JPH06266630A - トレース機能付き入出力制御装置 - Google Patents

トレース機能付き入出力制御装置

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JPH06266630A
JPH06266630A JP5050358A JP5035893A JPH06266630A JP H06266630 A JPH06266630 A JP H06266630A JP 5050358 A JP5050358 A JP 5050358A JP 5035893 A JP5035893 A JP 5035893A JP H06266630 A JPH06266630 A JP H06266630A
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JP
Japan
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JP5050358A
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English (en)
Inventor
Shigeki Sugawara
茂樹 菅原
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
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Publication of JPH06266630A publication Critical patent/JPH06266630A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 複数のCPUより共有する入出力装置に発行
された命令をトレースできるとともにCPUに依存しな
いタイムスタンプ及び、入出力命令を発行したCPUの
プロセス情報、トレース情報があふれた際の二次記憶へ
の退避方法を提供することを目的とする。 【構成】 2台以上のCPUで共有されている入出力制
御装置において、アプリケーションより入出力要求が発
行されるとドライバー内でアプリケーション情報を収集
し、H/W要求内容とともに入出力制御装置に渡す。入
出力制御装置では、入出力命令を発行したCPU番号
を、システムタイマーユニットより入出力制御装置独自
のタイムスタンプを得て、アプリケーション情報H/W
要求内容とともにトレース情報格納メモリに書き込む。
トレース情報格納メモリがあふれそうになると、固定デ
ィスクのトレース情報退避部分へトレース情報を退避さ
せる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、電子計算機等におい
て、障害が発生した時にこの障害の原因の究明を容易に
するために処理装置の内部動作の履歴、特に入出力命令
に関する履歴を収集するトレース付き入出力制御装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】図5は例えば特開平4−182847号
公報に示された従来のトレース機能付き入出力装置を示
すブロック図である。図5に示すトレース機能付き入出
力制御装置1は、マイクロプロセッサ(命令手段)2、
マイクロプロセッサを制御するファームウェア3、シス
テムバス6を制御するバス制御ユニット4、トレース情
報を格納するトレース格納領域を有するローカルメモリ
7、バス制御ユニット4とローカルメモリ7及びマイク
ロプロセッサ2とのデータの受け渡しをする内部バス
5、トレース情報の制御データを格納するメモリ9から
構成されている。
【0003】次に動作について説明する。まず、図示し
ていない中央処理装置(以下CPUと略す)よりシステ
ムバス6を介して入出力制御装置1に対して、トレース
制御命令を発行する。トレース制御命令を受け付けた入
出力制御装置1はトレース情報の格納を開始するか否か
を示すトレースフラグとトレース開始データとトレース
開始データのカウント値の初期値と、入出力命令、事象
の切替え、終了割込みによって作成されたトレース情報
の位置を示すトレースワード位置をトレース情報制御デ
ータ格納メモリへ格納し、トレースを開始する。
【0004】次に入出力命令、入出力命令によって発生
する事象の切替え、及びCPUに対する入出力命令の終
了報告等が発行されたら、マイクロプロセッサ2は、ト
レース情報制御データ格納メモリ9内のデータをもとに
してすべての入出力命令、事象の切替え、終了割込みの
トレース情報をトレース格納領域8に格納を開始する。
そしてトレース格納領域8が一杯になったらトレースは
中断させる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述したトレース機能
付き入出力制御装置は、各CPUごとにトレース情報の
格納保持を行うため、2台以上のCPUで共有を行って
いる際にどのCPUでアクセスを行っているかを調べる
ときは、それぞれの入出力制御装置のトレースデータを
調べなくてはならない。またトレース情報には、入出力
命令発行時の事象しか書かれていないため、どのタスク
(プロセス)が発行したかわからない。また、トレース
情報はローカルメモリ内に蓄えるため、すぐにあふれて
しまうという問題点があった。
【0006】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、2台以上のCPUより入出力装
置に要求された命令をトレースできるとともにCPUに
依存しないタイムスタンプ及び、入出力命令を発行した
CPUのプロセス情報、トレース情報があふれた際の二
次記憶への退避方法を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明に
係るトレース付き入出力制御装置は、下記の要素を有す
るものである。 (a)中央処理装置の有するシステムタイマーとは別
に、独自のタイマー。 (b)前記中央処理装置から発行される入出力命令によ
りこの命令に関する情報をトレース情報として収集する
手段。 (c)前記トレース情報を格納するトレース情報格納手
段。
【0008】請求項2に記載の発明に係るトレース付き
入出力制御装置は、トレース情報収集手段に入出力命令
に関する中央処理装置側の情報も収集する手段を設けた
ものである。
【0009】請求項3に記載の発明に係るトレース付き
入出力制御装置は、トレース情報格納手段に新たなトレ
ース情報を格納できなくなった時に、格納手段に格納さ
れている情報を外部の装置に退避する手段を備えたこと
ものである。
【0010】
【作用】請求項1に記載の発明に係るトレース付き入出
力制御装置においては、入出力命令に関する情報の履歴
が収集できるので障害時の解析が容易となる。また、入
出力制御装置に独自のタイマーを備えたので、特に複数
の中央処理装置が前記入出力制御装置を共有する時に、
トレース情報に中央処理装置間のシステムタイマーのず
れに起因する時系列の乱れがなくなる。
【0011】請求項2に記載の発明に係るトレース付き
入出力制御装置においては、トレース情報として、中央
処理装置側の情報を同時にトレースするので障害発生時
の解析に極めて有効である。複数の中央処理装置が前記
トレース付き入出力制御装置を共有する時には、特に有
効である。
【0012】請求項3に記載の発明に係るトレース付き
入出力制御装置においては、外部の装置にトレース情報
格納手段の退避する手段を設けたので、必要なトレース
情報を収集できないということがなくなる。
【0013】
【実施例】
実施例1.以下この発明の一実施例を図について説明す
る。図1は2台のCPUよりデバイスを共有したシステ
ムの概略図である。このシステムの下でCPU10より
入出力命令が発行されるとその命令が入出力伝達装置1
1より光ケーブル12を伝わってトレース機能付き入出
力装置13へ渡される。図2はトレース機能付き入出力
装置13のブロック図である。光ケーブル12より伝わ
ってきた命令は、光伝送ユニット19によって、内部信
号に変換される。この命令をマイクロプロセッサ20は
検知をし、システムタイマーユニット21より装置内で
カウントを行なっている時刻を得、トレース情報格納メ
モリ22に命令内容と時刻を順々に書き込む。
【0014】その後入出力インタフェース23を通じて
共有ディスク15に対して入出力命令を実行する。トレ
ース情報格納メモリ22がトレース情報によって格納し
きれない時は、あらかじめ共有ディスク15へトレース
情報退避部分16を確保し、トレース情報格納メモリ2
2から入出力インタフェース23を通じて、共有ディス
ク15のトレース情報退避部分16へトレース情報を退
避させたあとに、トレース情報格納メモリ22の内容を
削除して空ける。再びトレース情報によってトレース情
報格納メモリがあふれそうになると、先に共有ディスク
15のトレース情報退避部分16で書き込んだ次セクタ
にトレース情報を書き込むことによって、トレース情報
の紛失を防いでいる。
【0015】図3はトレース情報格納メモリ14に書き
込まれるトレース内容である。例えば、あるCPUから
入出力命令が発行されるとトレース機能付き入出力装置
13は、ドライバー(入出力制御プログラム)よりアプ
リケーション情報26とH/W要求27を受け取り、ト
レース情報格納メモリ22内にトレース情報を書き込
む。トレース情報には、どのCPU10から発行された
という情報とアプリケーション情報と、H/W要求内容
と入出力装置内で記録されている時刻が書き込まれる。
どのCPUから発行されたかを知る手段は複数用意され
ている光伝送変換ユニット19のどのユニットから命令
が来たかを判断してセットする。
【0016】アプリケーション情報26は、命令を発行
したアプリケーションの名前、アプリケーションが要求
したシステムコール、システム発行時のアプリケーショ
ンの仮想アドレス、CPU側の命令要求時の時刻が含ま
れる。H/W要求内容27には、入出力コマンド、入出
力フラグ、入出力サイズ、入出力バッファポインタが含
まれる。また、入出力装置内時刻28は、入出力命令を
光伝送変換ユニット19より入出力命令を受け取ると同
時に、システムタイマーユニット21より時刻を得てト
レース情報に書き加える。
【0017】図4は、トレース機能付き入出力装置13
対応ドライバーの処理手順を示すフローチャート図であ
る。アプリケーションタスク29より入出力要求が実行
されるとOSのシステムコール・インタフェースルーチ
ン30を通じてトレース機能付き入出力装置13対応ド
ライバー36へ要求が渡される。ドライバー内では、最
初に要求されたアプリケーションの情報(アプリケーシ
ョンの名前、要求したシステムコール(ステップ3
1)、要求時のアプリケーションのアドレス(ステップ
32)をOS内テーブルより、取り出し、入出力装置と
のデータ交換に利用するメモリエリアに書き込む。
【0018】次にCPU内のシステムタイマーユニット
21より時刻を取り出しメモリエリアに書き込む。次に
入出力装置に対してのH/W要求内容(ステップ34)
(入出力コマンド、入出力フラグ、入出力サイズ、入出
力バッファポインタ)をメモリエリアに書き込む。そし
てトレース機能付き入出力装置13へ入出力命令を発行
(ステップ35)することにより、データ交換のための
メモリエリアの内容がトレース機能付き入出力装置13
に渡されて、上記で記述されている様にトレース情報格
納メモリ14に図3の内容が書き込まれる。
【0019】前記実施例においては、複数のCPUに共
有されるトレース付き入出力制御装置で説明したが、C
PUが1台であっても良いことは、言うまでもない。
【0020】また、前記実施例では、入出力制御装置と
入出力伝達装置とを光ケーブルでの接続を示したが、光
インタフェースである必要はなく通常のインタフェース
で接続してもよい。
【0021】また、入出力制御装置とCPUとの接続
は、バス接続でも良い。
【0022】
【発明の効果】以上のようにこの発明によれば、2台以
上のCPUで共有されているディスクのトラブル時に、
どのCPUよりディスク・アクセスが要求されたか、及
び、そのCPU上で動作しているアプリケーションの名
前、要求したシステムコール、アプリケーションのアド
レス要求時刻か知ることができる。またH/Wに要求し
た情報(入出力コマンド、入出力フラグ、入出力サイ
ズ、入出力バッファポインタ)も合わせ持つことによっ
てH/Wトラブルにも対処できる。また入出力装置内に
独自にタイムスタンプを持つことよって各CPUに依存
しないトレース情報が確保できる。またディスク内にト
レース情報退避領域を持つことによってトレース情報の
紛失を防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるトレース機能付き入出力装置を2
台のCPUで共有したシステムの概略図。
【図2】本発明によるトレース機能付き入出力装置のブ
ロック図の一実施例。
【図3】本発明によるトレース情報格納メモリに書き込
まれるトレース内容の一例。
【図4】トレース機能付き入出力装置対応ドライバーの
処理手順を示すフローチャート図。
【図5】従来のトレース機能付き入出力装置のブロック
図。
【符号の説明】
13 トレース機能付き入出力制御装置 14 トレース情報格納メモリ 15 共有ディスク 20 マイクロプロセッサ 21 システムタイマーユニット

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下記の要素を有するトレース機能付き入
    出力制御装置。 (a)中央処理装置の有するシステムタイマーとは別
    に、独自のタイマー。 (b)前記中央処理装置から発行される入出力命令によ
    りこの命令に関する情報をトレース情報として収集する
    手段。 (c)前記トレース情報を格納するトレース情報格納手
    段。
  2. 【請求項2】 前記トレース情報を収集する手段の収集
    する情報は、アプリケーション情報、入出力命令および
    この命令を発行した中央処理装置の情報、前記命令を受
    信した入出力制御装置の時刻であることを特徴とする請
    求項1に記載のトレース付き入出力制御装置。
  3. 【請求項3】 前記トレース情報格納手段に新たなトレ
    ース情報を格納できないと判断した時に、前記格納手段
    に格納されているトレース情報を外部の装置に退避する
    手段を備えたことを特徴とする請求項1または請求項2
    に記載の記載のトレース付き入出力制御装置。
JP5050358A 1993-03-11 1993-03-11 トレース機能付き入出力制御装置 Pending JPH06266630A (ja)

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JP5050358A Pending JPH06266630A (ja) 1993-03-11 1993-03-11 トレース機能付き入出力制御装置

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