え
る不達通知の電子メールなどが、発信者であるユーザと
メール通信システムとの間で行き来することになる。さ
らに、不達だった場合に再送信を指示するメールや、時
刻指定配送を指示した場合に、その時刻指定配送を取り
消すことを指示するメールが、発信者側からメール通信
システムに送られることがある。ユーザがある電子メー
ルデータのファクシミリ端末への送信を依頼する際に、
メール通信システムに対して最初に要求するサービス
(一般通信サービスや同報通信サービス、時刻指定配送
サービス)のことを1次サービスと呼び、1次サービス
の要求後に付随的に発生する再送信サービスや時刻指定
配送取消サービスのことを2次サービスという。
通信システムにおいて、1次サービスの要求とそれに基
づく2次サービスの要求を行う際の、ユーザとメール通
信システムとの間のデータの流れを示すシーケンス図で
ある。
る)サービス要求メール351をメール通信システム側
に送信する。ここで、ユーザのメールアドレスが「user
@aaa.co.jp」であるとし、システム側の1次サービス受
け付け用のメールアドレスが「dialorder@fnet.or.jp」
であったとする。宛先ファクシミリ端末に送られるべき
データは、メール本文部分に記載されている。
ル通信システムは、受け付け完了や不達通知を行うため
に、通知文の電子メールをユーザ側に送信する。その
際、メール通信システム側からの発信元のメールアドレ
スとしては、1次サービス受け付け用のメールアドレス
でなく、システムからの通知用のメールアドレス「mls@
fnet.or.jp」が使用される。ここで、1次サービス受け
付け用のメールアドレスを用いないのは、通知文の電子
メールが配送途中でエラーとなった場合、エラー通知が
1次サービス受け付け用のメールアドレスではなく、そ
のエラーに対応できる部署(この例では「mls@fnet.or.
jp」で表される部署)に届くようにするためである。
は、2次サービスを要求する場合に、2次サービス要求
メールをメール通信システムに送る。この場合、通知文
の電子メールのメール本文がそのまま残った状態で2次
サービス要求メールとすることができるので、ユーザ
は、メーラ(電子メール取り扱い用のアプリケーション
ソフトウェア)を用いて、通知文の電子メールをそのま
ま返信するものとし、ただし、宛先だけを2次サービス
受け付け用のメールアドレス「2nddialorder@fnet.or.j
p」に手動で変更して、2次サービス要求メールを送信
する。
ル通信システムは、その2次サービス要求メールに応じ
て2次サービス処理を実行する。
について、図13を用いて説明する。電子メールは、一
般に、RFC821(RFC: Request for Comments)に定
められたSMTP(Simple Mail Transfer Protocol)と
いうプロトコルによって、インターネット上を転送され
る。SMTPで扱われる電子メールデータ360は、エ
ンベロープ(<envelope>)部分とデータ(<data>)部分
とに分けられる。エンベロープ部分は、SMTPでの送
受信の際に使用される管理情報のデータを含む部分であ
り、メール転送の際にその電子メールを中継するノード
のサーバは、エンベロープ部分を参照して必要な情報を
付加し、その電子メールを次のノードのサーバへと転送
する。エンベロープ部分は、SMTPによる電子メール
の配送のみに必要な部分であるので、エンベロープ部分
の情報は、通常は、ユーザには隠蔽されている。一方、
データ部分はメール本文を含む部分であって、ユーザが
メーラによって取り扱う部分である。
ールの発信元のメールアドレス(図示した例では「mls@
fnet.or.jp」)と宛先のメールアドレス(図示した例で
は「user@aaa.co.jp」)とが含まれるが、これらのメー
ルアドレスは、エンベロープ部分とデータ部分に二重に
登録されている。すなわち、エンベロープ部分では、
「MAIL FROM:」フィールドに発信元のメールアドレスが
格納され、「RCPT TO:」フィールドに宛先のメールアド
レスが格納される。また、データ部分では、「From:」
フィールドに発信元のメールアドレスが格納され、「T
o:」フィールドに宛先のメールアドレスが格納される。
ここで「MAIL FROM:」フィールドと「From:」フィール
ドの内容は同一であり、「RCPT TO:」フィールドと「T
o:」フィールドの内容は同一である。なお、メーラの返
信機能を用いて返信メールを作成する場合、メーラは、
一般には、データ部分の「From:」フィールドの内容を
返信先と認識する。
の、電子メール端末側のユーザとメール通信システムと
の間での電子メールの送受に関係する部分を示したブロ
ック図である。メールサーバ21は、ユーザ20からの
電子メールを受け付けるメール受信部61と、受け付け
た電子メールに基づいてコマンドを作成するコマンド作
成部62と、作成したコマンドを統括サーバ23や他の
サーバに送信するコマンド送信部63と、統括サーバ2
3や他のサーバからコマンドを受信するコマンド受信部
64と、受信したコマンドに基づいてユーザ20向けの
電子メールを作成するメール作成部65と、作成したメ
ールをユーザ20に向けて送信するメール送信部66と
を備えている。また、総括サーバ23は、メールサーバ
21や他のサーバからのコマンドを受信するコマンド受
信部71と、受信したコマンドを解析するコマンド解析
部72と、受け付けた呼(サービス要求メール)ごとに
その呼の受付番号やサービス種別を格納する呼情報テー
ブル73と、呼情報テーブル73を参照しながら、受信
したコマンドに基づいてサービス処理を実行し制御する
サービス制御部74と、サービス制御部74での実行結
果などに応じてコマンドを作成するコマンド作成部75
と、作成したコマンドをメールサーバ21や他のサーバ
に送信するコマンド送信部76とを備えている。ここ
で、統括サーバ23からメールサーバ21に送られるコ
マンドとしては、通知文配送要求などがあるが、この通
知文配送要求には、2次サービスを受けるためのダイヤ
ル手順などの情報は含まれていない。したがって、この
通知文配送要求に基づき、ユーザ20に実際に電子メー
ル(通知文メール)を送信することとなるメールサーバ
21は、その通知文メールの発信元アドレスとして「MA
IL FROM:」フィールドと「From:」フィールドの両方
に、そのメールサーバのアドレス(例えば「mls@fnet.o
r.jp」)を設定し、ユーザ20に対して通知文メールを
配送する。
信システムでは、メール通信システム側から発信側ユー
ザに送信される通知文の電子メールは、送信元アドレス
としてはメール通信システムのセンタの一般的なアドレ
ス、典型的には上述したようにメールサーバ自身のアド
レスが設定される。このため、メーラの返信機能を用い
て通知文のメールを返信することによって2次サービス
要求メールに使用とした場合、ユーザは、返信先のメー
ルアドレスを2次サービス要求受け付け用のアドレスに
手動で変更する必要がある。このように2次サービスを
要求する際に送信先(返信先)のアドレスを個々に修正
することは、現在の電子メールの一般的な取り扱い習慣
に反するものであるばかりでなく、修正時間がかかり、
手での入力時に誤りが生じ易いなどの問題点を生じる。
実に2次サービス要求を行うことができるメール通信方
法及びメール通信システムを提供することにある。
は、電子メール端末から送信されたサービス要求メール
を受け付け、サービス要求メール内で指定されたサービ
ス処理を実行し、サービス要求メール内で指定された宛
先の受信端末にデータを送信し、サービス処理に伴う通
知を通知文メールとして電子メール端末に送信するメー
ル通信方法において、通知文メールにおける発信元情報
に、サービス要求メールで指定されたサービス処理に対
応する2次サービス要求を表すアドレス情報を設定し、
電子メール端末に到達した通知文メールに対して返信処
理がなされた場合には、返信された通知文メールを2次
サービス要求メールとして受け付け、2次サービス要求
メールに応じて2次サービスの処理を実行することを特
徴とする。
ル端末から送信されたサービス要求メールを受け付け、
サービス要求メール内で指定されたサービス処理を実行
し、サービス要求メール内で指定された宛先の受信端末
にデータを送信し、サービス処理に伴う通知を通知文メ
ールとして電子メール端末に送信するメール通信システ
ムであって、ネットワークを介して電子メール端末が接
続し、電子メールの送受信機能を有するメールサーバ
と、サービス要求メール内で指定されたサービス処理を
実行する統括サーバと、を有し、統括サーバ内に、サー
ビス処理の種別ごとにそのサービス処理に対応する2次
サービスの識別コードを格納した2次サービス手順テー
ブルを備え、2次サービス手順テーブルを参照すること
により、通知文メールにおける発信元情報に、サービス
要求メールで指定されたサービス処理に対応する2次サ
ービス要求を表すアドレス情報が設定され、電子メール
端末に到達した通知文メールに対して返信処理がなされ
てメールサーバで受信した場合には、返信された通知文
メールを2次サービス要求メールとし、統括サーバが2
次サービス要求メールに応じて2次サービスの処理を実
行する。
れる通知文メールの発信元情報に、2次サービス要求を
表すアドレス情報を設定することにより、発信側ユーザ
は、電子メール端末においてメーラにより単に通知文メ
ールの返信操作を行うのみで、複雑なアドレス情報の変
更などを必要とせずに、簡単に2次サービス要求を行う
ことができるようになる。
知文メールは、例えばインターネット内をSMTPなど
のプロトコルによって配送される電子メールである。こ
のような電子メールは、一般に、電子メールとしてのネ
ットワーク内でのSMTPなどによる転送制御に使用さ
れる第1の部分(エンベロープ部分)と、ネットワーク
内での転送制御には使用されないが電子メールとしての
メール本文などの内容を含む第2の部分(データ部分)
とから構成されている。本発明の場合、ネットワーク内
でのメール配送に伴うエラー通知メールの宛先と、2次
サービス要求メールの宛先とを分けるために、第1の部
分の発信元情報としては、エラー通知メール用のメール
アドレスを設定し、第2の部分の発信元情報に、上述し
たような2次サービス要求を表すアドレス情報を設定す
るようにすることが好ましい。
想定される場合などに、各2次サービスごとにそのサー
ビスへのアドレス情報を含む添付ファイルを通知文メー
ルに添付し、2次サービス要求メールとしてユーザ側か
ら返信されてきた通知文メールに残っている添付ファイ
ルに基づいて、あるいは。削除された添付ファイルを検
出してその検出された添付ファイルに基づいて、2次サ
ービスを実行するようにしてもよい。
態について、図面を参照して説明する。
成は、図11を用いたメール通信システムと同一であ
り、インターネット11を介して電子メール端末12が
接続し、電子メールデータをファクシミリ用の画像情報
に変換して蓄積するメールサーバ21と、公衆電話網1
3を介してファクシミリ端末14が接続し、指定された
宛先に画像情報を転送するFAXサーバ22と、サービ
ス処理を実行し制御するとともにシステム全体の統括を
行う統括サーバ23とを備えている。このメール通信シ
ステムでも、ユーザからの1次サービスや2次サービス
の要求、通知文などのユーザへの通知のために、ユーザ
とメール通信システムとの間で、電子メールのやり取り
が行われる。図1は、ユーザとメール通信システムとの
間で電子メールのやり取りを行うための機構を中心とし
て、メールサーバ及び統括サーバの内部構成を示してい
る。
括サーバ23の内部構成は、図11に示すものとほほ同
様であるが、統括サーバ23の内部に2次サービス手順
テーブル77が設けられている点で相違する。すなわち
メールサーバ21には、メール受信部61、コマンド作
成部62、コマンド送信部63、コマンド受信部64、
メール作成部65及びメール送信部66が設けられ、統
括サーバ23には、コマンド受信部71、コマンド解析
部72、呼情報テーブル73、サービス制御部74、コ
マンド作成部75、コマンド送信部76及び2次サービ
ス手順テーブル77が設けられている図2は呼情報テー
ブル73の内容の一例を示す図であり、呼情報テーブル
73は、1次サービスの発生を「呼」ととらえ、呼ごと
に、このメール通信システムを含むネットワーク内部で
呼を管理するための呼管理番号と、ユーザに通知する受
付番号である呼受付番号と、その呼が要求する1次サー
ビス種別とを保持する。また、図3は、2次サービス手
順テーブル77の内容の一例を示す図である。2次サー
ビス手順テーブル77は、1次サービス種別ごとに、そ
の1次サービスに対応して定義される2次サービスのサ
ービス識別コード(サービス識別子)を保持する。
23のサービス制御部74は、呼情報テーブル73の他
に2次サービス手順テーブル77も参照して、受信した
コマンドに基づいてサービス処理を実行し制御する。特
に、要求されたサービス処理が1次サービスである場
合、2次サービス手順テーブル77内からその1次サー
ビスの種別に対応した2次サービス識別コードを検索
し、検索した2次サービス識別コードをコマンド作成部
75に渡す。コマンド作成部75は、メールサーバ21
に対しユーザ20宛ての通知文メールの配送を要求する
通知文配送要求コマンドを作成するが、その際、2次サ
ービス識別コードを含むように通知文配送要求コマンド
を作成する。そしてメールサーバ21のメール作成部6
5は、2次サービス識別コードを含む通知文配送要求コ
マンドを受信した場合には、電子メールデータのデータ
部分の「From:」フィールドに、その2次サービス識別
コードと2次サービスのための受付アドレスとが含まれ
るように、通知文の電子メールを作成する。具体的に
は、「From:」フィールドに格納されるメールアドレス
のうち、ユーザ名部分が2次サービス識別コードを含ん
だ2次サービスダイヤル手順となり、ドメイン名部分が
このメール通信システムへのアドレスとなるようにす
る。その際、エンベロープ部分の「MAIL FROM:」フィー
ルドには、図11〜図14に示したメール通信システム
と同様に、SMTPによる配送途中にエラーとなったと
きにエラーメールを受け付けるためのメールアドレス
(例えば、メールサーバ21自身のメールアドレス)が
格納されるようにする。
通信システムにおいて1次サービスの要求とそれに基づ
く2次サービスの要求を行う際の、ユーザとメール通信
システムとの間のデータの流れを説明する。
る)サービス要求メールをメール通信システム側に送信
する。ここで、ユーザのメールアドレスが「user@aaa.c
o.jp」であるとする。宛先ファクシミリ端末に送られる
べきデータは、メール本文部分に記載する。また、図で
は、メールの宛先のアドレスは「dialorder@fnet.or.j
p」となっているが、本実施形態の場合、後述するよう
に、宛先メールアドレスのうちユーザ名部分(「@」よ
り左側の部分、ここでは「dialorder」の部分)は、実
際には、宛先となるファクシミリ端末の電話番号(ある
いは宛先ファクシミリ番号のリストを保持したデータベ
ース名)と、利用する1次サービスの種別を特定するサ
ービス識別子及び/または利用する1次サービスに対す
るパラメータとから構成されている。パラメータによっ
てはそのパラメータからサービスの種別を判別すること
が可能な場合があるので、そのような場合にはサービス
識別子を省略することができる。このサービス要求メー
ルでは、エンベロープ部分の「MAIL FROM:」フィールド
及び「RCPT TO:」フィールドの内容は、それぞれ、「T
o:」フィールド及び「From:」の内容と一致している。
信システムは、そのサービス要求内容に応じてサービス
処理を実行し、通知文の電子メールをユーザ側に送信す
る。この通知文の電子メールでは、エンベロープ部分の
「RCPT TO:」フィールドの内容とデータ部分の「To:」
フィールドの内容はいずれもユーザのメールアドレス
(「user@aaa.co.jp」)で一致するものの、メールの発
信元を表す情報は、エンベロープ部分とデータ部分とで
異なっている。すなわち、SMTPで使用されるエンベ
ロープ部分の「MAIL FROM:」フィールドには、エラーメ
ール受信用のアドレス(ここでは「mls@fnet.or.jp」)
が設定され、上述したように、データ部分の「To:」フ
ィールドには、2次サービス要求のダイヤル手順をユー
ザ名部分に含むアドレス(この例では、「2nddialorder
@fnet.or.jp」)が格納される。なお、実際には、1次
サービス要求のサービス要求メールの場合と同様に、ユ
ーザ名部分は、2次サービスを特定するため、対応する
1次サービスの受付番号と利用する2次サービスの種別
を特定するサービス識別子とから構成されている。
は、2次サービスを要求する場合に、2次サービス要求
メールをメール通信システムに送る。この実施形態の場
合、通知文の電子メールのデータ部分の「From:」フィ
ールドには、2次サービス要求のダイアル手順がそのま
ま記載されているため、メーラの返信機能を選択するだ
けで、すなわち返信先アドレスの編集を必要とせずに、
適切な2次サービス要求メールがユーザからメール通信
システムに送信されることになる。メール通信システム
は、2次サービス要求メールを受信して、2次サービス
処理を開始する。
指定配送サービスを指定した場合に、その後で2次サー
ビスとして時刻指定配送取消サービスを要求する場合の
処理手順を示すものである。図5は、処理の概要を示す
処理シーケンス図であり、図6は、発信側ユーザとメー
ル通信システムとの間での電子メールのやり取り手順を
示すシーケンス図である。
ビス要求メールとして、時刻指定配送のためのメールを
メールサーバ21に送信する(図5の「サービス要
求」)。このときの電子メールの内容を図6の「メー
ル送信(時刻指定有り)」に示す。ここでは、メールの
宛先(「To:」フィールド)のユーザ名部分(「@」の左
側の部分)が「#591408*#233*01*01##」となっている。
また、メール本文として、宛先ファクシミリ端末に出力
したい内容が記載されている。このように本実施形態で
は、このユーザ名部分に、サービス種別を表すサービス
識別子及びそのパラメータと、ファクシミリの宛先とを
記載することによって、要求したいサービスの種別や宛
先を指定できるようになっている。ここで示す例では、
「#59」が時刻指定配送サービスに対するサービス識別
子であり、これに引き続く「1408」が時刻指定配送サー
ビスの配送時刻(ここでは14日午前8時以降)を表す
パラメータであり、「#233」は同報サービスに対するサ
ービス識別子であり、「*01」や「*02」が宛先を表して
いる。
0から発信されると、メールサーバ21では、このサー
ビス要求メールがメール受信部61で受信され、コマン
ド作成部62が1次サービスの発信要求コマンドを作成
し、この発信要求コマンドはコマンド送信部63から統
括サーバ23に送られる。統括サーバ23では、そのコ
マンド受信部71で受信した発信要求メールをコマンド
解析部72において解析し、時刻指定配送の発信要求で
あるあることをサービス制御部74に通知する。すると
サービス制御部74は、呼管理番号、呼受付番号を付与
し、呼情報テーブル73にこれら呼管理番号、呼受付番
号、サービス種別(この場合は時刻指定)などの呼情報
を登録する。その後、統括サーバ23は、そのコマンド
作成部75、コマンド送信部76を通じて、メールサー
バ21へ発信要求応答コマンドを送信する。
ドを受信したメールサーバ21は、ユーザ20からのサ
ービス要求メールのメール本文について、電子メールで
の電子形式から網内での画像情報のデータ形式への変換
処理を行い、変換終了後、そのコマンド作成部62及び
コマンド送信部63を通じて、統括サーバ23に、画信
号転送準備完了コマンドを送信する。この実施形態で
は、網内の画像情報のデータ形式は、例えば、TIFF
(tag image file format)形式である。統括サーバ23
は、メールサーバ21から画信号転送準備完了コマンド
を受信した時点で、呼受付完了とする。
を実行する。統括サーバ23では、画信号転送準備完了
コマンドが通知されると、サービス制御部74が、呼情
報テーブル73を参照してその呼の呼情報を取得し、さ
らに、2次サービス手順テーブル77を参照してそのサ
ービス種別に対する2次サービスのサービス識別コード
を取得する。図3に示す2次サービス手順テーブル77
であれば、サービス識別コードとして「#290」が取得さ
れる。そしてサービス制御部74は、取得した呼情報及
び2次サービス識別コードを通知文配送要求コマンド作
成指示によってコマンド作成部75に通知する。通知文
配送要求コマンド作成指示を受け取ったコマンド作成部
75は、通知された呼情報と2次サービスのサービス識
別コードとから、2次サービスのダイヤル手順を組み立
て、組み立てた2次サービス手順を添えてコマンド送信
部76に通知文配送要求送信を指示する。コマンド送信
部76は指示に基づいて通知文配送要求コマンドをメー
ルサーバ21に向けて送信し、以上によって通知文作成
処理が終了する。
マンドをコマンド受信部64が受信すると、メール作成
部65が、受信したコマンド内の2次サービス手順を
「From:」フィールドに設定して通知文メールを作成
し、メール送信部66がこの通知文メールをユーザ20
に対して送信する。この通知文メールの内容は、図6で
は、「呼受付通知文」として示されている。図6に示
したものでは、呼受付通知文の「From:」フィールドに
「#29051465##f-net.or.jp」と記載されており、このう
ち「#290」は2次サービスとして時刻指定送信を取り消
すための要求コードであり、その次の「51465」は呼受
付番号を示している。
したい場合には、ユーザ側の電子メール端末においてメ
ーラを使用し、メールサーバ21から送られてきた呼受
付通知文をそのまま返信するようにする。メーラにおい
てユーザが返信を選択すると、呼受付通知文の「Fro
m:」フィールドのアドレス情報がそのまま「To:」フィ
ールドに格納されたメールが作成され、これが返信され
ることによって、2次サービス(取消)要求がユーザ2
0からメールサーバ21側に送信されることになる。こ
のときのメールの内容が、図6では、「時刻指定取り
消し要求の発信」として示されている。この2次サービ
ス要求の電子メールを受け取ったメールサーバ21は、
1次サービスと場合と同様に、発信要求(2次サービ
ス)コマンドを統括サーバ23に送信する。
した統括サーバ23は、2次サービス処理を実行する。
その後、1次サービスの場合と同様に、呼受付通知文が
ユーザ側に送信される。このときの呼受付通知文が、図
6の「時刻指定取り消しの呼受付通知文」である。時
刻指定取り消しサービスに対するさらなる2次サービス
は想定していないので、「時刻指定取り消しの呼受付
通知文」では、「From:」フィールドの内容には、2次
サービス手順ではなく、メール通信システムの管理者へ
のメールアドレスが設定されている。
たところ、一部の宛先が不達であって、2次サービスと
してその不達であった宛先に再送信を要求する場合につ
いて説明する。図7は、処理の概要を示す処理シーケン
ス図であり、図8は、発信側ユーザとメール通信システ
ムとの間での電子メールのやり取り手順を示すシーケン
ス図である。
に、同報と時刻指定配送の2つのサービスを指定して、
ユーザが1次要求のサービス要求メール(図8の「メ
ール送信」)をメールサーバ側に発信したとする。ここ
でもし、同報サービスのみを利用する場合には、サービ
ス要求メールの「To:」フィールドの内容は、「#233*01
*02##@f-net.or.jp」となる。その結果、上述の場合と
同様に呼受付通知文がメールサーバからユーザに送信さ
れる。そして、図7に示すように、指定された時刻にな
るとFAXサーバから宛先であるファクシミリ端末への
配送が行われ、着信者へ通信文を配送したサーバから、
配送結果を通知するコマンドである配送完了コマンド
が、統括サーバに送られる。図7においては、FAXサ
ーバからのコマンドを[]でくくって示している。
は、配送結果通知文を作成するための通知文作成処理を
行う。ここでは、2次サービス識別コードが「#211」
(再送信要求)である以外は上述の呼受付通知文作成の
ときと同様の処理が行われる。そして、通知文配送要求
が統括サーバからメールサーバに送られ、メールサーバ
からユーザに配送結果通知文が送られる。この配送結果
通知文の内容が図8において「配送結果通知文」とし
て示されている。配送結果通知文では、「From:」フィ
ールドの内容が「#21151465##@f-net.or.jp」となって
おり、これは、再送信の2次サービスのためのダイアル
手順となっている。
したい場合には、ユーザ側の電子メール端末においてメ
ーラを使用し、メールサーバから送られてきた配送結果
通知文をそのまま返信するようにする。メーラにおいて
利用者が返信を選択すると、呼受付通知文の「From:」
フィールドのアドレス情報がそのまま「To:」フィール
ドに格納されたメールが作成され、これが返信されるこ
とによって、2次サービス(再送信)要求がユーザから
メールサーバ側に送信されることになる。このときのメ
ールの内容が、図8では、「再送信要求の発信」とし
て示されている。この2次サービス要求の電子メールを
受け取ったメールサーバは、発信要求(2次サービス)
コマンドを統括サーバに送信し、発信要求(2次サービ
ス)コマンドを受信した統括サーバは、再送信のための
サービス処理を実行する。その後、1次サービスの場合
と同様に、呼受付通知文がユーザ側に送信される。この
ときの呼受付通知文が、図8の「再送信の呼受付通知
文」である。再送信サービスに対するさらなる2次サー
ビスは想定していないので、「再送信の呼受付通知
文」では、「From:」フィールドの内容には、2次サー
ビス手順ではなく、メール通信システムの管理者へのメ
ールアドレスが設定されている。
信システムからユーザへの通知文電子メールにおいて、
そのデータ部分での発信元情報(「From:」フィールド
の内容)に、次にユーザが要求するかもしれない2次サ
ービスに対応したアドレスを設定している。これによっ
てユーザは、アドレス情報をいちいち修正することなく
2次サービスを要求することができるようになる。
が、通信回線でのエラー等により、ユーザに届く前にエ
ラーになった場合についての対策を述べる。本発明で
は、ユーザからの第1のサ−ビス要求に対して、該当す
る2次サービス要求に対するアドレス情報をユーザへの
通知文内に付与するが、その際、2次サービス要求に対
するアドレス情報は、電子メールのデータ部分の発信元
情報のみに設定し、SMTP等による配送制御に使用さ
れるエンベロープ部分内の発信元情報には、別の名称を
付与し、これによって、エラーになったメールがメール
通信システム側に戻った際に、利用者が要求していない
2次サービスが起動しないようにしている。
数の2次サービスが想定される場合の処理について説明
する。例えば、時刻指定配送サービスに対しては、時刻
指定送信取り消しサービスの他に、指定した配送時刻を
変更するための配送時刻変更サービスが考えられる。ま
た、同報通信サービスに対しては、再送信を要求する以
外に、取り消す場合がある。このほか、種々の2次サー
ビスが考えられる。
る場合には、図9及び図10に示すように、メール通信
システム側からユーザへの通知文の「From:」フィール
ドの内容は、2次サービス受付のための一般的なメール
アドレスとする。これとともに、各2次サービスに対応
するアドレス情報とサービスメニュー名を組み合わせた
添付ファイルを、通知文に添付してユーザ側に送信する
ようにする。図において「From:」フィールド内に示し
たアドレス「2ndrecv@fnet.or.jp」は、添付ファイルに
よる2次サービス受付用のアドレスである。添付ファイ
ルの名称は、例えば、「*2次サービス手順##(名称)」
のように2次サービスダイヤル手順と2次サービス名称
とし、添付ファイルの内容として、そのファイルに対応
する2次サービスの説明を記述しておく。現在、多くの
メーラがGUI(グラフィカル・ユーザ・インタフェー
ス)を採用しており、このようなメーラでは、メールへ
のファイルの添付や添付ファイルのメールからの削除の
操作は、マウス等のポインティングデバイスによるドラ
ッグ・アンド・ドロップ操作などにより、容易に行うこ
とができる。したがって、ユーザは、これから受けよう
とするサービス内容を容易に確認することができるとと
もに、2次サービスの選択を容易に行うことができる。
の添付ファイルが添付された通知文メールを受け取った
ユーザは、必要とする2次サービスメニューに対応する
添付ファイルのみを残し、他の添付ファイルは残らない
ようにしてから返信操作を行うことにより、所望の2次
サービスを選択できるようにしている。この場合、GU
Iによるメーラの画面において、マウス等のドラッグ操
作により通知文メールの外に移動させることにより、不
要な添付ファイルを取り除くことができる。このように
して、所望の2次サービスメニューに対応した1個の添
付ファイルのみを残した後、ユーザは返信操作を行う。
メール通信システム側では、添付されたファイル名から
要求された2次サービスを判断し、呼処理を行う。図示
した例では、通信取消用の添付ファイルのみが添付され
た2次サービス要求メールがメール通信システム側に送
信されるので、サービス取消の2次サービス処理が行わ
れることになる。この構成では、自分が要求したいサー
ビスに対応したファイルを添付してメール通信システム
側に2次サービス要求メールを送信するので、ユーザに
とって直感的に分かりやすいものとなる。
の添付ファイルが添付された通知文メールを受け取った
ユーザは、必要とする2次サービスメニューに対応する
添付ファイルのみを通知文以外の場所に移動させ、他の
添付ファイルはそのままにしてから返信操作を行うこと
により、所望の2次サービスを選択できるようにしてい
る。添付ファイルの移動は、削除操作であってもよい、
また別ファイルへの登録の動作であってもよい。このよ
うにして、所望の2次サービスメニューに対応した1個
の添付ファイルを通知文メールから取り除いた後、ユー
ザは返信操作を行う。メール通信システム側では、通知
文の送出時に添付したファイルのリストを保持してお
く。メール通信システムは、ユーザから折返し返信され
た通知文メール(ユーザから見て2次サービス要求メー
ル)を受け取ると、そのメールに添付されたファイルと
上述のリストとを照合し、リストには記録されているも
のの受け取ったメールには添付されていないファイルを
検索し、検索されたファイルが2次サービスに対応する
ものとして、2次サービスの呼処理を実行する。この構
成によれば、3つ以上の2次サービスが可能な場合であ
ってもユーザが操作するファイルは1つですむととも
に、ドラッグして削除したファイルをユーザが自分のデ
ィレクトリに保存しておけば、どのような2次サービス
を要求したかの記録としても使えるようになる。
応するアドレス情報とサービスメニュー名を組み合わせ
た添付ファイルを、通知文に添付してユーザ側に送信す
るようにすることにより、ユーザは、複雑なメールアド
レス情報を投入することなく、簡単な添付ファイルの選
択動作によって2次サービスを直ちに受けることが可能
となる。
ーザに向けて送信される通知文メールの発信元情報に、
2次サービス要求を表すアドレス情報を設定することに
より、発信側ユーザは、電子メール端末においてメーラ
により単に通知文メールの返信操作を行うのみで、複雑
なアドレス情報の変更などを必要とせずに、簡単に2次
サービス要求を行うことができるようになるという効果
がある。
おけるメールサーバ及び統括サーバの内部構成を示すブ
ロック図である。
図である。
とメール通信システムとの間のデータの流れを一般的に
示すシーケンス図である。
示す処理シーケンス図である。
ーザとメール通信システムとの間のデータの流れを示す
シーケンス図である。
理シーケンス図である。
メール通信システムとの間のデータの流れを示すシーケ
ンス図である。
ル通信システムとの間でのデータの流れの一例を示すシ
ーケンス図である。
ール通信システムとの間でのデータの流れの別の例を示
すシーケンス図である。
ク図である。
システムとの間のデータの流れを示すシーケンス図であ
る。
ある。
通信システムにおけるメールサーバ及び統括サーバの内
部構成を示すブロック図である。
Claims (11)
- 【請求項1】 電子メール端末から送信されたサービス
要求メールを受け付け、前記サービス要求メール内で指
定されたサービス処理を実行し、前記サービス要求メー
ル内で指定された宛先の受信端末にデータを送信し、前
記サービス処理に伴う通知を通知文メールとして前記電
子メール端末に送信するメール通信方法において、 前記通知文メールにおける発信元情報に、前記サービス
要求メールで指定されたサービス処理に対応する2次サ
ービス要求を表すアドレス情報を設定し、 前記電子メール端末に到達した前記通知文メールに対し
て返信処理がなされた場合には、返信された通知文メー
ルを2次サービス要求メールとして受け付け、前記2次
サービス要求メールに応じて2次サービスの処理を実行
することを特徴とするメール通信方法。 - 【請求項2】 電子メール端末から送信されたサービス
要求メールを受け付け、前記サービス要求メール内で指
定されたサービス処理を実行し、前記サービス要求メー
ル内で指定された宛先の受信端末にデータを送信し、前
記サービス処理に伴う通知を通知文メールとして前記電
子メール端末に送信するメール通信方法において、 前記通知文メールが、電子メールとしてのネットワーク
内の転送制御に使用される第1の部分と、ネットワーク
内の転送制御には使用されないが電子メールとしての内
容を含む第2の部分とから構成され、 前記通知文メールの前記第2の部分における発信元情報
に、前記サービス要求メールで指定されたサービス処理
に対応する2次サービス要求を表すアドレス情報を設定
し、 前記通知文メールの前記第1の部分における発信元情報
に、前記第2の部分の発信元情報とは異なる情報を設定
し、 前記電子メール端末に到達した前記通知文メールに対し
て返信処理がなされた場合には、返信された通知文メー
ルを2次サービス要求メールとして受け付け、前記2次
サービス要求メールに応じて2次サービスの処理を実行
することを特徴とするメール通信方法。 - 【請求項3】 前記受信端末がファクシミリ端末であっ
て、前記サービス要求メールのデータ部分の形式を変換
したのち前記受信端末への送信を行う請求項1または2
に記載のメール通信方法。 - 【請求項4】 前記サービス要求メール内で指定された
サービス処理に対応して複数種類の2次サービスが想定
される場合に、 前記各2次サービスごとにそのサービスへのアドレス情
報を含む添付ファイルを前記通知文メールに添付し、 返信された前記通知文メールを前記2次サービス要求メ
ールとして受信した際に、前記2次サービス要求メール
に添付されている添付メールに該当する2次サービスの
処理を実行する請求項1乃至3いずれか1項に記載のメ
ール通信方法。 - 【請求項5】 前記サービス要求メール内で指定された
サービス処理に対応して複数種類の2次サービスが想定
される場合に、 前記各2次サービスごとにそのサービスへのアドレス情
報を含む添付ファイルを前記通知文メールに添付し、 返信された前記通知文メールを前記2次サービス要求メ
ールとして受信した際に、元の通知文メールには添付さ
れていたが前記2次サービス要求メールには添付されて
いない添付ファイルを検出し、検出された添付ファイル
に該当する2次サービスの処理を実行する請求項1乃至
3いずれか1項に記載のメール通信方法。 - 【請求項6】 前記通知文メールを前記電子メール端末
において表示する際に、前記添付ファイルを、2次サー
ビス受付用のメールのアドレス情報と、該当する2次サ
ービスの内容を表す項目名とを組み合わせることによっ
て表示する、請求項4または5いずれか1項に記載のメ
ール通信方法。 - 【請求項7】 電子メール端末から送信されたサービス
要求メールを受け付け、前記サービス要求メール内で指
定されたサービス処理を実行し、前記サービス要求メー
ル内で指定された宛先の受信端末にデータを送信し、前
記サービス処理に伴う通知を通知文メールとして前記電
子メール端末に送信するメール通信システムであって、 ネットワークを介して前記電子メール端末が接続し、電
子メールの送受信機能を有するメールサーバと、 前記サービス要求メール内で指定されたサービス処理を
実行する統括サーバと、を有し、 前記統括サーバ内に、サービス処理の種別ごとにそのサ
ービス処理に対応する2次サービスの識別コードを格納
した2次サービス手順テーブルを備え、 前記2次サービス手順テーブルを参照することにより、
前記通知文メールにおける発信元情報に、前記サービス
要求メールで指定されたサービス処理に対応する2次サ
ービス要求を表すアドレス情報が設定され、 前記電子メール端末に到達した前記通知文メールに対し
て返信処理がなされて前記メールサーバで受信した場合
には、返信された通知文メールを2次サービス要求メー
ルとし、前記統括サーバが前記2次サービス要求メール
に応じて2次サービスの処理を実行するメール通信シス
テム。 - 【請求項8】 電子メール端末から送信されたサービス
要求メールを受け付け、前記サービス要求メール内で指
定されたサービス処理を実行し、前記サービス要求メー
ル内で指定された宛先の受信端末にデータを送信し、前
記サービス処理に伴う通知を通知文メールとして前記電
子メール端末に送信するメール通信システムであって、 ネットワークを介して前記電子メール端末が接続し、電
子メールの送受信機能を有するメールサーバと、 前記サービス要求メール内で指定されたサービス処理を
実行する統括サーバと、を有し、 前記統括サーバ内に、サービス処理の種別ごとにそのサ
ービス処理に対応する2次サービスの識別コードを格納
した2次サービス手順テーブルを備え、 前記通知文メールが、前記ネットワーク内の転送制御に
使用される第1の部分と、前記ネットワーク内の転送制
御には使用されないが電子メールとしての内容を含む第
2の部分とから構成され、 前記2次サービス手順テーブルを参照することにより、
前記通知文メールの前記第2の部分における発信元情報
に、前記サービス要求メールで指定されたサービス処理
に対応する2次サービス要求を表すアドレス情報が設定
され、前記通知文メールの前記第1の部分における発信
元情報に、前記第2の部分の発信元情報とは異なる情報
が設定され、 前記電子メール端末に到達した前記通知文メールに対し
て返信処理がなされて前記メールサーバで受信した場合
には、返信された通知文メールを2次サービス要求メー
ルとし、前記統括サーバが前記2次サービス要求メール
に応じて2次サービスの処理を実行するメール通信シス
テム。 - 【請求項9】 FAXサーバをさらに備え、 前記受信端末がファクシミリ端末であって、前記メール
サーバが前記サービス要求メールのデータ部分の形式を
画像情報に変換して蓄積するとともに画像ファイル名を
付与し、 前記FAXサーバが、前記統括サーバから通知された画
像ファイル名に応じて前記メールサーバから画像情報を
入手して宛先のファクシミリ端末に送出する、請求項7
または8に記載のメール通信システム。 - 【請求項10】 前記サービス要求メール内で指定され
たサービス処理に対応して複数種類の2次サービスが想
定される場合に、前記各2次サービスごとにそのサービ
スへのアドレス情報を含む添付ファイルが前記通知文メ
ールに添付され、 返信された前記通知文メールを前記2次サービス要求メ
ールとして受信した際に、前記統括サーバが、前記2次
サービス要求メールに添付されている添付メールに該当
する2次サービスの処理を実行する請求項7乃至9いず
れか1項に記載のメール通信システム。 - 【請求項11】 前記サービス要求メール内で指定され
たサービス処理に対応して複数種類の2次サービスが想
定される場合に、前記各2次サービスごとにそのサービ
スへのアドレス情報を含む添付ファイルが前記通知文メ
ールに添付され、 返信された前記通知文メールを前記2次サービス要求メ
ールとして受信した際に、前記統括サーバが、元の通知
文メールには添付されていたが前記2次サービス要求メ
ールには添付されていない添付ファイルを検出し、検出
された添付ファイルに該当する2次サービスの処理を実
行する請求項7乃至9いずれか1項に記載のメール通信
システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31987097A JP3257590B2 (ja) | 1997-11-20 | 1997-11-20 | メール通信方法及びメール通信システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31987097A JP3257590B2 (ja) | 1997-11-20 | 1997-11-20 | メール通信方法及びメール通信システム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11154968A true JPH11154968A (ja) | 1999-06-08 |
JP3257590B2 JP3257590B2 (ja) | 2002-02-18 |
Family
ID=18115164
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP31987097A Expired - Lifetime JP3257590B2 (ja) | 1997-11-20 | 1997-11-20 | メール通信方法及びメール通信システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3257590B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002049698A (ja) * | 2000-08-04 | 2002-02-15 | Hitachi Ltd | 医療データ配送システム |
US6816911B1 (en) | 2000-05-16 | 2004-11-09 | Panasonic Communications Co., Ltd. | Relay apparatus and relay method |
JP2012015662A (ja) * | 2010-06-30 | 2012-01-19 | Nec Corp | 電子メールサービスシステム、電子メールサービス装置及びそれらに用いる配信許可確認方法 |
-
1997
- 1997-11-20 JP JP31987097A patent/JP3257590B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6816911B1 (en) | 2000-05-16 | 2004-11-09 | Panasonic Communications Co., Ltd. | Relay apparatus and relay method |
JP2002049698A (ja) * | 2000-08-04 | 2002-02-15 | Hitachi Ltd | 医療データ配送システム |
JP2012015662A (ja) * | 2010-06-30 | 2012-01-19 | Nec Corp | 電子メールサービスシステム、電子メールサービス装置及びそれらに用いる配信許可確認方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3257590B2 (ja) | 2002-02-18 |
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