JPH0626607Y2 - 温水洗浄装置 - Google Patents
温水洗浄装置Info
- Publication number
- JPH0626607Y2 JPH0626607Y2 JP1987098378U JP9837887U JPH0626607Y2 JP H0626607 Y2 JPH0626607 Y2 JP H0626607Y2 JP 1987098378 U JP1987098378 U JP 1987098378U JP 9837887 U JP9837887 U JP 9837887U JP H0626607 Y2 JPH0626607 Y2 JP H0626607Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hot water
- supply pipe
- piston
- cylinder
- water supply
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Bidet-Like Cleaning Device And Other Flush Toilet Accessories (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本考案は人体臀部の温水洗浄をなす温水洗浄装置に係
り、特に初期冷水の噴出量を極めて少なくするように改
良した温水洗浄装置に関するものである。
り、特に初期冷水の噴出量を極めて少なくするように改
良した温水洗浄装置に関するものである。
［従来の技術］ 人体臀部の温水洗浄をなす温水洗浄装置が近年広く普及
しつつある。この温水洗浄装置においては、通常、シリ
ンダ内に洗浄ノズルを収納し、該シリンダ内に水圧をか
けることにより該ノズルを突出させ、ノズル先端から温
水を臀部に向けて噴出させるように構成している。この
種の温水洗浄装置の１つとして、第４図に示す如く洗浄
ノズル１０の後端をピストン１２で封じ、これをシリン
ダ１４内に収容し、シリンダ１４の後端に第１の給湯管
１６を接続すると共にシリンダ１４の先端寄りの部分に
第２の給湯管１８を接続したものがある。図示の通り、
この第２の給湯管１８は第１の給湯管１６の途中に接続
されている。符号２０は該シリンダ１４に穿設された開
口を示し、ピストン１２には該ピストン１２が前進した
時に該開口２０と一致してノズル１０内を第２の給湯管
１８に連通させる通水路２２が穿設されている。符号２
４はリターンスプリングであり、洗浄ノズル１０がシリ
ンダ１４内に後退する方向にピストン１２を付勢してい
る。また符号２６は洗浄バルブを示す。
しつつある。この温水洗浄装置においては、通常、シリ
ンダ内に洗浄ノズルを収納し、該シリンダ内に水圧をか
けることにより該ノズルを突出させ、ノズル先端から温
水を臀部に向けて噴出させるように構成している。この
種の温水洗浄装置の１つとして、第４図に示す如く洗浄
ノズル１０の後端をピストン１２で封じ、これをシリン
ダ１４内に収容し、シリンダ１４の後端に第１の給湯管
１６を接続すると共にシリンダ１４の先端寄りの部分に
第２の給湯管１８を接続したものがある。図示の通り、
この第２の給湯管１８は第１の給湯管１６の途中に接続
されている。符号２０は該シリンダ１４に穿設された開
口を示し、ピストン１２には該ピストン１２が前進した
時に該開口２０と一致してノズル１０内を第２の給湯管
１８に連通させる通水路２２が穿設されている。符号２
４はリターンスプリングであり、洗浄ノズル１０がシリ
ンダ１４内に後退する方向にピストン１２を付勢してい
る。また符号２６は洗浄バルブを示す。
このように構成された温水洗浄装置において、洗浄バル
ブ２６を開くと温水が第１の給湯管１６を通ってシリン
ダ１４内のピストン１２の背面側に供給され、該ピスト
ン１２を押して洗浄ノズル１０をシリンダ１４から突出
させる。ピストン１２が前進し、通水路２２と開口２０
とが一致すると、第２の給湯管１８から温水が洗浄ノズ
ル１０内に流れ込み、該ノズル１０の先端開口１０ａか
ら噴出され、人体臀部の温水洗浄がなされる。
ブ２６を開くと温水が第１の給湯管１６を通ってシリン
ダ１４内のピストン１２の背面側に供給され、該ピスト
ン１２を押して洗浄ノズル１０をシリンダ１４から突出
させる。ピストン１２が前進し、通水路２２と開口２０
とが一致すると、第２の給湯管１８から温水が洗浄ノズ
ル１０内に流れ込み、該ノズル１０の先端開口１０ａか
ら噴出され、人体臀部の温水洗浄がなされる。
［考案が解決しようとする問題点］ 上記従来の温水洗浄装置においては、人体臀部の温水洗
浄を開始した初期の状態にあっては第２の給湯管１８内
等に残留していた温度の低い水が洗浄ノズル１０内に流
れ込み、そのためかなり長い期間にわたって低温の水が
臀部に向けて噴出されることになり、便器使用者が冷た
く感じ、使用感に劣るものとなっていた。
浄を開始した初期の状態にあっては第２の給湯管１８内
等に残留していた温度の低い水が洗浄ノズル１０内に流
れ込み、そのためかなり長い期間にわたって低温の水が
臀部に向けて噴出されることになり、便器使用者が冷た
く感じ、使用感に劣るものとなっていた。
［問題点を解決するための手段］ 本考案の温水洗浄装置は、後端がピストンで封じられた
洗浄ノズルをシリンダ内に収納し、該シリンダのピスト
ン背面側に第１の給湯管を接続すると共に、前記ピスト
ンの前進時において該ピストンと重なるシリンダ側壁部
位に開口を設け、該ピストンには該開口とノズル内とを
連通する通水路を設け、該開口と前記第１の給湯管とを
第２の給湯管で接続した温水洗浄装置において、該第２
の給湯管の途中に保温タンクを設けたことを特徴とする
ものである。
洗浄ノズルをシリンダ内に収納し、該シリンダのピスト
ン背面側に第１の給湯管を接続すると共に、前記ピスト
ンの前進時において該ピストンと重なるシリンダ側壁部
位に開口を設け、該ピストンには該開口とノズル内とを
連通する通水路を設け、該開口と前記第１の給湯管とを
第２の給湯管で接続した温水洗浄装置において、該第２
の給湯管の途中に保温タンクを設けたことを特徴とする
ものである。
［作用］ 本考案の温水洗浄装置においては、ピストンの通水路と
シリンダの開口とが一致した際に、保温タンク内の適温
に維持された温水が洗浄ノズル内に供給されることにな
る。従って、洗浄開始と共にすぐに適温の温水が人体臀
部に向かって噴出されることになり、初期冷水量が極め
て少なく使用感の優れたものとなる。
シリンダの開口とが一致した際に、保温タンク内の適温
に維持された温水が洗浄ノズル内に供給されることにな
る。従って、洗浄開始と共にすぐに適温の温水が人体臀
部に向かって噴出されることになり、初期冷水量が極め
て少なく使用感の優れたものとなる。
［実施例］ 以下図面を参照して実施例について説明する。
第１図は本考案の実施例に係る温水洗浄装置の断面図で
ある。第１図において、第４図の従来例と同一部材は同
一符号をもって示されている。即ち、シリンダ１４内に
はピストン１２で後端が封じられた洗浄ノズル１０が収
納され、該シリンダ１４には第１の給湯管１６と第２の
給湯管１８が接続され、ピストン１２が前進した際に重
なり合うように通水路２２と開口２０がピストン１２及
びシリンダ１４に穿設されている。第２の給湯管１８は
第１の給湯管１６の途中に接続されている。
ある。第１図において、第４図の従来例と同一部材は同
一符号をもって示されている。即ち、シリンダ１４内に
はピストン１２で後端が封じられた洗浄ノズル１０が収
納され、該シリンダ１４には第１の給湯管１６と第２の
給湯管１８が接続され、ピストン１２が前進した際に重
なり合うように通水路２２と開口２０がピストン１２及
びシリンダ１４に穿設されている。第２の給湯管１８は
第１の給湯管１６の途中に接続されている。
しかして、本実施例においては第２の給湯管１８の途中
にＰＴＣヒータ等の適宜のヒータ２８を有する保温タン
ク３０が設けられている。
にＰＴＣヒータ等の適宜のヒータ２８を有する保温タン
ク３０が設けられている。
このように構成された温水洗浄装置においては、洗浄バ
ルブ２６を開いてシリンダ１４内のピストン１２の背面
側に水圧を供給すると、第２図の如く洗浄ノズル１０が
前進し、通水路２２と開口２０とが一致する。これによ
り、保温タンク３０内に貯溜されていた適温の温水が洗
浄ノズル１０内に流れ込み、その先端噴出口１０ａから
人体臀部に向けて噴出される。従って、この温水洗浄装
置では、洗浄開始に伴なって噴出される低温水の量は、
保温タンク３０よりも下流側の第２の給湯管１８ａ、通
水路２２及び洗浄ノズル１０内に残留していた極めて微
量のものであり、洗浄開始に伴ってすぐに保温タンク３
０内に貯溜されていた適温の温水が噴出されることにな
る。そのため、初期冷水の量が極めて少なく、使用感に
優れたものとなる。（なお、保温タンク３０よりも上流
側の第２の給湯管１８ｂ内には比較的温度の低い水が残
留しているが、この水は保温タンク３０内に流れ込んだ
際に該保温タンク３０内にて保温されていた温水と混合
され、適温水となって洗浄ノズル１０に供給される。） 第３図は本考案例と従来例との噴出水水温の比較を示す
模式的なグラフである。この第３図に示す如く、本考案
例によれば洗浄開始に伴ってすぐに噴出水水温が適温に
なるのに対し、従来例によれば第２の給湯管１８、洗浄
ノズル１０内等に残留していた比較的温度の低い水が全
て噴出しない限り適温にはならず、初期冷水量が極めて
多い。
ルブ２６を開いてシリンダ１４内のピストン１２の背面
側に水圧を供給すると、第２図の如く洗浄ノズル１０が
前進し、通水路２２と開口２０とが一致する。これによ
り、保温タンク３０内に貯溜されていた適温の温水が洗
浄ノズル１０内に流れ込み、その先端噴出口１０ａから
人体臀部に向けて噴出される。従って、この温水洗浄装
置では、洗浄開始に伴なって噴出される低温水の量は、
保温タンク３０よりも下流側の第２の給湯管１８ａ、通
水路２２及び洗浄ノズル１０内に残留していた極めて微
量のものであり、洗浄開始に伴ってすぐに保温タンク３
０内に貯溜されていた適温の温水が噴出されることにな
る。そのため、初期冷水の量が極めて少なく、使用感に
優れたものとなる。（なお、保温タンク３０よりも上流
側の第２の給湯管１８ｂ内には比較的温度の低い水が残
留しているが、この水は保温タンク３０内に流れ込んだ
際に該保温タンク３０内にて保温されていた温水と混合
され、適温水となって洗浄ノズル１０に供給される。） 第３図は本考案例と従来例との噴出水水温の比較を示す
模式的なグラフである。この第３図に示す如く、本考案
例によれば洗浄開始に伴ってすぐに噴出水水温が適温に
なるのに対し、従来例によれば第２の給湯管１８、洗浄
ノズル１０内等に残留していた比較的温度の低い水が全
て噴出しない限り適温にはならず、初期冷水量が極めて
多い。
［効果］ 以上の実施例からも明らかな通り、本考案によれば初期
冷水量が極めて少なく、洗浄開始直後から適温の温水に
て臀部洗浄をなすことができ、極めて使用感に優れる。
冷水量が極めて少なく、洗浄開始直後から適温の温水に
て臀部洗浄をなすことができ、極めて使用感に優れる。
第１図は本考案の実施例装置を示す断面図、第２図は同
作動説明図、第３図は噴出水温の変化を示すグラフ、第
４図は従来例を示す断面図である。 １０…洗浄ノズル、１２…ピストン、 １４…シリンダ、１６…第１の給湯管、 １８…第２の給湯管、２０…開口、 ２２…通水路。
作動説明図、第３図は噴出水温の変化を示すグラフ、第
４図は従来例を示す断面図である。 １０…洗浄ノズル、１２…ピストン、 １４…シリンダ、１６…第１の給湯管、 １８…第２の給湯管、２０…開口、 ２２…通水路。
Claims (1)
- 【請求項１】後端がピストンで封じられた洗浄ノズルを
シリンダ内に収納し、該シリンダのピストン背面側に第
１の給湯管を接続すると共に、前記ピストンの前進時に
おいて該ピストンと重なるシリンダ側壁部位に開口を設
け、該ピストンには該開口とノズル内とを連通する通水
路を設け、該開口と前記第１の給湯管とを第２の給湯管
で接続した温水洗浄装置において、 該第２の給湯管の途中に保温タンクを設けたことを特徴
とする温水洗浄装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987098378U JPH0626607Y2 (ja) | 1987-06-26 | 1987-06-26 | 温水洗浄装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987098378U JPH0626607Y2 (ja) | 1987-06-26 | 1987-06-26 | 温水洗浄装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS645982U JPS645982U (ja) | 1989-01-13 |
| JPH0626607Y2 true JPH0626607Y2 (ja) | 1994-07-20 |
Family
ID=31324587
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1987098378U Expired - Lifetime JPH0626607Y2 (ja) | 1987-06-26 | 1987-06-26 | 温水洗浄装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0626607Y2 (ja) |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS611742A (ja) * | 1984-06-14 | 1986-01-07 | 松下電器産業株式会社 | トイレ用温水洗浄装置 |
| JPS6193571U (ja) * | 1984-11-21 | 1986-06-17 |
-
1987
- 1987-06-26 JP JP1987098378U patent/JPH0626607Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS645982U (ja) | 1989-01-13 |
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